JP6345415B2 - 蓄圧式燃料噴射制御装置及び蓄圧式燃料噴射制御装置の制御方法 - Google Patents

蓄圧式燃料噴射制御装置及び蓄圧式燃料噴射制御装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の気筒内に燃料噴射を行うための蓄圧式燃料噴射制御装置及び蓄圧式燃料噴射制御装置の制御方法に関する。特に、より微小な燃料噴射量を確実に噴射することが可能となる蓄圧式燃料噴射制御装置及び蓄圧式燃料噴射制御装置の制御方法に関する。
内燃機関の一態様としてのディーゼルエンジンにおいて、気筒内へ燃料を噴射する装置として蓄圧式燃料噴射制御装置が用いられている。この蓄圧式燃料噴射制御装置は、複数のインジェクタが接続され燃料が蓄圧されるコモンレールを備えており、高圧燃料が各インジェクタに供給された状態で各インジェクタの通電制御を行うことによって、燃料の緻密な噴射が行われるようになっている。
近年、ディーゼルエンジンにおいては、燃焼性を向上させることで燃焼音やNOxの低減を図ることを目的として、メイン噴射の前に微小量のパイロット噴射を実施することが一般的になっている。このパイロット噴射を実施するにあたって、燃焼音やNOxを低減する効果を十分に得るためには、微小噴射の噴射量を正確に制御することが求められる。しかしながら、インジェクタは、製造条件のばらつきや経時劣化によって生じる噴射特性のばらつきに起因して、制御装置の演算による指示噴射量に対して実噴射量のずれが生じる場合がある。
そこで、指示噴射量に対する実噴射量のずれを学習して、燃料噴射量の補正を実行するように構成された燃料噴射制御装置が提案されている。具体的には、インジェクタに対する指示噴射量がゼロ以下となる無噴射時に単発噴射を実施し、その単発噴射によって上昇する機関回転数の変動量を求めてインジェクタから噴射された実噴射量を算出し、単発噴射の指示噴射量と実噴射量との差を噴射補正量として算出するように構成された燃料噴射制御装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
:特開2011−140921号公報
ところで、蓄圧式燃料噴射制御装置のインジェクタにおいては、燃料の噴射が可能となる最低噴射量が存在する。この最低噴射量とは、確実に噴射が可能な範囲での噴射量の最低値のことである。換言すれば、最低噴射量を下回る噴射量を目標噴射量として設定した場合、噴射が消失する等、適正に噴射が行われないこととなる。
よって通常は、安定した微小噴射を行うため、最低噴射量に対し所定のマージンを加算した値が、指示噴射量として設定できる最低値である最低指示噴射量として使用される。そして、運転状態により定まる指示噴射量が最低指示噴射量を下回った場合、噴射そのものを行わない、あるいは、指示噴射量を最低指示噴射量に強制的に置き換える等の処理がなされることがある。
ここで、個々のインジェクタにおける最低噴射量は、製造ばらつきや、劣化の影響により、ある程度のばらつきが存在することは避けられない。最低指示噴射量を算出するに当たり使用される最低噴射量としては、インジェクタの平均的な値が用いられるため、最低指示噴射量を設定する際には、最低噴射量のばらつきが最悪のケースとなっても適正に噴射が行われる様な大きさに、上記所定のマージンを決定する必要がある。その結果、実際には多くのインジェクタにおいて必要以上に大きな最低指示噴射量が設定されることがあった。
この様な状況において、上述の、無噴射時の単発噴射を利用した燃料噴射量の補正を実行すると、補正後の指示噴射量が、最低指示噴射量を下回ることが生じ易くなる。その場合、実際には噴射可能であるにもかかわらず、適正な噴射が行われないこととなる。
この様な状況に鑑み、本発明の発明者は鋭意努力し、内燃機関のアイドリング時における回転数のフィードバック制御を利用して、個々のインジェクタの最低噴射量を精度良く学習することにより、この様な問題を解決できることを見出し、本発明を完成させたものである。すなわち本発明は、インジェクタの最低噴射量を学習することにより、適正な最低指示噴射量を算出し、より微小な噴射量を確実に噴射することのできる蓄圧式燃料噴射制御装置及び蓄圧式燃料噴射制御装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、コモンレールに蓄積された燃料を内燃機関の気筒内に噴射するインジェクタと、インジェクタから噴射される燃料噴射量を制御する電子制御ユニットと、を備えた畜圧式燃料噴射制御装置において、電子制御ユニットは、内燃機関のアイドリング状態において、内燃機関の回転数が目標アイドル回転数となる様に燃料噴射量を調節するアイドリングガバナ制御が実行可能であり、内燃機関のアイドリング状態において、最低指示噴射量を学習するインジェクタを選択し、かつ、燃料噴射をシングル噴射とし、内燃機関の回転数が所定範囲内にあるか否かを判定し、所定範囲内にあると判定された場合に、当該所定範囲内となった際の燃料噴射量指示値を記憶し、燃料噴射量指示値から、所定の燃料噴射量減少量Q1に係数Kを乗じて求められる量の燃料を減じた燃料噴射量でシングル噴射を行い、シングル噴射後に内燃機関の回転数が所定範囲内に復帰したと判定された後に、所定の条件が成立しているか否かを判定し、所定の条件が成立していないと判定された場合、所定の条件が成立していると判定されるまでシングル噴射と内燃機関の回転数の判定を繰り返し、そのシングル噴射の繰り返しにおいては係数Kをシングル噴射を行う度毎に増加させてゆく一方、所定の条件は、シングル噴射後の内燃機関の回転数が所定範囲内へ復帰したと判定された場合に、その復帰の際にアイドリングガバナ制御により増加された燃料噴射量の増分をQ2、所定の定数をαとして、Q2>Q1×K+αと表される不等式であり、所定の条件が成立したと判定された場合、当該所定の条件が成立する直近のシングル噴射における燃料噴射量をインジェクタの最低噴射量学習値とし、次いで、最低噴射量学習値に所定のマージンを加算し、その加算結果をインジェクタの最低指示噴射量学習値とすることを特徴とする畜圧式燃料噴射制御装置が提供される。
また、本発明の畜圧式燃料噴射制御装置を構成するにあたり、電子制御ユニットは、コモンレール内の燃料圧力が高い程、所定のマージンを大きく設定することが好ましい。
また、本発明の別の態様は、コモンレールに蓄積された燃料を内燃機関の気筒内に噴射するインジェクタと、インジェクタから噴射される燃料噴射量を制御する電子制御ユニットとを備え、電子制御ユニットは、内燃機関のアイドリング状態において、内燃機関の回転数が目標アイドル回転数となる様に燃料噴射量を調節するアイドリングガバナ制御が実行可能に構成されてなる畜圧式燃料噴射制御装置の制御方法であって、アイドリング状態において、最低指示噴射量を学習するインジェクタを選択し、かつ、燃料噴射をシングル噴射とし、内燃機関の回転数が所定範囲内にあるか否かを判定し、所定範囲内にあると判定された場合に、当該所定範囲内となった際の燃料噴射量指示値を記憶し、燃料噴射量指示値から、所定の燃料噴射量減少量Q1に係数Kを乗じて求められる量の燃料を減じた燃料噴射量でシングル噴射を行い、シングル噴射後に内燃機関の回転数が所定範囲内に復帰したと判定された後に、所定の条件が成立しているか否かを判定し、所定の条件が成立していないと判定された場合、所定の条件が成立していると判定されるまでシングル噴射と内燃機関の回転数の判定を繰り返し、そのシングル噴射の繰り返しにおいては係数Kをシングル噴射を行う度毎に増加させてゆく一方、所定の条件は、シングル噴射後の内燃機関の回転数が所定範囲内へ復帰したと判定された場合に、その復帰の際にアイドリングガバナ制御により増加された燃料噴射量の増分をQ2、所定の定数をαとして、Q2>Q1×K+αと表される不等式であり、所定の条件が成立したと判定された場合、当該所定の条件が成立する直近のシングル噴射における燃料噴射量をインジェクタの最低噴射量学習値とし、次いで、最低噴射量学習値に所定のマージンを加算し、その加算結果をインジェクタの最低指示噴射量学習値とすることを特徴とする畜圧式燃料噴射制御装置の制御方法である
また、本発明の畜圧式燃料噴射制御装置の制御方法を構成するにあたり、所定のマージンは、コモンレール内の燃料圧力が高い程、大きく設定されることが好ましい
本発明によれば、インジェクタの最低噴射量を精度良く学習することにより、適正な最低指示噴射量を算出することができ、より微小な燃料噴射量を確実に噴射することが可能となる。
蓄圧式燃料噴射制御装置の構成例を示す全体図である。 本発明の実施の形態における、最低指示噴射量を設定する処理の手順を示すサブルーチンフローチャートである。 本発明の実施の形態における、インジェクタの最低噴射量の学習を説明するための図である。 本発明の実施の形態における、インジェクタの最低指示噴射量の設定を説明するための図である。
以下、適宜図面を参照して、本発明の蓄圧式燃料噴射制御装置及び蓄圧式燃料噴射制御装置の制御方法に関する実施の形態について具体的に説明する。ただし、この実施形態は本発明の一態様を示すものであって本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。なお、それぞれの図中、同じ符号を付してあるものは同一の部材を示しており、適宜説明が省略されている。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄圧式燃料噴射制御装置10の全体構成を示している。この蓄圧式燃料噴射制御装置10は、車両に搭載された図示されない内燃機関の気筒内に燃料を噴射するための装置であって、燃料タンク1と、低圧ポンプ11と、高圧ポンプ13と、流量制御弁19と、コモンレール15と、圧力制御弁23と、インジェクタ17と、電子制御ユニット50(ECU)等を主たる要素として備えている。
低圧ポンプ11と高圧ポンプ13の加圧室13aとは低圧燃料通路31で接続され、高圧ポンプ13の加圧室13aとコモンレール15、及びコモンレール15とインジェクタ17はそれぞれ高圧燃料通路33、35で接続されている。また、高圧ポンプ13、コモンレール15、インジェクタ17には、インジェクタ17から噴射されない余剰燃料を燃料タンク1に戻すためのリターン通路37、38、39がそれぞれ接続されている。
高圧ポンプ13内の低圧燃料通路31の途中には、加圧室13aに送られる燃料の流量を調節するための流量制御弁19が備えられている。流量制御弁19は、例えば供給電流値によって弁部材のストローク量が可変とされ、燃料通過路の面積が調節可能な電磁比例式の流量制御弁が用いられる。本実施形態の流量制御弁19は、非通電状態で燃料の流路が全開となるノーマルオープンの流量制御弁として構成されている。ただし、非通電状態で燃料の流路が全閉となるノーマルクローズの流量制御弁であってもよい。
高圧ポンプ13内の、流量制御弁19よりも上流側の低圧燃料通路31から分岐する燃料通路には、圧力調整弁21が備えられている。この圧力調整弁21は、燃料タンク1に通じるリターン通路37に接続されており、前後の差圧、すなわち、低圧燃料通路31内の圧力とリターン通路37内の圧力との差が所定値を越えたときに開弁されるオーバーフローバルブが用いられている。低圧ポンプ11によって燃料が圧送されている状態においては、低圧燃料通路31内の圧力が、リターン通路37内の圧力に対して所定の差圧分大きくなるように調整される。
低圧ポンプ11は、燃料タンク1内の燃料を吸い上げて圧送し、低圧燃料通路31を介して高圧ポンプ13の加圧室13aに燃料を供給する。この低圧ポンプ11は燃料タンク1内に備えられたインタンク式の電動ポンプであって、バッテリから供給される電流によって駆動させられる。ただし、低圧ポンプ11は、燃料タンク1の外部に設けられるものであってもよく、また、図示されない内燃機関動力によって駆動するギアポンプであってもよい。
高圧ポンプ13は、低圧ポンプ11によって燃料吸入弁27を介して加圧室13aへ導入される燃料をプランジャ29によって加圧し、高圧状態の燃料を燃料吐出弁28及び高圧燃料通路33を介してコモンレール15に圧送する。燃料吐出弁28は、吐出側に位置するコモンレール内の圧力(以下「レール圧」と称する)が高いほどシール性が高められる逆止弁構造となっている。
高圧ポンプ13を駆動するカム14は、図示されない内燃機関のドライブシャフトにギアを介して連結されたカムシャフトに固定されている。図1に示す高圧ポンプ13は二本のプランジャ29を備えており、二本のプランジャ29がカム14によって押し上げられ、二つの加圧室13a内で燃料が加圧されてコモンレール15に対して高圧の燃料が圧送される。本実施形態の高圧ポンプ13は、二つのプランジャ29及び加圧室13aを備えて構成されているが、プランジャ数はこれに限定されない。
コモンレール15は、高圧ポンプ13によって加圧された高圧状態の燃料を蓄積し、高圧燃料通路35を介して接続された各インジェクタ17に燃料を供給する。このコモンレール15にはレール圧センサ25及び圧力制御弁23が取り付けられている。レール圧センサ25のセンサ信号は電子制御ユニット50に送られ、このセンサ信号に基づいてレール圧が検出される。
圧力制御弁23は、コモンレール15から燃料タンク1へと戻す高圧の燃料の流量を調節するために用いられる。圧力制御弁23は、燃料の通路を開閉するための弁部材のストローク量が供給電流値によって可変とされ、燃料通過路の面積が調節可能な電磁比例式の制御弁が用いられる。本実施形態の圧力制御弁23は、非通電状態で燃料の流路が全開となるノーマルオープン型の圧力制御弁として構成されている。ノーマルオープン型の圧力制御弁は、弁部材を開弁方向に付勢するスプリングの付勢力とレール圧の和が、弁部材を閉弁方向に付勢する力を上回っているときに開弁する。
インジェクタ17は、噴射孔が設けられたノズルボディと、進退移動により噴射孔を開閉するノズルニードルとを備えている。インジェクタ17は、ノズルニードルの後端側に背圧を負荷することで噴射孔が閉じられる一方、負荷された背圧が逃されることで噴射孔が開かれる。インジェクタ17の背圧制御手段としては、ピエゾ素子が備えられた電歪型のアクチュエータや、電磁ソレノイド式のアクチュエータが用いられる。
流量制御弁19及び圧力制御弁23は、電子制御ユニット50によって通電制御が行われるようになっており、通電量(操作量)に応じて燃料通過面積が比例的に変化し、通過する燃料の流量が調節される。蓄圧式燃料噴射制御装置10は、これらの制御弁を用いて、レール圧センサ25によって検出される実レール圧が目標レール圧となるように、レール圧制御を行う。具体的には、先に説明した、圧力制御弁23を閉ループ制御するモード、流量制御弁19を閉ループ制御するモード、および両方の制御弁を閉ループ制御するモード、を内燃機関の運転状態により使い分けることにより、レール圧制御を行うことが可能となっている。
電子制御ユニット50は、公知の構成のマイクロコンピュータを中心に、RAMやROM等の記憶素子を有し、インジェクタ17を駆動するための駆動回路や、流量制御弁19や圧力制御弁23への通電を行うための通電回路を備える。また電子制御ユニット50には、レール圧センサ25の検出信号が入力される他、内燃機関の回転数やアクセル開度、燃料温度などの各種の検出信号が、内燃機関の動作制御や燃料噴射制御に供するために入力されるようになっている。
ここで、燃料温度を検出するための燃料温度センサ(図示せず)は、本実施形態においては、高圧ポンプの燃料入口付近に設置されているが、これ以外の箇所に設置されていても構わない。
図2は、電子制御ユニット50によって実行される、本発明における最低噴射量学習及び最低指示噴射量算出の手順を示すサブルーチンフローチャートである。本実施形態における最低指示噴射量算出処理は、電子制御ユニット50による種々の制御が実行される中で、サブルーチン処理の一つとして実行されるものである。以下、図2を参照しつつ、最低噴射量学習及び最低指示噴射量算出処理について、より具体的に説明する。
電子制御ユニット50による処理が開始されると、まず、内燃機関がアイドリング状態であるか否かが判定される(ステップS102)。アイドリング状態と判定された場合(YESの場合)には、次述するステップS104の処理へ進む一方、アイドリング状態ではないと判定された場合(NOの場合)には、以下の一連の処理を実行するに適した状態ではないとして、図示されないメインルーチンへ一旦戻ることとなる。
内燃機関がアイドリング状態であるか否かの判定は、車速が0、かつアクセル開度が0の状態とすることができる。また、内燃機関の回転数が不安定となり易い始動直後での学習を避けるため、冷却水温が所定値以上、あるいは、内燃機関の始動から所定時間以上経過、等の条件を加えることもできる。
ステップS104においては、最低噴射量を学習するインジェクタ17を選択し、燃料噴射をシングル噴射とする。シングル噴射とは、パイロット噴射等の分割噴射を行わず、1サイクルにつき1回の噴射を行うという意味である。
続くステップS106においては、内燃機関の回転数が通常のアイドル回転数を中心とする所定範囲内にあるか否かが判定され、所定範囲内にあると判定された場合(YESの場合)、次述するステップS108へ進む一方、所定範囲内ではないと判定された場合(NOの場合)、所定範囲内となるまで待機する。
ステップS108においては、先のステップS106において内燃機関の回転数が所定範囲内となった際の燃料噴射量指示値を電子制御ユニット50の適宜の箇所に記憶し、ステップS110へ進む。
ステップS110においては、次述する燃料噴射量減少量Q1に乗算する係数Kを“1”に設定する。
ステップS112においては、学習対象であるインジェクタ17の燃料噴射量を所定量Q1*K[mg/st]だけ減少させる。本フローが最初にステップS112を通過する際には、ステップS110においてK=1と設定されていることから、燃料噴射量の減少量はQ1[mg/st]となる。具体的には、学習対象であるインジェクタ17のみ、背圧制御手段であるアクチュエータへの通電時間を減少させることにより、燃料噴射量をQ1[mg/st]だけ減少させる。尚、Q1をいかなる値とするかは、試験はシミュレーションにより決定することができる。
ここで、蓄圧式燃料噴射制御装置においては、通常、アイドルガバナと呼ばれる制御が実行される様になっている。具体的には、アイドリング状態において、内燃機関の回転数が目標アイドル回転数となる様に、フィードバック制御により燃料噴射量が調節される。よって、ステップS112において、学習対象であるインジェクタ17の燃料噴射量が減少した後、アイドルガバナの働きにより、内燃機関の回転数を元のアイドル回転数に復帰させるべく、ECUが噴射量増加の指示を出す。ここで、ECUにより指示される燃料噴射量の増加分をQ2[mg/st]とする。
Q2は、アイドルガバナの働きによりエンジン回転数が復帰する際の、エンジン回転数の変化量から計算される。アイドルガバナの働きによる、エンジン回転数の変化量とその時の燃料噴射量の変動は、試験やシミュレーションにより、予め把握しておくことができる。
ステップS114においては、アイドルガバナの働きにより、内燃機関の回転数が元のアイドル回転数を中心とする所定範囲内に復帰したか否かが判定される。内燃機関の回転数が所定範囲内に復帰したと判定された場合(YESの場合)、次述するステップS116へ進む一方、未だ所定範囲内に復帰していないと判定された場合、復帰するまで待機する。
ステップS116においては、アイドルガバナの働きにより内燃機関の回転数をアイドル回転数に復帰させるために増加させた噴射量Q2[mg/st]と、ステップS112において減少させた噴射量Q1*Kとを比較する。そして、Q2[mg/st]がQ1*K[mg/st]を所定量α以上上回っているか否か、すなわち、Q2>Q1*K+αとなっているか否かが判定される。Q2>Q1*K+αが成り立つ場合(YESの場合)、次述するステップS120へ進み、Q2>Q1*K+αが成り立たない場合(NOの場合)、ステップS118へ進む。
ステップS118においては、係数Kを1だけ増加させる。そして再びステップS112へ進み、学習対象であるインジェクタ17の燃料噴射量をQ1*K[mg/st]だけ減少させる。すなわち、本フローが2度目にステップS112を通過する際には、ステップS118においてK=2と設定されていることから、燃料噴射量の減少量はQ1*2[mg/st]となる。
そしてステップS116において、Q2>Q1*K+αとなるまでステップS112からステップS118の処理を繰り返す。ここで、αをいかなる値に設定するかは、試験やシミュレーションにより決定することができる。
ステップS120においては、Q2>Q1*K+αとなる直前の燃料噴射量を、当該インジェクタ17の最低噴射量として学習する。ここで、Q2>Q1+αとなる直前の燃料噴射量を最低噴射量学習値とする手順について、図3を参照し、さらに説明する。
図3は、レール圧が100[MPa]の場合における、インジェクタ17の通電時間と燃料噴射量の関係を示す。本実施形態におけるアイドリング時のレール圧は100[MPa]であり、このレール圧で最低噴射量の学習が実行される。また、ステップS112における燃料噴射量の減少量Q1、及び、ステップS116における所定量αは、共に0.5[mg/st]である。記号Aは、インジェクタ17の実際の最低噴射量を指し、本実施形態においては1.2[mg/st]である。よって、図3に太線で示される様に、燃料噴射量がA以上の領域では、インジェクタ17の通電時間と燃料噴射量がほぼ比例関係となる一方、燃料噴射量がAを下回る領域においては、燃料噴射量は0となる。
ステップS108において記憶される燃料噴射量を2[mg/st]とすると、最初にステップS110を通過する際の燃料噴射量の減少量はQ1*K=0.5*1=0.5[mg/st]となり、この時の燃料噴射量は2−Q1*K=2−0.5*1=1.5[mg/st]とされる。すなわち、インジェクタ17の通電時間が、2[mg/st]に対応する300[μs]から1.5[mg/st]に対応する250[μs]とされる。
燃料噴射量の減少に伴い、内燃機関の回転数が低下するが、その後、上述のアイドルガバナの働きにより、内燃機関の回転数を通常のアイドル回転数に復帰させるべく、燃料噴射量が増やされる。内燃機関の回転数がアイドル回転数に復帰したことがステップS114において確認されると、続くステップS116において、アイドルガバナの働きによる燃料噴射量の増加量Q2と、ステップS112における燃料噴射量の減少量Q1が比較される。
この場合、ステップS112における燃料噴射量の減少量Q1*K=0.5[mg/st]と同量の燃料噴射量を増加させることで、内燃機関の回転数がアイドル回転数に復帰するため、アイドルガバナの働きによる燃料噴射量の増加量Q2は、0.5[mg/st]となる。よってQ2=Q1*Kとなることから、ステップS116においてNOと判定され、ステップS118へ進むこととなる。
ステップS118においては、Kの値が1だけ増やされ、すなわちK=2とされ、再びステップS112へ進む。ステップS112においては、燃料噴射量の減少量はQ1*K=0.5*2=1[mg/st]となる。よってこの時の燃料噴射量は、2−Q1*K=2−0.5*2=1[mg/st]とされる。すなわち、インジェクタ17の通電時間が、1[mg/st]に対応する200[μs]とされる。
ところが、インジェクタ17の最低噴射量はA=1.2[mg/st]であるため、1[mg/st]の噴射はできない。よって通電時間を200[μs]とした場合の実際の燃料噴射量は0となる。その結果、燃料噴射量の減少量が、ECUの指示値としては1[mg/st]であったものが、実際には2[mg/st]となる。その後アイドルガバナの働きにより、エンジン回転数はアイドル回転数まで復帰するが、その際の燃料噴射量の増加量Q2は、エンジン回転数を復帰させるに要した燃料噴射量として計算されるため、Q2=2[mg/st]となる。
一方、Q1*K+α=0.5*2+0.5=1.5であることから、Q2>Q1*K+αとなり、ステップS116においてYESと判定され、ステップS120へ進むこととなる。ステップS120においては、ステップS116においてYESと判定される前の噴射量、すなわち1.5[mg/st]が当該インジェクタ17の最低噴射量学習値とされる。
再び図2の説明に戻れば、続くステップS122においては、ステップS120において設定された最低噴射量に所定のマージンを加算して、最低指示噴射量が設定される。
本実施形態によれば、個々のインジェクタ17に対し最低指示噴射量を精度良く設定することが可能となるため、必要以上に大きな最低指示噴射量が設定されることがなくなり、より微小な燃料噴射量を確実に噴射することが可能となる。
[第2の実施の形態]
上述した第1の実施の形態においては、アイドリング時のレール圧である100[MPa]において最低噴射量の学習を行い、当該学習値に対し所定のマージンを加算することにより求めた最低指示噴射量を他のレール圧にも適用していた。しかしながら、インジェクタ17の通電時間と燃料噴射量の関係は、図4(a)に示す様に、レール圧が高くなる程傾きが急峻となる。
傾きが急峻であると、インジェクタ17の製造段階における個体ばらつき、あるいは劣化の影響によって、同じ通電時間であっても、燃料噴射量のずれ量が大きくなる。また、通電時間のわずかなずれによる燃料噴射量の変化量も大きくなる。よって、レール圧が高くなる程、燃料噴射量のばらつきが大きくなる。
第2の実施の形態においては、図2のステップS122において最低噴射量学習値に加算するマージンを、レール圧によって異ならせるところが、第1実施の形態と異なっている。
図4(b)は、レール圧が150[MPa]、100[MPa]、50[MPa]における、インジェクタ17の通電時間と燃料噴射量の関係、最低噴射量学習値、及び、最低指示噴射量を示す。L1は、最低噴射量学習値を示し、レール圧100[MPa]において学習されたものである。インジェクタ17の最低噴射量は、インジェクタ17の機械的特性により定まるものであり、レール圧によらず一定である。
L2は、最低指示噴射量を示す。レール圧100[MPa]における最低指示噴射量は、最低噴射量学習値L1に対し、マージンDを加算したものとなっている。同様に、レール圧150[MPa]における最低指示噴射量L2は、最低噴射量学習値L1に対し、マージンDaを加算したものであり、レール圧50[MPa]における最低指示噴射量L2は、最低噴射量学習値L1に対し、マージンDbを加算したものとなっている。
本実施形態においては、レール圧が高い程、マージンを大きく取るようにしている。これは上述した様に、レール圧が高い程、燃料噴射量のばらつきが大きいためである。換言すれば、レール圧が低い程、マージンを小さな値とすることができる。よって、レール圧150[MPa]、100[MPa]、50[MPa]において、最低噴射量学習値に加算されるそれぞれのマージン、Da、D、Dbの大きさは、Da>D>Dbの関係となっている。
本実施形態によれば、最低指示噴射量を設定するにあたり、最低噴射量学習値に加算するマージンをレール圧によって異ならせることにより、レール圧毎に適切な最低指示噴射量を設定することができる。よって、より微小な燃料噴射量を確実に噴射することが可能となる。
1:燃料タンク、10:蓄圧式燃料噴射制御装置、11:低圧ポンプ、13:高圧ポンプ、13a:加圧室、14:カム、15:コモンレール、17:インジェクタ、19:流量制御弁、23:圧力制御弁、25:レール圧センサ、27:燃料吸入弁、28:燃料吐出弁、29:プランジャ、31:低圧燃料通路、33、35:高圧燃料通路、37、38、39:リターン通路、50:電子制御ユニット

Claims (4)

  1. コモンレールに蓄積された燃料を内燃機関の気筒内に噴射するインジェクタと、
    前記インジェクタから噴射される燃料噴射量を制御する電子制御ユニットと、
    を備えた畜圧式燃料噴射制御装置において、
    前記電子制御ユニットは、
    前記内燃機関のアイドリング状態において、前記内燃機関の回転数が目標アイドル回転数となる様に前記燃料噴射量を調節するアイドリングガバナ制御が実行可能であり、
    前記内燃機関のアイドリング状態において、最低指示噴射量を学習するインジェクタを選択し、かつ、燃料噴射をシングル噴射とし、
    前記内燃機関の回転数が所定範囲内にあるか否かを判定し、所定範囲内にあると判定された場合に、当該所定範囲内となった際の燃料噴射量指示値を記憶し、
    前記燃料噴射量指示値から、所定の燃料噴射量減少量Q1に係数Kを乗じて求められる量の燃料を減じた燃料噴射量でシングル噴射を行い、前記シングル噴射後に前記内燃機関の回転数が前記所定範囲内に復帰したと判定された後に、所定の条件が成立しているか否かを判定し、前記所定の条件が成立していないと判定された場合、前記所定の条件が成立していると判定されるまで前記シングル噴射と前記内燃機関の回転数の判定を繰り返し、そのシングル噴射の繰り返しにおいては前記係数Kを前記シングル噴射を行う度毎に増加させてゆく一方、
    前記所定の条件は、前記シングル噴射後の前記内燃機関の回転数が前記所定範囲内へ復帰したと判定された場合に、その復帰の際に前記アイドリングガバナ制御により増加された燃料噴射量の増分をQ2、所定の定数をαとして、Q2>Q1×K+αと表される不等式であり、
    前記所定の条件が成立したと判定された場合、当該所定の条件が成立する直近の前記シングル噴射における燃料噴射量を前記インジェクタの最低噴射量学習値とし、次いで、前記最低噴射量学習値に所定のマージンを加算し、その加算結果を前記インジェクタの最低指示噴射量学習値とすることを特徴とする畜圧式燃料噴射制御装置。
  2. 前記電子制御ユニットは、前記コモンレール内の燃料圧力が高い程、前記所定のマージンを大きく設定することを特徴とする請求項に記載の畜圧式燃料噴射制御装置。
  3. コモンレールに蓄積された燃料を内燃機関の気筒内に噴射するインジェクタと、
    前記インジェクタから噴射される燃料噴射量を制御する電子制御ユニットと、を備え、前記電子制御ユニットは、前記内燃機関のアイドリング状態において、前記内燃機関の回転数が目標アイドル回転数となる様に前記燃料噴射量を調節するアイドリングガバナ制御が実行可能に構成されてなる畜圧式燃料噴射制御装置の制御方法であって、
    前記アイドリング状態において、最低指示噴射量を学習するインジェクタを選択し、かつ、燃料噴射をシングル噴射とし、
    前記内燃機関の回転数が所定範囲内にあるか否かを判定し、所定範囲内にあると判定された場合に、当該所定範囲内となった際の燃料噴射量指示値を記憶し、
    前記燃料噴射量指示値から、所定の燃料噴射量減少量Q1に係数Kを乗じて求められる量の燃料を減じた燃料噴射量でシングル噴射を行い、前記シングル噴射後に前記内燃機関の回転数が前記所定範囲内に復帰したと判定された後に、所定の条件が成立しているか否かを判定し、前記所定の条件が成立していないと判定された場合、前記所定の条件が成立していると判定されるまで前記シングル噴射と前記内燃機関の回転数の判定を繰り返し、そのシングル噴射の繰り返しにおいては前記係数Kを前記シングル噴射を行う度毎に増加させてゆく一方、
    前記所定の条件は、前記シングル噴射後の前記内燃機関の回転数が前記所定範囲内へ復帰したと判定された場合に、その復帰の際に前記アイドリングガバナ制御により増加された燃料噴射量の増分をQ2、所定の定数をαとして、Q2>Q1×K+αと表される不等式であり、
    前記所定の条件が成立したと判定された場合、当該所定の条件が成立する直近の前記シングル噴射における燃料噴射量を前記インジェクタの最低噴射量学習値とし、次いで、前記最低噴射量学習値に所定のマージンを加算し、その加算結果を前記インジェクタの最低指示噴射量学習値とすることを特徴とする畜圧式燃料噴射制御装置の制御方法。
  4. 前記所定のマージンは、前記コモンレール内の燃料圧力が高い程、大きく設定されることを特徴とする請求項3に記載の畜圧式燃料噴射制御装置の制御方法。
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