JP5226598B2 - ピエゾインジェクタの駆動電圧学習制御装置及び蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の蓄圧式燃料噴射装置50の構成例を示す概略図である。
この蓄圧式燃料噴射装置50は、燃料タンク1と、低圧ポンプ2と、高圧ポンプ5と、コモンレール10と、ピエゾインジェクタ13等を主たる要素として備えている。
図2及び図3は、燃料噴射弁の一例として、ピエゾスタック51Aを有するピエゾアクチュエータ51を含む背圧逃し機構60を備えたピエゾインジェクタ13の構成例を示している。このピエゾインジェクタ13は、ノズルニードル83の後端部側に負荷される背圧室91内の高圧燃料を、背圧逃し機構60によって逃すことにより、燃料の噴射が行われるように構成されたものである。
(1)全体構成
図4は、図1に示す制御装置100の構成のうち、燃料噴射制御及びピエゾインジェクタ13の駆動電圧学習制御に関する部分を機能的なブロックに表した図を示している。
この制御装置100は、公知の構成のマイクロコンピュータを中心に構成されており、目標噴射量演算部101と、学習条件判定部102と、インジェクタ駆動制御部103と、駆動電圧学習部104と、クランク角検出部105と、レール圧検出部106とを備えている。これらの各部は、具体的には、マイクロコンピュータによるプログラムの実行により実現される。
レール圧検出部106は、コモンレール10に取り付けられた圧力センサ21の出力に基づき、レール圧Prailを検出する。検出されるレール圧Pralは、学習条件判定部102及びインジェクタ駆動制御部103に送信される。
クランク角検出部105は、内燃機関のクランクシャフトの回転位置を検出するために内燃機関に備えられたクランクセンサのセンサ値Scを読込むとともに、クランクシャフトの回転移動に伴う角速度ωcを算出する。検出されたクランクシャフトの角速度ωcは、駆動電圧学習部104に送信される。
本実施形態の制御装置100では、ピエゾインジェクタ13の駆動電圧Vactの学習制御時に、ピエゾインジェクタ13から所定量の燃料噴射が行われたことを判別する手段としてクランク角検出部105が備えられている。他の手段によって、ピエゾインジェクタ13から所定量の燃料噴射が行われたことを判別するのであれば、クランク角検出部105は省略されていても構わない。
目標噴射量演算部101は、内燃機関の回転数Ne及びアクセル操作量Acc等に基づいて、内燃機関の気筒内に噴射する燃料の目標噴射量Qtgtを算出する。算出された目標噴射量Qtgtの値は学習条件判定部102及びインジェクタ駆動制御部103に送られる。
学習条件判定部102は、ピエゾインジェクタ13の駆動電圧Vactを学習する制御を行うための条件が成立しているか否かを判別する。この条件は、ピエゾアクチュエータへ51への印加電圧と燃料噴射量との関係を把握しやすくするための条件であり、適宜設定することができる。本実施形態の制御装置100では、ピエゾインジェクタ13から内燃機関への燃料噴射が行われない状態になっており、かつ、レール圧Pralがあらかじめ設定された所定範囲内にあることが学習条件となっている。
インジェクタ駆動制御部103は、ピエゾインジェクタ13の駆動電圧Vactの学習制御が行われない通常の燃料噴射制御時においては、レール圧Prailを読込むとともに、読込んだレール圧Prailと目標噴射量演算部101で算出された目標噴射量Qtgtとに基づき、燃料噴射量が目標噴射量Qtgtとなるように、ピエゾアクチュエータ51に電圧を印加すべき噴射電圧印加時間ETinjを算出する。そして、噴射電圧印加時間ETinjの始期においては、ピエゾアクチュエータ51に所定の駆動電圧Vactで電圧を印加して電荷を蓄積するとともに、噴射電圧印加時間ETinjの終期においては、ピエゾアクチュエータ51に蓄積された電荷を放電して駆動電圧Vactの印加を停止する。
駆動電圧学習部104は、学習条件判定部102から学習制御実行信号Ssが送信されると、インジェクタ駆動制御部103によって電圧Vsを変えながら所定の学習電圧印加時間ETstでの電圧の印加が行われた結果、あらかじめ設定された所定量Q0の燃料噴射が行われたときの電圧の値VQ=Q0を求める。そして、駆動電圧学習制御部104は、このときの電圧の値VQ=Q0に基づき、通常の燃料噴射制御時にピエゾアクチュエータ51に印加する駆動電圧Vactを学習する。
次に、本実施形態の制御装置100によって行われるピエゾインジェクタ13の駆動電圧の学習制御方法について、図6のフローに基づいて説明する。
まず、スタート後のステップS11では、内燃機関の回転数Ne、アクセル操作量Acc及びレール圧Prail等が検出され、次いで、ステップS12では、内燃機関の気筒内に噴射する燃料の目標噴射量Qtgtが算出される。
Claims (6)
- 内燃機関の気筒内に燃料を噴射するピエゾインジェクタに備えられたピエゾアクチュエータに印加する駆動電圧の学習を行うためのピエゾインジェクタの駆動電圧学習制御装置において、
前記内燃機関への燃料噴射が行われない状態を検出する学習条件判定部と、
前記燃料噴射が行なわれない状態で、前記ピエゾアクチュエータに対する所定時間の電圧の印加を印加電圧の設定値を変えながら繰返し行うインジェクタ駆動制御部と、
前記電圧の印加によって前記所定時間にあらかじめ設定された所定量の燃料噴射が行われたときの前記印加電圧の値に基づき前記駆動電圧を学習する駆動電圧学習部と、
を備えることを特徴とするピエゾインジェクタの駆動電圧学習制御装置。 - 前記駆動電圧学習部は、前記所定時間に前記所定量の燃料噴射が行われたときの前記印加電圧の値からあらかじめ設定された所定値を引いた値を噴射立上り電圧として判別することを特徴とする請求項1に記載のピエゾインジェクタの駆動電圧学習制御装置。
- 前記駆動電圧学習部は、あらかじめ設定されたマージンを前記噴射立上り電圧に加算した値を前記駆動電圧として学習することを特徴とする請求項2に記載のピエゾインジェクタの駆動電圧学習制御装置。
- 前記駆動電圧学習部は、前記所定時間に前記所定量の燃料噴射が行われたときの前記印加電圧の値に、あらかじめ設定されたマージンを加算した値を前記駆動電圧として学習することを特徴とする請求項1に記載のピエゾインジェクタの駆動電圧学習制御装置。
- 前記駆動電圧学習部は、前記内燃機関のクランクシャフトの角速度の変動に基づき前記所定時間に前記所定量の燃料噴射が行われたことを判別することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のピエゾインジェクタの駆動電圧学習制御装置。
- 燃料を圧送する高圧ポンプと、前記高圧ポンプから圧送される前記燃料が蓄積されるコモンレールと、ピエゾアクチュエータを備え前記コモンレールに蓄積された燃料を内燃機関の気筒内に噴射するピエゾインジェクタと、前記ピエゾインジェクタの駆動を制御する制御装置と、を備えた蓄圧式燃料噴射装置において、
前記制御装置は、前記内燃機関への燃料噴射が行われない状態を検出する学習条件判定部と、前記燃料噴射が行なわれない状態で、前記ピエゾアクチュエータに対する所定時間の電圧の印加を印加電圧の設定値を変えながら繰返し行うインジェクタ駆動制御部と、前記電圧の印加によって前記所定時間にあらかじめ設定された所定量の燃料噴射が行われたときの前記印加電圧の値に基づき前記ピエゾアクチュエータに印加する駆動電圧を学習する駆動電圧学習部と、を備えることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
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