JP6344770B2 - 電子装置、課金表示プログラムおよび課金表示方法 - Google Patents

電子装置、課金表示プログラムおよび課金表示方法 Download PDF

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本発明は、電子料金収受システム(Electronic Toll Collection System:以下、ETCと称する)を利用したときの課金情報の表示に関する。
高速道路や有料道路の料金所の出入りをスムーズにするために、無線通信を利用したETCが普及している。さらに、高速道路等のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)にもETCゲートを併設しそこからの出入りを可能にしたスマートインターチェンジ(以下、スマートICと略す)が普及している。
ETC車載器を備えた車両がETCゲートを通過すると、ETCゲートに設置されたETC路側機からETC車載器に対してETC課金情報が送信される。ETC車載器がナビゲーション機能等を備えた車載装置と接続されている場合は、車載装置のディスプレイにETC課金情報が表示され、ユーザーに通行料金を知らせることができる。
車載装置のディスプレイにETC課金情報を表示させる以外にも、特許文献1に示すように、通行管理装置より受信した決済に関する情報に基づいて有料道路の利用に関する情報を印刷し、有料道路を利用した直後に利用明細を確認することができる技術が存在する。
特開2003−30697号公報
高速道路等の有料道路の通行料金体系には、牽引される車両(以下、被牽引車と呼ぶ)の牽引があれば、牽引していないときよりも通行料金が高くなるものがある。被牽引車の有無は、ETC料金所で自動的に判別され、被牽引車を考慮した課金がなされる。しかし、このような場合であっても、被牽引車の有無情報は車載装置側に送信されず、請求された課金金額が被牽引車の有無を考慮したものか否かをユーザーに案内することができなかった。
また、被牽引車が有る場合であっても、通行料金は、被牽引車の軸数によって異なる。つまり、被牽引車の軸数が2軸であれば、軸数が1軸である場合よりも通行料金が高くなる。但し、被牽引車の軸数が2軸であってもその軸間(図13で示す軸間距離L)が1m未満である場合は1軸扱いとするという料金体系が存在する。このような料金体系の場合、ETC料金所では、センサ等により軸数の検知を行うことはできても、軸間を正確に測定することは難しく、軸間が1m未満であっても2軸扱いの料金が徴収されてしまうことがある。この場合、被牽引車に関する情報が車載装置側に送信されないため、ユーザーは1軸の料金か2軸の料金かを知ることができない。後日、請求過多であることに気づき、料金の訂正を請求しようとしても、それを証明することが難しい。それ故、料金所での被牽引車の有無、および被牽引車有の場合はその軸数の通知をすることが望まれる。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、課金情報に該当する車種を提示可能な電子装置、課金表示プログラムおよび課金表示方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電子装置は、有料道路の課金情報を取得する取得手段と、自車両の車種および走行区間に基づいて規定される料金情報を記憶する記憶手段と、前記課金情報と前記料金情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づき前記課金情報に該当する車種を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された車種を前記課金情報とともに表示する表示手段とを有する。
好ましくは前記比較手段による前記課金情報と自車両の車種の料金情報とが一致するとき、前記判定手段は、前記課金情報は、被牽引車両を有しない自車両の車種であると判定する。好ましくは前記比較手段による前記課金情報と自車両の車種の料金情報とが異なるとき、前記判定手段は、前記比較手段に前記課金情報と自車両の1ランク上の車種の料金情報とを比較させ、前記課金情報と1ランク上の車種の料金情報とが一致するとき、前記判定手段は、車軸が1軸の被牽引車両を有する車種であると判定する。好ましくは前記比較手段による前記課金情報と自車両の1ランク上の車種の料金情報とが異なるとき、前記判定手段は、前記比較手段に前記課金情報と自車両の2ランク上の車種の料金情報とを比較させ、前記課金情報と2ランク上の車種の料金情報とが一致するとき、前記判定手段は、車軸が2軸の被牽引車両を有する車種であると判定する。好ましくは前記比較手段による課金情報といずれの料金情報とが一致しないとき、前記判定手段は、車種不明と判定する。好ましくは電子装置はさらに、自車の走行履歴情報を記憶する記憶手段を含み、前記表示手段は、前記走行履歴情報を表示するとき、前記判定手段により判定された車種を一緒に表示する。
本発明に係る課金表示プログラムは、自車両の車種および走行区間基づいて規定される料金情報を記憶する記憶手段および表示手段を有する電子装置が実行するものであって、有料道路の課金情報を取得するステップと、前記課金情報と前記料金情報とを比較するステップと、前記比較するステップの比較結果に基づき前記課金情報に該当する車種を判定するステップと、前記判定された車種を前記課金情報とともに表示するステップと、を有する。
本発明に係る課金表示方法は、自車両の車種および走行区間基づいて規定される料金情報を記憶する記憶手段および表示手段を有する電子装置におけるものであって、有料道路の課金情報を取得するステップと、前記課金情報と前記料金情報とを比較するステップと、前記比較するステップの比較結果に基づき前記課金情報に該当する車種を判定するステップと、前記判定された車種を前記課金情報とともに表示するステップとを有する。
本発明によれば、課金情報と自車両の料金情報との比較結果に基づき課金情報に該当する車種を判定し、判定された車種を課金情報とともに表示するようにしたので、ユーザーは、料金所を通過する時点で課金情報に該当する車種(例えば、被牽引車の有無、被牽引車がある場合には1軸または2軸の車両)を認識することができる。その結果、誤った課金請求等に対し容易に訂正請求を行うことができる。
本発明の第1の実施例に係る課金情報表示システムの構成例を示す図である 本発明の第1の実施例に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る通行料金データベースの一例を示す図である。 通行料金情報の他の取得例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る課金情報表示プログラムの機能的な構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るETC車載器の機能的な構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るETC路側機の機能的な構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る課金情報表示システムの動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施例に係る課金情報の表示例であり、図9(A)は、課金情報が1軸の被牽引車両と判定されたときの表示例、図9(B)は、課金情報が2軸の被牽引車両と判定されたときの表示例である。 本発明の第2の実施例に係る課金情報表示プログラムの機能的な構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例による履歴情報の格納例を示す図である。 本発明の第2の実施例による履歴情報の表示部を示す図である。 被牽引車両の軸数を説明する図である。図13(A)は、1軸の被牽引車を示す図であり、図13(B)は、2軸の被牽引車を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る電子装置は、車両等の移動体内に搭載される車載装置であることができる。好ましい態様では、電子装置は、ナビゲーション機能を有するが、それ以外に、種々の機能、例えば、オーディオ・ビデオデータを再生する機能、テレビ・ラジオを受信する機能、データ通信機能などを備えることが可能である。
本発明の好ましい実施形態では、自車がETC路側機を通過するときの課金情報の表示に関し、特に、課金情報に該当する車種を自動的に判定し、判定された車種を課金情報とともに表示する。ここでいう車種とは、自車の車種(例えば、軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車)、被牽引車の有無、被牽引車がある場合には被牽引車の車軸数(1軸または2軸)を含む。例えば、図13(A)に示すように、車両M1が1つの車軸Aを有する被牽引車M2を牽引する場合には1軸であり、図13(B)に示すように、車両M1が2つの車軸A1、A2を有する被牽引車M2を牽引する場合には、車軸A1、A2の軸間距離Lが1メートル未満であれば1軸、1メートル以上であれば2軸となる。
図1は、本発明の第1の実施例に係る課金情報表示システムの構成例を示す図である。課金情報表示システム1は、車両に搭載された車載装置100、ETC車載器200、ETC路側機(ETCゲート)300を含んで構成される。ETC車載器200は、車載装置100に接続されるものであってもよいし、車載装置100に内蔵されるものであってもよい。ETC車載器200は、ETC路側機300を通過するとき、ETC路側機300との間で双方向通信を行い、有料道路の走行区間に相当する料金決済処理を行う。このとき、ETC車載器200は、ETC路側機300から課金情報を受信し、受信した課金情報が音声や映像による出力される。
図2は、第1の実施例に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。第1の実施例に係る車載装置100は、入力部110、位置情報算出部120、ナビゲーション部130、表示部140、音声出力部150、記憶部160、通信部170、外部I/F(インターフェイス)部180および制御部190を含んで構成される。但し、この構成は一例である。
入力部110は、入力キーデバイス、音声入力認識装置、タッチパネルなどにより、ユーザーからの指示を受け取り、これを制御部190へ提供する。位置情報算出部120は、GPS衛星から送信されるGPS信号、車両に搭載されるジャイロセンサや加速センサのセンサ出力に基づき自車の現在地を算出する。ナビゲーション部130は、例えば、現在地から目的地までの経路を探索し探索経路の案内をしたり、自車位置周辺の道路地図を表示部140に表示させたりする。表示部140は、液晶ディスプレイやその他の表示装置を含み、例えば、ナビゲーション部130によって生成された道路地図の画像を表示したり、ETC路側機300から受信した課金情報等を表示したり、その他、設定画面やメニュー画面を表示する。
記憶部160は、制御部190が実行するプログラムやアプリケーションソフトウエア、地図データベース等を記憶することができる。さらに本実施例では、車両の車種と走行区間とから有料道路の通行料金を算出することが可能となる通行料金データベースを含む。
図3は、ある走行区間Xの車種と通行料金を示している。車種は、軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車であり、これらの車種が被牽引車を有していない場合の通行料金が示されている。例えば、軽自動車で走行区間Xを走行したときの通行料金は、¥3,610、普通車であれば、¥4,470である。また、被牽引車があるときの通行料金は、次のようになる。軽自動車が1軸の被牽引車を牽引している場合には、通行料金が1クラス上の車種と同額の通行料金である4,470円となる。さらに軽自動車が2軸の被牽引車を牽引している場合には、通行料金が2クラス上の車種と同額の通行料金である¥5,330となる。同様に、普通車が1軸の被牽引車を牽引している場合には、中型車の通行料金となり、2軸の被牽引車を牽引している場合には、大型車の通行料金となる。なお、通行料金データベースは、図3に示す「1軸牽引料金クラス」および「2軸牽引料金クラス」のデータを備える必要はなく、上記したアルゴリズムに従い1軸または2軸の被牽引車を有するときの通行料金を算出すればよい。また、通行料金データベースは、走行区間Xのみならず、あらゆる走行区間についての通行料金を車種毎に備え、ETC路側機300やETC車載器200からの課金情報または入退出情報に基づき特定される走行区間に応じた通行料金を通行料金データベースから得ることができる。
通信部170は、外部のネットワークや外部機器等と無線によるデータ通信を行うことを可能にする。通信部170は、図4に示すように、ネットワークNWを介して、通行料金配信サイト172、地図データ配信サイト174、道路交通情報配信サイト176等の外部サイトにアクセスし、各種情報を取得することができる。通行料金配信サイト172が、通行料金データベースの一部または全部を配信する場合には、記憶部160は、必ずしも通行料金データベースの全部を記憶する必要はない。
外部I/F部180は、ETC車載器200との接続を可能にする。ETC車載器200とETC路側機300との間で通信したデータは、外部I/F部180を介して車載装置100へ提供され、あるいは車載装置100のデータがETC路側機300へ提供される。例えば、ETC車載器200がETC路側機300から受信した課金情報が車載装置100へ提供されたり、あるいはETC車載器200から自車が進入または脱出したETC路側機の位置情報が車載装置100へ提供され得る。さらにETC車載器200に設定された自車の情報(例えば、自車の車種情報、すなわち、軽自動車、普通車、中型車、大型車、または特大車の種別)が車載装置200へ提供される。
制御部190は、マイクロプロセッサやマイクロコントローラを含み、ROM/RAMあるいは記憶部160に記憶されたプログラム等を実行することにより各部を制御する。好ましい態様では、自車がETC路側機300を通過したとき、ETC車載器200から受信した課金情報の表示を制御する課金情報表示プログラムを含む。
図5は、本実施例の課金情報表示プログラムの機能的な構成例を示す図である。課金情報表示プログラム400は、課金情報取得部410、設定情報取得部420、料金情報取得部430、料金情報比較部440、車種判定部450、課金表示画像生成部460を含んで構成される。
課金情報取得部410は、自車が料金所の出口であるETC路側機300を通過するとき、ETC車載器200から提供される課金情報を取得する。課金情報は、ETCを利用する車両が有料道路料金所を通過する際にETC路側機300から送信される走行区間に対する課金情報である。課金情報は、例えば、車両が走行した区間(有料道路に入った地点から降りる地点)および当該走行区間に対する課金を含むことができる。
設定情報取得部420は、ETC車載器200において設定された自車両に関する設定情報を取得する。設定情報は、例えば、自車両の車種情報を含む。但し、ETC車載器200から設定情報を一旦取得し、これを記憶部160に格納している場合には、記憶部160から設定情報を取得することができる。設定情報に含まれる車種情報は、例えば、軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車等の車両の種別である。
料金情報取得部430は、車種情報取得部420により取得した車種情報および走行区間に基づき、自車が保有する通行料金データベースから該当する料金情報を取得する。走行区間は、課金情報から特定してもよいし、自車がETC路側機300を通過したときにETC車載器200から送信される位置情報から特定してもよい。例えば、自車両の車種が普通車であり、走行区間Xを走行した場合、図3に示す通行料金データベースから、「¥4,470」の料金情報が取得される。
料金情報比較部440は、課金情報取得部410により取得した課金情報と料金情報取得部430により取得した料金情報とを比較する。具体的には、課金情報の金額と、料金情報の金額とを比較する。料金情報比較部440の比較結果は、車種判定部450へ提供される。
課金情報と料金情報が一致する比較結果であるとき、車種判定部450は、課金情報に該当する車種は、被牽引車両を有しない自車両の車種であると判定する。課金情報と料金情報とが一致しない比較結果であるとき、車種判定部450は、料金情報取得部430に、自車両の1クラス上の車種の料金情報を取得させる。すなわち、自車両の車種が普通車であるとき、中型車の料金情報が取得され、料金情報比較部440は、1クラス上の車種の料金情報と課金情報とを比較する。車種判定部450は、1クラス上の車種の料金情報と課金情報とが一致する場合には、課金情報に該当する車種は、1軸の被牽引車両を有する車種であると判定する。1クラス上の車種の料金情報と課金情報とが一致しない場合、車種判定部450は、料金情報取得部430に、自車両の2クラス上の車種の料金情報を取得させる。すなわち、自車両の車種が普通車であるとき、大型車の料金情報が取得され、料金情報比較部440は、2クラス上の車種の料金情報と課金情報とを比較する。車種判定部450は、2クラス上の車種の料金情報と課金情報とが一致する場合には、課金情報に該当する車種は、2軸の被牽引車両を有する車種であると判定する。2クラス上の車種の料金情報と課金情報とが一致しない場合、車種判定部450は、車種不明と判定する。課金表示画像生成部460は、車種判定部450の判定結果に基づき、判定された課金と車種情報を含む課金表示画像を生成し、これを表示部140に表示させる。
次、図1に示すETC車載器について説明する。図6は、ETC車載器の機能的な構成例を示すブロック図である。ETC車載器200は、自車両の識別情報、自車両の車種、料金を自動決済するための決済情報などの設定情報を設定する設定部210、設定部210で設定された設定情報をETC路側機300へ送信する設定情報送信部220、有料道路を出るときETC路側機300から課金情報を受信する課金情報受信部230、課金情報や設定部210で設定された設定情報を車載装置300へ送信する課金/設定情報送信部240を含んで構成される。
図7は、ETC路側機の機能的な構成例を示すブロック図である。ETC路側機300は、ETC車載器200から設定情報を受信する設定情報受信部310、設定情報に含まれる自車両の車種に基づき走行区間の課金情報を作成する課金情報作成部320、作成された課金情報をETC車載器200へ送信する課金情報送信部330を含む。課金情報を作成する場合、自車両が有料道路に進入した地点を特定する必要があるが、その地点は、ETC車載器200から受け取ることもできるし、自車両が進入したときのETC路側機から自車両がでるときのETC路側機へその位置情報を設定情報とともに転送されるようにしてもよい。
次に、本実施例の課金情報表示システムの動作について説明する。図8は、課金情報表示システムの動作フローである。車両が有料道路を出るとき、ETC路側機300とETC車載器200との間でデータ通信が行われ、ETC車載器200からETC300に料金の自動決済に必要な設定情報等が送信され、課金情報作成部320によって課金情報が作成され(S100)、これがETC車載器200へ送信される。次に、ETC車載器200は、課金情報や必要な設定情報を車載装置100へ送信する(S102)。
車載装置100は、課金情報/設定情報を受信すると(S104)、次に、課金情報/設定情報を参照して走行区間および自車両の車種を識別し、自車が保有する通行料金データベースを参照し、走行区間および車種から規定される料金情報を取得する(S106)。次に、取得された料金情報と課金情報とが比較され(S108)、その比較結果が車種判定部450へ提供される。車種判定部450は、料金情報と課金情報とが一致するとき、課金情報の車種は、被牽引車両がない自車両の車種であると判定する(S110)。一方、料金が一致しない場合には、料金情報取得部430は、自車両よりも1ランク上の車種の料金情報を取得し(S112)、料金情報比較部440は、1ランク上の車種の料金情報と課金情報とを比較し(S114)、その判定結果が車種判定部450へ提供される。車種判定部450は、一致する場合には、課金情報の車種は、1軸の被牽引車両を有する車種と判定する(S116)。一方、料金が一致しない場合には、料金情報取得部430は、自車両よりも2ランク上の車種の料金情報を取得し(S118)、料金情報比較部440は、2ランク上の車種の料金情報と課金情報とを比較し(S120)、その判定結果が車種判定部450へ提供される。車種判定部450は、一致する場合には、課金情報の車種は、2軸の被牽引車両を有する車種と判定する(S122)。一方、料金が一致しない場合には、車種判定部450は、課金情報の車種は、車種不明と判定する(S124)。
車種判定部450の判定結果は、課金表示画像生成部460へ提供され、課金表示画像生成部460は、課金情報とともに判定された車種を含む画像を生成し、これを表示部140に表示させる(S126)。これにより、ユーザーは、ETC路側機300を通過するときに、課金情報と当該課金情報に該当する車種を認識することができ、もし、被牽引車両に過剰請求があれば、その訂正を請求することが容易になる。特に、被牽引車両が2軸であるが、その軸間距離が1m未満である場合に、誤って2軸の被牽引車両の料金を徴収されてしまった場合の訂正請求に有用である。すなわち、従来の課題にも記載したように、ETC路側機において、被牽引車両の軸間距離を正確に測定できないため、本来1軸の被牽引車両と判定されるべきところを、2軸の被牽引車両と判定され、その分の料金が過剰に請求された場合、ユーザーは、課金情報に該当する車種をその場で確認でき、その場で訂正を申し出ることができる。
図9(A)は、図8のステップS114で料金が一致し、1軸の被牽引車両を有すると判定されたときの表示例であり、図9(B)は、S120で料金が一致し、2軸の被牽引車両を有すると判定されたときの表示例である。車種の表示142は、自車両の設定された車種142Aと、被牽引車両の情報142Bを含み、被牽引車両の情報142Bは、被牽引車両が1軸または2軸の表示が示される。なお、ステップS108で料金が一致し、被牽引車両なしと判定された場合には、被牽引車両の情報142Bには、何も表示されないか、被牽引車両なしが表示される。また、ステップS120で料金が不一致の場合には、車種の表示142には、車種不明が表示される。
次に第2の実施例について説明する。第2の実施例では、第1の実施例で作成された課金情報を走行履歴と一緒に記憶部160に保存し、後に走行履歴を表示するときに一緒に課金情報を表示させる。
図10は、第2の実施例に係る課金情報表示プログラムの機能的な構成例を示す図である。第2の実施例に係る課金情報表示プログラム400Aは、第1の実施例で示した機能に加え、履歴情報取得部470、履歴表示画像生成部480を含んで構成される。
ETC路側機200を通過したときの課金情報は、走行履歴とともに記憶部160に保存され、履歴情報取得部470は、記憶部160から履歴情報を取得する。履歴情報には、ETCゲートの通過日時、走行区間、課金情報、当該課金情報に該当する車種情報が含まれる。履歴情報取得部470は、例えば、ユーザーからの履歴情報の表示の要求があったとき、実行される。履歴表示画像生成部480は、履歴情報取得部470で取得された履歴情報に基づき、課金情報に該当する車種の識別を含む走行履歴の画像を生成し、これを表示部140に表示させる。
図11は、記憶部160への履歴情報の記憶例、図12は、記憶部160から読み出された履歴情報の表示例である。図12に示すように、第2の実施例では、走行履歴を表示するとき、課金情報に該当する車種を併せて表示させることができる。
また、履歴情報は、ETC車載器200に記憶された情報を読み出すことにより表示するようにしてもよい。ETC車載器200には、履歴情報として、ETCゲートの通過日時、走行区間、課金情報等が記憶される。履歴情報取得部470は、ユーザーからの履歴情報の表示の指示を受け取ったとき、ETC車載器に記憶された履歴情報を取得し、取得された履歴情報に基づき、第1の実施例のときと同様に課金情報に該当する車種を判定し、その判定結果とともに履歴情報を表示させるようにしてもよい。さらに他の方法として、車載装置は、課金情報に該当する車種を判定したとき、当該車種情報を課金情報と関連付けして記憶部160に記憶しておき、ETC車載器から履歴情報が読み出されたとき、記憶部160から読み出した課金情報に該当する車種情報を、履歴情報に結合して表示させるようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形、変更が可能である。
1:課金情報表示システム 100:車載装置
110:入力部 120:位置情報算出部
130:ナビゲーション部 140:表示部
142:被牽引車情報 150:音声出力部
160:記憶部 170:通信部
172:通行料金配信サイト 174:地図データ配信サイト
176:道路交通情報配信サイト 180:外部I/F部
190:制御部 200:ETC車載器
210:設定部 220:設定情報送信部
230:課金情報受信部 240:課金/設定情報送信部
300:ETC路側機 310:設定情報受信部
320:課金情報作成部 330:課金情報送信部
400:課金情報表示プログラム 410:課金情報取得部
420:設定情報取得部 430:料金情報取得部
440:料金情報比較部 450:車種判定部
460:課金表示画像生成部 470:履歴情報取得部
480:履歴表示画像生成部 A、A1、A2:車軸
G:ETCゲート L:軸間距離
M1、M2:車両 NW:ネットワーク

Claims (8)

  1. 有料道路の課金情報を取得する取得手段と、
    自車両の車種および走行区間に基づいて規定される料金情報を記憶する記憶手段と、
    前記課金情報と前記料金情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づき前記課金情報に該当する車種を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された車種を前記課金情報とともに表示する表示手段と、
    を有する電子装置。
  2. 前記比較手段による前記課金情報と自車両の車種の料金情報とが一致するとき、前記判定手段は、前記課金情報は、被牽引車両を有しない自車両の車種であると判定する、請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記比較手段による前記課金情報と自車両の車種の料金情報とが異なるとき、前記判定手段は、前記比較手段に前記課金情報と自車両の1ランク上の車種の料金情報とを比較させ、前記課金情報と1ランク上の車種の料金情報とが一致するとき、前記判定手段は、車軸が1軸の被牽引車両を有する車種であると判定する、請求項1に記載の電子装置。
  4. 前記比較手段による前記課金情報と自車両の1ランク上の車種の料金情報とが異なるとき、前記判定手段は、前記比較手段に前記課金情報と自車両の2ランク上の車種の料金情報とを比較させ、前記課金情報と2ランク上の車種の料金情報とが一致するとき、前記判定手段は、車軸が2軸の被牽引車両を有する車種であると判定する、請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記比較手段による課金情報といずれの料金情報とが一致しないとき、前記判定手段は、車種不明と判定する、請求項1ないし4いずれか1つに記載の電子装置。
  6. 電子装置はさらに、自車の走行履歴情報を記憶する記憶手段を含み、前記表示手段は、前記走行履歴情報を表示するとき、前記判定手段により判定された車種を一緒に表示する、請求項1ないし5いずれか1つに記載の電子装置。
  7. 自車両の車種および走行区間基づいて規定される料金情報を記憶する記憶手段および表示手段を有する電子装置が実行する課金表示プログラムであって、
    有料道路の課金情報を取得するステップと、
    前記課金情報と前記料金情報とを比較するステップと、
    前記比較するステップの比較結果に基づき前記課金情報に該当する車種を判定するステップと、
    前記判定された車種を前記課金情報とともに表示するステップと、
    を有する課金表示プログラム。
  8. 自車両の車種および走行区間基づいて規定される料金情報を記憶する記憶手段および表示手段を有する電子装置における課金表示方法であって、
    有料道路の課金情報を取得するステップと、
    前記課金情報と前記料金情報とを比較するステップと、
    前記比較するステップの比較結果に基づき前記課金情報に該当する車種を判定するステップと、
    前記判定された車種を前記課金情報とともに表示するステップと、
    を有する課金表示方法。
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