JP2002175547A - 車載装置 - Google Patents

車載装置

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JP2002175547A
JP2002175547A JP2000370564A JP2000370564A JP2002175547A JP 2002175547 A JP2002175547 A JP 2002175547A JP 2000370564 A JP2000370564 A JP 2000370564A JP 2000370564 A JP2000370564 A JP 2000370564A JP 2002175547 A JP2002175547 A JP 2002175547A
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Tatsuya Mitsugi
達也 三次
Kazuhiro Yokouchi
一浩 横内
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ETCより受信したデータを用いて、ナビゲ
ーション装置保有のデータ(料金テーブル)を修正又は
更新する車載装置を得る。 【解決手段】 ETC路上機との間で送受信を行うET
C車載器1、及び、このETC車載器と通信を行うET
C通信処理手段2と、料金所の料金データをストレージ
装置に格納している内部料金データベース6と、車両の
位置を認識し報知する手段とを有するナビゲーション装
置10で構成された車載装置において、ETC路上機か
らの料金所におけるETC料金データと前記内部料金デ
ータベース6の内部料金データとを比較判断する料金デ
ータ判断手段11と、ETC料金データが内部料金デー
タと異なる場合にETC料金データを修正料金データと
して格納する修正料金データベース12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ETC車載器と
ナビゲーション装置で構成される車載装置に関し、特に
料金所案内における料金案内の信頼性向上に係る。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の車載装置の構成を示す
ブロック図で、特に料金案内の構成を示す。図におい
て、1はETC(Electronic Toll Collection:ノンス
トップ車両通過料金収受システム)の料金所や道路側の
通信設備(ETC路上機)と通信を行うETC車載器、
10はETC車載器1と接続されたナビゲーション装置
で、ETC車載器1と共に車載装置を構成する。2はE
TC車載器1と接続されETC車載器1との間で情報通
信を行うETC通信処理手段で、料金所案内における料
金案内等を通信する。3は車両の現在位置を推定する現
在地推定手段、4は目的地までの経路演算を行う探索演
算手段、5は誘導案内手段で、探索演算手段4から得ら
れた目的地までの経路と現在地推定手段3から得られた
現在位置とを比較判断して、経路上の重要な場所を誘導
案内する。6は内部料金データベースで、料金所の料金
データをナビゲーション装置10内のストレージ装置に
格納している。7はETC車載器1とETC通信処理手
段2を介し料金所において料金を案内する料金案内手
段、8は経路・料金・車両の現在位置を総合的に運転者
に案内する総合案内手段である。
【0003】この構成の車載装置では、料金所近くにな
れば、ETC車載器1とETC通信処理手段2を介し
て、料金所における料金データがナビゲーション装置1
0に伝送され、料金案内手段7により、料金所における
料金案内を可能としている。また、ETCと通信できな
い場所では、内部料金データベースをもとに料金の誘導
案内を行っている。
【0004】同様に、例えば、特開2000−5748
6号公報や特開平11−351893号公報に記載され
ている従来の車載装置では、ナビゲーション装置であら
かじめ用意している料金データを、例えばCD−ROM
に格納して、誘導案内として料金所の案内を行う際に、
料金の提示を行っている。また、ETCにおいても、料
金所通過の際に料金の提示を行っており、ナビゲーショ
ン装置とETCを複合した従来の装置では、ETCから
の料金の提示を優先させる方法が提示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、ET
C車載器が料金所を通過する際には、ETCにより入手
した料金を提示し、ETCを受信していない時に、料金
を表示したい場合には、ナビゲーション装置が予め保有
している料金データベースを用いて料金の表示を行って
いたので、保有している料金テーブルが旧料金系である
場合には、誤った料金の表示をするという問題点があっ
た。本発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、ETCより受信したデータを用いて、ナ
ビゲーション装置保有のデータ(料金テーブル)を修正
又は更新することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車載装置
は、ETC路上機との間で送受信を行うETC車載器、
及び、このETC車載器と通信を行うETC通信処理手
段と、料金所の料金データをストレージ装置に格納して
いる内部料金データベースと、車両の位置を認識し報知
する手段とを有するナビゲーション装置で構成された車
載装置において、ETC路上機からの料金所におけるE
TC料金データと前記内部料金データベースの内部料金
データとを比較判断する料金データ判断手段と、ETC
料金データが内部料金データと異なる場合にETC料金
データを修正料金データとして格納する修正料金データ
ベースとを備えるものである。
【0007】また、ETC路上機との間で送受信を行う
ETC車載器、及び、このETC車載器と通信を行うE
TC通信処理手段と、料金所の料金データをストレージ
装置に格納している内部料金データベースと、車両の位
置を認識し報知する手段とを有するナビゲーション装置
で構成された車載装置において、ETC路上機からの料
金所におけるETC料金データと前記内部料金データベ
ースの内部料金データとを比較判断する料金データ判断
手段を備え、ETC料金データが内部料金データと異な
る場合に、前記内部料金データベースの内部料金データ
をETC料金データで更新するように構成したものであ
る。
【0008】また、ETC車載器内部の履歴データを記
憶するETCデータ記憶手段をナビゲーション装置内に
設けたものである。
【0009】また、経路演算を行う探索演算手段を設
け、修正料金データベースに記憶された修正料金データ
を元に探索演算を行うものである。
【0010】さらにまた、個人データ及び車両データを
格納するパーソナルデータ記憶手段を有するものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1における車載装置の構成を示すブロック図
である。図において、1はETCの料金所や道路側の通
信設備(ETC路上機)と通信を行うETC車載器で、
取付けられた車輌の車格(車種)を内部に保有してい
る。10はETC車載器1と接続されたナビゲーション
装置で、ETC車載器1と共に車載装置を構成する。2
はETC車載器1と接続されETC車載器1との間で情
報通信を行うETC通信処理手段で、ETCからETC
車載器1を介して料金所案内における料金案内等を通信
する。3は車両の現在位置を推定する現在地推定手段、
4は目的地までの経路演算を行う探索演算手段、5は誘
導案内手段で、探索演算手段4から得られた目的地まで
の経路と現在地推定手段3から得られた現在位置とを比
較判断して、経路上の重要な場所を誘導案内する。
【0012】6は全車格(車種)の内部料金データベー
スで、料金所の料金データをナビゲーション装置10内
のストレージ装置に格納している。7はETC車載器1
とETC通信処理手段2を介し料金所において料金を案
内する料金案内手段で、ETC車載器1に保有する車格
に適した料金の通信を受けて案内する。8は経路・料金
・車両の現在位置を総合的に運転者に案内する総合案内
手段である。11はETCからの料金所における料金デ
ータと内部料金データベース6の料金データとを比較判
断する料金データ判断手段で、同車格同志間で比較判断
する。12は修正料金データベースで、ETC料金デー
タが内部料金データベース6の内部料金データと異なる
場合に、ETC料金データを修正料金データとして格納
する。実際的には、ETC料金データは車格に適した料
金データが通信されてくるので、内部料金データベース
6の同車格の内部料金データと比較し、異なる場合に、
ETC料金データを修正料金データとして格納する。
【0013】図2は料金データ判断手段11の動作フロ
ーチャートである。料金案内手段7において、ETCの
料金データが入手される状態になると、料金案内手段7
より料金データ判断手段11が呼び出されることにより
始まり、ETC通信処理手段2を介して、入口出口(In
Out )料金所に促した車格に適したETC料金データを
入手する(S1)。内部料金データベース6より、当該
入口出口(InOut )料金所の車格に適した料金データを
入手する(S2)。同車格同士のETC料金データと内
部料金データとを比較判断し、両データが一致していな
ければ(S3:No)、ETC料金データを(真の)料
金データとして、エラー情報と当該入口出口料金所と共
に、修正料金データベース12に記憶する(S4)し、
料金データ判断作業を終了する。一方、同車格同志のE
TC料金データと内部料金データとを比較判断し、両デ
ータが一致していれば(S3:Yes)、料金データ判
断作業を終了する。
【0014】なお、料金データ判断手段11を設けるこ
とにより、ETC車載器1等に保有する車格(車種)情
報や個人情報を合わせて確実にETC料金データと内部
料金データとを比較判断し、両データが一致していない
ときに限り、ETC料金データを(真の)料金データと
して、エラー情報と当該入口出口料金所と共に、修正料
金データベース12に記憶する(S4)ことになるの
で、修正料金データベース12の蓄積量を減少させるこ
とができる。
【0015】図3は図1における料金案内手段7での動
作フローチャートである。料金所を通過の際に、ETC
車載器1が接続されている場合、若しくはETC車載器
1が正常である場合は(S11:Yes)、ETCから
ETC車載器1を介して入手した入口出口料金所の情報
と共に、ETCからETC車載器1を介して車格に適す
る料金データを入手する(S12)が、ETC車載器1
が接続されていないか、若しくはETC車載器1に異常
がある場合は(S11:No)、総合案内手段8より入
手した入口出口料金所の情報により、修正料金データベ
ース12に該当入口出口料金所に関するエラー情報があ
るか否か判断し、あれば(S13:Yes)、修正料金
データベース12から修正料金データを取得する(S1
4)。エラー情報がなければ(S13:No)、内部料
金データベース6から車格に適する内部料金データを取
得する(S15)。
【0016】このように、内部料金データベース6の料
金データに誤りがあっても、ETCからETC車載器1
を介し、修正料金データベース12に記憶させた(真
の)料金データを利用し、ETC車載器1の接続が出来
ない場合、並びにETC車載器1に異常がある場合、及
びETCと通信できない場所においても、有効な料金案
内を施すことが出来るものである。なおまた、修正料金
データベースに存在する入口出口料金所を含む路線上を
走行し、他の料金所を通過する場合には、内部料金デー
タベースによる料金案内が不正確である可能性が有ると
案内が出来る。
【0017】実施の形態2.実施の形態1において、内
部料金データベース6の内部料金データが、CD−RO
Mから固定ディスクに格納されている場合は、修正料金
データベース12が存在しなくてもよい。このような場
合は、料金データ判断手段11で、同車格のETC料金
データと内部料金データとを比較し、両データが一致し
ていなければ、ETC料金データで内部料金データベー
ス6の固定ディスク内の該当する内部データを更新する
ようにしてもよい。図2のフローチャートで説明すれ
ば、S3まで同様で、S3:Noで、内部料金データベ
ース6における入口出口料金所の車格に適した内部料金
データを、ETCの入口出口料金所の同車格のETC料
金データで更新すればよい。
【0018】なお、料金データ判断手段11を設けてお
くことにより、ETC料金データと内部料金データとを
単に比較するだけでなく、ETC車載器1等に保有する
車種情報や個人情報と合わせて確実な比較をして、デー
タベースの更新誤りのないようにすることができる。
【0019】図3に相当する図4のフローチャートで説
明する。図4は実施の形態2における料金案内手段7で
の動作フローチャートである。S11,S12は図3の
場合と同様である。ETC車載器1が接続されていない
か、若しくはETC車載器1に異常がある場合は(S1
1:No)、総合案内手段8より入手した入口出口料金
所の情報により、内部料金データベース6から車格に適
した内部料金データを取得する(S16)。
【0020】このように、内部料金データベース6の料
金データに誤りがあっても、ETCからETC車載器1
を介し、内部料金データベース6の内部料金データを
(真の)ETC料金データに更新してあるので、更新し
た(真の)料金データを利用し、ETC車載器1の接続
が出来ない場合、並びにETC車載器1に異常がある場
合、及びETCと通信できない場所においても、有効な
料金案内を施すことが出来るものである。
【0021】実施の形態3.図5は、本発明の実施の形
態3における車載装置の構成を示すブロック図である。
図において、13は図1に付加したETCデータ記憶手
段で、ETC車載器1の内部に持つ個人データや車両デ
ータや過去の料金所通過に関する情報をナビゲーション
装置10内に記憶する。ETC車載器1が過去通過した
料金所から得た履歴料金データを利用し、修正料金デー
タベース12の拡充を施すものである。例えば、内部料
金データベース6には、記憶されていない新規な入口出
口料金所間の履歴料金データをデータとして取り込んで
おくものである。
【0022】図6は、図5におけるETCデータ記憶手
段13での動作フローチャートである。ETC車載器1
より、過去通過した料金所間の履歴料金データ、車両デ
ータ(車種等)、個人データ(障害者等)のETCデー
タを入手する(S21)。S21のトリガーは、ユーザ
ー操作、ETC車載器1からの指示、ナビゲーション装
置10での電源投入時など様々な場合がある。入手した
ETCデータをETCデータ記憶手段13に記憶する
(S22)。
【0023】このような構成にすることにより、ETC
データ記憶手段13は、ETC通信処理手段2に対し
て、必要な情報を提供し、例えば、ETC車載器1が異
常のとき、過去の履歴料金データ等を利用することがで
きる。実施の形態3においても、図2の料金データ判断
手段11の動作フローチャートと、図3の料金案内手段
7の動作フローチャートは同様である。これにより、車
載装置がもつ内部料金データと修正料金データと履歴料
金データのすべての料金データを利用することができ
る。
【0024】図5において、探索演算手段4は蓄積され
た修正料金データベース12の修正料金データをルート
設定の料金演算等の探索演算で利用する。図7は図5の
探索演算手段4における料金探索演算に関する動作フロ
ーチャートである。探索演算結果若しくはユーザーの指
示により、入口の料金所、出口の料金所が指定された
ら、入口の料金所(ゲート)の番号を取得し(S2
3)、出口の料金所(ゲート)の番号を取得する(S2
4)。入口出口の料金所情報より、修正料金データベー
ス12に当該入口出口料金所に関するエラー情報がある
か否か調べ、なければ(S25:No)、内部料金デー
タベース6より車格に適した内部料金データを取得する
(S26)。エラー情報があれば(S25:Yes)、
修正料金データベース12より修正料金データを取得す
る。これらを繰り返し、ユーザーが要求した料金内に合
致した入口出口料金所を選択する探索演算を行う。これ
により入口出口料金所間の料金演算における探索演算に
修正料金データを利用することができ、正確な探索演算
ができる。
【0025】実施の形態4.図8は、本発明の実施の形
態4における車載装置の構成を示すブロック図であり、
ナビゲーション装置でもつ個人データを利用し、修正料
金データベースの信頼度向上を施すものである。図8の
構成において、ナビゲーション装置10に個人データ・
車両データを記憶するパーソナルデータ記憶手段14を
付加させたものである。図9は、図8におけるパーソナ
ルデータ記憶手段14での動作フローチャートである。
車両のデータ、個人のデータをユーザーの操作入力によ
り得て(S31)、パーソナルデータ記憶手段14に記
憶する(S32)。
【0026】図10は、図8におけるETCデータ記憶
手段13の動作フローチャートである。ETC車載器1
より、過去通過した料金所間の履歴料金データ、車両の
データ、個人のデータのETCデータを入手する(S3
3)。S33のトリガーは、ユーザー操作、ETC車載
器1からの指示、ナビゲーション装置での電源投入時な
ど様々な場合がある。パーソナルデータ記憶手段14よ
り、車両のデータ、個人のデータであるパーソナルデー
タを入手する(S34)。入手したETCデータとパー
ソナルデータの車両のデータを比較判断し(S35)、
入手したETCデータのうち、車格(車種)が同じET
Cデータを記憶する(S36)。このようにすることに
より、ETC車載器1からのデータのうち、同車格のも
のを記録し、ナビゲーション装置で案内する料金データ
の信頼度を向上できる。
【0027】実施の形態4においても、図2の料金デー
タ判断手段11の動作フローチャートと、図3の料金案
内手段7の動作フローチャートは同様である。図2,図
3,図9,図10の動作フローチャートにより、ETC
車載器1が持つ過去からの履歴料金データの全てのう
ち、車格が等しい料金データを利用できることになる。
【0028】実施の形態4においても、探索演算手段4
における料金探索演算に関する動作フローチャートは図
7と同様で、車格に適して蓄積された修正料金データベ
ースの修正料金データを探索演算で利用するものであ
る。また、上述したように、ETCからのETC料金デ
ータと内部料金データベース6の内部料金データとを比
較するが、基本的には、ETCからのETC料金データ
は正確であるので、ETC料金データを優先して使用す
ることとし、ETCとの通信エラーが生じた場合や、E
TCからのETC料金データと内部料金データベース6
の内部料金データとの間に大きな差がある場合や、ET
CからのETC料金データが、例えば、0円やマイナス
1000円や1億円などの通常ではありえない値である
場合などには、内部料金データベース6の内部料金デー
タを用いることとすればよい。但し、内部料金データベ
ース6の内部料金データは、修正されたものでない限
り、ナビゲーション装置の作成時のデータであり、その
後の料金変更などには対応していないため、「参考デー
タ」である旨を付記して表示することとすればよい。
【0029】また、ETCからのETC料金データと内
部料金データベース6の内部料金データとが異なる場合
に、ETC料金データが正しいと判断されれば、入口出
口料金所のデータと共に、ETC料金データの真の料金
データを覚えることとなる。しかし、この際に、ETC
料金データの料金は、ETC車載器1の固有の車種デー
タなどによって、料金を演算した結果を通信するので、
例えば、ナビゲーション装置を他の車に付け替えた場合
などには記憶しておいた料金データが不正確なデータと
なってしまう可能性があるので、ETC車載器1を識別
するデータ、車種データ、又は、ETC車載器1に装着
されているカードが保有する個人データなどを、ETC
車載器1より取り込んでナビゲーション装置側で上記他
の車への付け替えなどを判断するようにすればよい。
【0030】なお、この際に、ETC車載器1とナビゲ
ーション装置10との間の通信を暗号通信を用いて行
い、ナビゲーション装置10側及びETC車載器1側さ
らに挿入されるカード側により認証を行えば、ETC車
載器1に記憶されている個人情報などの不用意な外部へ
の流出を防止でき、システムの安全性が向上する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の車載装
置によれば、ETC路上機との間で送受信を行うETC
車載器、及び、このETC車載器と通信を行うETC通
信処理手段と、料金所の料金データをストレージ装置に
格納している内部料金データベースと、車両の位置を認
識し報知する手段とを有するナビゲーション装置で構成
された車載装置において、ETC路上機からの料金所に
おけるETC料金データと前記内部料金データベースの
内部料金データとを比較判断する料金データ判断手段
と、ETC料金データが内部料金データと異なる場合に
ETC料金データを修正料金データとして格納する修正
料金データベースとを備えるので、ETC路上機より受
信したETC料金データを用いて、ナビゲーション装置
保有の内部料金データを修正することができ、ETC路
上機と通信できない場合においても、有効な料金案内を
施すことができる。また、料金データ判断手段を設ける
ことにより、ETC料金データと内部料金データとを比
較判断し、両データが一致していないときに限り、ET
C料金データを修正料金データとして、修正料金データ
ベースに記憶することになるので、修正料金データベー
スの蓄積量を減少させることができる。
【0032】また、ETC路上機との間で送受信を行う
ETC車載器、及び、このETC車載器と通信を行うE
TC通信処理手段と、料金所の料金データをストレージ
装置に格納している内部料金データベースと、車両の位
置を認識し報知する手段とを有するナビゲーション装置
で構成された車載装置において、ETC路上機からの料
金所におけるETC料金データと前記内部料金データベ
ースの内部料金データとを比較判断する料金データ判断
手段を備え、ETC料金データが内部料金データと異な
る場合に、前記内部料金データベースの内部料金データ
をETC料金データで更新するように構成したので、E
TC路上機より受信したETC料金データを用いて、ナ
ビゲーション装置保有の内部料金データを更新すること
ができ、ETC路上機と通信できない場合においても、
有効な料金案内を施すことができる。
【0033】また、ETC車載器内部の履歴データを記
憶するETCデータ記憶手段をナビゲーション装置内に
設けたので、ETC車載器が異常のとき、過去の履歴デ
ータを利用することができる。
【0034】また、経路演算を行う探索演算手段を設
け、修正料金データベースに記憶された修正料金データ
をもとに探索演算を行うので、正確な探索演算ができ
る。
【0035】さらにまた、個人データ及び車両データを
格納するパーソナルデータ記憶手段を有するので、修正
又は更新する料金データの信頼度向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における車載装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態の料金データ判断手段の動作フロ
ーチャートである。
【図3】 実施の形態の料金案内手段の動作フローチャ
ートである。
【図4】 実施の形態2における料金案内手段の動作フ
ローチャートである。
【図5】 実施の形態3における車載装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】 実施の形態3のETCデータ記憶手段の動作
フローチャートである。
【図7】 実施の形態の探索演算手段における料金探索
演算に関する動作フローチャートである。
【図8】 実施の形態4における車載装置の構成を示す
ブロック図である。
【図9】 実施の形態4におけるパーソナルデータ記憶
手段の動作フローチャートである。
【図10】 実施の形態4におけるETCデータ記憶手
段の動作フローチャートである。
【図11】 従来の車載装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 ETC車載器 2 ETC通信
処理手段 3 現在地推定手段 4 探索演算手
段 5 誘導案内手段 6 内部料金デ
ータベース 7 料金案内手段 8 総合案内手
段 10 ナビゲーション装置 11 料金デー
タ判断手段 12 修正料金データベース 13 ETCデ
ータ記憶手段 14 パーソナルデータ記憶手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ETC路上機との間で送受信を行うET
    C車載器、及び、このETC車載器と通信を行うETC
    通信処理手段と、料金所の料金データをストレージ装置
    に格納している内部料金データベースと、車両の位置を
    認識し報知する手段とを有するナビゲーション装置で構
    成された車載装置において、ETC路上機からの料金所
    におけるETC料金データと前記内部料金データベース
    の内部料金データとを比較判断する料金データ判断手段
    と、ETC料金データが内部料金データと異なる場合に
    ETC料金データを修正料金データとして格納する修正
    料金データベースとを備えることを特徴とする車載装
    置。
  2. 【請求項2】 ETC路上機との間で送受信を行うET
    C車載器、及び、このETC車載器と通信を行うETC
    通信処理手段と、料金所の料金データをストレージ装置
    に格納している内部料金データベースと、車両の位置を
    認識し報知する手段とを有するナビゲーション装置で構
    成された車載装置において、ETC路上機からの料金所
    におけるETC料金データと前記内部料金データベース
    の内部料金データとを比較判断する料金データ判断手段
    を備え、ETC料金データが内部料金データと異なる場
    合に、前記内部料金データベースの内部料金データをE
    TC料金データで更新するように構成したことを特徴と
    する車載装置。
  3. 【請求項3】 ETC車載器内部の履歴データを記憶す
    るETCデータ記憶手段をナビゲーション装置内に設け
    た請求項1又は請求項2記載の車載装置。
  4. 【請求項4】 経路演算を行う探索演算手段を設け、修
    正料金データベースに記憶された修正料金データを元に
    探索演算を行う請求項1記載の車載装置。
  5. 【請求項5】 個人データ及び車両データを格納するパ
    ーソナルデータ記憶手段を有する請求項1〜請求項4の
    いずれか1項に記載の車載装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007256148A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Clarion Co Ltd ナビゲーションシステム
JP2010117811A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Kenwood Corp カーナビゲーション装置、方法及びプログラム
JP2016130885A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 アルパイン株式会社 電子装置、課金表示プログラムおよび課金表示方法

Cited By (3)

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