JP6342472B2 - 原料処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、原料処理方法に係り、より詳しくは、焼結鉱の製造に際して発生するエネルギーを用いて還元鉄を製造することのできる原料処理方法に関する。
微粒の粉鉄鉱石を焼結して高炉の使用に適した大きさに製造する焼結鉱の製造工程としては、量産可能なドワイトロイド(Dwight−Lyoid、以下、「DL」と称する。)式焼結工程が主として用いられる。このようなDL式焼結工程においては、粉鉄鉱石、副原料及び燃料(粉コークス、無鉛炭)などをドラムミキサーに入れて混合及び調湿を行って焼結配合原料を疑似粒子化させて焼結機の台車の上に所定の高さで装入する。また、点火炉により表面を点火させた後、下方から空気を強制的に吸引しながら焼結配合原料の焼成が行われ、焼結鉱が製造される。焼結が終わった焼結鉱は、排鉱部の破砕器(Crusher)を経て冷却器(Cooler)において冷却され、分級されて高炉に搬送される。分級される粒子の大きさは、高炉内への装入及び反応を行い易い5〜50mmの粒度に調整される。
DL式焼結工程において焼結反応を効率よく行い、良好な品質の焼結鉱を製造するためには、適量の空気が原料層内を流れるように通気性を確保することが重要である。また、焼結生産性は、原料層内の通気性に大きな影響を受ける。さらに、原料層内の通気性は、疑似粒子の粒度分布にも影響を受け、通気性を改善するためには、平均粒径を増大させるよりは、微粉部の割合を減少させることが効果的である。このため、焼結原料中の微粉の割合を最小化させる必要があり、鉄鉱石の選鉱過程を経て生産される微粉鉄鉱石(ultra−fine iron ore)のように微粉の割合が非常に高い鉄鉱石を用いる場合には、別途の事前処理を通じて焼結原料として用いなければならない。
一方、焼結工程において焼結原料を焼結させる熱源は、焼結原料中の燃料物質が燃焼して発生する。このようにして発生した熱は、台車の上部側から下部側に伝わって台車内の原料層を満遍なく焼結させることができる。しかしながら、実際の操業に当たっては、台車の下部側に過剰の熱が存在し、上部側においては熱が不足するという現象が発生してしまう。このような熱のバラツキは、焼結鉱の強度及び還元性を低下させるという問題がある。
日本国特許第5569658号公報 日本国特許出願公開 特開2005−213593号公報
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであってその目的とするところは、焼結に際して発生する余剰の熱を用いて還元鉄を製造することのできる原料処理方法を提供することにある。
また他の目的とするところは、エネルギーの使用を節減し、環境汚染を抑えることのできる原料処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明の原料処理方法は、粉鉄鉱石、副原料及び燃料を含む焼結配合原料を用意する過程と、
含鉄微粉原料及び炭材を含む造粒物を製造する過程と、
焼結台車に焼結配合原料及び造粒物を装入する過程と、
焼結配合原料を焼結して焼結鉱を製造し
造粒物を焼成して還元鉄を製造する過程と、を含み、装入する過程において焼結台車に造粒物を装入して第1の原料層を形成し、第1の原料層の上部に焼結配合原料を装入して第2の原料層を形成することを特徴とする。
造粒物を製造する過程は、含鉄微粉原料を造粒してコア部を製造する過程と、コア部の表面に炭材をコーティングしてコーティング部を形成する過程と、を含むことが好ましい。
造粒物を製造する過程は、含鉄微粉原料にバインダーを混合する過程を含むことができる。
バインダーは、生石灰(CaO)及び消石灰(Ca(OH)2)のうちのいずれか一方を含むことがよい。
含鉄微粉原料及びバインダーを合計した量を100重量%としたとき、バインダーは1〜5重量%含まれることが好ましい。
造粒物に含まれる炭材の配合比は、焼結配合原料に含まれる燃料の配合比よりも小さいことがよい。
含鉄微粉原料、バインダー及び炭材を合計した量を100重量%としたとき、炭材は1〜5重量%含まれることが好ましい。
造粒物を製造する過程において水分を供給することができる。
造粒物の直径は、5〜15mmであることが好ましい。
装入する過程前に、焼結台車に床敷鉱を装入して床敷鉱層を形成してもよい。
装入する過程において、第1の原料層の厚さを第2の原料層の厚さよりも厚く形成することがよい。
前記床敷鉱層は、前記焼結台車の高さ方向に内部の底面から10%の個所に形成し、
第1の原料層は、焼結台車の内部の底面から高さ方向に10〜70%の個所に形成し、
第2の原料層は、焼結台車の高さ方向に70〜100%の個所に形成することがよい。
造粒物は、焼結配合原料が焼結して発生する熱を用いて焼成されることができる。
焼結配合原料は1300〜1400℃の温度で焼結され、造粒物は1200〜1300℃の温度で焼成されることが好ましい。
本発明の実施形態によれば、焼結工程に際して発生する余剰の熱を用いて還元鉄を製造することができる。すなわち、含鉄微粉原料を含む造粒物に炭材をコーティングし、焼結鉱の製造に際して発生する熱を用いて焼成することにより還元鉄を製造することができる。比較的に低温において還元鉄を製造することができ、その結果、還元率を向上させることができる上、還元鉄を製造するのに必要なエネルギー及び燃料(炭材)コストを節減することができ、さらに環境汚染を低減することができる。
また、高炉の使用に適していない微粉原料を造粒化して用いることから、製造コストを節減することができ、資源を効率よく用いることができる。
本発明の実施形態により原料を処理するための設備の構成を概略的に示す図である。 本発明の実施形態による原料処理方法により製造されたペレットを概略的に示す断面図である。 本発明の実施形態による原料処理方法を順次に示す手順図である。 本発明の実施形態による原料処理方法を用いて焼結鉱及びペレットを製造するときの焼結台車内の原料層の積層状態を示す図である。
以下、添付図面に基づき本発明の実施形態による「原料処理方法」について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態により原料を処理するための設備の構成を概略的に示す図であり、図2は、本発明の実施形態による原料処理方法により製造されたペレットを概略的に示す断面図であり、図3は、本発明の実施形態による原料処理方法を順次に示す手順図である。
図1に示したとおり、原料処理設備、例えば、焼結鉱を製造するための設備は、造粒物を製造する造粒装置200と、焼結配合原料を貯留する第1のホッパー130と、造粒装置200において製造された造粒物を貯留する第2のホッパー120と、焼結配合原料及び造粒物を用いて焼結配合原料を焼結させて焼結鉱を製造し、造粒物を焼成させて還元鉄を製造する焼結機300と、を備えることがよい。
まず、第1のホッパー130は、焼結鉱の主原料として用いられる鉄鉱石と、石灰石、珪石などの副原料と、コークス、石炭などの燃料と、を所定の配合比で混合して製造される焼結配合原料を貯留することができる。
第2のホッパー120は、後述する造粒物を貯留し、第1のホッパー130の一方の側に配設されることができる。第1のホッパー130及び第2のホッパー120は、後述する焼結機300を構成する構成要素として配設されることがよく、これらに加えて、返鉱を貯留する第3のホッパー110をさらに備えることが好ましい。
造粒装置200は、ペレットフィード、鉄成分を含有する製鋼副産物などの含鉄微粉原料と、炭材を用いて所定の大きさの造粒物を製造することが好ましい。このとき、造粒物の強度を向上させるためにバインダーを含めることができ、以下では、含鉄微粉原料、バインダー及び炭材を用いて造粒物を製造する例について説明する。
造粒装置200は、含鉄微粉原料を貯留する含鉄微粉原料ホッパー210と、バインダーを貯留するバインダーホッパー220及び炭材を貯留する炭材ホッパー230と、それぞれの含鉄微粉原料ホッパー210及びバインダーホッパー220から含鉄微粉原料及びバインダーの供給を受けて造粒物を製造する第1の造粒機240と、炭材ホッパー230から炭材の供給を受けて第1の造粒機240において製造された造粒物の表面に炭材をコーティングする第2の造粒機250と、を備えることができる。造粒物10は、図2に示すとおり、コア部12と、コア部12の表面を取り囲むコーティング部14と、を備えることが好ましい。このとき、コア部12は第1の造粒機240において製造することができ、コア部12は第2の造粒機250において製造することもできる。以下では、コア部12の表面にコーティング部14が形成された結果物を造粒物と称し、造粒物はペレットを含む。造粒物は、焼結工程において焼成されて還元鉄として製造されることが好ましい。
また、造粒装置200を構成する第1の造粒機240及び第2の造粒機250は、造粒物の製造に際してその内部に水分を供給する水分供給装置(図示せず)をそれぞれ備えることが好ましい。
焼結機300は、移動経路に沿って移動可能なように配設される複数の焼結台車320と、移動経路の一方の側に配設されて焼結台車320に原料、例えば、焼結配合原料及び造粒物を装入する原料供給部100と、焼結台車320の移動方向に対して原料供給部100の前方に配設されて焼結台車320内の原料層の表層部を点火させる点火炉310と、焼結台車320の移動経路に沿って配置されて焼結台車320の内部を吸引する複数のウィンドボックス330と、を備えることが好ましい。焼結機300は、移動経路の他方の側に配設されて焼結台車320から排鉱される焼結鉱を破砕する破砕器(図示せず)と、破砕された焼結鉱を冷却させる冷却装置(図示せず)と、を備えることが好ましい。なお、焼結機300は、焼結鉱を製造する過程及び焼結鉱を冷却させる過程において発生する様々な排ガスのうちの少なくとも一部を焼結台車320に循環させるための循環部(図示せず)をさらに備えることが好ましい。
ここで、移動経路は、焼結台車320が無限軌道方式により回転可能なように閉ループを形成し、移動経路の上部側は焼結台車320の内部に装入された原料、すなわち、焼結配合原料及び造粒物が焼結される焼結区間であり、移動経路の下部側は、焼結され終わった焼結鉱を排鉱した後に空き焼結台車320が焼結工程のために焼結区間に移動するための回送区間である。このとき、焼結区間の前には、原料が装入される装入区間と、点火区間と、が配設されることがよい。このため、原料供給部100が配置される領域は装入区間となり、点火炉310が配設される領域は点火区間となる。ウィンドボックス330は、焼結区間の下部に配設されて焼結区間に沿って移動する焼結台車320の内部を吸引することができる。また、焼結台車320の内部において焼結し終わった焼結鉱は、焼結台車320が焼結区間から回送区間に切り換えられる部分、すなわち、移動経路の他方の側から排鉱され、この領域を排鉱部と称し、排鉱部は、原料供給部100の反対側に配設される。
このとき、上述した第1のホッパー130及び第2のホッパー120は焼結機300の原料供給部100を構成する要素であり、原料供給部100は、床敷鉱を貯留する第3のホッパー110をさらに備えてもよい。また、原料供給部100は、第1のホッパー130、第2のホッパー120及び第3のホッパー110から供給される焼結配合原料と、造粒物及び床敷鉱を焼結台車320に装入する装入機をさらに備えることができる。装入機は、第1のホッパー130から供給される焼結配合原料を焼結台車320に装入する第1の装入機132と、第2のホッパー120から供給される造粒物を焼結台車320に装入
する第2の装入機122と、を備えていてもよい。第1の装入機132は第1のホッパー130の直下部に、第2の装入機122は第2のホッパー120の直下部に配置されることが好ましい。
第3のホッパー110は、焼結機300の移動経路における焼結台車320の移動方向に対して最も後方に配置することができ、第2のホッパー120が第3のホッパー110の一方の側に配設することもできる。このため、第3のホッパー110、第2のホッパー120及び第1のホッパー130の順に配置することが好ましい。
このような焼結鉱製造設備を用いて焼結鉱及び造粒物を製造する方法について説明する。
図3は、本発明の実施形態による原料処理方法を順次に示す手順図であり、図4は、本発明の実施形態による原料処理方法を用いて焼結配合原料を焼結し、造粒物を焼成させるときの焼結台車内の原料層の積層状態を示す図である。
図3に示したとおり、本発明の一実施形態による原料処理方法は、焼結配合原料及び床敷鉱を用意する過程(S110)と、含鉄微粉原料、バインダー及び炭材を用いて造粒物を製造する過程(S120)と、焼結台車に床敷鉱を装入する過程(S130)と、床敷鉱の上部に焼結配合原料及び造粒物を装入する過程(S140)及び焼結配合原料を焼結させ、造粒物を焼成させる過程(S150)を含む。
以下、このような本発明の一実施形態による原料処理方法について詳細に説明する。
まず、鉄鉱石、副原料、返鉱及び燃料などから構成される焼結配合原料を用意する。ここで、鉄鉱石としては、10mm以下の大きさを有する粉鉄鉱石を挙げることができ、副原料としては、石灰石、珪石などを挙げることができ、燃料としては、コークス、石炭などを挙げることができる。このとき、焼結配合原料中の燃料は、粉鉄鉱石、副原料及び燃料を合計した量を100重量%としたとき、約5〜10重量%含まれることがよい。焼結配合原料は、粉鉄鉱石、副原料、返鉱及び燃料を混合機に装入し、水分を供給しながら造粒して約2〜3mmの大きさに形成することがよい。焼結配合原料の用意は、通常の焼結配合原料の用意過程と略同様に行うことができるので、その具体的な説明は省略する。このようにして用意された焼結配合原料は、第1のホッパー130に貯留される。
造粒物を製造する過程は、0.045mm以下の重量比が60重量%以上、例えば、約60〜95重量%である含鉄微粉原料及びバインダーを用いてコア部を製造する過程と、炭材をコーティングしてコーティング部をコア部の表面に形成する過程と、を含むことが好ましい。
コア部を製造する過程は、含鉄微粉原料ホッパー210に貯留された含鉄微粉原料及びバインダーホッパー220に貯留されたバインダーを第1の造粒機240に供給し、第1の造粒機240を回転させて含鉄微粉原料及びバインダーを均一に混合しながら、第1の造粒機240に水分を供給して行うことがよい。このとき、含鉄微粉原料としては、微粉鉄鉱石であるペレットフィード、鉄成分をはじめとする製鋼副産物などを挙げることができる。また、バインダーは、生石灰(CaO)及び消石灰(Ca(OH))のうちの少なくとも一方を含むことが好ましい。バインダーは、含鉄微粉原料を造粒してコア部を製造するときに造粒強度を確保し、また、造粒物の塩基度を調節するために用いられる。バインダーは、コア部の総重量、すなわち、含鉄微粉原料及びバインダーを合計した量を100重量%としたとき、約1〜5重量%含まれることが好ましい。バインダーが提示された範囲よりも少量用いられる場合には、造粒物の強度が低下する虞があり、提示された範囲よりも多量用いられる場合には、後続する焼結過程においてCaO・Feなどのカルシウムフェライト化合物が生成されることになる。造粒物内の含鉄微粉原料は、固相拡散接合することが好ましいが、カルシウムフェライト化合物は約1200℃で生成され、造粒物内において溶融されて造粒物内の含鉄微粉原料を溶融結合することにより造粒物の被還元性を低下させる問題がある。
このようにして製造されたコア部は、約4〜14mmの直径を有する円形又は楕円形に形成されることがよい。
コア部の表面にコーティング部を形成する過程は、第1の造粒機240において製造されたコア部を第2の造粒機250に装入し、炭材及び水分を供給しながらコア部の表面に炭材を含むコーティング部を形成させる。このとき、含鉄微粉原料と、バインダー及び炭材を合計した量を100重量%としたとき、炭材は約1〜5重量%含まれることが好ましい。このような炭材の配合比は、焼結配合原料に含まれる燃料の配合比よりも小さくてもよい。これは、焼結に際して焼結配合原料中の燃料が燃焼して発生する熱が焼結台車320の上部側から下部側に移動して下部側、すなわち、焼結台車320内の原料層の下層部に熱量が集中するため、下層部に集中する熱量を用いて造粒物を焼成させることができる。
このようにしてコア部の表面に形成されるコーティング部は、約1mm以下の厚さに形成されることがよく、このため、造粒物は、約5〜15mmの直径を有する円形又は楕円形に形成されることが好ましい。これは、通常の高炉装入原料として製造されたものであり、造粒物の大きさは提示された範囲において種々に変更可能である。
炭材の含量が提示された範囲よりも少ない場合には、焼結工程に際して造粒物の焼成に必要な熱源を確保することが難しくなる。なお、炭材の含量が提示された範囲よりも多い場合には、熱量の過剰により造粒物が溶融されて還元性が低下し、造粒物が互いに溶融結合されて焼成後に破砕、選別などの追加工程が必要になる問題がある。
また、造粒物の製造に際して追加される水分の量は、含炭微粉原料、バインダー及び炭材を合計した量を100重量%としたとき、約8〜14重量%であることがよく、第1の造粒機240及び第2の造粒機250に適切に分配供給(ディストリビュート)してもよい。水分は、粉末状態の原料を結合するのに用いられ、特に、バインダー中の生石灰を水和させるのに使用される。すなわち、生石灰は、添加される水分により水和されて消石灰(Ca(OH)2)になり、消石灰は、配合原料を結合する役割を果たす。水分の添加量が提示された範囲よりも少ない場合、反応が十分に起きないため、含鉄微粉原料を円滑に結合することができず、提示された範囲よりも多い場合には、造粒物の形状を一定に保つことが難しいという問題がある。
このようにして製造された造粒物は、第2のホッパー120に貯留されることが好ましい。造粒物を第2のホッパー120に貯留する前に、造粒物内の水分を除去する過程を行ってもよい。
次いで、用意された焼結配合原料及び造粒物を焼結台車320に装入する。焼結配合原料及び造粒物を焼結台車320に装入する前に、焼結台車320の内部の底面には床敷鉱を装入することが好ましい。床敷鉱は、焼結台車320の高さ方向に、焼結台車320の底面から約10%の個所に床敷鉱層Aを形成するように装入されることが好ましい。
また、床敷鉱が装入されると、装入機を用いて焼結配合原料及び造粒物を焼結台車320に装入することができる。このとき、焼結配合原料及び造粒物は、焼結台車320内において異なる層を形成するように装入することがよい。すなわち、床敷鉱の上部に第2の装入機122を用いて造粒物を装入して第1の原料層Bを形成し、第1の装入機132を用いて第1の原料層Bの上部に焼結配合原料を装入することにより第2の原料層Cを形成することがよい。第1の装入機132及び第2の装入機122は、焼結配合原料及び造粒物を粒度偏析するように装入してもよい。すなわち、第1の装入機132及び第2の装入
機122は、焼結配合原料及び造粒物を焼結台車320の高さ方向に下部側から上部側に進むにつれて小さくなるように装入することが好ましい。これにより、図4に示したとおり、焼結台車320の内部における高さ方向に最も下部には、床敷鉱層Aが、床敷鉱層Aの上部には、造粒物からなる第1の原料層Bが、第1の原料層Bの上部には、焼結配合原料からなる第2の原料層Cを形成することができる。
第1の原料層Bは、焼結台車320の内部の底面から高さ方向に約10〜70%の範囲に形成されることがよく、第2の原料層Cは、焼結台車320の内部の底面から高さ方向に約70〜100%の範囲に形成されることがよい。これは、造粒物からなる第1の原料層Bと焼結配合原料からなる第2の原料層Cが焼結されて発生する熱を用いて焼結されるためである。換言すると、第2の原料層Cを構成する焼結配合原料中の燃料が燃焼して発生する熱が焼結台車320の下部側に伝わり、これとともに、第1の原料層Bを構成する造粒物中の炭材が燃焼して発生する熱を用いて造粒物を焼成させるためである。ここで、第1の原料層Bが提示された範囲よりも低く装入された場合、相対的にさらに多くの第2の原料層Cが装入されるため、第1の原料層Bが形成される焼結台車320の下部側に熱量が過剰に蓄積されてしまう問題が発生する。
上述したとおり、焼結台車320に床敷鉱、造粒物及び焼結配合原料が装入されると、焼結台車320は、焼結機300の移動経路に沿って移動され、移動経路に配設される点火炉310において第2の原料層Cの表面が点火される。次いで、焼結台車320が焼結機300の移動経路、すなわち、焼結経路に沿って移動されると、ウィンドボックス330の吸引力により第2の原料層Cの燃料が燃焼して焼結鉱が製造され、このときに発生する熱は、第2の原料層Cが形成される焼結台車320の下部側に移動される。次いで、第2の原料層Cにおいては、第1の原料層Bから伝わる熱により第2の原料層Cを構成する造粒物のコーティング部14、すなわち、炭材が燃焼する。このときに発生する熱により造粒物、すなわち、コア部12が焼成される。より具体的に、コア部12は、コーティング部14を形成する炭材が燃焼して発生する熱及び第1の原料層Bから伝わる熱により焼成される。
第2の原料層Cは、約1300〜1400℃の温度で焼結が行われ、第1の原料層Bは、第2の原料層Cに比べて燃料物質、すなわち、炭材が相対的に少量しか含まれていないので、たとえ第1の原料層Bから熱が伝わったとしても、第1の原料層Bよりも低い温度、例えば、約1200〜1300℃の温度で焼成が行われる。また、造粒物は、焼結配合原料を構成する粉鉄鉱石よりも粒子が小さい含鉄微粉原料により製造されるため、焼成に際して必要なエネルギーが焼結配合原料よりも少なくてよく、焼成後にも粒子間固体結合、多量の微細気孔により焼結配合原料に比べて還元性が高い。このとき、第1の原料層Bの焼成温度が提示された範囲よりも高い場合には、焼成過程において2FeO・SiO、CaO・Feなどの溶融物が生成され、このような溶融物は、冷却過程において還元速度が遅い鉱物状を形成し、気孔構造を変化させて造粒物の全体の還元性を悪化させる原因になる。
焼結配合原料の焼結及び造粒物の焼成が終わると、焼結機300の排鉱部において焼結鉱及び焼成済みの造粒物が同時に排鉱される。排鉱された焼結鉱及び焼成済みの造粒物は冷却装置において冷却された後、焼結鉱は高炉に装入できるように適切な大きさに破砕され、焼成済みの造粒物はそのまま高炉に装入するか、簡単な選別過程を経た後に高炉に装入することがよい。
このような方法を用いて含鉄微粉原料で造粒物を形成し、焼結鉱の製造に際して焼成させることにより、焼結鉱を製造しながら発生する過剰の熱を用いて造粒物を焼成させることができ、比較的に低温において焼成を行うことができることから、造粒物の還元率を向上させることができ、造粒物を焼成させるのに必要なエネルギーも節減することができる。
以上、本発明に関する好ましい実施例を説明したが、本発明の範囲は特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって解釈されなければならない。また、この技術分野で通常の知識を有する者なら、本発明の技術的範囲内で多くの修正と変形ができることはいうまでもない。
10:造粒物
12:コア部
14:コーティング部
100:原料供給部
110:第3のホッパー
120:第2のホッパー
122:第2の装入機
130:第1のホッパー
132:第1の装入機
200:造粒装置
210:含鉄微粉原料ホッパー
220:バインダーホッパー
230:炭材ホッパー
240:第1の造粒機
250:第2の造粒機
300:焼結機
310:点火炉
320:焼結台車
330:ウィンドボックス


Claims (14)

  1. 粉鉄鉱石、副原料及び燃料を含む焼結配合原料を用意する過程と、
    含鉄微粉原料及び炭材を含む造粒物を製造する過程と、
    焼結台車に前記焼結配合原料及び前記造粒物を装入する過程と、
    前記焼結配合原料を焼結して焼結鉱を製造し、前記造粒物を焼成して還元鉄を製造する過程と、
    を含み、
    前記装入する過程において前記焼結台車に前記造粒物を装入して第1の原料層を形成し、前記第1の原料層の上部に前記焼結配合原料を装入して第2の原料層を形成することを特徴とする原料処理方法。
  2. 前記造粒物を製造する過程は、
    前記含鉄微粉原料を造粒してコア部を製造する過程と、
    前記コア部の表面に前記炭材をコーティングしてコーティング部を形成する過程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の原料処理方法。
  3. 前記造粒物を製造する過程は、
    前記含鉄微粉原料にバインダーを混合する過程を含むことを特徴とする請求項2に記載の原料処理方法。
  4. 前記バインダーは、生石灰(CaO)及び消石灰(Ca(OH))のうちのいずれか一方を含むことを特徴とする請求項3に記載の原料処理方法。
  5. 前記含鉄微粉原料及び前記バインダーを合計した量を100重量%としたとき、
    前記バインダーは1〜5重量%含まれることを特徴とする請求項4に記載の原料処理方法。
  6. 前記造粒物に含まれる炭材の配合比は、前記焼結配合原料に含まれる燃料の配合比よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の原料処理方法。
  7. 前記含鉄微粉原料、前記バインダー及び前記炭材を合計した量を100重量%としたとき、
    前記炭材は1〜5重量%含まれることを特徴とする請求項6に記載の原料処理方法。
  8. 前記造粒物を製造する過程において水分を供給することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の原料処理方法。
  9. 前記造粒物の直径は、5〜15mmであることを特徴とする請求項8に記載の原料処理方法。
  10. 前記装入する過程前に、前記焼結台車に床敷鉱を装入して床敷鉱層を形成することを特徴とする請求項9に記載の原料処理方法。
  11. 前記入する過程において、
    前記第1の原料層の厚さを前記第2の原料層の厚さよりも厚く形成することを特徴とする請求項10に記載の原料処理方法。
  12. 前記床敷鉱層は、前記焼結台車の高さ方向に内部の底面から10%の個所に形成し、
    前記第1の原料層は、前記焼結台車の内部の底面から高さ方向に10〜70%の個所に形成し、前記第2の原料層は、前記焼結台車の高さ方向に70〜100%の個所に形成することを特徴とする請求項11に記載の原料処理方法。
  13. 前記造粒物は、前記焼結配合原料が焼結して発生する熱を用いて焼成されることを特徴とする請求項12に記載の原料処理方法。
  14. 前記焼結配合原料は1300〜1400℃の温度で焼結され、
    前記造粒物は1200〜1300℃の温度で焼成されることを特徴とする請求項13に記載の原料処理方法。
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