JP6341154B2 - 油圧制御装置のバルブボディ - Google Patents
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Description
空洞部を除いた部分が一体に連なるように三次元積層造形法により形成されたバルブボディ構成部を備え、
前記空洞部は、特定のバルブ挿入穴又は特定の油路を構成する特定の空洞部を含み、
該特定の空洞部のバルブボディ外表面側に所定の油路が設けられており、
前記バルブボディは、変速制御用の油圧アクチュエータを有する自動変速機の油圧制御装置のバルブボディであって、
前記所定の油路は、前記バルブ挿入穴に装着されたソレノイドバルブの吐出部と前記油圧アクチュエータとを連絡するものであることを特徴とする。
なお、ここでいう「変速制御用の油圧アクチュエータ」の具体例としては、有段変速機のクラッチやブレーキ等の摩擦締結要素の他、ベルト式無段変速機のプーリ、デュアルクラッチトランスミッションのクラッチ等が挙げられる。また、ここでいう「変速制御」とは、自動変速機の変速のための摩擦締結要素の締結や解放、変速の準備等のための摩擦締結要素のスリップ動作等、変速に関連する動作を制御することを意味する。
前記バルブボディ構成部には、前記所定の油路とは異なる複数の油路が設けられ、
前記所定の油路は、前記特定の空洞部を挟んで、前記複数の油路とは反対側に配置されていることを特徴とする。
前記バルブボディ構成部には、前記三次元積層造形法の積層方向に延びる軸心に沿って前記バルブ挿入穴が形成されていることを特徴とする。
また、前記バルブボディ構成部のバルブ挿入穴に装着されたソレノイドバルブの吐出部と、自動変速機の変速制御用の油圧アクチュエータとを連絡する前記所定の油路が上記のように短く形成されることで、ソレノイドバルブから変速制御用の油圧アクチュエータへ迅速に油圧を供給することができ、これにより、変速制御の応答性が高められる。
図1〜図5を参照しながら、第1実施形態に係るバルブボディ10について説明する。図1は、バルブボディ10を上方から見た斜視図、図2は、同バルブボディ10を下方から見た斜視図、図3は、同バルブボディ10の平面図、図4は、図3のA−A線で破断した断面及びその周辺部を示すバルブボディ10の一部破断斜視図、図5は、同バルブボディ10及び後述のサポート部98,99を示す図である。
図1〜図4に示すように、バルブボディ10は単一部材で構成されており、第1の幅方向D1とこれに直角な第2の幅方向D2の両寸法に比べて、第1及び第2の幅方向D1,D2に直角な厚み方向D3の寸法が小さな偏平状とされている。
バルブボディ10は、3Dプリンタを用いて、バルブ挿入穴31,33、油路70〜75及びその他の空洞部90を除いた全ての部分が一体に連なるように三次元積層造形法によって形成される。これにより、単一部材からなるバルブボディ10が形成される。
図6は、バルブボディ10の上面に沿って配索される油路102の変形例を模式的に示す斜視図である。
図7を参照しながら、第2実施形態に係るバルブボディ110について説明する。図7は、バルブボディ110を第2の幅方向D2(図1〜図4参照)から見た断面図である。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成要素については、図7において同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
4 スプールバルブ
10 バルブボディ
20 アキュムレータ収容部
30 スプールバルブ収容部
31 スプールバルブ用のバルブ挿入穴
32 ソレノイドバルブ収容部
33 ソレノイドバルブ用のバルブ挿入穴
36,38 ボルト穴
40,42 ポート
46a 機械式オイルポンプの吸い込み口への連通口
46b 機械式オイルポンプの吐出口への連通口
47a 電動式オイルポンプの吸い込み口への連通口
47b 電動式オイルポンプの吐出口への連通口
48 変速制御用油路への連通口
49 潤滑油供給油路への連通口
50 トルクコンバータ連絡油路への連通口
60 オイルストレーナの吐出口への連通口
69 油路の周壁部
70 油路
71〜75 所定の油路
90 空洞部
98,99 サポート部
102 油路
104 変速機ケースの油路
106 クラッチの油圧室
110 バルブボディ
111 第1構成部材(バルブボディ構成部)
112 第2構成部材
113 セパレートプレート
114 連通穴
130 スプールバルブ収容部
131 スプールバルブ用のバルブ挿入穴
132 ソレノイドバルブ収容部
133 ソレノイドバルブ用のバルブ挿入穴
170 油路
171,172 所定の油路
190 油路
Claims (3)
- バルブが挿入されるバルブ挿入穴と、前記バルブ挿入穴に連絡される油路とを有する油圧制御装置のバルブボディであって、
空洞部を除いた部分が一体に連なるように三次元積層造形法により形成されたバルブボディ構成部を備え、
前記空洞部は、特定のバルブ挿入穴又は特定の油路を構成する特定の空洞部を含み、
該特定の空洞部のバルブボディ外表面側に所定の油路が設けられており、
前記バルブボディは、変速制御用の油圧アクチュエータを有する自動変速機の油圧制御装置のバルブボディであって、
前記所定の油路は、前記バルブ挿入穴に装着されたソレノイドバルブの吐出部と前記油圧アクチュエータとを連絡するものであることを特徴とする油圧制御装置のバルブボディ。 - 前記バルブボディ構成部には、前記所定の油路とは異なる複数の油路が設けられ、
前記所定の油路は、前記特定の空洞部を挟んで、前記複数の油路とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧制御装置のバルブボディ。 - 前記バルブボディ構成部には、前記三次元積層造形法の積層方向に延びる軸心に沿って前記バルブ挿入穴が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の油圧制御装置のバルブボディ。
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