JP6268898B2 - 自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法 - Google Patents
自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6268898B2 JP6268898B2 JP2013213593A JP2013213593A JP6268898B2 JP 6268898 B2 JP6268898 B2 JP 6268898B2 JP 2013213593 A JP2013213593 A JP 2013213593A JP 2013213593 A JP2013213593 A JP 2013213593A JP 6268898 B2 JP6268898 B2 JP 6268898B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic control
- control valve
- hydraulic
- housing
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
複数の油圧制御弁のうちの二つの隣り合う油圧制御弁の一方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する一方の油圧検出手段は、一方の油圧制御弁からみて一方の側としての当該二つの隣り合う油圧制御弁の他方の油圧制御弁側に設けられる。また、他方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する他方の油圧検出手段は、他方の油圧制御弁からみて一方の側としての一方の油圧制御弁側に設けられる。
一方の油圧制御弁のハウジングに対する相対移動を規制する一方の規制部材は、一方の油圧制御弁からみて他方の側としての他方の油圧制御弁とは反対側に設けられる。他方の油圧制御弁のハウジングに対する相対移動を規制する他方の規制部材は、他方の油圧制御弁からみて他方の側としての一方の油圧制御弁とは反対側に設けられる。
本発明の自動変速機用油圧制御装置は、複数の支持部材が挿入孔に挿入されている規制部材に当接することを特徴とする。
本発明の自動変速機用油圧制御装置の製造方法では、第2工程において複数の規制部材を挿入孔に挿入した後、第3工程及び第4工程においてハウジングに対して支持部材を固定する。これにより、自動変速機用油圧制御装置の製造工程において、第4工程が終了した後、油圧制御弁を収容するバルブボディを様々な方向に取り回しても油圧制御弁がバルブボディから脱落することを防止することができる。
本発明の第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置について、図1〜図4に基づいて説明する。
自動変速機10では、トルクコンバータ7を介して変速機構6にエンジン9の回転トルクが伝達される。自動変速機用油圧制御装置1では、変速機構6における入力回転数や出力回転数、レンジポジション、後述する油圧センサ31、32、33、34、35、36が検出する作動油の圧力などに基づいて電子制御ユニット8が送る電気信号が電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26に入力される。電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26は、入力される電気信号に応じてオイルポンプ5から供給される高圧の作動油の圧力を制御し、変速機構6が有する図示しない複数のクラッチに供給する。変速機構6は、エンジン9の回転トルクを運転者が選択するレンジポジションにあわせて回転速度及び回転方向を切り換え、エンジン9が搭載される車両の駆動輪に伝達する。
図3(b)に示すように、油圧調整部212、222の筒部214、224は、油圧調整部212、222の軸方向と略垂直方向に形成される溝213、223を有している。第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置1では、図3に示すように、溝213は、筒部214の油圧調整部222側に形成される。また、溝223は、筒部224の油圧調整部212側に形成される。なお、ここでは図示しないが、油圧調整部232、242、252、262の筒部にも溝213、223と同じように油圧調整部232、242、252、262の軸方向と略垂直方向に溝が形成されている。このとき、油圧調整部232の溝は、油圧調整部232の筒部の油圧調整部242側に形成される。また、油圧調整部242の溝は、油圧調整部242の筒部の油圧調整部232側に形成される。また、油圧調整部252の溝は、油圧調整部252の筒部の油圧調整部262側に形成される。また、油圧調整部262の溝は、油圧調整部262の筒部の油圧調整部252側に形成される。
センサプレート41には、油圧センサ31、32が搭載される。センサプレート41は、二個のボルト411、412によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート41は、ソレノイドピン51、52に当接する。
センサプレート42には、油圧センサ33、34が搭載される。センサプレート42は、二個のボルト421、422によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート42は、ソレノイドピン53、54に当接する。
センサプレート43には、油圧センサ35、36が搭載される。センサプレート43は、二個のボルト431、432によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート43は、ソレノイドピン55、56に当接する。
一方、第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置1では、センサプレート41、42、43は、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26内の作動油の圧力を検出する複数の油圧センサ31、32、33、34、35、36を搭載する部材であるため、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の近傍に設けられる。また、複数の油圧センサ31、32、33、34、35、36の少なくとも一つを搭載するよう分割されている。これにより、センサプレート41、42、43は、比較的小さくかつ単純な形状とすることができ、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56に当接可能なよう平面度を確保することも容易である。したがって、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56の抜けを確実に防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態による自動変速機用油圧制御装置を図5に基づいて説明する。第2実施形態は、ソレノイドピンが設けられる位置が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態による自動変速機用油圧制御装置を図6、7に基づいて説明する。第3実施形態は、油圧センサ及びセンサプレートの数が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
センサプレート61には、油圧センサ31、32が搭載される。センサプレート61は、四個のボルト611、612、613、614によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート61は、「規制部材」としてのソレノイドピン71、72、73に当接する。
センサプレート63には、油圧センサ35、36が搭載される。センサプレート63は、四個のボルト631、632、633、634によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート63は、「規制部材」としてのソレノイドピン74、75、76に当接する。
次に、本発明の第4実施形態による自動変速機用油圧制御装置を図8、9に基づいて説明する。第4実施形態は、油圧センサ及びセンサプレートの数が第1実施形態と異なる。なお、第4実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(ア)上述の実施形態では、自動変速機用油圧制御装置は、六個の「油圧制御弁」としての電磁油圧制御弁に対して、六個の「油圧検出手段」としての油圧センサ、三個の「支持部材」としてのセンサプレート、六個の「規制部材」としてのソレノイドピンなどから構成されるとした。しかしながら、油圧制御弁、油圧センサ、センサプレート及びソレノイドピンの数はこれに限定されない。「油圧制御弁」の油圧を検出する「油圧検出手段」を搭載しつつ「規制部材」に当接する「支持部材」が複数設けられればよい。
11 ・・・ハウジング、
121、122、123、124、125、126・・・挿入孔、
21、22、23、24、25、26・・・電磁油圧制御弁(油圧制御弁)、
31、32、33、34、35、36・・・油圧センサ(油圧検出手段)、
41、42、43、61、63、81・・・センサプレート(支持部材)、
51、52、53、54、55、56、58、59、71、72、73、74、75、76、91、92、93、94・・・ソレノイドピン(規制部材)。
Claims (2)
- 複数の摩擦要素(6)の係合または解放により車両の自動変速を行なう自動変速機(10)に用いられる自動変速機用油圧制御装置(1)であって、
複数の前記摩擦要素に供給される作動油の圧力を制御する複数の油圧制御弁(21、22、23、24、25、26)と、
複数の前記油圧制御弁を収容するハウジング(11)と、
前記油圧制御弁の一方の側に設けられ、前記油圧制御弁内の作動油の圧力を検出し、検出した作動油の圧力に応じた信号を出力する複数の油圧検出手段(31、32、33、34、35、36)と、
複数の前記油圧検出手段を支持する複数の支持部材(41、42、43、61、63、81)と、
前記ハウジングに形成される挿入孔(121、122、123、124、125、126)に挿入され、前記油圧制御弁の他方の側に前記油圧制御弁と係合可能に設けられ、前記ハウジングに対する複数の前記油圧制御弁の相対移動を規制する複数の規制部材(58、59)と、
を備え、
複数の前記油圧制御弁のうちの二つの隣り合う油圧制御弁の一方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する一方の油圧検出手段は、前記一方の油圧制御弁からみて前記一方の側としての当該二つの隣り合う油圧制御弁の他方の油圧制御弁側に設けられ、前記他方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する他方の油圧検出手段は、前記他方の油圧制御弁からみて前記一方の側としての前記一方の油圧制御弁側に設けられ、
前記一方の油圧制御弁の前記ハウジングに対する相対移動を規制する一方の規制部材は、前記一方の油圧制御弁からみて前記他方の側としての前記他方の油圧制御弁とは反対側に設けられ、前記他方の油圧制御弁の前記ハウジングに対する相対移動を規制する他方の規制部材は、前記他方の油圧制御弁からみて前記他方の側としての前記一方の油圧制御弁とは反対側に設けられ、
複数の前記支持部材は、前記挿入孔に挿入されている複数の前記規制部材に当接することを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。 - 複数の摩擦要素(6)に供給される作動油の圧力を制御する複数の油圧制御弁(21、22、23、24、25、26)と、
複数の前記油圧制御弁を収容するハウジング(11)と、
前記油圧制御弁の一方の側に設けられ、前記油圧制御弁内の作動油の圧力を検出し、検出した作動油の圧力に応じた信号を出力する複数の油圧検出手段(31、32、33、34、35、36)と、
複数の前記油圧検出手段を支持する複数の支持部材(41、42、43、61、63、81)と、
前記ハウジングに形成される挿入孔(121、122、123、124、125、126)に挿入され、前記油圧制御弁の他方の側に前記油圧制御弁と係合可能に設けられ、前記ハウジングに対する複数の前記油圧制御弁の相対移動を規制する複数の規制部材(58、59)と、
を備え、
複数の前記油圧制御弁のうちの二つの隣り合う油圧制御弁の一方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する一方の油圧検出手段は、前記一方の油圧制御弁からみて前記一方の側としての当該二つの隣り合う油圧制御弁の他方の油圧制御弁側に設けられ、前記他方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する他方の油圧検出手段は、前記他方の油圧制御弁からみて前記一方の側としての前記一方の油圧制御弁側に設けられ、
前記一方の油圧制御弁の前記ハウジングに対する相対移動を規制する一方の規制部材は、前記一方の油圧制御弁からみて前記他方の側としての前記他方の油圧制御弁とは反対側に設けられ、前記他方の油圧制御弁の前記ハウジングに対する相対移動を規制する他方の規制部材は、前記他方の油圧制御弁からみて前記他方の側としての前記一方の油圧制御弁とは反対側に設けられ、
複数の前記支持部材は、前記挿入孔に挿入されている複数の前記規制部材に当接し、
複数の前記摩擦要素の係合または解放により車両の自動変速を行なう自動変速機(10)に用いられる自動変速機用油圧制御装置の製造方法であって、
前記ハウジングと複数の前記油圧制御弁とを組み付ける第1工程と、
前記第1工程の後、前記ハウジングの前記挿入孔に前記油圧制御弁の他方の側に係合する複数の前記規制部材を挿入する第2工程と、
前記第2工程の後、前記油圧制御弁の一方の側に設けられる複数の前記油圧検出手段を支持する複数の前記支持部材と前記ハウジングとを組み付ける第3工程と、
前記第3工程の後、複数の前記支持部材を前記ハウジングに固定する第4工程と、
を含むことを特徴とする自動変速機用油圧制御装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013213593A JP6268898B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013213593A JP6268898B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015075214A JP2015075214A (ja) | 2015-04-20 |
JP6268898B2 true JP6268898B2 (ja) | 2018-01-31 |
Family
ID=53000215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013213593A Expired - Fee Related JP6268898B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6268898B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6715510B2 (en) * | 2002-06-10 | 2004-04-06 | Eaton Corporation | Electro-hydraulic controller for automatic transmissions |
JP2010078133A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-04-08 | Aisin Aw Co Ltd | ピン留め構造および油圧制御装置 |
JP2010133552A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-06-17 | Aisin Aw Co Ltd | 油圧制御装置および変速機装置 |
JP5366791B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2013-12-11 | 本田技研工業株式会社 | 電子部品モジュールの取付構造 |
JP5406133B2 (ja) * | 2010-07-09 | 2014-02-05 | 株式会社デンソー | 配線装置 |
-
2013
- 2013-10-11 JP JP2013213593A patent/JP6268898B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015075214A (ja) | 2015-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9683657B2 (en) | Biasing force adjustment device, hydraulic control valve having the same, and method of manufacturing biasing force adjustment device | |
US20080295634A1 (en) | Shift Fork Actuation System For Control Of Synchronizer Position | |
KR101954191B1 (ko) | 이중 힌지를 이용한 변속제어장치 | |
US10788116B2 (en) | Automatic transmission and method of manufacturing automatic transmission | |
JP2008534890A (ja) | 自動車の自動変速機用のギヤシフトモジュール | |
JP2009024857A (ja) | 自動変速制御装置およびそれを備えた鞍乗型車両 | |
EP3324081B1 (en) | Actuator for shift by wire automatic transmission | |
WO2016024481A1 (ja) | 自動変速機 | |
KR20190065313A (ko) | 전자기 액추에이터 | |
CN111828553A (zh) | 旋转致动器 | |
CN214534420U (zh) | 电子换挡杆 | |
US20160123461A1 (en) | Normally high acting linear force solenoid | |
JP6268898B2 (ja) | 自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法 | |
US9752674B2 (en) | Automotive transmission | |
WO2016024545A1 (ja) | 自動変速機 | |
JP7048604B2 (ja) | 駆動モジュール及び変速機 | |
JP2005513390A (ja) | 電磁弁、特にオートマチックトランスミッション用の電磁弁 | |
JP6341154B2 (ja) | 油圧制御装置のバルブボディ | |
JP4051361B2 (ja) | 無段変速機の配置構造及びその製造方法 | |
EP1729040A1 (en) | Gear actuation control device | |
JP6152331B2 (ja) | 変速機 | |
JP5626244B2 (ja) | 自動変速機用油圧制御装置、およびその製造方法 | |
JP6417216B2 (ja) | 変速機、鞍乗型車両および乗り物 | |
JP6877175B2 (ja) | スプール弁 | |
KR102364422B1 (ko) | 클러치 작동기구용 댐핑장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160923 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170509 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170623 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171218 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6268898 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |