JP6268898B2 - 自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法 - Google Patents

自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法に関する。
従来、自動変速機のクラッチに供給される作動油の圧力を制御することによりクラッチを係合または解放し、自動変速機のシフトレンジを切り換える自動変速機用油圧制御装置が知られている。自動変速機用油圧制御装置は、クラッチに供給する作動油の圧力を制御する複数の油圧制御弁、複数の油圧制御弁を収容する収容孔を有するバルブボディなどを備える。特許文献1には、ハウジングに収容されている電磁油圧制御弁に係合しハウジングに対する電磁油圧制御弁の相対移動を規制する規制部材を備える自動変速機用油圧制御装置が記載されている。
特開2012−017828号公報
特許文献1に記載の自動変速機用油圧制御装置では、規制部材は電磁油圧制御弁に接続する配線を覆う配線カバーに当接することによりハウジング内に留まる。しかしながら、配線カバーは配線を覆いつつ複数の規制部材に当接するため形状が複雑かつ大きくなり、複数の規制部材の全てに均等に当接するよう一定程度の平面度を有することが難しい。このため、規制部材を確実にハウジング内に留めることができないおそれがある。
本発明の目的は、ハウジングに対する複数の油圧制御弁の相対移動を確実に規制する自動変速機用油圧制御装置を提供することにある。
本発明は、複数の摩擦要素の係合または解放により車両の自動変速を行なう自動変速機に用いられる自動変速機用油圧制御装置であって、複数の油圧制御弁と、ハウジングと、複数の油圧検出手段と、複数の支持部材と、複数の規制部材と、を備える。
複数の油圧制御弁のうちの二つの隣り合う油圧制御弁の一方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する一方の油圧検出手段は、一方の油圧制御弁からみて一方の側としての当該二つの隣り合う油圧制御弁の他方の油圧制御弁側に設けられる。また、他方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する他方の油圧検出手段は、他方の油圧制御弁からみて一方の側としての一方の油圧制御弁側に設けられる。
一方の油圧制御弁のハウジングに対する相対移動を規制する一方の規制部材は、一方の油圧制御弁からみて他方の側としての他方の油圧制御弁とは反対側に設けられる。他方の油圧制御弁のハウジングに対する相対移動を規制する他方の規制部材は、他方の油圧制御弁からみて他方の側としての一方の油圧制御弁とは反対側に設けられる。
本発明の自動変速機用油圧制御装置は、複数の支持部材が挿入孔に挿入されている規制部材に当接することを特徴とする。
本発明の自動変速機用油圧制御装置では、複数の規制部材は複数の油圧検出手段を支持する複数の支持部材に当接することによってハウジングの挿入孔に留まる。油圧検出手段は油圧制御弁内の作動油の圧力を検出するため、複数の支持部材は油圧制御弁の近傍に設けられる。また、支持部材は複数設けられるため、油圧制御弁の近傍に比較的小さくかつ単純な形状で設けられる。これにより、複数の支持部材は、複数の規制部材に当接可能なよう平面度を確保することが容易になり、規制部材をハウジング内に確実に留める。したがって、ハウジングに対する複数の電磁油圧制御弁の相対移動を規制する規制部材を確実に所定の位置に留めることができる。
また、本発明の自動変速機用油圧制御装置の製造方法では、ハウジングと複数の油圧制御弁とを組み付ける第1工程と、第1工程の後、ハウジングに形成されている挿入孔に油圧制御弁の他方の側に係合する複数の規制部材を挿入する第2工程と、第2工程の後、ハウジングと油圧制御弁の一方の側に設けられる複数の油圧検出手段を支持する複数の支持部材とを組み付ける第3工程と、第3工程の後、複数の支持部材をハウジングに固定する第4工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の自動変速機用油圧制御装置の製造方法では、第2工程において複数の規制部材を挿入孔に挿入した後、第3工程及び第4工程においてハウジングに対して支持部材を固定する。これにより、自動変速機用油圧制御装置の製造工程において、第4工程が終了した後、油圧制御弁を収容するバルブボディを様々な方向に取り回しても油圧制御弁がバルブボディから脱落することを防止することができる。
本発明の第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置を備える自動変速機の概略構成を説明する模式図である。 本発明の第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置の拡大図及び断面図である。 本発明の第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置の製造方法のフローチャートである。 本発明の第2実施形態による自動変速機用油圧制御装置の拡大図及び断面図である。 本発明の第3実施形態による自動変速機用油圧制御装置の斜視図である。 本発明の第3実施形態による自動変速機用油圧制御装置の拡大図及び断面図である。 本発明の第4実施形態による自動変速機用油圧制御装置の斜視図である。 本発明の第4実施形態による自動変速機用油圧制御装置の拡大図及び断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置について、図1〜図4に基づいて説明する。
第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置1は、図1に示す自動変速機10に適用されている。自動変速機10は、トルクコンバータ7、変速機構6、オイルポンプ5、及び、自動変速機用油圧制御装置1などを備えている。
自動変速機10では、トルクコンバータ7を介して変速機構6にエンジン9の回転トルクが伝達される。自動変速機用油圧制御装置1では、変速機構6における入力回転数や出力回転数、レンジポジション、後述する油圧センサ31、32、33、34、35、36が検出する作動油の圧力などに基づいて電子制御ユニット8が送る電気信号が電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26に入力される。電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26は、入力される電気信号に応じてオイルポンプ5から供給される高圧の作動油の圧力を制御し、変速機構6が有する図示しない複数のクラッチに供給する。変速機構6は、エンジン9の回転トルクを運転者が選択するレンジポジションにあわせて回転速度及び回転方向を切り換え、エンジン9が搭載される車両の駆動輪に伝達する。
自動変速機用油圧制御装置1は、図2に示すように、ハウジング11、六個の「油圧制御弁」としての電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26、六個の「油圧検出手段」としての油圧センサ31、32、33、34、35、36、三個の「支持部材」としてのセンサプレート41、42、43、六個の「規制部材」としてのソレノイドピン51、52、53、54、55、56などから構成されている。
ハウジング11は、略矩形状に形成される金属部材であって、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26を収容する収容孔111、112、113、114、115、116、収容孔111、112、113、114、115、116に連通しソレノイドピン51、52、53、54、55、56が挿入される挿入孔121、122、123、124、125、126などを有する。また、ハウジング11は、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の内部と外部とを連通する図示しない油路を複数有する。当該複数の油路の少なくとも1つは、オイルポンプ5が自動変速機用油圧制御装置1に供給する作動油が流れる。また、当該複数の油路の少なくとも1つは、変速機構6が有する図示しないクラッチに自動変速機用油圧制御装置1が供給する作動油が流れる。
電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26は、オイルポンプ5が供給する作動油の圧力を電子制御ユニット8が送る電気信号に応じて制御し、変速機構6に供給する。電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26は、電磁駆動部211、221、231、241、251、261、油圧調整部212、222、232、242、252、262などから構成されている。
電磁駆動部211、221、231、241、251、261は、略有底筒状に形成され、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26が収容孔111、112、113、114、115、116に収容されるとき、図2に示すように、収容孔111、112、113、114、115、116から一部がはみ出すよう設けられる。電磁駆動部211、221、231、241、251、261の内部には、図示しない可動コア、固定コア及びシャフトが収容されている。電磁駆動部211、221、231、241、251、261では、電子制御ユニット8が送る電気信号に応じて電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の軸方向にシャフトを往復移動する。
油圧調整部212、222、232、242、252、262は、電磁駆動部211、221、231、241、251、261に比べ外径が小さい略有底筒状に形成される。油圧調整部212、222、232、242、252、262の内部には、電磁駆動部211、221、231、241、251、261のシャフトの往復移動に応じて往復移動可能な図示しないスプールが収容されている。スプールを往復移動可能に収容する油圧調整部212、222、232、242、252、262の筒部には、内部と外部とを連通する複数の連通路が形成されている。当該複数の連通路は、ハウジング11に形成されている複数の油路と連通している。当該複数の連通路は、筒部に対するスプールの相対位置によって開閉する。これにより、オイルポンプ5が供給する作動油は油圧調整部212、222、232、242、252、262の内部において圧力が調整され、変速機構6が有するクラッチに供給される。
また、油圧調整部212、222、232、242、252、262の筒部には、ハウジング11の挿入孔121、122、123、124、125、126に連通する溝が形成されている。ここで、図3に、電磁油圧制御弁21、22を収容するハウジング11の一部の上面図及び断面図を示す。
図3(b)に示すように、油圧調整部212、222の筒部214、224は、油圧調整部212、222の軸方向と略垂直方向に形成される溝213、223を有している。第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置1では、図3に示すように、溝213は、筒部214の油圧調整部222側に形成される。また、溝223は、筒部224の油圧調整部212側に形成される。なお、ここでは図示しないが、油圧調整部232、242、252、262の筒部にも溝213、223と同じように油圧調整部232、242、252、262の軸方向と略垂直方向に溝が形成されている。このとき、油圧調整部232の溝は、油圧調整部232の筒部の油圧調整部242側に形成される。また、油圧調整部242の溝は、油圧調整部242の筒部の油圧調整部232側に形成される。また、油圧調整部252の溝は、油圧調整部252の筒部の油圧調整部262側に形成される。また、油圧調整部262の溝は、油圧調整部262の筒部の油圧調整部252側に形成される。
油圧センサ31、32、33、34、35、36は、油圧調整部212、222、232、242、252、262と接続するよう設けられる。油圧センサ31、32、33、34、35、36は、油圧調整部212、222、232、242、252、262の内部の油圧を検出する。検出された油圧は、電気信号に変換され電子制御ユニット8に送られる。
センサプレート41、42、43は、油圧センサ31、32、33、34、35、36を支持する樹脂製の平板状部材である。
センサプレート41には、油圧センサ31、32が搭載される。センサプレート41は、二個のボルト411、412によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート41は、ソレノイドピン51、52に当接する。
センサプレート42には、油圧センサ33、34が搭載される。センサプレート42は、二個のボルト421、422によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート42は、ソレノイドピン53、54に当接する。
センサプレート43には、油圧センサ35、36が搭載される。センサプレート43は、二個のボルト431、432によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート43は、ソレノイドピン55、56に当接する。
ソレノイドピン51、52、53、54、55、56は、略棒状に形成され、ハウジング11が有する挿入孔121、122、123、124、125、126に挿入されている。ソレノイドピン51、52、53、54、55、56の外部側の端部は、センサプレート41、42、43の端面であって、ボルト411、412、421、422、431、432の近傍の端面に当接している。これにより、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56は挿入孔121、122、123、124、125、126に留められる。
一方、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56の挿入孔121、122、123、124、125、126に挿入された側の端部は、油圧調整部212、222、232、242、252、262の筒部に係合する。具体的には、図3(b)に示すように、ソレノイドピン51、52は、油圧調整部212、222の筒部214、224に形成されている溝213、223に挿入される。ここでは、図示しないが、他のソレノイドピン53、54、55、56も同様に油圧調整部232、242、252、262の筒部に形成されている溝に挿入される。これにより、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56は、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26が収容孔111、112、113、114、115、116から抜けることを防止する。
次に、自動変速機用油圧制御装置1の製造方法について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
最初に、「第1工程」としてのステップ(以下、単に「S」と示す)101において、ハウジング11の収容孔111、112、113、114、115、116に電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26を挿入する。このとき、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26は、ハウジング11に対して相対移動可能な状態となっている。
次に、「第2工程」としてのS102において、ハウジング11の挿入孔121、122、123、124にソレノイドピン51、52、53、54、55、56を挿入する。これにより、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56が電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の油圧調整部212、222、232、242、252、262に係合し、ハウジング11に対する電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の油圧調整部212、222、232、242、252、262の筒部の相対移動は規制される。一方、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56は、「第2工程」が終了した段階では、ハウジング11に対して固定されていない。
次に、「第3工程」としてのS103において、油圧センサ31、32、33、34、35、36を搭載するセンサプレート41、42、43をハウジング11に組み付ける。このとき、センサプレート41、42、43は、ソレノイドピン51、52、53、54の外部側の端部に当接するよう組み付けられる。
次に、「第4工程」としてのS104において、センサプレート41、42、43をボルト411、412、421、422、431、432によりハウジング11に固定する。これにより、自動変速機用油圧制御装置1が完成する。
(a)第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置1では、ハウジング11に収容されている電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26は、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56と係合している。また、挿入孔121、122、123、124に挿入されているソレノイドピン51、52、53、54、55、56は、油圧センサ31、32を搭載するセンサプレート41、油圧センサ33、34を搭載するセンサプレート42、及び、油圧センサ35、36を搭載するセンサプレート43のいずれか一つに当接し、挿入孔121、122、123、124、125、126に留まる。これにより、複数の電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の油圧調整部212、222、232、242、252、262の筒部は、ハウジング11に対する相対移動が規制される。このように、自動変速機用油圧制御装置1では、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56は、油圧センサ31、32、33、34、35、36の少なくとも一つを搭載する複数のセンサプレート41、42、43によって挿入孔121、122、123、124、125、126からの抜けを防止する。
引用文献1に記載の配線カバーのように複雑かつ比較的大型の部材がソレノイドピンの抜けを防止する場合、配線カバーが樹脂から形成されると全てのソレノイドピンに当接可能な平面度を確保することが難しい。このため、配線カバーが全てのソレノイドピンに確実に当接することができないため、ハウジングに対する電磁油圧制御弁の相対移動を規制することができないおそれがある。
一方、第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置1では、センサプレート41、42、43は、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26内の作動油の圧力を検出する複数の油圧センサ31、32、33、34、35、36を搭載する部材であるため、電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の近傍に設けられる。また、複数の油圧センサ31、32、33、34、35、36の少なくとも一つを搭載するよう分割されている。これにより、センサプレート41、42、43は、比較的小さくかつ単純な形状とすることができ、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56に当接可能なよう平面度を確保することも容易である。したがって、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56の抜けを確実に防止することができる。
(b)また、自動変速機用油圧制御装置1では、油圧センサ31、32、33、34、35、36を搭載する部材であるセンサプレート41、42、43がソレノイドピン51、52、53、54、55、56の抜けを防止するため、ハウジングに対する油圧制御弁の相対移動を規制する規制部材に当接する別異の部材を備える必要がない。これにより、自動変速機用油圧制御装置1を構成する部品点数を低減することができる。また、上述したように、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56に当接可能なよう平面度を確保することも容易であるため、引用文献1に記載の配線カバーに比べ製造コストを低減することができる。
(c)また、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56は、センサプレート41、42、43の端面であって、ボルト411、412、421、422、431、432の近傍の端面に当接している。これにより、ボルト411、412、421、422、431、432によるハウジング11とセンサプレート41、42、43との締結力の多くがソレノイドピン51、52、53、54、55、56に作用する。したがって、ソレノイドピン51、52、53、54、55、56の抜けを確実に防止することができる。
(d)また、第1実施形態による自動変速機用油圧制御装置1の製造方法では、S102において複数のソレノイドピン51、52、53、54、55、56を挿入孔121、122、123、124、125、126に挿入した後、S103においてハウジング11とセンサプレート41、42、43とを組み付け、S104においてセンサプレート41、42、43をボルト411、412、421、422、431、432によりハウジング11に固定する。これにより、S104の工程が終了した後、ハウジング11を様々な方向に向けても電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の落下を防止することができる。したがって、引用文献1に記載の配線カバーのように自動変速機用油圧制御装置の製造工程において、比較的後の工程において組み付ける部材によってソレノイドピンの移動を規制する場合に比べ、比較的前の工程において電磁油圧制御弁21、22、23、24、25、26の落下を防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による自動変速機用油圧制御装置を図5に基づいて説明する。第2実施形態は、ソレノイドピンが設けられる位置が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態による自動変速機用油圧制御装置2は、電磁油圧制御弁21、22に係合する「規制部材」としてのソレノイドピン58、59を有する。ソレノイドピン58は、電磁油圧制御弁21が有する油圧調整部212の筒部214の電磁油圧制御弁22とは反対側に形成される溝583に挿入される。また、ソレノイドピン59は、電磁油圧制御弁22が有する油圧調整部222の筒部224の電磁油圧制御弁21とは反対側に形成される溝593に挿入される。これにより、ソレノイドピン58、59は、電磁油圧制御弁21、22に係合し、電磁油圧制御弁21、22が収容孔111、112から抜けることを防止する。なお、ここでは、図示しないが、電磁油圧制御弁23、24、25、26についても同様である。
第2実施形態による自動変速機用油圧制御装置2では、ハウジング11に対する電磁油圧制御弁21、22の相対移動を規制するソレノイドピン58、59がボルト411、412から比較的離れた位置に設けられている。これにより、第2実施形態による自動変速機用油圧制御装置2は、第1実施形態の効果(a)、(b)、(d)を奏することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による自動変速機用油圧制御装置を図6、7に基づいて説明する。第3実施形態は、油圧センサ及びセンサプレートの数が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態による自動変速機用油圧制御装置3は、油圧センサを4個備えている。油圧センサ31、32、35、36は、油圧調整部212、222、252、262と接続するよう設けられる。油圧センサ31、32、35、36は、油圧調整部212、222、252、262の内部の油圧を検出する。検出された油圧は、電気信号に変換され電子制御ユニット8に送られる。
「支持部材」としてのセンサプレート61、63は、油圧センサ31、32、35、36を支持する樹脂製の平板状部材である。
センサプレート61には、油圧センサ31、32が搭載される。センサプレート61は、四個のボルト611、612、613、614によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート61は、「規制部材」としてのソレノイドピン71、72、73に当接する。
センサプレート63には、油圧センサ35、36が搭載される。センサプレート63は、四個のボルト631、632、633、634によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート63は、「規制部材」としてのソレノイドピン74、75、76に当接する。
ソレノイドピン71、72、73、74、75、76は、略棒状に形成されている。ソレノイドピン71、72、73、74、75、76は、ハウジング11に形成される挿入孔121、122、123、124、125、126に挿入されている。このとき、挿入孔121、122、123は、ボルト611、612、613、614の近傍に形成されている。また、挿入孔124、125、126は、ボルト631、632、633、634の近傍に形成されている。
ソレノイドピン71、72、73、74、75、76は、センサプレート61、63によって挿入孔121、122、123、124、125、126に留められる。具体的には、図7(b)に示すように、ソレノイドピン71は、電磁油圧制御弁21が有する油圧調整部212の筒部214の電磁油圧制御弁22側に形成される溝713に挿入される。また、ソレノイドピン72は、電磁油圧制御弁22が有する油圧調整部222の筒部224の電磁油圧制御弁21側に形成される溝723に挿入される。また、ソレノイドピン73は、電磁油圧制御弁23が有する油圧調整部232の筒部234の電磁油圧制御弁22側に形成される溝733に挿入される。これにより、ソレノイドピン71、72、73は、電磁油圧制御弁21、22、23に係合し、電磁油圧制御弁21、22、23が収容孔111、112、113から抜けることを防止する。なお、ここでは、図示しないが、電磁油圧制御弁24、25、26についても同様である。
第3実施形態による自動変速機用油圧制御装置3では、一個のセンサプレートによって三個のソレノイドピンをハウジング11の挿入孔に留める。これにより、第3実施形態による自動変速機用油圧制御装置3は、第1実施形態と同じ効果を奏することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による自動変速機用油圧制御装置を図8、9に基づいて説明する。第4実施形態は、油圧センサ及びセンサプレートの数が第1実施形態と異なる。なお、第4実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第4実施形態による自動変速機用油圧制御装置4は、油圧センサを4個備えている。油圧センサ31、32、35、36は、油圧調整部212、222、252、262と接続するよう設けられる。油圧センサ31、32、35、36は、油圧調整部212、222、252、262の内部の油圧を検出する。検出された油圧は、電気信号に変換され電子制御ユニット8に送られる。
「支持部材」としてのセンサプレート81は、油圧センサ31、32を支持する樹脂製の平板状部材である。センサプレート81は、六個のボルト811、812、813、814、815、816によりハウジング11に固定される。このとき、センサプレート81は、「規制部材」としてのソレノイドピン91、92、93、94に当接する。
ソレノイドピン91、92、93、94は、略棒状に形成されている。ソレノイドピン91、92、93、94は、ハウジング11に形成される挿入孔121、122、123、124に挿入されている。このとき、挿入孔121、122、123、124は、ボルト811、812、813、814、815、816の近傍に形成されている。
ソレノイドピン91、92、93、94は、センサプレート81によって挿入孔121、122、123、124に留められる。具体的には、ソレノイドピン91は、電磁油圧制御弁21が有する油圧調整部212の筒部214の電磁油圧制御弁22側に形成される溝913に挿入される。また、ソレノイドピン92は、電磁油圧制御弁22が有する油圧調整部222の筒部224の電磁油圧制御弁21側に形成される溝923に挿入される。また、ソレノイドピン93は、電磁油圧制御弁23が有する油圧調整部232の筒部234の電磁油圧制御弁22側に形成される溝933に挿入される。また、ソレノイドピン94は、電磁油圧制御弁24が有する油圧調整部242の筒部244の電磁油圧制御弁23側に形成される溝943に挿入される。これにより、ソレノイドピン91、92、93、94は、電磁油圧制御弁21、22、23、24に係合し、電磁油圧制御弁21、22、23、24が収容孔111、112、113、114から抜けることを防止する。
第4実施形態による自動変速機用油圧制御装置4では、センサプレートの一つが四個のソレノイドピンをハウジング11の挿入孔に留める。これにより、第4実施形態による自動変速機用油圧制御装置4は、第1実施形態と同じ効果を奏することができる。
(他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では、自動変速機用油圧制御装置は、六個の「油圧制御弁」としての電磁油圧制御弁に対して、六個の「油圧検出手段」としての油圧センサ、三個の「支持部材」としてのセンサプレート、六個の「規制部材」としてのソレノイドピンなどから構成されるとした。しかしながら、油圧制御弁、油圧センサ、センサプレート及びソレノイドピンの数はこれに限定されない。「油圧制御弁」の油圧を検出する「油圧検出手段」を搭載しつつ「規制部材」に当接する「支持部材」が複数設けられればよい。
(イ)上述の実施形態では、「油圧制御弁」は、可動コア、固定コア及びシャフトが収容されている電磁駆動部を有するとした。しかしながら、油圧調整部に往復移動可能に収容されているスプールに作用する作用力は、電磁駆動部が発生する可動コアと固定コアとの間に発生する吸引力に限定されない。例えば、油圧などのスプールを往復移動可能な作用力であってもよい。
(ウ)上述の実施形態では、センサプレートは樹脂から形成されるとした。しかしながら、センサプレートを形成する材料はこれに限定されない。例えば、金属であってもよい。
(エ)上述の実施形態では、自動変速機用油圧制御装置は、油圧制御弁を六個備えるとした。しかしながら、自動変速機用油圧制御装置が備える油圧制御弁の数はこれに限定されない。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態により実施可能である。
1 ・・・自動変速機用油圧制御装置、
11 ・・・ハウジング、
121、122、123、124、125、126・・・挿入孔、
21、22、23、24、25、26・・・電磁油圧制御弁(油圧制御弁)、
31、32、33、34、35、36・・・油圧センサ(油圧検出手段)、
41、42、43、61、63、81・・・センサプレート(支持部材)、
51、52、53、54、55、56、58、59、71、72、73、74、75、76、91、92、93、94・・・ソレノイドピン(規制部材)。

Claims (2)

  1. 複数の摩擦要素(6)の係合または解放により車両の自動変速を行なう自動変速機(10)に用いられる自動変速機用油圧制御装置(1)であって、
    複数の前記摩擦要素に供給される作動油の圧力を制御する複数の油圧制御弁(21、22、23、24、25、26)と、
    複数の前記油圧制御弁を収容するハウジング(11)と、
    前記油圧制御弁の一方の側に設けられ、前記油圧制御弁内の作動油の圧力を検出し、検出した作動油の圧力に応じた信号を出力する複数の油圧検出手段(31、32、33、34、35、36)と、
    複数の前記油圧検出手段を支持する複数の支持部材(41、42、43、61、63、81)と、
    前記ハウジングに形成される挿入孔(121、122、123、124、125、126)に挿入され、前記油圧制御弁の他方の側に前記油圧制御弁と係合可能に設けられ、前記ハウジングに対する複数の前記油圧制御弁の相対移動を規制する複数の規制部材(58、59)と、
    を備え、
    複数の前記油圧制御弁のうちの二つの隣り合う油圧制御弁の一方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する一方の油圧検出手段は、前記一方の油圧制御弁からみて前記一方の側としての当該二つの隣り合う油圧制御弁の他方の油圧制御弁側に設けられ、前記他方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する他方の油圧検出手段は、前記他方の油圧制御弁からみて前記一方の側としての前記一方の油圧制御弁側に設けられ、
    前記一方の油圧制御弁の前記ハウジングに対する相対移動を規制する一方の規制部材は、前記一方の油圧制御弁からみて前記他方の側としての前記他方の油圧制御弁とは反対側に設けられ、前記他方の油圧制御弁の前記ハウジングに対する相対移動を規制する他方の規制部材は、前記他方の油圧制御弁からみて前記他方の側としての前記一方の油圧制御弁とは反対側に設けられ、
    複数の前記支持部材は、前記挿入孔に挿入されている複数の前記規制部材に当接することを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。
  2. 複数の摩擦要素(6)に供給される作動油の圧力を制御する複数の油圧制御弁(21、22、23、24、25、26)と、
    複数の前記油圧制御弁を収容するハウジング(11)と、
    前記油圧制御弁の一方の側に設けられ、前記油圧制御弁内の作動油の圧力を検出し、検出した作動油の圧力に応じた信号を出力する複数の油圧検出手段(31、32、33、34、35、36)と、
    複数の前記油圧検出手段を支持する複数の支持部材(41、42、43、61、63、81)と、
    前記ハウジングに形成される挿入孔(121、122、123、124、125、126)に挿入され、前記油圧制御弁の他方の側に前記油圧制御弁と係合可能に設けられ、前記ハウジングに対する複数の前記油圧制御弁の相対移動を規制する複数の規制部材(58、59)と、
    を備え、
    複数の前記油圧制御弁のうちの二つの隣り合う油圧制御弁の一方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する一方の油圧検出手段は、前記一方の油圧制御弁からみて前記一方の側としての当該二つの隣り合う油圧制御弁の他方の油圧制御弁側に設けられ、前記他方の油圧制御弁の作動油の圧力を検出する他方の油圧検出手段は、前記他方の油圧制御弁からみて前記一方の側としての前記一方の油圧制御弁側に設けられ、
    前記一方の油圧制御弁の前記ハウジングに対する相対移動を規制する一方の規制部材は、前記一方の油圧制御弁からみて前記他方の側としての前記他方の油圧制御弁とは反対側に設けられ、前記他方の油圧制御弁の前記ハウジングに対する相対移動を規制する他方の規制部材は、前記他方の油圧制御弁からみて前記他方の側としての前記一方の油圧制御弁とは反対側に設けられ、
    複数の前記支持部材は、前記挿入孔に挿入されている複数の前記規制部材に当接し、
    複数の前記摩擦要素の係合または解放により車両の自動変速を行なう自動変速機(10)に用いられる自動変速機用油圧制御装置の製造方法であって、
    前記ハウジングと複数の前記油圧制御弁とを組み付ける第1工程と、
    前記第1工程の後、前記ハウジングの前記挿入孔に前記油圧制御弁の他方の側に係合する複数の前記規制部材を挿入する第2工程と、
    前記第2工程の後、前記油圧制御弁の一方の側に設けられる複数の前記油圧検出手段を支持する複数の前記支持部材と前記ハウジングとを組み付ける第3工程と、
    前記第3工程の後、複数の前記支持部材を前記ハウジングに固定する第4工程と、
    を含むことを特徴とする自動変速機用油圧制御装置の製造方法。
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