JP5366791B2 - 電子部品モジュールの取付構造 - Google Patents
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(1)油圧スイッチモジュール101をボルト105で固定する構造では、図9(b)に示すように、固定用のボルト105に加えて、油圧スイッチモジュール101のボルト穴101aに挿入するためのカラー(環状部材)106が必要となる。これらによって、油圧スイッチモジュール101の取付構造に必要な部品点数が多くなる。
なお、ここでの括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
〔第1実施形態〕
図1乃至図3は、本発明の第1実施形態にかかる油圧スイッチモジュールの取付構造を示す図で、(a)は、制御ボディ50に取り付けた油圧スイッチモジュール1を示す平面図、(b)は、(a)のA−A矢視断面図である。なお、本実施形態の説明では、制御ボディ50の取付面51を水平に配置した状態で、油圧スイッチモジュール1を該取付面51上に平置きで設置した場合を説明する。しかしながら、ここでの油圧スイッチモジュール1の設置の向きは、あくまでも一例である。したがって、制御ボディ50の取付面51は、垂直向きや斜め向きなど、水平以外の向きで配置される場合もあり、かつ、油圧スイッチモジュール1は、平置きには限らず、縦置きや斜め置きなど他の向きで設置することも可能である。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。この点は、他の実施形態においても同様である。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、本発明の第3実施形態にかかる油圧スイッチモジュール1の取付構造を示す図で、(a)は、油圧スイッチモジュール1の平面図、(b)は、(a)のC−C矢視断面図、(c)は、(a)のD−D矢視断面図である。本実施形態の取付構造では、スロット部60に設置した油圧スイッチモジュール1のスライド方向の位置決め及び移動の規制を行うための規制部71,72を備えている。規制部71,72は、油圧スイッチモジュール1のスライド方向の両側にそれぞれ設置されており、一方の規制部71は、制御ボディ50の取付面51に形成した突起71aからなる。また、他方の規制部72は、制御ボディ50の取付面51上に設置したハーネスホルダ(他の部品)72aの一部で構成されている。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図7は、本発明の第4実施形態にかかる油圧スイッチモジュール1の取付構造を示す図で、(a)は、油圧スイッチモジュール1の平面図、(b)は、(a)のE−E矢視断面図である。本実施形態の取付構造では、スロット部60に設置した油圧スイッチモジュール1のスライド方向の位置決め及び移動の規制を行うため構造として、油圧スイッチモジュール1を貫通する位置決めピン75を備えている。位置決めピン75は、スロット部60に設置した油圧スイッチモジュール1の金属プレート30及び樹脂モールド10を貫通して、取付面51に差し込まれている。すなわち、油圧スイッチモジュール1の樹脂モールド10及び金属プレート30には、厚さ方向に貫通する貫通穴16,36が形成されている。また、取付面51における貫通穴16,36に対応する位置には、貫通穴16,36と略同一の径寸法の凹部66が形成されている。そして、スロット部60に金属プレート30及び樹脂モールド10を設置した状態で、位置決めピン75を貫通穴16,36に貫通させて凹部66に挿入する。これにより、樹脂モールド10及び金属プレート30のスライド方向の位置決め及び移動の規制がなされる。この状態で、取付面51上にハーネスホルダ76を設置することで、ハーネスホルダ76で位置決めピン75の上端を係止する。これにより、位置決めピン75の抜けを防止できる。なお、位置決めピン75の上端を係止する部品は、ハーネスホルダ76には限らず、他の部品であってもよい。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図8は、本発明の第5実施形態にかかる油圧スイッチモジュール1の取付構造を示す図で、(a)は、油圧スイッチモジュール1の平面図、(b)は、(a)のF−F矢視断面図である。本実施形態では、油圧スイッチモジュール1における樹脂モールド10の上面(制御ボディ50と反対側の面)10aにピックアップセンサ(他の電子部品)13が設置されている。ピックアップセンサ13は、制御ボディ50に対向する位置に設置された図示しないギヤの回転数などを検出するための電子部品である。このピックアップセンサ13は、樹脂モールド10の上面10aの略中央に取り付けられている。金属プレート30には、ピックアップセンサ13を避けるための切込部31が形成されている。切込部31は、スロット部60に挿入する金属プレート30がピックアップセンサ13に接触しないように、金属プレート30のスライド方向の先端側からピックアップセンサ13の周囲まで延びる細長い帯状に切り込まれている。また、ピックアップセンサ13は、一対の保持片61,61における横壁63,63の先端部64,64の隙間Lから露出している。
10 樹脂モールド
11 装着部
12 油圧スイッチ(電子部品)
13 ピックアップセンサ(他の電子部品)
15 Oリング(シール部材)
30 金属プレート(プレート)
50 制御ボディ(ボディ)
51 取付面
55 油路穴
56 係止部(第1係止部)
57 係止部(第2係止部)
60 スロット部
61 保持片
62 立壁
63 横壁
64 先端部
64a 面取部
71 規制部
71a 突起
72 規制部
72a ハーネスホルダ(他の部品)
75 位置決めピン
Claims (13)
- 電子部品を内蔵した板状の樹脂モールドと、前記樹脂モールドよりも高い剛性を有する材質からなる別体のプレートとを有する電子部品モジュールと、
前記電子部品モジュールを取り付けるための取付面を有するボディと、
前記ボディに設けられて前記取付面に開口する油路と、
該取付面上に形成したスロット部と、
前記樹脂モールドの前記ボディ側の面に設置した弾性を有するシール部材と、を備え、
前記樹脂モールド及び前記プレートを前記取付面に沿うスライド方向へスライドさせて前記スロット部に差し込むことで、前記樹脂モールドと前記プレートが前記取付面上にこの順に重ねて取り付けられると、前記電子部品が前記油路に対応して配置されると共に前記電子部品と前記油路との隙間が前記シール部材でシールされる
ことを特徴とする電子部品モジュールの取付構造。 - 前記スロット部に対して、前記樹脂モールドの後に前記プレートを挿入することで、前記電子部品モジュールを前記スロット部内で厚さ方向に隙間無く装着する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記スロット部に前記プレートを挿入することで、前記シール部材が圧縮され、前記プレート及び前記樹脂モールドが前記スロット部内で厚さ方向に圧力を受けた状態で嵌め込まれる
ことを特徴とする請求項2に記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記スロット部は、前記プレート及び前記樹脂モールドの前記スライド方向に延びる両側の端辺に沿って設置した一対の保持片を備えており、
前記保持片は、前記取付面上に立設された立壁と、該立壁の先端から前記取付面と平行に延びる横壁とを有するかぎ型の断面形状を有している
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記一対の保持片は、前記横壁の先端部同士が所定の隙間を有して対向しており、
前記先端部の隙間から前記油圧スイッチモジュールの一部が露出している
ことを特徴とする請求項4に記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記横壁の前記先端部における前記プレート側の角部は、面取処理が施された面取部になっている
ことを特徴とする請求項5に記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記取付面と前記樹脂モールドとの間に設けた第1係止部と、前記樹脂モールドと前記プレートとの間に設けた第2係止部と、を備え、
前記第1係止部によって、前記スロット部に挿入された前記樹脂モールドの前記取付面に対するスライド方向の係止が行われ、
前記第2係止部によって、前記スロット部に挿入された前記プレートの前記樹脂モールドに対するスライド方向の係止が行われる
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記第1係止部は、前記樹脂モールドと前記取付面のいずれか一方に設けた突起と、いずれか他方に設けた前記突起が嵌合する窪みとで構成されており、
前記第2係止部は、樹脂モールドに設けた前記プレートの端部に当接する突起、又は前記プレートの一部を前記樹脂モールド側に折り曲げてなる折曲片で構成されている
ことを特徴とする請求項7に記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記スロット部に挿入された前記電子部品モジュールの前記スライド方向の端部を当接させて、前記電子部品モジュールの前記スロット部内での移動を規制するための規制部を備えた
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記規制部は、前記取付面に形成した突起状の部分、又は前記取付面上に設置した他の部品である
ことを特徴とする請求項9に記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記プレートは、金属製の平板状部材である
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記樹脂モールドに設置した前記電子部品は、前記ボディの油路を流れる作動油の圧力を検出するための油圧スイッチ、又は該作動油の温度を検出するための油温センサである
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の電子部品モジュールの取付構造。 - 前記電子部品は、前記樹脂モールドにおける前記ボディ側の面に配置されており、
前記樹脂モールドにおける前記プレート側の面には、他の種類の電子部品が設置されている
ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の電子部品モジュールの取付構造。
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