JP6340786B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は情報処理の制御技術に関する。
Web上で各種のサービス(Webサービス)を提供する手段として、SOAP(Simple Object Access Protocol)、REST(Representational State Transfer)と呼ばれる方式のWebAPI(Web Application Program Interface)が多く使われている。WebAPIのベースとなっているのはHTTPプロトコル(HyperText Transfer Protocol)での通信であり、サービス提供側はHTTPサーバとなってWebAPIを提供し、サービス利用側はHTTPクライアントとなってそのWebAPIを利用する。
一方、情報処理システムまたは情報処理装置の一例として、LP(Laser Printer)、MFP(Multi Function Peripheral、Multi Function Printer)等の画像形成装置が挙げられる。この種の画像形成装置では、画面表示やキー入力の操作を行う部分を操作部として本体部(コントローラ、エンジン)から独立させ、本体部の負荷が高くても操作レスポンスを低下させないようにすることが考えられている。操作部にはAndroid(登録商標) OS等の独立したOS(Operating System)が搭載され、本体部とは独立に動作する。
このような操作部を備えた画像形成装置内においても、前述したREST方式のWebAPIが用いられることが考えられ、操作部上のアプリ(アプリケーションプログラム)は、本体部が提供するWebAPIを利用して機能を実現することになる。
クライアントからのリクエストに対して、サーバがレスポンスを返す、というのが一般的なHTTP通信の基本である。そのため、HTTP通信では、サーバ側で任意のタイミングで発生した状態変化(イベント)をクライアント側に通知することが原理的にできないアーキテクチャとなっている。
従って、例えば、WebAPIで提供されるプリンタ印刷機能を利用するとき、クライアントがそのプリンタジョブ状態を知るためには、クライアントが定期的にジョブ状態取得APIを呼び続けるなどする必要がある。
しかし、クライアントがジョブ状態変化の有無によらずジョブ状態取得をし続けるのは非常に非効率的である。そこで、ジョブ状態に変化があったときだけサーバからクライアントに対してジョブ状態を通知するといったイベント通知を実現するための仕組みが考えられる。
上述したような、ジョブ状態に変化があったときだけサーバからクライアントに対してジョブ状態を通知する仕組の場合、先にジョブ状態通知リクエストを送信し、その後にジョブ実行リクエストを送信することになる。
そのため、サーバはジョブ状態通知リクエストを受け付けたタイミングでは、その後にクライアントが要求するジョブ(例えば、ジョブを識別する情報)を特定できない。その結果、サーバは別のクライアントが実行したジョブの状態変化、すなわち、ジョブ状態通知リクエストをしたクライアントが望んでない状態変化まで通知してしまうという問題があった。
図1はジョブ状態通知リクエストに基づくジョブ状態通知の例を示す図であり、独立した操作部から本体部のWebサービスを利用する場合を示している。
図1において、操作部の操作部アプリAから本体部のWebサービス提供モジュール群にジョブ状態通知リクエストを送信し(ステップS1)、続いて、ジョブAについてのジョブ実行リクエストを送信する(ステップS2)。これにより、本体部のWebサービス提供モジュール群は、ジョブAに状態変化があると操作部アプリAにジョブAの状態変化通知のレスポンスを送信する(ステップS3)。
一方、このタイミングで操作部アプリBから本体部のWebサービス提供モジュール群にジョブBについてのジョブ実行リクエストを送信し(ステップS4)、その後、ジョブBに状態変化があると、本体部は操作部アプリAにジョブBの状態変化通知のレスポンスを送信してしまう(ステップS5)。なお、操作部アプリBは状態通知リクエストを行っていないため、操作部アプリBには状態変化通知のレスポンスは送信されない。
すなわち、ジョブ状態通知リクエストとジョブ実行リクエストはそれぞれ独立しており、サーバとなる本体部はそれぞれのクライアントを識別できないため、どのクライアントが実行リクエストしたジョブであるかによらず、ジョブ状態通知リクエストを行ったクライアントにあらゆるジョブの状態変化を通知してしまうことになる。
一方、特許文献1には、クライアントからのジョブ実行リクエストを受信した第一のサーバが第二のサーバにリクエストを委譲したジョブについて、クライアントがジョブキャンセルやジョブ状態取得などジョブ管理できるようにすることを目的とした技術が開示されている。すなわち、第二のサーバがクライアントに対して実行中ジョブを識別するIDをクライアントに送信し、クライアントはそのIDを指定して第二のサーバが実行するジョブを管理する。
しかし、ジョブ状態通知リクエスト時にクライアントが所望するジョブを識別するIDを指定できないような状況は考慮されておらず、上記の問題を解決することはできない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ジョブ状態通知リクエストしたのと同一のクライアントが実行リクエストしたジョブの状態変化を通知することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対してジョブ状態通知のリクエストを送信し、その後、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に対してジョブ実行のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対してジョブ状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムであって、前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を発行する手段と、ジョブ状態通知のリクエストおよびジョブ実行のリクエストに前記識別情報の指定を付加して前記第2の情報処理装置に送信する手段であって、発行した前記識別情報を伴う、複数の前記クライアントに共通のジョブ状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する手段と、前記第2の情報処理装置から受信したジョブ状態通知のレスポンスを前記識別情報に基づいて要求元に振り分ける手段とを備え、前記第2の情報処理装置は、ジョブ状態変化が発生した場合に、該当するジョブのジョブ実行のリクエストに対応付けられたジョブ状態通知のリクエストの送信元のクライアントにジョブ状態通知のレスポンスを送信する手段を備えるようにしている。
本発明にあっては、ジョブ状態通知リクエストしたのと同一のクライアントが実行リクエストしたジョブの状態変化を通知することができる。
ジョブ状態通知リクエストに基づくジョブ状態通知の例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 ネットワーク構成例を示す図である。 画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。 WebAPIの例を示す図である。 WebAPIによる印刷処理の例を示すシーケンス図である。 WebAPIによる状態通知の処理例を示すモジュール間コラボレーション図である。 WebAPIを利用するクライアントがジョブ実行・ジョブ状態通知をリクエストする処理例を示すシーケンス図である。 「/subscription/リクエスト」受信時のサーバ側の処理例を示すフローチャートである。 「/printer/events/リクエスト」受信時のサーバ側の処理例を示すフローチャートである。 「/printer/job/リクエスト」受信時のサーバ側の処理例を示すフローチャートである。 ジョブ状態の例を示す図である。 実行中ジョブの状態が変化したときのサーバ側の処理例を示すフローチャートである。 ジョブ状態変化データの例を示す図である。 HTTP通信の例を示す図である。 HTTPデータの構造を示す図である。 分割したレスポンスとHTTPデータの関係の例を示す図である。 データ書式の例を示す図である。 WebAPIによる状態通知の処理例を示すモジュール間コラボレーション図である。 「/printer/events/リクエスト」受信時のサーバ側の処理例を示すフローチャートである。 実行中ジョブの状態が変化したときのサーバ側の処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。なお、情報処理システムまたは情報処理装置として画像形成装置を例に説明するが、画像形成装置以外の情報処理システムまたは情報処理装置にも適用できることは言うまでもない。
<構成>
図2は本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1のハードウェア構成例を示す図である。
図2において、画像形成装置1は、本体部(コントローラ、エンジン)2と操作部3とを備えている。操作部3は本体部2に有線路または無線路により接続される。
本体部2は、その時設定されている制御モードおよびホストコンピュータ4等からの制御コードに従って、ホストコンピュータ4からの印字データをビデオデータに変換し、プリンタエンジン212へ出力する機能を有している。また、本体部2は、スキャナエンジン213により原稿画像を読み込み、プリンタエンジン212に出力することでコピーを行ない、あるいは、読取画像をホストコンピュータ4等に出力する機能を有している。
操作部3は、タッチパネルを備え、独自のOSを搭載したコンピュータ装置である。
本体部2は、CPU201とRAM202とNV−RAM203とプログラムROM204とフォントROM205とネットワークインタフェース206と操作部インタフェース207とプリンタエンジンインタフェース208とスキャナエンジンインタフェース209とHDD210とオプションRAM211とプリンタエンジン212とスキャナエンジン213とを備えている。
CPU201は、ホストコンピュータ4等からのデータ(印字データ、制御データ)を処理する。
RAM202は、CPU201が処理する時のワークメモリ、ホストコンピュータ4等からのデータをページ単位に管理して一時記憶するバッファ、バッファに記憶されたデータを実際の印字パターンに変換しビデオデータを記憶するビットマップメモリ等に使われる。
NV−RAM203は、電源を切っても保持したいデータを格納しておくための不揮発性RAMである。
プログラムROM204は、本体部2内でのデータの管理や、周辺モジュールを制御するためのプログラムが格納されている。
フォントROM205は、印字に使用されるさまざまな種類のフォントデータが格納されている。
ネットワークインタフェース206は、ホストコンピュータ4から画像形成装置1への制御信号やデータ、画像形成装置1からホストコンピュータ4へのステータス信号やデータインターフェースである。
操作部インタフェース207は、操作部3との間での制御信号やデータのインタフェースである。
プリンタエンジンインタフェース208は、プリンタエンジン212への制御信号やデータ、プリンタエンジン212からのステータス信号のインタフェースである。
スキャナエンジンインタフェース209は、スキャナエンジン213への制御信号、スキャナエンジン213からのステータス信号やデータのインタフェースである。
HDD210は、大容量の記憶装置である。
オプションRAM211は、追加的に装着されるRAMである。
プリンタエンジン212は、プリンタエンジンインタフェース208を介して与えられるビデオ信号および制御信号により感光体上に静電潜像を作り、現像し、また給紙部より転写紙を給紙し、転写および定着し、画像を形成する。
スキャナエンジン213は、原稿を光学的に読み取り、画像情報を出力する。
図3はネットワーク構成例を示す図である。
図3において、ネットワーク上には、複数のホストコンピュータ4A、4B、4Cと画像形成装置1が接続されている。
画像形成装置1は、本体部2と操作部3とを備えている。操作部3は、本体部2との間で有線または無線で直接に接続されるほか、ネットワーク上のアクセスポイント(図示せず)を介して本体部2に接続することもできる。操作部3上のアプリは本体部2が提供するWebAPIを使ってアプリの機能を実現する。
ホストコンピュータ4A、4B、4Cは、画像形成装置1に対して印刷を要求したり、原稿の読取画像の送信を受けたりすることができるとともに、画像形成装置1(本体部2)の提供するWebAPIを使ってWebサービスを利用することができる。
図4は画像形成装置1のソフトウェア構成例を示す図である。なお、操作部3上のアプリが本体部2の提供するWebサービスを利用するクライアントとなる場合を例として説明するが、操作部3上のアプリに限定されるものではなく、ホストコンピュータ4上のアプリ(PCアプリ、サーバアプリ)等がクライアントとなってもよい。
図4において、本体部2は、サービス提供モジュール群230を構成するネットワーク管理モジュール225とWebサービス提供モジュール226と印刷管理モジュール227とシステム管理モジュール228とメモリ管理モジュール229とを備えている。また、本体部2は、サービス提供モジュール群230の各モジュールの機能を利用するプリンタジョブ管理モジュール222とコピージョブ管理モジュール223とスキャナジョブ管理モジュール224とを備えている。また、本体部2は、プリンタジョブ管理モジュール222が利用するPDL解析モジュール221を備えている。
操作部3は、操作部アプリ301〜303を備えている。操作部アプリ301〜303は、操作部3上で動作するアプリであり、JAVA(登録商標)やAndroid(登録商標)SDKや本体部2が独自に提供するAPIを利用して、様々な機能をもつアプリを開発することが可能である。なお、操作部アプリの数は図示のものに限定されるものではなく、1つでもよいし、4以上でもよい。ここでは、操作部アプリ301〜303は、Webサービスのクライアントとして動作するものとしている。
本体部2のPDL解析モジュール221は、画像形成装置1がホストコンピュータ4等から受信したPDLデータを解析して印刷画像を生成するモジュールである。プリンタジョブ管理モジュール222よりPDLデータを受け取り、プリンタジョブ管理モジュール222の仲介によりメモリ管理モジュール229から確保したメモリ上に印刷画像を生成することが主な責務である。また、印刷画像生成の際には機器構成情報、例えば、給紙トレイ・排紙トレイの構成や、給紙トレイ内の用紙サイズといった情報が必要になるが、これらの情報はプリンタジョブ管理モジュール222の仲介によりシステム管理モジュール228から得る。
プリンタジョブ管理モジュール222は、PDL処理全般に関わる制御を行っており、主にPDL解析モジュール221側が必要とする処理を仲介して他モジュールに対して要求を行うモジュールである。ネットワーク管理モジュール225が受け取ったPDLデータをPDL解析モジュール221へ受け渡す仲介、PDL解析モジュール221に対しシステム管理モジュール228が管理する機器情報を取得する仲介、PDL解析モジュール221がメモリ管理モジュール229から必要なメモリを確保する仲介、PDL解析モジュール221が作成した印刷画像に関し印刷管理モジュール227に対する印刷要求の発行、といったことを行う。
コピージョブ管理モジュール223は、コピー処理全般に関する制御を行っており、サービス提供モジュール群230を利用してコピー機能を実現するのが主な責務である。
スキャナジョブ管理モジュール224は、スキャン処理全般に関する制御を行っており、サービス提供モジュール群230を利用してスキャナ機能を実現するのが主な責務である。
ネットワーク管理モジュール225は、ネットワークコントローラ(図示せず)の管理と、ネットワークコントローラから得られる受信データの処理を制御するモジュールである。ホストコンピュータ4からのデータ受信の際に欠かせない通信プロトコル(ftpやlprなど)を制御してネットワークコントローラからデータを受信し、他モジュールへ受信データを受け渡すことが主な責務である。Webサービス提供においては、クライアントからのHTTP(REST)アクセスによるデータを受信し、Webサービス提供モジュール226に受け渡す。
Webサービス提供モジュール226は、REST/SOAP用のHTTPサーバとして動作し、クライアントに対してWebサービスを提供するモジュールである。様々な機能をWebサービスとして提供するために、画像形成装置1内の他のモジュールと連携する。例えば、プリンタ印刷機能を提供するためにはプリンタジョブ管理モジュール222と連携する。また、コピージョブ管理モジュール223、スキャナジョブ管理モジュール224と連携し、コピー機能、スキャナ機能をWebサービスとして提供する。なお、図には記載していないが、ファックス機能を実現するモジュールと連携してファックス機能をWebサービスとして提供することもできる。Webサービス提供モジュール226は、HTTPクライアントからのリクエスト受信、クライアントへのレスポンス送信、サーバ・クライアント間で受け渡しするメッセージに含まれるJSON(JavaScript Object Notation)データのシリアライズ・デシリアライズなどが主な責務である。
印刷管理モジュール227は、PDL解析モジュール221が生成した印刷画像の印刷処理に関する制御を行うモジュールである。メモリ管理モジュール229が管理するメモリ/外部記憶装置内に格納された印刷画像を、プリンタエンジンに印刷させるために必要な各種処理を実行するのが主な責務であり、給排紙命令の発行、後処理実行命令の発行、印刷に関わるエラー状態の検知と他モジュールへの通知などを行う。
システム管理モジュール228は、画像形成装置1の機器構成情報や機器状態を管理・制御するモジュールである。機器構成情報とは、給紙トレイや排紙トレイの着脱の情報や給紙トレイ内の用紙構成といった情報であり、機器状態とは、印刷中・待機中、ジャムや用紙切れなどのエラー発生中といった内容である。こうした情報を他モジュールへ通知する他、ユーザによる機器設定(設定により動作を変化させるカスタマイズ可能項目等)の管理が主な責務である。
メモリ管理モジュール229は、メモリおよび外部記憶装置を管理するモジュールであり、他モジュールの要求に基いてメモリおよび外部記憶装置の割り当て・解放を行うことが主な責務である。
サービス提供モジュール群230は、各種サービスを提供するモジュールの総称である。サービス提供モジュール群230の各モジュールは互いに通信をし合って画像形成装置1の基本動作を分担し、協力して上位層からの要求に対応する。
<WebAPIの例>
画像形成装置1の本体部2は様々なWebサービスをWebAPIにより提供している。例えば、コピー、プリンタ、スキャナなどのジョブを実行するAPIや、それぞれのジョブの状態をクライアントに通知するAPIがある。
図5は画像形成装置1の本体部2が提供するWebAPIの例を示している。図示のURI(Uniform Resource Identifier)とメソッドを用い、必要に応じてパラメータを指定することで、所定の処理のリクエストを行うことができる。
これらのWebAPIを利用するクライアントは、ネットワーク接続されたホストコンピュータ4上のアプリケーションや操作部3上で動作する操作部アプリ301〜303など様々である。
<印刷処理の動作例>
図6はWebAPIによる印刷処理の例を示すシーケンス図である。
図6において、HTTPクライアントとなるホストコンピュータ4が印刷実行のHTTPリクエストを画像形成装置1に送信すると、本体部2のネットワーク管理モジュール225が受信する(ステップS101)。印刷実行のHTTPリクエストは、例えば、前述した"/printer/job/"というURIを指定して送信する。
ネットワーク管理モジュール225はHTTPリクエストを受け取ると、Webサービス提供モジュール226に印刷実行のリクエストを通知する(ステップS102)。
Webサービス提供モジュール226はリクエストに対応するモジュールに処理実行を通知する。この例では、プリンタジョブ管理モジュール222に印刷実行のリクエストを通知する(ステップS103)。より詳しくは、起動時のタイミング等においてURIとそれに対応するイベントハンドラを登録しておくことで、Webサービス提供モジュール226は委譲先となるモジュールを判断し、そのモジュールに通知を行う。
プリンタジョブ管理モジュール222は、印刷実行のリクエストに含まれるヘッダおよびボディを解析し(ステップS104)、PDL解析モジュール221に画像生成を要求する(ステップS105)。
PDL解析モジュール221から画像生成の終了のレスポンスがあると(ステップS106)、プリンタジョブ管理モジュール222は印刷管理モジュール227に印刷処理実行を指示する(ステップS107)。
印刷管理モジュール227から印刷処理の終了のレスポンスがあると(ステップS108)、プリンタジョブ管理モジュール222はWebサービス提供モジュール226にレスポンスとして結果を通知する(ステップS109)。
Webサービス提供モジュール226も同様にネットワーク管理モジュール225にレスポンスを通知し(ステップS110)、最終的にHTTPクライアントのホストコンピュータ4にHTTPレスポンスが通知される(ステップS111)。
ここでは、例としてプリンタでの印刷実行処理を示したが、その他の機能についてもWebサービス提供モジュール226が対応するモジュールに処理実行を通知することで実現される。
<状態通知の動作例#1>
図7はWebAPIによる状態通知の処理例を示すモジュール間コラボレーション図である。
図7において、操作部3の操作部アプリ301は、HTTPクライアントとして、サーバとしての本体部2に対し、自身をサーバに識別させるためのクライアント識別ID(Subscribed_ID)の発行をリクエスト(クライアント識別ID発行リクエスト)する(ステップS11)。本体部2のWebサービス提供モジュール226はネットワーク管理モジュール225を介してクライアント識別ID発行リクエストを受信すると、クライアント識別IDを発行し、ネットワーク管理モジュール225を介して操作部3の操作部アプリ301にクライアント識別IDをレスポンスする(ステップS12)。
その後、操作部3の操作部アプリ301がジョブ状態通知リクエスト(ジョブ状態の通知をサーバに要求するメッセージ)を行う際(ステップS13)、および、所定のジョブ(例えばジョブA)についてのジョブ実行リクエスト(ジョブの実行をサーバに要求するメッセージ)を行う際(ステップS14)には、サーバから発行されたクライアント識別IDを指定するようにする。
本体部2のWebサービス提供モジュール226は、ジョブ状態通知リクエストで指定されたクライアント識別IDとジョブ実行リクエストで指定されたクライアント識別IDが一致する場合のみ、ジョブ状態通知クライアントに状態変化を通知する。一致しない場合は、そのジョブの状態変化を通知しない。
ここでは、操作部アプリ301からのジョブ状態通知リクエスト(ステップS13)で指定されたクライアント識別IDと、同じく操作部アプリ301からのジョブ実行リクエスト(ステップS14)で指定されたクライアント識別IDが一致するものとすると、操作部アプリ301に状態変化を通知する(ステップS15)。
一方、操作部アプリ302は、クライアント識別IDを取得せず、また、ジョブ状態通知リクエストを行わずに、クライアント識別IDを指定することなくジョブBのジョブ実行リクエストを行ったとすると(ステップS16)、操作部アプリ302に対しては状態変化の通知は行われない。また、操作部アプリ302がジョブ実行リクエストしたジョブBの状態変化は、クライアント識別IDにより紐付けられていないため、操作部アプリ301には通知されない。
このように、クライアント識別IDによりサーバはジョブ状態通知リクエストとジョブ実行リクエストの要求元のクライアントを紐付けすることができるようになるので、ジョブ状態通知リクエストを行ったクライアントに対して、他のクライアントがジョブ実行リクエストを行ったジョブの状態変化を通知しないようにすることができる。
以下、各部の詳細な処理について説明する。なお、以下の説明では、プリンタ印刷を実行し、実行中プリンタジョブ一覧を表示する操作部3の操作部アプリ301をクライアントの例として説明する。
また、全てのリクエストはネットワーク管理モジュール225を介してWebサービス提供モジュール226に伝えられ、またクライアントへのレスポンスはWebサービス提供モジュール226からネットワーク管理モジュール225を介してクライアントに送信される。ネットワーク管理モジュール225はリクエスト/レスポンスを仲介するだけの役割であるため、ネットワーク管理モジュール225を省略する。つまり、クライアントからのリクエスト受信、クライアントへのレスポンス送信は、Webサービス提供モジュール226が行うものとして説明する。
図8はWebAPIを利用するクライアントがジョブ実行・ジョブ状態通知をリクエストする処理例を示すシーケンス図である。各リクエスト受信時のサーバ側の処理内容については順を追って説明する。
図8において、クライアントとしての操作部アプリ301は、まずジョブ状態通知の要求元を識別させるためのクライアント識別IDを発行すべく「/subscription/リクエスト」をサーバとしての本体部2に送信する(ステップS120)。クライアントがHTTPリクエストするURIは例えば"http://(画像形成装置のIPアドレス)/subscription"のような形式となる。
図9は「/subscription/リクエスト」受信時のサーバ側の処理例を示すフローチャートである。
図9において、Webサービス提供モジュール226は「/subscription/リクエスト」を受け付けると、他とは重複しないユニークなクライアント識別ID(Subscribed_ID)を発行し(ステップS121)、クライアント識別IDを含めたレスポンスデータを生成し(ステップS122)、レスポンスをクライアントに送信する(ステップS123)。
クライアント識別IDの採番方法は、1から順にインクリメントしていくなど、クライアント識別IDが他と重複しない方法であればよい。また、クライアント識別IDはアルファベットを含む文字列としてもよい。更に、「/subscription/リクエスト」は発行したクライアント識別IDがユニークであることをサーバ側で保証するためだけのAPIなので、クライアント同士で採番ルールを作るなど、クライアントが他とは重複しないユニークなクライアント識別IDを保証できるのであれば、「/subscription/リクエスト」は不要としてもよい。
図8に戻り、クライアントとしての操作部アプリ301は、ジョブ実行を要求する前に「/printer/events/リクエスト」をサーバとしての本体部2に送信し(ステップS130)、ジョブの状態通知イベントを受信する準備をする。
「/printer/events/リクエスト」ではその要求元を識別するためにクライアント識別IDをクエリパラメータとして指定する。クライアントがHTTPリクエストするURIは例えば"http://(画像形成装置のIPアドレス)/printer/events?subscribed_id=00001"のような形式となる。
図10は「/printer/events/リクエスト」受信時のサーバ側の処理例を示すフローチャートである。「/printer/events/リクエスト」によるジョブ状態通知では、レスポンスを分割して断続的に送信するレスポンス分割の方式を利用する。レスポンス分割については後述する。
図10において、Webサービス提供モジュール226は「/printer/events/リクエスト」を受信すると、まずURIを解析し(ステップS131)、ジョブ状態通知リクエスト(例えば、/****/events/)であると判断すると、そのHTTPセッションとクエリパラメータで指定されたクライアント識別IDとを合わせて対で保持する(ステップS132)。
次いで、URIに対応するイベントハンドラであるプリンタジョブ管理モジュール222を呼び出す(ステップS133)。
プリンタジョブ管理モジュール222は内部で管理するジョブ状態通知要求フラグをOFF→ONにする(ステップS134)。ジョブ状態通知要求フラグは、コピー、プリンタ、ファクシミリ等の機能毎に対応して設けられ、ジョブ状態通知を必要としない場合はOFF、必要とする場合はONとするものである。なお、ジョブ状態通知要求フラグは、各クライアントに共通としてもよいし、各クライアント毎に別々に管理されてもよい。
そして、ジョブ状態通知リクエストに対するレスポンスのメッセージヘッダ部となるデータを生成し、Webサービス提供モジュール226を介してクライアントに送信する(ステップS135、S136)。レスポンスのヘッダ部にはそのメッセージが生成された日時やレスポンスのデータフォーマットなどの情報が含まれる。レスポンスのボディ部はジョブの状態に変化が発生したときに逐次送信するが、この時点ではジョブが存在しないのでまだ送信しない。
図8に戻り、クライアントとしての操作部アプリ301は、「/printer/job/リクエスト」をサーバとしての本体部2に送信し(ステップS140)、プリンタジョブ実行を要求する。クライアントがHTTPリクエストするURIは例えば"http://(画像形成装置のIPアドレス)/printer/job/"のような形式となる。
図11は「/printer/job/リクエスト」受信時のサーバ側の処理例を示すフローチャートである。
図11において、Webサービス提供モジュール226は「/printer/job/リクエスト」を受信すると、まずURIを解析し(ステップS141)、イベントハンドラ登録されているプリンタジョブ管理モジュール222を呼び出す(ステップS142)。
プリンタジョブ管理モジュール222はリクエストのメッセージヘッダ部を解析して(ステップS143)、ヘッダ部にクライアント識別IDがセットされている場合(ステップS143のYES)、当該ジョブのジョブ情報の一部としてクライアント識別IDを保持しておく(ステップS144)。ここで、クライアント識別IDがセットされているジョブはジョブ状態変化通知要とし、セットされてないジョブはジョブ状態通知不要とする。ジョブ状態変化時の処理については後述する。
次いで、プリンタジョブ管理モジュール222は、「/printer/job/リクエスト」のボディ部にセットされた、印刷データやカラー/モノクロや用紙サイズなどの印刷条件をJSON形式などあらかじめ決められたデータ構造に従ってジョブを実行する(ステップS145)。ジョブの実行の前後でジョブの状態が変化する。図12はジョブ状態の例を示している。
図11に戻り、プリンタジョブ管理モジュール222はレスポンスデータを生成し、Webサービス提供モジュール226に送信し(ステップS146)、Webサービス提供モジュール226はクライアントにレスポンスを送信する(ステップS147)。
図13は実行中ジョブの状態が変化したときのサーバ側の処理例を示すフローチャートである。
図13において、ジョブ状態が変化したとき、プリンタジョブ管理モジュール222はまずジョブ状態通知フラグがONかどうかを判定し(ステップS151)、OFFの場合(ステップS151のNO)は何もせず終了する。
ジョブ状態通知フラグがONの場合(ステップS151のYES)は、状態変化が発生したジョブのジョブ情報を参照し、クライアント識別IDが保持されているかを判定する(ステップS152)。クライアント識別IDが保持されていない場合(ステップS152のNO)は、何もせず終了する。
クライアント識別IDが保持されている場合(ステップS152のYES)は、ジョブ状態変化データを生成し、Webサービス提供モジュール226に送信する(ステップS153)。図14はジョブ状態変化データの例を示している。なお、図示の例ではジョブ状態変化データの形式はJSON形式としているが、任意の形式としてよい。
図13に戻り、Webサービス提供モジュール226は、プリンタジョブ管理モジュール222からの状態変化通知を受信すると、ジョブ状態変化データからクライアント識別IDを取り出し、取り出したクライアント識別IDと一致するジョブ状態通知リクエストの要求元のクライアントだけにジョブ状態変化データを送信する(ステップS154)。
このようにして、ジョブ状態通知リクエストしたクライアントがジョブ実行リクエストしたジョブの状態通知レスポンス(イベント)のみを送信することができる。
<分割レスポンスの動作例>
WebサービスはHTTP通信によりサーバとクライアントで情報交換することが基本的な思想である。
図15はHTTP通信の例を示す図であり、HTTPクライアントとサーバの間のHTTP通信を模式的に表している。HTTP通信は、HTTPクライアントからサーバに対してヘッダとボディから構成されるHTTPリクエストを送信し、サーバはHTTPクライアントに、同じくヘッダとボディから構成されるHTTPレスポンスを送信する。これにより、HTTPクライアントとサーバの間で情報の送受信を行っている。図16はHTTPデータの構造を示す図であり、ヘッダとボディを含んでいる。
HTTP通信のプロトコル上、常にHTTPクライアントからHTTPリクエストを出し、サーバはそのHTTPリクエストに応答することが基本原理である。通常は、HTTPクライアントからのHTTPリクエストに対して、サーバがHTTPレスポンスを送信した時点で、リクエスト処理は完結し、その後、HTTPクライアントがHTTPリクエストを出すまでは、サーバはHTTPクライアントに情報を伝えることはできない。
そこで、サーバからのHTTPレスポンスによりリクエスト処理が完結しないように、HTTPレスポンスを分割して送信する。図17は分割したレスポンスとHTTPデータの関係の例を示す図である。
サーバの状態変化を検出したいHTTPクライアントは、サーバに対して状態通知のHTTPリクエストを送信する。サーバは、HTTPクライアントから接続された段階でまずヘッダ部分だけ応答する。通常、ヘッダにはデータサイズを示すContent-Lengthを記載することが一般的だが、今回は予め応答するデータサイズが分からない。したがって、Content-Lengthは記載せずにヘッダを応答することになる。なお、Content-Lengthを含まなくてもHTTP仕様として問題はない。
その後、ボディ部分の送信処理はサーバで状態変化あるまで行わない。HTTPクライアントはサーバからの応答待ちの状態になる。
サーバでエラー発生など何らかの状態変化が発生したタイミングで、状態変化を示すボディの一部をHTTPクライアントに送信する。ボディの一部の送信が完了しても、サーバは完了を送信しないため、HTTPクライアント/サーバともにボディ部分の送受信中の状態を維持している。
これらの処理を、サーバの状態変化が発生する度に繰り返し実行することで、HTTPクライアントのタイミングに依存しない状態通知が実現できる。
最終的にはヘッダとボディからなるHTTPプロトコルに従ったデータとなる。このことにより、一般的なHTTP通信を行えるソフトウェアや動作環境で実現可能となる。
HTTPクライアントは、一定期間にわたってサーバから応答が無い場合、通信を切断する場合がある。一定期間にわたってサーバで状態変化が発生しない場合は、サーバから状態変更なしを示すボディの一部を送信することで通信を維持することができる。
図18はデータ書式の例を示す図である。
HTTPでは、テキストデータ、画像データ、XML、JSONなど様々な種類のデータ送信が可能である。Webサービスの用途としては、最近はJSON形式でデータを送受信するケースが多い。
図18(a)は通常のHTTPレスポンスにおいてJSON形式を用いた場合を示しており、ヘッダのContent-Typeにjsonが指定されている。ボディは全体がJSON形式で記述されている。
図18(b)は分割レスポンスにJSON形式を用いた場合を示しており、ボディの個々の部分データをJSON形式で記述し、区切り文字列(例えば、改行を2個)を付加している。この場合、ボディ全体はJSON形式とはならないため、ヘッダのContent-Typeはtext/plainとなっている。
HTTPクライアントは部分データの個々を受信することに意味があるため、個々の部分データがJSON形式等の所定のデータ形式である方が、HTTPクライアント側も処理が容易となる。
HTTPクライアントは、HTTPプロトコルに従い順次に受信データを読み出す。このとき、各データ部分の最後に付された区切り文字列により、個々の部分データを区別して読み出すことができる。
<状態通知の動作例#2>
前述した状態通知の動作例#1では、サーバ側がクライアント識別ID(Subscribed_ID)を発行し、クライアント識別IDによりジョブ状態通知レスポンス(イベント)を振り分ける手法について説明した。しかし、前述した分割レスポンスを状態通知に用いる場合、状態通知のクライアント数に比例して生存期間の長いセッションの数が増加することになり、システムのリソース制約上、同時に接続可能なセッション数に上限がある場合には同時接続可能なセッション数を圧迫してしまうという問題がある。そこで、クライアント識別IDの発行と状態通知レスポンス振り分けをクライアント側で実施し、サーバ・クライアント間のジョブ状態通知用のセッションを一本化するようにしている。
図19はWebAPIによる状態通知の処理例を示すモジュール間コラボレーション図である。操作部3には、ジョブ状態通知リクエストを取りまとめる役割のサービス提供モジュールである状態通知イベントディスパッチャ310が設けられている。
ジョブ状態通知を受け取りたい操作部アプリ301は、まず状態通知イベントディスパッチャ310にジョブ状態通知要求し(ステップS21)、要求元の操作部アプリを識別するためのクライアント識別ID(Subscribed_ID)を発行してもらう。このとき、状態通知イベントディスパッチャ310はクライアント識別IDとそれに対応する要求元の操作部アプリの情報を保持しておき、サーバ側の本体部2に複数の操作部アプリに共通のジョブ状態通知リクエストを送信する(ステップS22)。
次いで、操作部アプリ301はクライアント識別IDをリクエストヘッダに含めてジョブ実行リクエストする(ステップS23)。
サーバ側は、リクエストされたジョブを実行し、ジョブ状態に変化が発生するときは、当該ジョブのクライアント識別IDを含めたジョブ状態変化データを状態通知イベントディスパッチャ310に送信する(ステップS24)。
状態通知イベントディスパッチャ310はジョブ状態変化データ内に含まれるクライアント識別IDを取り出し、取り出したクライアント識別IDに対応する要求元アプリである操作部アプリ301に状態変化データを送信する(ステップS25)。
次にサーバ側の本体部2の動作について説明する。この動作例では、クライアント側がクライアント識別IDを管理するので、サーバ側でクライアント識別IDを発行する「/subscription/リクエスト」は不要である。従って、操作部アプリ301は、本体部2に対して「/printer/events/リクエスト」と「/printer/job/リクエスト」を送信する。
図20は「/printer/events/リクエスト」受信時のサーバ側の処理例を示すフローチャートである。図10に示した処理との違いは、Webサービス提供モジュール226がクライアント識別IDと要求元とのセッションの紐付け情報を保持する処理(図10のステップS132)がない点である。
「/printer/job/リクエスト」に対する動作は図11に示したものと同様である。
図21は実行中ジョブの状態が変化したときのサーバ側の処理例を示すフローチャートである。図13に示した処理との違いは、Webサービス提供モジュール226がクライアントへの状態変化データ送信時(図21のステップS155)にクライアント識別IDを参照しない点である。
このようにして、サーバ・クライアント間のジョブ状態通知用セッションを一本化し、ジョブ状態通知クライアントがジョブ状態通知レスポンス(イベント)を要求元アプリに振り分けることができるようになる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、ジョブ状態通知リクエストしたのと同一のクライアントが実行リクエストしたジョブの状態変化を通知することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 画像形成装置
2 本体部
201 CPU
202 RAM
203 NV−RAM
204 プログラムROM
205 フォントROM
206 ネットワークインタフェース
207 操作部インタフェース
208 プリンタエンジンインタフェース
209 スキャナエンジンインタフェース
210 HDD
211 オプションRAM
212 プリンタエンジン
213 スキャナエンジン
221 PDL解析モジュール
222 プリンタジョブ管理モジュール
223 コピージョブ管理モジュール
224 スキャナジョブ管理モジュール
225 ネットワーク管理モジュール
226 Webサービス提供モジュール
227 印刷管理モジュール
228 システム管理モジュール
229 メモリ管理モジュール
230 サービス提供モジュール群
3 操作部
301〜303 操作部アプリ
310 状態通知イベントディスパッチャ
4、4A〜4C ホストコンピュータ
特開2007−066083号公報

Claims (11)

  1. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対してジョブ状態通知のリクエストを送信し、その後、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に対してジョブ実行のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対してジョブ状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を発行する手段と、
    ジョブ状態通知のリクエストおよびジョブ実行のリクエストに前記識別情報の指定を付加して前記第2の情報処理装置に送信する手段であって、発行した前記識別情報を伴う、複数の前記クライアントに共通のジョブ状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する手段と、
    前記第2の情報処理装置から受信したジョブ状態通知のレスポンスを前記識別情報に基づいて要求元のクライアントに振り分ける手段と
    を備え、
    前記第2の情報処理装置は
    ョブ状態変化が発生した場合に、該当するジョブのジョブ実行のリクエストに対応付けられたジョブ状態通知のリクエストの送信元のクライアントにジョブ状態通知のレスポンスを送信する手
    備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置からのリクエストに応じて前記識別情報を発行する手段
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    当該第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて前記識別情報を発行する手段
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第2の情報処理装置は、
    ジョブ状態通知の必要性の有無を示すフラグを保持する手段
    を備え、
    前記フラグの値に従ってジョブ状態通知を行うことを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第の情報処理装置が所定の情報処理を行う本体部であり、前記第の情報処理装置が前記本体部に対する操作を受け付ける操作部である
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対してジョブ状態通知のリクエストを送信し、その後、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に対してジョブ実行のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対してジョブ状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第1の情報処理装置であって、
    前記第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を発行する手段と、
    ジョブ状態通知のリクエストおよびジョブ実行のリクエストに前記識別情報の指定を付加して前記第2の情報処理装置に送信する手段であって、発行した前記識別情報を伴う、複数の前記クライアントに共通のジョブ状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する手段と、
    前記第2の情報処理装置から受信したジョブ状態通知のレスポンスを前記識別情報に基づいて要求元のクライアントに振り分ける手段と、
    前記第2の情報処理装置から送信されるレスポンスであって、ジョブ状態変化が発生した場合に、該当するジョブのジョブ実行のリクエストに対応付けられたジョブ状態通知のリクエストの送信元のクライアントに送信するジョブ状態通知のレスポンスを受信する手段と
    備えたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対してジョブ状態通知のリクエストを送信し、その後、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に対してジョブ実行のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対してジョブ状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第2の情報処理装置であって、
    前記第1の情報処理装置から送信される、前記第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報の指定が付加された複数の前記クライアントに共通のジョブ状態通知のリクエストおよびジョブ実行のリクエストを受信する手段と、
    ョブ状態変化が発生した場合に、該当するジョブのジョブ実行のリクエストに対応付けられたジョブ状態通知のリクエストの送信元のクライアントにジョブ状態通知のレスポンスを送信する手段と
    を備え、
    前記第1の情報処理装置に前記ジョブ状態通知のレスポンスを前記識別情報に基づいて要求元のクライアントに振り分けさせることを特徴とする情報処理装置。
  8. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対してジョブ状態通知のリクエストを送信し、その後、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に対してジョブ実行のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対してジョブ状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第1の情報処理装置が実行する方法であって、
    前記第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を発行する工程と、
    ジョブ状態通知のリクエストおよびジョブ実行のリクエストに前記識別情報の指定を付加して前記第2の情報処理装置に送信する工程であって、発行した前記識別情報を伴う、複数の前記クライアントに共通のジョブ状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する工程と、
    前記第2の情報処理装置から受信したジョブ状態通知のレスポンスを前記識別情報に基づいて要求元のクライアントに振り分ける工程と、
    前記第2の情報処理装置から送信されるレスポンスであって、前記第2の情報処理装置が前記識別情報に基づいてジョブ状態通知のリクエストとジョブ実行のリクエストとを対応付けて管理し、ジョブ状態変化が発生した場合に、該当するジョブのジョブ実行のリクエストに対応付けられたジョブ状態通知のリクエストの送信元のクライアントに送信するジョブ状態通知のレスポンスを受信する工程と
    を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  9. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対してジョブ状態通知のリクエストを送信し、その後、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に対してジョブ実行のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対してジョブ状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第2の情報処理装置が実行する方法であって、
    前記第1の情報処理装置から送信される、前記第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報の指定が付加された複数の前記クライアントに共通のジョブ状態通知のリクエストおよびジョブ実行のリクエストを受信する工程と
    ョブ状態変化が発生した場合に、該当するジョブのジョブ実行のリクエストに対応付けられたジョブ状態通知のリクエストの送信元のクライアントにジョブ状態通知のレスポンスを送信する工程と
    を備え
    前記第1の情報処理装置に前記ジョブ状態通知のレスポンスを前記識別情報に基づいて要求元のクライアントに振り分けさせることを特徴とする情報処理方法。
  10. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対してジョブ状態通知のリクエストを送信し、その後、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に対してジョブ実行のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対してジョブ状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第1の情報処理装置を構成するコンピュータを、
    前記第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を発行する手段、
    ジョブ状態通知のリクエストおよびジョブ実行のリクエストに前記識別情報の指定を付加して前記第2の情報処理装置に送信する手段であって、発行した前記識別情報を伴う、複数の前記クライアントに共通のジョブ状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する手段、
    前記第2の情報処理装置から受信したジョブ状態通知のレスポンスを前記識別情報に基づいて要求元のクライアントに振り分ける手段、
    前記第2の情報処理装置から送信されるレスポンスであって、ジョブ状態変化が発生した場合に、該当するジョブのジョブ実行のリクエストに対応付けられたジョブ状態通知のリクエストの送信元のクライアントに送信するジョブ状態通知のレスポンスを受信する手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  11. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対してジョブ状態通知のリクエストを送信し、その後、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に対してジョブ実行のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対してジョブ状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第2の情報処理装置を構成するコンピュータを、
    前記第1の情報処理装置から送信される、前記第1の情報処理装置内のクライアントからのリクエストに応じて、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報の指定が付加された複数の前記クライアントに共通のジョブ状態通知のリクエストおよびジョブ実行のリクエストを受信する手段
    ョブ状態変化が発生した場合に、該当するジョブのジョブ実行のリクエストに対応付けられたジョブ状態通知のリクエストの送信元のクライアントにジョブ状態通知のレスポンスを送信する手段として機能させ、
    前記第1の情報処理装置に前記ジョブ状態通知のレスポンスを前記識別情報に基づいて要求元のクライアントに振り分けさせることを特徴とする情報処理プログラム。
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