JP6287174B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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本発明は情報処理の制御技術に関する。
Web上で各種のサービス(Webサービス)を提供する手段として、SOAP(Simple Object Access Protocol)、REST(Representational State Transfer)と呼ばれる方式のWebAPI(Web Application Program Interface)が多く使われている。WebAPIのベースとなっているのはHTTPプロトコル(HyperText Transfer Protocol)での通信であり、サービス提供側はHTTPサーバとなってWebAPIを提供し、サービス利用側はHTTPクライアントとなってそのWebAPIを利用する。
一方、情報処理システムまたは情報処理装置の一例として、LP(Laser Printer)、MFP(Multi Function Peripheral、Multi Function Printer)等の画像形成装置が挙げられる。この種の画像形成装置では、画面表示やキー入力の操作を行う部分を操作部として本体部(コントローラ、エンジン)から独立させ、本体部の負荷が高くても操作レスポンスを低下させないようにすることが考えられている。操作部にはAndroid(登録商標) OS等の独立したOS(Operating System)が搭載され、本体部とは独立に動作する。
このような操作部を備えた画像形成装置内においても、前述したREST方式のWebAPIが用いられることが考えられ、操作部上のアプリ(アプリケーションプログラム)は、本体部が提供するWebAPIを利用して機能を実現することになる。
クライアントからのリクエストに対して、サーバがレスポンスを返す、というのが一般的なHTTP通信の基本である。そのため、HTTP通信では、サーバ側で任意のタイミングで発生した状態変化(イベント)をクライアント側に通知することが原理的にできないアーキテクチャとなっている。
これまでも、サーバ側で発生した状態変化をクライアントに通知するために、複数の方式が検討されてきた。代表的なものとして、ポーリング方式と呼ばれる、一定期間毎にクライアントがサーバに問い合わせを行い、サーバ側の状態変化をチェックする方式が一般的に知られている。
また、疑似的にクライアントに対してサーバ側の状態変化を通知する手段として、Ajax(Asynchronous JavaScript(登録商標) + XML(Extensible Markup Language))、LongPolling、Cometといった方式が一般的によく知られている(特許文献1等を参照。)。
上述したように、HTTPサーバからHTTPクライアントに対して、サーバの状態変化を通知する方式は複数考えられてきた。
一方、前述した画像形成装置の本体部から独立して動作する操作部への適用を想定すると、操作部上のアプリは本体部が提供するWebAPIを利用してアプリの機能を実現する。しかし、これらの本体部や操作部には通信に利用できるリソースが充分ではなく、通信のリソースを圧迫しない手法で状態変化の通知を実現することが望まれる。
例えば、これらの本体部や操作部で同時に接続できるセッション数には限りがあるため、アプリの起動時から終了時まで接続し続けるような生存期間の長いセッションが存在した場合、それによって、利用可能なセッション数が圧迫してしまう。また、生存期間の長いセッションが増加すると、通信処理の負荷が高くなり、その結果、画像処理等の本来の機能における性能への影響も懸念される。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、クライアントとなる情報処理装置に対してサーバとなる情報処理装置の状態変化を通知する際に、通信のリソースを圧迫しないものとすることにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対して状態通知のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対して状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムであって、前記第1の情報処理装置は、通知すべき状態の種類を設定するリクエストまたは状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する手段と、通知すべき状態の種類を設定するリクエストおよび状態通知のリクエストに伴う、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を取得する手段とを備え、前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置から通知すべき状態の種類を設定するリクエストを受信した場合に、通知すべき状態の種類を内部に保持し、設定完了のレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する手段と、通知すべき状態変化が発生した場合に、前記第1および第2の情報処理装置間に維持されるセッションを用いて、状態の種類と状態の値を含むレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する手段と、同じ識別情報を有するクライアントから状態通知のリクエストを受信した場合に、当該リクエストが無効であることを前記第1の情報処理装置に通知する手段とを備えるようにしている。
本発明にあっては、クライアントとなる情報処理装置に対してサーバとなる情報処理装置の状態変化を通知する際に、通信のリソースを圧迫しないものとすることができる。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 ネットワーク構成例を示す図である。 画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。 プリンタに関するWebAPIの例を示す図である。 WebAPIによる印刷処理の例を示すシーケンス図である。 HTTP通信の例を示す図である。 HTTPデータの構造を示す図である。 分割したレスポンスとHTTPデータの関係の例を示す図である。 データ書式の例を示す図である。 クライアントが必要な状態変化毎にセッションを張る場合の処理例を示す図である。 1つのクライアントに対して状態変化通知用のセッションを1つだけとする場合の処理例を示す図である。 画像形成装置が通知する状態変化の例を示す図である。 WebAPIによる状態通知の処理例を示すシーケンス図である。 状態変化通知に関するWebAPIの例を示す図である。 状態変化通知種類設定リクエストによる設定例を示す図である。 状態変化通知種類テーブルの例を示す図である。 状態変化発生時の処理例を示すフローチャートである。 クライアントに通知されるレスポンスデータの例を示す図である。 印刷ジョブの状態変化に対するデータの例を示す図である。 機器の状態変化に対するデータの例を示す図である。 機器システムの状態変化に対するデータの例を示す図である。 WebAPIによる状態通知の処理例を示すシーケンス図である。 状態変化通知リクエストを受信したサーバ側の処理例を示すフローチャートである。 クライアント管理テーブルの例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。なお、情報処理システムまたは情報処理装置として画像形成装置を例に説明するが、画像形成装置以外の情報処理システムまたは情報処理装置にも適用できることは言うまでもない。
<構成>
図1は本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1のハードウェア構成例を示す図である。
図1において、画像形成装置1は、本体部(コントローラ、エンジン)2と操作部3とを備えている。操作部3は本体部2に有線路または無線路により接続される。
本体部2は、その時設定されている制御モードおよびホストコンピュータ4等からの制御コードに従って、ホストコンピュータ4からの印字データをビデオデータに変換し、プリンタエンジン212へ出力する機能を有している。また、本体部2は、スキャナエンジン213により原稿画像を読み込み、プリンタエンジン212に出力することでコピーを行ない、あるいは、読取画像をホストコンピュータ4等に出力する機能を有している。
操作部3は、タッチパネルを備え、独自のOSを搭載したコンピュータ装置である。
本体部2は、CPU201とRAM202とNV−RAM203とプログラムROM204とフォントROM205とネットワークインタフェース206と操作部インタフェース207とプリンタエンジンインタフェース208とスキャナエンジンインタフェース209とHDD210とオプションRAM211とプリンタエンジン212とスキャナエンジン213とを備えている。
CPU201は、ホストコンピュータ4等からのデータ(印字データ、制御データ)を処理する。
RAM202は、CPU201が処理する時のワークメモリ、ホストコンピュータ4等からのデータをページ単位に管理して一時記憶するバッファ、バッファに記憶されたデータを実際の印字パターンに変換しビデオデータを記憶するビットマップメモリ等に使われる。
NV−RAM203は、電源を切っても保持したいデータを格納しておくための不揮発性RAMである。
プログラムROM204は、本体部2内でのデータの管理や、周辺モジュールを制御するためのプログラムが格納されている。
フォントROM205は、印字に使用されるさまざまな種類のフォントデータが格納されている。
ネットワークインタフェース206は、ホストコンピュータ4から画像形成装置1への制御信号やデータ、画像形成装置1からホストコンピュータ4へのステータス信号やデータインターフェースである。
操作部インタフェース207は、操作部3との間での制御信号やデータのインタフェースである。
プリンタエンジンインタフェース208は、プリンタエンジン212への制御信号やデータ、プリンタエンジン212からのステータス信号のインタフェースである。
スキャナエンジンインタフェース209は、スキャナエンジン213への制御信号、スキャナエンジン213からのステータス信号やデータのインタフェースである。
HDD210は、大容量の記憶装置である。
オプションRAM211は、追加的に装着されるRAMである。
プリンタエンジン212は、プリンタエンジンインタフェース208を介して与えられるビデオ信号および制御信号により感光体上に静電潜像を作り、現像し、また給紙部より転写紙を給紙し、転写および定着し、画像を形成する。
スキャナエンジン213は、原稿を光学的に読み取り、画像情報を出力する。
図2はネットワーク構成例を示す図である。
図2において、ネットワーク上には、複数のホストコンピュータ4A、4B、4Cと画像形成装置1が接続されている。
画像形成装置1は、本体部2と操作部3とを備えている。操作部3は、本体部2との間で有線または無線で直接に接続されるほか、ネットワーク上のアクセスポイント(図示せず)を介して本体部2に接続することもできる。操作部3上のアプリは本体部2が提供するWebAPIを使ってアプリの機能を実現する。
ホストコンピュータ4A、4B、4Cは、画像形成装置1に対して印刷を要求したり、原稿の読取画像の送信を受けたりすることができるとともに、画像形成装置1(本体部2)の提供するWebAPIを使ってWebサービスを利用することができる。
図3は画像形成装置1のソフトウェア構成例を示す図である。なお、操作部3上のアプリが本体部2の提供するWebサービスを利用するクライアントとなる場合を例として説明するが、操作部3上のアプリに限定されるものではなく、ホストコンピュータ4上のアプリ(PCアプリ、サーバアプリ)等がクライアントとなってもよい。
図3において、本体部2は、サービス提供モジュール群230を構成するネットワーク管理モジュール225とWebサービス提供モジュール226と印刷管理モジュール227とシステム管理モジュール228とメモリ管理モジュール229とを備えている。また、本体部2は、サービス提供モジュール群230の各モジュールの機能を利用するプリンタジョブ管理モジュール222とコピージョブ管理モジュール223とスキャナジョブ管理モジュール224とを備えている。また、本体部2は、プリンタジョブ管理モジュール222が利用するPDL解析モジュール221を備えている。
操作部3は、操作部アプリ301〜303を備えている。操作部アプリ301〜303は、操作部3上で動作するアプリであり、JAVA(登録商標)やAndroid(登録商標)SDKや本体部2が独自に提供するAPIを利用して、様々な機能をもつアプリを開発することが可能である。なお、操作部アプリの数は図示のものに限定されるものではなく、1つでもよいし、4以上でもよい。ここでは、操作部アプリ301〜303は、Webサービスのクライアントとして動作するものとしている。
本体部2のPDL解析モジュール221は、画像形成装置1がホストコンピュータ4等から受信したPDLデータを解析して印刷画像を生成するモジュールである。プリンタジョブ管理モジュール222よりPDLデータを受け取り、プリンタジョブ管理モジュール222の仲介によりメモリ管理モジュール229から確保したメモリ上に印刷画像を生成することが主な責務である。また、印刷画像生成の際には機器構成情報、例えば、給紙トレイ・排紙トレイの構成や、給紙トレイ内の用紙サイズといった情報が必要になるが、これらの情報はプリンタジョブ管理モジュール222の仲介によりシステム管理モジュール228から得る。
プリンタジョブ管理モジュール222は、PDL処理全般に関わる制御を行っており、主にPDL解析モジュール221側が必要とする処理を仲介して他モジュールに対して要求を行うモジュールである。ネットワーク管理モジュール225が受け取ったPDLデータをPDL解析モジュール221へ受け渡す仲介、PDL解析モジュール221に対しシステム管理モジュール228が管理する機器情報を取得する仲介、PDL解析モジュール221がメモリ管理モジュール229から必要なメモリを確保する仲介、PDL解析モジュール221が作成した印刷画像に関し印刷管理モジュール227に対する印刷要求の発行、といったことを行う。
コピージョブ管理モジュール223は、コピー処理全般に関する制御を行っており、サービス提供モジュール群230を利用してコピー機能を実現するのが主な責務である。
スキャナジョブ管理モジュール224は、スキャン処理全般に関する制御を行っており、サービス提供モジュール群230を利用してスキャナ機能を実現するのが主な責務である。
ネットワーク管理モジュール225は、ネットワークコントローラ(図示せず)の管理と、ネットワークコントローラから得られる受信データの処理を制御するモジュールである。ホストコンピュータ4からのデータ受信の際に欠かせない通信プロトコル(ftpやlprなど)を制御してネットワークコントローラからデータを受信し、他モジュールへ受信データを受け渡すことが主な責務である。Webサービス提供においては、クライアントからのHTTP(REST)アクセスによるデータを受信し、Webサービス提供モジュール226に受け渡す。
Webサービス提供モジュール226は、REST/SOAP用のHTTPサーバとして動作し、クライアントに対してWebサービスを提供するモジュールである。様々な機能をWebサービスとして提供するために、画像形成装置1内の他のモジュールと連携する。例えば、プリンタ印刷機能を提供するためにはプリンタジョブ管理モジュール222と連携する。また、コピージョブ管理モジュール223、スキャナジョブ管理モジュール224と連携し、コピー機能、スキャナ機能をWebサービスとして提供する。なお、図には記載していないが、ファックス機能を実現するモジュールと連携してファックス機能をWebサービスとして提供することもできる。Webサービス提供モジュール226は、HTTPクライアントからのリクエスト受信、クライアントへのレスポンス送信、サーバ・クライアント間で受け渡しするメッセージに含まれるJSON(JavaScript Object Notation)データのシリアライズ・デシリアライズなどが主な責務である。
印刷管理モジュール227は、PDL解析モジュール221が生成した印刷画像の印刷処理に関する制御を行うモジュールである。メモリ管理モジュール229が管理するメモリ/外部記憶装置内に格納された印刷画像を、プリンタエンジンに印刷させるために必要な各種処理を実行するのが主な責務であり、給排紙命令の発行、後処理実行命令の発行、印刷に関わるエラー状態の検知と他モジュールへの通知などを行う。
システム管理モジュール228は、画像形成装置1の機器構成情報や機器状態を管理・制御するモジュールである。機器構成情報とは、給紙トレイや排紙トレイの着脱の情報や給紙トレイ内の用紙構成といった情報であり、機器状態とは、印刷中・待機中、ジャムや用紙切れなどのエラー発生中といった内容である。こうした情報を他モジュールへ通知する他、ユーザによる機器設定(設定により動作を変化させるカスタマイズ可能項目等)の管理が主な責務である。
メモリ管理モジュール229は、メモリおよび外部記憶装置を管理するモジュールであり、他モジュールの要求に基いてメモリおよび外部記憶装置の割り当て・解放を行うことが主な責務である。
サービス提供モジュール群230は、各種サービスを提供するモジュールの総称である。サービス提供モジュール群230の各モジュールは互いに通信をし合って画像形成装置1の基本動作を分担し、協力して上位層からの要求に対応する。
<WebAPIの例>
画像形成装置1の本体部2は様々なWebサービスをWebAPIにより提供している。例えば、コピー、プリンタ、スキャナなどのジョブを実行するAPIや、それぞれのジョブの状態をクライアントに通知するAPIがある。
図4は画像形成装置1の本体部2が提供するプリンタに関するWebAPIの例を示している。図示のURI(Uniform Resource Identifier)とメソッドを用い、必要に応じてパラメータを指定することで、所定の処理のリクエストを行うことができる。
これらのWebAPIを利用するクライアントは、ネットワーク接続されたホストコンピュータ4上のアプリケーションや操作部3上で動作する操作部アプリ301〜303など様々である。
<印刷処理の動作例>
図5はWebAPIによる印刷処理の例を示すシーケンス図である。
図5において、HTTPクライアントとなるホストコンピュータ4が印刷実行のHTTPリクエストを画像形成装置1に送信すると、本体部2のネットワーク管理モジュール225が受信する(ステップS101)。印刷実行のHTTPリクエストは、例えば、前述した"/printer/job/"というURIを指定して送信する。
ネットワーク管理モジュール225はHTTPリクエストを受け取ると、Webサービス提供モジュール226に印刷実行のリクエストを通知する(ステップS102)。
Webサービス提供モジュール226はリクエストに対応するモジュールに処理実行を通知する。この例では、プリンタジョブ管理モジュール222に印刷実行のリクエストを通知する(ステップS103)。より詳しくは、起動時のタイミング等においてURIとそれに対応するイベントハンドラを登録しておくことで、Webサービス提供モジュール226は委譲先となるモジュールを判断し、そのモジュールに通知を行う。
プリンタジョブ管理モジュール222は、印刷実行のリクエストに含まれるヘッダおよびボディを解析し(ステップS104)、PDL解析モジュール221に画像生成を要求する(ステップS105)。
PDL解析モジュール221から画像生成の終了のレスポンスがあると(ステップS106)、プリンタジョブ管理モジュール222は印刷管理モジュール227に印刷処理実行を指示する(ステップS107)。
印刷管理モジュール227から印刷処理の終了のレスポンスがあると(ステップS108)、プリンタジョブ管理モジュール222はWebサービス提供モジュール226にレスポンスとして結果を通知する(ステップS109)。
Webサービス提供モジュール226も同様にネットワーク管理モジュール225にレスポンスを通知し(ステップS110)、最終的にHTTPクライアントのホストコンピュータ4にHTTPレスポンスが通知される(ステップS111)。
ここでは、例としてプリンタでの印刷実行処理を示したが、その他の機能についてもWebサービス提供モジュール226が対応するモジュールに処理実行を通知することで実現される。
<分割レスポンスの動作例>
WebサービスはHTTP通信によりサーバとクライアントで情報交換することが基本的な思想である。
図6はHTTP通信の例を示す図であり、HTTPクライアントとサーバの間のHTTP通信を模式的に表している。HTTP通信は、HTTPクライアントからサーバに対してヘッダとボディから構成されるHTTPリクエストを送信し、サーバはHTTPクライアントに、同じくヘッダとボディから構成されるHTTPレスポンスを送信する。これにより、HTTPクライアントとサーバの間で情報の送受信を行っている。図7はHTTPデータの構造を示す図であり、ヘッダとボディを含んでいる。
HTTP通信のプロトコル上、常にHTTPクライアントからHTTPリクエストを出し、サーバはそのHTTPリクエストに応答することが基本原理である。通常は、HTTPクライアントからのHTTPリクエストに対して、サーバがHTTPレスポンスを送信した時点で、リクエスト処理は完結し、その後、HTTPクライアントがHTTPリクエストを出すまでは、サーバはHTTPクライアントに情報を伝えることはできない。
そこで、サーバからのHTTPレスポンスによりリクエスト処理が完結しないように、HTTPレスポンスを分割して送信する。図8は分割したレスポンスとHTTPデータの関係の例を示す図である。
サーバの状態変化を検出したいHTTPクライアントは、サーバに対して状態通知のHTTPリクエストを送信する。サーバは、HTTPクライアントから接続された段階でまずヘッダ部分だけ応答する。通常、ヘッダにはデータサイズを示すContent-Lengthを記載することが一般的だが、今回は予め応答するデータサイズが分からない。したがって、Content-Lengthは記載せずにヘッダを応答することになる。なお、Content-Lengthを含まなくてもHTTP仕様として問題はない。
その後、ボディ部分の送信処理はサーバで状態変化あるまで行わない。HTTPクライアントはサーバからの応答待ちの状態になる。
サーバでエラー発生など何らかの状態変化が発生したタイミングで、状態変化を示すボディの一部をHTTPクライアントに送信する。ボディの一部の送信が完了しても、サーバは完了を送信しないため、HTTPクライアント/サーバともにボディ部分の送受信中の状態を維持している。
これらの処理を、サーバの状態変化が発生する度に繰り返し実行することで、HTTPクライアントのタイミングに依存しない状態通知が実現できる。
最終的にはヘッダとボディからなるHTTPプロトコルに従ったデータとなる。このことにより、一般的なHTTP通信を行えるソフトウェアや動作環境で実現可能となる。
HTTPクライアントは、一定期間にわたってサーバから応答が無い場合、通信を切断する場合がある。一定期間にわたってサーバで状態変化が発生しない場合は、サーバから状態変更なしを示すボディの一部を送信することで通信を維持することができる。
図9はデータ書式の例を示す図である。
HTTPでは、テキストデータ、画像データ、XML、JSONなど様々な種類のデータ送信が可能である。Webサービスの用途としては、最近はJSON形式でデータを送受信するケースが多い。
図9(a)は通常のHTTPレスポンスにおいてJSON形式を用いた場合を示しており、ヘッダのContent-Typeにjsonが指定されている。ボディは全体がJSON形式で記述されている。
図9(b)は分割レスポンスにJSON形式を用いた場合を示しており、ボディの個々の部分データをJSON形式で記述し、区切り文字列(例えば、改行を2個)を付加している。この場合、ボディ全体はJSON形式とはならないため、ヘッダのContent-Typeはtext/plainとなっている。
HTTPクライアントは部分データの個々を受信することに意味があるため、個々の部分データがJSON形式等の所定のデータ形式である方が、HTTPクライアント側も処理が容易となる。
HTTPクライアントは、HTTPプロトコルに従い順次に受信データを読み出す。このとき、各データ部分の最後に付された区切り文字列により、個々の部分データを区別して読み出すことができる。
<分割レスポンスによるセッション数>
画像形成装置等の情報処理装置がクライアントに通知すべき状態変化には複数の種類がある。例えば、
・印刷ジョブの状態変化(印刷ジョブが処理中/待機中/排紙枚数変化等)
・機器の状態変化(機器が印刷ジョブ処理中/待機中/メンテナンス中等)
・機器システムの状態変化(ユーザーのログイン/ログアウト状態変化等)
等があげられる。
これらの状態変化のうち、どの情報を通知してほしいかはクライアント毎に異なるのが一般的である。
このような場合に分割レスポンスの利用を考えると、クライアント側/サーバ側双方の設計として、「クライアントが必要な状態変化毎にセッションを張り、サーバ側はそのセッションに分割レスポンスを返す」とすると、設計がシンプルであり、かつ、実装も容易である。
図10はクライアントが必要な状態変化毎にセッションを張る場合の処理例を示す図である。図示の例では、操作部3の操作部アプリAと本体部2の間には印刷ジョブの状態変化通知用セッションと機器の状態変化通知用セッションが、操作部アプリBと本体部2の間には印刷ジョブの状態変化通知用セッションが、操作部アプリCと本体部2の間には機器の状態変化通知用セッションと機器システムの状態変化通知用セッションが張られている。
しかし、この設計では、接続されるセッション数は最大で『クライアント数×状態変化の種類』となってしまい、通信のリソースを圧迫する可能性がある。
そこで、
・クライアント毎に状態変化通知用セッションを1つだけとする
・クライアントが必要な状態変化をサーバ側に通知する手段を設ける
・クライアントへのレスポンスに状態変化の種類情報を付加する
とすることで、1つのクライアントに対するセッションを1本としたまま、クライアントが必要な状態変化を通知することができる。
図11は1つのクライアントに対して状態変化通知用のセッションを1つだけとする場合の処理例を示す図である。図示の例では、操作部3の操作部アプリA、Bと本体部2の間には、それぞれ1本の状態変化通知用セッションが張られている。この状態で、操作部アプリAから別のセッションにより印刷ジョブの状態変化通知リクエストを行ない(ステップS1)、続いて、機器の状態変化通知リクエストを行なう(ステップS2)。本体部2側では、要求されていた状態変化があると、操作部アプリAに対して状態変化通知を分割レスポンスにより行う(ステップS3)。
このように、1つのクライアントに対して、状態変化通知用(分割レスポンス用)のセッションを常に1つにすることができるようになるため、通信のリソースを圧迫することがなくなる。
<状態通知の動作例#1>
図4に示したようなWebAPIを利用すれば、本体部2の機能を操作部3の操作部アプリやホストコンピュータ4のアプリ等から利用することができる。しかし、本体部2の機能を利用する他に本体部2で発生した状態変化をクライアントに通知する必要がある。例えば、プリンタで紙詰まりが発生した場合、これをクライアントに通知し、これを通知されたクライアント側は紙詰まりが発生していることを示す画面を表示する必要がある。
クライアントに通知すべき状態変化には複数の種類があるが、画像形成装置が通知する状態変化の例を図12に示す。図示の例では、印刷ジョブの状態変化と、機器の状態変化と、機器システムの状態変化を例にあげている。
クライアントは図4に示したWebAPIと図12に示した状態変化の通知を利用して、アプリを開発することができる。図12に示した状態変化のうち、どの情報を通知してほしいかはクライアント毎に異なるのが一般的である。例えば、印刷を実行するアプリであれば、「印刷ジョブの状態変化」と「機器の状態変化」の通知が必要となる。機器状態を管理するようなアプリであれば、「機器の状態変化」と「機器システムの状態」の通知が必要となる。
図13はWebAPIによる状態通知の処理例を示すシーケンス図である。なお、操作部3の操作部アプリ301が本体部2に対して状態変化通知リクエストを行う場合を例としている。
図13において、クライアントとなる操作部3の操作部アプリ301は、サーバとなる本体部2に対して、どの状態変化通知が必要かを設定するための状態変化通知種類設定リクエストを送信する(ステップS11)。図14は状態変化通知に関するWebAPIの例を示す図であり、URI「/printer/events/lists」、メソッド「PUT」によって状態変化通知種類設定リクエストを行う。状態変化通知種類設定リクエストではJSON形式などあらかじめ決められたデータ構造に従って、通知してほしい状態変化種類を設定する。図15は状態変化通知種類設定リクエストによる設定例を示す図である。図示の例では、印刷ジョブの状態変化と機器の状態変化については要求するものとし、機器システムの状態変化については要求しないものとしている。
図13に戻り、本体部2のWebサービス提供モジュール226は、状態変化通知種類設定リクエストを受信すると、どの状態変化を通知する必要があるかを記憶しておく状態変化通知種類テーブルの内容を更新する(ステップS12)。図16は状態変化通知種類テーブルの例を示す図であり、図15の状態変化通知種類設定リクエストの設定内容に対応している。
図13に戻り、その後、本体部2は操作部アプリ301に設定完了のレスポンスを操作部アプリ301に送信する(ステップS13)。これにより、状態変化通知種類設定リクエストからのセッションは切れる。
次いで、クライアントとなる操作部3の操作部アプリ301は、サーバとなる本体部2に対して、状態変化通知リクエストを送信する(ステップS14)。状態変化通知リクエストは、図14に示したURI「/printer/events」、メソッド「GET」によって行う。
図13に戻り、本体部2は分割レスポンスの初回分として、ヘッダのみの部分的なレスポンスを操作部アプリ301に送信する(ステップS15)。その後、サーバ側は状態変化が発生した場合、このリクエストに対する分割レスポンスでクライアントに状態変化を通知する。このリクエストによって形成されるセッションは生存期間の長いセッションとなる。
図17は状態変化発生時の処理例を示すフローチャートである。
図17において、サーバは何かしらの状態変化が発生した際、状態変化通知種類テーブルを参照し(ステップS16)、対象の状態変化に対する通知要求があるかどうか判断する(ステップS17)。通知要求がされていない状態変化の場合(ステップS17のNO)、処理は終了となる。
そして、通知要求がされている状態変化の場合(ステップS17のYES)、状態変化種類に合わせたレスポンスデータ(分割レスポンスによる部分的なレスポンスデータ)を生成し(ステップS18)、それをクライアントに送信する(ステップS19)。図18はクライアントに通知されるレスポンスデータの例を示す図である。また、図19は印刷ジョブの状態変化に対するデータの例、図20は機器の状態変化に対するデータの例、図21は機器システムの状態変化に対するデータの例を示している。これらは、JSON形式等により記述される。
このように、クライアント毎に状態変化通知要求を1つだけ(生存期間の長いセッションを1つだけ)として、クライアントが必要な状態変化をサーバ側に通知する手段を設け、クライアントへのレスポンスに状態変化の種類情報を付加することで、1つのクライアントに対する状態変化通知用セッションを1本としたまま、クライアントが必要な状態変化を通知することができる。
<状態通知の動作例#2>
上述した状態通知の動作例#1では、1つのクライアントに対する状態変化通知用セッションを1本としたまま、クライアントが必要な状態変化を通知する方式について示した。しかし、動作例#1の方式では同一クライアントから状態変化通知リクエストがきた場合でも、状態変化通知用セッションを形成してしまう。一般に公開されるWebAPIではクライアントにAPIの利用方法を強制することは難しいため、同一クライアントから2回以上の状態変化通知リクエストがくることは十分に起こりえる。
そこで、動作例#2では、同一クライアントからの状態変化通知リクエストがきた場合、新規に状態変化通知用セッションを形成するのではなく、要求が無効である旨をレスポンスデータとして返すようにしている。
図22はWebAPIによる状態通知の処理例を示すシーケンス図である。
図22において、クライアントとなる操作部3の操作部アプリ301がサーバとなる本体部2に対して要求元識別ID発行リクエストを送信すると(ステップS21)、本体部2は要求元識別IDを発行し、要求元識別IDを含むレスポンスを操作部アプリ301に送信する(ステップS22)。
その後、操作部アプリ301が要求元識別IDを伴う状態変化通知種類設定リクエストを本体部2に送信すると(ステップS23)、本体部2は処理完了によりレスポンスを操作部アプリ301に送信する(ステップS24)。
その後、操作部アプリ301は本体部2に要求元識別IDを伴う状態変化通知リクエストを送信する(ステップS25)。
図23は状態変化通知リクエストを受信したサーバ側の処理例を示すフローチャートである。
図23において、本体部2は状態変化通知リクエストを受信すると、クライアント管理テーブルを参照する(ステップS201)。
図24はクライアント管理テーブルの例を示す図である。クライアント管理テーブルにはサーバ側で発行した要求元識別IDを登録し、状態変化通知リクエストがされたクライアントが登録されている否かを確認するのに用いる。今の例では、クライアントを識別するためのIDをサーバ側で発行しているが、クライアントを特定する情報であれば、発行する方式をとる必要はない。例えば、クライアントのIPアドレス等を利用する等が考えられる。
図23に戻り、本体部2は状態変化通知リクエストを送信してきたクライアントがクライアント管理テーブルに登録されているか判断する(ステップS202)。
クライアント管理テーブルに登録されていない場合(ステップS202のNO)、クライアント管理テーブルに登録する(ステップS203)。また、そのクライアントは状態変化通知用セッションをまだ形成していないため、状態変化通知用セッションを形成する(ステップS204)。
クライアント管理テーブルに既に登録されている場合(ステップS202のYES)、既に状態変化通知用セッションを形成しているため、リクエストが無効であることをクライアントに通知する(ステップS205)。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、クライアントとなる情報処理装置に対してサーバとなる情報処理装置の状態変化を通知する際に、通信のリソースを圧迫しないものとすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 画像形成装置
2 本体部
201 CPU
202 RAM
203 NV−RAM
204 プログラムROM
205 フォントROM
206 ネットワークインタフェース
207 操作部インタフェース
208 プリンタエンジンインタフェース
209 スキャナエンジンインタフェース
210 HDD
211 オプションRAM
212 プリンタエンジン
213 スキャナエンジン
221 PDL解析モジュール
222 プリンタジョブ管理モジュール
223 コピージョブ管理モジュール
224 スキャナジョブ管理モジュール
225 ネットワーク管理モジュール
226 Webサービス提供モジュール
227 印刷管理モジュール
228 システム管理モジュール
229 メモリ管理モジュール
230 サービス提供モジュール群
3 操作部
301〜303 操作部アプリ
4、4A〜4C ホストコンピュータ
特開2011−232893号公報

Claims (9)

  1. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対して状態通知のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対して状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    通知すべき状態の種類を設定するリクエストまたは状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する手段と、
    通知すべき状態の種類を設定するリクエストおよび状態通知のリクエストに伴う、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を取得する手段とを備え、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から通知すべき状態の種類を設定するリクエストを受信した場合に、通知すべき状態の種類を内部に保持し、設定完了のレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する手段と、
    通知すべき状態変化が発生した場合に、前記第1および第2の情報処理装置間に維持されるセッションを用いて、状態の種類と状態の値を含むレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する手段と
    同じ識別情報を有するクライアントから状態通知のリクエストを受信した場合に、当該リクエストが無効であることを前記第1の情報処理装置に通知する手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置からのリクエストに応じて前記識別情報を発行する手段
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記第の情報処理装置が所定の情報処理を行う本体部であり、前記第の情報処理装置が前記本体部に対する操作を受け付ける操作部である
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対して状態通知のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対して状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第1の情報処理装置であって、
    通知すべき状態の種類を設定するリクエストまたは状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する手段と、
    通知すべき状態の種類を設定するリクエストおよび状態通知のリクエストに伴う、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を取得する手段と
    前記第2の情報処理装置から、当該第2の情報処理装置が通知すべき状態の種類を内部に保持したことを示す設定完了のレスポンスまたは同じ識別情報を有するクライアントから状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置が受信した場合に当該リクエストが無効であることを示すレスポンスを受信する手段と、
    前記第2の情報処理装置から、通知すべき状態変化が発生した場合に送信される、状態の種類と状態の値を含むレスポンスを当該第2の情報処理装置との間に維持されるセッションを用いて受信する手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  5. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対して状態通知のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対して状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第2の情報処理装置であって、
    前記第1の情報処理装置から、リクエスト送信元のクライアントを識別する識別情報を伴う、通知すべき状態の種類を設定するリクエストまたは状態通知のリクエストを受信する手段と、
    前記第1の情報処理装置から通知すべき状態の種類を設定するリクエストを受信した場合に、通知すべき状態の種類を内部に保持し、設定完了のレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する手段と、
    通知すべき状態変化が発生した場合に、前記第1の情報処理装置との間に維持されるセッションを用いて、状態の種類と状態の値を含むレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する手段と
    同じ識別情報を有するクライアントから状態通知のリクエストを受信した場合に、当該リクエストが無効であることを前記第1の情報処理装置に通知する手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対して状態通知のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対して状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第1の情報処理装置が実行する方法であって、
    通知すべき状態の種類を設定するリクエストまたは状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する工程と、
    通知すべき状態の種類を設定するリクエストおよび状態通知のリクエストに伴う、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を取得する工程と
    前記第2の情報処理装置から、当該第2の情報処理装置が通知すべき状態の種類を内部に保持したことを示す設定完了のレスポンスまたは同じ識別情報を有するクライアントから状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置が受信した場合に当該リクエストが無効であることを示すレスポンスを受信する工程と、
    前記第2の情報処理装置から、通知すべき状態変化が発生した場合に送信される、状態の種類と状態の値を含むレスポンスを当該第2の情報処理装置との間に維持されるセッションを用いて受信する工程と
    を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  7. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対して状態通知のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対して状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第2の情報処理装置が実行する方法であって、
    前記第1の情報処理装置から、リクエスト送信元のクライアントを識別する識別情報を伴う、通知すべき状態の種類を設定するリクエストまたは状態通知のリクエストを受信する工程と、
    前記第1の情報処理装置から通知すべき状態の種類を設定するリクエストを受信した場合に、通知すべき状態の種類を内部に保持し、設定完了のレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する工程と、
    通知すべき状態変化が発生した場合に、前記第1の情報処理装置との間に維持されるセッションを用いて、状態の種類と状態の値を含むレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する工程と
    同じ識別情報を有するクライアントから状態通知のリクエストを受信した場合に、当該リクエストが無効であることを前記第1の情報処理装置に通知する工程と
    を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  8. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対して状態通知のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対して状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第1の情報処理装置を構成するコンピュータを、
    通知すべき状態の種類を設定するリクエストまたは状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置に送信する手段、
    通知すべき状態の種類を設定するリクエストおよび状態通知のリクエストに伴う、リクエスト送信元のクライアントを前記第2の情報処理装置に識別させる識別情報を取得する手段
    前記第2の情報処理装置から、当該第2の情報処理装置が通知すべき状態の種類を内部に保持したことを示す設定完了のレスポンスまたは同じ識別情報を有するクライアントから状態通知のリクエストを前記第2の情報処理装置が受信した場合に当該リクエストが無効であることを示すレスポンスを受信する手段、
    前記第2の情報処理装置から、通知すべき状態変化が発生した場合に送信される、状態の種類と状態の値を含むレスポンスを当該第2の情報処理装置との間に維持されるセッションを用いて受信する手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  9. 第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に対して状態通知のリクエストを送信し、前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に対して状態通知のレスポンスを送信する情報処理システムの前記第2の情報処理装置を構成するコンピュータを、
    前記第1の情報処理装置から、リクエスト送信元のクライアントを識別する識別情報を伴う、通知すべき状態の種類を設定するリクエストまたは状態通知のリクエストを受信する手段、
    前記第1の情報処理装置から通知すべき状態の種類を設定するリクエストを受信した場合に、通知すべき状態の種類を内部に保持し、設定完了のレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する手段、
    通知すべき状態変化が発生した場合に、前記第1の情報処理装置との間に維持されるセッションを用いて、状態の種類と状態の値を含むレスポンスを前記第1の情報処理装置に対して送信する手段
    同じ識別情報を有するクライアントから状態通知のリクエストを受信した場合に、当該リクエストが無効であることを前記第1の情報処理装置に通知する手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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