JP5200640B2 - 画像処理装置及び機器状態監視方法 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置及び機器状態監視方法に係り、特に自機の機器状態の変化をクライアントに通知する画像処理装置及び機器状態監視方法に関する。
画像処理装置の一例としての複合機には、PC(Personal Computer)等のクライアントからネットワーク経由で受信した要求(例えば印刷要求)に応じてプロッタやスキャナ等の搭載機能により処理(例えば印刷処理)を行うものがある。このようなクライアントには使用者(ユーザ)が複合機に各種要求を行うため、複合機の機器状態をアイコン等でディスプレイに表示するものがあった。
従来、クライアントは複合機に機器状態情報を要求し、取得した機器状態情報に基づいて複合機の機器状態をアイコン等でディスプレイに表示していた。ネットワーク経由で複合機の機器状態情報をクライアントが取得することは、よく行われている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2002−297468号公報 特開2007−80171号公報
従来、クライアントは複合機に機器状態を要求し、複合機の機器状態情報を引き出して取得するプル(Pull)型が多い。プル型の場合、クライアントは複合機の機器状態情報を取得しなければ複合機の機器状態の変化を検知できなかった。従って、プル型のクライアントは複合機の機器状態の変化を検知する為、定期的に複合機へアクセスして最新の機器状態情報を取得する(ポーリングを行う)必要があった。
プル型の他、クライアントはプル型の逆で複合機から機器状態情報を押し込まれるように取得するプッシュ(Push)型がある。プッシュ型の場合、クライアントは複合機の機器状態が変化したときに複合機の機器状態情報を取得する。しかし、複合機は自機の機器状態が変化したときにクライアントへ機器状態情報を通知する為、定期的に機器状態情報へアクセスして機器状態の変化を検知する(ポーリングを行う)必要があった。
プル型はネットワーク経由でポーリングを行う為、ポーリング間隔の短縮により、クライアントから複合機へのアクセスが増え、ネットワークへの負荷が大きくなるという問題があった。
一方、プッシュ型は複合機内でポーリングを行い、機器状態が変化したときに機器状態情報を複合機からクライアントへ通知するため、ネットワークへの負荷が小さい。しかしながら、プッシュ型は複合機内でポーリングを行うため、ポーリング間隔の短縮により複合機のリソース(CPUなど)への負荷が大きくなるという問題があった。なお、ポーリング間隔を延長すれば複合機のリソースへの負荷は小さくなるが、機器状態の変化を迅速に検知できなくなるという問題があった。
従来のプッシュ型の複合機は、複合機のリソースへの負荷と機器状態の変化の検知速度とを考慮し、妥当なポーリング間隔(ポーリング値)を固定値で設定していたが、必ずしも効率良く機器状態の変化をクライアントへ通知できるものではなかった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、機器状態の変化を効率良くクライアントへ通知可能な画像処理装置及び機器状態監視方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明は、自機の機器状態を監視し、前記機器状態の変化をクライアントに通知する画像処理装置であって、自機の機器状態を監視する監視手段と、前記機器状態の変化を前記クライアントに通知する通知手段と、前記機器状態に応じて、前記監視手段による前記機器状態の監視間隔を決定する決定手段とを有し、前記監視手段は、自機の機器状態情報を取得し、前記機器状態情報に応じて前記機器状態の変化を検知する検知手段と、自機の動作モードから省エネルギーモードへの移行を確認する確認手段とを有し、前記決定手段は前記検知手段が前記機器状態の変化を検知したとき又は前記確認手段が前記省エネルギーモードへの移行を確認したときに、前記監視手段による前記機器状態の監視間隔を変化させ、前記決定手段は前記機器状態の変化がエラーに関するものであるとき、前記エラーの解決までの時間が所定時間より短い前記機器状態の変化であれば前記機器状態の監視間隔を前記機器状態が通常であるときよりも短く決定することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、機器状態の変化を効率良くクライアントへ通知可能な画像処理装置及び機器状態監視方法を提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例では画像処理装置の一例として複合機を例に説明するが他の画像処理装置であってもよい。
(ハードウェア構成)
本発明による複合機1のハードウェア構成について図1を用いて説明する。図1は本発明による複合機のハードウェア構成図である。図1の複合機1は、操作パネル11と、記憶メディアI/F12と、コントローラ13と、データ通信I/F14と、スキャナ15と、プロッタ16と、HDD(Hard Disk Drive)17とが、それぞれ相互に接続されるように構成されている。
操作パネル11は入力装置11aと表示装置11bとを有している。入力装置11aはハードウェアキーなどで構成されており、複合機1に各種操作信号を入力する為に用いられる。また、表示装置11bは、ディスプレイなどで構成され、例えば画像形成動作に関する各種情報を表示する。
データ通信I/F14は、インタフェース装置14aを有しており、複合機1をデータ伝送路であるネットワークなどに接続するインタフェースである。HDD17は複合機1で取り扱われる読み取り画像データなどの各種データを格納している。また、HDD17は、これらの各種データを、所定のファイルシステムやDB(Data Base)により管理している。
HDD17に格納される各種データの中には、例えば、デジタルカメラ等の外部の機器によって記録された電子データも含まれる。電子データは、メモリカードなどの記録媒体12bによって複合機1に提供されるか、データ伝送路であるネットワークなどを通じてアップロードされる。記録媒体12bは、記憶メディアI/F12が有するドライブ装置12aにセットされ、各種データが記録媒体12bからドライブ装置12aを介してHDD17に格納される。
コントローラ13は、ROM(Read Only Memory)13a,RAM(Random Access Memory)13b及びCPU(Central Processing Unit)13cを有している。ROM13aは複合機1が起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納している。RAM13bは、ROM13aやHDD17から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。CPU13cは、RAM13bが一時保持しているプログラムを実行する。
コントローラ13は、例えば、データ通信I/F14を介して印刷データを受信した場合に、ROM13aからRAM13b上に読み出された、PDL(Page Description Language)を解釈可能なプログラム(PDLパーサ)をCPU13cにより実行し、印刷データを解釈してビットマップイメージを生成する。
スキャナ15は画像読取装置15aを有しており、読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り画像データを生成する。プロッタ16は印刷装置16aを有しており、例えば電子写真プロセス方式によってビットマップイメージを記録紙に印刷する。本発明による複合機1では、上記したハードウェア構成により、コピー、プリンタ、ファクシミリ又はスキャナなどの複数の機能を実現できる。
(ソフトウェア構成)
本発明による複合機1のソフトウェア構成について図2を用いて説明する。図2は本発明による複合機のソフトウェア構成図である。
図2の複合機1は、図1に示したスキャナ15及びプロッタ16などのハードウェア10を有するとともに、起動部(図示せず)により起動されるアプリケーション110及びプラットホーム120を含むように構成される。
プラットホーム120はNCS(Network Control Service)121と、NCS121以外の複数のサービスモジュール122と、OS(Operating System)123とを有する。NCS121及びサービスモジュール122は、サービス層を形成する。サービスモジュール122は、例えばSCS(System Control Service),ECS(Engine Control Service),MCS(Memory Control Service),OCS(Operation panel Control Service),FCS(FAX Control Service),SRM(System Resource Manager)を有するように構成される。
サービス層は、アプリケーション110からの処理要求を解釈してハードウェア10の獲得要求を発生させるコントロールサービスと、ハードウェア10の管理を行い、コントロールサービスからの獲得要求を調停するSRM(System Resource Manager)とを有する。
なお、プラットホーム120は、予め定義されたメソッドによりアプリケーション110から処理要求を受信可能とするAPI(Application Program Interface)113と、ハードウェア10を利用する上位層からの要求に従ってOS123を介して制御するときのインタフェース(図示せず)を有する。OS123は、UNIX(登録商標)などの汎用オペレーティングシステムであり、プラットホーム120並びにアプリケーション110の各ソフトウェアをそれぞれプロセスとして並列実行する。
NCS121は、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーション110に対して共通に利用できるサービスを提供するネットワーク3を担うモジュール群である。後述のクライアント2に対する通知機能は、NCS121が有している。
NCS121は、主に、各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーション110に振り分け、各アプリケーション110から受信したデータをネットワーク3側に送信する際の仲介を行うモジュール群で構成される。そのモジュール群の中にはWS−MFPモジュール群133が含まれる。
図2のNCS121はsnmpd(Simple Network Management Protocol Demon)131と、ncsd(Network Control Service Demon)132と、WS−MFPモジュール群133とを有する。WS−MFPモジュール群133はws−prnd(WS-Printer Demon)134を有する。
snmpd131はSNMPを実現する。ncsd132はNCS121全体の取りまとめを行う。WS−MFPモジュール群133はWS−MFPを実現する。WS−MFPモジュール群133に含まれるws−prnd134は印刷関連を担う。
ここで上記の「WS」とは、World Wide Web Consortium(W3C)のワーキンググループ(WG)により進められているXMLをベースとした標準化Webサービスの意味である。「WS」については、その詳細が開示されている公開文献「Devices Profile for Web Services」を開示し、ここでの説明を省略する。公開文献の入手先URLは、"http://specs.xmlsoap.org/ws/2006/02/devprof/devicesprofile.pdf"である。以降の説明の中で、「WS(ws)」がつく機能名やモジュール名は、この標準化Webサービスに準拠して設計された機能やモジュールである。例えばWS−MFPモジュール群133は標準化Webサービスに準拠して設計された複合機用のモジュール群を示している。
図2に示したWS−MFPモジュール群133はws−prnd134を含むように構成される。ws−prnd134は、プリンタ関連のデータを外部のクライアント2と複合機1が有するプリンタアプリ111との間で取り扱う。
複合機1は、ネットワーク3を介したクライアント2とws−prnd134とのSOAPメッセージのやり取りにより、複合機1の機器状態をクライアント2に把握させることができ、クライアント2からの要求に基づいて印刷等を実施することができる。
アプリケーション110は、PCLやポストスクリプト(PS)などのPDLパーサを有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ111と、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ112とを有している。プリンタアプリ111は、プリンタアプリ管理情報(MIB)114を有している。
上記した各コントロールサービスとSRMとアプリケーション110とは、1つ以上のメソッドを有するオブジェクトであり、このオブジェクトを起動することにより、それぞれプロセスとしてOS123上に生成されて実行される。そして、各プロセス内部には複数のスレッドが起動され、OS123の管理下でこれらのスレッドのCPU占有時間を切り替えることにより並列実行が実現されている。このため、複合機1はプロセス切り替えによる並列実行と比較して、並列実行時の処理速度の向上が図られている。
なお、アプリケーション110のプロセス(アプリプロセス)と、コントロールサービスのプロセス(コントロールサービスプロセス)とは、メソッドの実行によるプロセス間通信によってメッセージの送受信が行われる。ここからは、NCS121のWS−MFPモジュール群133に含まれるws−prnd134の詳細について説明する。
図3はws−prndの印刷機能を表した機能構成図である。図3のws−prnd134は、印刷要求種類判別部141,イベント(Event)監視部142,送受信処理部143を有する構成である。
ステップS1に進み、クライアント2はネットワーク3経由で印刷要求のデータを複合機1に送信する。複合機1の送受信処理部143はクライアント2から送信されたデータを受信する。ステップS2に進み、送受信処理部143は受信データを印刷要求種類判別部141に送信する。印刷要求種類判別部141は受信データを解析し、どのような種類の印刷要求であるか判別する。
ステップS3に進み、印刷要求種類判別部141は判別した印刷要求の種類に応じた情報をプリンタアプリ111に送信する。プリンタアプリ111は受信した情報に応じて紙への印刷を行い、印刷要求に応じた処理を終了する。
図4はws−prndのイベント送出機能を表した機能構成図である。図4の機能構成図は図3の機能構成図と同様である。ステップS11に進み、クライアント2はディスプレイ等の表示装置に画面150を表示する。画面150には準備完了の複合機1のアイコン152が含まれる。
ステップS12に進み、複合機1はエラーが発生したものとする。イベント監視部142はエラーの発生を監視している。エラーが発生すると、ステップS13に進み、イベント監視部142はイベント(機器状態)を送受信処理部143に送信する。ステップS14に進み、送受信処理部143はクライアント2にイベントを送信する。
イベントを受信すると、クライアント2は表示装置に表示している画面150を画面151に変更する。画面151にはエラーの複合機1のアイコン153が含まれる。クライアント2側で画面150を画面151に変更する為には、複合機1のイベントをクライアント2へ通知する必要がある。
複合機1からクライアント2に送信されるイベントは、複合機1の機器状態をクライアント2に通知する為のものである。例えば複合機1はカバーが空いた機器状態で印刷を正常に実行できないため、その「カバーが空いている」という機器状態をクライアント2に通知する。
本実施例は、複合機1の機器状態をクライアント2に通知する為に必要な複合機1における機器状態の監視を最適化し、機器状態の変化を効率良くクライアント2へ通知するものである。
従来、複合機1の機器状態が変化(イベントが発生)してからクライアント2へ通知する処理手順は図5に示すようである。図5は複合機の機器状態をクライアントへ通知する従来のws−prndの処理手順を表したフローチャートである。
ステップS21に進み、ws−prnd134は自機の機器状態情報を取得する。自機の機器状態情報を取得すると、ws−prnd134はステップS22に進み、自機の機器状態に変化があるか否かを判定する。自機の機器状態に変化があれば、ws−prnd134はステップS23に進み、クライアント2へイベントを通知し、ステップS24に進む。なお、自機の機器状態に変化がなければ、ws−prnd134はステップS24に進む。
ステップS24では、ws−prnd134が固定値で設定されているポーリング値に従ってスリープ(Sleep)する。ws−prnd134はステップS21〜S24の処理を繰り返し行う。ws−prnd134はポーリング値に従ったポーリング間隔で自機の機器状態情報を取得していた。
このように、図5に表したフローチャートでは、自機の機器状態の監視を固定のポーリング間隔で行っているため、複合機1のリソースへの負荷と機器状態の変化の検知速度とを考慮して機器状態の変化を効率良くクライアント2へ通知するものではなかった。
複合機1の機器状態が変化(イベントが発生)してからクライアント2へ通知する処理手順は図6に示すようである。図6は複合機の機器状態をクライアントへ通知する本実施例のws−prndの処理手順を表したフローチャートである。
ステップS31に進み、ws−prnd134は自機で保存しているプリンタアプリ管理情報(MIB)を自機の機器状態情報として図7のシーケンス図に示す処理手順で取得する。図7は自機の機器状態情報を取得する処理手順を表したシーケンス図である。
自機の機器状態情報の取得に際し、ws−prnd134はステップS41でsnmpd131に自機の機器状態情報を問い合わせる。ステップS42に進み、snmpd131はプリンタアプリ111が管理しているプリンタアプリ管理情報(MIB)114からMIB値を取得する。
プリンタアプリ管理情報(MIB)114から取得するMIB値は、例えばhrPrinterDetectedErrorState(1.3.6.1.2.1.25.3.5.1.2.p)とhrPrinterStatus(1.3.6.1.2.1.25.3.5.1.1.p)とである。MIB値は、複合機1の機器状態情報を表している。
プリンタアプリ管理情報(MIB)114からMIB値を取得すると、snmpd131はステップS43に進み、プリンタアプリ管理情報(MIB)114から取得したMIB値を自機の機器状態情報としてws−prnd134に応答する。
図6のステップS32に戻り、ws−prnd134はsnmpd131から取得したMIB値から自機の機器状態に変化があるか否かを判定する。自機の機器状態に変化があれば、ws−prnd134はステップS33に進み、クライアント2へイベントを通知し、ステップS34に進む。なお、自機の機器状態に変化がなければ、ws−prnd134はステップS34に進む。
ステップS34に進み、ws−prnd134は図8のシーケンス図に示す処理手順で自機が省エネルギー(省エネ)モードに入りそうか否かを確認する。図8は自機が省エネモードに入りそうか否かを確認する処理手順を表したシーケンス図である。
自機が省エネモードに入りそうか否かの確認に際し、ws−prnd134はステップS51でncsd132に自機が省エネモードに入りそうか否かを問い合わせる。ネットワーク関連の取りまとめを行うncsd132はステップS52に進み、他のモジュールが活発に動いているか否かにより、自機が省エネモードに入りそうか否かを確認する。
ステップS53に進み、ncsd132は自機が省エネモードに入りそうか否かの確認結果をws−prnd134に応答する。
図6のステップS35に戻り、ws−prnd134はステップS31で取得した自機の機器状態情報とステップS34で取得した自機が省エネモードに入りそうか否かの確認結果とに基づき、ポーリング間隔を図9に示す表に従って決定する。図9ではステップS31で取得した自機の機器状態情報とステップS34で取得した自機が省エネモードに入りそうか否かの確認結果とを機器の状態と呼んでいる。
図9は、機器の状態とポーリング間隔との対応を説明する為の図である。図9では機器の状態として、通常状態,印刷中でカバーオープンなどすぐ解決できるエラーが発生した状態,省エネモードに入る直前の状態,致命的なエラー(問題解決まで時間がかかる)が発生した状態を表している。なお、すぐ解決できるエラーと致命的なエラーとは、例えば問題解決までの平均時間が所定時間よりも短いものと長いものとで分類できる。
機器の状態が通常状態のとき、ws−prnd134はポーリング間隔を、やや短めの2秒としている。機器の状態が印刷中でカバーオープンなどすぐ解決できるエラーが発生した状態のとき、ws−prnd134はポーリング間隔を短めの1秒としている。すぐ解決できるエラーが発生した状態であるため、ポーリング間隔は機器状態の変化を迅速に検知するように短めに設定されている。
機器の状態が省エネモードに入る直前の状態のとき、ws−prnd134はポーリング間隔を長めの30秒としている。直に省エネモードに入るため、ポーリング間隔は複合機1のリソースへの負担を小さくするように長めに設定されている。
機器の状態が致命的なエラーの発生した状態のとき、ws−prnd134はポーリング間隔を、やや短めの2秒としている。機器の状態が致命的なエラーの発生した問題解決まで時間がかかる状態であるため、ポーリング間隔は、すぐ解決できるエラーが発生した状態のポーリング間隔よりも、やや長めに設定されている。
このようにポーリング間隔を図9に示す表に従って可変に決定することで、本実施例の複合機1は、より適切なタイミングでクライアント2へイベントを通知できると共に、自機の機器状態の確認も適切なタイミングで行うことができる。結果として、複合機1は自機のリソースへの負荷と機器状態の変化の検知速度とのバランスを取りつつ、イベントを効率よくクライアント2へ通知できる。
そして、図6のステップS36に戻り、ws−prnd134はステップS35で決定されたポーリング間隔(ポーリング値)に従ってスリープ(Sleep)する。ws−prnd134はステップS31〜S36の処理を繰り返し行う。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明による複合機のハードウェア構成図である。 本発明による複合機のソフトウェア構成図である。 ws−prndの印刷機能を表した機能構成図である。 ws−prndのイベント送出機能を表した機能構成図である。 複合機の機器状態をクライアントへ通知する従来のws−prndの処理手順を表したフローチャートである。 複合機の機器状態をクライアントへ通知する本実施例のws−prndの処理手順を表したフローチャートである。 自機の機器状態情報を取得する処理手順を表したシーケンス図である。 自機が省エネモードに入りそうか否かを確認する処理手順を表したシーケンス図である。 機器の状態とポーリング間隔との対応を説明する為の図である。
符号の説明
1 複合機
2 クライアント
3 ネットワーク
10 ハードウェア
11 操作パネル
12 記憶メディアI/F
13 コントローラ
14 データ通信I/F
15 スキャナ
16 プロッタ
17 HDD(Hard Disk Drive)
110 アプリケーション
111 プリンタアプリ
112 コピーアプリ
113 API(Application Program Interface)
114 プリンタアプリ管理情報(MIB)
120 プラットホーム
121 NCS(Network Control Service)
122 NCS以外の複数のサービスモジュール
123 OS(Operating System)
131 snmpd(Simple Network Management Protocol Demon)
132 ncsd(Network Control Service Demon)
133 WS−MFPモジュール群
134 ws−prnd(WS-Printer Demon)
141 印刷要求種類判別部
142 イベント(Event)監視部
143 送受信処理部

Claims (6)

  1. 自機の機器状態を監視し、前記機器状態の変化をクライアントに通知する画像処理装置であって、
    自機の機器状態を監視する監視手段と、
    前記機器状態の変化を前記クライアントに通知する通知手段と、
    前記機器状態に応じて、前記監視手段による前記機器状態の監視間隔を決定する決定手段と
    を有し、
    前記監視手段は、
    自機の機器状態情報を取得し、前記機器状態情報に応じて前記機器状態の変化を検知する検知手段と、
    自機の動作モードから省エネルギーモードへの移行を確認する確認手段と
    を有し、
    前記決定手段は前記検知手段が前記機器状態の変化を検知したとき又は前記確認手段が前記省エネルギーモードへの移行を確認したときに、前記監視手段による前記機器状態の監視間隔を変化させ、
    前記決定手段は前記機器状態の変化がエラーに関するものであるとき、前記エラーの解決までの時間が所定時間より短い前記機器状態の変化であれば前記機器状態の監視間隔を前記機器状態が通常であるときよりも短く決定すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記機器状態が省エネルギーモードへの移行であるとき、前記機器状態の監視間隔を前記機器状態が通常であるときよりも長く決定することを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  3. 前記自機の機器状態情報は、MIB(Management Information Base)情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 自機の機器状態を監視し、前記機器状態の変化をクライアントに通知する画像処理装置の機器状態監視方法であって、
    監視手段が自機の機器状態を監視する監視ステップと、
    通知手段が前記機器状態の変化を前記クライアントに通知する通知ステップと、
    決定手段が前記機器状態に応じて、前記監視手段による前記機器状態の監視間隔を決定する決定ステップと
    を有し、
    前記監視ステップは、
    検知手段が自機の機器状態情報を取得し、前記機器状態情報に応じて前記機器状態の変化を検知する検知ステップと、
    確認手段が自機の動作モードから省エネルギーモードへの移行を確認する確認ステップと
    を有し、
    前記決定ステップは前記検知手段が前記機器状態の変化を検知したとき又は前記確認手段が前記省エネルギーモードへの移行を確認したときに、前記監視手段による前記機器状態の監視間隔を変化させ、
    前記決定ステップは前記機器状態の変化がエラーに関するものであるとき、前記エラーの解決までの時間が所定時間より短い前記機器状態の変化であれば前記機器状態の監視間隔を前記機器状態が通常であるときよりも短く決定すること
    を特徴とする機器状態監視方法。
  5. 前記決定ステップは、前記機器状態が省エネルギーモードへの移行であるとき、前記機器状態の監視間隔を前記機器状態が通常であるときよりも長く決定すること
    を特徴とする請求項記載の機器状態監視方法。
  6. 前記自機の機器状態情報は、MIB(Management Information Base)情報であることを特徴とする請求項4又は5記載の機器状態監視方法。
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