JP6337759B2 - 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関の可変バルブタイミング制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関のバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置を備えた内燃機関の可変バルブタイミング制御装置に関する発明である。
車両に搭載される内燃機関においては、出力向上、燃費節減、エミッション低減等を目的として、内燃機関のクランク軸に対するカム軸の回転位相(VCT位相)を変化させて吸気バルブや排気バルブのバルブタイミング(開閉タイミング)を変化させる可変バルブタイミング装置を搭載したものがある。
可変バルブタイミング装置を備えたシステムにおいては、例えば、特許文献1(特開2009−138610号公報)に記載されたものがある。このものは、クランク軸の回転に同期してクランク角センサから出力されるクランク角信号とカム軸の回転に同期してカム角センサから出力されるカム角信号とに基づいて実VCT位相を算出し、実VCT位相(実バルブタイミング)を目標VCT位相(目標バルブタイミング)に一致させるように可変バルブタイミング装置を制御するようにしている。
特開2009−138610号公報
近年、可変バルブタイミング装置の電動化に伴って、内燃機関の停止途中(内燃機関の回転が停止する過程の期間)においてもVCT位相制御(バルブタイミング制御)を行うことが要求されるようになってきている。
しかし、内燃機関は、回転が停止する間際に圧縮上死点を越えられずに逆回転することがあり、逆回転時にはカム角信号とクランク角信号の発生順序が正回転時と逆になる。このため、内燃機関の停止途中に、内燃機関の運転中と同じ方法で実VCT位相を算出しようとしても、逆回転が発生すると、実VCT位相を正確に算出できなくなってしまい、VCT位相を精度良く制御することが困難になる。また、上記特許文献1においても内燃機関の停止途中に実VCT位相を算出する技術は開示されていない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、内燃機関の停止途中に逆回転が発生しても実VCT位相を精度良く算出することができ、内燃機関の停止途中のVCT位相の制御精度を確保することができる内燃機関の可変バルブタイミング制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、内燃機関(11)のクランク軸(12)に対するカム軸(16)の回転位相であるVCT位相を変化させてバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置(18)と、クランク軸(12)の回転に同期
してクランク角信号を出力するクランク角センサ(21)と、カム軸(16)の回転に同期してカム角信号を出力するカム角センサ(19)とを備えた内燃機関の可変バルブタイミング制御装置において、内燃機関(11)の回転が停止する過程の期間にカム角信号とクランク角信号とに基づいて算出されるクランク軸に対するカム軸の回転位相である実VCT位相を算出する位相算出手段(30)を備え、この位相算出手段(30)は、内燃機関(11)の正回転時と逆回転時で、実VCT位相の算出に用いるクランク角信号を、実VCT位相の算出に用いる特定のカム角信号の入力タイミングに対して互いに反対側のクランク角位置のクランク角信号に切り換えるようにしたものである。
このようにすれば、内燃機関の逆回転時に、カム角信号とクランク角信号の発生順序が正回転時と逆になるのに対応して、実VCT位相の算出に用いるクランク角信号を、実VCT位相の算出に用いる特定のカム角信号の入力タイミングに対して正回転時と反対側のクランク角位置のクランク角信号に切り換えることができる。これにより、内燃機関の停止途中(内燃機関の回転が停止する過程の期間)に逆回転が発生しても、実VCT位相の算出に用いるカム角信号とクランク角信号の発生順序を正回転時と同様の順序に設定して、実VCT位相を精度良く算出することができ、内燃機関の停止途中のVCT位相の制御精度を確保することができる。
図1は本発明の実施例1におけるバルブタイミング制御システムの概略構成を示す図である。 図2は可変バルブタイミング装置及びその周辺部の概略構成図である。 図3は実施例1のエンジン正回転時及び逆回転時のVCT位相の算出方法を説明する図である。 図4は実施例1のVCT位相算出ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図5は実施例2のエンジン正回転時及び逆回転時のVCT位相の算出方法を説明する図である。 図6は実施例2のVCT位相算出ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図7は実施例3のエンジン正回転時及び逆回転時のVCT位相の算出方法を説明する図である。 図8は実施例3のVCT位相算出ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図9は実施例4のエンジン正回転時及び逆回転時のVCT位相の算出方法を説明する図である。 図10は実施例4のVCT位相算出ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図4に基づいて説明する。
まず、図1及び図2に基づいてシステム全体の概略構成を説明する。
図1に示すように、内燃機関であるエンジン11は、クランク軸12からの動力がタイミングチェーン13(又はタイミングベルト)により各スプロケット14,15を介して吸気側カム軸16と排気側カム軸17とに伝達されるようになっている。吸気側カム軸16には、電動式の可変バルブタイミング装置18が設けられている。この可変バルブタイミング装置18によって、クランク軸12に対する吸気側カム軸16の回転位相(以下「VCT位相」という)を変化させることで、吸気側カム軸16によって開閉駆動される吸気バルブ(図示せず)のバルブタイミング(開閉タイミング)を変化させるようになっている。
また、図1及び図2に示すように、吸気側カム軸16の外周側には、吸気側カム軸16の回転に同期して所定のカム角毎にカム角信号を出力するカム角センサ19が取り付けられている。一方、クランク軸12の外周側には、クランク軸12の回転に同期して所定のクランク角毎にクランク角信号を出力するクランク角センサ21が取り付けられている。このクランク角センサ21は、クランク軸12の正回転時と逆回転時とで異なるクランク角信号(例えばパルス幅が異なるクランク角信号)を出力する逆転検出機能付きのクランク角センサである。
図2に示すように、可変バルブタイミング装置18は、モータ22(例えばブラシモータ等)を駆動源として、VCT位相(クランク軸12に対する吸気側カム軸16の回転位相)を変化させてバルブタイミングを変化させるように構成されている。
前述した各種センサの出力は、電子制御ユニット(以下「ECU」と表記する)30に入力される。このECU30は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン制御用のプログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて、燃料噴射量、点火時期、スロットル開度(吸入空気量)等を制御する。
また、ECU30は、エンジン運転状態等に基づいて目標VCT位相を算出すると共に、クランク角信号とカム角信号に基づいて実VCT位相を算出し、実VCT位相(実バルブタイミング)を目標VCT位相(目標バルブタイミング)に一致させるように可変バルブタイミング装置18のモータ22をフィードバック制御するVCT位相制御を行う。
ところで、近年、可変バルブタイミング装置18の電動化に伴って、エンジン11の停止途中(エンジン11の回転が停止する過程の期間)においてもVCT位相制御(バルブタイミング制御)を行うことが要求されるようになってきている。しかし、エンジン11は、回転が停止する間際に圧縮上死点を越えられずに逆回転することがあり、逆回転時にはカム角信号とクランク角信号の発生順序が正回転時と逆になる。このため、エンジン11の停止途中に、エンジン11の運転中と同じ方法で実VCT位相を算出しようとしても、逆回転が発生すると、実VCT位相を正確に算出できなくなってしまい、VCT位相を精度良く制御することが困難になる。
そこで、本実施例1では、ECU30により後述する図4のVCT位相算出ルーチンを実行することで、エンジン11の停止途中にカム角信号とクランク角信号とに基づいて実VCT位相を算出する。その際、エンジン11の正回転時と逆回転時で、実VCT位相の算出に用いるクランク角信号を、実VCT位相の算出に用いる特定のカム角信号の入力タイミングに対して互いに反対側のクランク角位置(クランクタイミング)のクランク角信号に切り換えるようにしている。
具体的には、図3(a)に示すように、エンジン11の正回転時には、特定のカム角信号の入力後の進角側(クランクカウンタ増加側)のクランク角位置A(クランクカウンタ=Aとなる位置)のクランク角信号の入力タイミングで、特定のカム角信号と進角側のクランク角位置Aのクランク角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
一方、図3(b)に示すように、エンジン11の逆回転時には、特定のカム角信号の入力後の遅角側(クランクカウンタ減少側)のクランク角位置B(クランクカウンタ=Bとなる位置)のクランク角信号の入力タイミングで、特定のカム角信号と遅角側のクランク角位置Bのクランク角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
このようにすれば、エンジン11の逆回転時に、カム角信号とクランク角信号の発生順序が正回転時と逆になるのに対応して、実VCT位相の算出に用いるクランク角信号を、実VCT位相の算出に用いる特定のカム角信号の入力タイミングに対して正回転時と反対側のクランク角位置のクランク角信号に切り換えることができる。これにより、エンジン11の停止途中に逆回転が発生しても、実VCT位相の算出に用いるカム角信号とクランク角信号の発生順序を正回転時と同様の順序に設定して、実VCT位相を精度良く算出することができる。
以下、本実施例1でECU30が実行する図4のVCT位相算出ルーチンの処理内容を説明する。
図4に示すVCT位相算出ルーチンは、ECU30の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう位相算出手段としての役割を果たす。
本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、エンジン11の停止途中(エンジン11の回転が停止する過程の期間)であるか否かを、例えば、エンジン11の燃焼停止後であるか否か等によって判定し、エンジン11の停止途中ではないと判定された場合には、ステップ102以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ101で、エンジン11の停止途中と判定された場合には、ステップ102に進み、クランク角センサ21のクランク角信号に基づいてエンジン11の正回転中であるか否かを判定する。
このステップ102で、エンジン11の正回転中と判定された場合には、ステップ103に進み、特定のカム角信号が入力されたか否かを判定し、特定のカム角信号が入力されていないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ103で、特定のカム角信号が入力されたと判定された場合には、ステップ104に進み、特定のカム角信号の入力タイミングよりも進角側のクランク角位置Aに到達した(クランクカウンタ=A)か否かを判定し、進角側のクランク角位置Aに到達していないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ104で、進角側のクランク角位置Aに到達したと判定された時点(つまり進角側のクランク角位置Aのクランク角信号の入力タイミング)で、ステップ105に進み、特定のカム角信号と進角側のクランク角位置Aのクランク角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
これに対して、上記ステップ102で、エンジン11の正回転中ではない(つまりエンジン11の逆回転中)と判定された場合には、ステップ106に進み、特定のカム角信号が入力されたか否かを判定し、特定のカム角信号が入力されていないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ106で、特定のカム角信号が入力されたと判定された場合には、ステップ107に進み、特定のカム角信号の入力タイミングよりも遅角側のクランク角位置Bに到達した(クランクカウンタ=B)か否かを判定し、遅角側のクランク角位置Bに到達していないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ107で、遅角側のクランク角位置Bに到達したと判定された時点(つまり遅角側のクランク角位置Bのクランク角信号の入力タイミング)で、ステップ108に進み、特定のカム角信号と遅角側のクランク角位置Bのクランク角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
以上説明した本実施例1では、エンジン11の停止途中(エンジン11の回転が停止する過程の期間)にカム角信号とクランク角信号とに基づいて実VCT位相を算出する。その際、エンジン11の正回転時には、特定のカム角信号の入力後の進角側のクランク角位置Aのクランク角信号の入力タイミングで、特定のカム角信号と進角側のクランク角位置Aのクランク角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。一方、エンジン11の逆回転時には、特定のカム角信号の入力後の遅角側のクランク角位置Bのクランク角信号の入力タイミングで、特定のカム角信号と遅角側のクランク角位置Bのクランク角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
このようにすれば、エンジン11の正回転時と逆回転時のいずれの場合にも、特定のカム角信号の入力後のクランク角信号の入力タイミングで、特定のカム角信号と、この特定のカム角信号の入力後のクランク角信号との位相差に基づいて実VCT位相を精度良く算出することができる。これにより、エンジン11の停止途中に逆回転が発生しても実VCT位相を精度良く算出することができ、エンジン11の停止途中のVCT位相の制御精度を確保することができる。
次に、図5及び図6を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分については説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
本実施例2では、ECU30により後述する図6のVCT位相算出ルーチンを実行することで、エンジン11の停止途中にカム角信号とクランク角信号とに基づいて実VCT位相を次のようにして算出する。
図5(a)に示すように、エンジン11の正回転時には、特定のカム角信号の入力タイミングで、この特定のカム角信号の入力前の遅角側のクランク角位置C(クランクカウンタ=Cとなる位置)のクランク角信号と特定のカム角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
一方、図5(b)に示すように、エンジン11の逆回転時には、特定のカム角信号の入力タイミングで、この特定のカム角信号の入力前の進角側のクランク角位置D(クランクカウンタ=Dとなる位置)のクランク角信号と特定のカム角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
以下、本実施例2でECU30が実行する図6のVCT位相算出ルーチンの処理内容を説明する。
図6に示すVCT位相算出ルーチンでは、まず、ステップ201で、エンジン11の停止途中であるか否かを判定し、エンジン11の停止途中ではないと判定された場合には、ステップ202以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ201で、エンジン11の停止途中と判定された場合には、ステップ202に進み、クランク角信号に基づいてエンジン11の正回転中であるか否かを判定する。
このステップ202で、エンジン11の正回転中と判定された場合には、ステップ203に進み、特定のカム角信号の入力タイミングよりも遅角側のクランク角位置Cに到達した(クランクカウンタ=C)か否かを判定し、遅角側のクランク角位置Cに到達していないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ203で、遅角側のクランク角位置Cに到達したと判定された場合には、ステップ204に進み、特定のカム角信号が入力されたか否かを判定し、特定のカム角信号が入力されていないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ204で、特定のカム角信号が入力されたと判定された時点(つまり特定のカム角信号の入力タイミング)で、ステップ205に進み、遅角側のクランク角位置Cのクランク角信号と特定のカム角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
これに対して、上記ステップ202で、エンジン11の正回転中ではない(つまりエンジン11の逆回転中)と判定された場合には、ステップ206に進み、特定のカム角信号の入力タイミングよりも進角側のクランク角位置Dに到達した(クランクカウンタ=D)か否かを判定し、進角側のクランク角位置Dに到達していないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ206で、進角側のクランク角位置Dに到達したと判定された場合には、ステップ207に進み、特定のカム角信号が入力されたか否かを判定し、特定のカム角信号が入力されていないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ207で、特定のカム角信号が入力されたと判定された時点(つまり特定のカム角信号の入力タイミング)で、ステップ208に進み、進角側のクランク角位置Dのクランク角信号と特定のカム角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。
以上説明した本実施例2では、エンジン11の正回転時には、特定のカム角信号の入力タイミングで、この特定のカム角信号の入力前の遅角側のクランク角位置Cのクランク角信号と特定のカム角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。一方、エンジン11の逆回転時には、特定のカム角信号の入力タイミングで、この特定のカム角信号の入力前の進角側のクランク角位置Dのクランク角信号と特定のカム角信号との位相差に基づいて実VCT位相を算出する。このようにすれば、エンジン11の正回転時と逆回転時のいずれの場合にも、特定のカム角信号の入力タイミングで、特定のカム角信号と、この特定のカム角信号の入力前のクランク角信号との位相差に基づいて実VCT位相を精度良く算出することができる。これにより、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
次に、図7及び図8を用いて本発明の実施例3を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分については説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
可変バルブタイミング装置18を備えたシステムでは、カム軸16に作用するカムトルクの変動によってVCT位相が変動するという特性がある。このような特性を考慮して、本実施例3では、図7(a)に示すように、カム角センサ19は、エンジン11の正回転時にVCT位相の変動が小さくなるタイミング(例えば変動中心に対する変動量の絶対値が最小になるタイミング)でカム角信号が立ち上がるように設定されている。つまり、VCT位相の変動が小さくなるタイミングでカム角センサ19のカム角信号が立ち上がるようにカムロータ31(図2参照)の外周部に歯が設けられている。
ところで、図7に示すように、カム角信号の立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングを区別して検出するシステムでは、エンジン11の正回転時と逆回転時でカム角信号の立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングが逆になる。このため、正回転・逆回転に拘らずカム角信号の立ち上がりタイミングをカム角信号の入力タイミングとすると、逆回転時のカム角信号の入力タイミングが正回転時のカム角信号の入力タイミング(VCT位相の変動が小さくなるタイミング)と異なるタイミングとなってしまい、エンジン11の停止途中の実VCT位相の算出精度が低下する可能性がある。
そこで、本実施例3では、ECU30により後述する図8のVCT位相算出ルーチンを実行することで、エンジン11の停止途中に実VCT位相を算出する際に、カム角信号の入力タイミングを次のようにして設定する。
図7(a)に示すように、エンジン11の正回転時には、カム角信号の立ち上がりタイミングをカム角信号の入力タイミングとする。一方、図7(b)に示すように、エンジン11の逆回転時には、カム角信号の立ち下がりタイミングをカム角信号の入力タイミングとする。
以下、本実施例3でECU30が実行する図8のVCT位相算出ルーチンの処理内容を説明する。
図8に示すVCT位相算出ルーチンでは、まず、ステップ301で、エンジン11の停止途中であるか否かを判定し、エンジン11の停止途中ではないと判定された場合には、ステップ302以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ301で、エンジン11の停止途中と判定された場合には、ステップ302に進み、クランク角信号に基づいてエンジン11の正回転中であるか否かを判定する。
このステップ302で、エンジン11の正回転中と判定された場合には、ステップ303に進み、カム角信号の立ち上がりタイミングであるか否かを判定し、カム角信号の立ち上がりタイミングではないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ303で、カム角信号の立ち上がりタイミングと判定された時点で、カム角信号の入力タイミング(VCT位相の変動が小さくなるタイミング)と判断して、ステップ304に進み、クランク角信号とカム角信号との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。この場合、例えば、カム角信号の入力前の遅角側のクランク角位置のクランク角信号の入力タイミングとカム角信号の入力タイミング(立ち上がりタイミング)との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。
これに対して、上記ステップ302で、エンジン11の正回転中ではない(つまりエンジン11の逆回転中)と判定された場合には、ステップ305に進み、カム角信号の立ち下がりタイミングであるか否かを判定し、カム角信号の立ち下がりタイミングではないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ305で、カム角信号の立ち下がりタイミングと判定された時点で、カム角信号の入力タイミング(VCT位相の変動が小さくなるタイミング)と判断して、ステップ306に進み、クランク角信号とカム角信号との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。この場合、例えば、カム角信号の入力前の進角側のクランク角位置のクランク角信号の入力タイミングとカム角信号の入力タイミング(立ち下がりタイミング)との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。
以上説明した本実施例3では、エンジン11の正回転時には、カム角信号の立ち上がりタイミングをカム角信号の入力タイミングとし、エンジン11の逆回転時には、カム角信号の立ち下がりタイミングをカム角信号の入力タイミングとして、実VCT位相を算出する。このようにすれば、カム角信号の立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングを区別して検出するシステムにおいて、逆回転時のカム角信号の入力タイミングを正回転時のカム角信号の入力タイミング(VCT位相の変動が小さくなるタイミング)と同じタイミングにすることができ、エンジン11の停止途中の実VCT位相の算出精度を向上させることができる。
尚、上記実施例3では、エンジン11の正回転時にVCT位相の変動が小さくなるタイミングでカム角信号が立ち上がるように設定したが、これに限定されず、エンジン11の正回転時にVCT位相の変動が小さくなるタイミングでカム角信号が立ち下がるように設定しても良い。この場合、エンジン11の正回転時にカム角信号の立ち下がりタイミングをカム角信号の入力タイミングとし、エンジン11の逆回転時にカム角信号の立ち上がりタイミングをカム角信号の入力タイミングとする。
次に、図9及び図10を用いて本発明の実施例4を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分については説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
本実施例4では、図9(a)に示すように、カム角センサ19は、エンジン11の正回転時に、VCT位相の変動が小さくなるタイミングでカム角信号が立ち上がり、VCT位相の変動が大きくなるタイミング(例えば変動中心に対する変動量の絶対値が最大になるタイミング)でカム角信号が立ち下がるように設定されている。つまり、VCT位相の変動が小さくなるタイミングでカム角センサ19のカム角信号が立ち上がると共に、VCT位相の変動が大きくなるタイミングでカム角センサ19のカム角信号が立ち下がるようにカムロータ31(図2参照)の外周部に歯が設けられている。従って、図9(b)に示すように、カム角センサ19は、エンジン11の逆回転時には、VCT位相の変動が小さくなるタイミングでカム角信号が立ち下がり、VCT位相の変動が大きくなるタイミングでカム角信号が立ち上がることになる。
更に、本実施例4では、ECU30により後述する図10のVCT位相算出ルーチンを実行することで、エンジン11の停止途中に実VCT位相及び実VCT位相の振幅(変動量)を次のようにして算出する。
図9(a)に示すように、エンジン11の正回転時には、カム角信号の立ち上がりタイミング(つまりVCT位相の変動が小さくなるタイミング)で、カム角信号とクランク角信号との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。更に、カム角信号の立ち下がりタイミング(つまりVCT位相の変動が大きくなるタイミング)で、カム角信号とクランク角信号との位相差に基づいて変動大時の実VCT位相を算出し、この変動大時の実VCT位相と変動小時の実VCT位相との差を実VCT位相の振幅として算出する。
一方、図9(b)に示すように、エンジン11の逆回転時には、カム角信号の立ち下がりタイミング(つまりVCT位相の変動が小さくなるタイミング)で、カム角信号とクランク角信号との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。更に、カム角信号の立ち上がりタイミング(つまりVCT位相の変動が大きくなるタイミング)で、カム角信号とクランク角信号との位相差に基づいて変動大時の実VCT位相を算出し、この変動大時の実VCT位相と変動小時の実VCT位相との差を実VCT位相の振幅として算出する。
以下、本実施例4でECU30が実行する図10のVCT位相算出ルーチンの処理内容を説明する。
図10に示すVCT位相算出ルーチンでは、まず、ステップ401で、エンジン11の停止途中であるか否かを判定し、エンジン11の停止途中ではないと判定された場合には、ステップ402以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ401で、エンジン11の停止途中と判定された場合には、ステップ402に進み、クランク角信号に基づいてエンジン11の正回転中であるか否かを判定する。
このステップ402で、エンジン11の正回転中と判定された場合には、ステップ403に進み、カム角信号の立ち上がりタイミングであるか否かを判定し、カム角信号の立ち上がりタイミングではないと判定された場合には、ステップ405に進み、カム角信号の立ち下がりタイミングであるか否かを判定する。
上記ステップ403でカム角信号の立ち上がりタイミングではないと判定され、且つ、上記ステップ405でカム角信号の立ち下がりタイミングではないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ403で、カム角信号の立ち上がりタイミングと判定された時点で、カム角信号の第1の入力タイミング(VCT位相の変動が小さくなるタイミング)と判断して、ステップ404に進み、クランク角信号とカム角信号との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。この場合、例えば、カム角信号の入力前の遅角側のクランク角位置のクランク角信号の入力タイミングとカム角信号の第1の入力タイミング(立ち上がりタイミング)との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。
その後、上記ステップ405で、カム角信号の立ち下がりタイミングと判定された時点で、カム角信号の第2の入力タイミング(VCT位相の変動が大きくなるタイミング)と判断して、ステップ406に進み、クランク角信号とカム角信号との位相差に基づいて変動大時の実VCT位相を算出する。この場合、例えば、カム角信号の入力前の遅角側のクランク角位置のクランク角信号の入力タイミングとカム角信号の第2の入力タイミング(立ち下がりタイミング)との位相差に基づいて変動大時の実VCT位相を算出する。
この後、ステップ407に進み、変動大時の実VCT位相と変動小時の実VCT位相との差を実VCT位相の振幅として算出する。
これに対して、上記ステップ402で、エンジン11の正回転中ではない(つまりエンジン11の逆回転中)と判定された場合には、ステップ408に進み、カム角信号の立ち下がりタイミングであるか否かを判定し、カム角信号の立ち下がりタイミングではないと判定された場合には、ステップ410に進み、カム角信号の立ち上がりタイミングであるか否かを判定する。
上記ステップ408でカム角信号の立ち下がりタイミングではないと判定され、且つ、上記ステップ410でカム角信号の立ち上がりタイミングではないと判定された場合には、本ルーチンを終了する。
その後、上記ステップ408で、カム角信号の立ち下がりタイミングと判定された時点で、カム角信号の第1の入力タイミング(VCT位相の変動が小さくなるタイミング)と判断して、ステップ409に進み、クランク角信号とカム角信号との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。この場合、例えば、カム角信号の入力前の進角側のクランク角位置のクランク角信号の入力タイミングとカム角信号の第1の入力タイミング(立ち下がりタイミング)との位相差に基づいて変動小時の実VCT位相を算出する。
その後、上記ステップ410で、カム角信号の立ち上がりタイミングと判定された時点で、カム角信号の第2の入力タイミング(VCT位相の変動が大きくなるタイミング)と判断して、ステップ411に進み、クランク角信号とカム角信号との位相差に基づいて変動大時の実VCT位相を算出する。この場合、例えば、カム角信号の入力前の進角側のクランク角位置のクランク角信号の入力タイミングとカム角信号の第2の入力タイミング(立ち上がりタイミング)との位相差に基づいて変動大時の実VCT位相を算出する。
この後、ステップ412に進み、変動大時の実VCT位相と変動小時の実VCT位相との差を実VCT位相の振幅として算出する。
以上説明した本実施例4では、エンジン11の正回転時には、カム角信号の立ち上がりタイミング(つまりVCT位相の変動が小さくなるタイミング)で変動小時の実VCT位相を算出する。更に、カム角信号の立ち下がりタイミング(つまりVCT位相の変動が大きくなるタイミング)で変動大時の実VCT位相を算出し、この変動大時の実VCT位相と変動小時の実VCT位相との差を実VCT位相の振幅として算出する。
一方、エンジン11の逆回転時には、カム角信号の立ち下がりタイミング(つまりVCT位相の変動が小さくなるタイミング)で変動小時の実VCT位相を算出する。更に、カム角信号の立ち上がりタイミング(つまりVCT位相の変動が大きくなるタイミング)で変動大時の実VCT位相を算出し、この変動大時の実VCT位相と変動小時の実VCT位相との差を実VCT位相の振幅として算出する。
このようにすれば、エンジン11の正回転時と逆回転時の両方で、実VCT位相の振幅を精度良く算出することができる。
尚、上記実施例4では、エンジン11の正回転時に、VCT位相の変動が小さくなるタイミングでカム角信号が立ち上がり、VCT位相の変動が大きくなるタイミングでカム角信号が立ち下がるように設定している。しかし、これとは逆に、エンジン11の正回転時に、VCT位相の変動が小さくなるタイミングでカム角信号が立ち下がり、VCT位相の変動が大きくなるタイミングでカム角信号が立ち上がるように設定しても良い。
この場合、エンジン11の正回転時には、カム角信号の立ち下がりタイミング(つまりVCT位相の変動が小さくなるタイミング)で変動小時の実VCT位相を算出する。更に、カム角信号の立ち上がりタイミング(つまりVCT位相の変動が大きくなるタイミング)で変動大時の実VCT位相を算出し、この変動大時の実VCT位相と変動小時の実VCT位相との差を実VCT位相の振幅として算出する。
一方、エンジン11の逆回転時には、カム角信号の立ち上がりタイミング(つまりVCT位相の変動が小さくなるタイミング)で変動小時の実VCT位相を算出する。更に、カム角信号の立ち下がりタイミング(つまりVCT位相の変動が大きくなるタイミング)で変動大時の実VCT位相を算出し、この変動大時の実VCT位相と変動小時の実VCT位相との差を実VCT位相の振幅として算出する。
また、上記各実施例1〜4では、吸気バルブの可変バルブタイミング装置に本発明を適用したが、これに限定されず、排気バルブの可変バルブタイミング装置に本発明を適用しても良い。
また、本発明は、電動式の可変バルブタイミング装置に限定されず、エンジン停止途中にVCT位相制御(バルブタイミング制御)を実行可能なシステムであれば、油圧駆動式の可変バルブタイミング装置(例えばモータ等で駆動される電動オイルポンプにより油圧が供給される可変バルブタイミング装置)に適用しても良い。
11…エンジン(内燃機関)、12…クランク軸、16…吸気側カム軸、18…可変バルブタイミング装置、19…カム角センサ、21…クランク角センサ、30…ECU(位相算出手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関(11)のクランク軸(12)に対するカム軸(16)の回転位相であるVCT位相を変化させてバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置(18)と、前記クランク軸(12)の回転に同期してクランク角信号を出力するクランク角センサ(21)と、前記カム軸(16)の回転に同期してカム角信号を出力するカム角センサ(19)とを備えた内燃機関の可変バルブタイミング制御装置において、
    前記内燃機関(11)の回転が停止する過程の期間に前記カム角信号と前記クランク角信号とに基づいて算出されるクランク軸に対するカム軸の回転位相である実VCT位相を算出する位相算出手段(30)を備え、
    前記位相算出手段(30)は、前記内燃機関(11)の正回転時と逆回転時で、前記実VCT位相の算出に用いるクランク角信号を、前記実VCT位相の算出に用いる特定のカム角信号の入力タイミングに対して互いに反対側のクランク角位置のクランク角信号に切り換えることを特徴とする内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
  2. 前記位相算出手段(30)は、
    前記内燃機関(11)の正回転時には前記特定のカム角信号の入力後の進角側のクランク角位置のクランク角信号の入力タイミングで前記特定のカム角信号と前記進角側のクランク角位置のクランク角信号との位相差に基づいて前記実VCT位相を算出し、
    前記内燃機関(11)の逆回転時には前記特定のカム角信号の入力後の遅角側のクランク角位置のクランク角信号の入力タイミングで前記特定のカム角信号と前記遅角側のクランク角位置のクランク角信号との位相差に基づいて前記実VCT位相を算出することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
  3. 前記位相算出手段(30)は、
    前記内燃機関(11)の正回転時には前記特定のカム角信号の入力タイミングで前記特定のカム角信号の入力前の遅角側のクランク角位置のクランク角信号と前記特定のカム角信号との位相差に基づいて前記実VCT位相を算出し、
    前記内燃機関(11)の逆回転時には前記特定のカム角信号の入力タイミングで前記特定のカム角信号の入力前の進角側のクランク角位置のクランク角信号と前記特定のカム角信号との位相差に基づいて前記実VCT位相を算出することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
  4. 前記位相算出手段(30)は、
    前記内燃機関(11)の正回転時には前記カム角信号の立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングのうちの一方のタイミングを前記特定のカム角信号の入力タイミングとし、
    前記内燃機関(11)の逆回転時には前記カム角信号の立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングのうちの他方のタイミングを前記特定のカム角信号の入力タイミングとすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
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