JP6337393B2 - コイルの製造方法及びコイル - Google Patents
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Description
前記複数の環状導体を積み重ねて積層するとき、前記環状導体のそれぞれは、前記環状導体の中心に関して同心円状に複数本に分割されている環状導体を使用して積層するとともに、
前記複数本に分割された分割環状導体の最内周の分割環状導体及び最外周の分割環状導体とそれぞれ隣接する環状導体の間の隙間の幅が、他の環状導体と隣接する環状導体の間の隙間の幅よりも広い状態で、前記樹脂がそれぞれの隙間内に注入される。
図1A及び図1Bは、本発明の第1実施形態におけるコイル20の製造方法を示した図である。図1A及び図1Bでは、積層数6層(6巻き)の反時計周りのコイル用環状導体積層体19及びコイル20を例に説明する。図1A及び図1Bは、コイル用環状導体積層体19及びコイル20の1巻き目から6巻き目の形状及び接続方法を示した図である。
図4A及び図4Bは、本発明の第2実施形態におけるコイル24を示した図である。図4A及び図4Bでは、積層数6層(6巻き)の反時計周りのコイル24を例に説明する。図4A及び図4Bにおいて、図1A及び図1Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5A及び図5Bは、本発明の第3実施形態におけるコイル25を示した図である。図5A及び図5Bでは、積層数6層(6巻き)の反時計周りのコイル25を例に説明する。図5A及び図5Bにおいて、図4A及び図4Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図7A及び図7Bは、本発明の第4実施形態におけるコイル27を示した図である。図7A及び図7Bでは、積層数6層(6巻き)の反時計周りのコイル27を例に説明する。図7A及び図7Bにおいて、図4A及び図4Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図8A及び図8Bは、本発明の第5実施形態におけるコイル28を示した図である。図8A及び図8Bでは、積層数6層(6巻き)の反時計周りのコイル28を例に説明する。図8A及び図8Bにおいて、図4A及び図4Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図9A及び図9Bは、本発明の第6実施形態におけるコイル29を示した図である。図9A及び図9Bでは、積層数6層(6巻き)の反時計周りのコイル29を例に説明する。図9A及び図9Bにおいて、図8A及び図8Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図10A及び図10Bは、本発明の第7実施形態におけるコイル30を示した図である。図10A及び図10Bでは、積層数6層(6巻き)の反時計周りのコイル30を例に説明する。図10A及び図10Bにおいて、図8A及び図8Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
19 コイル用環状導体積層体
20、21、24、25、27、28、29、30 コイル
22、26 連続環状導体
23 コイル用折り曲げ環状導体積層体
31、32、33 分割環状導体
θ 開口角度
C1〜C6 環状導体
S1〜S6 始点
E1〜E6 終点
R 合成樹脂層
d、d1〜d6 導体幅
e 導体厚さ
f、f1〜f3、g、g1、g2 隙間
O1〜O6、O21、O22、O31、O32、O41、O42 溝
h 幅
i 深さ
j 間隔
B、2 ボビン
1 コア
3 コイル
4 ケース
5 放熱用ポッティング樹脂
Claims (8)
- 開口部を有する複数の環状導体を、隣接する前記環状導体の前記開口部同士が互いに異なる位置になるように前記複数の環状導体を積み重ねたのち、前記開口部を含む各環状導体内に樹脂を注入して、コイルを製造し、
前記複数の環状導体を積み重ねて積層するとき、前記環状導体のそれぞれは、前記環状導体の中心に関して同心円状に複数本に分割されている環状導体を使用して積層するとともに、
前記複数本に分割された分割環状導体の最内周の分割環状導体及び最外周の分割環状導体とそれぞれ隣接する環状導体の間の隙間の幅が、他の環状導体と隣接する環状導体の間の隙間の幅よりも広い状態で、前記樹脂がそれぞれの隙間内に注入される、
コイルの製造方法。 - 開口部を有する複数の環状導体を、隣接する前記環状導体の前記開口部同士が互いに異なる位置になるように前記複数の環状導体を積み重ねたのち、前記開口部を含む各環状導体内に樹脂を注入して、コイルを製造し、
前記複数の環状導体を積み重ねて積層するとき、前記環状導体のそれぞれは、前記環状導体の中心に関して同心円状に複数本に分割されている環状導体を使用して積層するとともに、
前記複数の環状導体を積み重ねて積層するとき、前記複数本に分割された分割環状導体のうちの最内周の分割環状導体及び最外周の分割環状導体のそれぞれの導体幅が、他の分割環状導体の導体幅より広い、
コイルの製造方法。 - 前記複数の環状導体を積み重ねて積層するとき、前記複数本に分割された分割環状導体のうちの最内周の分割環状導体及び最外周の分割環状導体のそれぞれの導体幅が、他の分割環状導体の導体幅より広い請求項1に記載のコイルの製造方法。
- ある開口角度の前記開口部を有する第1の環状導体と、前記第1の環状導体を前記開口角度だけ中心軸周りに回転させて位相を異ならせた第2の環状導体とを積み重ね前記コイルを製造する請求項1〜3のいずれか1つに記載のコイルの製造方法。
- 前記複数の環状導体を積み重ねて積層するとき、前記環状導体の積層方向に隣接する環状導体間に隙間を設け、かつ、前記環状導体の積層方向の前記環状導体間の隙間は、前記コイルの積層方向の中心部に向かって大きくなっている状態で、前記隙間及び前記開口部を含む各環状導体内に前記樹脂を注入する請求項1〜4のいずれか1つに記載のコイルの製造方法。
- 前記複数の環状導体を積み重ねて積層するとき、前記環状導体の導体幅は、前記コイルの積層方向の端部側に配置された前記環状導体の導体幅に対して、前記コイルの積層方向の中心部に近い位置に配置された前記環状導体の導体幅が広くなっている請求項1〜5のいずれか1つに記載のコイルの製造方法。
- 開口部を有する複数の環状導体が積み重ねられ、前記開口部を含む各環状導体内に樹脂が配置されたコイルであって、
隣接する前記環状導体の前記開口部同士は互いに異なる位置にあり、
前記環状導体のそれぞれは、前記環状導体の中心に関して同心円状に複数本に分割されており、
前記複数本に分割された分割環状導体の最内周の分割環状導体及び最外周の分割環状導体とそれぞれ隣接する環状導体の間の隙間の幅が、他の環状導体と隣接する環状導体の間の隙間の幅より広い、コイル。
- 開口部を有する複数の環状導体が積み重ねられ、前記開口部を含む各環状導体内に樹脂が配置されたコイルであって、
隣接する前記環状導体の前記開口部同士は互いに異なる位置にあり、
前記環状導体のそれぞれは、前記環状導体の中心に関して同心円状に複数本に分割されており、
前記複数本に分割された分割環状導体の最内周の分割環状導体及び最外周の分割環状導体のそれぞれの導体幅が、他の分割環状導体の導体幅より広い、コイル。
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