JPH0677077A - トランス巻線の製造方法 - Google Patents

トランス巻線の製造方法

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JPH0677077A
JPH0677077A JP4229504A JP22950492A JPH0677077A JP H0677077 A JPH0677077 A JP H0677077A JP 4229504 A JP4229504 A JP 4229504A JP 22950492 A JP22950492 A JP 22950492A JP H0677077 A JPH0677077 A JP H0677077A
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JP
Japan
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circles
winding
circular portion
tangent line
circular
Prior art date
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Pending
Application number
JP4229504A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Amei
俊裕 飴井
Masaharu Maesaka
昌春 前坂
Toshimichi Machino
利道 町野
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Cosel USA Inc
Original Assignee
Cosel USA Inc
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Publication date
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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランス巻線の製造方法に関し、複数回巻き
の巻線を簡単に製造することを目的とする。 【構成】 金属板を、少なくとも1つの円形状部と他の
同じ円形状部が接続するように打ち抜き、円形状部と円
形状部の接線を山にまたは谷に交互に折り曲げるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数回巻きのトランス
巻線を製造するトランス巻線の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランス巻線の製造方法として
は、例えば図7に示すようなものがある。図7におい
て、1はトランス巻線であり、トランス巻線1は、金属
板をR字形にプレスなどで打ち抜きすることにより、製
造される。
【0003】トランス巻線1は、図8に示すように、ボ
ビン2に組み込まれる。図8において、3は接続端子で
あり、接続端子3によりトランス巻線1とボビン2が接
続される。トランス巻線1内にはコア4が収納される。
また、ボビン2には外部端子5が取り付けられている。
図7においては、1回巻きのトランス巻線の例を示した
が、次に、図9は2回巻きのトランス巻線の例を示す。
【0004】図9において、6,7は図7のように、金
属板をR字形にプレスなどで打ち抜いて形成したトラン
ス巻線であり、トランス巻線6の端部8の表面とトラン
ス巻線7の端部9の裏面を半田付けなどにより、接続し
て、相間に絶縁シートなどをはさみこむことにより、2
回巻きの巻線を製造する。また、1回の打ち抜きで多数
回巻きの巻線を製造する方法としては、図9に示すよう
に、金属板をプレスなどで3回巻きとなるようにトラン
ス巻線10を打ち抜くものがある。なお、10Aはトラ
ンス巻線10の端子である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトランス巻線の製造方法にあっては、図7の
場合には、巻線の巻数が1回に限定されていた。2回巻
きの巻数を実現するために、図9に示すようにすると、
2つのトランス巻線を接続しなければならず、手間がか
かるという問題点があった。
【0006】また、図10に示すように、1回の打ち抜
きで多数回巻きの巻線とするためには、巻線中央の端子
は、部分的に絶縁をほどこしたうえで巻線外部に折り返
さなければならず、この場合にも手間がかかるという問
題点があった。本発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであって、複数回巻きの巻線を簡単に
製造することができるトランス巻線の製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、金属板を、少なくとも1つの円形状部と
他の同じ円形状部が接続するように打ち抜き、円形状部
と円形状部の接線を山にまたは谷に交互に折り曲げるよ
うにしたものである。また、本発明は、前記円形状部の
角度を端子の向きと巻数に応じて所定の角度に設定した
ものである。
【0008】また、本発明は、前記巻線の端子に段挿し
部と切り込み部を形成したものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、金属板を、少なくとも1つの
円形状部と他の同じ円形状部が接続するように打ち抜
き、円形状部と円形状部の接線を山にまたは谷に交互に
折り曲げるようにしたため、多数回巻きの巻線を簡単に
つくることができる。すなわち、多数回巻きのための接
続が不要となり、また、端子の折り返しが不要になる。
【0010】また、本発明においては、円形状部の角度
を変えることにより、端子の向きを変えることができ
る。また、本発明においては、端子に段挿し部を形成し
たため、ボビンへの取り付けが容易になり、また、端子
に切り込み部を形成したため、ボビンに組み込み時に巻
線が曲げやすくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例を示す図である。図1
において、1〜6は複数の円形状部であり、複数の円形
状部1〜6は、各円形状部1〜6が接続するように、板
状の金属板をプレスなどにより打ち抜きして形成され
る。
【0012】円形状部1と円形状部2の接線7を谷に折
り、円形状部2と円形状部3の接線8を山に折り、円形
状部3と円形状部4の接線9を谷に折り、円形状部4と
円形状部5の接線10を山に折り、円形状部5と円形状
部6の接線11を谷に折り曲げる。そして、折り返して
相互に重なる部分には、絶縁シートを相間に入れる、ま
たは端子12,13を除いて絶縁コーティングを行うこ
とにより、巻線の絶縁を行う。
【0013】円形状部1〜6を300°として次の円形
状部に順次接続するようにしているが、端子12,13
の向きと巻数に応じて円形状部1〜6の角度を任意に設
定することができる。スイッチング電源で使用されるト
ランスで、出力電流が20A程度以上のものについて
は、巻線での損失を小さくするため、2次側巻線を銅板
などの電気抵抗の小さい材料でつくる必要があるが、本
実施例の巻線を使用することにより、低損失で任意の巻
数の巻線トランスを簡単につくることができる。
【0014】図9に示すような従来の2回巻きのための
接続が不要になる。また、図10に示すような従来の折
り返しを不要とすることができる。次に、図2は本発明
の第2実施例を示す図である。図2において、各円形状
部14〜17を180度として円形状部14と円形状部
15、円形状部15と円形状部16、円形状部16と円
形状部17をそれぞれ接続するようにプレスで金属板を
打ち抜く。
【0015】円形状部14と円形状部15の接線18で
谷に折り、円形状部15と円形状部16の接線19で山
に折り、円形状部16と円形状部17の接線20で谷に
折る。そして、絶縁シートまたは、絶縁コーティングに
より巻線の絶縁を行う。端子21,22は所定の向きに
形成される。本実施例においても、前記実施例と同様な
効果を得ることができる。
【0016】次に、図3は本発明の第3実施例を示す図
である。図3において、各円形状部23〜26を270
度として、円形状部23と円形状部24、円形状部24
と円形状部25および円形状部25と円形状部26を接
続するように金属板をプレスなどで打ち抜き、次に、円
形状部23と円形状部24の接線27を谷に折り、円形
状部24と円形状部25の接線28を山に折り、円形状
部25と円形状部26の接線29を谷に折る。
【0017】次に、絶縁シートまたは絶縁コーティング
などにより巻線の絶縁を行う。端子30,31は所定の
向きになる。本実施例においても、前記実施例と同様な
効果を得ることができる。次に、図4〜図6は本発明の
第4実施例を示す図である。図4において、32,33
は円形状部であり、これらの円形状部32,33は接続
部34により接続されている。
【0018】円形状部32,33の各端子35,36に
は、段挿し部37,38と切れ込み部39,40がそれ
ぞれ形成されている。段挿し部37,38は組み込むボ
ビンに取り付けしやすいように形成され、切れ込み部3
9,40は組み込み時に巻線を曲げやすくするために、
形成されている。また、接続部34にも切れ込み部41
が形成され、切れ込み部41は巻線を曲げやすくするた
めに形成されている。
【0019】図5および図6は90°に曲げた状態をそ
れぞれ示す。本実施例においては、取り付け性を向上さ
せることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、金属板を、1つの円と他の円が接続するように打ち
抜き、接線を山にまたは谷に交互に折り曲げるようにし
たため、多数回巻きの巻線を、多数回巻きのための接続
が不要で、端子を折り返すことなく、簡単につくること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図
【図2】本発明の第2実施例を示す図
【図3】本発明の第3実施例を示す図
【図4】本発明の第4実施例を示す図
【図5】90度に折り曲げた正面図
【図6】90度に折り曲げた側面図
【図7】従来例を示す図
【図8】組み込んだ巻線トランスを示す図
【図9】他の従来例を示す図
【図10】他の従来例を示す図
【符号の説明】
1〜6,14〜17,23〜26,32,33:円形状
部 7〜11,18〜20,27〜29:接線 12,13,21,22,30,31,35,36:端
子 34:接続部 37,38:段挿し部 39〜41:切れ込み部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板を、少なくとも1つの円形状部と他
    の同じ円形状部が接続するように打ち抜き、円形状部と
    円形状部の接線を山にまたは谷に交互に折り曲げるよう
    にしたことを特徴とするトランス巻線の製造方法。
  2. 【請求項2】前記円形状部の角度を端子の向きと巻数に
    応じて所定の角度に設定したことを特徴とする請求項1
    のトランス巻線の製造方法。
  3. 【請求項3】前記巻線の端子に段挿し部と切り込み部を
    形成したことを特徴とする請求項1または2のトランス
    巻線の製造方法。
JP4229504A 1992-08-28 1992-08-28 トランス巻線の製造方法 Pending JPH0677077A (ja)

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