JP2015065345A - リアクトル装置及び電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つのコイルを同軸まわりに巻回しつつ、熱を効率的に拡散すること又は発熱を低減することができるリアクトル装置及び電力変換装置の提供。
【解決手段】リアクトル装置70Aは、所定軸を画成する磁性コア72と、前記所定軸まわりに巻回される第1コイル80と、前記所定軸まわりに巻回され、前記第1コイルに対向して配置される第2コイル90とを備え、前記第1コイルの両端に形成される第1引き出し部及び第2引き出し部は、前記第1コイルにおける前記第2コイルと対向する側に配置される。
【選択図】図2

Description

本開示は、リアクトル装置及び電力変換装置に関する。
従来から、コイルの形状を特定の形状とすると共に、放熱経路となるケースを備え、このケースにコイルの外周面の一部が接する構成とすることで、放熱性を高めようとしたリアクトルの構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、1次側回路と、1次側回路と変圧器で磁気結合する2次側回路とを備える電力変換装置において、1次側回路と2次側回路のそれぞれに、磁気結合される2つのリアクトルを設けた回路が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012-039099号公報 特開2011-193713号公報
ところで、上記の特許文献1に記載のリアクトルは、単一のリアクトルであり、コイルの両端に形成される2つの引き出し部は、軸方向で同一側ではなく、軸方向で逆側に配置されている。
このような構成を、上記の特許文献2に記載のような磁気結合される2つのリアクトルのそれぞれに適用し、且つ、2つのリアクトルを同軸に形成した場合、2つのリアクトルの対向面側において、発熱量が大きくなるという問題が生じる。即ち、2つのリアクトルの対向面側では、それぞれの磁束が集中し、各コイルの対向側の表面で渦電流が発生し易くなり、発熱量が大きくなるという問題が生じる。
そこで、本開示は、2つのコイルを同軸まわりに巻回しつつ、熱を効率的に拡散すること又は発熱を低減することができるリアクトル装置及び電力変換装置の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、所定軸を画成する磁性コアと、
前記所定軸まわりに巻回される第1コイルと、
前記所定軸まわりに巻回され、前記第1コイルに対向して配置される第2コイルとを備え、
前記第1コイルの両端に形成される第1引き出し部及び第2引き出し部は、前記第1コイルにおける前記第2コイルと対向する側に配置される、リアクトル装置が提供される。
本開示によれば、2つのコイルを同軸まわりに巻回しつつ、熱を効率的に拡散すること又は発熱を低減することができるリアクトル装置及び電力変換装置が得られる。
一実施例による電力変換装置10の構成を示したブロック図である。 一実施例(実施例1)によるリアクトル装置70Aを示す斜視図である。 リアクトル装置70Aにおける第1コイル80及び第2コイル90を模式的に示す図である。 第1コイル80及び第2コイル90の巻き方の一例を示す図である。 第1コイル80及び第2コイル90の巻き方の他の例を示す図である。 比較例による第1コイル80'及び第2コイル90'を模式的に示す図である。 第1コイル80及び第2コイル90の対向部において発熱が増加する理由の説明図である。 他の一実施例(実施例2)によるリアクトル装置70Bを概略的に示す上面図である。 他の一実施例(実施例3)によるリアクトル装置70Cを示す断面図である。 リアクトル装置70Cにおける第1コイル800及び第2コイル900を模式的に示す図である。 リアクトル装置70Cにおいて発生する磁束の状態を模式的に示す図である。 他の一実施例(実施例4)によるリアクトル装置70Dを概略的に示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例による電力変換装置10の構成を示したブロック図である。電力変換装置10は、例えば、自動車等の車両に搭載され、車載の各負荷に配電するシステムで使用されてよい。
電力変換装置10は、例えば、1次側高電圧系負荷61aが接続される第1入出力ポート60aと、1次側低電圧系負荷61c及び1次側低電圧系電源62cが接続される第2入出力ポート60cとを、1次側ポートとして有している。1次側低電圧系電源62cは、1次側低電圧系電源62cと同じ電圧系(例えば、12V系)で動作する1次側低電圧系負荷61cに電力を供給する。また、1次側低電圧系電源62cは、1次側低電圧系電源62cと異なる電圧系(例えば、12V系よりも高い48V系)で動作する1次側高電圧系負荷61aに、電力変換装置10に構成される1次側変換回路20によって昇圧された電力を供給する。1次側低電圧系電源62cの具体例として、鉛バッテリ等の二次電池が挙げられる。
電力変換装置10は、上述の4つの入出力ポートを有し、それらの4つの入出力ポートのうちから任意の2つの入出力ポートが選択され、当該2つの入出力ポートの間で電力変換を行う機能を有する電力変換回路である。
ポート電力Pa,Pc,Pb,Pdは、それぞれ、第1入出力ポート60a,第2入出力ポート60c,第3入出力ポート60b,第4入出力ポート60dにおける入出力電力(入力電力又は出力電力)である。ポート電圧Va,Vc,Vb,Vdは、それぞれ、第1入出力ポート60a,第2入出力ポート60c,第3入出力ポート60b,第4入出力ポート60dにおける入出力電圧(入力電圧又は出力電圧)である。ポート電流Ia,Ic,Ib,Idは、それぞれ、第1入出力ポート60a,第2入出力ポート60c,第3入出力ポート60b,第4入出力ポート60dにおける入出力電流(入力電流又は出力電流)である。
電力変換装置10は、第1入出力ポート60aに設けられるキャパシタC1と、第2入出力ポート60cに設けられるキャパシタC3と、第3入出力ポート60bに設けられるキャパシタC2と、第4入出力ポート60dに設けられるキャパシタC4とを備えている。キャパシタC1,C2,C3,C4の具体例として、フィルムコンデンサ、アルミニウム電解コンデンサ、セラミックコンデンサ、固体高分子コンデンサなどが挙げられる。
キャパシタC1は、第1入出力ポート60aの高電位側の端子613と、第1入出力ポート60a及び第2入出力ポート60cの低電位側の端子614との間に挿入される。キャパシタC3は、第2入出力ポート60cの高電位側の端子616と、第1入出力ポート60a及び第2入出力ポート60cの低電位側の端子614との間に挿入される。キャパシタC2は、第3入出力ポート60bの高電位側の端子618と、第3入出力ポート60b及び第4入出力ポート60dの低電位側の端子620との間に挿入される。キャパシタC4は、第4入出力ポート60dの高電位側の端子622と、第3入出力ポート60b及び第4入出力ポート60dの低電位側の端子620との間に挿入される。
電力変換装置10は、1次側変換回路20と、2次側変換回路30とを含んで構成された電力変換回路である。なお、1次側変換回路20と2次側変換回路30とは、1次側磁気結合リアクトル204及び2次側磁気結合リアクトル304を介して接続され、且つ、変圧器400(センタータップ式変圧器)で磁気結合されている。
1次側変換回路20は、1次側フルブリッジ回路200と、第1入出力ポート60aと、第2入出力ポート60cとを含んで構成された1次側回路である。1次側フルブリッジ回路200は、変圧器400の1次側コイル202と、1次側磁気結合リアクトル204と、1次側第1上アームU1と、1次側第1下アーム/U1と、1次側第2上アームV1と、1次側第2下アーム/V1とを含んで構成された1次側電力変換部である。ここで、1次側第1上アームU1と、1次側第1下アーム/U1と、1次側第2上アームV1と、1次側第2下アーム/V1は、それぞれ、例えば、Nチャネル型のMOSFETと、当該MOSFETの寄生素子であるボディダイオードとを含んで構成されたスイッチング素子である。当該MOSFETに並列にダイオードが追加接続されてもよい。
1次側フルブリッジ回路200は、第1入出力ポート60aの高電位側の端子613に接続される1次側正極母線298と、第1入出力ポート60a及び第2入出力ポート60cの低電位側の端子614に接続される1次側負極母線299とを有している。
1次側正極母線298と1次側負極母線299との間には、1次側第1上アームU1と、1次側第1下アーム/U1とを直列接続した1次側第1アーム回路207が取り付けられている。1次側第1アーム回路207は、1次側第1上アームU1及び1次側第1下アーム/U1のオンオフのスイッチング動作による電力変換動作が可能な1次側第1電力変換回路部(1次側U相電力変換回路部)である。さらに、1次側正極母線298と1次側負極母線299との間には、1次側第2上アームV1と、1次側第2下アーム/V1とを直列接続した1次側第2アーム回路211が1次側第1アーム回路207と並列に取り付けられている。1次側第2アーム回路211は、1次側第2上アームV1及び1次側第2下アーム/V1のオンオフのスイッチング動作による電力変換動作が可能な1次側第2電力変換回路部(1次側V相電力変換回路部)である。
1次側第1アーム回路207の中点207mと1次側第2アーム回路211の中点211mを接続するブリッジ部分には、1次側コイル202と1次側磁気結合リアクトル204とが設けられている。ブリッジ部分についてより詳細に接続関係について説明すると、1次側第1アーム回路207の中点207mには、1次側磁気結合リアクトル204の1次側第1リアクトル204aの一方端が接続される。そして、1次側第1リアクトル204aの他方端には、1次側コイル202の一方端が接続される。さらに、1次側コイル202の他方端には、1次側磁気結合リアクトル204の1次側第2リアクトル204bの一方端が接続される。それから、1次側第2リアクトル204bの他方端が1次側第2アーム回路211の中点211mに接続される。なお、1次側磁気結合リアクトル204は、1次側第1リアクトル204aと、1次側第1リアクトル204aと結合係数kで磁気結合する1次側第2リアクトル204bとを含んで構成される。
中点207mは、1次側第1上アームU1と1次側第1下アーム/U1との間の1次側第1中間ノードであり、中点211mは、1次側第2上アームV1と1次側第2下アーム/V1との間の1次側第2中間ノードである。
第1入出力ポート60aは、1次側正極母線298と1次側負極母線299との間に設けられるポートである。第1入出力ポート60aは、端子613と端子614とを含んで構成される。第2入出力ポート60cは、1次側負極母線299と1次側コイル202のセンタータップ202mとの間に設けられるポートである。第2入出力ポート60cは、端子614と端子616とを含んで構成される。
センタータップ202mは、第2入出力ポート60cの高電位側の端子616に接続されている。センタータップ202mは、1次側コイル202に構成される1次側第1巻線202aと1次側第2巻線202bとの中間接続点である。
2次側変換回路30は、2次側フルブリッジ回路300と、第3入出力ポート60bと、第4入出力ポート60dとを含んで構成された2次側回路である。2次側フルブリッジ回路300は、変圧器400の2次側コイル302と、2次側磁気結合リアクトル304と、2次側第1上アームU2と、2次側第1下アーム/U2と、2次側第2上アームV2と、2次側第2下アーム/V2とを含んで構成された2次側電力変換部である。ここで、2次側第1上アームU2と、2次側第1下アーム/U2と、2次側第2上アームV2と、2次側第2下アーム/V2は、それぞれ、例えば、Nチャネル型のMOSFETと、当該MOSFETの寄生素子であるボディダイオードとを含んで構成されたスイッチング素子である。
2次側フルブリッジ回路300は、第3入出力ポート60bの高電位側の端子618に接続される2次側正極母線398と、第3入出力ポート60b及び第4入出力ポート60dの低電位側の端子620に接続される2次側負極母線399とを有している。
2次側正極母線398と2次側負極母線399との間には、2次側第1上アームU2と、2次側第1下アーム/U2とを直列接続した2次側第1アーム回路307が取り付けられている。2次側第1アーム回路307は、2次側第1上アームU2及び2次側第1下アーム/U2のオンオフのスイッチング動作による電力変換動作が可能な2次側第1電力変換回路部(2次側U相電力変換回路部)である。さらに、2次側正極母線398と2次側負極母線399との間には、2次側第2上アームV2と、2次側第2下アーム/V2とを直列接続した2次側第2アーム回路311が2次側第1アーム回路307と並列に取り付けられている。2次側第2アーム回路311は、2次側第2上アームV2及び2次側第2下アーム/V2のオンオフのスイッチング動作による電力変換動作が可能な2次側第2電力変換回路部(2次側V相電力変換回路部)である。
2次側第1アーム回路307の中点307mと2次側第2アーム回路311の中点311mを接続するブリッジ部分には、2次側コイル302と2次側磁気結合リアクトル304とが設けられている。ブリッジ部分についてより詳細に接続関係について説明すると、2次側第1アーム回路307の中点307mには、2次側磁気結合リアクトル304の2次側第1リアクトル304aの一方端が接続される。そして、2次側第1リアクトル304aの他方端には、2次側コイル302の一方端が接続される。さらに、2次側コイル302の他方端には、2次側磁気結合リアクトル304の2次側第2リアクトル304bの一方端が接続される。それから、2次側第2リアクトル304bの他方端が2次側第2アーム回路311の中点311mに接続される。なお、2次側磁気結合リアクトル304は、2次側第1リアクトル304aと、2次側第1リアクトル304aと結合係数kで磁気結合する2次側第2リアクトル304bとを含んで構成される。
中点307mは、2次側第1上アームU2と2次側第1下アーム/U2との間の2次側第1中間ノードであり、中点311mは、2次側第2上アームV2と2次側第2下アーム/V2との間の2次側第2中間ノードである。
第3入出力ポート60bは、2次側正極母線398と2次側負極母線399との間に設けられるポートである。第3入出力ポート60bは、端子618と端子620とを含んで構成される。第4入出力ポート60dは、2次側負極母線399と2次側コイル302のセンタータップ302mとの間に設けられるポートである。第4入出力ポート60dは、端子620と端子622とを含んで構成される。
センタータップ302mは、第4入出力ポート60dの高電位側の端子622に接続されている。センタータップ302mは、2次側コイル302に構成される2次側第1巻線302aと2次側第2巻線302bとの中間接続点である。
ここで、1次側変換回路20の昇降圧機能について説明する。第2入出力ポート60cと第1入出力ポート60aについて着目すると、第2入出力ポート60cの端子616は、1次側第1巻線202aと、1次側第1巻線202aに直列接続される1次側第1リアクトル204aを介して、1次側第1アーム回路207の中点207mに接続される。そして、1次側第1アーム回路207の両端は、第1入出力ポート60aに接続されているため、第2入出力ポート60cの端子616と第1入出力ポート60aとの間には昇降圧回路が取り付けられていることとなる。
さらに、第2入出力ポート60cの端子616は、1次側第2巻線202bと、1次側第2巻線202bに直列接続される1次側第2リアクトル204bを介して、1次側第2アーム回路211の中点211mに接続される。そして、1次側第2アーム回路211の両端は、第1入出力ポート60aに接続されているため、第2入出力ポート60cの端子616と第1入出力ポート60aとの間には、昇降圧回路が並列に取り付けられていることとなる。なお、2次側変換回路30は、1次側変換回路20とほぼ同様の構成を有する回路であるため、第4入出力ポート60dの端子622と第3入出力ポート60bとの間には、2つの昇降圧回路が並列に接続されていることとなる。したがって、2次側変換回路30は、1次側変換回路20と同様に昇降圧機能を有する。
次に、リアクトル装置について説明する。以下で説明したリアクトル装置は、上述した電力変換装置10において好適に使用することができる。例えば、リアクトル装置は、1次側磁気結合リアクトル204として用いられてもよいし、2次側磁気結合リアクトル304として用いられてもよい。以下では、一例として、リアクトル装置は、1次側磁気結合リアクトル204を形成するものとして、説明を行う。
図2は、一実施例(実施例1)によるリアクトル装置70Aを示す斜視図である。
リアクトル装置70Aは、磁性コア72と、第1コイル80と、第2コイル90とを含む。
磁性コア72は、任意の磁性材料(例えば、フェライトのような酸化鉄を含む材料)により形成されてよい。図2に示す例では、磁性コア72は、2つの磁性コア要素72a,72bを含む。磁性コア要素72a,72bは、それぞれ、E型のコアであり、2つのスロット72c、72dが画成される態様で、互いに対向する向きに配置されている。かかる構成では、磁性コア要素72a,72bは、同一の部品であることができる。尚、磁性コア72は、E型のコアとI型のコアとを組み合わせて形成されてもよい(即ちEI型のコア)。また、磁性コア72は、打ち抜き形成されたコアであってもよいし、積層コアであってもよい。
第1コイル80及び第2コイル90は、所定軸まわりに同軸に配置される。図2に示す例では、第1コイル80及び第2コイル90は、2つのスロット72c、72dを通る態様で、磁性コア72の中央脚部73まわりに巻回されている。この場合、中央脚部73が所定軸I(図3参照)を画成することになる。第1コイル80及び第2コイル90は、典型的には、同一の素材により形成される。第1コイル80及び第2コイル90のそれぞれは、好ましくは、図2に示すように、丸断面の細い丸線に比べて大きな電流を扱うことができる矩形断面の角線により形成される。但し、第1コイル80及び第2コイル90のそれぞれは、丸断面の細い丸線により形成されてもよい。
図3は、リアクトル装置70Aにおける第1コイル80及び第2コイル90を模式的に示す図である。図3は、図2に示したリアクトル装置70Aから第1コイル80及び第2コイル90を抜き出して模式的に示す斜視図である。
第1コイル80及び第2コイル90は、上述の如く、所定軸Iまわりに同軸に配置されるので、所定軸Iの方向(X方向)で互いに対向し合う。以下では、説明の便宜上、所定軸Iの方向で、第1コイル80及び第2コイル90における互いに対向する側を、「対向側」と称し、第1コイル80及び第2コイル90における対向側とは逆側を、「非対向側」と称する。例えば、図3において、第1コイル80にとっては、所定軸Iの方向でX2側が「対向側」であり、X1側が「非対向側」である。
第1コイル80は、第1引き出し部81及び第2引き出し部82を備える。第1引き出し部81及び第2引き出し部82の長さは任意であってよい。第1引き出し部81及び第2引き出し部82は、それぞれ、端子となり、他の構成要素(電気回路の要素)に接続される。例えば、第1コイル80が1次側第1リアクトル204aを形成する場合、第1引き出し部81及び第2引き出し部82は、それぞれ、1次側第1アーム回路207の中点207mと、1次側第1巻線202aの一端とに接続されてよい。
第1コイル80の第1引き出し部81及び第2引き出し部82は、第1コイル80における対向側に配置される。即ち、第1引き出し部81及び第2引き出し部82の双方とも対向側に配置される。尚、第1引き出し部81及び第2引き出し部82は、対向側に配置されている限り、対向側において任意の方向に引き出されてもよい。例えば、図3に示す例では、第1引き出し部81及び第2引き出し部82は、Z方向でZ1側に引き出されているが、例えば、第1引き出し部81は、Z方向でZ1側に引き出され、第2引き出し部82は、Z方向でZ2側に引き出されてもよい。
第2コイル90は、第3引き出し部91及び第4引き出し部92を備える。第3引き出し部91及び第4引き出し部92の長さは任意であってよい。第3引き出し部91及び第4引き出し部92は、それぞれ、端子となり、他の構成要素(電気回路の要素)に接続される。例えば、第2コイル90が1次側第2リアクトル204bを形成する場合、第3引き出し部91及び第4引き出し部92は、それぞれ、1次側第2アーム回路211の中点211mと、1次側第2巻線202bの一端とに接続されてよい。
第2コイル90の第3引き出し部91及び第4引き出し部92は、第2コイル90における対向側に配置される。即ち、第3引き出し部91及び第4引き出し部92の双方とも対向側に配置される。尚、第3引き出し部91及び第4引き出し部92は、対向側に配置されている限り、対向側において任意の方向に引き出されてもよい。例えば、図3に示す例では、第3引き出し部91及び第4引き出し部92は、Z方向でZ1側に引き出されているが、例えば、第3引き出し部91は、Z方向でZ1側に引き出され、第4引き出し部92は、Z方向でZ2側に引き出されてもよい。
図4は、第1コイル80及び第2コイル90の巻き方の一例を示す図であり、(A)は、磁性コア72に巻かれた状態を概略的に示し、(B)は、第1コイル80及び第2コイル90を抜き出した状態を概略的に示す。図4は、第1コイル80及び第2コイル90を上面視(図3のZ方向に沿ったビュー)で示す。図4において、Pは、第1コイル80及び第2コイル90の対向側の面を示す。ここでは、代表として、第2コイル90の巻き方(及びそれに関連する構成)についてのみ説明するが、第1コイル80の巻き方についても同様であってよい。尚、図4において、第1コイル80及び第2コイル90の点線部分は、裏側で巻かれた部分を表す。
第2コイル90は、図4に示すように(図3も参照)、第3引き出し部91及び第4引き出し部92に加えて、巻回部93を含む。
巻回部93は、所定軸Iまわりに巻回される部位であり、第1コイル80の磁束形成機能を実質的に実現する本体部である。第3引き出し部91及び第4引き出し部92は、巻回部93の両端に形成される。尚、巻回部93の巻き数は、任意である。
巻回部93は、単層巻きされる単層巻き部93aと、交差部94とを含む。交差部94は、単層巻き部93aの内径側または外径側(所定軸Iを中心とした径方向で、所定軸Iに近い側を内径側)を通って単層巻き部93aに交差する。図4(及び図3)に示す例では、交差部94は、単層巻き部93aの外径側を通る。尚、交差部94は、磁性コア72のスロット72c、72d内の限られたスペースを考慮して、磁性コア72のスロット72c、72dの外部で形成されてよい。
交差部94は、第3引き出し部91及び第4引き出し部92の双方を上述の如く対向側に配置するために形成される。図4に示す例では、第2コイル90は、第3引き出し部91から3ターンで巻回部93の単層巻き部93a(交差部94を除く部位)が形成され、非対向側から対向側に向けて折り返すように交差部94が形成されている。この際、交差部94は、単層巻き部93aを外径側から乗り越えて対向側へと延在する。これにより、第4引き出し部92を対向側に形成することができる。
図5は、第1コイル80及び第2コイル90の巻き方の他の例を示す図である。以下でも、代表として、第2コイル90の巻き方(及びそれに関連する構成)についてのみ説明するが、第1コイル80の巻き方についても同様であってよい。
図5(A)に示す例では、第2コイル90は、2ターンで巻回されている。同様に、交差部94は、単層巻き部93aの外径側を通って対向側へと延在する。これにより、第4引き出し部92を対向側に形成することができる。
図5(B)に示す例では、第2コイル90は、4ターンで巻回されている。同様に、交差部94は、単層巻き部93aの外径側を通って対向側へと延在する。これにより、第4引き出し部92を対向側に形成することができる。このように、第2コイル90の巻き数は、任意である。
図5(C)に示す例では、第2コイル90は、4ターンで巻回されている。図5(C)に示す例では、交差部94は、第1交差部94aと、第2交差部94bとを含む。第1交差部94aは、非対向側から1ターン分だけ対向側へと延在し、第2交差部94bは、3ターン分だけ非対向側へと延在する。これにより、第4引き出し部92を対向側に形成することができる。このように、交差部94は、複数の交差部により構成されてもよい。
図6は、比較例による第1コイル80'及び第2コイル90'を模式的に示す図であり、(A)は、図3との対比で示す図であり、(B)は、図4(B)との対比で示す図である。比較例では、第1コイル80'は、非対向側に第1引き出し部81'を備えると共に、対向側に第2引き出し部82'を備える。また、第2コイル90'は、非対向側に第3引き出し部91'を備えると共に、対向側に第4引き出し部92'を備える。
図7は、第1コイル80及び第2コイル90の対向部において発熱が増加する理由の説明図であり、図2のZ方向に垂直な面で切断した際のリアクトル装置70Aの左半分(Y方向で所定軸Iに関して左半分)を概略的に示す断面図である。
本実施例では、上述の如く、第1コイル80及び第2コイル90は、上述の如く、所定軸Iまわりに同軸に配置されるので、第1コイル80及び第2コイル90の対向側の端面同士は対向し合う。第1コイル80及び第2コイル90の通電時には、図7に概略的に示すように、それぞれ磁束M1,M2が形成されるが、この磁束M1,M2は、第1コイル80及び第2コイル90の対向側の端面間で集中する。これにより、第1コイル80及び第2コイル90の対向側の端面において、対向側の表面で渦電流が発生し易くなり、発熱量が大きくなるという問題が生じる。
この点、図6に示した比較例の場合、第1コイル80'及び第2コイル90'は、対向側には2つの引き出し部(第2引き出し部82'及び第4引き出し部92')を備えるのみであるので、引き出し部を介して外部に逃がすことができる熱量が限定される。このため、第1コイル80'及び第2コイル90'の対向部での熱の集中(高温化)が問題となりうる。
これに対して、本実施例によれば、上述の如く、第1コイル80及び第2コイル90は、対向側に4つの引き出し部(第1引き出し部81、第2引き出し部82、第3引き出し部91及び第4引き出し部92)を備えるので、これらの引き出し部を介して外部に熱を効率的に逃がすことができる。これにより、第1コイル80及び第2コイル90の対向部での熱の集中(高温化)を低減することができる。
尚、図2及び図3等に示した例では、第1引き出し部81、第2引き出し部82、第3引き出し部91及び第4引き出し部92は、全てが対向側に配置されているが、これらのうちの任意の3つのみが対向側に配置されてもよい。また、第1引き出し部81、第2引き出し部82、第3引き出し部91及び第4引き出し部92は、Y方向の両側に形成されているが、Y方向の任意の位置に形成されてよい。
また、図2及び図3等に示した例では、交差部94は、巻回部93の一部を形成する態様で、X方向に対して斜め方向に延在しているが、X方向に平行に延在してもよい。この場合、交差部94は、所定軸Iに平行に延在することになる。
図8は、他の一実施例(実施例2)によるリアクトル装置70Bを概略的に示す上面図である。
本実施例2は、磁性コア72BがU字型である点が主に上述した実施例1と異なる。その他の構成は、実質的に同一であってよく、同一の参照符合を付して説明を省略する。
磁性コア72Bは、2つのU字型コアを向かい合わせに配置することで形成されてもよいし、リング状に一体的に形成されてもよい。また、磁性コア72Bは、単一のU字型コアにより形成されてもよい。
第1コイル80及び第2コイル90は、同様に、所定軸まわりに同軸に配置される。図8に示す例では、第1コイル80及び第2コイル90は、中央のスロット72eを通る態様で、磁性コア72の片側の脚部73Bまわりに巻回されている。この場合、脚部73Bが所定軸Iを画成することになる。所定軸Iまわりの第1コイル80及び第2コイル90の巻き方については、上述の実施例1と同様であってよい。
本実施例2によっても、上述の実施例1と同様の効果が得られる。即ち、第1コイル80及び第2コイル90は、対向側に4つの引き出し部(第1引き出し部81、第2引き出し部82、第3引き出し部91及び第4引き出し部92)を備えるので、これらの引き出し部を介して外部に熱を効率的に逃がすことができる。これにより、第1コイル80及び第2コイル90の対向部での熱の集中(高温化)を低減することができる。
図9は、他の一実施例(実施例3)によるリアクトル装置70Cを示す断面図である。
リアクトル装置70Cは、磁性コア72と、第1コイル800と、第2コイル900とを含む。磁性コア72は、上述した実施例1と同様であってよい。
第1コイル800及び第2コイル900は、所定軸まわりに同軸に配置される。図9に示す例では、第1コイル800及び第2コイル900は、磁性コア72の2つのスロット72c、72dを通る態様で、磁性コア72の中央脚部73まわりに巻回されている。この場合、中央脚部73が所定軸I(図9、図10参照)を画成することになる。第1コイル800及び第2コイル900は、典型的には、同一の素材により形成される。第1コイル800及び第2コイル900のそれぞれは、好ましくは、丸断面の細い丸線に比べて大きな電流を扱うことができる矩形断面の角線により形成される。但し、第1コイル800及び第2コイル900のそれぞれは、丸断面の細い丸線により形成されてもよい。
図10は、リアクトル装置70Cにおける第1コイル800及び第2コイル900を模式的に示す図である。図10は、図9に示したリアクトル装置70Cから第1コイル800及び第2コイル900を抜き出して模式的に示す斜視図である。
第1コイル800及び第2コイル900は、所定軸まわりに単層巻きされる。この際、第1コイル800及び第2コイル900は、図10に示すように、所定軸の方向(X方向)で交互に巻回される。
第1コイル800は、X方向のX1側に第1引き出し部810を備え、X方向のX2側に第2引き出し部820を備える。第1引き出し部810及び第2引き出し部820は、それぞれ、端子となり、他の構成要素(電気回路の要素)に接続される。例えば、第1コイル800が1次側第1リアクトル204aを形成する場合、第1引き出し部810及び第2引き出し部820は、それぞれ、1次側第1アーム回路207の中点207mと、1次側第1巻線202aの一端とに接続されてよい。
第2コイル900は、X方向のX1側に第3引き出し部910を備え、X方向のX2側に第4引き出し部920を備える。第3引き出し部910及び第4引き出し部920は、それぞれ、端子となり、他の構成要素(電気回路の要素)に接続される。例えば、第2コイル900が1次側第2リアクトル204bを形成する場合、第3引き出し部910及び第4引き出し部920は、それぞれ、1次側第2アーム回路211の中点211mと、1次側第2巻線202bの一端とに接続されてよい。
尚、図示の例では、第1コイル800及び第2コイル900は、互いに巻き数は同一であるが、異なる巻き数であってもよい。また、図示の例では、第1引き出し部810及び第2引き出し部820は、Z方向でZ1側に引き出されているが、引き出される方向は任意である。例えば、第1引き出し部810は、Z方向でZ1側に引き出され、第2引き出し部820は、Z方向でZ2側に引き出されてもよい。同様に、第3引き出し部910及び第4引き出し部920は、Z方向でZ1側に引き出されているが、例えば、第3引き出し部910は、Z方向でZ1側に引き出され、第4引き出し部920は、Z方向でZ2側に引き出されてもよい。
図11は、リアクトル装置70Cにおいて発生する磁束の状態を模式的に示す図であり、上述した実施例1における図7に対応する図である。
本実施例3では、上述の如く、第1コイル800及び第2コイル900は、所定軸Iまわりに交互に巻回される。第1コイル800及び第2コイル900の通電時には、図11に概略的に示すように、それぞれ磁束M1,M2が形成されるが、磁束M1,M2の集中は緩和される(図7対比参照)。即ち、本実施例3では、第1コイル800及び第2コイル900の通電時における磁束M1,M2の集中が緩和され、発熱量が低減される。また、発熱部位も分散するので、冷却が容易となる。尚、本発明者のCAE(computer-aided engineering)解析によれば、本実施例3では、図6に示した比較例に比べてコイル発熱量が約1/4に低減されることが確認された。
図12は、他の一実施例(実施例4)によるリアクトル装置70Dを概略的に示す断面図である。本実施例4は、磁性コア72BがU字型である点が主に上述した実施例3と異なる。その他の構成は、実質的に同一であってよく、同一の参照符合を付して説明を省略する。磁性コア72Bは、上述した実施例2と同様であってよい。
磁性コア72Bは、2つのU字型コアを向かい合わせに配置することで形成されてもよいし、リング状に一体的に形成されてもよい。また、磁性コア72Bは、単一のU字型コアにより形成されてもよい。
第1コイル800及び第2コイル900は、同様に、所定軸まわりに同軸に配置される。図12に示す例では、第1コイル800及び第2コイル900は、中央のスロット72eを通る態様で、磁性コア72の片側の脚部73Bまわりに巻回されている。この場合、脚部73Bが所定軸Iを画成することになる。所定軸Iまわりの第1コイル800及び第2コイル900の巻き方については、上述の実施例3と同様であってよい。
本実施例4によっても、上述の実施例3と同様の効果が得られる。即ち、第1コイル800及び第2コイル900の通電時における磁束の集中が緩和され、第1コイル800及び第2コイル900全体としての発熱量を低減することができる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例によるリアクトル装置70A,70Bは、図示された構成の電力変換装置10における磁気結合リアクトルのみならず、他の構成の電力変換装置における磁気結合リアクトルとしても使用することができる。また、上述した実施例によるリアクトル装置70A,70Bは、トランスとしても使用することができる。
また、上述した実施例3及び実施例4では、第1コイル800及び第2コイル900は、単層巻きの構成であったが、各層において同様に交互に巻回される態様の複数層巻きの構成であってよい。
10 電力変換装置
70A,70B,70C,70D リアクトル装置
72,72B 磁性コア
73 中央脚部
80,800 第1コイル
81,810 第1引き出し部
82,820 第2引き出し部
90,900 第2コイル
91,910 第3引き出し部
92,920 第4引き出し部
93 巻回部
93a 単層巻き部
94 交差部

Claims (8)

  1. 所定軸を画成する磁性コアと、
    前記所定軸まわりに巻回される第1コイルと、
    前記所定軸まわりに巻回され、前記第1コイルに対向して配置される第2コイルとを備え、
    前記第1コイルの両端に形成される第1引き出し部及び第2引き出し部は、前記第1コイルにおける前記第2コイルと対向する側に配置される、リアクトル装置。
  2. 前記第1コイルは、前記第1引き出し部と、前記所定軸まわりに単層巻きされる単層巻き部と、前記第2引き出し部と、前記単層巻き部の内径側または外径側を通って前記単層巻き部に交差する交差部とを含む、請求項1に記載のリアクトル装置。
  3. 前記第2コイルの両端に形成される第3引き出し部及び第4引き出し部は、前記第2コイルにおける前記第1コイルと対向する側に配置される、請求項1又は2に記載のリアクトル装置。
  4. 前記第2コイルは、前記第3引き出し部と、前記所定軸まわりに単層巻きされる単層巻き部と、前記第4引き出し部と、前記単層巻き部の内径側または外径側を通って前記単層巻き部に交差する交差部とを含む、請求項3に記載のリアクトル装置。
  5. 所定軸を画成する磁性コアと、
    前記所定軸まわりに巻回される第1コイルと、
    前記所定軸の方向で前記第1コイルと交互になる態様で、前記所定軸まわりに巻回される第2コイルとを備える、リアクトル装置。
  6. 前記第1コイル及び前記第2コイルは、それぞれ、前記所定軸まわりに単層巻きされる、請求項5に記載のリアクトル装置。
  7. 前記第1コイル及び前記第2コイルは、断面が矩形の角線から形成される、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載のリアクトル装置。
  8. 1次側回路と、前記1次側回路と変圧器で磁気結合する2次側回路とを備える電力変換装置であって、
    前記1次側回路と前記2次側回路のそれぞれは、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載のリアクトル装置を含む、電力変換装置。
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