JP7063748B2 - シートコイル、変圧器 - Google Patents
シートコイル、変圧器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7063748B2 JP7063748B2 JP2018129167A JP2018129167A JP7063748B2 JP 7063748 B2 JP7063748 B2 JP 7063748B2 JP 2018129167 A JP2018129167 A JP 2018129167A JP 2018129167 A JP2018129167 A JP 2018129167A JP 7063748 B2 JP7063748 B2 JP 7063748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- sheet
- shaped conductor
- bent
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
そこで、シート状導体を用いる場合において、高周波化を実現できるとともに、製造を容易に行うことができるシートコイル、変圧器を提供する。
以下、第1実施形態について図1から図3を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態のシートコイル1は、互いに同心状に配置された複数のコイル、ここでは内周側に配置されている第1コイル2aと、第1コイル2aの外周側に配置されている第2コイル2bとを備えている。これら第1コイル2aおよび第2コイル2bは、それぞれシート状導体3a、シート状導体3bを鉄心4の周囲に巻回するように配置され、鉄心4と共に図示しないタンクに収容されることにより例えば高周波用の変圧器5に用いられる。以下、各コイルまたは各シート状導体3に共通する内容については、符号a、bを付さずに説明することがある。
シートコイル1は、互いに同心状に配置されている複数のコイル、ここでは第1コイル2aと第2コイル2bとを備え、それぞれのコイルは、シート状導体3を長手方向の途中で複数回折り曲げることにより螺旋状に巻回するとともに、シート状導体3が折り曲げられている角部(R)の前段側の部位と後段側の部位とが互いに直角になっている。
以下、第2実施形態について図4から図6を参照しながら説明する。第2実施形態では、第2コイル2bの折り曲げ態様が第1実施形態と異なっている。
一方、第2コイル2bは、角部(Rb)において、角部(Rb)の前段側の部位と後段側の部位とを繋ぐ内縁が、内周側に配置されている第1コイル2aの角部(Ra)の外縁に沿うように2回折り曲げられている。
以下、第3実施形態について図7から図9を参照しながら説明する。第3実施形態は、第2実施形態の変形例であり、角部(Rb)における折り曲げ態様が第2実施形態と異なっている。
一方、第2コイル2bは、第2実施形態と同様に、角部(Rb)において、角部(Rb)の前段側の部位と後段側の部位とを繋ぐ内縁が、内周側に配置されている第1コイル2aの角部(Ra)の外縁に沿うように2回折り曲げられている。このため、第1コイル2aと第2コイル2bとの間のギャップ(G30)が均一になっている。
以下、第4実施形態について図10を参照しながら説明する。第4実施形態では、第1コイル2aおよび第2コイル2bの配置態様が、第1実施形態と異なっている。
また、各シート状導体3のシート面が平行になっているため、特に高周波動作において渦電流の偏りを低減することができ、銅損を低下させることができる。また、シートコイル1は、シート状導体3aとシート状導体3bとを重ねた状態で一括して折り曲げて形成されているため、製造をより容易に行うことができる。
以下、第5実施形態について図11から図15を参照しながら説明する。第5実施形態では、第1コイル2aおよび第2コイル2bの配置態様が、第1実施形態と異なっている。
以下、第6実施形態について図16から図18を参照しながら説明する。第6実施形態は、第5実施形態の変形例であり、凸部6の位置を1辺に纏める点において第5実施形態と異なっている。
以下、第7実施形態について図19から図21を参照しながら説明する。第7実施形態は、シート状導体3のシート面を鉄心4に対して傾斜させている点において他の実施形態と異なっている。
また、各実施形態で例示したシートコイル1と、そのシートコイル1が巻回される変圧器5によっても、シート状導体3を用いる場合において、高周波化を実現できるとともに、製造を容易に行うことができる。
Claims (8)
- シート状導体を巻回して形成されているシートコイルであって、
互いに同心状に配置されている複数のコイルを備え、
それぞれの前記コイルは、シート状導体を長手方向の途中で複数回折り曲げることにより螺旋状に巻回するとともに、シート状導体が折り曲げられている角部の前段側の部位と後段側の部位とが互いに直角になっており、
外周側に配置されている前記コイルは、角部において、当該角部の前段側の部位と後段側の部位とを繋ぐ内縁が、内周側に配置されている前記コイルの外縁に沿うように斜めに2回折り曲げられており、
内周側の前記コイルと外周側の前記コイルとの間のギャップを、全周に渡って均等になるように形成したシートコイル。 - 外周側に配置されている前記コイルのシート状導体は、少なくとも1箇所の角部において、折り曲げる向きを逆にして2回折り曲げられている請求項1記載のシートコイル。
- 複数の前記コイルは、互いのシート面が交互に重なるように配置されており、
それぞれの前記コイルのシート状導体を一括して、長手方向の途中で複数回折り曲げて螺旋状に巻回するとともに、シート状導体が折り曲げられている角部の前段側の部位と後段側の部位とが互いに直角になっている請求項1記載のシートコイル。 - 複数の前記コイルは、互いのシート面が交互に重なるように配置されており、
それぞれの前記コイルのシート状導体を長手方向の途中で複数回折り曲げて螺旋状に巻回するとともに、シート状導体が折り曲げられている角部の前段側の部位と後段側の部位とが互いに直角になっており、
少なくとも1つの前記コイルのシート状導体は、少なくとも1箇所の角部において、他の前記コイルのシート状導体を跨ぐように折り曲げられている請求項1記載のシートコイル。 - 他の前記コイルのシート状導体を跨ぐように折り曲げられている部位を、引き出し線を設ける1辺にまとめた請求項4記載のシートコイル。
- 少なくとも1つの前記コイルは、少なくとも1辺のシート面が、前記コイルの内周側に配置される鉄心に対して傾斜している請求項1から5のいずれか一項記載のシートコイル。
- 少なくとも1つの前記コイルは、シート状導体の巻回方向が他の前記コイルの巻回方向と逆向きになっており、
一方の前記コイルのシート状導体が巻回されているシート面の隙間に他方の前記コイルのシート状導体が挿入され、それぞれのシート状導体のシート面が重なるように配置され、双方の前記コイルによって全体として螺旋状に形成されている請求項1から6のいずれか一項記載のシートコイル。 - 請求項1から7のいずれか一項記載のシートコイルと、
前記シートコイルが巻回されている鉄心と、を備える変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018129167A JP7063748B2 (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | シートコイル、変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018129167A JP7063748B2 (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | シートコイル、変圧器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020009885A JP2020009885A (ja) | 2020-01-16 |
JP7063748B2 true JP7063748B2 (ja) | 2022-05-09 |
Family
ID=69152155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018129167A Active JP7063748B2 (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | シートコイル、変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7063748B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011009433A (ja) | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Fuji Electric Systems Co Ltd | エッジワイズ巻き磁気部品 |
JP2012256807A (ja) | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Seiden Seisakusho:Kk | 高周波トランス |
JP2015065345A (ja) | 2013-09-25 | 2015-04-09 | トヨタ自動車株式会社 | リアクトル装置及び電力変換装置 |
JP2015076588A (ja) | 2013-10-11 | 2015-04-20 | スミダコーポレーション株式会社 | コイル部品 |
JP2015159278A (ja) | 2014-01-27 | 2015-09-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コイル構造体、トランス及び電力変換装置 |
JP2016015453A (ja) | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 富士通株式会社 | プレーナトランス、電源ユニット、及びプレーナトランスの製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2378884A (en) * | 1940-06-20 | 1945-06-19 | Thomson Gibb Electric Welding | Transformer |
JPS5936219U (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-07 | 三菱電機株式会社 | 電磁誘導機器の巻線 |
JP3441734B2 (ja) * | 1995-02-27 | 2003-09-02 | 株式会社 日立製作所 | コイル巻線、及びそれを用いた変圧器、並びにコイル巻線の製作方法 |
US6087922A (en) * | 1998-03-04 | 2000-07-11 | Astec International Limited | Folded foil transformer construction |
-
2018
- 2018-07-06 JP JP2018129167A patent/JP7063748B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011009433A (ja) | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Fuji Electric Systems Co Ltd | エッジワイズ巻き磁気部品 |
JP2012256807A (ja) | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Seiden Seisakusho:Kk | 高周波トランス |
JP2015065345A (ja) | 2013-09-25 | 2015-04-09 | トヨタ自動車株式会社 | リアクトル装置及び電力変換装置 |
JP2015076588A (ja) | 2013-10-11 | 2015-04-20 | スミダコーポレーション株式会社 | コイル部品 |
JP2015159278A (ja) | 2014-01-27 | 2015-09-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コイル構造体、トランス及び電力変換装置 |
JP2016015453A (ja) | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 富士通株式会社 | プレーナトランス、電源ユニット、及びプレーナトランスの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020009885A (ja) | 2020-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10476337B2 (en) | Stator | |
JP6569653B2 (ja) | 巻線型コイル部品 | |
JP6753496B2 (ja) | コモンモードチョークコイル | |
JP2017184394A (ja) | 回転電機用ステータ | |
JP2009134891A (ja) | コイル用線材、コイル用線材の巻線構造、分割ステータおよびステータ | |
JP2018006567A (ja) | コモンモードチョークコイル | |
JP7063748B2 (ja) | シートコイル、変圧器 | |
US20160268037A1 (en) | Stationary Induction Electric Apparatus and Method for Making the Same | |
JP6886931B2 (ja) | 静止誘導機器 | |
JP2011009433A (ja) | エッジワイズ巻き磁気部品 | |
JP6576559B2 (ja) | 回転電機及び、回転電機の単位コイルの製造方法 | |
JP5950706B2 (ja) | 高周波トランス | |
JP4899983B2 (ja) | 超電導コイルおよび該超電導コイルを備えた超電導機器 | |
JP5680327B2 (ja) | 分割巻トランス | |
JP2018125327A (ja) | インダクタンス可変機能を有する多相鉄心リアクトル | |
JP5463878B2 (ja) | 巻線付き磁芯および電機子 | |
JP2019071341A (ja) | 変圧器 | |
JP6122904B2 (ja) | 漏洩磁束型トランス | |
JP2009106005A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2012114230A (ja) | 超電導コイル | |
JP6871731B2 (ja) | 変圧器 | |
US20150310979A1 (en) | Building-block-combined-type high power transformer | |
JP4877264B2 (ja) | バルントランス | |
JP5971923B2 (ja) | アモルファス鉄心変圧器 | |
JP5121813B2 (ja) | トランス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220421 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7063748 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |