JP6331990B2 - 車載システム - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置の画面に種々の情報を表示する車載システムに関する。
例えばカーナビゲーション装置においては、表示装置の画面に文章等の情報や複数の操作スイッチを表示したりする場合、予め決められた文字の大きさや予め決められた操作スイッチの大きさで表示される。これに対して、画面を見たときの処理能力(視力や画面の画像認識処理能力)は、個人毎に異なる。そのため、人によっては、画面に表示された表示内容を視認し難いことがあった。
これを解消する構成として、カーナビゲーション装置を操作する運転者等が、最初の操作時に、画面に表示する文字の大きさや操作スイッチの大きさ等をマニュアルで設定可能なように構成したものが考えられている。
特開2010−126143号公報
しかし、上記従来構成の場合、複数の運転者で1台の車両を共有するときには、各運転者が、車両に乗り込んだ際に、毎回、カーナビゲーション装置の最初の操作時に画面に表示する文字の大きさや操作スイッチの大きさ等(即ち、表示情報の大きさ等の設定)を各人の好みにマニュアルで変更設定する必要があり、かなり面倒であった。
そこで、本発明の目的は、1台の車両を複数の運転者で共有するような場合にも、表示画面に表示される表示情報の各運転者の視認性を容易に向上させることができる車載システムを提供するにことにある。
請求項1の発明の車載システムは、情報を表示する表示部を有する車載機と、前記車載機と通信可能な携帯通信端末とを備えた車載システムであって、前記携帯通信端末は、ユーザーの前記携帯通信端末に対する操作能力を測定し、測定結果をユーザーの操作能力データとして記憶部に記憶させる操作能力測定部を備え、前記車載機は、前記携帯通信端末と通信して前記携帯通信端末から前記ユーザーの操作能力データを取得する操作データ取得部と、前記ユーザーの操作能力データに基づいて前記表示部の画面意匠を変更設定する画面意匠設定部とを備えたところに特徴を有する。
本発明の第1実施形態を示す車載システムのブロック図 画面意匠を設定する制御のフローチャート 画面意匠Aの一例を示す図 画面意匠Bの一例を示す図 画面意匠Cの一例を示す図 本発明の第2実施形態を示すスキル指数を算出する制御のフローチャート 操作レベルとスキル指数と画面意匠との関係を示す図 画面意匠を設定する制御のフローチャート
以下、本発明を車載システムに適用した第1実施形態について、図1ないし図5を参照して説明する。まず、図1は、車載システム1の概略構成を示すブロック図である。この図1に示すように、車載システム1は、携帯通信端末2と、車載機3とを備えている。本実施形態では、携帯通信端末2としていわゆるスマートフォン(Smart Phone)を想定している。この携帯通信端末2は、通信網100を介して外部のセンターに設けられているセンター側装置から配信されるコンテンツを取得することが可能であると共に、携帯電話機として機能を有している。
携帯通信端末2は、端末側制御部4、電話通信部5、BT(Bluetooth(登録商標))モジュール6、USB(Universal Serial Bus)モジュール7、記憶部8、表示部9、キー入力部10、マイクロホン11、スピーカ12、バッテリ13に接続している電力供給部14などを備えている。
端末側制御部4は、図示しないCPU、RAM、ROMおよびI/Oバスなどを有する周知のマイクロコンピュータで構成されている。端末側制御部4は、ROMあるいは記憶部8などに記憶されているコンピュータプログラムに従って、通信動作やデータ管理動作、ならびに後述するコンテンツの取得および実行など携帯通信端末2の動作全般を制御する。また、端末側制御部4は、取得したコンテンツ等のウエブ情報のうちの文字(文書)の情報を表示部9に表示してユーザーが閲覧するときに、ユーザーが設定した文字の大きさのデータと、ユーザーによる画面のスクロール操作の速さのデータ(例えば単位時間当たりのスクロール操作で移動した文字数のデータ)とを取得して、これらデータをユーザーの操作能力データとして記憶部8に記憶する機能を有する。本実施形態では、上記ユーザーの操作能力データは、例えばスマホの操作ログの一部として記憶されている。端末側制御部4は、操作能力測定部としての機能を有する。
電話通信部5は、通信網100との間で電話通信を実行する。この場合、通信網100は、図示しない携帯電話基地局や基地局制御装置などの周知の公衆回線網を使用する携帯電話通信サービスを提供する設備を含むものである。また、電話通信部5は、通信網100に接続している図示しないサーバ装置から、楽曲や画像(映像含む)などの各種のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段としても機能する。
BTモジュール6は、車載機3との間でBT通信回線を通じたBT通信(近距離無線通信)を行う機能を有する。BTモジュール6は、BTの通信規格で規定されている複数のプロファイルを同時接続(マルチ接続)可能に構成されている。これら複数のプロファイルは、機能ごとに定義された通信プロファイルを意味している。この場合、BTモジュール6は、ユーザーの操作能力データ(ウエブ情報を閲覧する際におけるユーザーが設定した文字の大きさのデータと、ユーザーによる画面のスクロール操作の速さのデータ)を記憶部8から読み出し、このユーザーの操作能力データを車載機3へ送信する機能を有する。
USBモジュール7は、車載機3との間でUSB通信回線によりデータ通信を行う。記憶部8は、各種データを記憶する記憶領域を有していると共に、上記したコンピュータプログラム、および取得したコンテンツやそのコンテンツを実行するためのアプリケーションプログラムを記憶している。この記憶部8は、例えばメモリカードなど取り外し可能に構成してもよい。
表示部9は、例えば液晶表示器や有機EL表示器などで構成されており、端末側制御部4の表示指令信号に基づいて各種の情報を表示する。この表示部9は、例えば周知の電話帳や受信したメール、取得したコンテンツに関する情報およびコンテンツに対する操作画面などを表示する。
キー入力部10は、表示部9の画面上に設けられたタッチスイッチ(いわゆるタッチパネル)と、表示部9の周囲や近傍に設けられているスイッチ類とを含む各種の図示しない操作キーを備えている。タッチスイッチは、周知の感圧方式、電磁誘導方式、静電容量方式あるいはそれらを組み合わせた方式のものを用いて構成されている。キー入力部10は、使用者が操作キーを操作したことに応じて操作検出信号を端末側制御部4へ出力する。そして、端末側制御部4は、キー入力部10から入力された操作検出信号を解析して使用者による操作内容を特定するとともに、その操作内容をBT通信により接続相手側の機器である車載機3に通知する。
マイクロホン11は、通話時には使用者が発した音声を送話音声として入力し、スピーカ12は、通話の相手から電話通信部5により受信した音声を受話音声として出力する。また、スピーカ12は、上記したコンテンツを実行している場合には、コンテンツに含まれる音声データなどを出力する機能も備えている。バッテリ13は、携帯通信端末2の本体に対して着脱可能に設けられており、電力供給部14は、このバッテリ13から供給される電力を動作電力として端末側制御部4などの各機能部へ電力を供給する。
さて、車載機3は、制御部15、BTモジュール16、USBモジュール17、記憶部18、音声処理部19、表示制御部20、表示部21、操作入力部22、操作スイッチ23、信号入力部24および位置取得部25などを備えている。この車載機3は、本実施形態では車両の車室内に搭載されている。
車載機3の制御部15は、図示しないCPU、RAM、ROMおよびI/Oバスなどを有する周知のマイクロコンピュータで構成されている。制御部15は、ROMあるいは記憶部18などに記憶されているコンピュータプログラムに従って、通信動作やデータ管理動作など車載機3の動作全般を制御する。また、制御部15は、携帯通信端末2で取得された、ウエブ情報のうちの文字(文書)の情報を閲覧する際における文字の大きさのデータと文字数に対するスクロール時間の速さのデータと(ユーザーの操作能力データ)に基づいて、表示部21の画面意匠、即ち、表示する文字の大きさと表示する操作スイッチの大きさを変更設定する機能(詳しくは後述する)を有する。制御部15は、操作データ取得部及び画面意匠設定部としての各機能を有する。
BTモジュール16は、携帯通信端末2との間でBT通信回線を通じてデータ通信を行う。BTモジュール16は、携帯通信端末2の記憶部8に記憶されている前記ユーザーの操作能力データを、携帯通信端末2から受信し、制御部15へ送信する。
USBモジュール17は、接続ケーブル26により携帯通信端末2に接続され、携帯通信端末2との間でUSB通信回線によりデータ通信を行う。記憶部18は、例えばハードディスクドライブなどの不揮発性の記憶媒体で構成されており、上記したコンピュータプログラムやアプリケーションプログラムなどの各種のプログラム、および各プログラムで使用されるデータなどを記憶している。このアプリケーションプログラムには、コンテンツを実行するためのアプリケーションプログラムも含まれている。記憶部18は、車載機3に内蔵されている構成であってもよいし、車載機3から取り外し可能な外部記憶媒体を用いる構成であってもよい。
音声処理部19は、マイクロホン27、および、スピーカ28を有するオーディオアンプ29に接続している。また、音声処理部19は、制御部15、BTモジュール16およびUSBモジュール17に接続している。この音声処理部19は、周知の音声入力処理および音声出力処理を行う。具体的には、マイクロホン27は、車室内の例えばハンドルの近傍等の使用者が発した音声を集音し易い部位に配置されており、オーディオアンプ29は、車室内において車載機3の外部に設けられている。音声処理部19は、マイクロホン27から入力された音声に基づいて車載機3の操作などの指示を制御部15に出力する一方、制御部15やBTモジュール16などからの指示に基づいてスピーカ28から音声を出力する。本実施形態では、スピーカ28は、いわゆるステレオスピーカである。
表示制御部20は、表示部21に接続しており、制御部15からの指示に基づいて表示部21に表示する内容すなわち表示画面を制御する。表示部21は、例えば液晶表示器や有機ELで構成されており、表示制御部20の表示指令信号に基づいて各種の情報を表示する。表示部21は、その画面上にタッチスイッチ(いわゆるタッチパネル)が設けられている。タッチスイッチは、周知の感圧方式、電磁誘導方式、静電容量方式あるいはそれらを組み合わせた方式のものを用いて構成されている。この表示部21は、車載機3の操作や後述するようにコンテンツの実行状態やコンテンツに対する操作を入力するための操作画面などを表示する。
操作入力部22は、前記タッチパネルと、表示部21の周囲に設けられている複数のスイッチ類を有する操作スイッチ23とに接続している。操作入力部22は、使用者によるタッチパネルの操作および操作スイッチ23の操作を検知し、その操作検知信号操作を制御部15に出力する。具体的には、操作入力部22は、使用者がタッチスイッチや操作スイッチ23を操作して操作検知信号が入力されると、その入力された操作検知信号を制御部15へ出力する。制御部15は、操作入力部22から入力された操作検知信号を解析して使用者の操作内容を特定する。この操作入力部22から操作検知信号が入力されると、制御部15は、特定した操作内容に基づいて表示指令信号を表示制御部20に出力するとともに、その操作内容をBTモジュール16を通じてBT通信により接続相手側の機器である携帯通信端末2側に通知する。
信号入力部24は、車両に搭載されている図示しないACC(アクセサリ)スイッチに接続しており、ACCスイッチから出力されたACC信号が入力されると、ACC信号を制御部15へ出力する。制御部15は、信号入力部24から出力されたACC信号のオンオフに基づいて図示しない電源回路のオンオフを制御する。すなわち、制御部15は、ACC信号がオフからオンに遷移したタイミングで電源回路をオンし(車載機3を起動し)、ACC信号がオンからオフに遷移したタイミングで電源回路をオフする(車載機3を停止する)。なお、電源回路のオンオフ用に制御部15とは異なるマイクロコンピュータを設けた構成であってもよい。
位置取得部25は、図示しない周知の地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサおよびGPS受信機などを備えている。位置取得部25は、これら地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ及びGPS受信機などから入力される検出信号を互いに補完することにより車両の現在の位置情報を取得する。この場合、位置取得部25は、要求される検出精度で車両の位置情報を取得可能であれば、これら全ての要素を備える必要はなく、また、ステアリングの舵角を検出するステアリングセンサや各車輪の回転を検出する車輪センサ(いずれも図示せず)などと組み合わされて構成されていても良い。位置取得部25は、取得した自車両の位置情報を制御部15に出力する。制御部15は、位置取得部25で取得した車両の位置情報に基づいて、いわゆるナビゲーション処理を行う。すなわち、本実施形態では、車載機3としてナビゲーション装置を利用している。
このような構成の車載システム1において、携帯通信端末2および車載機3は互いの接続が確立されていない場合、即ち、BT通信による接続が確立されていない場合には、それぞれ単独で動作する。
次に、上記した構成の車載システム1の動作について、図2から図5を参照して説明する。まず、図2は、車載機3の制御部15の制御内容を示すフローチャートである。この図2のステップS10においては、携帯通信端末2と車載機3のペアリングを実行する。この場合、携帯通信端末2と車載機3とがBTによる通信が可能な近距離に配置されたときに、即ち、携帯通信端末2が車室内に持ち込まれたときに、携帯通信端末2と車載機3とは互いにBTにより通信可能に接続する。尚、本実施形態では、BTによる接続が行われたことがある状態(既に携帯通信端末2および車載機3に互いのBT通信に必要な情報が登録されている状態)を想定しており、互いがBT通信可能な近距離に配置されたときには、使用者が操作を行うことなくBTによる接続が行われる。
続いて、ステップS20へ進み、車載機3は、携帯通信端末2からBT通信を介してユーザーの操作能力データ(即ち、ウエブ情報閲覧時におけるユーザーが設定した文字の大きさのデータと、ユーザーによる画面のスクロール操作の速さのデータと)を受信して、記憶部18に記憶する(取得する)。
そして、ステップS30へ進み、ユーザーの操作能力データの中のウエブ情報閲覧時におけるユーザーが設定した文字の大きさが大であるか否かを判断する。ここで、文字の大きさが大であるときには、ステップS40へ進み、ユーザーの操作能力データの中のウエブ情報閲覧時におけるスクロール操作の速さが遅いか否かを判断する。このステップS40において、スクロール操作の速さが遅いときには、ステップS50へ進み、表示部21の画面に情報を表示する際には、画面意匠A(図3参照)で表示するように設定する。具体的には、表示する操作スイッチの大きさを大きくし、表示する操作スイッチの個数を少なくし(図3では1個)、表示する文字の大きさを大きくする。これにより、図2に示す制御を終了する。
また、上記ステップS40において、スクロール操作の速さが早いときには、ステップS60へ進む。このステップS60では、表示部21の画面に情報を表示する際には、画面意匠B(図4参照)で表示するように設定する。具体的には、表示する操作スイッチの大きさを中ぐらいに設定し、表示する操作スイッチの個数を少し増やし、表示する文字の大きさを中ぐらいに設定する。これにより、図2に示す制御を終了する。
一方、上記ステップS30において、ウエブ情報閲覧時における文字の大きさが大でないときには、ステップS70へ進む。このステップS70では、表示操作データの中のウエブ情報閲覧時におけるスクロール操作の速さが遅いか否かを判断する。このステップS70において、スクロール操作の速さが遅いときには、ステップS60へ進み、上述したように、表示部21の画面に情報を表示する際には、画面意匠B(図4参照)で表示するように設定する。これにより、図2に示す制御を終了する。
また、上記ステップS70において、スクロール操作の速さが早いときには、ステップS80へ進む。このステップS80では、表示部21の画面に情報を表示する際には、画面意匠C(図5参照)で表示するように設定する。具体的には、表示する操作スイッチの大きさを小さく設定し、表示する操作スイッチの個数を多くし、表示する文字の大きさを小さく設定する。これにより、図2に示す制御を終了する。
このような構成の本実施形態によれば、携帯通信端末2において、ユーザーの携帯通信端末2に対する操作能力を測定し、測定結果をユーザーの操作能力データとして記憶部8に記憶させておき、車載機3において、携帯通信端末2と通信して携帯通信端末2からユーザーの操作能力データを取得し、この取得したユーザーの操作能力データに基づいて表示部21の画面意匠を設定するように構成した。この構成によれば、車載機3の表示部21の画面意匠(文字の大きさや操作スイッチの大きさ等)を、携帯通信端末2のユーザーの画面操作能力に対応するように設定することができる。このため、1台の車両を複数の運転者(即ち、携帯通信端末2のユーザー)で共有するような場合にも、表示画面に表示される表示情報の各運転者の視認性を容易に向上させることができる。
また、本実施形態においては、車載機3の表示部21の画面意匠として、表示する文字の大きさと、表示する操作スイッチの大きさと、表示する操作スイッチの個数を、携帯通信端末2のユーザーの操作能力データに基づいて変更するように構成したので、表示画面に表示される表示情報の視認性を複数の運転者の画面の操作能力に対応させてより一層向上させることができる。特に、本実施形態では、操作能力の高いユーザー(運転者)に対しては、画面意匠を細かくする、具体的には、操作スイッチの大きさを小さくし、操作スイッチの個数を多くし、文字を小さくするように構成したので、情報量の多い画面を提供することができる。また、操作能力の低い使用者(運転者)に対しては、画面意匠を荒くする、具体的には、操作スイッチの大きさを大きくし、操作スイッチの個数を少なくし、文字を大きくするように構成したので、情報の視認性を大幅に向上させた画面を提供することができる。
また、本実施形態においては、携帯通信端末2のユーザーの操作能力データとして、携帯通信端末2においてウエブ情報を閲覧する際におけるユーザーが設定した文字の大きさのデータと、ユーザーによる画面のスクロール操作の速さのデータとを用いるように構成したので、携帯通信端末2のユーザーの操作能力を正確に判断することができる。
図6ないし図8は、本発明の第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第2実施形態では、携帯通信端末2において、取得したコンテンツ等のウエブ情報を表示部9に表示してユーザーが閲覧する際におけるユーザーの閲覧操作の習熟度(即ち、表示操作データ)としてスキル指数Xを算出して記憶するように構成し、車載機3側では、上記スキル指数Xに基づいて表示部21の画面意匠を変更設定するように構成した。
まず、携帯通信端末2においてスキル指数Xを算出する処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。尚、この算出処理は、携帯通信端末2において算出処理用のアプリを動作させることにより実行される構成となっている。また、上記算出処理用のアプリは、センターのサーバからダウンロードするように構成することが好ましい。
図6のステップS110においては、携帯通信端末2においてウエブ情報の閲覧を開始する。続いて、ステップS120へ進み、ウエブページの文字数を確認する。次いで、ステップS130へ進み、閲覧のための操作がなされたか否かを判断する。ここで、操作がなければ、「NO」へ進み、ステップS130の判断を繰り返す。
上記ステップS130において、操作がなされたときには、ステップS140へ進み、その操作がフリック(スクロール)操作であるか否かを判断する。ここで、フリック操作であるときには、ステップS150へ進み、文字数に対するスクロール時間の割合(即ち、スクロールの速さ)が判定用の第1の閾値よりも大きい(早い)か否かを判断する。ここで、スクロールの速さが第1の閾値よりも大きいときには、ステップS160へ進み、スキル指数Xをカウントアップ(+1)する。尚、スキル指数Xは、本アプリが起動されたときに、0クリアまたは所定の初期値に設定されるようになっている。この後、ステップS170へ進み、ウエブ閲覧が終了したか否かを判断し、終了していないときには、「NO」へ進み、ステップS130へ戻る。
また、上記ステップS150において、スクロールの速さが第1の閾値よりも小さい(遅い)ときには、ステップS190へ進み、スキル指数Xをカウントダウン(―1)する。この後は、ステップS170へ進み、ウエブ閲覧の終了判断を行う。
また、上記ステップS140において、フリック操作でないとき(ピンチインまたはピンチアウト操作であるとき)には、ステップS200へ進む。このステップS200では、ウエブ情報閲覧時の文字サイズが判定用の第2の閾値よりも大きいか否かを判断する。ここで、文字サイズが第2の閾値よりも小さいときには、ステップS210へ進み、スキル指数Xをカウントアップ(+1)する。この後は、ステップS170へ進み、上述した処理(ウエブ閲覧の終了判断)を繰り返す。
また、上記ステップS200において、文字サイズが第2の閾値よりも大きいときには、ステップS220へ進み、スキル指数Xをカウントダウン(―1)する。この後は、ステップS170へ進み、上述した処理(ウエブ閲覧の終了判断)を繰り返す。
さて、上記ステップS170において、ウエブ閲覧が終了したと判断されると、ステップS180へ進む。このステップS180では、上述したようにして算出したスキル指数Xのデータを記憶部8に記憶すると共に、スキル指数判定フラグをオン(許可)に設定する。これにより、スキル指数Xの算出処理を終了する。
上記算出したスキル指数Xの値と、ユーザーの操作レベル(操作能力)と、車載機3(カーナビゲーション装置)の画面意匠との関係を、図7の表に示す。この図7に示すように、スキル指数Xが10以下の場合には、ユーザーの操作レベルが初心者であると判定し、車載機3の表示部21において画面意匠A(図3参照)で表示するように設定する。そして、スキル指数Xが11〜20の場合には、ユーザーの操作レベルが中級者であると判定し、車載機3の表示部21において画面意匠B(図4参照)で表示するように設定する。尚、画面意匠Bはデフォルトの画面意匠である。更に、スキル指数Xが21以上の場合には、ユーザーの操作レベルが上級者であると判定し、車載機3の表示部21において画面意匠C(図5参照)で表示するように設定する。
次に、携帯通信端末2において、上記スキル指数Xに基づいて表示部21の画面意匠を設定する処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。尚、図8は、車載機3の制御部15の制御内容を示すフローチャートである。この図8のステップS310においては、携帯通信端末2と車載機3のペアリングを実行する。この場合、携帯通信端末2と車載機3とがBTによる通信が可能な近距離に配置されたときに、即ち、携帯通信端末2が車室内に持ち込まれたときに、携帯通信端末2と車載機3とは互いにBTにより通信可能に接続する。
続いて、ステップS320へ進み、車載機3は、携帯通信端末2からBT通信を介してスキル指数判定フラグを受信し、スキル指数判定フラグがオンであるか否か(アプリユーザ設定のスキル指数判定が許可状態であるか否か)を判断する。ここで、スキル指数判定フラグがオン(許可状態)であれば、ステップS330へ進み、携帯通信端末2からBT通信を介してスキル指数Xを受信して取得し、記憶部18に記憶する。
次いで、ステップS340へ進み、スキル指数Xが10以下であるか否かを判断する。ここで、スキル指数Xが10以下であるときには、ステップS350へ進み、表示部21の画面に情報を表示する際には、画面意匠A(図3参照)で表示するように設定する(具体的には、表示する操作スイッチの大きさを大きくし、表示する操作スイッチの個数を少なくし、文字の大きさを大きくする)。これにより、図8に示す制御を終了する。
また、上記ステップS340において、スキル指数Xが10以下でないときには、ステップS360へ進む。このステップS360では、スキル指数Xが11〜20であるか否かを判断する。ここで、スキル指数Xが11〜20であるときには、ステップS370へ進み、表示部21の画面に情報を表示する際に、画面意匠B(図4参照)で表示するように設定する(具体的には、表示する操作スイッチの大きさを中ぐらいに設定し、表示する操作スイッチの個数を少なくし、文字の大きさを中ぐらいに設定する)。これにより、図8に示す制御を終了する。
一方、上記ステップS360において、スキル指数Xが11〜20でないとき(スキル指数Xが21以上であるとき)には、ステップS380へ進む。このステップS380では、表示部21の画面に情報を表示する際に、画面意匠C(図5参照)で表示するように設定する(具体的には、表示する操作スイッチの大きさを小さく設定し、表示する操作スイッチの個数を多くし、文字の大きさを小さく設定する)。これにより、図8に示す制御を終了する。
また、上記ステップS320において、スキル指数判定フラグがオフ(不許可状態)であれば、ステップS370へ進み、表示部21の画面に情報を表示する際に、デフォルトの画面意匠B(図4参照)で表示するように設定する。これにより、図8に示す制御を終了する。
上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第2実施形態によれば、携帯通信端末2において、ユーザーの画面操作の習熟度としてスキル指数Xを算出するときに、携帯通信端末2にダウンロードしたアプリで算出するように構成したので、スキル指数Xを容易に算出することができる。
尚、上記各実施形態においては、車載機3としてカーナビゲーション装置に適用したが、これに限られるものではなく、ディスプレイを備える各種の車載装置に適用しても良い。
図面中、1は車載システム、2は携帯通信端末、3は車載機、4は端末側制御部(操作能力測定部)、5は電話通信部、6はBTモジュール、8は記憶部、9は表示部、15は制御部(操作データ取得部、画面意匠設定部)、16はBTモジュール、18は記憶部、20は表示制御部、21は表示部である。

Claims (6)

  1. 情報を表示する表示部(21)を有する車載機(3)と、前記車載機(3)と通信可能な携帯通信端末(2)とを備えた車載システム(1)であって、
    前記携帯通信端末(2)は、ユーザーの前記携帯通信端末(2)に対する操作能力を測定し、測定結果をユーザーの操作能力データとして記憶部に記憶させる操作能力測定部(4)を備え、
    前記車載機(3)は、前記携帯通信端末(2)と通信して前記携帯通信端末(2)から前記ユーザーの操作能力データを取得する操作データ取得部(15)と、
    前記ユーザーの操作能力データに基づいて前記表示部(21)の画面意匠を変更設定する画面意匠設定部(15)とを備えたことを特徴とする車載システム。
  2. 前記画面意匠設定部(15)は、前記車載機(3)の前記表示部(21)の画面意匠として、表示する文字の大きさと、表示する操作スイッチの大きさと、表示する操作スイッチの個数を変更設定することを特徴とする請求項1記載の車載システム。
  3. 前記操作能力測定部(4)は、前記携帯通信端末(2)の前記ユーザーの操作能力データとして、携帯通信端末(2)においてウエブ情報を閲覧する際におけるユーザーが設定した文字の大きさのデータと、ユーザーによる画面のスクロール操作の速さのデータとを用いることを特徴とする請求項1または2記載の車載システム。
  4. 前記携帯通信端末(2)においては、アプリを動作させることにより、前記ユーザーの操作能力データとしてスキル指数を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の車載システム
  5. 前記画面意匠設定部(15)は、ユーザーの操作能力が高いときには、前記車載機(3)の前記表示部(21)の画面意匠を細かくすることを特徴とする請求項1記載の車載システム。
  6. 前記画面意匠設定部(15)は、ユーザーの操作能力が低いときには、前記車載機(3)の前記表示部(21)の画面意匠を荒くすることを特徴とする請求項1記載の車載システム。
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