JP6330539B2 - レーザ走査装置 - Google Patents

レーザ走査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6330539B2
JP6330539B2 JP2014144295A JP2014144295A JP6330539B2 JP 6330539 B2 JP6330539 B2 JP 6330539B2 JP 2014144295 A JP2014144295 A JP 2014144295A JP 2014144295 A JP2014144295 A JP 2014144295A JP 6330539 B2 JP6330539 B2 JP 6330539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
scanning mirror
reflecting surface
light
scanning device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014144295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016020834A (ja
Inventor
篤史 虫本
篤史 虫本
堀邊 隆介
隆介 堀邊
村山 学
学 村山
雄一郎 増田
雄一郎 増田
智久 平井
智久 平井
瀬戸野 真吾
真吾 瀬戸野
文俊 松野
文俊 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Kyoto University
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Kyoto University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd, Kyoto University filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2014144295A priority Critical patent/JP6330539B2/ja
Priority to EP15176461.0A priority patent/EP2975447B1/en
Priority to US14/798,508 priority patent/US10031213B2/en
Publication of JP2016020834A publication Critical patent/JP2016020834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6330539B2 publication Critical patent/JP6330539B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

本発明は、レーザ光を対象物に向けて走査(スキャン)するためのレーザ走査装置に関する。
レーザ光を対象物に向けて走査するためのレーザ走査装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このレーザ走査装置では、例えば、対象物で反射したレーザ光を検出することにより、当該レーザ走査装置から対象物までの距離を測定することができる。
従来のレーザ走査装置では、光源から射出されたレーザ光の光軸上に有孔ミラー及び走査ミラーがそれぞれ配置されている。有孔ミラーは、光源と走査ミラーとの間に配置されている。有孔ミラーには、光源から射出されたレーザ光を通過させるための貫通孔が設けられている。さらに、有孔ミラーの走査ミラー側の側面には、反射面が形成されている。一方、走査ミラーは、光源から射出されたレーザ光を対象物に向けて走査するためのミラーであり、所定の軸線を中心に揺動する。
光源から射出されたレーザ光は、有孔ミラーの貫通孔を通過した後に走査ミラーで反射する。走査ミラーが揺動することにより、走査ミラーで反射したレーザ光は、対象物に向けて走査される。対象物で反射したレーザ光は、走査ミラーで反射した後に、有孔ミラーの反射面で反射する。有孔ミラーの反射面で反射したレーザ光は、集光レンズにより集光された後に、受光部で受光(検出)される。
特開2012−181144号公報
しかしながら、上述した従来のレーザ走査装置では、有孔ミラー及び走査ミラーをそれぞれ配置しなければならないため、光学部品点数が増大し、レーザ走査装置が大型化してしまうという課題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、小型化を図ることができるレーザ走査装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るレーザ走査装置は、レーザ光を対象物に向けて走査するためのレーザ走査装置であって、レーザ光を射出する光源と、所定の軸線を中心に揺動することにより前記光源からのレーザ光を前記対象物に向けて走査し、且つ、前記対象物で反射したレーザ光を反射する走査ミラーと、前記対象物で反射したレーザ光を、前記走査ミラーを介して受光する受光部と、を備え、前記走査ミラーは、前記光源からのレーザ光を前記走査ミラーの第1の面側から前記第1の面と対向する第2の面側に向けて通過させる開口部と、前記開口部の内周面上に形成された第1の反射面であって、前記光源から前記開口部に入射したレーザ光を反射し、且つ、反射したレーザ光を前記開口部から前記対象物に向けて出射させることによりレーザ光を走査する第1の反射面と、前記第2の面上に形成され、且つ、前記対象物で反射したレーザ光を前記受光部に向けて反射する第2の反射面と、を有する。
本態様によれば、走査ミラーは、第1の反射面及び第2の反射面を有している。第1の反射面は、光源からのレーザ光を反射することにより、対象物に向けてレーザ光を走査する。第2の反射面は、対象物で反射したレーザ光を受光部に向けて反射する。したがって、走査ミラーは、光源からのレーザ光を対象物に向けて走査する機能(すなわち、背景技術の欄で説明した走査ミラーの機能)、及び、対象物で反射したレーザ光を受光部に向けて反射する機能(すなわち、背景技術の欄で説明した有孔ミラーの機能)の双方を有するようになる。その結果、1つの走査ミラーで上記2つの機能を実現することができるので、レーザ走査装置の光学部品点数を低減することができ、レーザ走査装置を小型化することができる。
例えば、本発明の一態様に係るレーザ走査装置において、前記第1の反射面は、前記所定の軸線上に配置されているように構成してもよい。
本態様によれば、第1の反射面は、走査ミラーの所定の軸線上に配置されている。これにより、走査ミラーが所定の軸線を中心に揺動した際に、第1の反射面の所定の軸線に対する変位量が少なくなるので、第1の反射面で反射したレーザ光のズレを最小限に抑えることができる。その結果、第1の反射面で反射したレーザ光が通過する開口部の大きさを小さく抑えることができるので、第2の反射面の面積を大きく確保することができる。
例えば、本発明の一態様に係るレーザ走査装置において、前記開口部は、前記走査ミラーの周縁部から前記走査ミラーの厚み方向に対して略直交する方向に延びる切り欠き部であり、前記第1の反射面は、前記切り欠き部の先端部における前記切り欠き部の内周面上に形成されているように構成してもよい。
本態様によれば、開口部は切り欠き部であり、第1の反射面は、切り欠き部の先端部における切り欠き部の内周面上に形成されている。これにより、光源からのレーザ光を、切り欠き部の延びる方向に対して浅い入射角で切り欠き部に入射させることができる。これにより、光源及び走査ミラーの配置間隔を小さく抑えることができる。
例えば、本発明の一態様に係るレーザ走査装置において、前記第1の反射面は、前記第2の反射面に対して略直交しているように構成してもよい。
本態様によれば、第1の反射面は、第2の反射面に対して略直交している。これにより、光源からのレーザ光を、切り欠き部の延びる方向に対してより一層浅い入射角で切り欠き部に入射させることができる。これにより、光源及び走査ミラーの配置間隔をより一層小さく抑えることができる。
例えば、本発明の一態様に係るレーザ走査装置において、前記開口部は、前記走査ミラーをその厚み方向に貫通する貫通孔であり、前記第1の反射面は、前記貫通孔の内周面上に形成されているように構成してもよい。
本態様によれば、開口部は貫通孔であり、第1の反射面は、貫通孔の内周面上に形成されている。これにより、貫通孔の第2の面側における開口面積を小さく抑えることによって、第2の反射面の面積を大きく確保することができる。
例えば、本発明の一態様に係るレーザ走査装置において、前記第1の反射面は、前記第2の反射面に対して傾斜しているように構成してもよい。
本態様によれば、第1の反射面は、第2の反射面に対して傾斜している。これにより、光源からのレーザ光を第1の反射面に容易に入射させることができる。
例えば、本発明の一態様に係るレーザ走査装置において、前記走査ミラーの前記第1の面には、前記第1の反射面及び前記第2の反射面の各々の反射率よりも低い反射率の低反射率面が形成されているように構成してもよい。
本態様によれば、走査ミラーの第1の面には、第1の反射面及び第2の反射面の各々の反射率よりも低い反射率の低反射率面が形成されている。これにより、レーザ光の径が開口部の大きさよりも大きい場合であっても、光源からのレーザ光のうち開口部を通過できなかったレーザ光は、走査ミラーの低反射率面に吸収される。その結果、不要光の発生を抑制することができ、受光部の受光精度を高めることができる。
例えば、本発明の一態様に係るレーザ走査装置において、前記開口部の幅方向の大きさは、前記光源からのレーザ光の径以上であるように構成してもよい。
本態様によれば、開口部の大きさは、光源からのレーザ光の径以上である。これにより、光源からのレーザ光の一部が走査ミラーの第1の面で散乱されるのを抑制することができる。これにより、ケラレによる光量の減衰及び不要光の発生等を抑制することができるので、受光部の受光精度を高めることができる。
本発明の一態様に係るレーザ走査装置によれば、小型化を図ることができる。
実施の形態1に係るレーザ走査装置の構成を示す概略図である。 実施の形態1に係る走査ミラーの第1の面側を示す斜視図である。 実施の形態1に係る走査ミラーの第2の面側を示す斜視図である。 図1の状態から走査ミラーが揺動した状態でのレーザ走査装置を示す概略図である。 図1の状態から走査ミラーが揺動した状態でのレーザ走査装置を示す概略図である。 実施の形態2に係るレーザ走査装置の構成を示す概略図である。 実施の形態2に係る走査ミラーの第1の面側を示す斜視図である。 実施の形態2に係る走査ミラーの第2の面側を示す斜視図である。 貫通孔の開口面積の算出方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
[レーザ走査装置の全体構成]
まず、図1を参照しながら、実施の形態1に係るレーザ走査装置2の全体構成について説明する。図1は、実施の形態1に係るレーザ走査装置の構成を示す概略図である。
図1に示すように、本実施の形態のレーザ走査装置2は、光源4、走査ミラー6、駆動部8、集光レンズ10、第1の受光部12(受光部の一例)、ビームスプリッタ14、第2の受光部16及び処理部18を備えている。なお、レーザ走査装置2は、レーザ光を対象物20に向けて走査するためのものであり、例えば、当該レーザ走査装置2から対象物20までの距離を測定するためのレーザレンジファインダ等として用いられる。
光源4は、例えばレーザダイオードで構成されている。光源4は、処理部18から出力された変調信号に基づいて、走査ミラー6に向けてレーザ光を射出する。
走査ミラー6は、例えば、揺動器(図示せず)によって所定の軸線C1を中心に揺動するMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーである。なお、軸線C1は、図1において紙面に対して垂直方向に延びている。走査ミラー6は、軸線C1を中心に揺動することにより、光源4からのレーザ光を対象物20に向けて1軸方向(例えば水平方向)に走査する機能を有している。さらに、走査ミラー6は、対象物20で反射したレーザ光を第1の受光部12に向けて反射する機能を有している。なお、図1では、後述する図2A中のA−A線による走査ミラー6の断面を表している。本実施の形態のレーザ走査装置2では、走査ミラー6の構成に特徴がある。走査ミラー6の構成については後述する。
駆動部8は、処理部18から出力された駆動信号に基づいて、走査ミラー6を駆動するための駆動電流を生成する。駆動部8は、生成した駆動電流を上述した揺動器に出力する。これにより、走査ミラー6が揺動器によって軸線C1を中心に揺動する。
集光レンズ10は、走査ミラー6と第1の受光部12との間に配置されている。集光レンズ10は、走査ミラー6の第2の反射面30(後述する)で反射したレーザ光を第1の受光部12の受光面(図示せず)上に集光させる。
第1の受光部12は、例えばフォトダイオードで構成されている。第1の受光部12は、対象物20で反射したレーザ光を、走査ミラー6及び集光レンズ10を介して受光する。第1の受光部12は、受光したレーザ光に基づいて、レーザ光の受光量を示す受光信号を処理部18に出力する。
ビームスプリッタ14は、光源4と走査ミラー6との間に配置されている。ビームスプリッタ14は、対象物20で反射したレーザ光のうち、走査ミラー6の第1の反射面26(後述する)で再度反射したレーザ光を第2の受光部16に導く。
第2の受光部16は、例えばフォトダイオードで構成されている。第2の受光部16は、ビームスプリッタ14により導かれたレーザ光を受光する。第2の受光部16は、受光したレーザ光に基づいて、レーザ光の受光量を示す受光信号を処理部18に出力する。
処理部18は、例えばシステムLSI(Large Scale Integration)、IC(Integrated Circuit)又はマイクロコントローラ等で構成されている。処理部18は、光源4に変調信号を出力するとともに、駆動部8に駆動信号を出力する。
さらに、処理部18は、光源4から射出されたレーザ光と第1の受光部12で受光されたレーザ光との位相差に基づいて、レーザ走査装置2から対象物20までの距離を算出する。具体的には、処理部18は、生成した変調信号及び第1の受光部12から出力された受光信号に基づいて上記位相差を算出し、算出した位相差を用いてレーザ光が光源4から射出されてから第1の受光部12で受光されるまでの時間を算出する。その後、処理部18は、算出した時間の1/2に光速を乗算することにより、上記距離を算出する。さらに、処理部18は、第2の受光部16から出力された受光信号を所要の通りに処理する。
[走査ミラーの構成]
次に、図1〜図2Bを参照しながら、上述した走査ミラー6の構成について説明する。図2Aは、実施の形態1に係る走査ミラーの第1の面側を示す斜視図である。図2Bは、実施の形態1に係る走査ミラーの第2の面側を示す斜視図である。
図2A及び図2Bに示すように、走査ミラー6は、例えば矩形状のプレート状に構成されている。走査ミラー6の周縁部6aには、上述した軸線C1に沿って延びる一対のトーションバー22が設けられている。走査ミラー6は、一対のトーションバー22を介して揺動器に連結されている。これにより、走査ミラー6は、図1〜図2B中の矢印P及びQで示すように、揺動器によって軸線C1を中心に揺動角θ1の範囲で揺動するようになる。
走査ミラー6の形状を矩形状にすることにより、走査ミラー6の製作を容易に行うことができ、且つ、走査ミラー6の素材面積を有効活用することができるので、走査ミラー6のコストメリットが高くなる。なお、走査ミラー6の形状は矩形状に限定されず、例えば多角形状、円形状又は楕円形状等でもよい。走査ミラー6の形状としては、軸線C1が一対のトーションバー22の中心軸線上にあり、且つ、走査ミラー6の重心が一対のトーションバー22の中心軸線上にあることが好適である。さらに、走査ミラー6の形状として、軸線C1及び走査ミラー6の重心がそれぞれ第1の反射面26(後述する)の中心上にあることが最適である。
図2A及び図2Bに示すように、走査ミラー6には切り欠き部24(開口部の一例)が設けられている。切り欠き部24は、長尺状の矩形状であり、走査ミラー6の周縁部6aから走査ミラー6の厚み方向(Y軸方向)に対して略直交する方向(Z軸方向)に直線状に延びている。切り欠き部24の先端部24aにおける切り欠き部24の内周面24b上には、レーザ光を反射するための第1の反射面26が形成されている。第1の反射面26は、光源4からのレーザ光の光軸L1上に配置されているとともに、軸線C1上(軸線C1上の近傍を含む)に配置されている。さらに、図1に示すように、第1の反射面26は、光軸L1に対して所定角度θ2(0°<θ2<90°)だけ傾斜している。切り欠き部24の幅方向(X軸方向)の大きさW1は、光源4から第1の反射面26に入射するレーザ光の径以上となるように構成されている。なお、説明の都合上、図2A及び図2Bにおいて、第1の反射面26を表す領域には網掛けを施してある。
図2Aに示すように、走査ミラー6の第1の面6bには、例えば黒色の塗料が塗布された低反射率面28が形成されている。低反射率面28の反射率は、第1の反射面26及び第2の反射面30(後述する)の各々の反射率よりも低い。なお、説明の都合上、図2Aにおいて、低反射率面28を表す領域には網掛けを施してある。
図2Bに示すように、走査ミラー6の第2の面6c(上記第1の面6bと対向する面)のほぼ全域には、レーザ光を反射するための第2の反射面30が形成されている。第2の反射面30は、第1の反射面26に対して略直交している。また、第2の反射面30は、対象物20側に面するように配置されている。なお、図2Bにおいて、第2の反射面30を表す領域には網掛けを施してある。
[走査ミラーの動作]
次に、図1〜図3Bを参照しながら、上述した走査ミラー6の動作について説明する。図3A及び図3Bはそれぞれ、図1の状態から走査ミラーが揺動した状態でのレーザ走査装置を示す概略図である。
図1及び図2Aに示すように、光源4から射出されたレーザ光は、走査ミラー6の切り欠き部24に入射した後に第1の反射面26で反射する。このとき、上述したように第1の反射面26はレーザ光の光軸L1に対して傾斜しているので、第1の反射面26で反射したレーザ光は、切り欠き部24から対象物20に向けて出射するようになる。図1中の矢印P及びQで示すように、走査ミラー6が軸線C1を中心に揺動角θ1の範囲で揺動することにより、第1の反射面26で反射したレーザ光は、対象物20に向けて走査角度範囲−θ3〜+θ3で走査されるようになる。
図3Aに示すように、図1の状態から走査ミラー6が矢印Pで示す方向に揺動した場合には、第1の反射面26で反射したレーザ光は、対象物20に向けて走査角度+θ3で進むようになる。一方、図3Bに示すように、図1の状態から走査ミラー6が矢印Qで示す方向に揺動した場合には、第1の反射面26で反射したレーザ光は、対象物20に向けて走査角度−θ3で進むようになる。
図1及び図2Bに示すように、対象物20で反射したレーザ光の一部は、走査ミラー6の第2の反射面30で反射する。図1、図3A及び図3Bに示すように、第2の反射面30で反射したレーザ光は、集光レンズ10を介して第1の受光部12に受光される。なお、対象物20で反射したレーザ光の他の一部は、走査ミラー6の第1の反射面26で反射した後に、ビームスプリッタ14を介して第2の受光部16に受光される。
[効果]
次に、本実施の形態のレーザ走査装置2により得られる効果について説明する。上述したように、走査ミラー6は、2つの反射面、すなわち、第1の反射面26及び第2の反射面30を有している。第1の反射面26は、光源4から射出されたレーザ光を対象物20に向けて反射する。第2の反射面30は、対象物20で反射したレーザ光を第1の受光部12に向けて反射する。したがって、走査ミラー6は、光源4からのレーザ光を対象物20に向けて走査する機能(すなわち、背景技術の欄で説明した走査ミラーの機能)、及び、対象物20で反射したレーザ光を第1の受光部12に向けて反射する機能(すなわち、背景技術の欄で説明した有孔ミラーの機能)の双方を有するようになる。その結果、1つの走査ミラー6で上記2つの機能を実現することができるので、レーザ走査装置2の光学部品点数を低減することができ、レーザ走査装置2を小型化することができる。
さらに、上述したように、第1の反射面26は、走査ミラー6の軸線C1上に配置されている。これにより、走査ミラー6が軸線C1を中心に揺動した際に、第1の反射面26の軸線C1に対する変位量が少なくなるので、第1の反射面26で反射したレーザ光のズレを最小限に抑えることができる。その結果、切り欠き部24の幅方向の大きさW1を小さく抑えることができるので、第2の反射面30の面積を大きく確保することができる。
さらに、上述したように、光源4から射出されたレーザ光は、切り欠き部24の延びる方向(Z軸方向)に対して浅い入射角で切り欠き部24に入射するようになる。これにより、光源4及び走査ミラー6の配置間隔(図1において左右方向における配置間隔)を小さく抑えることができるので、レーザ走査装置2をより一層小型化することができる。
一般に、対象物20で反射したレーザ光の強度は、光源4から射出された直後のレーザ光の強度よりも低い。そのため、走査ミラー6の近傍で不要光が発生した場合には、この不要光によって第1の受光部12の受光精度が低下してしまう。本実施の形態のレーザ走査装置2では、上述したように、切り欠き部24の幅方向の大きさW1がレーザ光の径以上であるので、光源4から射出されたレーザ光が走査ミラー6の第1の面6bで散乱されるのを抑制することができる。これにより、ケラレによる光量の減衰及び不要光の発生等を抑制することができるので、第1の受光部12の受光精度を高めることができる。
なお、上述したように、走査ミラー6の第1の面6bには低反射率面28が形成されている。これにより、レーザ光の径が切り欠き部24の幅方向の大きさW1よりも大きい場合であっても、光源4から射出されたレーザ光のうち切り欠き部24を通過できなかったレーザ光は、走査ミラー6の低反射率面28に吸収されるようになる。その結果、不要光の発生を抑制することができる。
(実施の形態2)
次に、図4〜図5Bを参照しながら、実施の形態2に係るレーザ走査装置2Aの構成について説明する。図4は、実施の形態2に係るレーザ走査装置の構成を示す概略図である。図5Aは、実施の形態2に係る走査ミラーの第1の面側を示す斜視図である。図5Bは、実施の形態2に係る走査ミラーの第2の面側を示す斜視図である。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
[走査ミラーの構成]
本実施の形態のレーザ走査装置2Aでは、走査ミラー6Aの構成が上記実施の形態1と異なっている。このことに関連して、図4に示すように、本実施の形態のレーザ走査装置2Aでは、光源4A、走査ミラー6A、集光レンズ10A、第1の受光部12A、ビームスプリッタ14A及び第2の受光部16Aの各々の配置が上記実施の形態1と異なっている。なお、図4では、後述する図5A中のB−B線による走査ミラー6Aの断面を表している。
図4〜図5Bに示すように、走査ミラー6Aには貫通孔32(開口部の一例)が設けられている。貫通孔32は、走査ミラー6Aをその厚み方向(Y軸方向)に貫通している。貫通孔32の断面形状は略矩形状であり、貫通孔32の開口面積は、走査ミラー6Aの第1の面6Ab側から第2の面6Ac側にかけて漸減している。
図5Aに示すように、貫通孔32の内周面32a上には、第1の反射面26Aが形成されている。第1の反射面26Aは、光源4Aからのレーザ光の光軸L2上に配置されているとともに、軸線C2上(軸線C2上の近傍を含む)に配置されている。さらに、図4に示すように、第1の反射面26Aは、光軸L2に対して所定角度θ4(0°<θ4<90°)だけ傾斜している。貫通孔32の幅方向(X軸方向)の大きさW2は、光源4Aから第1の反射面26Aに入射するレーザ光の径以上となるように構成されている。なお、説明の都合上、図5Aにおいて、第1の反射面26Aを表す領域には網掛けを施してある。
図5Aに示すように、走査ミラー6Aの第1の面6Abには、例えばシボ加工が施された低反射率面28Aが形成されている。低反射率面28Aの反射率は、第1の反射面26A及び第2の反射面30A(後述する)の各々の反射率よりも低い。なお、説明の都合上、図5Aにおいて、低反射率面28Aを表す領域には網掛けを施してある。
図5Bに示すように、走査ミラー6Aの第2の面6Acのほぼ全域には、第2の反射面30Aが形成されている。図4に示すように、第2の反射面30Aは、第1の反射面26Aに対して所定角度θ5(0°<θ5<90°)だけ傾斜している。なお、図5Bにおいて、第2の反射面30Aを表す領域には網掛けを施してある。
[走査ミラーの動作]
次に、図4〜図5Bを参照しながら、上述した走査ミラー6Aの動作について説明する。図4及び図5Aに示すように、光源4Aから射出されたレーザ光は、走査ミラー6Aの貫通孔32に入射した後に、第1の反射面26Aで反射する。このとき、上述したように第1の反射面26Aはレーザ光の光軸L2に対して傾斜しているので、第1の反射面26Aで反射したレーザ光は、貫通孔32から対象物20に向けて出射するようになる。図4中の矢印P及びQで示すように、走査ミラー6Aが軸線C2を中心に揺動角θ6の範囲で揺動することにより、第1の反射面26Aで反射したレーザ光は、対象物20に向けて走査されるようになる。
図4及び図5Bに示すように、対象物20で反射したレーザ光の一部は、走査ミラー6Aの第2の反射面30Aで反射する。第2の反射面30Aで反射したレーザ光は、集光レンズ10Aを介して第1の受光部12Aに受光される。
[貫通孔の開口面積]
次に、図6を参照しながら、光源4Aから射出されたレーザ光が貫通孔32によって遮られないための条件について説明する。図6は、貫通孔の開口面積の算出方法を説明するための図である。
まず、図6を参照しながら、上記条件を満たすための貫通孔32の第2の面6Ac側における開口面積Sの算出方法について説明する。なお、開口面積Sを算出するに当たり、a)レーザ光の中心(光軸L2)が走査ミラー6Aの軸線C2に対して直交すること、b)レーザ光の中心が第1の反射面26Aの中心に位置すること、c)第1の反射面26Aの傾斜角θ、及び、レーザ光と第1の反射面26Aとがなす角度θ’’はそれぞれ、光源4A及び走査ミラー6Aの各々の筐体及び光学的配置に依存して決定されること、d)走査ミラー6Aの揺動角θ’は、走査ミラー6Aの機械的、電気的及び化学的特性に依存することを前提とする。
図6に示すように、開口面積Sは次式1のように表される。但し、次式1において、Rはレーザ光の径であり、ABは、貫通孔32の第2の面6Ac側における開口のZ軸方向の長さである。
S=R×AB (式1)
ここで、図6に示すように、開口の長さABは、次式2のように表される。
AB=AO’’+O’’O−BO’ (式2)
図6に示すように、長さAO’’、長さO’’O及び長さBO’はそれぞれ、次式3〜5のように表される。但し、次式3〜5において、tは、走査ミラー6Aの厚み方向(Y軸方向)の大きさであり、θは、第1の反射面26AのY軸に対する傾斜角であり、θ’’は、レーザ光と第1の反射面26Aとがなす角度である。
AO’’=(1/2)×R×tan(θ+θ’’) (式3)
O’’O=(1/2)×t×tan(θ+θ’’) (式4)
BO’=(1/2)×t×tanθ (式5)
上式3〜5を上式2に代入し、さらに上式2を上式1に代入することにより、次式6のように開口面積Sが算出される。
S=(1/2)×{(R+t)×tan(θ+θ’’)−t×tanθ} (式6)
次に、図6を参照しながら、上記条件を満たすための貫通孔32の第1の面6Ab側における開口面積S’の算出方法について説明する。なお、開口面積S’を算出する際に考慮すべき事項は、不要光の発生及び漏れである。その対策としては、開口面積S’を可能な限り小さく絞り、且つ、不要光が貫通孔32を通過しないような寸法(限界寸法として、レーザ光の径)とすることである。しかしながら、実際には、走査ミラー6Aの機械的、電気的及び化学的特性を考慮することになるため、上記限界寸法を採用した走査ミラー6Aの構造は複雑になり、製造コストが増大する。そのため、以下では、走査ミラー6Aを最も効率良く製作することができる開口面積S’の算出方法について説明する。
図6に示すように、開口面積S’は、次式7のように表される。
S’=R×{(1/2)×t×tanθ+(1/2)×t×tanθ+AB} (式7)
さらに、上式7に上式2〜5を代入することにより、次式8のように開口面積S’が算出される。
S=R×(1/2)×{(R+t)×tan(θ+θ’’)+t×tanθ} (式8)
以上のように、走査ミラー6Aの貫通孔32の大きさを設計する際には、開口面積S>上式6、且つ、開口面積S’<上式8を満たすように設計すればよい。但し、レーザ光の径Rは、常に仕様最大値であるとする。
[効果]
本実施の形態のレーザ走査装置2Aでは、次のような効果を得ることができる。上述したように、走査ミラー6Aには貫通孔32が設けられている。貫通孔32の第2の面6Ac側における開口面積Sは、上記実施の形態1のように走査ミラー6に切り欠き部24を設けた場合と比べて小さくなる。これにより、第2の反射面30Aの面積を大きく確保することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態1及び2に係るレーザ走査装置について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施の形態をそれぞれ組み合わせてもよい。
上記各実施の形態では、走査ミラー6(6A)を1軸方向に揺動するように構成したが、これに限定されず、走査ミラー6(6A)を2軸方向(例えば、水平方向及び垂直方向)に揺動するように構成してもよい。
上記実施の形態1では、走査ミラー6の第1の面6bに黒色の塗料が塗布された低反射率面28を形成した。また、上記実施の形態2では、走査ミラー6Aの第1の面6Abにシボ加工が施された低反射率面28Aを形成した。これ以外に、例えば、走査ミラー6(6A)の第1の面6b(6Ab)に起毛の材質の低反射率面を形成してもよい。
上記実施の形態1では、第1の反射面26が第2の反射面30に対して略直交するように構成したが、これに限定されず、第1の反射面26が第2の反射面30に対して所定角度(0°よりも大きく且つ90°よりも小さい角度)だけ傾斜するように構成してもよい。
上記実施の形態2では、第1の反射面26Aが第2の反射面30Aに対して傾斜するように構成したが、これに限定されず、第1の反射面26Aが第2の反射面30Aに対して略直交するように構成してもよい。
上記各実施の形態では、開口部としての切り欠き部24及び貫通孔32をそれぞれ中空状に構成したが、これに限定されず、例えば切り欠き部24及び貫通孔32にそれぞれ透明ガラス等を配置するようにしてもよい。
上記各実施の形態では、レーザ走査装置2(2A)を、当該レーザ走査装置2(2A)から対象物20までの距離を測定するためのレーザレンジファインダとして用いたが、これに限定されない。例えば、レーザ走査装置2(2A)を、コンベア上を搬送されてくる対象物の形状を識別するためのセンサとして用いることもできる。
本発明のレーザ走査装置は、例えば、当該レーザ走査装置から対象物までの距離を測定するためのレーザレンジファインダ、又は、コンベア上を搬送されてくる対象物の形状を識別するためのセンサ等として適用することができる。
2,2A レーザ走査装置
4,4A 光源
6,6A 走査ミラー
6a 周縁部
6b,6Ab 第1の面
6c,6Ac 第2の面
8 駆動部
10,10A 集光レンズ
12,12A 第1の受光部
14,14A ビームスプリッタ
16,16A 第2の受光部
18 処理部
20 対象物
22 トーションバー
24 切り欠き部
24a 先端部
24b,32a 内周面
26,26A 第1の反射面
28,28A 低反射率面
30,30A 第2の反射面
32 貫通孔

Claims (8)

  1. レーザ光を対象物に向けて走査するためのレーザ走査装置であって、
    レーザ光を射出する光源と、
    所定の軸線を中心に揺動することにより前記光源からのレーザ光を前記対象物に向けて走査し、且つ、前記対象物で反射したレーザ光を反射する走査ミラーと、
    前記対象物で反射したレーザ光を、前記走査ミラーを介して受光する受光部と、を備え、
    前記走査ミラーは、
    前記光源からのレーザ光を前記走査ミラーの第1の面側から前記第1の面と対向する第2の面側に向けて通過させる開口部と、
    前記開口部の内周面上に形成された第1の反射面であって、前記光源から前記開口部に入射したレーザ光を反射し、且つ、反射したレーザ光を前記開口部から前記対象物に向けて出射させることによりレーザ光を走査する第1の反射面と、
    前記第2の面上に形成され、且つ、前記対象物で反射したレーザ光を前記受光部に向けて反射する第2の反射面と、を有する
    レーザ走査装置。
  2. 前記第1の反射面は、前記所定の軸線上に配置されている
    請求項1に記載のレーザ走査装置。
  3. 前記開口部は、前記走査ミラーの周縁部から前記走査ミラーの厚み方向に対して略直交する方向に延びる切り欠き部であり、
    前記第1の反射面は、前記切り欠き部の先端部における前記切り欠き部の内周面上に形成されている
    請求項1又は2に記載のレーザ走査装置。
  4. 前記第1の反射面は、前記第2の反射面に対して略直交している
    請求項3に記載のレーザ走査装置。
  5. 前記開口部は、前記走査ミラーをその厚み方向に貫通する貫通孔であり、
    前記第1の反射面は、前記貫通孔の内周面上に形成されている
    請求項1又は2に記載のレーザ走査装置。
  6. 前記第1の反射面は、前記第2の反射面に対して傾斜している
    請求項5に記載のレーザ走査装置。
  7. 前記走査ミラーの前記第1の面には、前記第1の反射面及び前記第2の反射面の各々の反射率よりも低い反射率の低反射率面が形成されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のレーザ走査装置。
  8. 前記開口部の幅方向の大きさは、前記光源からのレーザ光の径以上である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザ走査装置。
JP2014144295A 2014-07-14 2014-07-14 レーザ走査装置 Active JP6330539B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014144295A JP6330539B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 レーザ走査装置
EP15176461.0A EP2975447B1 (en) 2014-07-14 2015-07-13 Laser scanner
US14/798,508 US10031213B2 (en) 2014-07-14 2015-07-14 Laser scanner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014144295A JP6330539B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 レーザ走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016020834A JP2016020834A (ja) 2016-02-04
JP6330539B2 true JP6330539B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=55265753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014144295A Active JP6330539B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 レーザ走査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6330539B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6702088B2 (ja) * 2016-08-29 2020-05-27 株式会社デンソーウェーブ レーザレーダ装置
JP6724663B2 (ja) * 2016-09-01 2020-07-15 船井電機株式会社 スキャナミラー
JP6812187B2 (ja) * 2016-09-30 2021-01-13 浜松ホトニクス株式会社 測距装置
JP7368046B2 (ja) * 2018-10-29 2023-10-24 日本電気株式会社 物体検出システム及び物品陳列棚
WO2020090592A1 (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 日本電気株式会社 センサ装置及び物品陳列棚
JP7070445B2 (ja) * 2019-01-15 2022-05-18 株式会社デンソー 光走査装置
CN116134291A (zh) * 2020-07-22 2023-05-16 富士胶片株式会社 测距装置、测距方法及测距程序

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2691261B1 (fr) * 1992-05-13 1994-08-19 Aerospatiale Dispositif optique d'émission-réception à balayage.
JPH07244153A (ja) * 1994-03-01 1995-09-19 Nikon Corp 距離測定装置
JP2001012943A (ja) * 1999-07-02 2001-01-19 Minolta Co Ltd 測距装置
JP5598831B2 (ja) * 2007-09-05 2014-10-01 北陽電機株式会社 走査式測距装置
JP5459164B2 (ja) * 2010-09-27 2014-04-02 株式会社デンソーウェーブ レーザレーダ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016020834A (ja) 2016-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6330539B2 (ja) レーザ走査装置
EP2975447B1 (en) Laser scanner
EP2762914A1 (en) Object detector
JP2017106833A (ja) 測定装置
JP5886394B1 (ja) レーザレーダ装置
US10067222B2 (en) Laser rangefinder
JP2017090128A (ja) 測定装置
JP6402029B2 (ja) 測定方法
JP2009222616A (ja) 方位測定方法及び方位測定装置
JP6460445B2 (ja) レーザレンジファインダ
JP2007333592A (ja) 距離測定装置
JP2014071028A (ja) レーザレーダ装置
US11226401B2 (en) Optical distance measuring apparatus
JP7391650B2 (ja) 測量装置
JP2016020831A (ja) レーザレンジファインダ
JP2017090094A (ja) 測定装置
JP6372820B2 (ja) レーザレンジファインダ及び揺動ミラーの製造方法
WO2017122440A1 (ja) 光走査装置
EP3364229B1 (en) Optical-scanning-type object detection device
JP3919796B2 (ja) 変位測定装置
JP2020020703A (ja) 走査装置、走査装置の制御方法、プログラム及び記録媒体並びに測距装置
JP6676974B2 (ja) 対象物検出装置
JP2016035436A (ja) レーザレンジファインダ
JP7329943B2 (ja) 検出装置及び移動装置
JP7098985B2 (ja) 走査型レーザレーダのレーザ光透過部材、及び走査型レーザレーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6330539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250