JP2009222616A - 方位測定方法及び方位測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光の放射角を走査することなく、対象物の方位を高速度で検出する
【解決手段】所定波長帯域光を波長に依存して放射角が異なるように分散させて、放射する照射装置と、照射装置により放射された光の対象物からの反射光を受光する受光装置と、受光装置による受光結果から対象物の方位を決定する方位決定装置とを有する。また、照射装置は、スーパーコンティニュアム光を放射する装置である。パルス光を放射する時刻から、反射光の受光時までの遅延時間を測定し、遅延時間から対象物までの距離を測定する距離測定装置を有する。これにより光の放射角を走査することなく、一度に、3次元空間における対象物の座標を測定することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ビームの放射角度を走査することなく、対象物の存在する方位を測定できるようにした測定方法及び測定装置に関する。
下記特許文献1に記載されているように、パルス光を対象物に向けて放射し、対象物からの反射パルス光を受光して、放射時刻から受光時刻までの遅延時間により、対象物までの距離を測定する装置が公知である。この装置では、対象物に向けて放射するパルス光の方位を変化させるために回転ミラーが用いられている。また、パルス光を発光するレーザの発光間隔は、レーザ装置の放熱速度の制約により、ある間隔より短くすることができないために、距離測定の速度を向上させることができなかった。下記特許文献1は、測定速度を向上させるために、複数のレーザを用いて、パルス光を発光させて、それぞれのパルス光の反射光を受光することで、測定間隔を短くするようにしている。また、複数のレーザを用いて、放射角を走査する場合には、発光順に、パルス光が受光されるとは限らない。そこで、パルス光を識別するために、波長を異にしたパルス光を用いて、波長毎に受光できるようにして、対象物までの距離を測定するようにしている。
特開2000−266851号
しかし、上記のパルス光により、対象物までの方位の関数で距離を求めることができるが、方位の走査には回転ミラーを用いている。したがって、測定可能な全方位範囲において、同時に、全対象物の存在の有無や距離を測定することはできない。また、回転ミラーのように機械的な駆動部分が存在するために、故障頻度が高くなり、電力損失も大きくなり、装置が大型化するという問題がある。
そこで、本発明は、この課題を解決するために成されたものであり、その目的は、光の放射方向を機械的に走査することのない、新しい方式による方位測定を実現することである。
本第1の発明は、対象物の方位を反射光により検出する方位測定方法において、所定波長帯域光を波長に依存して放射角が異なるように分散させ、この分散させた光を対象物に向けて照射して、対象物からの反射光を受光して、対象物の方位を測定することを特徴とする方位測定方法である。
ここで、広波長帯域光としては、たとえば、スーパーコンティニュアム光を用いることができる。1300nm〜2000nmの波長範囲、パルス幅25fsのスーパーコンティニュアム光が得られている(Jpn.J. Appl. Phys., Vol.45,No.16(2006),L441-443)。波長に依存して放射角を分散させる方法としては、プリズム、回折格子を用いることができる。また、フォトニック結晶を用いたスーパープリズムを用いるても良い。スーパープリズムは、通常のプリズムに比べて、波長分散を500倍程度に拡大することができる。したがって、狭い波長帯域の光であっても、スーパープリズムを用いて、放射角を波長に依存して広い角度範囲に分散させることができる。
他の発明は、上記発明において、受光した反射光の波長に応じて、対象物の方位を測定することを特徴とする。すなわち、反射光の波長は、光を放射する時の放射角に関係している。したがって、反射光の波長が分かれば、その反射光の放射角を求めることができる。放射角が分かれば、対象物の存在する方位を決定することができる。この場合には、受光した光の波長を分析することで、放射角を得ることができる。また、以下の発明のように、波長に応じて受光位置が変化するようにしても良い。
他の発明は、上記発明において、受光した反射光を波長に依存して異なる位置で受光し、その受光位置により、方位を測定することを特徴とする。すなわち、反射光の入射角は、放射角に依存し、受光位置は入射角に依存する。したがって、受光位置により、放射角を求めることができ、対象物の存在方位を測定することができる。波長に依存して受光位置を変化させる方法としては、プリズム、回折格子、レンズなどを用いることができる。すなわち、波長に応じてプリズム、回折格子やレンズなどに入射する反射光の入射角が異なるので、その出力光の受光位置を波長に応じて変化させることができる。
他の発明は、上記発明において、受光した反射光の結像位置により、対象物の方位を測定することを特徴とする。上記したように、結像位置は、波長に依存する。したがって、結像位置は、放射角に依存する。よって、結像位置から対象物の存在方位を決定することができる。
他の発明は、対象物へ照射する光は、放射角を分散させる向きに垂直な向きには、所定幅の光束と、反射光の受光位置により、2次元方位を測定することを特徴とする。ある方向には、波長依存分散により、放射角を分散させ、その方向に垂直な方向には、光束を所定角度幅に広げる。反射光を2次元受光装置で受光すると、その2次元画面上の画像のアドレスにより、3次元空間での入射角が分かり、その入射角は3次元空間での放射角に対応しているので、対象物の3次元空間での存在方向を特定することができる。
対象物へ照射する光は、スーパーコンティニュアム光とすることが望ましい。これにより、波長に依存して変化する放射角の角度範囲を広くすることができ、対象物の方位測定範囲を広くすることが可能となる。
他の発明は、上記発明において、対象物へ照射する光は、パルスとして、照射時から受光時までの遅延時間により、対象物の方位と共に距離を測定することを特徴とする。すなわち、パルス光の伝搬遅延時間と、光速度とから、対象物までの往復距離を求めることができ、したがって、対象物までの距離を測定することができる。この距離は、放射角の関数として求めることができる。よって、放射角が1変数であれば、対象物の2次元平面上の存在位置を特定することができる。また、受光位置を2次元位置として測定する場合には、2変数の放射角を決定することができる。したがって、距離と、2変数放射角との3つの独立変数による値が得られるので、対象物の3次元空間における存在位置を特定することができる。また、対象物を所定幅を有した立体とすれば、その立体の2次元空間、又は、3次元空間における像を得ることができる。像の中心から、対象物の中心の座標を決定することができる。
本発明の方位測定装置は、対象物の方位を反射光により検出する方位測定装置において、所定波長帯域光を波長に依存して放射角が異なるように分散させて、放射する照射装置と、照射装置により放射された光の対象物からの反射光を受光する受光装置と、受光装置による受光結果から対象物の方位を決定する方位決定装置とを有することを特徴とする。本装置は、上記した測定方法を実現する装置であるので、方法発明について記載した事項が、本装置発明についても適用される。
他の発明は、上記装置発明において、受光装置は、受光した反射光の波長に応じて、異なる位置に結像させる装置であり、方位決定装置は、その結像位置から対象物の方位を決定する装置であることを特徴とする。
また、他の発明は、上記装置発明において、受光装置は、受光した反射光の入射角に応じて、異なる位置で結像させる装置であり、方位決定装置は、その結像位置から対象物の方位を決定する装置であることを特徴とする。結像させる装置としては、上述したように、プリズム、回折格子、レンズなどである。
また、他の発明は、上記装置発明において、照射装置は、対象物へ照射する光は、放射角を分散させる向きに垂直な向きには、所定幅の光束とする装置であり、受光装置は、2次元平面で反射光による結像を形成する装置であり、方位決定装置は、反射光の受光位置により、2次元方位を決定する装置であることを特徴とする。放射角を垂直な方向に分散させる装置としては、円筒レンズなどを用いることができる。
また、照射装置は、スーパーコンティニュアム光を放射する装置であることが望ましい。
また、他の装置発明は、上記装置発明において、照射装置は、パルス光を放射する装置であり、放射時から受光時までの遅延時間を測定し、遅延時間から対象物までの距離を測定する距離測定装置を有することを特徴とする。本装置により、対象物の2次元空間又は3次元空間における存在位置を特定することができる。上記の方法発明において記載した事項は、上記の全ての装置発明においても適用される。
本発明によると、対象物の存在方向を測定するのに、光の放射方向を機械的に走査する必要がない。したがって、測定範囲全体における多数の対象物の存在方向を一度に測定することができるので、測定速度が、極めて速くなる。また、光の放射方向を機械的に走査していないので、装置の故障を排除でき、また、装置を小型化できる。また、他の発明では、パルス光の伝搬遅延時間を受光位置毎に測定しているので、対象物の距離と方位とを特定できる。すなわち、対象物の2次元空間又は3次元空間における存在座標を、1つのパルス光を放射するだけで、求めることができる。よって、高速な測定が可能となる。
以下、本発明の具体的な実施例を図を参照しながら説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1に示すように、本実施例の方位測定装置10は、主として、光源12、分光装置14、16、検出装置18、コントローラ30から成る。光源12は、パルス幅25fs(2.5×10-14sec) のスーパーコンティニュアム光を用いた。この波長範囲は1300nm〜2000nmである。分光装置14、16にはプリズムが用いられている。分光装置14、16は、プリズムの他、回折格子、フォトニック結晶を用いたスーパープリズムを用いても良い。スーパープリズムを用いた場合には、光源12には、狭波長帯域の光であっても良いので、パルス幅を広くすることができる。コントローラ30は、光源12のパルス光の発光タイミングを制御し、検出装置18上の画像のアドレスから、方位を測定する。検出装置18は、一次元CCDセンサを用いた。図1に示すように、光源12で発光したパルス光は、分光装置14により、波長に依存して分光されて、放射角θ(λ)が波長λの関数で、分散したパルス光となる。この波長分散したパルス光が、対象物Wに向けて照射されると、対象物Wに至る波長のパルス光だけ、対象物Wで反射される。この反射光が、分光装置16に入射する。分光装置16では、分光装置16への入射光の波長λに応じた角度α(λ)に曲げられる。この角度α(λ)は、CCDセンサの画素の配列方向であるx軸方向の画素アドレスxに対応する。すなわち、画素アドレスを波長λの関数x(λ)とすることができる。したがって、このCCDセンサの明度が所定のしきい値を越える画素のアドレスxを検出することによって、受光した光の波長λを特定することができる。この受光波長λが決定されると、放射角θと、波長λとの関係から、放射角θを決定することができる。この放射角θが、対象物Wの存在する方位となる。
なお、対象物Wは、面積を有しているので、反射する光の波長も範囲を有していることになる。すると、CCDセンサ上の画像も複数の画素アドレスに分布することになり、この画像の、たとえば、中心の画素アドレスxから、波長を決定すれば、対象物Wの中心の方位θを決定することができる。また、異なる複数の対象物が存在する場合にも、各対象物の存在方位が異なるので、それらの対象物で反射される波長も異なる。したがって、その異なる対象物の画像が、CCDセンサ上の異なる領域に形成されることになる。そして、それぞれの領域の中心の画素アドレスを求めることで、それぞれの対象物の中心の方位を決定することができる。なお、検出装置18の各画素は、受光する光の波長が特定されるので、この画素の表面にその波長を透過するフィルタを設けることで、波長分離性を高め、方位検出の分解能を向上させることができる。
図2に、実施例2に係る方位測定装置20を示す。本方位測定装置20は、対象物Wまでの距離Lを方位θの関数として求めるようにしたものである。光源22、分光装置24、26は、実施例1と同一である。本実施例では、光源22から出力されるパルス光を円筒レンズ23により、z軸方向(鉛直方向)にビームを広げる。そして、分光装置24に入力させて、xy面(水平面)上において、波長λに応じて放射角θを分散させる。したがって、各波長の光は、z軸方向に一定の角度幅を有したものとなる。すなわち、放射される光線のz軸との成す角をβとすると、ある波長λの光線に注目すると、その光線はz軸方向にΔβの角度幅を有した線状のビームとなる。そして、対象物Wに照射され、対象物Wで反射された光は、レンズ25で集光され、スリット27を介して分光装置26に入射する。したがって、分光装置26には、ある波長λの光は、z軸方向には線状の光線として入射する。分光装置26はプリズムで構成しているが、xy平面(水平面)では、波長分散により屈折率が変化して、屈折角が変化する。また、z軸方向(鉛直方向)には、プリズムへの反射光の入射角に依存して、検出装置28上の受光位置が決定される。検出装置28は、2次元配列のCCDセンサを用いた。x軸方向の画素アドレスxは、実施例1と同一で、波長λに対応している。また、z軸方向の画素アドレスは、方位βに対応している。したがって、2次元CCDセンサ上に形成される画像の中心のアドレス(x,z)から、対象物Wの方位(θ、β)を求めることができる。
また、本実施例では、CCDセンサの各画素毎に、画素に光が入射したことを検出する受光素子34、受光素子34の出力を増幅する増幅器33、パルス光の放射時刻から受光時刻までの時間をカウントするカウンタ32が、設けられている。また、コントローラ30と、発振回路31を、本実施例装置20は有している。コントローラ30は、光源22のパルス光の放射時刻を制御すると共に、カウンタ32をスタートさせる。カウンタ32は、スタートされた後は、発振回路31の出力するパルスをカウントする。検出装置28の画素にパルス光が入射すると、受光素子34が動作して、信号を出力し、カウンタ32のカウントを停止させる。これにより、パルス光が放射されてから、検出装置28で受光するまでの時間Tを計測することができる。この時間Tは、検出装置28の各画素ごとに計測することができるので、時間Tは、画素アドレス(x,z)の関数となる。すなわち、時間Tは、方位(θ,β)の関数T(θ,β)となる。時間Tに光速を乗算することで、対象物Wまでの往復距離を求めることができ、その1/2により対象物までの距離Lが得られる。この距離Lは、方位(θ,β)の関数となる。すなわち、距離L(θ,β)により、対象物Wの方位、距離を求めることができる。すなわち、自由度3の空間における3変数の値を決定できるので、3次元空間上の存在座標を特定することがてきる。また、対象物が複数、存在する場合には、検出装置28の画面上に複数の対象物の画像が形成されるので、それぞれの画像の中心の画素アドレス(x,z)から、各対象物の中心の距離L(θ,β)を求めることができ、各対象物の中心の3次元空間における存在位置を決定することができる。なお、各画素毎に設ける受光素子34は、CCDセンサの各画素にフォトトランジスタなどを、同一半導体基板に形成すれば良い。また、検出装置28に透過型の回折格子を用いれば、xy平面(水平面)上では、波長分散により、出射角を変化させ、z軸方向(鉛直方向)には、z軸に対する角度により、出射角を変化させるようにすれば良い。また、スリット27は、波長の分解能を向上させるために設けているが、なくとも良い。レンズ25は、多くの光束を取り込み感度を向上させるものであり、大口径にするほど、測定感度が向上する。本実施例でも、実施例1と同様に、検出装置28の各画素の表面にその波長を透過するフィルタを設けることで、波長分離性を高め、方位検出の分解能を向上させるようにしても良い。
実施例2は、分光装置26で、反射光を波長に対応した角度に分散させるものであったが、本実施例の方位測定装置30は、分光装置26に代えて、レンズ29による対象物Wの画像を検出装置38の検出面上に形成するようにしたものである。検出装置38は、実施例1の一次元CCDセンサを用いている。また、本実施例では、実施例2と同様に、パルス光が放射されてから、検出装置38に受光されるまでの遅延時間を各画素毎に検出できるようにしている。レンズ39により、CCDセンサ上に結像される像の位置は、レンズ39に入射する光の角度に依存する。すなわち、波長毎に放射角θが異なるので、レンズ39に入射する反射光の角度もこの波長λに依存することになる。したがって、検出装置38上の画像の画素アドレスは、波長λに依存し、したがって、パルス光の放射角θに依存することから、対象物Wで反射される光の放射角θを特定することができる。したがって、この放射角θから対象物Wの存在方位と、遅延時間T(θ)から、対象物Wまでの距離を測定することができる。
なお、本実施例装置30においても、実施例2のように、円筒レンズ23を用いて、z軸方向(鉛直方向)にパルス光を所定角度範囲に分散させて、検出装置38を、図4に示すように、2次元CCDセンサから成る検出装置40としても良い。この場合には、実施例2と同様に、2次元CCDセンサ上に形成される画像の画素アドレスから、方位(θ,β)を特定でき、パルス光の遅延時間Tから、距離Lを方位(θ,β)の関数L(θ,β)として、求めることができる。すなわち、対象物の3次元存在位置を測定することができる。
請求項の発明と実施例との関係を説明する。照射装置は、主として、光源12、22、分光装置14、24で構成される。受光装置は、主として、分光装置16、26、レンズ25、39、検出装置18、28、38、40で構成される。方位決定装置は、コントローラ30で構成され、距離測定装置は、コントローラ30、受光素子34、増幅器33、カウンタ32、発振器31で構成される。
本発明は、光の放射方向を走査することなく、対象物の存在方位や存在距離を測定する装置に用いることができる。
本発明の具体的な実施例1の装置を示した構成図。 本発明の具体的な実施例2の装置を示した構成図。 本発明の具体的な実施例3の装置を示した構成図。 実施例3の装置の変形例に係る構成図。
符号の説明
12,22…光源
14,16,24,26…分光装置
W…対象物

Claims (13)

  1. 対象物の方位を反射光により検出する方位測定方法において、
    所定波長帯域光を波長に依存して放射角が異なるように分散させ、この分散させた光を対象物に向けて照射して、対象物からの反射光を受光して、対象物の方位を測定することを特徴とする方位測定方法。
  2. 受光した反射光の波長に応じて、前記対象物の方位を測定することを特徴とする請求項1に記載の方位測定方法。
  3. 受光した前記反射光を波長に依存して異なる位置で受光し、その受光位置により、前記方位を測定することを特徴とする請求項2に記載の方位測定方法。
  4. 受光した前記反射光の結像位置により、前記対象物の方位を測定することを特徴とする方位測定方法。
  5. 前記対象物へ照射する光は、放射角を分散させる向きに垂直な向きには、所定幅の光束と、前記反射光の受光位置により、2次元方位を測定することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の方位測定方法。
  6. 前記対象物へ照射する光は、スーパーコンティニュアム光とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の方位測定方法。
  7. 前記対象物へ照射する光は、パルスとして、照射時から受光時までの遅延時間により、対象物の方位と共に距離を測定することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の方位測定方法。
  8. 対象物の方位を反射光により検出する方位測定装置において、
    所定波長帯域光を波長に依存して放射角が異なるように分散させて、放射する照射装置と、
    前記照射装置により放射された光の対象物からの反射光を受光する受光装置と、
    前記受光装置による受光結果から対象物の方位を決定する方位決定装置と、
    を有することを特徴とする方位測定装置。
  9. 前記受光装置は、受光した反射光の波長に応じて、異なる位置に結像させる装置であり、前記方位決定装置は、その結像位置から前記対象物の方位を決定する装置であることを特徴とする請求項8に記載の方位測定装置。
  10. 前記受光装置は、受光した反射光の入射角に応じて、異なる位置で結像させる装置であり、前記方位決定装置は、その結像位置から前記対象物の方位を決定する装置であることを特徴とする請求項8に記載の方位測定装置。
  11. 前記照射装置は、前記対象物へ照射する光は、放射角を分散させる向きに垂直な向きには、所定幅の光束とする装置であり、
    前記受光装置は、2次元平面で反射光による結像を形成する装置であり、
    前記方位決定装置は、前記反射光の受光位置により、2次元方位を決定する装置であることを特徴とする請求項8乃至請求項10の何れか1項に記載の方位測定装置。
  12. 前記照射装置は、スーパーコンティニュアム光を放射する装置であることを特徴とする請求項8乃至請求項11の何れか1項に記載の方位測定装置。
  13. 前記照射装置は、パルス光を放射する装置であり、
    放射時から受光時までの遅延時間を測定し、遅延時間から対象物までの距離を測定する距離測定装置を有することを特徴とする請求項8乃至請求項12の何れか1項に記載の方位測定装置。
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