JP7098985B2 - 走査型レーザレーダのレーザ光透過部材、及び走査型レーザレーダ - Google Patents

走査型レーザレーダのレーザ光透過部材、及び走査型レーザレーダ Download PDF

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本発明は、走査型レーザレーダに適用されるレーザ光透過部材に関する。
従来、走査型レーザレーダにおいて、レーザダイオードから出射されるレーザ光を、コリメートレンズにより平行光に変換している(特許文献1参照)。そして、特許文献1に記載の走査型レーザレーダでは、平行光に変換されたレーザ光をミラーで偏向させて走査し、円筒状のレーザ光透過部材を介して外部に出射している。
特開2013-210379号公報
ところで、レーザダイオードから出射されるレーザ光には非点隔差が存在し、レーザ光の進行方向に垂直な平面での断面形状(以下、単に「レーザ光の断面形状」という)は楕円になっている。コリメートレンズを用いてレーザ光の断面形状を真円に近付けたとしても、レーザ光の断面形状を真円にすることは困難である。このため、レーザ光がミラーで偏向させられる方向によって、レーザ光の断面形状の向きが変化する。そして、レーザ光が円筒状のレーザ光透過部材によりレンズ作用を受けると、特定の出射方向ではレーザ光の断面形状の真円からのずれが拡大される。特に、100m先などの長距離の物体をレーザレーダにより検出する場合に、レーザ光の断面形状の真円からのずれが問題となる。
本発明は、こうした課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、レーザ光の出射方向にかかわらず、レーザ光の断面形状の真円からのずれが拡大されることを抑制することのできる走査型レーザレーダのレーザ光透過部材を提供することにある。
上記課題を解決するための第1の手段は、
レーザ光を偏向部により偏向させて走査する走査型レーザレーダに適用されるレーザ光透過部材であって、
前記レーザ光の走査範囲において前記レーザ光を透過させる透過部を備え、
前記透過部は、前記レーザ光の走査方向に沿って並んだ複数の平板が、互いに繋ぎ合わせられて形成されている。
上記構成によれば、レーザ光透過部材は、レーザ光を偏向部により偏向させて走査する走査型レーザレーダに適用される。レーザ光の走査範囲において、レーザ光は透過部を透過する。
ここで、透過部は、レーザ光の走査方向に沿って並んだ複数の平板が、互いに繋ぎ合わせられて形成されている。このため、透過部の平板をレーザ光が透過しても、レーザ光は平板によりレンズ作用を受けない。したがって、レーザ光の断面形状が、透過部を透過する際に変化することを抑制することができる。よって、レーザ光の出射方向にかかわらず、レーザ光の断面形状の真円からのずれが拡大されることを抑制することができる。
レーザ光が平板の繋ぎ目を透過すると、繋ぎ目にわずかに形成された曲面によりレンズ作用を受けるおそれがある。
この点、第2の手段では、1つの前記レーザ光が透過する前記平板の繋ぎ目の数が最大1つとなるように、前記走査方向における前記平板の幅が設定されている。このため、1つのレーザ光は、平板の繋ぎ目を透過しない、又は平板の繋ぎ目を1つのみ透過する。したがって、レーザ光が、平板の繋ぎ目によりレンズ作用を受けることを抑制することができる。
第3の手段では、1つの前記レーザ光が前記平板の繋ぎ目を2つ以上透過しないように、前記走査方向における前記平板の幅が設定されている。したがって、第2の手段と同様の作用効果を奏することができる。
第4の手段は、走査型レーザレーダであって、第1~第3の手段のいずれか1つのレーザ光透過部材を備え、レーザ光を偏向部により偏向させて走査する。こうした構成によれば、レーザ光の出射方向にかかわらず、レーザ光の断面形状の真円からのずれが拡大されることを抑制することができるため、長距離の物体を検出することが可能になる。
レーザレーダの断面図。 比較例の透過部材及び0°方向のレーザ光の断面形状を示す模式図。 比較例の透過部材及び90°方向のレーザ光の断面形状を示す模式図。 透過部材の斜視図。 透過部材及び0°方向のレーザ光の断面形状を示す模式図。 透過部材及び90°方向のレーザ光の断面形状を示す模式図。
以下、一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態は、100m先の物体を検知するレーザレーダとして具現化している。
図1に示すように、レーザレーダ10(走査型レーザレーダ)は、レーザダイオード14と、物体からの反射光L2を受光するフォトダイオード20とを備え、物体までの距離や方位を検出する装置として構成されている。
レーザダイオード14(レーザ発光部)は、制御部70の制御により、図示しない駆動回路からパルス電流を受け、このパルス電流に応じたパルスレーザ光(レーザ光L1)を間欠的に出射する。レーザ光L1には、例えば赤外線や、可視光、紫外線等を利用することができる。なお、レーザダイオード14から物体に至るまでのレーザ光を符号L1にて示し、物体からフォトダイオード20に至るまでの反射光を符号L2にて示している。
フォトダイオード20(検出部)は、レーザダイオード14からレーザ光L1が発生し、そのレーザ光L1が物体にて反射したとき、その反射光L2を受光して光の強度に応じた電気信号に変換する。すなわち、フォトダイオード20は、レーザ光L1の反射光L2の強度を検出する。なお、物体からの反射光のうち、所定領域に出射される反射光が偏向部41に取り込まれる。図1では、符号L2で示す2つのライン間の領域に出射される反射光が、偏向部41に取り込まれる。偏向部41は、平坦な反射面41aを有するミラー(平面鏡)により構成されている。
レーザダイオード14から出射されるレーザ光L1の光軸上にはレンズ60が設けられている。このレンズ60は、コリメートレンズとして構成されており、レーザダイオード14からのレーザ光L1を平行光に変換する。
レンズ60を通過したレーザ光L1の光路上には、ミラー30が設けられている。ミラー30は、レンズ60を透過したレーザ光L1の光軸に対して傾斜した反射面30aを備えている。ミラー30は、レンズ60を透過したレーザ光L1を、偏向部41に向けて反射させる。ミラー30は、レンズ60を通過した水平方向のレーザ光L1を、鉛直方向(垂直方向)に反射させる。偏向部41は、回転機構40に取り付けられている。
回転機構40は、偏向部41を支持する支持台43(支持部)と、支持台43に連結された軸部42と、軸部42を回転可能に支持する図示しない軸受と、モータ50と、回転角度位置センサ52と、を備えている。
偏向部41は、ミラー30で反射されたレーザ光L1の光軸上に配置されると共に、中心軸C1を中心として回転可能とされている。偏向部41は、レーザダイオード14からのレーザ光L1をレーザレーダ10の外部に向けて偏向(反射)させ、且つ物体からの反射光L2をフォトダイオード20に向けて偏向(反射)させる。
偏向部41の回転中心となる中心軸C1の方向は、ミラー30から偏向部41に入射するレーザ光L1の方向と一致しており、レーザ光L1が偏向部41に入射する位置P1が中心軸C1上の位置とされている。なお、本実施形態では、中心軸C1の方向を垂直方向(Y軸方向)としており、中心軸C1と直交する平面方向を水平方向としている。また、水平方向のうちレーザレーダ10の正面方向をZ軸方向として示している。
偏向部41の反射面41aは、垂直方向(反射面41aに入射するレーザ光L1の方向)に対して45°の角度で傾斜している。反射面41aは、ミラー30から入射するレーザ光L1を、水平方向に反射させる。また、偏向部41は入射するレーザ光L1の方向と一致した方向の中心軸C1を中心として回転するため、偏向部41の回転位置にかかわらず、レーザ光L1の入射角度は常に45°で維持される。すなわち、位置P1からのレーザ光L1の出射方向は、水平方向(中心軸C1と直交する方向)となる。
また、偏向部41における反射光L2を偏向する偏向領域(反射面41aの領域)は、ミラー30におけるレーザ光L1を反射する反射領域(反射面30aの領域)よりも十分大きく構成されている。
モータ50(駆動部)は、軸部42を回転させることで、軸部42と連結された偏向部41を回転させる。モータ50として、例えばサーボモータやステップモータを採用することができる。回転角度位置センサ52は、軸部42の回転角度位置(すなわち偏向部41の回転角度位置)を検出する。回転角度位置センサ52として、例えばロータリーエンコーダを採用することができる。
回転機構40からフォトダイオード20に至るまでの反射光L2の光路上には、フォトダイオード20に向けて反射光L2を集光する集光レンズ62が設けられている。集光レンズ62とフォトダイオード20の間には、フィルタ64が設けられている。集光レンズ62(集光部)は、偏向部41からの反射光L2を集光して、フォトダイオード20に導く。
フィルタ64は、回転機構40からフォトダイオード20に至るまでの反射光L2の光路上において、反射光L2を透過させ且つ反射光L2以外の光を除去する。フィルタ64は、例えば反射光L2に対応した特定波長の光のみを透過させ、それ以外の光を遮断する波長選択フィルタによって構成されている。
レーザダイオード14、フォトダイオード20、ミラー30、レンズ60、回転機構40、モータ50等は、筐体13内に収容されている。筐体13により、内部の部品の防塵や衝撃保護が図られている。筐体13における偏向部41の周囲には、偏向部41を取り囲むように透過部材80が取り付けられている。透過部材80(レーザ光透過部材)は、偏向部41に入射するレーザ光L1の光軸を中心として、レーザ光L1の走査範囲(例えば190°)を含む範囲にわたって形成されている。
制御部70は、CPU、ROM、RAM、駆動回路、入出力インターフェース等を備えるマイクロコンピュータにより構成されている。制御部70は、レーザダイオード14にてパルスレーザ光L1が発生してから、このパルスレーザ光L1の反射光L2をフォトダイオード20が検出するまでの時間tを検出し、この時間tに基づいて物体までの距離を算出する。
図2は、比較例の透過部材180及び0°方向のレーザ光L1の断面形状を示す模式図である。なお、同図では、レーザ光L1の断面形状S1,S2の大きさ及び形状を誇張して示している。
透過部材180は、半円筒状に形成されており、同図に示すように断面形状が半円状になっている。透過部材180の内面180a及び外面180bは、曲面により形成されている。このため、上記偏向部41により偏向されたレーザ光L1は、透過部材180を透過する際に透過部材180によりレンズ作用を受ける。
例えば、0°方向において、透過部材180を透過する前のレーザ光L1の断面形状S1が、Y軸方向を長軸(Z軸方向に展開表示)としX軸方向を短軸とする楕円であったとする。そして、透過部材180を透過した後のレーザ光L1の断面形状S2が、Y軸方向の長さ(Z軸方向に展開表示)とX軸方向の長さとが等しい円であったとする。すなわち、レーザ光L1が透過部材80を透過すると、断面形状S1がX軸方向(透過部材180の周方向)に伸ばされている。
この場合、図3に示すように、90°方向では、透過部材180を透過する前のレーザ光L1の断面形状S1が、Y軸方向を短軸(X軸方向に展開表示)としZ軸方向を長軸とする楕円となる。そして、断面形状S1がZ軸方向(透過部材180の周方向)に伸ばされ、透過部材180を透過した後のレーザ光L1の断面形状S3は、Y軸方向を短軸(X軸方向に展開表示)としZ軸方向を長軸とする楕円となる。断面形状S3のY軸方向の長さは断面形状S1のY軸方向の長さと等しく、断面形状S3のZ軸方向の長さは断面形状S1のZ軸方向の長さよりも長くなる。すなわち、断面形状S3の真円からのずれは、断面形状S1の真円からのずれよりも拡大している。
なお、図2の比較例では、レーザ光L1が透過部材180を透過すると、断面形状S1がX軸方向(透過部材180の周方向)に伸ばされる場合を示した。これに対して、レーザ光L1が透過部材180を透過すると、断面形状S1がX軸方向(透過部材180の周方向)に縮められる場合もある。この場合は、図3の断面形状S3が円に近くなり、断面形状S2の真円からのずれが、断面形状S1の真円からのずれよりも拡大する。
レーザレーダ10から出射されるレーザ光L1の断面形状は真円が望ましく、100m先の物体を検出するレーザレーダ10では、レーザ光L1の断面形状の真円からのずれが問題となる。そこで、本実施形態の透過部材80は、図4の斜視図に示すように形成されている。
透過部材80は、端部81,82、及び複数の平板84を備えている。端部81,82は、板状に形成されており、上記筐体13に固定されている。なお、端部81,82は、平板であってもよいし、曲板であってもよい。
端部81と端部82との間に、複数の平板84が設けられている。複数の平板84は、レーザ光L1の走査範囲にわたって設けられている。平板84の内面84a及び外面84bは平面になっている。平板84の上端(長手方向の一端)の幅は、下端(長手方向の他端)の幅よりも広くなっている。このため、平板84は、上端が下端よりも外側になるように傾斜している(図1参照)。
複数の平板84は、レーザ光L1の走査方向に沿って並んでおり、互いに繋ぎ合わせられている。すなわち、レーザ光L1の走査方向で互いに隣接する複数の平板84が、互いに接合されている。複数の平板84により、レーザ光L1の走査範囲においてレーザ光L1を透過させる透過部が構成されている。
平板84と平板84との繋ぎ目85は、角部になるように、すなわちR部にならないように形成されている。しかしながら、繋ぎ目85にわずかに曲面が形成されるおそれがある。繋ぎ目85に曲面が形成されていると、レーザ光L1が繋ぎ目85を透過する際に、曲面によりレンズ作用を受けるおそれがある。
この点、1つのレーザ光L1が透過する繋ぎ目85の数が最大1つとなるように、レーザ光L1の走査方向における平板84の幅が設定されている。すなわち、1つのレーザ光L1が繋ぎ目85を2つ以上透過しないように、走査方向における平板84の幅が設定されている。
図5は、透過部材80及び0°方向のレーザ光L1の断面形状を示す模式図である。なお、同図では、レーザ光L1の断面形状S1の大きさ及び形状を誇張して示している。
透過部材80の内面84a及び外面84bは、平面により形成されている。このため、上記偏向部41により偏向されたレーザ光L1は、透過部材80を透過する際に透過部材80によりレンズ作用を受けない。なお、レーザ光L1が透過部材80に入射する際と、レーザ光L1が透過部材80から出射する際とに屈折しても、レーザ光L1の入射方向と出射方向とは平行になる。
例えば図2と同様に、0°方向において、透過部材80を透過する前のレーザ光L1の断面形状S1が、Y軸方向を長軸(Z軸方向に展開表示)としX軸方向を短軸とする楕円であったとする。そして、透過部材80を透過した後のレーザ光L1の断面形状は、透過部材80を透過する前のレーザ光L1の断面形状S1と等しくなる。すなわち、レーザ光L1の断面形状S1は、レーザ光L1が透過部材80を透過する前後で変化しない。このため、断面形状S1の真円からのずれは、レーザ光L1が透過部材80を透過しても拡大されない。
この場合、図6に示すように、90°方向では、透過部材80を透過する前のレーザ光L1の断面形状S1が、Y軸方向を短軸(X軸方向に展開表示)としZ軸方向を長軸とする楕円となる。そして、透過部材80を透過した後のレーザ光L1の断面形状は、透過部材80を透過する前のレーザ光L1の断面形状S1と等しくなる。すなわち、レーザ光L1の断面形状S1は、レーザ光L1が透過部材80を透過する前後で変化しない。このため、断面形状S1の真円からのずれは、レーザ光L1が透過部材80を透過しても拡大されない。
以上詳述した本実施形態は、以下の利点を有する。
・透過部は、レーザ光L1の走査方向に沿って並んだ複数の平板84が、互いに繋ぎ合わせられて形成されている。このため、透過部の平板84をレーザ光L1が透過しても、レーザ光L1は平板84によりレンズ作用を受けない。したがって、レーザ光L1の断面形状S1が、透過部を透過する際に変化することを抑制することができる。よって、レーザ光L1の出射方向にかかわらず、レーザ光L1の断面形状S1の真円からのずれが拡大されることを抑制することができる。
・1つのレーザ光L1が透過する平板84の繋ぎ目85の数が最大1つとなるように、走査方向における平板84の幅が設定されている。すなわち、1つのレーザ光L1が平板84の繋ぎ目85を2つ以上透過しないように、走査方向における平板84の幅が設定されている。このため、1つのレーザ光L1は、平板84の繋ぎ目85を透過しない、又は平板84の繋ぎ目85を1つのみ透過する。したがって、レーザ光L1が、平板84の繋ぎ目85によりレンズ作用を受けることを抑制することができる。
なお、上記実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
・偏向部41は、曲面により形成された反射面41aを有するミラー(凹面鏡)により構成されていてもよい。
・1つのレーザ光L1が透過する平板84の繋ぎ目85の数が最大2つとなるように、走査方向における平板84の幅を設定することもできる。すなわち、1つのレーザ光L1が平板84の繋ぎ目85を3つ以上透過しないように、走査方向における平板84の幅を設定することもできる。その場合であっても、透過部は、レーザ光L1の走査方向に沿って並んだ複数の平板84が、互いに繋ぎ合わせられて形成されているため、レーザ光L1の断面形状S1が、透過部を透過する際に変化することを抑制することができる。
・レーザ光L1の走査範囲の広さに応じて、平板84の数を変更してもよい。具体的には、レーザ光L1の走査範囲が広いほど、平板84の数を増やすとよい。
・透過部を構成する複数の平板84において、レーザ光L1が透過する部分のみが平板になっていてもよい。
・レーザレーダ10は、レーザ光L1の走査面が垂直になるように配置されていてもよい。
10…レーザレーダ、14…レーザダイオード、30…ミラー、41…偏向部、60…レンズ、80…透過部材(レーザ光透過部材)、84…平板、85…繋ぎ目。

Claims (7)

  1. レーザ光を偏向部により偏向させて走査する走査型レーザレーダに適用されるレーザ光透過部材であって、
    前記レーザ光の走査範囲において前記レーザ光を透過させる透過部を備え、
    前記透過部は、前記レーザ光の走査方向に沿って並んだ複数の平板が、互いに繋ぎ合わせられて形成されており、
    前記複数の平板は前記レーザ光を透過させ、前記複数の平板の内面及び外面は平面になっており、
    前記平板の長手方向の一端の幅は、長手方向の他端の幅よりも広くなっている、走査型レーザレーダのレーザ光透過部材。
  2. 前記複数の平板は、前記レーザ光の走査範囲にわたって設けられている、請求項1に記載の走査型レーザレーダのレーザ光透過部材。
  3. レーザ光を偏向部により偏向させて走査する走査型レーザレーダに適用されるレーザ光透過部材であって、
    前記レーザ光の走査範囲において前記レーザ光を透過させる透過部を備え、
    前記透過部は、前記レーザ光の走査方向に沿って並んだ複数の平板が、互いに繋ぎ合わせられて形成されており、
    前記複数の平板は、前記レーザ光の走査範囲にわたって設けられており、
    前記平板の長手方向の一端の幅は、長手方向の他端の幅よりも広くなっている、走査型レーザレーダのレーザ光透過部材。
  4. レーザ光を偏向部により偏向させて走査する走査型レーザレーダに適用されるレーザ光透過部材であって、
    前記レーザ光の走査範囲において前記レーザ光を透過させる透過部を備え、
    前記透過部は、前記レーザ光の走査方向に沿って並んだ複数の平板が、互いに繋ぎ合わせられて形成されており、
    前記平板の長手方向の一端の幅は、長手方向の他端の幅よりも広くなっている、走査型レーザレーダのレーザ光透過部材。
  5. 1つの前記レーザ光が透過する前記平板の繋ぎ目の数が最大1つとなるように、前記走査方向における前記平板の幅が設定されている、請求項1~のいずれか1項に記載の走査型レーザレーダのレーザ光透過部材。
  6. 1つの前記レーザ光が前記平板の繋ぎ目を2つ以上透過しないように、前記走査方向における前記平板の幅が設定されている、請求項1~のいずれか1項に記載の走査型レーザレーダのレーザ光透過部材。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載のレーザ光透過部材を備え、
    レーザ光を偏向部により偏向させて走査する、走査型レーザレーダ。
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