JP2007333592A - 距離測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射光の受光強度を低下させることなく、散乱光の受光を大幅に抑制可能な距離測定装置を提供する。
【解決手段】受光部20(受光側レンズ21)を発光部10(発光側レンズ11)から離して配置し、受光側レンズ21(受光面)の周縁の発光部10側端に、遮光板30を立設する。水滴による散乱光の受光強度が受光部20のノイズレベル以下となる距離をd、発光部10による探査光の出射方向と受光面の法線方向とがなす角をθ、特定方向に収束する散乱光の偏角の下限をαとして、発光側レンズ11の中心から受光側レンズ21の周縁までの最短距離Kは、K≧d×sin6°を満たし、受光面の直径D、及び遮光板30の高さL1は、D/L1≦tan(α−θ)を満たすように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、探査光を用いて物体までの距離を測定する距離測定装置に関する。
従来より、自動車等の車両に搭載され、探査光を用いて先行車等の障害物との距離を測定する光学式の距離測定装置が知られている。
一般に、光学式の距離測定装置では、発光素子(例えば、レーザダイオード)を断続的に発光させることによって、検知すべき対象物が存在する方向(例えば、車両の前方)に探査光を照射し、この探査光が照射された対象物からの反射光を受光素子(例えば、フォトダイオード)で検出し、発光時刻と受光時刻との時間差から対象物までの距離を求めるようにされている。
ところで、光学式の距離測定装置を雨や霧などの環境下で使用すると、図4(a)に示すように、検知すべき対象物からの反射光以外に、雨や霧の水滴による散乱光も受光してしまい、対象物までの距離を正確に測定することができない場合がある。
これに対して、直線偏光の特性、即ち、対象物からの反射光は非偏光となるが、水滴による散乱光は偏光面を変えないという特性に着目して、探査光として直線偏光を使用し、受光部に散乱光の通過を阻止する偏光板を設けることで、受光部にて散乱光が受光されてしまうことを防止する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−174557号公報
しかし、偏光板は、散乱光だけでなく、非偏光である対象物からの反射光のうち散乱光と同じ偏光方向成分の通過も阻止してしまうため、偏光板を設けた場合の受光部での受光強度は、偏光板を設けない場合と比較して1/2以下となり、測定可能な距離が大幅に低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、反射光の受光強度を低下させることなく、散乱光の受光を大幅に抑制可能な距離測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の距離測定装置では、発光部が探査光を出射し、受光部が探査光の反射光を受光し、その受光部にて受光した反射光に基づいて、探査光を反射した対象物までの距離を測定する。
また、探査光が該探査光の波長より大きな径を有する水滴を透過又は水滴で反射することで発生する散乱光の強度が、受光部のノイズレベルを超えた大きさとなる発光部を中心とした領域を強散乱領域として、受光部は、強散乱領域から外れた位置に設置されている。更に、散乱光のうち特定方向に収束する収束散乱光、及び該収束散乱光より大きな入射角で受光部に入射しようとする散乱光を遮る遮光手段を備えている。
なお、光をその波長より大きな径を有する水滴に入射すると、図4(b)に示すように、光は、回折散乱により、光の入射方向と同一方向(図中矢印A参照)、光の入射方向とは正反対方向(図中矢印B参照)、光の入射方向とは正反対方向から40°〜44°及び50°〜54°傾いた方向(図中矢印C参照)に強い散乱を受けることが知られている。以下、矢印Aの方向に向かう散乱光を散乱光A、矢印Bの方向に向かう散乱光を散乱光B、矢印Cの方向に向かう散乱光を散乱光Cという。
また、散乱光Cは、水滴内で光が1回反射(偏角が40°〜44°)又は2回反射(偏角が50°〜54°)して生じるものであり、これらの角度範囲の散乱光の強度が強くなることは、虹の原理としてよく知られた現象である。そして、散乱光Bは、ある程度の広がりを持つため、これが上述の強散乱領域となり、また、散乱光Cが、上述の収束散乱光に相当する。
そして、受光部を発光部に接近させて設置した場合には、散乱光Bの受光を阻止することができず、散乱光Bの受光を阻止するために受光部を発光部から離して設置しても、受光部での散乱光Cの受光を阻止することができない。
これに対して、本発明の距離測定装置では、散乱光Bの影響を受けない位置に受光部を配置し、且つ散乱光Cを遮る遮光手段を設けることによって、受光部のノイズレベルを超える強度を有した散乱光が、受光部にて受光されることがないようにしている。
従って、本発明の距離測定装置によれば、受光部の受光面に偏光板を配置する従来装置とは異なり、対象物からの反射光を減衰させることなく、水滴からの散乱光の受光を抑制することができ、その結果、測定可能な距離を低下させることなく、散乱光の影響による誤検出(水滴までの距離を測定してしまう等)を防止することができる。
なお、請求項2に記載のように、遮光手段として、例えば、受光部の受光面の発光部側端に設けられた遮光板を用いることができる。この場合、発光部による探査光の出射方向と受光面の法線方向とがなす角をθ、収束散乱光の偏角の下限をαとして(図4(c)参照)、遮光板の高さL1及び受光面の直径Dが、
D/L1≦tan(α−θ)
を満たすように設定されていることが望ましい。
また、請求項3に記載のように、遮光手段として、例えば、受光部の受光面と同径の開口を有するように形成され、底部に受光面が位置するように受光部が設置される凹部を用いてもよい。この場合、発光部による探査光の出射方向と受光面の法線方向とがなす角をθ、収束散乱光の偏角の下限をαとして、凹部の深さL2及び受光面の直径Dが、
D/L2≦tan(α−θ)
を満たすように設定されていることが望ましい。
更に、請求項4に記載のように、遮光手段として、格子状に配列された複数の羽板からなり、受光部の受光面を覆うように設置されるルーバを用いてもよい。この場合、発光部による探査光の出射方向と受光面の法線方向とがなす角をθ、収束散乱光の偏角の下限をαとして、ルーバを構成する羽板の高さI及び羽板の配置間隔Wが、
W/I≦tan(α−θ)
を満たすように設定されていることが望ましい。
これらのように、受光面の直径D,遮光板の高さL1,凹部の深さL2,羽板の高さI,羽板の配置間隔Wを設定することにより、収束散乱光(散乱光C)の影響を効果的に低減することができる。
特に、遮光手段としてルーバを用いた場合には、発光部や受光部に対する遮光手段の突出量が小さく抑えられ、また、遮光手段として凹部を用いた場合には、発光部や受光部より突出した構成が無くなるため、当該距離測定装置の外形が単純なものとなり、当該装置を設置する際の自由度を向上させることができる。
なお、収束散乱光は、水滴内で1回反射及び2回反射した散乱光(散乱光C)であるため、例えば、請求項5に記載のように、収束散乱光の偏角の下限αは40°に設定すればよい。
ここで、図5は、(b)が水滴による散乱光の偏角と受光強度との関係を測定した結果を示すグラフであり、(a)が測定方法を示す説明図である。
図5(a)に示すように、局所的に人工霧を発生させ、その人工霧にレーザダイオード(LD)のパルス光をレンズを介して照射し、水滴による散乱光をレンズを介してフォトダイオード(PD)にて受光した。LDと霧との間の距離(140cm)及びPDと霧との間の距離(126cm)を一定として、霧を中心として円弧状にPDの位置を変え、受光強度の角度分布を測定した。なお、レーザの波長は870nmで、PDにはSiのpin型PDを用いた。
図5(b)に示すように、LDのパルス光(探査光)の出射方向とPD(受光面)の法線方向とがなす角θがθ=0の付近では、散乱光Bの影響で、大きな受光強度となるが、θを大きくするに従って、受光強度は低下し、θ≧6°ではピーク強度の50%程度となる。しかし、更に角度θを大きくすると、受光強度は、散乱光Cの影響で急激に増大し、θ=40°付近でピークとなり、そのピークを越えると急激に低下する。
このため、請求項6に記載のように、水滴による散乱光の最大強度が、受光部のノイズレベル以下となる水滴までの距離をdとして、発光部の中心とする半径d×sin6°の範囲を強散乱領域とすることが望ましい。
なお、距離dは発光部での発光強度と受光部での受光感度とに依存するが、散乱光が非常に微弱であること、及び散乱光は更に散乱を受けてより微弱になることから、通常d=3[m]程度に設定すればよい。つまり、d=3mであれば、受光部を3×sin6°=0.31m以上、発光部の中心から離すことで、散乱光Bの影響を大幅に低減することができる。
ところで、本発明の距離測定装置は、請求項7に記載のように、発光部から出射される探査光の出射方向を予め設定された範囲内で変化させる探査光走査部を備えていてもよい。
この場合、請求項2乃至請求項4に示した式中の角度θは、探査光の出射方向に応じて変化することになるが、その最大値を用いるようにすればよい。
探査光走査部には請求項8に記載のように、多面体ミラーやガルバノミラーなどのミラーを用いることで容易に探査光の走査ができる。
また、請求項9に記載のように、探査光走査部に揺動レンズを用いることでも探査光の走査ができる。この場合、ミラーによる探査光の損失が低減されたり、装置のサイズを小さくすることができる。
請求項10に記載のように複数の発光領域をもつ発光部をプリズムなどの光学素子と組み合わせ、各発光領域から出射される探査光の出射方向を異なるものとし、かつ隙間がないようにして、各発光領域を順次発光させることで予め設定された範囲内を走査するようにしてもよい。この場合、探査光走査部が駆動部を持たないため装置の信頼性に優れる。
請求項11に記載のように、受光部は、半導体受光素子(例えば、フォトダイオード等)を用いて構成されていたりしてもよい。この場合、当該距離測定装置を、小型かつ安価に構成することができる。
請求項12に記載のように、発光部は、レーザを用いて構成されていたりしてもよい。
この場合、発光部の光出力を大きくすることができるため、より遠距離の物体やより反射率の小さい物体までの距離を測定することができる。
請求項13に記載のように、発光部は、半導体発光素子(例えば、レーザダイオード等)を用いて構成されていたりしてもよい。この場合、当該距離測定装置を、小型かつ安価に構成することができる。
なお、探査光は、人体に向けて照射される可能性がある場合には、目に対する安全性の高い波長のもの、具体的には、請求項14に記載のように、1.4μm以上の波長を有するものを用いることが望ましい。
そして、本発明の距離測定装置は、霧や雨でも精度の高い測定が可能であるため、屋外で使用する機器として好適であり、例えば、請求項15に記載のように、車両に搭載して使用することが考えられる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1は、(a)が本発明が適用された車載用の距離測定装置1の全体構成図、(b)が距離測定装置1を構成する測定ユニット3の筐体前面における各部の配置を示す説明図である。
図1(a)に示すように、距離測定装置1は、車両に取り付けられ、車両の前方に向けて探査光を出射する発光部10、及び車両の前方から到来する対象物からの反射光を受光する受光部20、発光部10と受光部20との間に立設された遮光手段としての遮光板30とを備えた測定ユニット3と、測定ユニット3とは信号線を介して接続され、測定ユニット3を駆動する指令を出力すると共に、その駆動により得られる測定結果から対象物までの距離を求める制御ユニット5とを備えている。
このうち、発光部10は、探査光としての赤外光(本実施形態では波長1.4μm)を出力する発光素子としてのレーザダイオード(LD)13と、LD13から出力された探査光のビームを整形する発光側レンズ11と、制御ユニット5からの指令に従って、パルス状の探査光が出射されるようにLD13を駆動する発光側駆動回路15とからなる。
また、受光部20は、外部から到来する光を集光する受光側レンズ21と、受光側レンズ21にて集光された光を受光する受光素子としてのフォトダイオード(PD)23と、PD23を駆動することにより、受光強度に応じた信号強度を有する受光信号を発生させる受光側駆動回路25とからなる。
なお、測定ユニット3の筐体4は、光を遮断する材料にて構成されている。また、この筐体の車両前方に向けて配置される面(以下「筐体前面」という)4aには、二つの孔6,7が形成されており、各孔6,7には、発光側レンズ11及び受光側レンズ21が、両レンズ11,21の互いの光軸が平行且つ筐体前面の法線方向と一致するように固定されている。
また、遮光板30は、図1(b)に示すように、受光側レンズ21(即ち、受光面)の周縁の発光部10側端に、両レンズ11,21の中心軸を結ぶ線(以下「配列線」という)と直交するように立設されている。また、遮光板30は、配列線を中心にして設置され、その幅(図1(b)中の上下方向の長さ)は、受光側レンズ21の直径と等しい長さに設定されている。
なお、発光側レンズ11の中心から受光側レンズ21の周縁までの最短距離Kは(1)式を、受光側レンズ21(受光面)の直径D、及び遮光板30の高さL1は(2)式を満たすように設定され、具体的には、K=32cm、D=5cm、L1=6cmに設定されている。
K≧d×sin6° (1)
D/L1≦tan(α−θ) (2)
但し、霧や雨の環境下において探査光を出射した場合に、水滴による散乱光の受光強度が受光部20のノイズレベル以下となる距離をd(本実施形態ではd=3m)、発光部10による探査光の出射方向(発光側レンズ11の光軸方向)と受光面の法線方向(受光側レンズ21の光軸方向)とがなす角をθ(本実施形態ではθ=0°)、収束散乱光の偏角の下限をα(本実施形態ではα=40°)とする。
このように構成された距離測定装置1では、発光部10から探査光を出射し、その探査光を反射した検出すべき対象物からの反射光を受光部20にて検出する。そして、探査光の出射タイミングと反射光の受光タイミングとから、探査光が対象物までの距離を往復するのに要した時間を測定し、その測定結果と光速とに基づいて対象物までの距離が算出される。
但し、雨や霧などの環境下で距離測定装置1を用いた場合、発光部10と対象との間に存在する水滴による散乱が生じる。その散乱光のうち、出射光(探査光)と正反対方向に散乱される散乱光Bの受光レベルは、探査光を中心とした半径約31cm(=3m×sin6°)の領域(以下「強散乱領域」という)では、受光部20のノイズレベルより大きく、この強散乱領域から外れた位置では、受光部20のノイズレベルより小さくなる。
また、水滴内で1回反射又は2回反射し特定方向に収束する散乱光Cは、探査光に対する偏角が40°〜44°(1回反射の場合)又は50°〜54°(2回反射の場合)であるため、この散乱光Cの受光側レンズ21(受光面)に対する入射角(受光面の法線方向に対する角度)は、最小で40°となる。
しかし、受光側レンズ21の縁に遮光板30が設けられており、しかも、受光面径D/遮光板高さL1=5/6(≒tan39.8°)<tan40°となるため、受光面に対する入射角が40°以上である散乱光Cは、遮光板30で遮られ、受光側レンズ21に入射されることがない。
つまり、距離測定装置1では、散乱光Bの影響を受けない位置に受光部20を配置し、且つ散乱光Cを遮るように形成された遮光板30を設けることによって、受光部20のノイズレベルを超える強度を有した散乱光B,Cが、受光部20にて受光されることがないようにされている。
従って、距離測定装置1によれば、対象物からの反射光を減衰させることなく、水滴からの散乱光B,Cの受光を抑制することができ、その結果、測定可能な距離を低下させることなく、散乱光B,Cの影響による誤検出(水滴までの距離を測定してしまう等)を防止することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
図2は、本発明が適用された車載用の距離測定装置101の全体構成図である。
図2に示すように、距離測定装置101は、車両に取り付けられ、車両の前方に向けて探査光を出射する発光部110、及び車両の前方から到来する対象物からの反射光を受光する受光部120を備えた測定ユニット103と、測定ユニット103とは信号線を介して接続され、測定ユニット103を駆動すると共に、その駆動により得られる測定結果から対象物までの距離を求める制御ユニット105とを備えている。
このうち、発光部110は、探査光としての赤外光(本実施形態では波長1.4μm)を出力する発光素子としてのレーザダイオード(LD)113と、LD113から出力された探査光のビームを整形する発光側レンズ111と、制御ユニット105からの指令に従って、発光側レンズを予め設定された角度範囲内で揺動させることにより、探査光の出射方向を変化させる揺動駆動部(図示せず)と、制御ユニット105からの指令に従って、パルス状の探査光が出射されるようにLD113を駆動する発光側駆動回路115とからなる。つまり、本実施形態では、発光側レンズ111として揺動レンズが用いられている。
一方、受光部120は、第1実施形態の受光側レンズ21,PD23,受光側駆動回路25と同様に構成された受光側レンズ121,PD123,受光側駆動回路125からなる。
なお、測定ユニット103の筐体104は、光を遮断する材料にて構成されている。また、この筐体104の車両前方に向けて配置される面(筐体前面)104aには、一つの孔106と、遮光手段としての一つの凹部107が形成されており、孔106には発光側レンズ111が揺動自在に取り付けられ、凹部107の底には、受光側レンズ121が固定されている。
但し、発光側レンズ111は、筐体前面の法線方向を中心にして、両レンズ111,121の中心を結ぶ配列方向に沿って、発光部110による探査光の出射方向が±10°となるように揺動し、また、受光側レンズ121は、その光軸方向(受光面の法線方向)が筐体前面104aの法線方向と一致するようにされている。
なお、発光側レンズ111の中心から凹部107の開口縁までの最短距離Kは(3)式を、受光側レンズ121(受光面)の直径(即ち、凹部107の開口径)D、及び凹部107の深さL2は(4)式を満たすように設定され、具体的には、K=32cm、D=3cm、L2=6cmに設定されている。
K≧d×sin6° (3)
D/L2≦tan(α−θ) (4)
但し、霧や雨の環境下において探査光を出射した場合に、水滴による散乱光の受光強度が受光部120のノイズレベル以下となる距離をd(本実施形態ではd=3m)、発光部110による探査光の出射方向(発光側レンズ111の光軸方向)と受光面の法線方向(受光側レンズ121の光軸方向)とがなす角の最大値をθ(本実施形態ではθ=10°)、収束散乱光の偏角の下限をα(本実施形態ではα=40°)とする。
このように構成された距離測定装置101では、第1実施形態の距離測定装置1と同様にして、探査光を反射した対象物までの距離を測定する。
また、雨や霧などの環境下で距離測定装置101を用いた場合、出射光(探査光)と正反対方向に散乱される散乱光Bの受光レベルは、探査光を中心とした半径約31cm(=3m×sin6°)の領域(以下「強散乱領域」という)では、受光部120のノイズレベルより大きく、この強散乱領域から外れた位置では、受光部120のノイズレベルより小さくなる。
また、水滴内で1回反射又は2回反射し特定方向に収束する散乱光Cは、探査光に対する偏角が40°〜44°(1回反射の場合)又は50°〜54°(2回反射の場合)であるため、この散乱光Cの受光側レンズ121(受光面)に対する入射角(α−θ)は、最小で30°(=40°−10°)となる。
しかし、受光側レンズ121が凹部107の底に設けられており、しかも、受光面径D/凹部深さL2=3/6(≒tan26.6°)<tan30°となるため、受光面への入射角が30°以上である散乱光Cは、凹部107の底、即ち受光側レンズ121に到達することがない。
つまり、距離測定装置101では、発光部110と凹部107(受光部120)との配置間隔を、散乱光Bの影響を受けない大きさとし、且つ散乱光Cでは底まで到達することのできない深さを有する凹部107の底に受光部120の受光面(受光側レンズ121)を設けることによって、受光部120のノイズレベルを超える強度を有した散乱光B,Cが、受光部120にて受光されることがないようにされている。
従って、距離測定装置101によれば、対象物からの反射光を減衰させることなく、水滴からの散乱光B,Cの受光を抑制することができ、その結果、測定可能な距離を低下させることなく、散乱光B,Cの影響による誤検出(水滴までの距離を測定してしまう等)を防止することができる。
また、距離測定装置101によれば、距離測定装置1における遮光板30のように、筐体正面から大きく突出する構成が存在せず、単純な外観形状を有しているため、車両に設置する際の自由度を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
図3は、本発明が適用された車載用の距離測定装置201の全体構成図である。
図3に示すように、距離測定装置201は、車両に取り付けられ、車両の前方に向けて探査光を出射する発光部210、及び車両の前方から到来する対象物からの反射光を受光する受光部220、受光部220の受光面を覆うように設置された遮光手段としてのルーバ230を備えた測定ユニット203と、測定ユニット203とは信号線を介して接続され、測定ユニット203を駆動すると共に、その駆動により得られる測定結果から対象物までの距離を求める制御ユニット205とを備えている。
なお、発光部210は、第2実施形態の発光側レンズ111,揺動駆動部,LD113,発光側駆動回路115と同様に構成された発光側レンズ211,揺動駆動部(図示せず),LD213,発光側駆動回路215からなり、一方、受光部220は、第1実施形態の受光側レンズ21,PD23,受光側駆動回路25と同様に構成された受光側レンズ221,PD223,受光側駆動回路225からなる。
なお、測定ユニット203の筐体204は、光を遮断する材料にて構成されている。また、この筐体の車両前方に向けて配置される面(筐体前面)204aには、二つの孔206,207が形成されており、一方の孔206には、発光側レンズ211が揺動自在に取り付けられ、他方の孔207には、受光側レンズ221が固定されている。
但し、発光側レンズ211は、筐体前面204aの法線方向を中心にして、両レンズ211,221の中心を結ぶ配列方向に沿って、発光部210による探査光の出射方向が±10°となるように揺動し、また、受光側レンズ221は、その光軸方向が筐体前面204aの法線方向と一致するようにされている。
また、ルーバ230は、高さIの羽板を、配置間隔Wで複数配置したものであり、各羽板は、両レンズ211,221の中心軸を結ぶ配列線と直交するように配置されている。
なお、発光側レンズ211の中心から受光側レンズ211の周縁までの最短距離Kは(5)式を、ルーバ230を構成する各羽板の高さW及び配置間隔Iは(6)式を満たすように設定され、具体的には、K=32cm、W=0.3cm、I=0.6cmに設定されている。
K≧d×sin6° (5)
W/I≦tan(α−θ) (6)
但し、霧や雨の環境下において探査光を出射した場合に、水滴による散乱光の受光強度が受光部220のノイズレベル以下となる距離をd(本実施形態ではd=3m)、発光部210による探査光の出射方向(発光側レンズ211の光軸方向)と受光面の法線方向(受光側レンズ221の光軸方向)とがなす角の最大値をθ(本実施形態ではθ=10°)、収束散乱光の偏角の下限をα(本実施形態ではα=40°)とする。
このように構成された距離測定装置201では、第1実施形態の距離測定装置1と同様にして、探査光を反射した対象物までの距離を測定する。
また、雨や霧などの環境下で距離測定装置201を用いた場合、出射光(探査光)と正反対方向に散乱される散乱光Bの受光レベルは、探査光を中心とした半径約31cm(=3m×sin6°)の領域(以下「強散乱領域」という)では、受光部220のノイズレベルより大きく、この強散乱領域から外れた位置では、受光部220のノイズレベルより小さくなる。
また、水滴内で1回反射又は2回反射し特定方向に収束する散乱光Cは、探査光に対する偏角が40°〜44°(1回反射の場合)又は50°〜54°(2回反射の場合)であるため、この散乱光Cの受光側レンズ221(受光面)に対する入射角(α−θ)は、最小で30°(=40°−10°)となる。
しかし、受光側レンズ221の受光面を覆うようにルーバ230が設けられており、しかも、ルーバ配置間隔W/ルーバ高さI=0.3/0.6(≒tan26.6°)<tan30°となるため、受光面に対する入射角が30°以上である散乱光Cは、ルーバ230の存在により遮られ、受光側レンズ221に入射されることがない。
つまり、距離測定装置201では、発光部210と受光部220との配置間隔を、散乱光Bの影響を受けない大きさとし、且つ散乱光Cを遮るように形成されたルーバ230を設けることによって、受光部220のノイズレベルを超える強度を有した散乱光B,Cが、受光部220にて受光されることがないようにされている。
従って、距離測定装置201によれば、対象物からの反射光を減衰させることなく、水滴からの散乱光B,Cの受光を抑制することができ、その結果、測定可能な距離を低下させることなく、散乱光B,Cの影響による誤検出(水滴までの距離を測定してしまう等)を防止することができる。
また、距離測定装置201によれば、距離測定装置1における遮光板30と比較して、筐体前面からの突出量が格段に小さい(本実施形態では1/10)ルーバ230を用いているため、大きく突出した部位が存在しないため、車両に設置する際の自由度を高めることができる。
なお、ルーバ230による受光部220での受光量の低下を必要最小限に抑えるため、ルーバ230を構成する羽板の厚さはできるだけ薄いものを用いることが望ましい。また、ルーバ230として、「覗き込み防止フィルタ」などの名称で市販され、羽板の高さI及び配置間隔Wがより小さいマイクロルーバを用いてもよい。
更に、ルーバ230を構成する羽板の高さI及び配置間隔Wは、散乱光Cを遮ることができればよく、必ずしも全てを一定の大きさとする必要はない。
[他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、第1実施形態の遮光板30として、直線的な形状を有するものを用いたが、低角度で散乱される光が受光側レンズ21に入射されないものであれば、形状は特に限定されるものではない。具体的には、受光側レンズ21の周縁に沿って設けられた円弧状フードを、遮光板30として用いてもよい。
また、遮光板30の高さL1は、近距離に位置する対象物の検出能力を確保するために、散乱光Cを遮光できる必要最小限の大きさとすることが望ましい。
また、第1実施形態では、遮光板30の長さを受光側レンズ21の直径と同じ長さとしたが、散乱光Cを遮光できれば、受光側レンズ21の直径より短くても、逆にこれより長くてもよい。
また、第2及び第3実施形態では、送信側レンズ11を揺動する揺動駆動部を設けることで、探査光を走査するように構成したが、これを多面体ミラーやガルバノミラーなどの可動ミラーを用いて構成してもよい。
また、上記実施形態において、距離K,d、受光径D、遮光板高さL1、凹部深さL2、羽板高さI、羽板配置間隔W、角度θとして具体的な数値を示したが、これらの数値に限るものではなく、発光部10,110,210から出射される探査光の強度、受光部20,120,220での受光感度、発光部110,210による探査光の走査範囲等に応じて適宜変更すればよい。
また、第1実施形態の距離測定装置1を、探査光の走査を行うように構成(即ち、θ≠0°)し、第2及び第3実施形態の距離測定装置101,201を、探査光の走査を行わないように構成(即ち、θ=0°)してもよい。
また、上記第2及び第3実施形態では、発光側レンズ111,211として揺動レンズを用いることにより、探査光による走査を実現しているが、複数の発光領域をもつ発光部をプリズムなどの光学素子と組み合わせ、各発光領域から出射される探査光の出射方向を異なるものとし、かつ隙間がないようにして、各発光領域を順次発光させることで予め設定された範囲内を走査するようにしてもよい。この場合、探査光を走査するための構成(探査光走査部)が駆動部を持たないため、装置の信頼性を向上させることができる。
(a)が第1実施形態の距離測定装置の全体構成図、(b)が距離測定装置を構成する測定ユニットの筐体前面における各部の配置を示す説明図。 第2実施形態の距離測定装置の全体構成図。 第3実施形態の距離測定装置の全体構成図。 従来技術の課題や、課題解決の前提となる原理などを示す説明図。 (a)散乱光の偏角と受光強度との関係を測定する際の測定方法、(b)がその測定結果を示すグラフ。
符号の説明
1,101,201…距離測定装置、3,103,203…測定ユニット、 4,104,204…筐体、5,105,205…制御ユニット、6,7,106,206,207…孔、10,110,210…発光部、11,111,211…発光側レンズ、13,113,213…レーダダイオード(LD)、15,115,215…発光側駆動回路、20,120,220…受光部、21,121,221…受光側レンズ、23,123,223…フォトダイオード(PD)、25,125,225…受光側駆動回路、30…遮光板、107…凹部、230…ルーバ。

Claims (15)

  1. 探査光を出射する発光部と、
    前記探査光の反射光を受光する受光部と、
    を備え、前記受光部によって受光した反射光に基づいて、前記探査光を反射した対象物までの距離を測定する距離測定装置において、
    前記探査光が該探査光の波長より大きな径を有する水滴を透過又は該水滴で反射することで発生する散乱光の強度が、前記受光部のノイズレベルを超えた大きさとなる前記発光部を中心とした領域を強散乱領域として、前記受光部を、前記強散乱領域から外れた位置に設置すると共に、
    前記散乱光のうち、特定方向に収束する収束散乱光、及び該収束散乱光より大きな入射角で前記受光部に入射しようとする散乱光を遮る遮光手段を設けたことを特徴とする距離測定装置。
  2. 前記遮光手段は、前記受光部の受光面の前記発光部側端に立設された遮光板からなり、
    前記発光部による前記探査光の出射方向と前記受光面の法線方向とがなす角をθ、前記収束散乱光の偏角の下限をαとして、前記遮光板の高さL1及び前記受光面の直径Dが、
    D/L1≦tan(α−θ)
    を満たすように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の距離測定装置。
  3. 前記遮光手段は、前記受光部の受光面と同径の開口を有するように形成され、底部に前記受光面が位置するように前記受光部が設置される凹部からなり、
    前記発光部による前記探査光の出射方向と前記受光面の法線方向とがなす角をθ、前記収束散乱光の偏角の下限をαとして、前記凹部の深さL2及び前記受光面の直径Dが、
    D/L2≦tan(α−θ)
    を満たすように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の距離測定装置。
  4. 前記遮光手段は、格子状に配列された複数の羽板からなり、前記受光部の受光面を覆うように設置されるルーバからなり、
    前記発光部による前記探査光の出射方向と前記受光面の法線方向とがなす角をθ、前記収束散乱光の偏角の下限をαとして、前記ルーバを構成する羽板の高さI及び羽板の配置間隔Wが
    W/I≦tan(α−θ)
    を満たすように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の距離測定装置。
  5. 前記収束散乱光の偏角の下限αが40°に設定されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の距離測定装置。
  6. 水滴による散乱光の最大強度が、前記受光部のノイズレベル以下となる水滴までの距離をdとして、前記発光部の中心とする半径d×sin6°の範囲を、前記強散乱領域とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の距離測定装置。
  7. 前記発光部から出射される探査光の出射方向を予め設定された範囲内で変化させる探査光走査部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の距離測定装置。
  8. 前記探査光走査部が、可動ミラーを用いて構成されていることを特徴とする請求項7に記載の光学式距離測定装置。
  9. 前記探査光走査部が、揺動レンズを用いて構成されていることを特徴とする請求項7に記載の光学式距離測定装置。
  10. 前記発光部が複数の発光領域をもち、かつ光学素子により各発光部から出射される探査光の出射方向が異なる方向となるようにすることで、探査光の出射方向を予め設定された範囲内で変化させることを特徴とする請求項7に記載の光学式距離測定装置。
  11. 前記受光部が、半導体受光素子を用いて構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の距離測定装置。
  12. 前記発光部が、レーザを用いて構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の距離測定装置。
  13. 前記発光部が、半導体発光素子を用いて構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の距離測定装置。
  14. 前記発光部から出射される探査光の波長は、1.4μm以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の距離測定装置。
  15. 車両に搭載して使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の距離測定装置。
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