JP2016020831A - レーザレンジファインダ - Google Patents

レーザレンジファインダ Download PDF

Info

Publication number
JP2016020831A
JP2016020831A JP2014144212A JP2014144212A JP2016020831A JP 2016020831 A JP2016020831 A JP 2016020831A JP 2014144212 A JP2014144212 A JP 2014144212A JP 2014144212 A JP2014144212 A JP 2014144212A JP 2016020831 A JP2016020831 A JP 2016020831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
light
laser
axis
range finder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014144212A
Other languages
English (en)
Inventor
雄一郎 増田
Yuichiro Masuda
雄一郎 増田
堀邊 隆介
Ryusuke Horibe
隆介 堀邊
村山 学
Manabu Murayama
学 村山
瀬戸野 真吾
Shingo Setono
真吾 瀬戸野
智久 平井
Tomohisa Hirai
智久 平井
篤史 虫本
Atsushi Mushimoto
篤史 虫本
文俊 松野
Fumitoshi Matsuno
文俊 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Kyoto University NUC
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Kyoto University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd, Kyoto University NUC filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2014144212A priority Critical patent/JP2016020831A/ja
Priority to EP15176461.0A priority patent/EP2975447B1/en
Priority to US14/798,508 priority patent/US10031213B2/en
Publication of JP2016020831A publication Critical patent/JP2016020831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】小型化及び光学部品の部品点数の削減ができるレーザレンジファインダを提供する。
【解決手段】本発明に係るレーザレンジファインダ1は、レーザ光を出射するLD10と、揺動軸Jを中心に揺動することにより、LD10から出射されたレーザ光を走査するスキャンミラー20と、スキャンミラー20によって走査されたレーザ光の測定対象物2からの反射光を、スキャンミラー20を介して受光するPD30とを備え、LD10及びPD30の各々は、LD10、PD30及びスキャンミラー20を含む平面において、スキャンミラー20に対して互いに異なる方向に配置され、スキャンミラー20は、LD10から出射されたレーザ光L1を反射する第1ミラー部21Aと、測定対象物2からの反射光L3を反射かつ集光することによりPD30に反射光L4を導く第2ミラー部21Bとを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、対象物までの距離を測定するレーザレンジファインダに関する。
ロボットが自律移動する時の障害物を検知するためのセンサ、あるいは、人物を検知するためのセンサには、例えば、レーザレンジファインダ(Laser Range Finder、LRF)がある。
レーザレンジファインダは、レーザ光が出射されてから、レーザ光が対象物に当たって反射した反射光が返ってくるまでの時間の測定を行い、測定結果から対象物までの距離を算出する。レーザレンジファインダは、レーザ光を出射する方向を水平方向および垂直方向に変化させることで、距離の測定を行う範囲(以下、「走査範囲」と称する)の全体において対象物までの距離の測定を行う。
具体的には、レーザレンジファインダは、例えば、レーザ光を出射するレーザダイオード(Laser Diode、LD)と、レーザ光の出射方向を調整するスキャンミラーと、対象物からの反射光を受光する受光素子と、信号処理部とを備えている。レーザ光の出射方向を調整するスキャンミラーには、例えば、回転機構に取り付けられたミラー、ポリゴンミラー、MEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラー等がある。信号処理部は、レーザダイオードにレーザ光を出射させる出力信号を出力し、受光素子からの受光信号を受け付ける。信号処理部は、レーザダイオードから出射されるレーザ光の位相と受光素子が受光した反射光の位相との差から、対象物までの距離を測定する。
ここで、スキャンミラーはレーザ光を走査するという機能しか持たず、対象物からの反射光を集光するための光学部品を別に設置する必要がある。また、対象物からの反射光は非常に微弱であるため、このような反射光を用いて対象物までの距離を測定するためには、受光部にLDからの光が入射しないようにすることが必要である。
このようなレーザレンジファインダの構成として、反射光の光路上に当該反射光を集光するためのレンズと、LDから出射されたレーザ光の光路と、反射光の光路とを分離するための有孔ミラーとを備える構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−210315号公報
しかしながら、このような構成の場合、レーザレンジファインダの測距精度を向上させるためにスキャンミラーの反射面を大面積化すると、それに伴って、反射光を集光するレンズ等の光学部品も大型化する必要がある。この場合、レーザレンジファインダが大型化するという問題がある。
また、光学部品の部品点数についても、削減が求められている。
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、小型化及び光学部品の部品点数の削減ができるレーザレンジファインダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るレーザレンジファインダは、対象物までの距離を測定するレーザレンジファインダであって、レーザ光を出射する光源と、揺動軸を中心に揺動することにより、前記光源から出射されたレーザ光を走査する揺動ミラーと、前記揺動ミラーによって走査されたレーザ光の前記対象物からの反射光を、前記揺動ミラーを介して受光する受光部とを備え、前記光源及び前記受光部の各々は、前記揺動ミラーに対して互いに異なる方向に配置され、前記揺動ミラーは、前記光源から出射されたレーザ光を反射する第1ミラー部と、前記対象物からの反射光を反射かつ集光することにより前記受光部に前記反射光を導く第2ミラー部とを有する。
これにより、光源から出射されたレーザ光と受光部へ導かれる反射光との光路を分離する構成や、反射光L3を集光するための光学部品を設ける必要がない、もしくは設置した光学部品の有効受光面積より大きなスキャンミラーを用いて受光量を増加することができる。よって、小型化及び光学部品の部品点数の削減ができる。さらに、光学部品の部品点数を削減できることにより、レーザレンジファインダ内部での不要光及び迷光の発生を抑制できる。よって、受光部で受光する反射光のS/N比を向上することができるので、測距精度を向上することができる。
例えば、前記第1ミラー部は、前記第2ミラー部の集光軸上に配置され、前記第1ミラー部の前記レーザ光を反射する面は、当該集光軸に垂直な面に対して傾斜して配置されていてもよい。
ここで、対象物へ出射されたレーザ光の光軸と当該対象物からの反射光の光軸とは略同一と見なすことができる。したがって、光源から出射されたレーザ光の光軸と受光部へ導かれる反射光の光軸とは、集光軸に垂直な面(図中のX’Y’平面)に対する光源から出射されたレーザ光を反射する面の傾斜角の2倍だけ、方向(角度)が異なる。よって、揺動ミラーは、光源から出射されたレーザ光の光路と受光部へ導かれる反射光の光路とを、当該傾斜角の2倍の角度で分離することができる。
また、例えば、前記第2ミラー部は、前記反射光を反射する面が凹形状の凹面鏡であってもよい。
また、例えば、前記第2ミラー部は、前記反射光を反射する反射部材と、当該反射部材に積層され、前記反射光を透過かつ集光するレンズ部材とを有してもよい。
また、例えば、前記第1ミラー部は、前記揺動ミラーの前記揺動軸上に配置されていてもよい。
これにより、第1ミラー部を小型化できる。つまり、第1ミラー部の光源から出射されたレーザ光を反射する面を小面積化できる。具体的には、第1ミラー部を揺動ミラーの揺動軸に配することにより、揺動による第1ミラー部の位置の変化を抑制できる。光源から出射された光源から出射されたレーザ光は指向性が高いので、揺動による第1ミラー部の位置の変化が小さいことにより、当該反射する面を極めて極小の面積で構成できる。
また、例えば、前記第2ミラー部は、前記第1ミラー部を囲むように配置されていてもよい。
このように、集光機能を有する第2ミラー部を第1ミラー部の周囲に配置することにより、光量の小さい散乱光である対象物からの反射光を受光反射する面を大面積化できる。よって、対象物からの反射光を面積が十分に大きい反射面で受光反射して受光部に集光させることができるので、受光部でS/Nの良い信号を得ることができる。
また、例えば、前記第2ミラー部の前記反射光を反射する面の裏面は、当該第2ミラー部の集光軸に直交する略平面形状であり、当該集光軸は、前記揺動ミラーの前記揺動軸を通ってもよい。
ここで、第2ミラー部は、集光機能を有することにより位置に応じて厚さが異なる。つまり、第2ミラー部は、単位面積当たりの質量が集光軸からの距離に応じて異なる。そこで、集光軸が揺動軸を通るように構成することにより、揺動軸を中心に左右形状が相似となり質量バランスがとれる。その結果、共振による揺動ミラーの揺動を容易にできる。
また、例えば、前記第1ミラー部は、前記第2ミラー部から外方に突出する凸形状であってもよい。
本発明によると、小型化及び光学部品の部品点数の削減ができる。
実施の形態1におけるレーザレンジファインダの概略構成の一例を示す斜視図である。 実施の形態1におけるレーザレンジファインダの機能構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1におけるスキャンミラーの構成の一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’線における断面図、(c)は(a)のB−B’線における断面図である。 実施の形態1におけるスキャンミラーによる反射を示す斜視図である。 図4の揺動軸Jにおけるミラー部材の断面図である。 実施の形態2におけるレーザレンジファインダの概略構成の一例を示す斜視図である。 実施の形態2におけるスキャンミラーによる反射を示す斜視図である。 他の実施の形態におけるスキャンミラーの構成の一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’線における断面図、(c)は(a)のB−B’線における断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、各図は、必ずしも各寸法あるいは各寸法比等を厳密に図示したものではない。
また、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1のレーザレンジファインダについて、図1〜図5を用いて説明する。
[1.レーザレンジファインダの構成]
まず、本実施の形態に係るレーザレンジファインダの構成について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、実施の形態1におけるレーザレンジファインダの概略構成の一例を示す斜視図である。なお、図1にはレーザレンジファインダ1による測定対象物2も示されている。また、図1は、レーザレンジファインダ1の筐体11を透視して筐体11内方を示した図となっている。図2は、実施の形態1におけるレーザレンジファインダ1の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、図2では、電気信号の経路を実線の矢印で示し、光の進路を一点鎖線の矢印で示している。
また、図1では、Z軸方向をレーザレンジファインダ1の走査軸(基準方向)に平行な軸として示しており、Y軸を上下方向(設置状態での重力の作用する方向)として示している。以下ではY軸方向を上下方向として説明するが、使用態様によってはY軸方向が上下方向にならない場合も考えられるため、Y軸方向は上下方向となることには限定されない。以下の図においても、同様である。
また、以下において、例えば、X軸方向プラス側とは、X軸の矢印方向側を示しており、X軸方向マイナス側とは、X軸方向プラス側とは反対側を示す。Y軸方向やZ軸方向についても同様である。
図1に示すように、本実施の形態におけるレーザレンジファインダ1は、筐体11の内部に配置されたLD10と、スキャンミラー20と、フォトダイオード(PD;Photodiode)30とを備える。フォトダイオードはより高感度なアバランシェフォトダイオード(APD:Avalanche Photo Diode)でもよい。また、本実施の形態におけるレーザレンジファインダ1は、さらに、図2に示すように、変調信号出力部40と、ミラー駆動部50と、信号処理部60とを備える。ここで、信号処理部60は、測定対象物2までの距離を算出する距離算出部61を有する。
LD10は、レーザ光を出射する光源の一例であり、変調信号出力部40から出力される変調信号に従ってレーザ光を出射する。LD10は、筐体11の内部に配置され、レーザ光をスキャンミラー20に向けて出射する。
スキャンミラー20は、図1に示すように、揺動軸Jを中心に揺動することにより、LD10から出射されたレーザ光を走査する揺動ミラーの一例であり、ミラー部材21と、当該ミラー部材21を揺動させる揺動器22とを有し、例えば、電子回路を形成するシリコン基板上に、微小な機械部品であるミラー部材21を形成して構成されるMEMSミラーである。なお、スキャンミラー20の詳細な構成については後述する。また、スキャンミラー20の揺動軸Jとは、具体的には、後述するスキャンミラー20のミラー部材21の揺動軸である。
PD30は、スキャンミラー20によって走査されたレーザ光の測定対象物2からの反射光を、スキャンミラー20を介して受光する受光部の一例であり、受光量を示す電気信号を距離算出部61へ出力する。
ここで、LD10及びPD30の各々は、スキャンミラー20に対して互いに異なる方向に配置されている。言い換えると、LD10からスキャンミラー20に到達するレーザ光の光路と、スキャンミラー20からPD30に到達する反射光の光路とは、分離されている。このように光路が分離されるメカニズムについては、後述するスキャンミラー20の詳細な構成で説明する。
本実施の形態では、図1に示すように、LD10及びPD30の各々は、LD10、PD30及びスキャンミラー20を含むYZ平面において、スキャンミラー20に対して互いに異なる方向に配置されている。
変調信号出力部40は、LD10に出射させるレーザ光に含まれる変調信号を生成する。また、当該変調信号を距離算出部61へ出力する。
ミラー駆動部50は、信号処理部60の出力に従って、スキャンミラー20を駆動するための駆動電流を生成し、スキャンミラー20に対して出力する。
信号処理部60は、上述のように距離算出部61を備え、システムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)、あるいは、IC(Integrated Circuit)を用いて構成されていてもよい。あるいは、信号処理部60は、マイクロコントローラにより構成されていても構わない。
距離算出部61は、PD30が受光した反射光と変調信号出力部40で生成された変調信号との位相差を用いて、レーザレンジファインダ1から測定対象物2までの距離を算出する。つまり、距離算出部61は、当該位相差を用いて、レーザ光がLD10から出射されてからPD30で受光されるまでの時間を算出する。この時間は、レーザ光がLD10から測定対象物2までを往復するのにかかる時間である。したがって、距離算出部61は、当該時間の1/2に光の速さを乗算することにより、当該距離を求めることができる。
以上のように構成されたレーザレンジファインダ1は、スキャンミラー20によってレーザ光を走査し、測定対象物2によるレーザ光の反射光を受光することにより、当該測定対象物2までの距離を測定する。
[2.スキャンミラー]
次に、上述したスキャンミラー20について、図3〜図5を用いて詳述する。
図3は、実施の形態1におけるスキャンミラー20の構成の一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’線における断面図、(c)は(a)のB−B’線における断面図である。図4は、実施の形態1におけるスキャンミラー20による反射を示す斜視図である。図5は、図4の揺動軸Jにおけるミラー部材21の断面図である。なお、図4及び図5では、さらに、LD10及びPD30と、LD10からスキャンミラー20に到達するレーザ光L1と、スキャンミラー20によって反射されたレーザ光L1であるレーザ光L2と、レーザ光L2の測定対象物2からの反射光である反射光L3と、スキャンミラーによって反射された反射光L3である反射光L4とが示されている。
なお、図4及び図5では、X’軸方向を図1に示すX軸方向と同一方向として示し、Y’軸方向をスキャンミラー20の揺動軸Jの延伸方向、Z’軸方向をX’軸方向及びY’軸方向に直交する方向として示している。
図3及び図4に示すように、ミラー部材21と揺動器22とは、架橋部材23によって、互いに機械的に接続されている。
[2−1.構成]
以下、ミラー部材21の詳細について説明する。
ミラー部材21は、LD10から出射されたレーザ光L1を反射する第1ミラー部21Aと、測定対象物2による反射光L3を反射かつ集光することによりPD30に反射光L4を導く第2ミラー部21Bとを有し、例えば所定の波長の光を少なくとも一部反射する。所定の波長とは、LD10から出射されたレーザ光L1の波長である。
これにより、図3及び図4に示すように、LD10から出射されたレーザ光L1は、第1ミラー部21Aによって反射されることにより、レーザレンジファインダ1の外部へ出射及び走査される。一方、レーザレンジファインダ1の外部へ出射及び走査されたレーザ光L2のうち測定対象物2によって反射された反射光L3は、第2ミラー部21Bによって反射及び集光されることにより、PD30で受光される。
したがって、本実施の形態に係るレーザレンジファインダ1では、LD10からスキャンミラー20に到達するレーザ光L1の光路と、スキャンミラー20からPD30に到達する反射光L4の光路とを分離することができる。
また、本実施の形態では、スキャンミラー20が有する第2ミラー部21Bによって、測定対象物2からの反射光L3が集光される。
ここで、反射光L3はレーザ光L2が測定対象物2によって反射散乱された光であるため、当該反射光L3の光強度はレーザ光L1、L2の光強度と比較して非常に小さくなる。このため、本実施の形態に係るレーザレンジファインダ1では、第2ミラー部21Bによって反射光L3を集光することにより、PD30で受光される反射光L4のS/N比を向上することができる。これにより、例えば、レーザレンジファインダ1から測定対象物2までの距離が遠い、及び、測定対象物2が小さい等の理由により、測定対象物2からの反射光L3の光強度が小さい場合であっても、本実施の形態に係るレーザレンジファインダ1は当該測定対象物2までの距離を測定することができる。言い換えると、測距精度を向上することができる。
[2−2.光路分離のメカニズム]
次に、上述のように光路が分離されるメカニズムについて、第1ミラー部21A及び第2ミラー部21Bの構成について説明しながら述べる。
第1ミラー部21Aは、図5に示すように、第2ミラー部21Bの集光軸OA上に配置されている。具体的には、第1ミラー部21Aは、図3〜図5に示すように、第2ミラー部21Bから外方に突出する凸形状であり、より具体的には、揺動軸Jに平行な面(図中のY’Z’平面)での断面形状が略三角形、揺動軸Jに垂直な面(図中のX’Z’平面)での断面形状が略矩形形状の略三角柱形状である。
ここで、第1ミラー部21Aのレーザ光L1を反射する反射面21aは、当該集光軸OAに垂直な面(図中のX’Y’平面)に対して傾斜して配置されている。反射面21aは、例えば、0.5mm角の矩形形状であり、LD10から出射されたレーザ光L1の直径(スポット径)より大きく形成されている。よって、LD10から出射されたレーザ光L1は、反射面21aによって反射される。
また、第1ミラー部21Aは、スキャンミラー20の揺動軸J上に配置されている。具体的には、ミラー部材21の揺動軸J上に配置されている。なお、揺動軸J上に配置されているとは、揺動軸Jの近傍(揺動軸Jに対してミラー部材21の直径の10パーセント以内の範囲)に配置されている場合も含まれる。
第2ミラー部21Bは、図3及び図5に示すように、測定対象物2からの反射光L3を反射する反射面21bが凹形状の凹面鏡である。この第2ミラー部21Bの集光軸OAは、例えば、X’Y’平面における第2ミラー部の中心のZ’軸方向に平行な線である。反射面21bは、例えば、パラボラ形状、及び、楕円の回転体の一部を成す形状等であり、この反射面21bの集光軸OAに垂直な面(図中のX’Y’平面)における直径は、例えば、3.0mmである。
このような構成により、LD10を出射したレーザ光L1は、揺動軸Jを中心に揺動するミラー部材21の反射面21aで反射されることにより、エリア走査されるレーザ光L2となり、測定対象物2に至る。測定対象物2でレーザ光L2が反射(拡散反射)されることにより生じる測定対象物2からの反射光L3は、集光軸OAを挟んで反射光L3に対峙した光軸で反射して反射光L4となり、PD30に至る。このとき、反射光L4は、ミラー部材21の反射面21bの凹面鏡形状により、集光されてPD30に至る。
ここで、測定対象物2へ出射されたレーザ光L2の光軸と当該測定対象物2で反射された反射光L3の光軸とは略同一と見なすことができる。したがって、レーザ光L1の光軸と反射光L4の光軸とは、集光軸OAに垂直な面(図中のX’Y’平面)に対する反射面21aの傾斜角の2倍だけ方向(角度)が異なる。よって、スキャンミラー20は、レーザ光L1の光路と反射光L4の光路とを、当該傾斜角の2倍の角度で分離することができる。
すなわち、LD10及びPD30の各々は、LD10、PD30及びスキャンミラー20を含む平面(YZ平面)において、スキャンミラー20とLD10とを結ぶ線とスキャンミラー20とPD30とを結ぶ線との成す角が、当該傾斜角の2倍となるように配置されている。
このように、本実施の形態では、スキャンミラー20が、LD10からのレーザ光L1を反射する反射面21aを有する第1ミラー部21Aと、測定対象物2からの反射光L3をレーザ光L1とは異なる方向へ反射かつ集光する反射面21bを有する第2ミラー部21Bとを有することにより、レーザ光L1の光路と反射光L4との光路を分離することができる。
[3.比較例との対比]
ここで、平板状のミラー部材を揺動するスキャンミラーを用いて、LDから出射されたレーザ光の光路とPDへ入射する反射光の光路とを分離し、かつ、当該反射光を集光する構成としては、次のような構成が考えられる。具体的には、LDから当該スキャンミラーへ至るレーザ光の光路上に光路を分離するための光学部品を設け、かつ、当該スキャンミラーからPDへ至る反射光の光路上に当該反射光を集光する光学部品を設ける構成が考えられる。
このような光学部品としては、例えば、スキャンミラーからの反射光をPDへ集光するための反射面の一部に、LDから出射されたレーザ光をスキャンミラーへ導くための面が形成された凹面鏡が挙げられる。また、例えば、スキャンミラーからの反射光をPDに反射させるための平板状のミラー部材に、LDから出射されたレーザ光をスキャンミラーへ導くための孔が形成された有孔ミラーと、スキャンミラーからの反射光のうち当該有孔ミラーで反射された光をPDへ集光するための集光レンズとの組み合わせが挙げられる。
しかしながら、このような構成では、測定対象物からの反射光を平板状のミラー部材で反射することにより、光量の小さい反射光を効率よく利用するためには、スキャンミラーとPDとの間に、反射光を集光するための光学部品を設ける必要があるという問題がある。また、このような光学部品の受光面積として、平板状のミラー部材と同様の大きさが必要であるという問題がある。つまり、このような構成では、光学部品の部品点数の増加やレーザレンジファインダが大型化するという問題がある。
また、レーザレンジファインダでは、当該レーザレンジファインダ内部でのレーザ光及び反射光の折り返しや、光学部品の段数が多いほど、不要光及び迷光の発生が懸念される。測定対象物からの反射光は極めて光量が小さいため、不要光及び迷光が発生した場合、当該反射光が不要光及び迷光に埋もれてしまう場合がある。このような場合、正しい測定結果(測定対象物までの距離)が得られなくなるという問題がある。
これに対して、本実施の形態では、スキャンミラー20が、LD10から出射されたレーザ光L1を反射する第1ミラー部21Aと、測定対象物2からの反射光L3を反射かつ集光することによりPD30に反射光L4を導く第2ミラー部21Bとを有する。つまり、スキャンミラー20は、反射機能に加えて集光機能を有する。これにより、本実施の形態に係るレーザレンジファインダ1は、反射光L3を集光するための光学部品を設ける必要がないため、小型化及び光学部品の部品点数の削減ができる。さらに、光学部品の部品点数を削減できることにより、レーザレンジファインダ1内部での不要光及び迷光の発生を抑制できる。よって、PD30で受光する反射光L4のS/N比を向上することができるので、測距精度を向上することができる。
[4.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係るレーザレンジファインダ1では、スキャンミラー20が、LD10から出射されたレーザ光L1を反射する第1ミラー部21Aと、測定対象物2からの反射光L3を反射かつ集光することによりPD30に反射光L4を導く第2ミラー部21Bとを有する。
これにより、レーザ光L1と反射光L4との光路を分離する構成や、反射光L3を集光するための光学部品を設ける必要がない。もしくは設置した光学部品の有効受光面積より大きなスキャンミラーを用いて受光量を増加することができる。よって、小型化及び光学部品の部品点数の削減ができる。さらに、光学部品の部品点数を削減できることにより、レーザレンジファインダ1内部での不要光及び迷光の発生を抑制できる。よって、PD30で受光する反射光L4のS/N比を向上することができるので、測距精度を向上することができる。
また、本実施の形態では、第1ミラー部21Aは、第2ミラー部21Bの集光軸OA上に配置され、第1ミラー部21Aのレーザ光L1を反射する反射面21aは、当該集光軸OAに垂直な面(図中のX’Y’平面)に対して傾斜して配置されている。
ここで、測定対象物2へ出射されたレーザ光L2の光軸と当該測定対象物2で反射された反射光L3の光軸とは略同一と見なすことができる。したがって、レーザ光L1の光軸と反射光L4の光軸とは、集光軸OAに垂直な面(図中のX’Y’平面)に対する反射面21aの傾斜角の2倍だけ方向(角度)が異なる。よって、スキャンミラー20は、レーザ光L1の光路と反射光L4の光路とを、当該傾斜角の2倍の角度で分離することができる。
なお、第1ミラー部21Aは、集光軸OA上以外の位置に配置されていてもよく、第1ミラー部21Aのレーザ光L1を反射する反射面21aは、当該集光軸OAに垂直な面(図中のX’Y’平面)に対して傾斜していなくてもよい。例えば第1ミラー部21Aは、第2ミラー部21Bの周縁部に配置され、当該反射面21aは集光軸OAに垂直な面と平行に配置されていてもよい。
また、本実施の形態では、第1ミラー部21Aは、スキャンミラー20の揺動軸Jに配置されている。具体的には、ミラー部材21の揺動軸J上に配置されている。
これにより、第1ミラー部21Aを小型化できる。つまり、第1ミラー部21Aの反射面21aを小面積化できる。具体的には、第1ミラー部21Aをスキャンミラー20の揺動軸Jに配することにより、揺動による第1ミラー部21Aの位置の変化を抑制できる。LD10から出射されたレーザ光L1は指向性が高いので、揺動による第1ミラー部21Aの位置の変化が小さいことにより、反射面21aを極めて極小の面積で構成できる。
なお、第1ミラー部材21に加え、架橋部材23も、LD10から出射されたレーザ光L1を反射してもよい。つまり、揺動軸Jとは、ミラー部材21の揺動中心と架橋部材23とを通る軸線であり、「第1ミラー部21Aが揺動軸J上に配置されている」とは、第1ミラー部21Aが架橋部材23に配置されていることも含まれる。
第1ミラー部21Aは、揺動軸Jとは異なる位置に配置されていてもよい。この場合であっても、第1ミラー部21Aの反射面21aを本実施の形態より大きくすることで、LD10から出射されたレーザ光L1を第1ミラー部21Aで反射させて走査することができる。
また、本実施の形態では、第2ミラー部21Bは、第1ミラー部21Aを囲むように配置されている。具体的には、スキャンミラー20をZ’軸方向プラス側から視た場合に、第2ミラー部21Bは、第1ミラー部21Aを囲むように配置されている。
このように、集光機能を有する第2ミラー部21Bを第1ミラー部21Aの周囲に配置することにより、光量の小さい散乱光である測定対象物2からの反射光L3を受光反射する反射面21bを大面積化できる。よって、測定対象物2からの反射光L3を面積が十分に大きい反射面21bで受光反射してPD30に集光させることができるので、PD30でS/Nの良い信号を得ることができる。
また、本実施の形態では、図3及び図5に示すように、第2ミラー部21Bの反射光を反射する反射面21bの裏面は、当該第2ミラー部21Bの集光軸OAに直交する略平面形状であり、当該集光軸OAは、スキャンミラー20の揺動軸Jを通る。
ここで、第2ミラー部21Bは、集光機能を有することにより位置に応じて厚さが異なる。つまり、第2ミラー部21Bは、単位面積当たりの質量が集光軸OAからの距離に応じて異なる。そこで、集光軸OAが揺動軸Jを通るように構成することにより、揺動軸Jを中心に左右形状が相似となり質量バランスがとれる。その結果、共振によるスキャンミラー20の揺動を容易にできる。
なお、第2ミラー部21Bの反射光を反射する反射面21bの裏面は平面形状でなくてもよく、例えば、曲面形状であってもよい。また、当該集光軸OAは、スキャンミラー20の揺動軸Jを通らなくてもよい。このような場合であっても、揺動軸Jを中心に左右の質量が実質的に同等となるように構成することで質量バランスをとることができる。つまり、共振によるスキャンミラー20の揺動を容易にできる。
また、本実施の形態では、第1ミラー部21Aは、第2ミラー部21Bから外方に突出する凸形状である。なお、第1ミラー部21Aの形状はこれに限らず、第2ミラー部21Bから内方に窪む凹形状であってもよい。つまり、本実施の形態では、LD10から出射されたレーザ光L1を反射する反射面21aは、凸形状を構成する面の一部であったが、当該反射面21aは、凹形状を構成する面の一部であってもよい。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2のレーザレンジファインダについて、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、実施の形態2におけるレーザレンジファインダの概略構成の一例を示す斜視図である。なお、図6にはレーザレンジファインダ201による測定対象物2も示されている。また、図6は、レーザレンジファインダ1の筐体11を透視して筐体11内方を示した図となっている。図7は、実施の形態2におけるスキャンミラー220による反射を示す斜視図である。
本実施の形態におけるレーザレンジファインダ201は、実施の形態1におけるレーザレンジファインダ1とほぼ同様であるが、LD10から出射されるレーザ光の光軸が水平方向である点が異なる。具体的には、実施の形態1では、LD10、PD30及びスキャンミラー20が同一YZ平面に配置されていたのに対して、本実施の形態では、LD10、PD30及びスキャンミラー220が同一XZ平面に配置されている。つまり、本実施の形態では、LD10及びPD30の各々は、LD10、PD30及びスキャンミラー20を含むXZ平面において、スキャンミラー20に対して互いに異なる方向に配置されている。
また、実施の形態1におけるスキャンミラー20は、揺動軸JがY軸に対して傾いて配置されていたが、本実施の形態におけるスキャンミラー220は、当該揺動軸JがY軸と平行に配置されている。
本実施の形態におけるスキャンミラー220は、揺動軸Jに平行な面(図中のY’Z’平面)での断面形状が略矩形形状、揺動軸Jに垂直な面(図中のX’Z’平面)での断面形状が略三角形の略三角柱形状である。
このように、LD10、PD30及びスキャンミラー220が同一XZ平面に配置されている構成であっても、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。すなわち、小型化及び光学部品の部品点数の削減ができる。さらに、光学部品の部品点数を削減できることにより、レーザレンジファインダ201内部での不要光及び迷光の発生を抑制できる。よって、PD30で受光する反射光のS/N比を向上することができるので、測距精度を向上することができる。
(他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態に係るレーザレンジファインダについて説明したが、本発明は、これら実施の形態に限定されるものではない。
例えば、スキャンミラーは、図8に示すような構成であってもよい。図8は、他の実施の形態におけるスキャンミラー320の構成の一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’線における断面図、(c)は(a)のB−B’線における断面図である。
同図に示すように、測定対象物2からの反射光を反射かつ集光することによりPD30に反射光を導く第2ミラー部321Bは、反射光を反射する反射部材331と、当該反射部材331に積層され、反射光を透過かつ集光するレンズ部材332とを有してもよい。例えば、第2ミラー部321Bは、レーザ光及び反射光が入射する表面側がフレネルレンズとして形成されたレンズ部材332であり、裏面側がレンズ部材332に積層された反射部材331であってもよい。
なお、反射光を透過かつ集光するレンズ部材332はフレネルレンズに限らず、マイクロレンズアレイであってもよい。
また、上記説明したスキャンミラーは、切削やエッチング加工により作成されてもよいし、ナノインプリントやガラスインプリント等のインプリント技術によって作成されてもよい。
さらに、上記実施の形態をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
上記実施の形態は、物体の距離を検出するレーザレンジファインダに適用可能である。
1、201 レーザレンジファインダ
2 測定対象物
10 LD(レーザダイオード)
11 筐体
20、220、320 スキャンミラー
21 ミラー部材
21A 第1ミラー部
21B、321B 第2ミラー部
21a、21b 反射面
22 揺動器
23 架橋部材
30 PD(フォトダイオード)
40 変調信号出力部
50 ミラー駆動部
60 信号処理部
61 距離算出部
331 反射部材
332 レンズ部材
J 揺動軸
L1、L2 レーザ光
L3、L4 反射光
OA 集光軸

Claims (8)

  1. 対象物までの距離を測定するレーザレンジファインダであって、
    レーザ光を出射する光源と、
    揺動軸を中心に揺動することにより、前記光源から出射されたレーザ光を走査する揺動ミラーと、
    前記揺動ミラーによって走査されたレーザ光の前記対象物からの反射光を、前記揺動ミラーを介して受光する受光部とを備え、
    前記光源及び前記受光部の各々は、前記揺動ミラーに対して互いに異なる方向に配置され、
    前記揺動ミラーは、
    前記光源から出射されたレーザ光を反射する第1ミラー部と、
    前記対象物からの反射光を反射かつ集光することにより前記受光部に前記反射光を導く第2ミラー部とを有する
    レーザレンジファインダ。
  2. 前記第1ミラー部は、前記第2ミラー部の集光軸上に配置され、
    前記第1ミラー部の前記レーザ光を反射する面は、当該集光軸に垂直な面に対して傾斜して配置されている
    請求項1に記載のレーザレンジファインダ。
  3. 前記第2ミラー部は、前記反射光を反射する面が凹形状の凹面鏡である
    請求項1又は2に記載のレーザレンジファインダ。
  4. 前記第2ミラー部は、
    前記反射光を反射する反射部材と、
    当該反射部材に積層され、前記反射光を透過かつ集光するレンズ部材とを有する
    請求項1又は2に記載のレーザレンジファインダ。
  5. 前記第1ミラー部は、前記揺動ミラーの前記揺動軸上に配置されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザレンジファインダ。
  6. 前記第2ミラー部は、前記第1ミラー部を囲むように配置されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のレーザレンジファインダ。
  7. 前記第2ミラー部の前記反射光を反射する面の裏面は、当該第2ミラー部の集光軸に直交する略平面形状であり、
    当該集光軸は、前記揺動ミラーの前記揺動軸を通る
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のレーザレンジファインダ。
  8. 前記第1ミラー部は、前記第2ミラー部から外方に突出する凸形状である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザレンジファインダ。
JP2014144212A 2014-07-14 2014-07-14 レーザレンジファインダ Pending JP2016020831A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014144212A JP2016020831A (ja) 2014-07-14 2014-07-14 レーザレンジファインダ
EP15176461.0A EP2975447B1 (en) 2014-07-14 2015-07-13 Laser scanner
US14/798,508 US10031213B2 (en) 2014-07-14 2015-07-14 Laser scanner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014144212A JP2016020831A (ja) 2014-07-14 2014-07-14 レーザレンジファインダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016020831A true JP2016020831A (ja) 2016-02-04

Family

ID=55265750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014144212A Pending JP2016020831A (ja) 2014-07-14 2014-07-14 レーザレンジファインダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016020831A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017219715A (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 株式会社デンソー 半導体光デバイス、および、その製造方法
WO2020149241A1 (ja) * 2019-01-15 2020-07-23 株式会社デンソー 光走査装置
JP2021512351A (ja) * 2018-01-31 2021-05-13 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 屈折力を有する走査ミラーを伴う大視野ディスプレイのための方法およびシステム
US11971549B2 (en) 2018-03-12 2024-04-30 Magic Leap, Inc. Very high index eyepiece substrate-based viewing optics assembly architectures

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56134012U (ja) * 1980-03-10 1981-10-12
JPH07306371A (ja) * 1994-05-10 1995-11-21 Seiko Epson Corp 光走査装置
JPH10132934A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Mitsubishi Electric Corp 車両用光レーダ装置
JPH10213765A (ja) * 1996-11-05 1998-08-11 Psc Inc 周期的レンジ切換を使用した組合せレンジ・レーザー・スキャナー
WO2001029576A1 (en) * 1999-10-21 2001-04-26 Psc Scanning, Inc. Rangefinder using collected spot spread and insert shadowing
JP2005221336A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Nippon Densan Corp スキャニング型レンジセンサ
JP2008008678A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Denso Corp 受光器及び当該受光器を備えたレーダ装置
JP2009048081A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Olympus Corp 光走査モジュール
US20090145968A1 (en) * 2007-08-22 2009-06-11 Olympus Corporation Bar code reader
JP2012211831A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Denso Wave Inc レーザレーダ装置
JP2013224915A (ja) * 2011-08-29 2013-10-31 Denso Wave Inc レーザレーダ装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56134012U (ja) * 1980-03-10 1981-10-12
JPH07306371A (ja) * 1994-05-10 1995-11-21 Seiko Epson Corp 光走査装置
JPH10132934A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Mitsubishi Electric Corp 車両用光レーダ装置
JPH10213765A (ja) * 1996-11-05 1998-08-11 Psc Inc 周期的レンジ切換を使用した組合せレンジ・レーザー・スキャナー
WO2001029576A1 (en) * 1999-10-21 2001-04-26 Psc Scanning, Inc. Rangefinder using collected spot spread and insert shadowing
JP2005221336A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Nippon Densan Corp スキャニング型レンジセンサ
JP2008008678A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Denso Corp 受光器及び当該受光器を備えたレーダ装置
JP2009048081A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Olympus Corp 光走査モジュール
US20090145968A1 (en) * 2007-08-22 2009-06-11 Olympus Corporation Bar code reader
JP2012211831A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Denso Wave Inc レーザレーダ装置
JP2013224915A (ja) * 2011-08-29 2013-10-31 Denso Wave Inc レーザレーダ装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017219715A (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 株式会社デンソー 半導体光デバイス、および、その製造方法
JP2021512351A (ja) * 2018-01-31 2021-05-13 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 屈折力を有する走査ミラーを伴う大視野ディスプレイのための方法およびシステム
JP7209728B2 (ja) 2018-01-31 2023-01-20 マジック リープ, インコーポレイテッド 屈折力を有する走査ミラーを伴う大視野ディスプレイのための方法およびシステム
US11971549B2 (en) 2018-03-12 2024-04-30 Magic Leap, Inc. Very high index eyepiece substrate-based viewing optics assembly architectures
WO2020149241A1 (ja) * 2019-01-15 2020-07-23 株式会社デンソー 光走査装置
JP2020112722A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 株式会社デンソー 光走査装置
JP7070445B2 (ja) 2019-01-15 2022-05-18 株式会社デンソー 光走査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10031213B2 (en) Laser scanner
EP2762914A1 (en) Object detector
JP6347079B2 (ja) レーザレンジファインダ
KR101709844B1 (ko) 맵핑 장치 및 맵핑하기 위한 방법
US11808855B2 (en) Optical device, range sensor using optical device, and mobile object
JP6460445B2 (ja) レーザレンジファインダ
US20160146939A1 (en) Multi-mirror scanning depth engine
JP2017106833A (ja) 測定装置
US10067222B2 (en) Laser rangefinder
JP2014052366A (ja) 光計測装置、車両
US20170097407A1 (en) Multi-mirror scanning depth engine
JP2004069611A (ja) 光波距離測定装置
JP2015212647A (ja) 物体検出装置及びセンシング装置
KR20200093603A (ko) 라이다 시스템들의 개선된 분해능을 위한 광학 설계들 및 검출기 설계들
KR102263182B1 (ko) 라이다 장치 및 라이다 장치에 이용되는 회전 미러
JP2016020831A (ja) レーザレンジファインダ
JP6330539B2 (ja) レーザ走査装置
JP6724663B2 (ja) スキャナミラー
JP6388383B2 (ja) レーザレンジファインダ
JP6372820B2 (ja) レーザレンジファインダ及び揺動ミラーの製造方法
JP2023159092A (ja) 光走査装置、物体検出装置及びセンシング装置
JP2017090094A (ja) 測定装置
JP7314661B2 (ja) 光走査装置、物体検出装置及びセンシング装置
JP2017078611A (ja) 測定装置
US20230258780A1 (en) Light detection device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180904