JP6326223B2 - グラフィックメータ - Google Patents

グラフィックメータ Download PDF

Info

Publication number
JP6326223B2
JP6326223B2 JP2013249962A JP2013249962A JP6326223B2 JP 6326223 B2 JP6326223 B2 JP 6326223B2 JP 2013249962 A JP2013249962 A JP 2013249962A JP 2013249962 A JP2013249962 A JP 2013249962A JP 6326223 B2 JP6326223 B2 JP 6326223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
vehicle
display
virtual light
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013249962A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015105946A (ja
Inventor
伴丈 若月
伴丈 若月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2013249962A priority Critical patent/JP6326223B2/ja
Priority to PCT/JP2014/081974 priority patent/WO2015083739A1/ja
Priority to DE112014005513.1T priority patent/DE112014005513B4/de
Publication of JP2015105946A publication Critical patent/JP2015105946A/ja
Priority to US15/140,610 priority patent/US10507729B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6326223B2 publication Critical patent/JP6326223B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Arrangement of adaptations of instruments
    • B60K35/213
    • B60K35/28
    • B60K35/29
    • B60K35/60
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/28Structurally-combined illuminating devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D7/00Indicating measured values
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D7/00Indicating measured values
    • G01D7/02Indicating value of two or more variables simultaneously
    • G01D7/04Indicating value of two or more variables simultaneously using a separate indicating element for each variable
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • B60K2360/166
    • B60K2360/1868
    • B60K2360/33
    • B60K35/81

Description

本発明は、グラフィックメータに関する。
従来、車両用のメータユニットとしては、実物の指針を動かして車速、エンジン回転速度等の車両の状態を示す情報を表示するアナログメータや、数値や文字のデジタル表示により情報を表示するデジタルメータが知られている。
また、近年では、任意の画像をグラフィック表示可能な液晶表示パネル等を用いて、3次元コンピュータグラフィックスにより仮想的なメータ(計器)の画像を表示するグラフィックメータも提供されている(例えば特許文献1、2参照。)。
特開2011−121544号公報 特開2007−99014号公報
特許文献1のグラフィックメータは、実物の計器(即ち、アナログメータの計器。)の質感や立体感などを再現することを目的として提供されたものである。特許文献1のグラフィックメータでは、仮想空間内に仮想的な計器を配置し、当該計器に仮想光源から仮想的な光を照射して計器の枠部に反射光や陰影を形成させ、それを仮想視点から見た画像を車両の表示装置に表示する。その際に、仮想光源の位置を、車両の車速やエンジン回転数に応じて移動させる(あるいは、時間の経過に応じて移動させる、ランダムに移動させる。)ことによって、計器表面の反射光や陰影を変化させて、画像のリアルさや立体感の向上を図っている。
また、特許文献2のグラフィックメータは、表示される物体の画像における光沢感表現と、外来光によって生ずる実際の物体の光沢との違和感を軽減することを目的として提供されたものである。特許文献2のグラフィックメータでは、当該目的を達成するために、検出した外来光に基づいて仮想光源を設定し、当該仮想光源による光の影響を反映させて車両の設備の画像を表示している。
近年では、高品質化のために、実物を用いた計器の質感や立体感などの再現性を更に向上したグラフィックメータが求められている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現可能なグラフィックメータを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るグラフィックメータは、下記の点を特徴としている。
(1)車両に搭載されるグラフィックメータであって、
前記車両の計器を表示する画像表示式の表示部と、
前記車両の進路を表す進路情報を取得するための取得部と、
前記表示部と前記取得部に接続され、仮想空間内に配置した仮想光源の位置に基づいて前記表示部の前記計器におけるハイライトの表示内容を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記取得部が取得した前記進路情報に基づいて、現時点から所定時間前の時点から現時点までの間に前記車両が進路を変更した角度である進路変更角度を逐次算出し、前記進路変更角度に基づいて前記仮想空間内にて前記仮想光源を逐次移動させると共に、前記計器の環状の枠体上の所定位置から前記進路変更角度に基づく角度だけ前記枠体の中心に対して回転した前記枠体上の位置に前記ハイライトを逐次移動させる
(2)上記(1)のグラフィックメータであって、
前記制御部は、前記仮想空間内において水平方向に延びる直線よりも鉛直上方側で前記仮想光源を移動させる。
(3)車両に搭載されるグラフィックメータであって、
前記車両の計器を表示する画像表示式の表示部と、
前記車両の進路を表す進路情報を取得するための取得部と、
前記表示部と前記取得部に接続され、仮想空間内に配置した仮想光源の位置に基づいて前記表示部の前記計器におけるハイライトの表示内容を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記取得部が取得した前記進路情報に基づいて前記車両の進路の変化を識別し、当該識別結果に従って前記仮想光源を移動させ、
前記制御部は、所定の第1位置と第2位置との間で前記仮想光源を移動させ、且つ、前記第2位置に到達した場合には前記第1位置に切り替えて前記仮想光源を移動させ、当該切り替え時には、前記第1位置及び前記第2位置の双方に前記仮想光源を位置付ける。
(4)上記(3)のグラフィックメータであって、
前記制御部は、前記切り替え時には、前記第1位置及び前記第2位置の双方に、通常時よりも輝度が小さい状態の前記仮想光源を位置付ける。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つのグラフィックメータであって、
前記進路情報が、前記車両のハンドル舵角を含む情報である。
(6)上記(5)のグラフィックメータであって、
前記進路情報が、前記車両の走行速度を更に含む情報である。
上記(1)のグラフィックメータでは、車両の進路が変化すると仮想空間内における仮想光源の位置が変化し、これにより計器におけるハイライトの表示内容が変化する。ハイライトは、実物に光源からの光が入射して表面で反射した場合に視認される光源の鏡像を模して描画される表示要素であり、例えばハイライトを施す部分を他の部分よりも明るく表示することにより描画される。
実物を用いた計器であれば、車両の進路が変化すると、太陽光が計器に入射する角度が変化するので、当該計器における太陽光の反射位置も変化する。このため、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現するためには、グラフィックメータにおいても、車両の進路が変化した場合にはハイライトの表示内容が変化することが好ましい。また、実物の計器の質感や立体感に近いハイライトの表示を実現するためには、仮想空間内に配置した仮想光源を利用した演算によってハイライトの表示内容を制御することが好ましい。
この点、上記(1)のグラフィックメータでは、車両の進路が変更すると仮想空間内における仮想光源の位置が変化し、これによりハイライトの表示内容が変化するので、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現できる。
上記(2)のグラフィックメータでは、仮想光源が、仮想空間内において水平方向に延びる直線よりも鉛直上方側で移動する。実物を用いた計器では、計器に対して鉛直下側から(即ち、運転者の足元側から。)太陽光が直接入射することは起こり得ない。このため、上記(2)のグラフィックメータのように、水平方向に延びる直線よりも鉛直上方側をハイライトが移動する構成とすれば、実物を用いた計器に近い表示を実現できる。なお、水平方向に延びる直線とは、水平線であってもよいし、或いは水平線よりも鉛直上方側又は下方側に位置する直線であってもよく、例えば車両内におけるグラフィックメータの搭載高さに基づいて決定することができる。
上記(3)のグラフィックメータでは、所仮想空間内における所定の第1位置と第2位置との間で仮想光源が移動する。そして、第1位置から第2位置に向かう移動中に第2位置に到達した場合には、第1位置に仮想光源の位置が切り替わる。この際、上記(3)のグラフィックメータでは、当該切り替え時に第1位置及び第2位置の双方に仮想光源が位置付けられるので、切り替えをスムーズに行うことができる。即ち、当該切り替え時に仮想光源が第1位置で消失した後で第2位置に出現すると、視認者(運転者)に違和感を与えるおそれがあるが、上記(3)のグラフィックメータでは当該切り替え時に第1位置及び第2位置の双方に仮想光源が位置付けられるので、仮想光源の位置の切り替え時に発生しがちな違和感の発生を抑制できる。
上記(4)のグラフィックメータでは、切り替え時に第1位置及び第2位置に位置付けられる仮想光源が通常よりも輝度が小さい状態であるので、当該仮想光源に基づいて表示されるハイライトが目立ちにくく、仮想光源の位置の切り替え時に発生しがちな違和感の発生を効果的に抑制できる。
上記(5)のグラフィックメータによれば、ハンドル舵角に基づいて車両の進路の変化を識別するので、車両の進路が変化したことを確実に識別できる。
上記(6)のグラフィックメータによれば、ハンドル舵角と走行速度とに基づいて車両の進路の変化を識別するので、車両の進路が変化したことを確実に識別できるとともに進路の変化量を識別することができる。
本発明によれば、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現可能なグラフィックメータを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、グラフィックメータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図2は、表示部のグラフィック表示画面を示す図である。 図3は、進路変更中の車両を示す模式図である。 図4(a)及び図4(b)は、進路変更に伴う表示部の表示内容の遷移を説明するための図であり、図4(a)は進路変更前における表示部の表示内容を示す図であり、図4(b)は進路変更後における表示部の表示内容を示す図である。 図5(a)及び図5(b)は、進路変更角度θが0°から90°までの場合の仮想光源の位置及びハイライトの表示位置を示す図であり、図5(a)は仮想光源の位置を示す図、図5(b)は速度計を示す図である。 図6(a)及び図6(b)は、進路変更角度θが90°から180°までの場合の仮想光源の位置及びハイライトの表示位置を示す図であり、図6(a)は仮想光源の位置を示す図、図6(b)は速度計を示す図である。 図7(a)及び図7(b)は、進路変更角度θが90°の場合の仮想光源の位置及びハイライトの表示位置を示す図であり、図7(a)は仮想光源の位置を示す図、図7(b)は速度計を示す図である。 図8は、制御部による表示処理手順を示すフローチャートである。
本発明に係るグラフィックメータの具体的な実施形態について、図1〜図8を参照しながら以下に説明する。
本実施形態に係るグラフィックメータ100は、自動車等の車両に搭載されて用いられるメータユニットであり、運転者が視認できるように車室内のインストルメントパネルに設置される。
まず、グラフィックメータ100の各部の構成について説明する。図1は、グラフィックメータ100のハードウェアの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、グラフィックメータ100は、制御部(マイクロコンピュータ、CPU:Central Processing Unit)101、読み出し専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)102、インタフェース103、インタフェース104(取得部)、CPU電源部105、グラフィックコントローラ106、フレームメモリ107、Xドライバ108、Yドライバ109、LCD(Liquid Crystal Display)電源部110、及び表示部(液晶表示器、TFT−LCD:Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)111等を備えている。
制御部101は、例えばマイクロコンピュータであり、予め用意されて読み出し専用メモリに保持された動作プログラムを実行し、グラフィックメータ100の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。例えば、制御部101は、後述する図4のフローチャートに示す処理を行う。また、制御部101は、各種データを一時記憶するためのRAM(Random Access Memory)を内蔵している。
読み出し専用メモリ102は、例えばEEPROMであり、制御部101が実行する動作プログラムの内容や、後述するハイライト51、52、53を表示するための表示データ等、種々の固定データを保持している。
インタフェース103は、車両側のイグニッションスイッチの状態を表す信号(IGN+)を制御部101に入力する。
インタフェース104(取得部)は、制御部101と車両側の各種制御装置(ECU:Electric Control Unit)との間で、CAN(Controller Area Network)規格による通信を行うために利用される。具体的には、走行速度、過給圧力値、燃料残量、ハンドル舵角等の車両の各種状態量の現在値を表すデータが、ほぼリアルタイムのデータとして車両側からインタフェース104を介して制御部101に入力される。
例えば、インタフェース104は、車両が所定量移動する毎に当該車両側に搭載された速度センサから出力される車速パルス信号を受け付け、現在の車両の走行速度の値を表す走行速度情報として制御部101に出力する。また、インタフェース104は、燃料センサによって検出された燃料量の情報を受け付け、制御部101に出力する。また、インタフェース104は、過給機により内燃機関へ強制的に送り込まれる圧縮された空気の圧力を検出する圧力センサから出力される過給圧力値の現在値を表す信号を受け付け、現在の過給圧力値を表す過給圧力情報として制御部101に出力する。また、インタフェース104は、ハンドル(ステアリング)近傍に設けられた舵角センサによって検出されたハンドル舵角を表す信号を受け付け、現在のハンドル舵角を示すハンドル舵角情報として制御部101に出力する。制御部101は、当該ハンドル舵角情報に基づいて、車両の進路を把握することができる。即ち、インタフェース104は、車両の進路を表す進路情報を制御部101が取得するための取得部として機能する。
CPU電源部105は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力して制御部101の動作に必要な直流電圧(Vcc)を生成する。また、必要に応じてリセット信号を生成したり、制御部101から出力されるスリープ信号に従って電力供給を抑制するための動作も行う。
表示部111は、例えばTFT−LCDである液晶表示器により構成されており、液晶デバイスにより構成された多数の微小表示セルをX方向及びY方向に並べて配置されたカラーの2次元表示画面を有している。表示部111は、多数の微小表示セルの表示状態をセル毎に個別に制御することにより、2次元表示画面上に図形、文字、画像等の所望の情報をグラフィック表示することができる画像表示式の表示器である。なお、表示部111としては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、PDP(Plasma Display Panel)ディスプレイ等を用いても構わない。
表示部111のグラフィック表示画面111aのY方向の走査位置は、Yドライバ109の出力により順次に切り替わる。Yドライバ109は、グラフィックコントローラ106から出力される垂直同期信号に同期して、Y方向の走査位置を順次に切り替える。Xドライバ108は、グラフィックコントローラ106から出力される水平同期信号に同期して、表示部111の表示画面のX方向の走査位置を順次に切り替える。また、Xドライバ108は、グラフィックコントローラ106から出力されるRGB各色の画像データを走査位置の表示セルに与えて画面中の表示内容を制御する。
グラフィックコントローラ106は、制御部101から入力される様々な命令にしたがって、様々なグラフィック要素を表示部111の画面上に表示する。実際には、画素毎の表示内容を保持するフレームメモリ107に対して、制御部101又はグラフィックコントローラ106が表示データを書き込み、グラフィックの描画を行う。また、グラフィックコントローラ106は、表示部111の画面を2次元走査するための垂直同期信号及び水平同期信号を生成し、これらの同期信号に同期したタイミングでフレームメモリ107上の該当するアドレスに格納されている表示データを表示部111に与える。
LCD電源部110は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力して、表示部111の表示に必要とされる所定の直流電力を生成する。
図2は、表示部111のグラフィック表示画面111aを示す図である。グラフィック表示画面111aは、表示される領域がそれぞれ異なる、第1の表示領域31、第2の表示領域32、及び第3の表示領域33を有している。
第1の表示領域31は、現在の車両の走行速度を表示するための領域である。第1の表示領域31には、速度計25として、環状の枠体35と指針36とが表示される。枠体35はその内側に目盛りが配置されており、枠体35の一部は速度スケールとしても機能する。指針36は、その先端により枠体35上の速度スケールとして機能する部分を指し示すことで、現在の車両の走行速度を指示する。また、本実施形態に係るグラフィックメータ100では、枠体35の一部分にハイライト51が施されている。ハイライト51は、実物に光源からの光が入射して表面で反射した場合に視認される光源の鏡像を模した表示要素であり、ハイライト51を施す部分を他の部分よりも明るく表示することにより描画されている(図4(a)及び図4(b)も参照されたい。)。ハイライト51は、枠体35上の任意の位置に表示される。後述するように、本実施形態に係るグラフィックメータ100では、ハイライト51は、その表示位置の変化により実物を用いた質感や立体感に近い計器の表示の実現を図るために用いられる。図2に示す例では、ハイライト51の表示位置は、枠体35の中心C1(基準位置)に対して真上及び真下である。
第2の表示領域32は、現在の過給圧力値の呈示量を表示するための領域である。第2の表示領域32には、ブースト計29として、枠体37及び指針38が表示される。枠体37はその内側に配置された目盛りを有しており、枠体37の一部は圧力値スケールとしても機能する。指針38は、その先端により枠体37上の圧力値スケールとして機能する部分を指し示すことで、現在の過給圧力値を指示する。また、枠体37の一部分にはハイライト52が施されている。図2に示す例では、ハイライト52の表示位置は、枠体37の中心C2(基準位置)に対して真上及び真下である。即ち、枠体37の中心C2に対するハイライト52の位置は、枠体35の中心C1に対するハイライト51の位置に対応している。ハイライト52は、枠体35上におけるハイライト51の表示位置の変化に対応するように、枠体37上を移動して表示される。
第3の表示領域33は、現在の燃料残量を表示するための領域である。第3の表示領域33には、燃料計27として、枠体42と燃料スケール41と指針40とが表示される。燃料スケール41及び指針40は枠体42の内部に配置され、指針40は、燃料スケール41上の一部を指し示すことで、現在の燃料残量を指示する。また、枠体42の一部分にはハイライト53が施されている。図2に示す例では、ハイライト53の表示位置は、枠体42の中心C3(基準位置)に対して真上及び真下である。即ち、枠体42の中心C3に対するハイライト53の位置は、枠体35の中心C1に対するハイライト51の位置に対応している。ハイライト53は、枠体35上におけるハイライト51の表示位置の変化に対応するように、枠体42上を移動して表示される。
次に、図3〜図4(b)を参照して、グラフィックメータ100における表示の遷移例を説明する。図3は、進路変更中の車両を示す模式図である。図4(a)及び図4(b)は、進路変更に伴う表示部の表示内容の遷移を説明するための図であり、図4(a)は進路変更前における表示部の表示内容を示す図であり、図4(b)は進路変更後における表示部の表示内容を示す図である。
図3〜図4(b)は、太陽光の進む方向と同じ方向に直進していた車両が約45°だけその進路を変更した場合の例を示している。図3においては、進路の変更前の車両を符号A、変更後の車両を符号Bで示している。図3〜図4(b)に示す例の場合、進路変更前においては図4(a)に示すようにハイライト51、52、53を中心C1、C2、C3に対して真上及び真下に表示し、進行方向が時計回りに約45°だけ変化した進路変更後においては、図4(b)に示すようにハイライト51、52、53を中心C1、C2、C3に対して時計回りに約45°だけ回転した位置に表示している。
なお、上記表示例では、約45°だけ進路が変更される前後の表示内容について説明したが、表示内容は進路変更角度θの変化に伴って連続的に変更される。例えば、進路が変更された角度を進路変更角度θとすると、進路変更前においては図4(a)に示すようにハイライト51、52、53は中心C1、C2、C3に対して真上及び真下に表示され、進行方向が時計回りにθ°だけ変化した時点においてはハイライト51、52、53は中心C1、C2、C3に対して時計回りにθ°だけ回転した位置に表示される。
このようなハイライト51、52、53の表示内容(表示位置)の変化は、実施形態に係るグラフィックメータ100では、制御部101が仮想空間内に配置した仮想光源61(後述する図5(a)〜図7(b)参照。)の位置に基づいてハイライトの表示内容を制御することにより行われる。より具体的には、仮想空間内に仮想的な計器を配置し、当該計器に仮想光源61から仮想的な光を照射して計器の枠部に反射光や陰影を形成させ、それを仮想視点から見た画像を表示部111のグラフィック表示画面111aに表示することにより行われる。なお、以下では、表示内容としてハイライト51、52、53の表示位置が変化する点を説明するが、後述するように、仮想光源61の位置に応じて、ハイライト51、52、53の表示位置だけではなく表示濃度等も変化する構成としても構わない。
図5(a)〜図7(b)を参照して、仮想光源61を用いたハイライト51、52、53の表示位置の変化について更に説明する。図5(a)〜図7(b)では、簡略化のために速度計25のみを示して説明するが、ブースト計29及び燃料計27においても同様にハイライトの表示位置が移動する。図5(a)及び図5(b)は、進路変更角度θが0°から90°までの場合の仮想光源の位置及びハイライトの表示位置を示す図であり、図5(a)は仮想光源の位置を示す図、図5(b)は速度計を示す図である。図6(a)及び図6(b)は、進路変更角度θが90°から180°までの場合の仮想光源の位置及びハイライトの表示位置を示す図であり、図6(a)は仮想光源の位置を示す図、図6(b)は速度計を示す図である。図7(a)及び図7(b)は、進路変更角度θが90°の場合の仮想光源の位置及びハイライトの表示位置を示す図であり、図7(a)は仮想光源の位置を示す図、図7(b)は速度計を示す図である。
図5(a)〜図7(b)に示す通り、実施形態に係るグラフィックメータ100では、
進路変更角度θと仮想光源61の点T0からの回転角度Lが等しくなるように設定されている例を説明するが、進路変更角度θと回転角度Lとが対応していればよく、例えば回転角度Lが進路変更角度θの1/2倍となるように設定してもよいし、2倍となるように設定しても構わない。
図5(a)に示すように、進路変更角度θが0°から90°までの場合(即ち、車両が進路を変更し始めた直後。)は、仮想光源61の回転角度Lが進路変更角度θと等しい角度とされる(即ち、L=θ)。これにより、進路変更角度θが0°から90°まで変化する間に、仮想光源61が円弧63上を点T0から水平線Sとの交点である点T2まで移動し、図5(b)に示すように、ハイライト51が枠体35の右上半面及び左下半面を時計回りに移動する。
一方、図6(a)に示すように、進路変更角度θが90°から180°までの場合は、仮想光源61の回転角度Lが進路変更角度θから180°を除した角度とされる(即ち、L=θ−180°)。これにより、進路変更角度θが90°から180°まで変化する間に、仮想光源61が円弧63上を水平線Sとの交点である点T1から点T0まで移動し、図6(b)に示すように、ハイライト51が枠体35の左上半面及び右下半面を時計回りに移動する。
つまり、進路変更角度θが0°から180°まで変化する間に、仮想光源61は、点T0から円弧63上を点T2まで移動した後、点T1に移動して当該点T1から円弧63上を移動して点T0に復帰する。即ち、仮想光源61は、円弧63上を点T1(第1位置)と点T2(第2位置)との間で移動し、且つ点T1から点T2へ向かう方向へ移動中に点T2に到達すると、点T1にその位置が切り替わる。このように進路変更角度θが0°から90°までの場合と90°から180°までの場合とで仮想光源61の位置の表示位置を変更するのは、仮想光源61が水平線Sの鉛直下側に配置されないようにするためである。即ち、実物を用いた計器では、鉛直下側から(即ち、運転者の足元側から。)太陽光が直接入射することは起こり得ない。このような実物を用いた計器を模した表示内容とするために、本実施形態に係るグラフィックメータ100では、仮想光源61が、水平線S上に位置する点T1(第1位置)と点T2(第2位置)との間を移動し、且つ水平線Sの鉛直上方側を移動する構成としている。
これにより、当該仮想光源61の移動に合わせて、ハイライト51の表示位置も時計回りに変化する。
また、本実施形態に係るグラフィックメータ100では、図7(a)に示すように、進路変更角度θが90°となり仮想光源61の位置が点T2から点T1に切り替わる際には、一時的に点T1及び点T2の双方に仮想光源61が位置付けられる。このとき、仮想光源61は通常時よりも輝度が小さい状態で位置付けられる。これにより、図7(b)に示すように、点P1及び点P2の双方に通常時よりも輝度が小さい状態でハイライト51が表示される。このようにグラフィックメータ100では、仮想光源61の位置の切り替え時に点T1及び点T2の双方に仮想光源61が位置付けられるので、当該切り替えをスムーズに行うことができる。即ち、当該切り替え時に仮想光源61が点T2で消失した後で点T1に出現すると運転者に違和感を与えるおそれがあるが、グラフィックメータ100によれば当該違和感の発生を抑制できる。特に、当該切り替え時には通常時よりも仮想光源61の輝度が小さい状態であるので、当該仮想光源61に基づいて表示されるハイライト51、52、53が目立ちにくく、違和感の発生を効果的に抑制できる。尚、切り替え後には、図6(a)及び図6(b)に示したように仮想光源61は再び1つだけとなり円弧63上を点T0まで移動する。
上記構成を有するグラフィックメータ100の具体的な動作を示す。図8は、制御部による表示処理手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、ROM102bに記憶されており、制御部101によって実行される。なお、以下に説明する処理手順では、制御部101が表示部111を制御して当該表示部111にその表示内容を変更させる処理の内容について説明するが、記載を簡潔化して理解を容易にするために、制御部101が表示内容を変更する、と簡略化して記載する場合がある。
まず、使用者は、イグニッションスイッチをオンにする。直流電圧(Vcc)が供給された制御部101は、第1の表示領域31〜第3の表示領域33における、速度情報、過給圧力値及び燃料値を含む各種情報の表示を開始する。以下では説明を省略するが、この各種情報の表示処理は逐次実行されており、リアルタイムで情報が更新されている。
ステップS11では、制御部101は、インタフェース104を介して走行速度情報を受け付け、現在の車両の走行速度を把握する。
ステップS12では、制御部101は、インタフェース104を介してハンドル舵角情報を受け付け、現在のハンドル舵角を把握する。
ステップS13では、制御部101は、車両のハンドル舵角と走行速度に基づいて、基準とした過去のある時点(第1時点、例えば5秒前。)から現時点(第2時点)までの間に車両が進路を変更した角度である進路変更角度θを算出する。ハンドル舵角と走行速度により進路変更角度θは変化する。走行速度が一定でも、ハンドル舵角が大きければ角度θは大きくなる。一方、ハンドル舵角が一定でも走行速度が速ければ進路変更角度θが大きくなる。本実施形態では、制御部101は、車両がアッカーマンステアリング機構を使用しているとして、車両のハンドル舵角と走行速度に基づいて進路変更角度θを算出する。即ち、制御部101は、車両のハンドル舵角と走行速度とを車両の進路を表す進路情報として用いて進路変更角度θを算出する。
ステップS14では、制御部101は、進路変更角度θが0°より大きく90°より小さい(即ち、0°<θ<90°)か否かを識別する。制御部101は、進路変更角度θが0°より大きく90°より小さいと識別した場合には、ステップS15で仮想光源61の回転角度Lを進路変更角度θと等しい角度とする(即ち、L=θ)。
ステップS16では、制御部101は、進路変更角度θが90°より大きく180°より小さい(即ち、90°<θ<180°)か否かを識別する。制御部101は、進路変更角度θが90°より大きく180°より小さいと識別した場合には、ステップS17で仮想光源61の回転角度Lを進路変更角度θから180°を除した角度とする(即ち、L=θ−180°)。
ステップS18では、制御部101は、進路変更角度θが90°であると識別し、仮想光源61の回転角度Lを90°とする(即ち、L=θ=90°)。
ステップS19では、制御部101は、仮想光源61の回転角度Lに基づいて、グラフィック表示画面111aの描画処理を実行する。より具体的には、制御部101は、仮想空間内に配置された仮想的な計器に対して、回転角度Lで配置された仮想光源61から仮想的な光を照射して計器の枠部に反射光や陰影を形成させ、それを仮想視点から見た画像を表示部111のグラフィック表示画面111aに表示する。この結果、図5(a)〜図7(b)に示したように、枠体35、37、42上における中心C1、C2、C3に対して真上の位置(図5(a)〜図7(b)において点P0で示す位置)から時計回りにL°だけ回転した位置にハイライト51、52、53が表示される。なお、制御部101は、回転角度Lが90°である場合には、上述したように点T1及び点T2の双方に通常時よりも輝度が小さい状態の仮想光源61を位置付ける。これにより、上述したように点P1及び点P2の双方に通常時よりも輝度が小さい状態のハイライト51が表示される。
ステップS20では、制御部101は、表示処理を終了するべきか否かを識別する。例えば、制御部101は、イグニッションスイッチがオフになった場合に表示処理を終了する。表示処理を終了しない場合には、制御部101は再度ステップS11の処理を実行する。
以上説明した処理が実行されることにより、グラフィックメータ100では、車両の進路が変化すると仮想空間内における仮想光源61の位置が変化し、これにより当該進路の変化量に対応してハイライト51、52、53の表示位置が変化する。
以下では、グラフィックメータ100が有する作用及び効果を説明する。
実物を用いた計器では、各計器の枠体が金属により形成されている場合がある。また、この金属製の枠体には、つや消し及び金属的な質感の強調を目的として、ヘアライン加工が施される場合がある。ヘアライン加工とは、金属の表面に単一方向に沿う髪の毛ほどの細かい傷を付ける加工法である。ヘアライン加工が施された金属部材は、鏡面反射ではなく異方性反射を起こす。鏡面反射では光源の形が金属に映り込むが、異方性反射では光源の形が変形した状態で金属に映る。このため、ヘアライン加工が施されている場合には、視認者は反射光からは光源の位置を識別することが困難となる。
したがって、この異方性反射の特性を考慮すれば、グラフィックメータにおいて、ある表示要素に金属的な質感を付与したい場合、光源である太陽の位置を正確に反映したハイライトの表示を行うことは必ずしも必要ではなく、単に太陽光がグラフィックメータに入射する角度が変化した場合にハイライトの表示位置を変化させる構成とすれば、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現できると考えられる。
上記の点に関して、実施形態に係るグラフィックメータ100では、車両の進路が変化すると、当該進路の変化量に対応した回転角度Lだけ仮想光源61の位置が変化し、これにより枠体35、37、42上におけるハイライト51、52、53の表示位置が変化する。このため、グラフィックメータ100によれば、枠体35、37、42にヘアライン加工が施された金属のような質感を与えることができるので、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現できる。
また、上述したように、実施形態に係るグラフィックメータ100では、仮想光源61が、水平方向に延びる水平線Sの鉛直上方側を移動するので、実物を用いた計器を模した表示内容を実現できる。
また、上述したように、実施形態に係るグラフィックメータ100では、仮想光源61の表示位置の切り替え時において、図5(a)〜図7(b)に示す点T1及び点T2の双方に通常時よりも輝度が小さい状態の仮想光源61が位置付けられるので、当該切り替えをスムーズに行うことができる。
以下では、実施形態に係るグラフィックメータ100の特徴を簡潔に纏めて列記する。
(1) グラフィックメータ100は、車両に搭載される。グラフィックメータ100は、前記車両の計器(速度計25、燃料計27、ブースト計29)を表示する画像表示式の表示部111と、前記車両の進路を表す進路情報を取得するための取得部(インタフェース104)と、前記表示部111と前記取得部に接続され、仮想空間内に配置した仮想光源61の位置に基づいて前記表示部111の前記計器におけるハイライト51、52、53の表示内容を制御する制御部101と、を備える。前記制御部101は、前記取得部が取得した前記進路情報に基づいて前記車両の進路の変化を識別し、当該識別結果に従って前記仮想光源61を移動させる。
(2) グラフィックメータ100では、前記制御部101は、前記仮想空間内において水平方向に延びる直線(S)よりも鉛直上方側で前記仮想光源61を移動させる。
(3) グラフィックメータ100では、前記制御部101は、所定の第1位置(T1)と第2位置(T2)との間で前記仮想光源61を移動させ、且つ、前記第2位置に到達した場合には前記第1位置に切り替えて前記仮想光源61を移動させ、当該切り替え時には、前記第1位置及び前記第2位置の双方に前記仮想光源61を位置付ける。
(4) グラフィックメータ100では、前記制御部101は、前記切り替え時には、前記第1位置及び前記第2位置の双方に、通常時よりも輝度が小さい状態の前記仮想光源61を位置付ける。
(5) グラフィックメータ100では、前記進路情報が、前記車両のハンドル舵角を含む情報である。
(6) グラフィックメータ100では、前記進路情報が、前記車両の走行速度を更に含む情報である。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、ハンドル舵角と走行速度に基づいて車両の進路の変化を識別するとして説明したが、例えばGPS(Global Positioning System)信号に基づいて特定した車両の位置情報に基づいて識別する構成としても構わない
また、上記実施形態では、仮想光源61が水平方向に延びる水平線Sの鉛直上方側で移動する構成としたが、水平線Sよりも上側又は下側に位置する別の直線の鉛直上方側で移動する構成としても構わない。即ち、上記実施形態では仮想光源61が中心に対して−90°(点T1の位置)から+90°(点T2の位置)まで移動する構成としたが、例えば−45°から+45°まで移動する構成や或いは−60°から+60°まで移動する構成としても構わない。
25 速度計(計器)
27 燃料計(計器)
29 ブースト計(計器)
35、37、42 枠体
51、52、53 ハイライト
61 仮想光源
100 グラフィックメータ
101 制御部
102 読み出し専用メモリ
103 インタフェース
104 インタフェース(取得部)
105 CPU電源部
106 グラフィックコントローラ
107 フレームメモリ
108 Xドライバ
109 Yドライバ
110 LCD電源部
111 表示部

Claims (6)

  1. 車両に搭載されるグラフィックメータであって、
    前記車両の計器を表示する画像表示式の表示部と、
    前記車両の進路を表す進路情報を取得するための取得部と、
    前記表示部と前記取得部に接続され、仮想空間内に配置した仮想光源の位置に基づいて前記表示部の前記計器におけるハイライトの表示内容を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記取得部が取得した前記進路情報に基づいて、現時点から所定時間前の時点から現時点までの間に前記車両が進路を変更した角度である進路変更角度を逐次算出し、前記進路変更角度に基づいて前記仮想空間内にて前記仮想光源を逐次移動させると共に、前記計器の環状の枠体上の所定位置から前記進路変更角度に基づく角度だけ前記枠体の中心に対して回転した前記枠体上の位置に前記ハイライトを逐次移動させる
    ことを特徴とするグラフィックメータ。
  2. 前記制御部は、前記仮想空間内において水平方向に延びる直線よりも鉛直上方側で前記仮想光源を移動させる、
    ことを特徴とする請求項1のグラフィックメータ。
  3. 車両に搭載されるグラフィックメータであって、
    前記車両の計器を表示する画像表示式の表示部と、
    前記車両の進路を表す進路情報を取得するための取得部と、
    前記表示部と前記取得部に接続され、仮想空間内に配置した仮想光源の位置に基づいて前記表示部の前記計器におけるハイライトの表示内容を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記取得部が取得した前記進路情報に基づいて前記車両の進路の変化を識別し、当該識別結果に従って前記仮想光源を移動させ、
    前記制御部は、所定の第1位置と第2位置との間で前記仮想光源を移動させ、且つ、前記第2位置に到達した場合には前記第1位置に切り替えて前記仮想光源を移動させ、当該切り替え時には、前記第1位置及び前記第2位置の双方に前記仮想光源を位置付ける、
    ことを特徴とするグラフィックメータ。
  4. 前記制御部は、前記切り替え時には、前記第1位置及び前記第2位置の双方に、通常時よりも輝度が小さい状態の前記仮想光源を位置付ける、
    ことを特徴とする請求項3のグラフィックメータ。
  5. 前記進路情報が、前記車両のハンドル舵角を含む情報である、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項のグラフィックメータ。
  6. 前記進路情報が、前記車両の走行速度を更に含む情報である、
    ことを特徴とする請求項5のグラフィックメータ。
JP2013249962A 2013-12-03 2013-12-03 グラフィックメータ Active JP6326223B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013249962A JP6326223B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 グラフィックメータ
PCT/JP2014/081974 WO2015083739A1 (ja) 2013-12-03 2014-12-03 グラフィックメータ
DE112014005513.1T DE112014005513B4 (de) 2013-12-03 2014-12-03 Grafisches Anzeigeinstrument
US15/140,610 US10507729B2 (en) 2013-12-03 2016-04-28 Graphic meter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013249962A JP6326223B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 グラフィックメータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015105946A JP2015105946A (ja) 2015-06-08
JP6326223B2 true JP6326223B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=53273500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013249962A Active JP6326223B2 (ja) 2013-12-03 2013-12-03 グラフィックメータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10507729B2 (ja)
JP (1) JP6326223B2 (ja)
DE (1) DE112014005513B4 (ja)
WO (1) WO2015083739A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106715180B (zh) * 2014-09-26 2018-03-13 三菱电机株式会社 绘制控制装置
JP6669139B2 (ja) 2017-07-25 2020-03-18 株式会社デンソー 車両用表示装置
DE102018129721A1 (de) 2018-11-26 2020-05-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Bildschirmeinheit zum umgebungslichtabhängigen Darstellen grafischer Elemente
US11667195B2 (en) 2019-12-13 2023-06-06 Honda Motor Co., Ltd. Display system for a vehicle

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4055650B2 (ja) * 2003-05-16 2008-03-05 株式会社デンソー 分岐路進入推定装置、車速制御装置およびプログラム
JP2007030531A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Calsonic Kansei Corp 車両用表示装置
JP4765524B2 (ja) * 2005-09-30 2011-09-07 日産自動車株式会社 車両用表示装置
US20070099014A1 (en) * 2005-11-03 2007-05-03 Sulzer Metco (Us), Inc. Method for applying a low coefficient of friction coating
DE102007061733A1 (de) 2007-12-20 2009-06-25 Robert Bosch Gmbh Anzeigeinstrument für ein Kraftfahrzeug
JP4840611B2 (ja) * 2008-03-31 2011-12-21 株式会社エクォス・リサーチ 車両用画像形成装置
JP2009244701A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Equos Research Co Ltd 画像形成装置
JP2009276943A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Digital Media Professional:Kk 車両用表示装置
JP5181939B2 (ja) 2008-09-03 2013-04-10 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用計器表示装置、車両用計器表示方法及びコンピュータプログラム
JP5387978B2 (ja) * 2009-12-14 2014-01-15 株式会社デンソー 車両用表示装置
US9041743B2 (en) * 2010-11-24 2015-05-26 Aria Glassworks, Inc. System and method for presenting virtual and augmented reality scenes to a user
US20120135783A1 (en) 2010-11-29 2012-05-31 Google Inc. Mobile device image feedback
US20120242664A1 (en) 2011-03-25 2012-09-27 Microsoft Corporation Accelerometer-based lighting and effects for mobile devices
JP2012210828A (ja) 2011-03-30 2012-11-01 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2014213636A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 アルパイン株式会社 車両用表示装置
US9466149B2 (en) * 2013-05-10 2016-10-11 Google Inc. Lighting of graphical objects based on environmental conditions

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015105946A (ja) 2015-06-08
DE112014005513T5 (de) 2016-09-08
US20160236570A1 (en) 2016-08-18
US10507729B2 (en) 2019-12-17
DE112014005513B4 (de) 2021-12-02
WO2015083739A1 (ja) 2015-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4640417B2 (ja) 車両用メータユニット
WO2014203824A1 (ja) 表示装置
JP6326223B2 (ja) グラフィックメータ
JP6265713B2 (ja) グラフィックメータ装置
JP2007309719A (ja) グラフィックメータ表示装置
JP2008168693A (ja) 車両用表示装置
JP5492772B2 (ja) 車載器
JP6013281B2 (ja) 表示装置
JP6181949B2 (ja) 表示装置
US9770948B2 (en) Display device
JP6171009B2 (ja) 表示装置
JP6278655B2 (ja) グラフィックメータ
JP6211501B2 (ja) 車両用表示装置
US9120380B2 (en) Display control device
JP6220166B2 (ja) 表示装置
JP6139905B2 (ja) 車両用表示装置及びその表示方法
JP6063286B2 (ja) 表示装置
KR20120067219A (ko) 입체 출력성능이 향상된 차량용 평면표시 제어장치
JP4711001B2 (ja) 車両用計器及び車両状態値の表示方法
JP2015072205A (ja) グラフィックメータ
JP6220151B2 (ja) 表示装置
JP6113126B2 (ja) 車両用表示装置
JP6214509B2 (ja) 車両用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6326223

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250