JP2015072205A - グラフィックメータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを低減しつつ、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現可能なグラフィックメータを提供する。【解決手段】制御部は、一方側及び他方側の照度センサ61L、61Rが計測した照度に基づいて、表示部111に計器の反射光(ハイライト51、52、53)及び陰影54、55、56の少なくとも一方を変更させる。【選択図】図7

Description

本発明は、車両に搭載されるグラフィックメータに関する。
従来、車両用のメータユニットとしては、物理的に指針を動かして車速、エンジン回転速度等の車両の状態を示す情報を表示するアナログメータや、数値や文字のデジタル表示により情報を表示するデジタルメータが知られている。
また、近年では、任意の画像をグラフィック表示可能な液晶表示パネル等を用いて、3次元コンピュータグラフィックスにより仮想的なメータ(計器)の画像を表示するグラフィックメータも提供されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2010−58633号公報
特許文献1のグラフィックメータは、実物の計器(即ち、アナログメータの計器。)の質感や立体感などを再現することを目的として提供されたものである。特許文献1のグラフィックメータでは、仮想空間内に仮想的な計器を配置し、当該計器に仮想光源から仮想的な光を照射して、計器の枠部に反射光や陰影を形成させて、それを仮想視点から視た画像を車両の表示装置に表示する。また、特許文献1のグラフィックメータでは、車両外部の前後左右に設置された複数の広角カメラを太陽光の到来方向を検出するためのセンサとして利用し、これらセンサからの情報を反映してグラフィック表示の反射光や陰影の表示態様を変化させる。
しかしながら、特許文献1のグラフィックメータでは、車両上の様々な箇所に分散して配置された複数の広角カメラと、車室内のインストルメントパネルに配置されたグラフィックメータの本体とを配線して接続する必要がある。この場合、信号ケーブルや接続用のコネクタなどの部品を多数用意しなければならないため、製造コストが嵩む。また、配線量が多くなると取り付けやメンテナンスなどの作業が煩雑なるため、作業コストが嵩む。
また、特許文献1のグラフィックメータでは車両外部に設けられた複数の広角カメラからの情報を総合して外来光の到来方向を検出しているが、これらの広角カメラの代わりに指向性を有する単一のセンサを用いることも考えられる。しかしながら、指向性を有するセンサを用いるとコストが嵩む。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを低減しつつ、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現可能なグラフィックメータを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成のグラフィックメータにより達成される。
(1) 車両に搭載されるグラフィックメータであって、
所定の視認方向から視認されるように、前記車両に関する計器を表示する表示部と、
光の照度を計測する少なくとも2つの照度センサと、
前記表示部及び前記照度センサが設けられた筐体と、
前記表示部及び前記照度センサに接続された制御部と、
を備え、
前記照度センサは、前記視認方向から視た場合に、前記表示部に対して一方側及び他方側それぞれに配置されており、
一方側の前記照度センサは、前記一方側から一方側の前記照度センサに向かう外来光の少なくとも一部が前記筐体の一部分によって遮られる位置に配置されており、
他方側の前記照度センサは、前記他方側から他方側の前記照度センサに向かう外来光の少なくとも一部が前記筐体の他の一部分によって遮られる位置に配置されており、
前記制御部は、一方側及び他方側の前記照度センサが計測した照度に基づいて、前記表示部に前記計器の反射光及び陰影の少なくとも一方を変更させる。
(2) 上記(1)のグラフィックメータであって、
前記筐体の一部分及び他の一部分が、見返し板である。
(3) 上記(1)又は(2)のグラフィックメータであって、
前記制御部は、仮想空間内における前記照度センサに対応する位置に配置した仮想光源の光の強さを、前記照度センサが計測した照度に基づいて変更することにより、前記表示部に前記計器の反射光及び陰影の少なくとも一方を変更させる。
上記(1)のグラフィックメータでは、外来光の到来方向の違いに対応して、一方側の照度センサ又は他方側の照度センサに向かう外来光が筐体の一部分によって遮光される。このため、外来光の到来方向に応じて照度センサが計測する照度に違いが生じ、この違いに基づいて外来光の到来方向が識別される。そして、照度センサが計測した照度に基づいて(即ち、識別した外来光の到来方向に基づいて。)、表示部に表示される計器の反射光又は陰影が変化する。これにより、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現できる。また、上記(1)のグラフィックメータによれば、表示部の近傍に配置されたセンサにより外来光の到来方向を識別できるので、センサをグラフィックメータの本体から離れた場所に配置する必要がなく、配線量を削減できる。また、筐体の構造を利用して外来光の到来方向を識別するので、指向性を有するセンサを用いる必要がなく、コストを低減できる。したがって、上記(1)のグラフィックメータによれば、コストを低減しつつ、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現できる。
上記(2)のグラフィックメータによれば、視認性の低下を防止するために筐体に備えられる見返し板を外来光の到来方向の識別に利用するので、特別な部材を追加する必要がなく、コストを低減できる。
上記(3)のグラフィックメータによれば、仮想光源の光の強さを変更して計器の反射光及び陰影を変更することにより、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現できる。
本発明のグラフィックメータによれば、コストを低減しつつ、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現可能なグラフィックメータを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、グラフィックメータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図2は、表示部のグラフィック表示領域を示す図である。 図3は、図2のIII−III線における配置を示す説明図である。 図4は、実光源とグラフィックメータ中の計器との関係を示す平面図である。 図5は、仮想空間内で想定される仮想計器及び仮想光源の位置関係を表す斜視図である。 図6は、仮想空間内で想定される仮想計器及び仮想光源からの外来光の位置関係を表す平面図である。 図7は、仮想光源からの外来光の影響を反映するようにグラフィック表示により描画された計器の外観の具体例を示す正面図であり、図7(a)は左側から外来光が到来している場合を、図7(b)は右側から外来光が到来している場合をそれぞれ示している。 図8は、主要な制御の内容を示すフローチャートである。
本発明に係るグラフィックメータの具体的な実施形態について、図1〜図8を参照しながら以下に説明する。
本実施形態に係るグラフィックメータ100は、自動車等の車両に搭載されて用いられるメータユニットであり、運転者が視認できるように車室内のインストルメントパネルに設置される。
まず、グラフィックメータ100の各部の構成について説明する。図1は、グラフィックメータ100の電気回路の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、グラフィックメータ100は、制御部(マイクロコンピュータ、CPU:Central Processing Unit)101、読み出し専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)102、インタフェース103、インタフェース104(取得部)、CPU電源部105、グラフィックコントローラ106、フレームメモリ107、Xドライバ108、Yドライバ109、LCD(Liquid Crystal Display)電源部110、表示部(液晶表示器、TFT−LCD:Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)111、照度センサ61L、照度センサ61R、及び信号処理部62を備えている。
制御部101は、例えばマイクロコンピュータであり、予め用意された読み出し専用メモリに保持された動作プログラムを実行し、グラフィックメータ100の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。例えば、制御部101は、後述する図8のフローチャートに示す処理を行う。また、制御部101は、各種データを一時記憶するためのRAM(Random Access Memory)、A/D(アナログ/デジタル)変換部101a等を内蔵している。
読み出し専用メモリ102は、例えばEEPROMであり、制御部101が実行する動作プログラムの内容や、後述するハイライト51、52、53や陰影54、55、56を表示するための表示データ等、種々の固定データを保持している。
インタフェース103は、車両側のイグニッションスイッチの状態を表す信号(IGN+)を制御部101に入力する。
インタフェース104、制御部101と車両側の各種制御装置(ECU:Electric Control Unit)との間で、CAN(Controller Area Network)規格による通信を行うために利用される。具体的には、走行速度、過給圧力値、燃料残量等の車両の各種状態量の現在値を表すデータが、ほぼリアルタイムのデータとして車両側からインタフェース104を介して制御部101に入力される。
例えば、インタフェース104は、車両が所定量移動する毎に当該車両側に搭載された速度センサから出力される車速パルス信号を受け付け、現在の車両の走行速度の値を表す走行速度情報として制御部101に出力する。また、インタフェース104は、燃料センサによって検出された燃料量の情報を受け付け、制御部101に出力する。また、インタフェース104は、過給機により内燃機関へ強制的に送り込まれる圧縮された空気の圧力を検出する圧力センサから出力される過給圧力値の現在値を表す信号を受け付け、現在の過給圧力値を表す過給圧力情報として制御部101に出力する。
CPU電源部105は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力して制御部101の動作に必要な直流電圧(Vcc)を生成する。また、必要に応じてリセット信号を生成したり、制御部101から出力されるスリープ信号に従って電力供給を抑制するための動作も行う。
表示部111は、例えばTFT−LCDである液晶表示器により構成されており、液晶デバイスにより構成された多数の微小表示セルをX方向及びY方向に並べて配置されたカラーの2次元表示画面を有している。表示部111は、多数の微小表示セルの表示状態をセル毎に個別に制御することにより、2次元表示画面上に図形、文字、画像等の所望の情報をグラフィック表示することができる画像表示式の表示器である。なお、表示部111としては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、PDP(Plasma Display Panel)ディスプレイ等を用いても構わない。
表示部111のグラフィック表示領域111aのY方向の走査位置は、Yドライバ109の出力により順次に切り替わる。Yドライバ109は、グラフィックコントローラ106から出力される垂直同期信号に同期して、Y方向の走査位置を順次に切り替える。
Xドライバ108は、グラフィックコントローラ106から出力される水平同期信号に同期して、表示部111の表示画面のX方向の走査位置を順次に切り替える。また、Xドライバ108は、グラフィックコントローラ106から出力されるRGB各色の画像データを走査位置の表示セルに与えて画面中の表示内容を制御する。
グラフィックコントローラ106は、制御部101から入力される様々な命令にしたがって、様々なグラフィック要素を表示部111の画面上に表示する。実際には、画素毎の表示内容を保持するフレームメモリ107に対して、制御部101又はグラフィックコントローラ106が表示データを書き込み、グラフィックの描画を行う。また、グラフィックコントローラ106は、表示部111の画面を2次元走査するための垂直同期信号及び水平同期信号を生成し、これらの同期信号に同期したタイミングでフレームメモリ107上の該当するアドレスに格納されている表示データを表示部111に与える。
LCD電源部110は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力して、表示部111の表示に必要とされる所定の直流電力を生成する。
照度センサ61L及び照度センサ61Rは、例えばフォトダイオードにより構成され、受光した光の強度に比例して電圧又は電流が変化する電気信号を出力する。また、照度センサ61L及び照度センサ61Rは、表示部111に近い位置に、互いに離間した状態で配置されている。具体的な配置については後述する。
照度センサ61L及び照度センサ61Rが出力する電気信号は、図1に示すようにそれぞれ信号処理部62で増幅されて制御部101のA/D変換部101aに印加される。したがって、制御部101は照度センサ61Lが受光した光の強度(照度)を表す情報と、照度センサ61Rが受光した光の強度を表す情報とをそれぞれ取得することができる。
図2は、表示部111のグラフィック表示領域111aを示す図である。表示部111は、図2に示すグラフィック表示領域111aが運転者から視認されるように(即ち、所定の視認方向から視認されるように)配置されている。グラフィック表示領域111aは、表示される領域がそれぞれ異なる、第1の表示領域31、第2の表示領域32、及び第3の表示領域33を有している。
第1の表示領域31は、現在の車両の走行速度を表示するための領域である。第1の表示領域31には、速度計25として、環状の枠体35と指針36とが表示される。枠体35はその内側に配置された目盛りを有しており、枠体35の一部は速度スケールとしても機能する。指針36は、その先端により枠体35上の速度スケールとして機能する部分を指し示すことで、現在の車両の走行速度を指示する。また、本実施形態に係るグラフィックメータ100では、枠体35の一部分にハイライト51が施されている。ハイライト51は、実物に光源からの光が入射して表面で反射した場合に視認される光源の鏡像を模した表示要素であり、ハイライト51を施す部分を他の部分よりも明るく表示することにより描画されている(図7も参照されたい。)。ハイライト51は、枠体35上の任意の位置に表示され、実物を用いた質感や立体感に近い計器の表示の実現を図るために用いられる。図2に示す例では、ハイライト51の表示位置は、枠体35の中心C1(基準位置)に対して真上及び真下である。また、指針36の近傍に指針36の陰影54が表示されている。実物の計器の場合には、指針が文字板の面から少し浮いた状態で配置されるので、外来光が入射すると指針の影が文字板上に投影される。陰影54は、このような実物の計器における影と同様の像をグラフィック表示により再現するために表示されている。図2に示す例では、陰影54の表示位置は指針36に対して真下である。
第2の表示領域32は、現在の過給圧力値の呈示量を表示するための領域である。第2の表示領域32には、ブースト計29として、枠体37及び指針38が表示される。枠体37はその内側に配置された目盛りを有しており、枠体37の一部は圧力値スケールとしても機能する。指針38は、その先端により枠体37上の圧力値スケールとして機能する部分を指し示すことで、現在の過給圧力値を指示する。また、枠体37の一部分にはハイライト52が施されており、指針38の近傍に指針38の陰影55が表示されている。図2に示す例では、ハイライト52の表示位置は、枠体37の中心C2(基準位置)に対して真上及び真下であり、陰影55の表示位置は指針38に対して真下である。
第3の表示領域33は、現在の燃料残量を表示するための領域である。第3の表示領域33には、燃料計27として、枠体42と燃料スケール41と指針40とが表示される。燃料スケール41及び指針40は枠体42の内部に配置され、指針40は、燃料スケール41上の一部を指し示すことで、現在の燃料残量を指示する。また、枠体42の一部分にはハイライト53が施されており、指針40の近傍には指針40の陰影56が表示されている。図2に示す例では、ハイライト53の表示位置は、枠体42の中心C3(基準位置)に対して真上及び真下であり、陰影56の表示位置は指針40に対して真下である。
図2に示すように、グラフィック表示領域111aの周囲には、グラフィック表示領域111aを取り囲むように見返し板10が配置されている。この見返し板10は、運転中の視認性の低下を防止するために備えられる部材であり、グラフィックメータ100を収容する筐体(図示せず。)の一部を構成して、グラフィック表示領域111aから垂直に(即ち、前方に。)延設されている。
図3は、図2のIII−III線における配置を示す説明図である。図2及び図3に示すように、表示部111(グラフィック表示領域111a)に対して図2及び図3中の左側(一方側)に照度センサ61L(一方側の照度センサ)が配置され、右側(他方側)に照度センサ61R(他方側の照度センサ)が配置されている。また、照度センサ61Lの左側には見返し板10のうちの左側部(以下、見返し板10Lという。)が配置され、照度センサ61Rの右側には見返し板10の内の右側部(以下、見返し板10Rという。)が配置されている。
図4は、実光源である太陽とグラフィックメータ100との位置関係の一例を示す図である。図4に示す例では、見返し板10Lより左寄りの位置に実光源71が存在し、この実光源71から外来光72が到来する場合を想定している。
図4に示す外来光72は、右側の照度センサ61Rにはそのまま入射する。しかし、見返し板10Lが外来光72を遮光するので、照度センサ61Lの受光面には外来光72がほとんど届かない。
また、図示は省略するが、図4に示す例とは逆に、見返し板10Rよりも右寄りの位置に太陽等の実光源71が存在し、この実光源71から外来光72が到来する場合には、左側の照度センサ61Lには外来光72がそのまま入射する。しかし、見返し板10Rが外来光72を遮光するので、照度センサ61Rの受光面には外来光72がほとんど届かない。
即ち、照度センサ61L(一方側の照度センサ)は、左側(一方側)から照度センサ61Lに向かう外来光の少なくとも一部が見返し板10L(筐体の一部分)によって遮られる位置に配置されており、照度センサ61R(他方側の照度センサ)は、右側(他方側)から照度センサ61Rに向かう外来光の少なくとも一部が見返し板10R(筐体の一部分)によって遮られる位置に配置されている。
つまり、左側の照度センサ61Lの受光強度が右側の照度センサ61Rの受光強度と比べて著しく小さい場合は、図4に示すように外来光72が左方向から到来していることを意味する。逆に、左側の照度センサ61Lの受光強度が右側の照度センサ61Rの受光強度と比べて著しく大きい場合は、外来光72が右方向から到来していることを意味する。また、左側の照度センサ61Lの受光強度と右側の照度センサ61Rの受光強度とが同等である場合には、表示面に対して中央方向から外来光が到来していることを意味する。したがって、制御部101は照度センサ61L及び照度センサ61Rから出力される電気信号のレベルを各々取得してこれらを比較することにより、外来光の到来方向について、少なくとも3種類の方向(左寄り、中央、右寄り)の中から識別することができる。
図5は、仮想空間内で想定される仮想計器及び仮想光源の位置関係を表す斜視図である。図6は、仮想空間内で想定される仮想計器及び仮想光源からの外来光の位置関係を表す平面図である。図7は、仮想光源からの外来光の影響を反映するようにグラフィック表示により描画された計器の外観の具体例を示す正面図であり、図7(a)は左側から外来光が到来している場合を、図7(b)は右側から外来光が到来している場合をそれぞれ示している。
グラフィック描画により仮想的に表示される計器については、グラフィック表示領域111aの平面上に表示されるので、この画面に実際に外来光が入射した場合であっても、実際の計器の場合と同じような反射光や陰影が計器の像の中に直接現れることはない。したがって、実際の計器と同じような自然な反射光や陰影を再現するためには、特別なグラフィック処理により反射光や陰影を描画する必要がある。また、実際の計器における反射光や陰影は外来光の到来方向に応じて変化するので、仮想計器上に反射光や陰影を描画する際には、外来光の到来方向を表示に反映させることが好ましい。
グラフィックの描画により反射光や陰影を再現する場合には、特定の場所に仮想光源が存在するものと仮定し、この仮想光源から到来する外来光の影響を計算し、反射光や陰影を形成する位置や形状を決定することができる。
前述のように、制御部101は、照度センサ61L及び照度センサ61Rが出力する電気信号に基づいて外来光の到来方向を識別できるので、例えば図5及び図6に示す2つの仮想光源82、83のいずれの位置が実際の光源の位置に近いかを識別できる。したがって、制御部101は、照度センサ61L及び照度センサ61Rの出力に基づいて、仮想光源の位置を選択し、選択した仮想光源から到来する仮想外来光を用いて、適切な反射光や陰影の表示態様を決定できる。
実際には、時間の経過に伴って光源の位置に変化が生じる。また、自車両の進行方向の変化などに伴って車両と光源との相対的な位置関係も変化するので、外来光の到来方向が変化する。本実施形態のグラフィックメータ100では、このような光源位置及び外来光の到来方向の変化を、照度センサ61L及び照度センサ61Rを用いて検出できるので、この変化を表示する反射光や陰影の状態に適切に反映させることができる。
例えば、図5及び図6に示す仮想光源82の位置に光源が存在することを仮定した場合には、左寄りの仮想光源82の位置から仮想計器81に斜め方向に入射する仮想外来光82aの影響を考慮して、反射光や陰影の表示態様を決定する。そして、例えば図7(a)に示すように反射光や陰影を仮想計器81上に描画する。図7(a)では、図2に示した通常時と比較して、ハイライト51、52、53が枠体35、37、42の中心C1、C2、C3に対して左側に表示されている。また、陰影54、55、56が指針36、38、40に対して右下側に表示されている。これにより、図7(a)に示す表示では、外来光が左側から入射していることを表現している。
一方、図5及び図6に示す仮想光源83の位置に光源が存在することを仮定した場合には、右寄りの仮想光源83の位置から仮想計器81に斜め方向に入射する仮想外来光の影響を考慮して、反射光や陰影の表示態様を決定する。そして、例えば図7(b)に示すように反射光や陰影を仮想計器81上に描画する。図7(b)では、図2に示した通常時と比較して、ハイライト51、52、53が枠体35、37、42の中心C1、C2、C3に対して右側に表示されている。また、陰影54、55、56が指針36、38、40に対して左下側に表示されている。これにより、図7(b)に示す表示では、外来光が右側から入射していることを表現している。
図8は、制御部101における主要な制御の内容を示す図である。図8に示した制御の内容について以下に説明する。
ステップS11では、制御部101は、グラフィックメータ100上の各計器の表示に必要な最新の車両の情報を取得する。即ち、制御部101は、自車両の走行速度、エンジン回転速度、燃料残量、ハンドル舵角等のデータを、車両側からインタフェース104を介して取得する。
ステップS12では、制御部101は、2つの照度センサ61L及び照度センサ61Rがそれぞれ出力する電気信号を信号処理部62を介して入力し、サンプリングした電圧をデジタル信号に変換して各センサ位置における外来光の受光強度(照度)を取得する。
ステップS13では、制御部101は、ステップS12で取得した各センサ位置の受光強度に基づいて、仮想光源の明るさを算出する。例えば、照度センサ61Rの受光強度が照度センサ61Lと比べて著しく大きい場合は、図6のように左寄りの仮想光源82の位置に実際の光源が存在すると仮定し、仮想光源83の明るさは0とし、仮想光源82の明るさを照度センサ61Rの受光強度に応じて決定する。
ステップS14では、制御部101は、ステップS11で取得した各車両情報に基づき、速度計25、燃料計27、ブースト計29等の各計器の内容を表示するために必要な各指針、スケールなどを構成するグラフィックオブジェクト(表示用のデータ等)を適切に加工(拡大/縮小、回転、移動等)する。
ステップS15では、制御部101は、グラフィック表示領域111a上に、ステップS14で加工した各グラフィックオブジェクトを用いて各計器を描画すると共に、3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)の技術を適用して、2次元画像が立体的に見えるように、反射光や陰影も描画する。例えば、枠体35、37、42のそれぞれに対して必要な箇所にハイライト51、52、53を描画する。具体的には、物体の表面の質感を表現するためのテクスチャと呼ばれる画像を所定の領域に貼り付けて適切なハイライト51、52、53を枠体35、37、42上に描画する。この際、ステップS13で決定した仮想光源の位置に基づいて、テクスチャを回転させ、仮想光源の明るさに応じた輝度に調整してから貼り付けることで、より現実に近い質感を再現できる。また、指針36、38、40の近傍における所定の位置に陰影54、55、56を描画する。
ステップS16では、制御部101は、表示処理を終了するべきか否かを識別する。例えば、制御部101は、イグニッションスイッチがオフになった場合に表示処理を終了する。表示処理を終了しない場合には、制御部101は再度ステップS11の処理を実行する。
以上説明したグラフィックメータ100の作用及び効果を説明する。
グラフィックメータ100によれば、表示部111の画面近傍に設置した複数の照度センサ61L及び照度センサ61Rを用いて外来光の到来方向を検出して、当該検出結果に基づいて計器における反射光及び陰影の表示態様を変更できる。したがって、太陽等の実光源の方向を検出するためのセンサをグラフィックメータ100の本体から離れた場所に設置する必要がなく、センサの配線や設置に伴う製品コストや作業コストの上昇を抑制することができる。
また、筐体の構造を利用して外来光の到来方向を識別するので、指向性を有するセンサを用いる必要がなく、コストを低減できる。この結果、コストを低減しつつ、実物を用いた計器の質感や立体感に近い表示を実現できる。
以下では、実施形態に係るグラフィックメータ100の特徴を簡潔に纏めて列記する。
(1)グラフィックメータ100は、車両に搭載される。グラフィックメータ100は、所定の視認方向から視認されるように、前記車両に関する計器(速度計25、燃料計27、ブースト計29)を表示する表示部111と、光の照度を計測する少なくとも2つの照度センサ61L、61Rと、前記表示部111及び前記照度センサ61L、61Rが設けられた筐体と、前記表示部111及び前記照度センサ61L、61Rに接続された制御部101と、を備える。前記照度センサ61L、61Rは、前記視認方向から視た場合に、前記表示部111に対して一方側(左側)及び他方側(右側)それぞれに配置されている。一方側の前記照度センサ61Lは、前記一方側から一方側の前記照度センサ61Lに向かう外来光の少なくとも一部が見返し板10L(前記筐体の一部分)によって遮られる位置に配置されている。他方側の前記照度センサ61Rは、前記他方側から他方側の前記照度センサ61Rに向かう外来光の少なくとも一部が見返し板10R(前記筐体の他の一部分)によって遮られる位置に配置されている。前記制御部101は、一方側及び他方側の前記照度センサ61L、61Rが計測した照度に基づいて、前記表示部111に前記計器(速度計25、燃料計27、ブースト計29)の反射光(ハイライト51、52、53)及び陰影54、55、56の少なくとも一方を変更させる。
(2)グラフィックメータ100では、前記筐体の一部分及び他の一部分が、見返し板10である。
(3)グラフィックメータ100では、前記制御部101は、仮想空間内における前記照度センサ61L、61Rに対応する位置に配置した仮想光源82、83の光の強さを、前記照度センサ61L、61Rが計測した照度に基づいて変更することにより、前記表示部111に前記計器(速度計25、燃料計27、ブースト計29)の反射光(ハイライト51、52、53)及び陰影54、55、56の少なくとも一方を変更させる。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態においては、2つの照度センサ61L及び61Rの検出状態に基づき、外来光について左方向、中央方向、及び右方向の3種類の方向を識別する場合を想定している。しかし、外来光の到来方向については、3種類より多い方向を識別することも可能である。例えば、図4に示す状況において、実光源71の位置が少しずつ右方向に移動すると、照度センサ61Lの受光強度が少しずつ上昇する。したがって、照度センサ61Lの受光強度と照度センサ61Rの受光強度とを比較する際に、様々な閾値を用いて比較することにより、更に多くの方向を識別できる。この場合、識別した方向に対応して、反射光や陰影を計算する際に用いる仮想光源82の位置を様々な位置に変更して計算することができる。また、この場合、検出感度を向上するために、表示部111の左右両側に2つ以上の照度センサを左右方向に並べて配置することも考えられる。
また、上記実施形態においては、筐体の一部である見返し板10によって外来光の一部が遮光される構成としたが、筐体における見返し板10以外の部分によって遮光される構成としても構わない。例えば、照度センサ61Lに向かう外来光の一部を遮光するための遮光部として、見返し板10以外の筐体の一部を前方に突出させる構成としてもよい。
なお、上記実施形態では、計器の描画を行う度に、仮想光源の位置(方向)や外来光の強度に基づき計算を行って適切な反射光や陰影の表示パターンを生成している。しかし、例えばリング状の枠体35に付加する陰影のように、表示パターンの種類がある程度限定されている場合には、該当する全ての表示パターンの画像データを予め不揮発性メモリやROMに保持しておくことが可能である。その場合は、照度センサ61L及び61Rの出力に基づき検出した外来光の方向から、対応する1つの表示パターンを選択して画面に貼り付けるだけで、簡単に陰影を描画することができる。
10 見返し板
10L 見返し板(筐体の一部分)
10R 見返し板(筐体の他の一部分)
25 速度計(計器)
27 燃料計(計器)
29 ブースト計(計器)
36、38、40 指針
51、52、53 ハイライト
54、55、56 陰影
61L、61R 照度センサ
62 信号処理部
71 実光源
72 外来光
81 仮想計器
82、83 仮想光源
82a 仮想外来光
100 グラフィックメータ
101 制御部
101a A/D変換部
102 読み出し専用メモリ
103、104 インタフェース
105 CPU電源部
106 グラフィックコントローラ
107 フレームメモリ
108 Xドライバ
109 Yドライバ
110 LCD電源部
111 表示部
111a グラフィック表示領域

Claims (3)

  1. 車両に搭載されるグラフィックメータであって、
    所定の視認方向から視認されるように、前記車両に関する計器を表示する表示部と、
    光の照度を計測する少なくとも2つの照度センサと、
    前記表示部及び前記照度センサが設けられた筐体と、
    前記表示部及び前記照度センサに接続された制御部と、
    を備え、
    前記照度センサは、前記視認方向から視た場合に、前記表示部に対して一方側及び他方側それぞれに配置されており、
    一方側の前記照度センサは、前記一方側から一方側の前記照度センサに向かう外来光の少なくとも一部が前記筐体の一部分によって遮られる位置に配置されており、
    他方側の前記照度センサは、前記他方側から他方側の前記照度センサに向かう外来光の少なくとも一部が前記筐体の他の一部分によって遮られる位置に配置されており、
    前記制御部は、一方側及び他方側の前記照度センサが計測した照度に基づいて、前記表示部に前記計器の反射光及び陰影の少なくとも一方を変更させる、
    ことを特徴とするグラフィックメータ。
  2. 前記筐体の一部分及び他の一部分が、見返し板である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のグラフィックメータ。
  3. 前記制御部は、仮想空間内における前記照度センサに対応する位置に配置した仮想光源の光の強さを、前記照度センサが計測した照度に基づいて変更することにより、前記表示部に前記計器の反射光及び陰影の少なくとも一方を変更させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のグラフィックメータ。
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