JP6063286B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば速度計や回転計等の計器類を表示する車両用のメータユニット等に利用可能な表示装置に関し、特にグラフィック表示が可能な表示装置に関する。
車両用のメータユニットとして、従来より、物理的に指針を動かして車速、エンジン回転速度等の車両の状態を示す情報を表示するアナログメータや、数値や文字のデジタル表示により情報を表示するデジタルメータが知られている。
また、近年では、個別に表示形態を制御可能な多数の画素の組み合わせにより任意の画像をグラフィック表示可能な液晶表示パネル等が比較的安価に入手可能である。このため、様々なグラフィック表示を用いてメータユニットにおける計器等の表示を実現することが試みられている。
例えば、特許文献1においては、液晶表示パネルの画面に画像を表示することにより、様々な計器の表示を可能にしている。
特開2000−221915号公報
ところで、メータユニットにグラフィック表示を採用する場合には、表示する内容を様々な形態で自由に表現することが可能である。しかしながら、グラフィック表示を採用した場合であっても、運転中の視認性を重視するために、メータユニットの表示画面上には、指針を有する従来のアナログメータと同等の内容を表示することが求められる傾向がある。
このようにアナログメータと同等の表現方法を利用する場合には、高機能のグラフィック表示を採用しているにもかかわらず、既視的な古い表示と変わりないものと車両のユーザに認識されてしまう虞があった。即ち、斬新さや特別な高級感をユーザに感じさせることができないために、グラフィック表示を採用してもそれに見合った特別な付加価値を生み出すことができない虞があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、表示態様の斬新さを向上した表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的は、下記の構成の表示装置により達成される。
(1) 個別に表示形態を制御可能な多数の画素の組み合わせにより任意の画像を表示可能な表示部と、
該表示部の表示内容の制御を含む各種制御を実行する制御部と、
を備え、車両の状態に関する情報を呈示可能な表示装置であって、
前記表示部は、
前記表示装置が通常表示状態である場合には、車両の状態に関する情報を呈示するための略円形状の第1の表示要素を所定の表示位置に表示し、
前記表示装置が前記通常表示状態に遷移する前の表示開始時には、前記制御部がランダムに決定した経路に沿って移動開始位置から前記所定の表示位置まで連続的に移動するように、略円形状の第2の表示要素を表示し、その後、前記所定の表示位置に表示された前記第2の表示要素に代えて前記第1の表示要素を前記所定の表示位置に表示する、
こと。
(2) 上記(1)の構成の表示装置であって、
前記第2の表示要素に代えて前記第1の表示要素が表示される時点において、前記第1の表示要素と前記第2の表示要素の外形状が略同一である、
こと。
(3) 上記(1)及び(2)のいずれかの構成の表示装置であって、
前記表示部は、
前記表示装置が前記通常表示状態である場合には、前記第1の表示要素と重複する部分を有して当該重複部分に前記第1の表示要素が表示される、車両の状態に関する情報を呈示するための第3の表示要素を他の所定の表示位置に表示し、
前記表示開始時には、前記制御部がランダムに決定した経路に沿って移動開始位置から前記他の所定の表示位置まで連続的に移動するように、略円形状の第4の表示要素を表示し、その後、前記他の所定の表示位置に表示された前記第4の表示要素に代えて前記第3の表示要素を前記所定の表示位置に表示し、且つ、当該第4の表示要素の移動中において、前記第4の表示要素と前記第2の表示要素とが重複する部分を有するときには、当該重複部分に前記第4の表示要素を表示する、
こと。
(4) 個別に表示形態を制御可能な多数の画素の組み合わせにより任意の画像を表示可能な表示部と、
該表示部の表示内容の制御を含む各種制御を実行する制御部と、
を備え、車両の状態に関する情報を呈示可能な表示装置であって、
前記表示部は、
前記表示装置が通常表示状態である場合には、車両の状態に関する情報を呈示するための第1の表示要素を所定の表示位置に所定の形状で表示し、
前記表示装置が前記通常表示状態に遷移する前の表示開始時には、前記制御部がランダムに決定した形状の変化パターンに従って、初期形状から前記所定の形状まで形状が変化しつつ、移動開始位置から前記所定の表示位置まで連続的に移動するように、第2の表示要素を表示し、その後、前記所定の表示位置に表示された前記第2の表示要素に代えて前記第1の表示要素を前記所定の表示位置に表示する、
こと。
上記(1)の構成の表示装置によれば、ランダムに移動する第2の表示要素によって、表示開始時に、車両の状態に関する情報を呈示するための第1の表示要素にユーザの注視位置が誘導される。このため、運転開始時(即ち、表示開始時。)に、例えば計器である第1の表示要素を見るようにユーザを促すことができる。また、第2の表示要素の移動が不規則であるので、変化に富んだ表示を実現でき、一般的なアナログメータとは異なる斬新な印象をユーザに与えることができる。
上記(2)の構成の表示装置によれば、第2の表示要素に代えて第1の表示要素が表示される時点において、第1の表示要素と第2の表示要素の外形状が略同一であるため、表示開始時における表示態様の変化を、一連の変化としてユーザに認識させ易い。このため、違和感の少ない表示を実現できる。
上記(3)の構成の表示装置によれば、通常表示時には、第1の表示要素の後方に第3の表示要素の一部が表示されるのに対して、表示開始時には、第1の表示要素に表示が代わるはずの第2の表示要素の前方に、第3の表示要素に表示が代わるはずの第4の表示要素が表示される。即ち、第1の表示要素及び第2の表示要素と、第3の表示要素及び第4の表示要素とが、通常表示時と表示開始時とでは重なりの順序が異なるように表示される。このため、更に斬新な印象をユーザに与えることができる。
上記(4)の構成の表示装置によれば、ランダムに形状が変化する第2の表示要素によって、表示開始時に、車両の状態に関する情報を呈示するための第1の表示要素にユーザの注視位置が誘導される。このため、運転開始時(即ち、表示開始時。)に、例えば計器である第1の表示要素を見るようにユーザを促すことができる。また、第2の表示要素の形状の変化が不規則であるので、変化に富んだ表示を実現でき、一般的なアナログメータとは異なる斬新な印象をユーザに与えることができる。
本発明の表示装置によれば、表示態様の斬新さを向上した表示装置を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るグラフィックメータ100のハードウェアの構成例を示す図である。 図2は、通常時においてグラフィックメータ100の液晶表示器111に表示されるグラフィック表示画面111aを示す図である。 図3は、図1に示したグラフィックメータ100の表示開始時の処理手順を示すフローチャートである。 図4(A)〜図4(C)は、表示開始時における、グラフィックメータ100の液晶表示器111に表示されるグラフィック表示画面111aの遷移を示す図である。
以下、本実施形態に係る表示装置について図面を用いて説明する。本実施形態の表示装置は、車室内のインストルメントパネルに設置されたグラフィックメータに適用される。
図1は本実施形態のグラフィックメータ100のハードウェアの構成例を示したものである。図1に示すように、グラフィックメータ100は、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)101、読み出し専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)102、インタフェース103、インタフェース104、CPU電源部105、グラフィックコントローラ106、フレームメモリ107、Xドライバ108、Yドライバ109、LCD(Liquid Crystal Display)電源部110、及び液晶表示器(TFT−LCD:Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)111を備えている。
マイクロコンピュータ(CPU)101は、制御部であり、予め用意されたプログラムを実行し、グラフィックメータ100の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。例えば、後述する図3のフローチャートに示した処理をマイクロコンピュータ101が行う。
読み出し専用メモリ102は、マイクロコンピュータ101が実行するプログラムの内容や、後述する環状の表示要素71、72、81、82やメータ画像(速度計41、燃料計42、回転計51、水温計52を表す画像)等の画像データや各種固定データなどを保持している。
インタフェース103は、車両側のイグニッションスイッチの状態を表す信号(IGN+)をマイクロコンピュータ101に入力する。
インタフェース104は、マイクロコンピュータ101と車両側の各種制御装置(ECU:Electric Control Unit)との間で、CAN(Controller Area Network)規格による通信を行うために利用される。具体的には、現在の車両の走行速度、エンジン回転速度、冷却水温、燃料量、クラッチ接続の有無等の現在の様々な車両状態を表すデータが、ほぼリアルタイムのデータとして車両側からインタフェース104を介してマイクロコンピュータ101に入力される。
例えば、インタフェース104は、車両が所定量移動する毎に当該車両側に搭載された速度センサから出力される車速パルス信号を受け付け、現在の車両の走行速度の値を表す走行速度情報としてマイクロコンピュータ101に出力する。
また、インタフェース104は、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサから出力されるパルス信号を受け付け、エンジン回転数情報としてマイクロコンピュータ101に出力する。また、インタフェース104は、燃料センサによって検出された燃料量の情報を受け付け、マイクロコンピュータ101に出力する。また、インタフェース104は、ラジエータ内の冷却水の温度を検出する水温センサからの信号を受け付け、冷却水温情報としてマイクロコンピュータ101に出力する。
インタフェース115は、液晶表示器111に表示されるグラフィック画面に関する操作等を指示するスイッチ(例えば、ステアリングスイッチ。)に接続され、ユーザからの操作指示を受け付け、マイクロコンピュータ101に出力する。また、インタフェース115は、カメラで撮影された映像データ、ナビゲーション画像データ等の各種データを受け付け、画像情報としてマイクロコンピュータ101に出力する。
CPU電源部105は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力してマイクロコンピュータ101の動作に必要な直流電圧(Vcc)を生成する。また、必要に応じてリセット信号を生成したり、マイクロコンピュータ101から出力されるスリープ信号に従って電力供給を抑制するための動作も行う。
液晶表示器111は、表示部であり、液晶デバイスにより構成された多数の微小表示セルをX方向およびY方向に並べて配置されたカラーの2次元表示画面を有している。多数の微小表示セルの表示状態をセル毎に個別に制御することにより、2次元表示画面上に図形、文字、画像等の所望の情報をグラフィック表示することができる。
このように、液晶表示器111は、2次元画面表示によってグラフィックメータ100のグラフィック表示画面111aを表示する。また、液晶表示器111の表示内容の制御は、後述するようにマイクロコンピュータ101によって実行される。
液晶表示器111の表示画面のY方向の走査位置は、Yドライバ109の出力により順次に切り替わる。Yドライバ109は、グラフィックコントローラ106から出力される垂直同期信号に同期して、Y方向の走査位置を順次に切り替える。
Xドライバ108は、グラフィックコントローラ106から出力される水平同期信号に同期して液晶表示器111の表示画面のX方向の走査位置を順次に切り替える。また、Xドライバ108はグラフィックコントローラ106から出力されるRGB各色の画像データを走査位置の表示セルに与えて画面中の表示内容を制御する。
グラフィックコントローラ106は、マイクロコンピュータ101から入力される様々な命令に従って、様々なグラフィック要素を液晶表示器111の画面上に表示する。実際には、画素毎の表示内容を保持するフレームメモリ107に対して、マイクロコンピュータ101又はグラフィックコントローラ106が表示データを書き込みグラフィックの描画を行う。また、液晶表示器111の画面を2次元走査するための垂直同期信号及び水平同期信号を生成し、これらの同期信号に同期したタイミングでフレームメモリ107上の該当するアドレスに格納されている表示データを液晶表示器111に与える。
LCD電源部110は、車両側のプラス側電源ライン(+B)から供給される直流電力を入力して、液晶表示器111の表示に必要とされる所定の直流電力を生成する。
図2は、グラフィックメータ100が通常表示状態である通常時においてグラフィックメータ100の液晶表示器111に表示されるグラフィック表示画面111aを示す図である。図2に示したグラフィック表示画面111a上には、速度計41、燃料計42、回転計51、水温計52、及び車両画像61がそれぞれ表示されている。尚、これらの各表示要素は、多数の表示画素の集合により表現されるグラフィック表示要素として実現されている。
速度計41(第1の表示要素)は、車両の状態に関する情報として現在の走行速度(車速:km/h)を呈示するための円形状の表示要素である。本実施形態では、一般的なアナログ計器と同様に、速度計41は、円環状の速度スケール45と、速度スケール45の中心近傍に配置され、速度スケール45の一部を指し示して現在の車速を呈示する指針46と、を含んで構成されている。速度計41は、図2に示すように、グラフィック表示画面111aにおける一端側(図中左端側)に配置されている。
燃料計42(第3の表示要素)は、車両の状態に関する情報として現在の車両の燃料残量を呈示するための円形状の表示要素である。本実施形態では、一般的なアナログ計器と同様に、燃料計42は、上記速度スケール45よりも径が小さい円環状の燃料スケール47と、燃料スケール47の中心近傍に配置され、燃料スケール47の一部を指し示して現在の燃料残量を呈示する指針48と、を含んで構成されている。燃料計42は、図2に示すように、グラフィック表示画面111aにおいて、速度計41と重複する部分を有するように、当該速度計41よりも回転計51側に(即ち、中央側、他端側に。)配置されている。また、当該重複部分には、燃料計42は表示されず、速度計41が表示されている。
回転計51(第1の表示要素)は、車両の状態に関する情報として現在のエンジンの回転速度(×1000rpm)を呈示するための円形状の表示要素である。本実施形態では、一般的なアナログ計器と同様に、回転計51は、上記速度スケール45と略同一形状の円環状の回転速度スケール55と、該回転速度スケール55の中心近傍に配置され、回転速度スケール55の一部を指し示して現在の回転速度を呈示する指針56と、を含んで構成されている。回転計51は、図2に示すように、グラフィック表示画面111aにおいて、速度計41が配置された一端側とは反対側の他端側(図中右端側)に、速度計41と対向して配置されている。
水温計52(第3の表示要素)は、車両の状態に関する情報として現在の車両の冷却水の温度を呈示するための円形状の表示要素である。本実施形態では、一般的なアナログ計器と同様に、水温計52は、上記燃料スケール47と略同一形状の円環状の水温スケール57と、該水温スケール57の中心近傍に配置され、水温スケール57の一部を指し示して現在の冷却水の温度を呈示する指針58と、を含んで構成されている。水温計52は、図2に示すように、グラフィック表示画面111aにおいて、回転計51と重複する部分を有するように、当該回転計51よりも速度計41側に(即ち、中央側、一端側に。)配置されている。また、当該重複部分には、水温計52は表示されず、回転計51が表示されている。
車両画像61は、車両の全体形状を模擬した表示要素であり、図2に示したグラフィック表示画面111aにおいては画面の中央部に配置されている。即ち、車両画像61は、一端側に配置された速度計41及び燃料計42と、他端側に配置された回転計51及び水温計52との間に配置されている。この車両画像61は、例えば、当該車両の現在の状態を数値等による表示ではなくグラフィック的に表現するために利用できる。
また、後述するように、グラフィックメータ100が通常表示状態に遷移する前の表示開始時においては、グラフィック表示画面111a上には、速度スケール45の外形を模した円形状の(円環状の)表示要素71(第2の表示要素)、燃料スケール47の外形を模した円形状の表示要素72(第4の表示要素)、回転速度スケール55の外形を模した円形状の表示要素81(第2の表示要素)、水温スケール57の外形を模した円形状の表示要素82(第4の表示要素)がそれぞれ表示される(図4(A)、図4(B)参照。)。当該表示開始時における表示内容の詳細については後述する。
図3は、図1に示したグラフィックメータ100の表示開始時の処理手順を示すフローチャートである。図4は、表示開始時における、グラフィックメータ100の液晶表示器111に表示されるグラフィック表示画面111aの遷移を示す図である。
即ち、マイクロコンピュータ101が図3に示した処理手順を実行することにより、グラフィック表示画面111aの表示を開始する際には、図4に示すように表示内容が順次に遷移する。つまり、最初に図4(A)に示す表示状態になり、時間の経過に伴って図4(B)、図4(C)に示すように表示内容が変化する。
図3に示したマイクロコンピュータ101の処理手順、及びグラフィック表示画面111aの具体的な表示内容の変化について以下に説明する。尚、以下に説明する処理手順では、マイクロコンピュータ101が液晶表示器111を制御して、当該液晶表示器111にその表示内容を変更させる処理の内容について説明するが、記載を簡潔化して理解を容易にするために、マイクロコンピュータ101が表示内容を変更させる(若しくは変更する)、と簡略化して記載する場合がある。
マイクロコンピュータ101は、運転手によりイグニッションスイッチをオンに操作され、イグニッションオン(IGN+)の信号が入力されるまで待つ(ステップS1)。インタフェース103を介してイグニッションオンの信号が入力されると、マイクロコンピュータ101は、液晶表示器111による各種情報の表示を開始する。
マイクロコンピュータ101は、EEPROM102に記憶された環状の表示要素71、81の画像データを読み出し、グラフィック表示画面111aの所定範囲75(点線L1により画成された範囲)、所定範囲85(点線L2により画成された範囲)内における開始位置sをそれぞれ不規則に(ランダムに)決定し、この開始位置sに環状の表示要素71、81を配置する(ステップS2)。このとき、図4(A)に示すように、表示要素71、81は、所定の初期形状で表示される。同様に、マイクロコンピュータ101は、EEPROM102に記憶された環状の表示要素72、82の画像データを読み出し、グラフィック表示画面111aの所定範囲76(点線L3により画成された範囲)、所定範囲86(点線L4により画成された範囲)内における開始位置sをそれぞれ不規則に決定し、この開始位置sに環状の表示要素72、82を配置する(ステップS2)。このとき、図4(A)に示すように、表示要素72、82は、所定の初期形状で表示される。図4(A)は、所定範囲75、76、85、86内の開始位置sに所定の初期形状で表示された表示要素71、72、81、82を示している。このとき、図4(A)に示すように、表示要素71、81と、表示要素72、82との重複部分には、表示要素72、82が表示されている。
ここで、上記各所定範囲75、76、85、86は、環状の表示要素71、72、81、82が移動可能な範囲(設定範囲)として設定されている。
そして、マイクロコンピュータ101は、環状の表示要素71、72、81、82を、開始位置sから不規則な経路mに沿って、到達点である設定位置eまでそれぞれ連続的に移動させる(ステップS3、ステップS4)。また、マイクロコンピュータ101は、当該移動中に、不規則な形状変化パターンに従って、図4(A)に示す上記初期形状から図4(B)に示す設定形状まで表示要素71、72、81、82の形状を連続的に変化させる(ステップS3、ステップS4)。また、マイクロコンピュータ101は、当該移動中に、これらの濃度を、初期濃度から、任意に設定される所定の濃度まで徐々に濃くする(ステップS3、ステップS4)。ここで、設定位置eは、通常時に、各メータ画像(速度計41、燃料計42、回転計51、水温計52)が表示される表示位置である。また、設定形状は、各メータ画像(速度計41、燃料計42、回転計51、水温計52)の各スケール(速度スケール45、燃料スケール47、回転速度スケール55、水温スケール57)の外形と略同一の外形となる形状である。尚、上記環状の表示要素71、72、81、82の移動中において、表示要素71、81と表示要素72、82とが重複する部分を有するときには、当該重複部分には表示要素72、82が表示される。即ち、表示要素71、81と表示要素72、82とは、表示要素72、82が前方側に位置するように、ユーザに視認されるように表示される。
所定範囲75、76、85、86内において開始位置sを不規則に決定する方法としては、公知の各種の手法を適用可能である。例えば、乱数発生関数を用いて得られる値を、グラフィック表示画面111aの座標と対応付け、各所定範囲75、76、85、86内の開始位置sとする方法が挙げられる。また、開始位置sの座標は予め登録された固定値であってもよいし、予め登録された複数の座標から任意に選択される構成としても構わない。
尚、ここでは、環状の表示要素71、72、81、82の開始位置sは、それぞれ所定範囲75、76、85、86内に設定されたが、これらの所定範囲に限定されることなく、グラフィック表示画面111a内のいずれかの位置に設定されるようにすることも考えられる。
また、表示要素71、72、81、82が開始位置sから到達点である設定位置eまで移動する経路である、不規則な経路mは、表示要素毎に、例えば、以下のような方法で決定される。不規則な経路mのパターンを、開始位置sの座標と設定位置eの座標を通るような、種々の連続関数からなる曲線として規定する。曲線としては、ベジェ曲線、インボリュート曲線、スプライン曲線、二次曲線(円、楕円、双曲線、放物線)、一次曲線(直線)等を選択可能である。これらの曲線を表す関数を予め番号付けしてメモリに複数登録しておき、乱数発生関数を用いて得られる値に対応する関数及びパラメータを用い、経路mを決定する。
また、経路mの決定に際しては、関数を用いることなく、予めユーザが任意に複数の経路を描いて又は選択してメモリに登録しておき、登録された複数の経路の中から適宜選択することにより経路mを決定するようにしてもよい。
尚、上記実施形態では、開始位置sと経路mのパターンのそれぞれを別々に決定していたが、開始位置sと経路mのパターンとの組み合わせを予め複数登録しておき、複数の組み合わせの中から不規則に1つの組み合わせを選択し、経路mを決定してもよい。この場合、マイクロコンピュータ101の処理に要する時間を削減できる。
また、上述した、表示要素71、72、81、82の形状が初期形状から設定形状まで変化するパターンを規定する、不規則な形状変化パターンは、表示要素毎に、以下のような方法で決定される。例えば、形状を定めるためのパラメータとして、サイズ、傾き(表示面内における傾き、及び表示面に対して奥行方向への傾き)等を予め定めておく。そして、乱数発生関数を用いて得られる値に対応付けてこれら各パラメータの連続的な変化パターンを決定し、これに従って形状を変化させる。この形状の変形は、EEPROM102に登録された元の画像に対し、倍率、縦横比、回転、不透明度等を調整する処理を施すことにより実現できる。例えば、図4(A)に示す初期形状の例では、環状の表示要素72、81、82のそれぞれが異なる縦横比で示されており、やや扁平な楕円形状として表示されている。
図3(B)は上記不規則な経路mに沿って移動し、形状が設定形状となった後の環状の表示要素71、72、81、82を示している。経路mの長さは、環状の表示要素71、72、81、82毎に異なるので、移動時間を固定値とした場合、経路mの長い環状の表示要素ほど、移動速度が大きい。一方、全ての環状の表示要素で移動速度を同じに揃えた場合、経路mの長い環状の表示要素ほど、到達するまでの時間が長くなる。本実施形態では、どちらも対応可能である。また、環状の表示要素毎に予め異なる移動速度を設定してもよく、より不規則な移動となることが期待される。
ステップS4に続いて、マイクロコンピュータ101は、設定位置eに到達した環状の表示要素71、72、81、82の濃さを薄くするように変化させる(ステップS5)。そして、マイクロコンピュータ101は、薄くなった環状の表示要素71、72、81、82と重なるように、EEPROM102に登録された各メータ画像を表示させる(ステップS6)。即ち、メータ画像として、図3(C)に示すように、速度計41、燃料計42、回転計51及び水温計52が表示される。
この後、マイクロコンピュータ101は、環状の表示要素71、72、81、82を消去する(ステップS7)。そして、マイクロコンピュータ101は、インタフェース104から入力される、走行速度、エンジン回転数、燃料量、冷却水温等の車両データに基づき、メータ画像に含まれる指針等の表示を変更する表示制御を開始する(ステップS8)。その後、マイクロコンピュータ101は表示開始時における動作を終了し、グラフィックメータ100を通常表示状態に遷移させる。
以上説明した処理により、表示開始時には、環状の表示要素71、72、81、82が、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した形状の変化パターンに従って、初期形状から上記設定形状まで形状が変化しつつ、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した経路mに沿って、開始位置sから設定位置eまで連続的に移動するように表示される(ステップS3、ステップS4)。そして、当該移動の後、設定位置eに表示された表示要素71、72、81、82に代えて速度計41、回転計51が設定位置eに表示される(ステップS6、ステップS7)。また、表示要素71、72、81、82に代えて速度計41、燃料計42、回転計51、水温計52が表示される時点において、これらの外形状はそれぞれ略同一となっている。以上の構成を有することにより、表示開始時に、ユーザの視線がランダムに移動する表示要素71、72、81、82に誘導され、ユーザはこれらの代わりに表示された速度計41、燃料計42、回転計51、水温計52を視認することになる。このため、実施形態に係るメータユニット100によれば、通常表示状態では図2のように一般的なアナログメータと同様の表示形態を採用した場合であっても、表示開始時における上述した斬新な表示態様によって、アナログメータとは全く異なる高機能なメータであることをユーザに感じさせることができる。
尚、本実施形態では、メータ画像が表示された後、薄くなった環状の表示要素71、72、81、82を消去したが、薄くなった環状の表示要素がメータ画像の一部となるように、その内側にメータ画像を表示させるようにしてもよい。また、或いは、環状の表示要素71、72、81、82それぞれが、速度計41、燃料計42、回転計51、水温計52の外枠(即ち、速度スケール45、燃料スケール47、回転速度スケール55、水温スケール57の一部)と同一形状の表示要素である構成としても構わない。これにより、メータ画像への遷移がより滑らかな表示で行われる。
以下では、本実施形態に係る表示装置の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係るグラフィックメータ100(表示装置)は、個別に表示形態を制御可能な多数の画素の組み合わせにより任意の画像を表示可能な液晶表示器111(表示部)と、液晶表示器111の表示内容の制御を含む各種制御を実行するマイクロコンピュータ101(制御部)と、を備え、車両の状態に関する情報(車速、燃料残量、エンジンの回転速度、冷却水の温度)を呈示可能な表示装置である。そして、液晶表示器111は、グラフィックメータ100が通常表示状態である場合には、車速を呈示するための円形状の速度計41(第1の表示要素)、及びエンジンの回転速度を呈示するための円形状の回転計51を所定の表示位置(設定位置e)に表示する。また、液晶表示器111は、グラフィックメータ100が通常表示状態に遷移する前の表示開始時には、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した経路mに沿って開始位置s(移動開始位置)から設定位置eまで連続的に移動するように、円形状の表示要素71、81(第2の表示要素)を表示し、その後、設定位置eに表示された表示要素71、81に代えて速度計41及び回転計51を設定位置eに表示する。
これにより、ランダムに移動する表示要素71、81によって、表示開始時に、速度計41及び回転計51にユーザの注視位置が誘導される。このため、運転開始時(即ち、表示開始時。)に、これら計器を見るようにユーザを促すことができる。また、表示要素71、81の移動が不規則であるので、変化に富んだ表示を実現でき、一般的なアナログメータとは異なる斬新な印象をユーザに与えることができる。
さらに、本実施形態に係るグラフィックメータ100では、表示要素71、81に代えて速度計41及び回転計51が表示される時点において、速度計41及び回転計51と表示要素71、81の外形状がそれぞれ略同一である。
このため、表示開始時における表示態様の変化を、一連の変化としてユーザに認識させ易い。このため、違和感の少ない表示を実現できる。
さらに、本実施形態に係るグラフィックメータ100では、液晶表示器111は、グラフィックメータ100が通常表示状態である場合には、速度計41及び回転計51と重複する部分を有して当該重複部分に速度計41及び回転計51が表示される、燃料残量を呈示するための円形状の燃料計42(第3の表示要素)、及び冷却水の温度を呈示するための円形状の水温計52(第3の表示要素)を設定位置e(他の所定の表示位置)に表示する。そして、液晶表示器111は、表示開始時には、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した経路mに沿って開始位置sから設定位置eまで連続的に移動するように、略円形状の表示要素72、82(第4の表示要素)を表示し、その後、設定位置eに表示された表示要素72、82に代えて燃料計42及び水温計52を設定位置eに表示する。そして、液晶表示器111は、当該表示要素72、82の移動中において、表示要素72、82と燃料計42及び水温計52とが重複する部分を有するときには、当該重複部分に表示要素72、82を表示する。
これにより、通常表示時には、速度計41及び回転計51の後方に燃料計42及び水温計52の一部が表示されるのに対して、表示開始時には、速度計41及び回転計51に表示が代わるはずの表示要素71、81の前方に、燃料計42及び水温計52に表示が代わるはずの表示要素72、82が表示される。即ち、速度計41、回転計51及び表示要素71、81と、燃料計42、水温計52及び表示要素72、82とが、通常表示時と表示開始時とでは重なりの順序が異なるように表示される。このため、更に斬新な印象をユーザに与えることができる。
また、本実施形態に係るグラフィックメータ100では、液晶表示器111は、グラフィックメータ100が通常表示状態である場合には、車速を呈示するための円形状の速度計41(第1の表示要素)、及びエンジンの回転速度を呈示するための円形状の回転計51を所定の表示位置(設定位置e)に所定の形状(設定形状)で表示する。また、液晶表示器111は、グラフィックメータ100が通常表示状態に遷移する前の表示開始時には、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した形状の変化パターンに従って、初期形状から上記設定形状まで形状が変化しつつ、開始位置s(移動開始位置)から設定位置eまで連続的に移動するように、円形状の表示要素71、81(第2の表示要素)を表示し、その後、設定位置eに表示された表示要素71、81に代えて速度計41及び回転計51を設定位置eに表示する。
これにより、ランダムに形状が変化する表示要素71、81によって、表示開始時に、速度計41及び回転計51にユーザの注視位置が誘導される。このため、運転開始時(即ち、表示開始時。)に、これら計器を見るようにユーザを促すことができる。また、表示要素71、81の形状の変化が不規則であるので、変化に富んだ表示を実現でき、一般的なアナログメータとは異なる斬新な印象をユーザに与えることができる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、第1の表示要素として、速度計41及び回転計51の2つの計器が左右に対向して表示される構成としたが、これらのいずれか一方が表示される構成であっても構わない。また、この他の計器が第1の表示要素として表示される構成であっても構わない。これらの点は、第3の表示要素についても同様である。また、第3の表示要素が表示されない構成であっても構わない。
また、上記実施形態では、第1の表示要素である速度計41、回転計51、第2の表示要素である表示要素71、81、第3の表示要素である燃料計42、水温計52、第4の表示要素である表示要素72、82のいずれもが円形状である構成としたが、これらは略円形状でもよく、例えば楕円形状であっても構わない。例えば、速度計41及び回転計51が、外形が楕円形状のスケールを有する構成としても構わない。但し、各メータ画像及び環状の表示要素71、72、81、82を円形の外形で統一した方が、全体としての統一感を高めることができる。
また、上記実施形態では、環状の表示要素に対し、倍率、縦横比、回転、不透明度等を調整する画像処理によりその形状や濃淡を変化させる構成としたが、予め登録された形状や濃淡の異なる複数の画像を用いて形状や濃淡を変化させる構成としても構わない。
また、上記実施形態では、表示要素71、81が、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した形状の変化パターンに従って、初期形状から設定形状まで形状が変化しつつ、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した経路mに沿って、開始位置sから設定位置eまで連続的に移動するように表示される(ステップS3、ステップS4)構成としたが、移動中には形状は変化せず、設定形状(初期形状)のまま、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した経路mに沿って、開始位置sから設定位置eまで連続的に移動するように表示される構成としても構わない。或いは、表示要素71、81の移動経路がランダムに決定されず、マイクロコンピュータ101がランダムに決定した形状の変化パターンに従って、初期形状から設定形状まで形状が変化しつつ、所定の経路に沿って、開始位置sから設定位置eまで連続的に移動するように表示される構成としても構わない。但し、経路及び形状の変化パターンの双方にランダム性を付加した方が、より斬新な表示とすることができる。
また、上記実施形態では、表示要素71、81に代えて速度計41、回転計51が表示される時点において、速度計41、回転計51と表示要素71、81の外形状がそれぞれ略同一である構成としたが、当該時点において速度計41、回転計51と表示要素71、81の外形状が異なる構成であっても構わない。
また、上記実施形態では、ステップS5で環状の表示要素71、72、81、82の濃さを薄く変化させた後、ステップS6で各メータ画像を表示させ、ステップS7で環状の表示要素71、72、81、82を消去する構成としたが、環状の表示要素71、72、81、82に代えて各メータ画像が表示されたようにユーザに視認される態様であれば、他の表示態様であっても構わない。例えば、環状の表示要素71、72、81、82の濃さを変化させることなく、瞬時に環状の表示要素71、72、81、82と各メータ画像の表示を切り替える構成としても構わない。
41 速度計(第1の表示要素)
42 燃料計(第3の表示要素)
45 速度スケール
46、48、56、58 指針
47 燃料スケール
51 回転計(第1の表示要素)
52 水温計(第3の表示要素)
55 回転速度スケール
57 水温スケール
61 車両画像
71、81 表示要素(第2の表示要素)
72、82 表示要素(第4の表示要素)
75、76、85、86 所定範囲
100 グラフィックメータ(表示装置)
101 マイクロコンピュータ(制御部)
102 読み出し専用メモリ
103、104、115 インタフェース
105 CPU電源部
106 グラフィックコントローラ
107 フレームメモリ
108 Xドライバ
109 Yドライバ
110 LCD電源部
111 液晶表示器(表示部)
111a グラフィック表示画面
s 開始位置(移動開始位置)
e 設定位置(表示位置)
m 経路

Claims (4)

  1. 個別に表示形態を制御可能な多数の画素の組み合わせにより任意の画像を表示可能な表示部と、
    該表示部の表示内容の制御を含む各種制御を実行する制御部と、
    を備え、車両の状態に関する情報を呈示可能な表示装置であって、
    前記表示部は、
    前記表示装置が通常表示状態である場合には、車両の状態に関する情報を呈示するための略円形状の第1の表示要素を所定の表示位置に表示し、
    前記表示装置が前記通常表示状態に遷移する前の表示開始時には、前記制御部がランダムに決定した経路に沿って移動開始位置から前記所定の表示位置まで連続的に移動するように、略円形状の第2の表示要素を表示し、その後、前記所定の表示位置に表示された前記第2の表示要素に代えて前記第1の表示要素を前記所定の表示位置に表示する、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記第2の表示要素に代えて前記第1の表示要素が表示される時点において、前記第1の表示要素と前記第2の表示要素の外形状が略同一である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示部は、
    前記表示装置が前記通常表示状態である場合には、前記第1の表示要素と重複する部分を有して当該重複部分に前記第1の表示要素が表示される、車両の状態に関する情報を呈示するための第3の表示要素を他の所定の表示位置に表示し、
    前記表示開始時には、前記制御部がランダムに決定した経路に沿って移動開始位置から前記他の所定の表示位置まで連続的に移動するように、略円形状の第4の表示要素を表示し、その後、前記他の所定の表示位置に表示された前記第4の表示要素に代えて前記第3の表示要素を前記所定の表示位置に表示し、且つ、当該第4の表示要素の移動中において、前記第4の表示要素と前記第2の表示要素とが重複する部分を有するときには、当該重複部分に前記第4の表示要素を表示する、
    ことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載の表示装置。
  4. 個別に表示形態を制御可能な多数の画素の組み合わせにより任意の画像を表示可能な表示部と、
    該表示部の表示内容の制御を含む各種制御を実行する制御部と、
    を備え、車両の状態に関する情報を呈示可能な表示装置であって、
    前記表示部は、
    前記表示装置が通常表示状態である場合には、車両の状態に関する情報を呈示するための第1の表示要素を所定の表示位置に所定の形状で表示し、
    前記表示装置が前記通常表示状態に遷移する前の表示開始時には、前記制御部がランダムに決定した形状の変化パターンに従って、初期形状から前記所定の形状まで形状が変化しつつ、移動開始位置から前記所定の表示位置まで連続的に移動するように、第2の表示要素を表示し、その後、前記所定の表示位置に表示された前記第2の表示要素に代えて前記第1の表示要素を前記所定の表示位置に表示する、
    ことを特徴とする表示装置。
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