JP6325226B2 - 水性化粧料 - Google Patents

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本発明は、水性化粧料に関する。
化粧料の保形性や安定性を維持するため、種々の増粘剤が用いられている。例えば、特許文献1、特許文献2には、特定のウレタン結合を有する粘度調整剤が記載され、これを配合した組成物は、温度やpHの変化によっても一定の粘度を保つことが記載されている。また、特許文献3には、このような粘度調整剤を含有する化粧料組成物が、粘度安定性および使用性に優れたものであることが記載されている。
特開平9−71766号公報 特開2000−239649号公報 特開2000−239120号公報
本発明者は、従来用いられていた粘性調整剤では、化粧料の粘度は高くなるものの、塗布後に弾きむらが生じ、ファンデーション等を重ね付けしたときののび、ファンデーションで重ね付け塗布6時間経過後の化粧よれにも課題があることを見出した。
本発明者らは、特定のポリ(N−アシルアルキレンイミン)変性オルガノポリシロキサンと、疎水変性ポリエーテルウレタンを、特定の割合で組み合わせて用いれば、上記課題を解決した水性化粧料が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が1000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサン 0.1〜17質量%、
(B)下記一般式(5):
(式中、R11、R12及びR14は、同一又は異なって、炭化水素基を示し、R13はウレタン結合を有しても良い炭化水素基を示し、R15は直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を示し、mは2以上の数を示し、hは1以上の数を示し、k及びnは独立に0〜1000の数を示す)
で表される疎水変性ポリエーテルウレタン 0.05〜5質量%、
(C)水
を含有し、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)が、0.1〜50である水性化粧料に関する。
本発明の水性化粧料は、保形性に優れ、塗布中には、肌へののび、つきが良く、みずみずしい使用感でべたつきがなく、弾きむらが抑制される。また、ファンデーション重ね付け時のスポンジのひっかかりが抑制され、重ね付けしたファンデーションののびに優れ、ファンデーションで重ね付け塗布6時間経過後においても、むらづきが抑制され、化粧よれ、粉浮きが目立たない。
本発明で用いる成分(A)は、主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が1000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサンであり、当該成分を用いることにより、より優れた安定性を得ることができる。
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントは、上記オルガノポリシロキサンセグメントを構成する任意のケイ素原子に、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して少なくとも2つ結合している。さらに、上記オルガノポリシロキサンセグメントの両末端を除く1以上のケイ素原子に上記アルキレン基を介して結合していることが好ましく、両末端を除く2以上のケイ素原子に上記アルキレン基を介して結合していることがより好ましい。即ち、成分(A)のオルガノポリシロキサンは、側鎖として、少なくとも2つ以上の前記一般式(1)で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントを有する、グラフトポリマーである。
ヘテロ原子を含むアルキレン基は、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの連結基として機能する。かかるアルキレン基としては、例えば、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を1〜3個含む炭素数2〜20のアルキレン基が例示され、中でも下記式(i)〜(vii)のいずれかで表される基が好ましく、下記式(i)又は(ii)で表される基がより好ましく、更に下記式(i)で表される基が好ましい。なお、式中、An-は4級アンモニウム塩の対イオンを示し、例えば、エチル硫酸イオン、メチル硫酸イオン、塩化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸イオン、p-トルエンスルホン酸イオン、過塩素酸イオンが例示される。
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントを構成するN−アシルアルキレンイミン単位において、一般式(1)中、R1における炭素数1〜3のアルキル基としては、例えば、炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基、又は炭素数3の分岐状又のアルキル基が例示され、具体的には、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基が挙げられる。
一般式(1)においてtは2又は3の数を示し、オルガノポリシロキサン製造時の原料入手の観点から、2であることが好ましい。
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)は、保形性に優れ、塗布中の肌へののび、つきが良く、みずみずしい使用感でべたつきがなく、弾きむらが抑制される点から、45/55〜79/21が好ましく、経時でのむらづき、化粧よれが抑制される点から60/40〜79/21がより好ましい。
なお、本明細書において、質量比(a/b)は、成分(A)のオルガノポリシロキサンを重クロロホルム中に5質量%溶解させ、核磁気共鳴(1H-NMR)分析により、オルガノポリシロキサンセグメント中のアルキル基又はフェニル基と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント中のメチレン基の積分比より求めた値をいう。
成分(A)のオルガノポリシロキサンにおいて、隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量(以下、単に「MWg」ともいう)は1000〜40000の範囲であり、皮膜の柔軟性と油水界面への配向性の点から、より好ましくは1500〜30000、更に好ましくは2000〜10000である。
本明細書において、「隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメント」とは、下記式(2)に示すように、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントのオルガノポリシロキサンセグメントに対する結合点(結合点A)から、これに隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの結合点(結合点B)までの2点間において破線で囲まれた部分であって、1つのR2SiO単位と、1つのR3と、y+1個の(R2)2SiO単位とから構成されるセグメントをいう。また、「ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント」とは、上記R3に結合する−Z−R4をいう。
上記一般式(2)中、R2はそれぞれ独立に炭素数1〜22のアルキル基又はフェニル基を示し、R3はヘテロ原子を含むアルキレン基を示し、−Z−R4はポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントを示し、R4は重合開始剤の残基を示し、yは正の数を示す。
MWgは、上記一般式(2)において破線で囲まれた部分の分子量であるが、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント1モル当たりのオルガノポリシロキサンセグメントの質量(g/mol)と解することができる。なお、原料化合物である変性オルガノポリシロキサンの官能基がポリ(N−アシルアルキレンイミン)で100%置換されると、変性オルガノポリシロキサンの官能基当量(g/mol)と一致する。
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントは、数平均分子量で表すこととし、N−アシルアルキレンイミン単位の分子量と重合度から算出するか、又はゲルパーミエションクロマトグラフィ(以下、単に「GPC」ともいう)測定法により測定することができる。なお、本発明においては、後記の測定条件で行なったGPC測定により測定されるポリスチレン換算の数平均分子量(以下、単に「MNox」とも言う)をいうものとする。MNoxが500〜4000の範囲であれば、皮膜の柔軟性と溶媒への溶解性を高めることができ、この観点から、上記MNoxは、好ましくは800〜3500、より好ましくは1000〜3000である。
また、上記MWgは、主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの含有率(質量%)(以下、単に「Csi」ともいう)を用いて、下記式(I)により求めることができる。
MWg=Csi×MNox/(100−Csi) (I)
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量(以下単に「MWsi」とも言う)は15000〜200000であり、柔軟性と皮膚への付着性の点から、好ましくは20000〜160000、より好ましくは25000〜100000である。また、成分(A)のオルガノポリシロキサンは、水などの極性溶媒に溶解することにより、種々の製品に容易に配合することができる。主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントは、原料化合物である変性オルガノポリシロキサンと共通の骨格を有するため、MWsiは原料化合物である変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量と略同一である。なお、原料化合物である変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量は、後記の測定条件によるGPCで測定し、ポリスチレン換算したものである。
成分(A)のオルガノポリシロキサンの重量平均分子量(以下、単に「MWt」ともいう)は、皮膚への付着性と乳化安定性を両立する観点から、好ましくは25000〜200000、より好ましくは30000〜160000、更に好ましくは35000〜150000である。MWtは、後記の測定条件によるGPCで測定し、ポリスチレン換算した値である。
成分(A)のオルガノポリシロキサンは、高い弾性率と大きな変形可能量に加え、50〜220℃といった温度領域に加熱すると、著しく塑性が向上して柔らかくなり、加熱をやめて室温に戻る過程で直ぐに弾力性を取り戻すという特徴的な熱可塑性を有する。
成分(A)のオルガノポリシロキサンは、例えば、下記一般式(3)
(式中、R2は前記と同じ意味を示し、R5及びR6はそれぞれR2と同一の基を示すか、又は下記式(viii)〜(xiii)
のいずれかで表される1価の基を示し、R7は上記式(viii)〜(xiii)で表される1価の基を示し、dは91.5〜1255.0の数を示し、eは2.0〜62.5の数を示す〕
で表される変性オルガノポリシロキサンと、下記一般式(4)
(式中、R1及びtは前記と同じ意味を示す)
で表される環状イミノエーテルを開環重合して得られる末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応させることにより製造される。
一般式(4)で表される環状イミノエーテル(以下、単に「環状イミノエーテル(4)」ともいう)の開環重合には、重合開始剤を用いることができる。重合開始剤としては、求電子反応性の強い化合物、例えば、ベンゼンスルホン酸アルキルエステル、p-トルエンスルホン酸アルキルエステル、トリフルオロメタンスルホン酸アルキルエステル、トリフルオロ酢酸アルキルエステル、硫酸ジアルキルエステル等の強酸のアルキルエステルを使用することができ、中でも硫酸ジアルキルが好適に使用される。
重合溶媒としては、例えば、酢酸エチル、酢酸プロピル等の酢酸エステル類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン溶媒、アセトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル系溶媒、N,N-ジメチルフォルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、ジメチルスルフォキシド等の非プロトン性極性溶媒を使用することができ、中でも酢酸エステル類が好適に使用される。溶媒の使用量は、通常、環状イミノエーテル(4)の100質量部に対して20〜2000質量部である。
重合温度は通常30〜170℃、好ましくは40〜150℃であり、重合時間は重合温度等により一様ではないが、通常1〜60時間である。
環状イミノエーテル(4)として、例えば、2−置換−2−オキサゾリンを用いれば、前記一般式(1)において、t=2のポリ(N−アシルエチレンイミン)が得られ、2−置換−ジヒドロ−2−オキサジンを用いれば、上記一般式(1)において、t=3のポリ(N−アシルプロピレンイミン)が得られる。
環状イミノエーテル(4)をリビング重合して得られるポリ(N−アシルアルキレンイミン)は、末端に反応性の基を有している。よって、このポリ(N−アシルアルキレンイミン)の末端の反応性基と、一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンが有する前記(viii)〜(xiii)で示される反応性基とを反応させることで、成分(A)のオルガノポリシロキサンを得ることができる。
前記のリビング重合による製造方法は、下記に示す理論式(II)のように、環状イミノエーテル(4)と重合開始剤の使用量で重合度を容易に制御でき、しかも通常のラジカル重合よりも分子量分布の狭い略単分散のポリ(N−アシルアルキレンイミン)が得られる点で有効である。
環状イミノエーテル(4)の使用量及び重合開始剤の使用量は、式(II)におけるMNiが500〜4000になる量とするのが好ましく、800〜3500になる量とするのがより好ましく、1000〜3000になる量とするのが更に好ましい。
一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量は、得られるオルガノポリシロキサンの水等の極性溶媒への溶解性と溶解後の取り扱いやすさの観点から、25000〜200000が好ましく、より好ましくは30000〜160000、更に好ましくは35000〜150000である。
また、一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンの官能基当量には、成分(A)のオルガノポリシロキサンの質量比(a/b)及びMWgを満たすために、上限が存在する。この観点及び主鎖に適度な疎水性を持たせる観点から、官能基当量は、1000〜40000であることが好ましく、1500〜30000であることがより好ましく、2000〜10000であることが更に好ましい。ここで、一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンの官能基当量とは、一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量を、該変性オルガノポリシロキサンが一分子あたりに有するR7の数の平均値で除した値を言う。
一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンと、前記末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)の使用量は、その質量比(変性オルガノポリシロキサン/末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン))が45/55〜79/21の範囲の値とすることが、得られるオルガノポリシロキサンの弾性率及び変形可能量の観点から好ましく、同観点から、60/40〜79/21がより好ましい。
なお、本発明において、各オルガノポリシロキサンの合成では、以下の測定条件に従って各種分子量を測定した。
<変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量の測定条件>
カラム:Super HZ4000+Super HZ2000(東ソー株式会社製)
溶離液:1mMトリエチルアミン/THF
流量 :0.35mL/min
カラム温度:40℃
検出器:UV
サンプル:50μL
<MNox及びMWtの測定条件>
カラム:K‐804L(東ソー社製)2つを直列につないで使用。
溶離液:1mMジメチルドデシルアミン/クロロホルム
流量 :1.0mL/min
カラム温度:40℃
検出器:RI
サンプル:50μL
また、質量比(a/b)算出のための1H−NMR測定は、下記の条件で行なった。
1H−NMR測定条件>
得られたポリマーの組成は1H−NMR(400MHz Varian製)により確認した。
サンプル量0.5gを測定溶剤(重クロロホルム)2gで溶解させたものを測定した。
PULSE SEQUENCE
・Relax.delay: 30秒 ・Pulse: 45degrees ・積算回数: 8回
確認ピーク 0ppm付近:ポリジメチルシロキサンのメチル基、
3.4ppm付近:エチレンイミンのメチレン部分。
各積分値よりシリコーンとポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)の比率を算出した。
成分(A)のオルガノポリシロキサンとしては、ポリ(N−ホルミルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−アセチルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)オルガノシロキサン等が挙げられる。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、保形性に優れ、塗布中の肌へののび、つきが良く、みずみずしい使用感でべたつきを抑制する点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上であり、1質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、17質量%以下であり、16質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に0.1〜17質量%であり、1〜16質量%が好ましく、2〜15質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(B)の疎水変性ポリエーテルウレタンは、前記一般式(5)で表されるものである。
一般式(5)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンは、例えば、R11−[(O−R12)k−OH]mで表される1種又は2種以上のポリエーテルポリオールと、R13−(NCO)h+1で表される1種又は2種以上のポリイソシアネートと、HO−(R14−O)n−R15で表される1種又は2種以上のポリエーテルモノアルコールとを反応させることにより得ることができる。
この場合、一般式(5)中のR11〜R15は、用いるR11−[(O−R12)k−OH]m、R13−(NCO)h+1、HO−(R14−O)n−R15により決定される。3者の仕込み比は、限定されないが、ポリエーテルポリオール及びポリエーテルモノアルコール由来の水酸基と、ポリイソシアネート由来のイソシアネート基の比が、NCO/OH=0.8:1〜1.4:1であるのが好ましい。
11−[(O−R12)k−OH]mで表されるポリエーテルポリオールは、m価のアルコールのポリエーテルであれば制限されない。このような化合物は、m価のポリオールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エピクロルヒドリン等のアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等を付加重合することにより得ることができる。
ここでポリオールとしては、2〜8価のもの(m=2〜8)が好ましく、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリコール等の2価アルコール;グリセリン、トリオキシイソブタン、1,2,3−ブタントリオール、1,2,3−ペンタトリオール、2−メチル−1,2,3−プロパントリオール、2−メチル−2,3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,3−ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、2,3,4−ヘキサントリオール、4−プロピル−3,4,5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−2,3,4−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセリン、ペンタグリセリン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等の3価アルコール;ペンタエリスリトール、1,2,3,4−ペンタンテトロール、2,3,4,5−ヘキサンテトロール、1,2,4,5−ペンタンテトロール、1,3,4,5−ヘキサンテトロール等の4価アルコール;アドニット、アラビット、キシリット等の5価アルコール;ジペンタエリスリトール、ソルビット、マンニット、イジット等の6価アルコール;ショ糖等の8価アルコール等が挙げられる。
また、R12は、炭素数2〜15の炭化水素基が好ましく、付加させるアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等により、R12が決定される。入手が容易であり、優れた効果を発揮させるためには、炭素数2〜4のアルキレンオキサイドあるいはスチレンオキサイドが好ましい。
付加させるアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等は単独重合、2種類以上のランダム重合あるいはブロック重合のいずれでも良く、付加の方法は通常の方法であって良い。重合度kは、0〜1000であり、1〜500が好ましく、10〜200がより好ましい。また、R12に占めるエチレン基の割合が、全R12の50〜100質量%であるのが好ましく、65〜100質量%であるのがより好ましい。
11は、炭素数2〜15の炭化水素基が好ましく、kは、10〜200が好ましい。
また、R11−[(O−R12)k−OH]mで表されるポリエーテルポリオールは、分子量は500〜10万のものが好ましく、1000〜5万のものがより好ましい。
13−(NCO)h+1で表されるポリイソシアネートは、分子中に2個以上のイソシアネート基を有するものであれば限定されず、例えば、脂肪族ジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、ビフェニルジイソシアネート、フェニルメタンのジイソシアネート、トリイソシアネート、テトライソシアネート等が挙げられる。
脂肪族イソシアネートとしては、例えば、メチレンジイソシアネート、ジメチレンジイソシアネート、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジプロピルエーテルジイソシアネート、2,2−ジメチルペンタンジイソシアネート、3−メトキシヘキサンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルペンタンジイソシアネート、ノナメチレンジイソシアネート、デカメチレンジイソシアネート、3−ブトキシヘキサンジイソシアネート、1,4−ブチレングリコールジプロピルエーテルジイソシアネート、チオジヘキシルジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、パラキシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート等が挙げられる。
芳香族ジイソシアネートとしては、例えば、メタフェニレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、ジメチルベンゼンジイソシアネート、エチルベンゼンジイソシアネート、イソプロピルベンゼンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,4−ナフタレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、2,6−ナフタレンジイソシアネート、2,7−ナフタレンジイソシアネート等が挙げられる。
脂環族ジイソシアネートとしては、例えば、水添キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。
ビフェニルジイソシアネートとしては、例えば、ビフェニルジイソシアネート、3,3'−ジメチルビフェニルジイソシアネート、3,3'−ジメトキシビフェニルジイソシアネート等が挙げられる。
フェニルメタンのジイソシアネートとしては、例えば、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、2,2’−ジメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ジフェニルジメチルメタン−4,4’−ジイソシアネート、2,5,2’,5’−テトラメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、シクロヘキシルビス(4−イソシオントフェニル)メタン、3,3’−ジメトキシジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、4,4’−ジメトキシジフェニルメタン−3,3’−ジイソシアネート、4,4’−ジエトキシジフェニルメタン−3,3’−ジイソシアネート、2,2’−ジメチル−5,5’−ジメトキシジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、3,3’−ジクロロジフェニルジメチルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ベンゾフェノン−3,3’−ジイソシアネート等が挙げられる。
トリイソシアネートとしては、例えば、1−メチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート、1,3,5−トリメチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート、1,3,7−ナフタレントリイソシアネート、ビフェニル−2,4,4’−トリイソシアネート、ジフェニルメタン−2,4,4’−トリイソシアネート、3−メチルジフェニルメタン−4,6,4’−トリイソシアネート、トリフェニルメタン−4,4’,4”−トリイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、1,8−ジイソシアネート−4−イソシアネートメチルオクタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロヘプタントリイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)チオホスフェート等が挙げられる。
また、これらのポリイソシアネート化合物のダイマー、トリマー(イソシアヌレート結合)で用いられても良く、また、アミンと反応させてビウレットとして用いても良い。
さらに、これらのポリイソシアネート化合物と、ポリオールを反応させたウレタン結合を有するポリイソシアネートも用いることができる。ポリオールとしては、2〜8価のものが好ましく、前述のポリオールが好ましい。なお、R13−(NCO)h+1として3価以上のポリイソシアネートを用いる場合は、このウレタン結合を有するポリイソシアネートが好ましい。hは、1又は2が好ましい。
HO−(R14−O)n−R15で表されるポリエーテルモノアルコールは、直鎖、分岐鎖又は2級の1価アルコールのポリエーテルであれば限定されない。このような化合物は、直鎖、分岐鎖又は2級の1価アルコールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エピクロルヒドリン等のアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等を付加重合することにより得ることができる。
直鎖アルコールは、下記一般式(6)で表されるものであり、分岐鎖アルコールは、一般式(7)で表され、2級の1価アルコールは、一般式(8)で表されるものである。
(式中、R16、R17、R18、R20及びR21は、炭化水素基又はフッ素炭素基を示し、R19は2価の炭化水素基又はフッ化炭素基を示す)
従って、R15は、上記の一般式(6)〜(8)において水酸基を除いた基である。
一般式(6)〜(8)において、R16、R17、R18、R20及びR21は、炭化水素基又はフッ素炭素基であり、例えば、アルキル基、アルケニル基、アルキルアリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基等が挙げられる。
アルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ターシャリブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ターシャリペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、ミリスチル、パルミチル、ステアリル、イソステアリル、イコシル、ドコシル、テトラコシル、トリアコンチル、2−オクチルドデシル、2−ドデシルヘキサデシル、2−テトラデシルオクタデシル、モノメチル分岐−イソステアリル等が挙げられる。
アルケニル基としては、例えば、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニル、ペンテニル、イソペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、テトラデセニル、オレイル等が挙げられる。
アルキルアリール基としては、フェニル、トルイル、キシリル、クメニル、メシチル、ベンジル、フェネチル、スチリル、シンナミル、ベンズヒドリル、トリチル、エチルフェニル、プロピルフェニル、ブチルフェニル、ペンチルフェニル、ヘキシルフェニル、ヘプチルフェニル、オクチルフェニル、ノニルフェニル、α−ナフチル、β−ナフチル基等が挙げられる。
シクロアルキル基、シクロアルケニル基としては、例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、メチルシクロペンチル、メチルシクロヘキシル、メチルシクロヘプチル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニル、メチルシクロペンテニル、メチルシクロヘキセニル、メチルシクロヘプテニル基等が挙げられる。
また、一般式(7)において、R19は2価の炭化水素基又はフッ化炭素基であり、例えば、アルキレン基、アルケニレン基、アルキルアリーレン基、シクロアルキレン基、シクロアルケニレン基等が挙げられる。
15は、炭素数8〜36の直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基が好ましく、炭素数12〜24の炭化水素基がより好ましく、アルキル基が更に好ましい。
また、R14は、炭素数2〜15の炭化水素基が好ましく、付加させるアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等は、単独重合、2種以上のランダム重合あるいはブロック重合のいずれでも良く、付加の方法は通常の方法であって良い。重合度nは0〜1000であり、1〜200が好ましく、10〜200がより好ましい。また、R14に占めるエチレン基の割合が、全R14の50〜100質量%であるのが好ましく、65〜100質量%であるのがより好ましい。
一般式(5)で表される化合物を製造する方法としては、通常のポリエーテルとイソシアネートとの反応と同様にすることができ、例えば、80〜90℃で1〜3時間加熱し、反応せしめることにより、得ることができる。
また、R11−[(O−R12)k−OH]mで表されるポリエーテルポリオール(a)と、R13−(NCO)h+1で表されるポリイソシアネート(b)と、HO−(R14−O)n−R15で表されるポリエーテルモノアルコール(c)とを反応させる場合には、一般式(5)の構造の化合物以外のものも副生することがある。例えば、ジイソシアネートを用いた場合、主生成物としては、一般式(5)で表されるc−b−a−b−c型の化合物が得られるが、その他、c−b−c型、c−b−(a−b)x−a−b−c型等の化合物が副生することがある。この場合、一般式(5)型の化合物を分離することなく、一般式(5)型の化合物を含む混合物の状態で使用することができる。
成分(B)としては、一般式(5)中、R11、R12及びR14が、炭素数2〜15の炭化水素基を示し、R13がウレタン結合を有しても良い炭化水素基を示し、R15が炭素数8〜36の直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を示し、mが2〜8の数を示し、hが1又は2を示し、k及びnが独立に10〜200の数を示す疎水変性ポリエーテルウレタンが好ましい。
さらに、(PEG−240/デシルテトラデセス−20/ヘキサメチル ジイソシアネート)コポリマーが好ましく、また、アデカノールGT−700(ADEKA社製)等の市販品を使用することができる。
成分(B)は、1種又は2種以上を用いることができ、弾性のあるゲルをつくる点から、含有量は、全組成中に0.05質量%以上であり、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、5質量%以下であり、4質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、全組成中に0.05〜5質量%であり、0.1〜4質量%が好ましく、0.5〜2質量%がより好ましい。
本発明において、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)は、保形性に優れ、塗布中には、肌へののび、つきが良く、みずみずしい使用感でべたつきがなく、弾きむらが抑制される。また、ファンデーション重ね付け時のスポンジのひっかかりが抑制され、重ね付けしたファンデーションののびに優れ、ファンデーションで重ね付け塗布6時間経過後においても、むらづきが抑制され、化粧よれ、粉浮きが目立たない点から、0.1以上であり、1以上が好ましく、2以上がより好ましく、50以下であり、30以下が好ましく、20以下がより好ましい。また、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)は、0.1〜50であり、1〜30が好ましく、2〜20がより好ましい。
本発明で用いられる成分(C)の水の含有量は、ゲル構造をバランス良くつくる点から、全組成中に1質量%以上が好ましく、30質量%以上がより好ましく、50質量%以上が更に好ましく、90質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、75質量%以下が更に好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に1〜90質量%が好ましく、30〜80質量%がより好ましく、50〜75質量%が更に好ましい。
本発明において、成分(B)及び(C)の質量割合(C)/(B)は、保形性に優れ、塗布中には、肌へののび、つきが良く、みずみずしい使用感でべたつきがなく、弾きむらが抑制される。また、ファンデーション重ね付け時のスポンジのひっかかりが抑制され、重ね付けしたファンデーションののびに優れ、ファンデーションで重ね付け塗布6時間経過後においても、むらづきが抑制され、化粧よれ、粉浮きが目立たない点から、1以上が好ましく、10以上がより好ましく、25以上が更に好ましく、1500以下が好ましく、 500以下がより好ましく、150以下が更に好ましい。また、成分(B)及び(C)の質量割合(C)/(B)は、1〜1500が好ましく、10〜500がより好ましく、25〜150が更に好ましい。
本発明の水性化粧料は、更に、粉体を含有することができる。かかる粉体としては、通常の化粧料に用いられる体質顔料、着色顔料であれば制限されず、例えば、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、セリサイト、マイカ、カオリン、クレー、ベントナイト、チタン被膜雲母、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、酸化クロム、水酸化クロム、カラミン及びカーボンブラック、これらの複合体等の無機粉体;ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、シルクパウダー、セルロース、長鎖アルキルリン酸金属塩、N−モノ長鎖アルキルアシル塩基性アミノ酸、これらの複合体等の有機粉体;さらに、上記無機粉体と有機粉体との複合粉体などが挙げられる。
粉体は、そのまま使用することができるが、必要に応じて、シリコーン、金属石鹸、レシチン、N−アシルアミノ酸、フッ素化合物、アルキルアルコキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン等によって、撥水及び/又は撥油処理を行ったものを用いることもできる。化粧崩れを防ぎ、化粧料中の微粒子酸化亜鉛の分散性を向上させる点から、シリコーン処理、アルキルアルコキシシシラン処理したものが好ましく、メチルハイドロジェンポリシロキサンを用いたシリコーン処理;オクチルトリエトキシシラン、オクチルトリメトキシシランを用いたアルキルアルコキシシシラン処理をするのがより好ましい。これらの処理は、通常の方法により行うことができる。
粉体は、塗布時の粉っぽさを抑制し、仕上がりを良好にする点から、平均粒径が0.01〜50μmであるのが好ましく、0.1〜20μmであるのがより好ましい。
粉体の粒径は、電子顕微鏡観察、レーザー回折/散乱法による粒度分布測定機によって、測定される。具体的には、レーザー回折/散乱法の場合、エタノールを分散媒として、レーザー回折散乱式粒度分布測定器(例えば、堀場製作所製、LA−920)で測定する。
粉体は、1種又は2種以上を用いることができ、耐水性、耐皮脂性、化粧持ちに優れ、仕上がりと安定性の点から、含有量は、全組成中に0.01質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、3質量%以上が更に好ましいく、5質量%以上がより更に好ましく、30質量%以下が好ましく、25質量%以下がより好ましく、20質量%以下が更に好ましく、15質量%以下がより更に好ましい。また、粉体の含有量は、全組成中に0.01〜30質量%が好ましく、1〜25質量%がより好ましく、3〜20質量%がさらに好ましく、5〜15質量%がより更に好ましい。
本発明の水性化粧料は、更に、エタノールを含有することができる。
エタノールの含有量は、使用感に優れる点から、全組成中に1質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、5質量%以上が更に好ましく、30質量%以下が好ましく、25質量%以下がより好ましく、20質量%以下が更に好ましい。また、エタノールの含有量は、全組成中に1〜30質量%好ましく、2〜25質量%がより好ましく、5〜20質量%が更に好ましい。
本発明の水性化粧料は、前記成分のほか、本発明の効果を阻害しない範囲で、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、油性成分、界面活性剤、多価アルコール、防腐剤、酸化防止剤、色素、成分(B)以外の増粘剤、pH調整剤、香料、紫外線吸収剤、保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤などを含有することができる。
本発明の水性化粧料は、通常の方法により製造することができ、液状、ペースト状、ゲル状等の剤型にすることができる。UV化粧料、化粧下地、ファンデーション等のメイクアップ化粧料などとして好適である。
本発明の水性化粧料は、単品のみの使用においても、リキッドファンデーションやパウダーファンデーション・白粉等の粉体化粧料の重ね付けにおいても使用することができる。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
<1>次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が1000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサン 0.1〜17質量%、
(B)下記一般式(5):
(式中、R11、R12及びR14は、同一又は異なって、炭化水素基を示し、R13はウレタン結合を有しても良い炭化水素基を示し、R15は直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を示し、mは2以上の数を示し、hは1以上の数を示し、k及びnは独立に0〜1000の数を示す)
で表される疎水変性ポリエーテルウレタン 0.05〜5質量%、
(C)水
を含有し、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)が、0.1〜50である水性化粧料。
<2>成分(A)の主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が、好ましくは、45/55〜79/21であって、60/40〜79/21がより好ましい前記<1>記載の水性化粧料。
<3>成分(A)のオルガノポリシロキサンの重量平均分子量が、好ましくは、25000〜200000であって、30000〜160000がより好ましく、35000〜150000が更に好ましい前記<1>又は<2>記載の水性化粧料。
<4>成分(A)のオルガノポリシロキサンが、好ましくは、ポリ(N−ホルミルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−アセチルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)オルガノシロキサンであって、ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)オルガノシロキサンがより好ましい前記<1>〜<3>のいずれか1記載の水性化粧料。
<5>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成中に1〜16質量%であって、2〜15質量%がより好ましい前記<1>〜<4>のいずれか1記載の水性化粧料。
<6>成分(B)が、好ましくは、一般式(5)中、R11、R12及びR14が、炭素数2〜15の炭化水素基を示し、R13がウレタン結合を有しても良い炭化水素基を示し、R15が炭素数8〜36の直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を示し、mが2〜8の数を示し、hが1又は2を示し、k及びnが独立に10〜200の数を示す疎水変性ポリエーテルウレタンである前記<1>〜<5>のいずれか1記載の水性化粧料。
<7>成分(B)が、好ましくは、(PEG−240/デシルテトラデセス−20/ヘキサメチル ジイソシアネート)コポリマーである前記<1>〜<6>のいずれか1記載の水性化粧料。
<8>成分(B)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.1〜4質量%であって、0.5〜2質量%がより好ましい前記<1>〜<7>のいずれか1記載の水性化粧料。
<9>成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)が、好ましくは、1〜30であって、2〜20がより好ましい前記<1>〜<8>のいずれか1記載の水性化粧料。
<10>成分(C)の水の含有量が、好ましくは、全組成中に1〜90質量%であって、30〜80質量%がより好ましく、50〜75質量%が更に好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載の水性化粧料。
<11>成分(B)及び(C)の質量割合(C)/(B)が、好ましくは、1〜1500であって、10〜500がより好ましく、25〜150が更に好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載の水性化粧料。
<12>更に、粉体を含有する前記<1>〜<11>のいずれか1記載の水性化粧料。
<13>粉体の含有量が、好ましくは、全組成中に0.01〜30質量%であって、1〜25質量%がより好ましく、3〜20質量%がさらに好ましく、5〜15質量%がより更に好ましい前記<12>記載の水性化粧料。
合成例1(ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)変性シリコーンの製造)
2−エチル−2−オキサゾリン53.3g(0.54モル)と酢酸エチル127.46gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ(ゼオラムA−4、東ソー社製)9.0gで15時間脱水を行った。
また、側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(KF−8003、信越シリコーン社製、重量平均分子量40000、アミン当量2000)153.7gと酢酸エチル312.06gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ23.29gで、28℃15時間脱水を行った。
上記の脱水2−エチル−2−オキサゾリンの酢酸エチル溶液に硫酸ジエチル9.48g(0.061モル)を加え、窒素雰囲気下8時間、80℃で加熱還流し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)を合成した。GPCにより測定した数平均分子量は1300であった。
この末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)溶液を、上記の脱水した側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン溶液を一括して加え、10時間、80℃で加熱還流した。
反応混合物を減圧濃縮し、N−プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン共重合体を淡黄色ゴム状固体(200g)として得た。最終生成物における、主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)は71/29、重量平均分子量は56000であった。
合成例2(ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)変性シリコーンの製造)
硫酸ジエチル7.57g(0.049モル)及び2−エチル−2−オキサゾリン263.3g(2.66モル)を、脱水した酢酸エチル550gに溶解し、窒素雰囲気下、8時間加熱還流し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)を合成した。ここに、側鎖1級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(重量平均分子量60000、アミン当量3870)250g(アミノ基にして0.065mol)の50%酢酸エチル溶液を一括して加え、12時間加熱還流した。GPCにより測定した数平均分子量は5400であった。反応混合物を減圧濃縮し、N−プロピオニルエチレンイミン・ジメチルシロキサン共重合体を淡黄色ゴム状固体(505g、収率97%)として得た。最終生成物における主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)は51/49、重量平均分子量は88400であった。
実施例1〜9、比較例1〜3
表1に示す組成の水性化粧料(化粧下地)を製造し、保形性、塗布中ののびの良さ、肌へのつきの良さ、みずみずしい使用感、べたつきのなさ及び弾きむらのなさ、パウダーファンデーション塗布時のスポンジのひっかかりのなさ及びのびの良さ、並びに、パウダーファンデーション塗布6時間経過後のむらづきのなさ、化粧よれのなさ及び粉浮きのなさを評価した。結果を表1に併せて示す。
(製造方法)
粉体成分を粗混合した後、アドマイザー粉砕機(不二パウダル社)を用いて混合粉砕した。水相成分を混合し、粉砕した粉体成分を添加して、ディスパーで分散した。その後、ホモミキサーで粘度調整して、水性化粧料(化粧下地)を得た。
(評価方法)
5名の専門パネラーが、各水性化粧料(化粧下地)を手の甲にのせた時の「保形性」を評価し、各水性化粧料(化粧下地)を手で肌に塗布している時の「のびの良さ」、「肌へのつきの良さ」、「みずみずしい使用感」、「べたつきのなさ」、「弾きむらのなさ」を、以下の基準で評価した。結果を5名の積算値で示す。
(1)保形性:
5;手の甲を傾けたときに化粧料が崩れない。
4;手の甲を傾けたときに化粧料があまり崩れない。
3;手の甲を傾けたときに化粧料がやや崩れる。
2;手の甲を傾けたときに化粧料が崩れる。
1;手の甲に置いただけで化粧料が始めから流れる。
(2)のびの良さ:
5;塗布中ののびがかなり良い。
4;塗布中のびが良い。
3;塗布中のびがやや良い。
2;塗布中のびがやや悪い。
1;塗布中ののびが悪い。
(3)肌へのつきの良さ:
5;塗布中の肌へのつきが非常に良い。
4;塗布中の肌へのつきが良い。
3;塗布中の肌へのつきがやや良い。
2;塗布中の肌へのつきが悪い。
1;塗布中の肌へのつきが非常に悪い。
(4)みずみずしい使用感:
5;塗布中のみずみずしさをかなり感じる。
4;塗布中のみずみずしさを感じる。
3;塗布中のみずみずしさを少し感じる。
2;塗布中のみずみずしさをほとんど感じない。
1;塗布中のみずみずしさを感じない。
(5)べたつきのなさ:
5;塗布中のべたつきを全く感じない。
4;塗布中のべたつきをほぼ感じない。
3;塗布中のべたつきをやや感じる。
2;塗布中のべたつきを感じる。
1;塗布中のべたつきをかなり感じる。
(6)弾きむらのなさ:
5;塗布中に肌の上で化粧料が弾けていない。
4;塗布中に肌の上で化粧料が弾けてむらがわずかに見られる
3;塗布中に肌の上で化粧料が弾けてむらがやや見られる
2;塗布中に肌の上で化粧料が弾けてむらが目立つ。
1;塗布中に肌の上で化粧料が弾けてむらがかなり目立つ。
(評価方法)
5名の専門パネラーが、各水性化粧料(化粧下地)を手で肌に塗布し、次に、パウダーファンデーション(ソフィーナ ファインフィット パウダーファンデーションUV、花王社製)を専用スポンジで塗布する。「パウダーファンデーション塗布時のスポンジのひっかかり感のなさ」、「パウダーファンデーション塗布時ののびの良さ」を評価し、さらに、「パウダーファンデーション塗布6時間経過後のむらづきのなさ」、「パウダーファンデーション塗布6時間経過後の化粧よれのなさ」、「パウダーファンデーション塗布6時間経過後の粉浮きのなさ」を、以下の基準で評価した。結果を5名の積算値で示す。
(7)パウダーファンデーション塗布時のスポンジのひっかかりのなさ:
5;塗布初期のひっかかり感を感じない。
4;塗布初期のひっかかり感をほとんど感じない。
3;塗布初期のひっかかり感を少し感じる。
2;塗布初期のひっかかり感を感じる。
1;塗布初期のひっかかり感をかなり感じる。
(8)パウダーファンデーション塗布時ののびの良さ:
5;塗布中ののびがかなり良い。
4;塗布中ののびが良い。
3;塗布中ののびがやや良い。
2;塗布中ののびがやや悪い。
1;塗布中ののびが悪い。
(9)パウダーファンデーション塗布6時間経過後のむらづきのなさ:
5;肌にむらがない。
4;肌にあまりむらがない。
3;肌にややむらがある。
2;肌にむらがある。
1;肌のむらが著しい。
(10)パウダーファンデーション塗布6時間経過後の化粧よれのなさ:
5;化粧よれが見られない。
4;化粧よれがわずかに見られる
3;化粧よれがやや目立つ。
2;化粧よれが目立つ。
1;化粧よれがかなり目立つ。
(11)パウダーファンデーション塗布6時間経過後の粉浮きのなさ:
5;粉浮きが見られない
4;粉浮きがわずかに見られる
3;粉浮きがやや目立つ。
2;粉浮きが目立つ。
1;粉浮がかなり目立つ。
実施例10
実施例1〜9と同様にして、以下に示す組成の水性化粧料を製造した。
得られた水性化粧料は、保形性に優れ、塗布中ののび、肌へのつき、みずみずしい使用感、べたつきのなさ、弾きむらのなさにおいて良好であり、パウダーファンデーション塗布時にスポンジのひっかかり感がなく、のびが良く、パウダーファンデーション塗布6時間経過後においても、むらづき、化粧よれ及び粉浮きがなかった。
(成分)
ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)変性シリコーン(合成例1) 10(質量%)
(PEG−240/デシルテトラデセス−20/ヘキサメチル ジイソシアネート)コポリマー(ADEKA社製、アデカノールGT−700) 1
水 60.5
エタノール 15
グリセリン 5
未処理球状シリカ(AGCエスアイテック社製、
サンスフェア H−122K−C1、粒径11.0±1.5μm) 5
酸化チタン 2.5
ベンガラ 0.2
黄酸化鉄 0.7
黒酸化鉄 0.1
合計 100

Claims (5)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C):
    (A)主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
    (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
    で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
    ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が8003500であり、
    隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が150010000であり、
    主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が25000100000であるオルガノポリシロキサン 0.1〜17質量%、
    (B)下記一般式(5):
    (式中、R11、R12及びR14は、同一又は異なって、炭化水素基を示し、R13はウレタン結合を有しても良い炭化水素基を示し、R15は直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を示し、mは2以上の数を示し、hは1以上の数を示し、k及びnは独立に0〜1000の数を示す)
    で表される疎水変性ポリエーテルウレタン 0.05〜5質量%、
    (C)水
    を含有し、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)が、0.1〜50であり、成分(A)の主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比a/bが、45/55〜79/21である水性化粧料。
  2. 成分(B)が、一般式(5)中、R11、R12及びR14が、炭素数2〜15の炭化水素基を示し、R13がウレタン結合を有しても良い炭化水素基を示し、R15が炭素数8〜36の直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を示し、mが2〜8の数を示し、hが1又は2を示し、k及びnが独立に10〜200の数を示す疎水変性ポリエーテルウレタンである請求項記載の水性化粧料。
  3. 成分(C)の含有量が、1〜90質量%である請求項1又は2記載の水性化粧料。
  4. 成分(A)の主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比a/bが、60/40〜79/21である請求項1〜のいずれか1項記載の水性化粧料。
  5. 成分(B)及び(C)の質量割合(C)/(B)が、1〜1500である請求項1〜のいずれか1項記載の水性化粧料。
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