JP6323772B2

JP6323772B2 - 照明器具

Info

Publication number: JP6323772B2
Application number: JP2013225848A
Authority: JP
Inventors: 敦志入川; 晋司小出; 猛陣内; 俊伸大森; 克生宮田
Original assignee: Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Current assignee: Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date: 2013-10-30
Filing date: 2013-10-30
Publication date: 2018-05-16
Anticipated expiration: 2033-10-30
Also published as: JP2015088335A

Description

本発明は、照明器具に関するものである。

従来より、外部電源の停電時にバッテリを電源として光源を点灯させる非常用の照明器具が提供されている（例えば特許文献１参照）。

特許文献１に記載された照明器具は、天井面に埋設される円筒状の器具本体を備え、器具本体の内部には、光源や点灯回路、バッテリなどが収納される。また、器具本体の下面には、バッテリを交換する際にバッテリを挿通させる開口部が設けられており、開口部には開閉蓋が取り付けられている。

この照明器具においてバッテリを交換する際には、開閉蓋を開けてバッテリを入れ替えるだけでよく、バッテリ交換時の作業性がよいものである。

特開２００６−１４００６６号公報

上述の特許文献１に示した照明器具は、開閉蓋を開けてバッテリを入れ替えるだけでバッテリを交換することができるものの、器具本体に取り付けられた開閉蓋の輪郭線が下側から見えてしまうため、意匠的に好ましいものではなかった。

本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、意匠性を向上させた照明器具を提供することにある。

本発明の照明器具は、一面を露出させた状態で造営材に埋め込まれる器具本体と、前記器具本体の内部において前記一面側に配置される光源ユニットと、前記器具本体の内部で且つ前記一面側において前記光源ユニットと並べて配置され、外部電源の停電時に電力を供給する非常用電源と、前記外部電源が正常に供給されている状態では前記外部電源により前記非常用電源を充電し、前記外部電源が停電になると前記非常用電源により前記光源ユニットを点灯させる電源装置と、前記一面を覆うようにして前記器具本体に取り付けられるカバーと、を備え、前記器具本体は、前記光源ユニットからの光が通る第１の孔、及び、前記非常用電源が通る第２の孔を前記一面に有し、前記カバーは、前記器具本体の前記第１の孔と対応する部位に前記光源ユニットからの光が透過する透光部を有し、前記器具本体に取り付けられた状態において前記第１の孔を除いた前記一面が見えないように構成されていることを特徴とする。

この照明器具において、前記カバーは、先端に引掛爪が設けられ前記器具本体側に突出する引掛部を有し、前記器具本体は、前記第２の孔の内側面若しくは前記第２の孔における前記器具本体側の端縁に前記引掛爪が引っ掛かる被引掛部を有しているのが好ましい。

また、この照明器具において、前記器具本体は、前記引掛部を前記被引掛部へ誘導するガイド部を有しているのも好ましい。

また、この照明器具において、前記ガイド部は、前記引掛部が前記ガイド部を通過する際に前記引掛部の両側に位置する一対の側壁部を有し、前記一対の側壁部は、少なくとも一部において前記被引掛部に近づくほど互いの間隔が狭くなるように形成されているのも好ましい。

また、この照明器具において、前記被引掛部は、前記引掛爪が前記被引掛部に引っ掛けられた状態において前記引掛部の突出方向を回転軸として前記カバーが回転可能となるような形状に形成されているのも好ましい。

また、この照明器具において、前記カバーは、前記器具本体から取り外す際に引っ掛けられる引掛溝を有しているのも好ましい。

また、この照明器具において、前記器具本体は不燃材料により形成され、前記カバーは樹脂材料により形成されているのも好ましい。

本発明の構成によれば、照明器具を造営材に取り付けた状態では非常用電源が通る第２の孔をカバーにより閉塞しているので、従来例のように開閉蓋の輪郭線が見えるようなことがなく、意匠性を向上させた照明器具を提供することができるという効果がある。

本実施形態の照明器具の分解斜視図である。同上を天井材に取り付けた状態を示す全体斜視図である。同上に用いられるベース及びカバーを示し、（ａ）は下側から見た斜視図、（ｂ）は上側から見た斜視図である。同上に用いられるベースを示し、（ａ）は全体斜視図、（ｂ）は一部拡大図である。同上に用いられるカバーの全体斜視図である。同上に用いられるカバーの要部を示し、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は上面図である。（ａ）、（ｂ）は同上に用いられるベースからカバーを取り外す際の動作を説明する説明図である。

以下に、照明器具の実施形態について図１〜図７を参照しながら説明する。本実施形態の照明器具１０は、図２に示すように、天井材１００（造営材）に設けた埋込孔１００ａを通して天井に埋め込まれる天井埋込型の非常灯であって、商用電源（外部電源）が停電になると光源を点灯させるものである。なお、以下の説明では特に断りがない限り、ケース１の長手方向を上下方向（開口部１１側が下側）と規定して以下の説明を行う。

本実施形態の照明器具１０は、図１及び図２に示すように、ケース１と、ベース２と、カバー３と、非常用電源４と、光源ユニット５と、電源装置６と、一対の取付ばね７，７と、端子台８とを備える。

ケース１は、例えばアルミニウムなどの不燃材料からなり、上下方向に長い有底円筒状に形成され、ケース１の下端（一端）には開口部１１が設けられている。ケース１において開口部１１側の外側面には、ベース２の各引掛部２３の引掛爪２３１（図３参照）が引っ掛けられる矩形の孔１２が、各引掛爪２３１と対応する位置に設けられている（図２では片方の孔１２のみ図示）。

ベース２は、例えばアルミニウムなどの不燃材料からなり、図３（ａ）、図３（ｂ）及び図４（ａ）に示すように、扁平且つ円筒状に形成された本体部２１を有し、本体部２１の下端には、外向きに延出する鍔部２２が全周に亘って設けられている。

本体部２１の底面には、光源ユニット５を収納するための凹部２１１が設けられ、さらに凹部２１１の底面には、光源ユニット５の基板５２に電気的に接続されたコネクタ（図示せず）を通すための孔２１１ａが設けられている。また、本体部２１の底面には、厚み方向（上下方向）に貫通する孔２１２が設けられており、本実施形態では、矩形状に開口する孔２１２ａと、半円状に開口する孔２１２ｂとで孔２１２が構成されている。

また、本体部２１の側面には、上側から見てＴ字状に開口するばね保持部２１３，２１３が、本体部２１の中心軸を対称の中心とする点対称な位置にそれぞれ設けられている。さらに、本体部２１の上面には、先端に引掛爪２３１を有する引掛部２３，２３が、本体部２１の中心軸を対称の中心とする点対称な位置にそれぞれ設けられている。

そして、ケース１の開口部１１を閉塞するようにしてベース２をケース１に近づけていき、ベース２の引掛爪２３１，２３１をケース１の孔１２，１２にそれぞれ引っ掛けることで、ベース２がケース１に取り付けられる。ここに、本実施形態では、ケース１とベース２により器具本体９が構成されている。また、本実施形態では、凹部２１１により第１の孔が構成され、孔２１２により第２の孔が構成されている。

カバー３は、例えば合成樹脂成型品であって、図３（ａ）、図３（ｂ）及び図５に示すように、円板状に形成された本体部３１と、本体部３１の上面から上向き（ベース２側）に突出する一対の引掛部３２，３２とを有している。

本体部３１の底面には、ベース２の凹部２１１と対応する部位に円形の孔３１１が設けられ、さらに孔３１１の両側には長孔３１２，３１２がそれぞれ設けられている。また、本体部３１の側面には、矩形の引掛溝３１３，３１３が、本体部３１の中心軸を対称の中心とする点対称な位置にそれぞれ設けられている。ここに、本実施形態では、孔３１１により透光部が構成されている。

また、引掛部３２，３２の先端には、図３（ｂ）及び図５に示すように、互いに離れる方向（外向き）に延出する引掛爪３２１，３２１がそれぞれ設けられている。各引掛爪３２１は、側面視の形状が三角形状であって、先端に近づくほど互いの間隔が狭くなるように傾斜する傾斜面が上下方向に設けられている。この傾斜面は、カバー３を取り外しやすくするためのものであり、少なくとも下側に傾斜面を設けてあればよい。

非常用電源４は、図１に示すように、上下方向に長い円筒状に形成された本体部４１を有し、本体部４１の内部には複数の蓄電池（図示せず）が上下方向に並べて収納されている。また、本体部４１の上端には、電源装置６との間を電気的に接続する接続部４２が設けられており、ケース１の底面に取り付けられた被接続部（図示せず）に接続部４２を接続することで、非常用電源４と電源装置６とが電気的に接続される。

この非常用電源４は、商用電源が正常に供給されている間は電源装置６により蓄電池が充電され、商用電源が停電になると蓄電池に蓄積させた直流電力を光源ユニット５へ供給する。

光源ユニット５は、図１に示すように、レンズ５１と、基板５２と、放熱部材５３と、保持金具５４とで構成される。基板５２の前面（図１中の下面）には発光ダイオード５２１が実装されており、基板５２の前方（図１中の下方）にはレンズ５１が配置されている。放熱部材５３は、発光ダイオード５２１で発生する熱を放熱するためのものであり、基板５２の後面に密着して取り付けられる。これらのレンズ５１、基板５２及び放熱部材５３は、保持金具５４により一体に組み付けられる。

一体に組み付けられた光源ユニット５は、発光ダイオード５２１側が開口側となるようにしてベース２の凹部２１１内に収納される。つまり、発光ダイオード５２１からの光は、凹部２１１を通して外部に照射される。なおこのとき、基板５２に電気的に接続された上記コネクタが、凹部２１１の底面に形成された孔２１１ａを通して上方に露出した状態になる。

この光源ユニット５は、商用電源の停電時に非常用電源４から供給される直流電力によって点灯し、商用電源が正常に供給されている状態では点灯しない。つまり、この光源ユニット５は、商用電源の停電時にのみ点灯する非常用の光源である。

電源装置６は、図１に示すように、上下方向に長い矩形板状に形成された基板６１を有し、基板６１の一面（図１中の右面）には複数の電子部品６２が実装されている。これらの電子部品６２は、商用電源からの交流電力を所定の電圧値の直流電力に変換して非常用電源４の蓄電池に充電する充電回路と、非常用電源４の蓄電池に蓄積させた直流電力を光源ユニット５に供給して光源ユニット５を点灯させる給電回路とを構成する。

この電源装置６には、光源ユニット５に電気的に接続された上記コネクタが接続されるコネクタ（図示せず）が設けられており、照明器具１０を組み立てた状態では、上記コネクタを介して光源ユニット５と電源装置６とが電気的に接続される。

取付ばね７，７は、例えば板金に曲げ加工を施すことにより長尺且つ矩形板状に形成され、ベース２のばね保持部２１３，２１３にそれぞれ取り付けられる。そして、取付ばね７，７とベース２の鍔部２２との間で天井材１００を挟み込むことで、照明器具１０が天井に取り付けられる（図２参照）。

端子台８は、従来周知の速結端子構造を有し、天井裏に先行配線された電源線（図示せず）が接続されるとともに、電源装置６に電気的に接続された電線（図示せず）が接続される。そして、上記電源線及び上記電線をそれぞれ端子台８に接続することで、商用電源が電源装置６へと供給される。

ところで、天井材１００に取り付けられた照明器具１０のベース２がむき出しの状態では、ベース２の孔２１２を通してケース１内に収納された非常用電源４が下側から見えてしまい、意匠的に好ましくない。そこで、本実施形態では、意匠性を向上させるために、ベース２の下面を覆うようにしてカバー３をベース２に取り付けている。以下、カバー３をベース２に取り付けるための取付構造について説明する。

ベース２の孔２１２ａは、上述のように、上下方向において矩形状に開口するものであり、対向する一方の両内側面には、図３（ａ）、図３（ｂ）及び図４（ａ）に示すように、内向きに突出する突台部２１２ｃ，２１２ｃがそれぞれ設けられている。

そして、カバー３の引掛部３２，３２をベース２の孔２１２ａにそれぞれ通し、カバー３の本体部３１の上面がベース２の本体部２１の下面に接触する位置までカバー３を移動させる。これにより、引掛部３２，３２の引掛爪３２１，３２１が対応する突台部２１２ｃ，２１２ｃの上面にそれぞれ引っ掛かり、カバー３がベース２に取り付けられる。

カバー３をベース２に取り付けた状態では、ベース２の孔２１２がカバー３の本体部３１により覆われており、孔２１２を通してケース１内に収納された非常用電源４も下側から見えないようになっている。また、この状態では、ベース２の凹部２１１内に収納された光源ユニット５がカバー３の孔３１１を臨んでおり、光源ユニット５からの光は孔３１１を通って下向きに照射される。

また、引掛爪３２１，３２１の先端形状は、上述のように、上下方向において傾斜する傾斜面となっている。そのため、カバー３を下向きに引っ張るだけで、引掛爪３２１，３２１がそれぞれ対応する突台部２１２ｃ，２１２ｃの上面を摺動しながら下方へ移動し、最後には上記上面から外れる。このように、本実施形態の照明器具１０では、カバー３をベース２から容易に取り外すことができる。

さらに、突台部２１２ｃ，２１２ｃの内側面には、外向きに凹ませることで形成されたＵ字状のガイド溝２１２ｄ，２１２ｄ（ガイド部）がそれぞれ設けられている。そして、カバー３をベース２に取り付ける際に、引掛部３２，３２をそれぞれ対応するガイド溝２１２ｄ，２１２ｄに沿って移動させることで、突台部２１２ｃ，２１２ｃの上面まで引掛部３２，３２を誘導することができる。ここに、本実施形態では、突台部２１２ｃの上面により被引掛部が構成されている。

また、ガイド溝２１２ｄは、図４（ｂ）に示すような形状であってもよい。本例では、ガイド溝２１２ｄの両側壁部２１２ｅ，２１２ｅの下端側に、被引掛部に近づくほど互いの間隔が狭くなるような傾斜面２１２ｆ，２１２ｆがそれぞれ設けられている。これにより、ガイド溝２１２ｄ内に位置する引掛部３２を傾斜面２１２ｆにより正規の位置まで案内することができ、施工が容易になるという利点がある。

ところで、カバー３をベース２から取り外す際には、カバー３を下向きに引っ張るだけで取り外すことができる。これに対して、上下方向を回転軸としてカバー３を回転させた場合には、引掛部３２，３２がそれぞれ対応する突台部２１２ｃ，２１２ｃの上面に引っ掛かった状態を維持し、カバー３を取り外すことができない。そこで、カバー３を回転させた場合でもカバー３を取り外することができるように、以下に示す構成を採用するのが好ましい。

図６（ａ）〜図６（ｃ）はカバー３に設けた引掛爪３２１の別の形状を示している。上述の図１〜図５に示した例では、先端に近づくほど互いの間隔が狭くなるように傾斜する傾斜面を上下方向にのみ設けたが、本例では、上下方向だけでなく左右方向にも傾斜面を設けている。つまり本例では、引掛爪３２１の形状を四角錘形状としている。

一方、ベース２の突台部２１２ｃ，２１２ｃの上面には、図７（ａ）及び図７（ｂ）に示すように、孔２１２ａの中心から離れるにつれて互いの間隔が狭くなるように傾斜する一対の傾斜面２１２ｇ，２１２ｇが所定の間隔を空けて設けられている。

そして、カバー３をベース２に取り付けた状態（図７（ａ）の状態）から、上下方向を回転軸としてカバー３を回転させると、引掛爪３２１，３２１の左右方向における一方の傾斜面が、それぞれ対応する傾斜面２１２ｇ，２１２ｇに摺動する（図７（ｂ）参照）。このとき、引掛部３２，３２は左方向又は右方向にそれぞれ捩じられる。続けて、カバー３をさらに回転させると、引掛爪３２１，３２１がそれぞれ対応する突台部２１２ｃ，２１２ｃの上面から外れ、その結果、カバー３をベース２から取り外すことができる。

本実施形態によれば、照明器具１０を天井材１００に取り付けた状態では非常用電源４が通る孔２１２をカバー３により閉塞しているので、従来例のように開閉蓋の輪郭線が見えるようなことがなく、意匠性を向上させた照明器具１０を提供することができる。また、ベース２を塗装する必要がある場合であっても、ベース２がカバー３により覆われているため、ベース２の塗装レスが可能になる。

さらに、本実施形態のように、カバー３の引掛部３２を引っ掛けるための被引掛部を、非常用電源４を通すための孔２１２内に設けた場合には、被引掛部を別に設けなくてもよく、ベース２の小型化が図れるとともに、ベース２の形状を簡略化することができる。また、本実施形態のように、カバー３の本体部３１の側面に引掛溝３１３を設けた場合には、この引掛溝３１３が取り外し位置の目印となり、また爪や工具を使ってカバー３を簡単に取り外すことができる。

なお、本実施形態では、ケース１及びベース２をアルミニウムにより形成したが、ケース１及びベース２の材料はアルミニウムに限定されるものではなく、不燃材料であれば他の材料でもよい。また、本実施形態では、引掛部３２の引掛爪３２１が引っ掛かる被引掛部を孔２１２（第２の孔）の内側面に設けたが、例えば引掛部３２の長さを長くすることで、孔２１２におけるケース１側の端縁を被引掛部としてもよい。

さらに、本実施形態では、引掛爪３２１の形状が三角形状（図５参照）や四角錘形状（図６参照）の場合を例に説明したが、引掛爪３２１の形状は五角錘形状や六角錘形状などの多面体形状であってもよく、本実施形態に限定されない。また、本実施形態では、ガイド溝２１２ｄの両側壁部２１２ｅ，２１２ｅの下端側に傾斜面２１２ｆ，２１２ｆを設けたが、両側壁に２１２ｅ，２１２ｅの全長に亘って傾斜面を設けてもよい。

さらに、本実施形態では、ベース２の凹部２１１内に光源ユニット５を収納し、凹部２１１を第１の孔としたが、例えば凹部２１１の代わりに厚み方向に貫通する孔を設け、この孔に臨むようにして光源ユニット５をケース１内に収納してもよい。この場合、上記孔により第１の孔が構成される。

本実施形態の照明器具１０は、器具本体９（ケース１及びベース２）と、光源ユニット５と、非常用電源４と、電源装置６とを備える。器具本体９は、下面（一面）を露出させた状態で天井材１００（造営材）に埋め込まれる。光源ユニット５は、器具本体９の内部において下面側に配置される。非常用電源４は、器具本体９の内部で且つ下面側において光源ユニット５と並べて配置され、商用電源（外部電源）の停電時に電力を供給する。電源装置６は、商用電源が正常に供給されている状態では商用電源により非常用電源４を充電し、商用電源が停電になると非常用電源４により光源ユニット５を点灯させる。器具本体９は、光源ユニット５からの光が通る凹部２１１（第１の孔）、及び、非常用電源４が通る孔２１２（第２の孔）を下面に有する。また、本実施形態の照明器具１０は、器具本体９の凹部２１１と対応する部位に光源ユニット５からの光が透過する孔３１１を有し、下面を覆うようにして器具本体９に取り付けられるカバー３を備えている。

また、本実施形態の照明器具１０のように、カバー３は、先端に引掛爪３２１が設けられ器具本体９側に突出する引掛部３２を有しているのが好ましい。この場合、器具本体９は、孔２１２の内側面若しくは孔２１２における器具本体９側の端縁に引掛爪３２１が引っ掛かる被引掛部（突台部２１２ｃの上面）を有している。

また、本実施形態の照明器具１０のように、器具本体９は、引掛部３２を前記被引掛部へ誘導するガイド溝２１２ｄ（ガイド部）を有しているのが好ましい。

また、本実施形態の照明器具１０のように、ガイド溝２１２ｄは、引掛部３２がガイド溝２１２ｄを通過する際に引掛部３２の両側に位置する一対の側壁部２１２ｅ，２１２ｅを有しているのが好ましい。この場合、一対の側壁部２１２ｅ，２１２ｅは、少なくとも一部において前記被引掛部に近づくほど互いの間隔が狭くなるように形成されている。

また、本実施形態の照明器具１０のように、前記被引掛部は、引掛爪３２１が前記被引掛部に引っ掛けられた状態において引掛部３２の突出方向を回転軸としてカバー３が回転可能となるような形状に形成されているのが好ましい。

また、本実施形態の照明器具１０のように、カバー３は、器具本体９から取り外す際に引っ掛けられる引掛溝３１３を有しているのが好ましい。

また、本実施形態の照明器具１０のように、器具本体９は不燃材料により形成され、カバー３は樹脂材料により形成されているのが好ましい。

３カバー
４非常用電源
５光源ユニット
９器具本体
２１１凹部（第１の孔）
２１２孔（第２の孔）
３１１孔（透光部）

Claims

一面を露出させた状態で造営材に埋め込まれる器具本体と、
前記器具本体の内部において前記一面側に配置される光源ユニットと、
前記器具本体の内部で且つ前記一面側において前記光源ユニットと並べて配置され、外部電源の停電時に電力を供給する非常用電源と、
前記外部電源が正常に供給されている状態では前記外部電源により前記非常用電源を充電し、前記外部電源が停電になると前記非常用電源により前記光源ユニットを点灯させる電源装置と、
前記一面を覆うようにして前記器具本体に取り付けられるカバーと、を備え、
前記器具本体は、前記光源ユニットからの光が通る第１の孔、及び、前記非常用電源が通る第２の孔を前記一面に有し、
前記カバーは、前記器具本体の前記第１の孔と対応する部位に前記光源ユニットからの光が透過する透光部を有し、前記器具本体に取り付けられた状態において前記第１の孔を除いた前記一面が見えないように構成されていることを特徴とする照明器具。
前記カバーは、先端に引掛爪が設けられ前記器具本体側に突出する引掛部を有し、
前記器具本体は、前記第２の孔の内側面若しくは前記第２の孔における前記器具本体側の端縁に前記引掛爪が引っ掛かる被引掛部を有していることを特徴とする請求項１記載の照明器具。
前記器具本体は、前記引掛部を前記被引掛部へ誘導するガイド部を有していることを特徴とする請求項２記載の照明器具。
前記ガイド部は、前記引掛部が前記ガイド部を通過する際に前記引掛部の両側に位置する一対の側壁部を有し、
前記一対の側壁部は、少なくとも一部において前記被引掛部に近づくほど互いの間隔が狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項３記載の照明器具。
前記被引掛部は、前記引掛爪が前記被引掛部に引っ掛けられた状態において前記引掛部の突出方向を回転軸として前記カバーが回転可能となるような形状に形成されていることを特徴とする請求項２〜４の何れか１項に記載の照明器具。
前記カバーは、前記器具本体から取り外す際に引っ掛けられる引掛溝を有していることを特徴とする請求項１〜５の何れか１項に記載の照明器具。
前記器具本体は不燃材料により形成され、前記カバーは樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項１〜６の何れか１項に記載の照明器具。