JP3022955U - 保安灯 - Google Patents

保安灯

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JP3022955U
JP3022955U JP1995010944U JP1094495U JP3022955U JP 3022955 U JP3022955 U JP 3022955U JP 1995010944 U JP1995010944 U JP 1995010944U JP 1094495 U JP1094495 U JP 1094495U JP 3022955 U JP3022955 U JP 3022955U
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JP
Japan
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battery
lamp
cover lens
push button
switch
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JP1995010944U
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English (en)
Inventor
勉 小峰
Original Assignee
山田照明株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用交流電源が通電しているときは消灯し、
停電すると内蔵電池からの給電によってランプが点灯
し、その内蔵電池点検用スイッチを備えている保安用照
明器具において、ランプを交換する際、同時に電池の点
検も行われるようにする。 【解決手段】 ランプ6の前面を覆うカバーレンズ25
をバヨネット結合30、31、32、33で着脱可能に
取付け、電池点検用スイッチ10に押しボタン型のスイ
ッチを用い、その押しボタン10Aの頭部を上記カバー
レンズ25に開いている穴26から外に突き出させてカ
バーレンズ25の回動を固定し、電池点検用スイッチ1
0の押しボタン10Aを押し込むと、カバーレンズ25
の回動固定が解けてカバーレンズ25を外すことができ
るように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として一般の住宅に設置し、停電時に自動点灯する保安用照明器 具、すなわち、商用交流電源が通電しているときは消灯しているが、停電が発生 すると、内蔵電池からの給電によってランプが点灯するように構成された保安用 照明器具のランプ交換および電池点検に関するものである。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
この種の保安用照明器具(非常灯と称しているものもある)は、実際に停電し たとき点灯しないことがないように、個々の器具について模擬停電を起こしてラ ンプの点灯明るさの程度を見ることによって電池の寿命を点検する必要がある。 そのために、停電検知リレー回路に引き込んだ商用交流電源回路を一時遮断する 手動スイッチを備えている。そのスイッチは、天井取付け灯の場合はプルスイッ チ、壁取付け灯ではプッシュスイッチ等を用いている。ランプについては、万一 の球切れに備えて、未だ使用可能であっても定期的に交換することを義務づけて いる。
【0003】 上記ランプの交換は、電池の点検とは別作業であるため、折角新しいランプに 替えたのに、既に電池が消耗していたため、停電のとき点灯しなかったり、点灯 はしたものの照度が低かったりすることがある。それではランプを交換した意味 がないので、ランプを交換する際にも、併せて電池を点検すればよいけれども、 ランプ交換の都度電池点検用スイッチを操作するのが煩わしくて、ランプ交換時 に電池点検が行われることは稀である。
【0004】 なお、電池を点検した際、低照度であってもランプが点灯すれば電池が消耗し ているだけでそのランプは使用可能である。そのときランプが全く点灯しなけれ ば、ランプが切れているか、あるいは電池が消耗しきっているのであるから、ラ ンプまたは電池を取り出して確認の上、しかるべく処置すればよい。
【0005】 本考案は、ランプの交換に際し電池の点検が必然的に行われるようにして、上 記ランプ交換時の電池点検の面倒を解消するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題に鑑み、商用交流電源が通電しているときは消灯し、停電 すると内蔵電池からの給電によってランプが点灯し、その内蔵電池点検用スイッ チを備えている保安用照明器具において、ランプの前面を覆うカバーレンズをバ ヨネット結合で着脱可能に取付け、電池点検用スイッチは押しボタン型のスイッ チを用い、その押しボタンの頭部を上記カバーレンズに開いている穴から外に突 き出させてカバーレンズの回動を固定し、電池点検用スイッチの押しボタンを押 し込むと、カバーレンズの回動固定が解けてカバーレンズを外すことができるよ うに構成したものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の保安用照明器具を天井埋込灯型、いわゆるダウンライト型に構成した 例について説明する。本体ケース1は、商用交流電源と接続する端子台2を頂面 に取付けた椀形の上半体1Aと、下面外周に天井3の面に当接するフランジ4を 有する下半体1Bとで構成され、互いに嵌め合わせた両半体1A、1Bは、図に 省略したねじで結合されている。
【0008】 上記下半体1Bに内部を上下に分ける仕切り部5があり、その仕切り部5の中 央部に、クリプトンランプ等のランプ6を差し込むソケット7、およびそのソケ ット7の中心片8と接触片9を設けている。また、仕切り部5の周辺寄り位置に 、ドアスイッチを利用した電池点検用スイッチ10が押しボタン10Aを下向き にして取付けられている。
【0009】 上半体1Aの頂面と下半体1Bの仕切り部5の間に形成されているケース本体 1内の空所に、停電検知回路を組み込んだ制御回路基板11と、ニッケル・カド ミウム電池を可とするアルカリ蓄電池12が内蔵されている。上記制御回路基板 11は図3・図4に示すように、上下の半体1A・1Bに対向して形成されてい る左右一対の支持部13Aと13Bによって支えられている。蓄電池12は、上 下の半体1A・1Bを通して形成されたポケット14に、仕切り部5の開口部1 5から出し入れ可能に収容されている。その電池出し入れ口15の脇に、該電池 12をポケット14内に固定する弾性ストッパー16が設けられている。図示例 の弾性ストッパー16は仕切り部5と一体に形成したが、金属板ばね等で作った ストッパーを取付けることもできる。
【0010】 制御回路基板11に、一方の線18Aは直接、他方の線18Bは電池点検用押 しボタン型スイッチ10を経て接続された交流側の線は、端子台2を介して商用 交流電源線17と接続されている。また、蓄電池12のリード線19A・19B とコネクター20を介して接続された直流側の一方の線21Aは、制御回路基板 11を経てソケット7の中心片8に、他方の線21Bは、制御回路基板11上の 停電検知部品(図には省略)を経てソケット7の接触片9に接続されている。
【0011】 本体ケース1の外周面の直径方向対称位置に上広がり板ばね22が取付けられ ており、その上広がり板ばね22をすぼめた状態で本体ケース1を天井3の照明 器具埋め込み穴23に、フランジ4が当接するように挿入するもので、板ばね2 2が広がり、その弾発力によって本体ケース1が天井3に固定される。
【0012】 前記下半体1Bの仕切り部5の下側に形成された下面開放空間にランプ6の反 射鏡24とカバーレンズ25が取付けられている。そして前記電池点検用スイッ チ10の押しボタン10Aの頭部が、反射鏡24とカバーレンズ25に共通に開 けた穴26を通してカバーレンズ25の下に突き出ている。
【0013】 図1および図5に示すように、反射鏡24とカバーレンズ25は別体であるが 、周辺部だけが密着するように重ね合わせ、その密着部分においてカバーレンズ 25の裏面に設けた小突起27を反射鏡24に設けた対応する小穴28にはめて 加熱溶融かしめ29して一体化してある。前記押しボタン10Aの頭部が突き出 る穴26は、反射鏡24とカバーレンズ25の密着部分に開いている。そしてカ バーレンズ25の裏面において周縁近傍の直径方向対称位置にバヨネット爪30 ・31が形成されている。
【0014】 図3および図4に示すように、ケース下半体1Bの下面開放空間の内周面に、 上記バヨネット爪30・31が係合するフランジ32が形成されている。この フランジ32のバヨネット爪30・31に接する面には、バヨネット結合を確固 にするための斜面カムを形成する。フランジ32に対するバヨネット爪30・3 1の係脱位置方向を規制するため、規準となる側の爪30に対し他側の爪31の 幅を、規準側爪30が出入りする切り欠き33より広く形成するとともに、図2 および図4に示すように、カバーレンズ25の表面の規準側爪位置に突起から成 る指標34を、また、ケース下半体1Bのフランジ4の表面に切り欠き位置を示 す指標35を設けている。その切り欠き位置指標35は、矢印によってバヨネッ ト結合の緊締方向を示している。規準側爪30と反対側の爪31が掛かるフラン ジ32は、切り欠きのバヨネット結合緊締方向側にのみあれば足りる。前記押し ボタン10Aの頭部が突き出る穴26とバヨネット爪30・31の位置関係は、 バヨネット結合が完全に締まった時点で穴26と押しボタン10Aが合致するよ うに設定されている。
【0015】 ランプ交換の手順について説明する。商用交流電源線17が通じている状態( ランプ6は点灯していない)において、ランプ6を外すためには、先ずカバーレ ンズ25を緩め側に回し、バヨネット爪30・31とフランジ32の係合を解い てカバーレンズ25を外さなければならないが、押しボタン10Aがカバーレン ズ25の回動を阻止している。
【0016】 そこで押しボタン10Aを押し込んで穴26から脱したところでカバーレンズ 25を回して外し、ランプ6を新しいランプと取り替える。押しボタン10Aを 押し込んだとき、ランプ6(交換前のランプ)が点灯すれば電池12はまだ使用 できる状態にあることが分かる。点灯しても照度が低いときは電池12が消耗し ているので、ランプ6とともに電池12も交換するものである。
【0017】 ランプ6を交換した後(電池12も同時に交換する場合もある)、カバーレン ズ25の裏面で押しボタン10Aを押し込みながらバヨネット爪30・31とフ ランジ32を係合させてカバーレンズ25を緊締方向に回すもので、ちょうど締 まったところで穴26が押しボタン10Aに臨むので、押しボタン10Aの頭部 が穴26から突き出てカバーレンズ25の回動が固定される。
【0018】 本考案の保安用照明器具は、以上説明したダウンライト型の外、天井直付型、 壁埋込型、ブラケット型に構成することもできる。また、壁付け型の場合、商用 交流電源と壁コンセントを介して脱着可能に接続し、停電によって点灯した保安 用照明器具を壁から外して携帯電灯として使用できるように構成することも可能 である。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る保安用照明器具は、商用交流電源が通電しているときは消灯し、 停電すると内蔵電池からの給電によってランプが点灯し、その内蔵電池点検用ス イッチを備えている保安用照明器具において、ランプの前面を覆うカバーレンズ がバヨネット結合で着脱可能に取付けられ、電池点検用スイッチは押しボタン型 であって、その押しボタンの頭部が上記カバーレンズに開いている穴から外に突 き出てカバーレンズの回動を固定しているから、ランプの交換に際してカバーレ ンズを外すために、そのカバーレンズの回動固定部材を兼ねている押しボタンを 押すと、電池点検が行われるとともにカバーレンズを回動、且つ取り外すことが できるもので、ランプ交換のとき必然的に電池の点検が行われる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井に取付けた本考案に係る保安用照明器具の
縦断正面図。
【図2】図1の底面図。
【図3】図1の縦断側面図。
【図4】図3のカバーレンズを外した底面図。
【図5】カバーレンズと反射鏡の斜視図。
【符号の説明】
1 本体ケース 6 ランプ 7 ソケット 10 電池点検用押しボタン型スイッチ 10A 押しボタン 24 反射鏡 25 カバーレンズ 26 穴 30、31 バヨネット爪 32 フランジ 33 切り欠き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源が通電しているときは消灯
    し、停電すると内蔵電池からの給電によってランプが点
    灯し、その内蔵電池点検用スイッチを備えている保安用
    照明器具において、ランプの前面を覆うカバーレンズが
    バヨネット結合で着脱可能に取付けられ、電池点検用ス
    イッチは押しボタン型であって、その押しボタンの頭部
    が上記カバーレンズに開いている穴から外に突き出てカ
    バーレンズの回動を固定していることを特徴とする保安
    用照明器具。
JP1995010944U 1995-09-21 1995-09-21 保安灯 Expired - Lifetime JP3022955U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015011880A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 パナソニック株式会社 照明器具
JP2015088335A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具
JP2015118738A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具
JP2016162506A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 三菱電機株式会社 点検ユニット及び照明器具

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