JP6205672B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関するものである。
従来より、外部電源の停電時にバッテリを電源として光源を点灯させる非常用の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載された照明器具は、天井面に埋め込まれる円筒状の器具本体を備え、器具本体の内部には、光源や点灯回路、バッテリなどが収納されている。また、器具本体の下面には、バッテリを交換する際にバッテリを挿通させる開口部が設けられており、開口部には、ヒンジピン等により器具本体に支持された開閉蓋が取り付けられている。
この照明器具においてバッテリを交換する際には、開閉蓋を開けてバッテリを入れ替えるだけでよく、バッテリ交換時の作業性がよいものである。
特開2006−140066号公報
上述の特許文献1に示した照明器具では、開閉蓋が器具本体に支持されているため、バッテリを交換する際に開閉蓋を紛失しないものではあるが、開閉蓋の輪郭線が下側から見えてしまうため、意匠的に好ましいものではなかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、意匠性を向上させつつ、カバーが紛失しにくい照明器具を提供することにある。
本発明の照明器具は、一面を露出させた状態で造営材に埋め込まれる器具本体と、前記器具本体の内部において前記一面側に配置される光源ユニットと、前記器具本体の内部で且つ前記一面側において前記光源ユニットと並べて配置され、外部電源の停電時に電力を供給する非常用電源と、前記外部電源が正常に供給されている状態では前記外部電源により前記非常用電源を充電し、前記外部電源が停電になると前記非常用電源により前記光源ユニットを点灯させる電源装置と、前記一面を覆うようにして前記器具本体に取り付けられるカバーと、を備え、前記器具本体は、前記光源ユニットからの光を通すための第1孔と、前記非常用電源を通すための第2孔とを前記一面に有し、前記カバーは、前記器具本体の前記第1孔と対応する部位に前記光源ユニットからの光を透過させる透光部を有し、前記器具本体に取り付けられた状態のまま前記第2孔を露出させる第1位置と前記第2孔を塞ぐ第2位置との間で移動可能であることを特徴とする。
この照明器具において、前記カバーは、前記器具本体の前記一面に沿って移動させることで前記第1位置又は前記第2位置へ配置されるのが好ましい。
また、この照明器具において、前記カバーは、前記器具本体の前記一面と交差する方向において前記一面から一定距離離した状態で前記一面に沿って移動させることで前記第1位置又は前記第2位置へ配置されるのも好ましい。
また、この照明器具において、前記カバーは、前記第1位置に移動させた状態で前記器具本体の前記一面と交差する方向において前記第2孔と重なる窓孔を有しているのも好ましい。
また、この照明器具において、記光源ユニットは、少なくとも一部が着脱可能であって、前記窓孔は、前記光源ユニットにおける着脱可能な部位が通る開口寸法に設定されているのも好ましい。
また、この照明器具において、前記カバーは、前記器具本体の前記一面と平行な方向における一端部を回転中心として前記第1位置と前記第2位置との間で回転可能に前記器具本体に取り付けられているのも好ましい。
本発明の構成によれば、カバーを第2位置に配置した状態では非常用電源を通すための第2孔をカバーにより閉塞しているので、従来例のように開閉蓋の輪郭線が見えるようなことがなく、意匠性を向上させることができるという効果がある。また、カバーを器具本体に取り付けた状態のまま第2孔を露出させ、第2孔を通して非常用電源を交換することができるので、カバーが紛失しにくいという効果もある。
本実施形態の照明器具の分解斜視図である。 同上を天井材に取り付けた状態の全体斜視図である。 同上に用いられるベース及びカバーの一部省略せる斜視図である。 (a)、(b)は同上に用いられるカバーの動作説明図である。 (a)〜(c)は同上に用いられるカバーの別の動作説明図である。 同上に用いられる別のベース及びカバーの斜視図である。 (a)、(b)は同上に用いられるさらに別のカバーの動作説明図である。 (a)、(b)は同上に用いられるまたさらに別のカバーの動作説明図である。
以下に、照明器具の実施形態について図1〜図8を参照しながら説明する。本実施形態の照明器具10は、図2に示すように、天井材100(造営材)に設けた埋込孔100aを通して天井に埋め込まれる天井埋込型の非常灯であって、商用電源(外部電源)が停電になると光源を点灯させる。なお、以下では特に断りがない限り、ケース1の長手方向を上下方向(開口部11側が下側)と規定して説明を行う。
本実施形態の照明器具10は、図1に示すように、ケース1と、ベース2と、カバー3と、非常用電源4と、光源ユニット5と、電源装置6と、一対の取付ばね7,7と、端子台8とを備える。
ケース1は、例えばアルミニウムなどの不燃材料からなり、上下方向に長い筒状に形成され、ケース1の下端には開口部11が設けられている。また、ケース1において開口部11寄りの外側面には、ベース2の各引掛部23の引掛爪231(図2参照)が引っ掛けられる矩形の孔12が、各引掛爪231と対応する位置に設けられている(図2では片方の孔12のみ図示)。
ベース2は、例えばアルミニウムなどの不燃材料からなり、扁平且つ円柱状に形成された本体部21を有し、本体部21の下端には、外向きに延出する鍔部22が全周に亘って設けられている。
本体部21の底面には、光源ユニット5を収納するための凹部211(第1孔)と、非常用電源4を通すための孔212(第2孔)とが横並びに設けられている。また、本体部21の底面には、後述するカバー3の引掛部32が引っ掛けられる孔213と、後述する点検スイッチ63,64及びモニタランプ65を露出させるための複数(図1では3個)の孔214とが設けられている。
さらに、本体部21の側面には、一対の取付ばね7,7がそれぞれ取り付けられる一対のばね取付部215,215が、本体部21の中心軸に対して対称な位置に設けられている(図2では片側のばね取付部215のみ図示)。また、本体部21の上面には、先端に引掛爪231(図2参照)を有する引掛部23,23が、本体部21の中心軸に対して対称な位置にそれぞれ設けられている(図1では片側の引掛部23のみ図示)。
そして、ケース1の開口部11を閉塞するようにして、ベース2をケース1に近づけていき、ベース2の各引掛部23の引掛爪231をケース1の対応する孔12に引っ掛けることで、ベース2がケース1に取り付けられる。ここに、本実施形態では、ケース1とベース2により器具本体9が構成されている。
カバー3は、例えば合成樹脂成型品であって、図3に示すように、円板状に形成された本体部31を有し、本体部31の外縁には、上向きに突出する突壁部33が全周に亘って設けられている。また、本体部31の上面には、上向きに突出する一対の引掛部32,32が一体に設けられている。本体部31の底面には、ベース2の凹部211と対応する位置に円形の孔311(透光部)が設けられ、さらにベース2の孔214と対応する位置に孔312が設けられている。
また、引掛部32,32の先端には、互いに離れる向き(外向き)に突出する引掛爪321,321がそれぞれ設けられている。各引掛爪321は、図5(a)に示すように、側面視の形状が略三角形状であって、先端に近づくほど互いの間隔が狭くなるように傾斜する傾斜面が上下両側に設けられている。これらの傾斜面は、ベース2に対してカバー3を着脱する際の作業性を向上させるものである。
非常用電源4は、図1に示すように、上下方向に長い円筒状に形成された本体部41を有し、本体部41の内部には複数の蓄電池(図示せず)が上下方向に並べて収納されている。また、本体部41の上端には、電源装置6との間を電気的に接続する接続部42が設けられており、ケース1の底面に取り付けられた電源装置6の被接続部(図示せず)に接続部42を接続することで、非常用電源4と電源装置6とが電気的に接続される。
この非常用電源4は、商用電源が正常に供給されている間は電源装置6により蓄電池が充電され、商用電源が停電になると蓄電池に蓄積させた直流電力を電源装置6に供給する。また、この非常用電源4は、器具本体9の内部で且つ器具本体9の開口部11側において光源ユニット5と並べて配置される。
光源ユニット5は、図1に示すように、レンズ51と、基板52と、放熱シート53と、保持金具54とで構成される。基板52の下面には発光ダイオード521が実装されており、発光ダイオード521を覆うようにして基板52の下側にレンズ51が配置されている。放熱シート53は、発光ダイオード521で発生する熱を放熱するためのものであり、基板52の後面に密着して取り付けられる。これらのレンズ51、基板52及び放熱シート53は、保持金具54により一体に組み付けられる。
一体に組み付けられた光源ユニット5は、レンズ51が開口側、保持金具54が底面側となる向きでベース2の凹部211内に収納される。この光源ユニット5は、商用電源の停電時に非常用電源4から供給される直流電力によって点灯し、商用電源が正常に供給されている状態では点灯しない。つまり、光源ユニット5は、商用電源の停電時にのみ点灯する非常用の光源である。
電源装置6は、図1に示すように、上下方向に長い矩形板状に形成された基板61を有し、基板61の一面(図1中の右面)には複数の電子部品62が実装されている。これらの電子部品62は、商用電源からの交流電力を所定の電圧値の直流電力に変換して非常用電源4の蓄電池に充電する充電回路と、非常用電源4の蓄電池に蓄積させた直流電力を光源ユニット5に供給して光源ユニット5を点灯させる給電回路とを構成する。
また、基板61には、2種類の点検スイッチ63,64と、モニタランプ65とが実装されている。点検スイッチ63は、発光ダイオード521が点灯するか否かを点検するためのスイッチであり、点検スイッチ64は、非常用電源4の蓄電池の充電状態を点検するためのスイッチである。
また、モニタランプ65は、非常用電源4の蓄電池の充電状態を表示するものであり、例えばモニタランプ65が緑色に点灯している場合には、上記蓄電池が充電されていることを示している。なお、上記蓄電池が充電されていない状態では、モニタランプ65は点灯しない。
この電源装置6は、光源ユニット5に設けられたコネクタ(図示せず)が着脱自在に接続されるコネクタ(図示せず)を有しており、照明器具10を組み立てた状態では、上記両コネクタを介して光源ユニット5と電源装置6とが電気的に接続される。
取付ばね7,7は、例えば板金に曲げ加工を施すことで長尺且つ矩形板状に形成され、ベース2のばね取付部215,215にそれぞれ取り付けられる。そして、取付ばね7,7とベース2の鍔部22との間で天井材100を挟み込むことで、照明器具10が天井に取り付けられる(図2参照)。
端子台8は、従来周知の速結端子構造を有し、天井裏に先行配線された電源線(図示せず)が接続されるとともに、電源装置6の入力端子に接続された電線(図示せず)が接続される。
ところで、照明器具10を天井材100に取り付けた状態においてベース2が露出していると、孔212が下側から見えてしまうとともに、孔212を通して非常用電源4も見えてしまい、意匠的に好ましくない。そこで、本実施形態では、ベース2の下面(一面)を覆うようにしてカバー3がベース2に取り付けられるようになっている。そして、カバー3をベース2に取り付けることで、図2に示すように、孔212を覆うことができ、意匠性を向上させることができる。
ここで、ベース2の孔213は、図5(a)〜図5(c)に示すように、カバー3の両引掛部32,32の間隔よりも内径が大きい小径部213aと、小径部213aの内径よりも内径が大きい大径部213bとで構成されている。その結果、上下方向における小径部213aと大径部213bの間には、段部213cが設けられている。
次に、カバー3をベース2に取り付ける手順について説明する。図5(c)に示すように、ベース2の本体部21の孔213とカバー3の両引掛部32,32の位置を合わせた状態で、作業者がカバー3を上向きに押し込む。このとき、各引掛部32の引掛爪321が孔213の開口端縁に接触することで、各引掛部32が互いに近づく向きに撓められる。
図5(c)に示す状態から、作業者がカバー3をさらに上向きに押し込むと、両引掛部32,32が孔213の内面に摺動しながら上側へ移動していく。そして、図5(b)に示すように、各引掛部32の引掛爪321が対応する段部213cに接触することで、カバー3がベース2に仮保持される。
図5(b)に示す状態から、作業者がカバー3をさらに上向きに押し込むと、各引掛部32の引掛爪321が、孔213の反対側(図5(a)中の上側)の開口端縁に引っ掛かり、カバー3がベース2に取り付けられる(図5(a)参照)。このとき、図5(a)に示すように、突壁部33が天井材100の下面に接触している。
さらに、ベース2からカバー3を取り外す手順について説明する。図5(a)に示す状態から、作業者がカバー3を下向きに引っ張ると、各引掛爪321が孔213の上側の開口端縁から外れ、各引掛爪321が対応する段部213cに接触する位置までカバー3が移動する(図5(b)参照)。この状態では、カバー3がベース2に仮保持されている。
図5(b)に示す状態から、作業者がカバー3をさらに下向きに引っ張ると、各引掛爪321が対応する段部213cから外れ、各引掛部32が孔213の内面に摺動しながら下側へ移動していく。そして、両引掛部32,32が孔213から引き抜かれることで、カバー3がベース2から取り外される(図5(c)参照)。
ところで、カバー3がベース2に取り付けられた状態(図4(a)参照)から、作業者がカバー3を下向きに引っ張ると、ベース2から一定距離離れた状態でカバー3が仮保持される(図4(b)及び図5(b)参照)。そして、この状態では、両引掛部32,32を回転中心として、ベース2の本体部21の下面に沿ってカバー3を回転させることができ、カバー3を180度回転させた状態では孔212が露出した状態になる。これにより、カバー3をベース2に取り付けた状態のまま、孔212を通して非常用電源4を交換することができる。
ここに、本実施形態では、図4(a)に示すように孔212を塞ぐ位置が第2位置であり、図4(b)に示す状態からカバー3を180度回転させた位置(つまり孔212を露出させる位置)が第1位置である。
図6は、本実施形態における別のベース2及びカバー3の斜視図である。本実施形態では、ベース2の本体部21の下面に沿ってカバー3をスライドさせることで、カバー3が、ベース2の孔212を露出させる第1位置、又は、ベース2の孔212を塞ぐ第2位置に配置されるようになっている。以下、具体的に説明する。
ベース2は、図6に示すように、円板状に形成された本体部21を有し、本体部21の下側端縁には、側方に突出する一対のリブ24,24が設けられている。一方、カバー3は、円板状に形成された本体部31を有し、本体部31の外縁部分には、一対のリブ24,24がそれぞれ差し込まれる一対の溝部34,34が設けられている。
そして、左側からカバー3をベース2に近づけていき、各リブ24を対応する溝部34に差し込んだ状態のままカバー3を右側にスライドさせることで、カバー3がベース2に取り付けられる。このとき、ベース2の孔212は、カバー3の本体部31によって塞がれている。
逆に、カバー3がベース2に取り付けられた状態から、カバー3を左側にスライドさせると、ベース2の孔212が露出した状態になり、孔212を通して非常用電源4を着脱することができる。このとき、カバー3がベース2から抜けないように、この位置で互いに接触する突起部(図示せず)をカバー3及びベース2に設けるのが好ましい。本構成によれば、ベース2に対してカバー3をスライドさせるだけで、非常用電源4を交換することができる。
図7は、本実施形態におけるさらに別のカバー3の動作説明図である。図7(a)は、ベース2の孔212を塞ぐ第2位置にカバー3を配置した状態を示し、図7(b)は、ベース2の孔212を露出させる第1位置にカバー3を配置した状態を示している。以下、具体的に説明する。
ベース2は、上下方向に貫通する孔(図示せず)が本体部21の底面中央に設けられている。一方、カバー3は、上向きに突出する引掛部(図示せず)が本体部31の上面中央に設けられている。そして、カバー3の引掛部をベース2の孔に引っ掛けることで、カバー3がベース2に取り付けられる。
また、カバー3をベース2に取り付けた状態では、ベース2の底面に沿って、ベース2の孔212を露出させる第1位置(図7(a)に示す位置)と、ベース2の孔212を塞ぐ第2位置(図7(b)に示す位置)との間でカバー3を回転させることができる。
そして、カバー3が第1位置にある状態では、上下方向(ベース2の底面と交差する方向)において孔311が孔212と重なっており、孔212を通して非常用電源4を着脱することができる。また、カバー3が第2位置にある状態では、カバー3の本体部31によって孔212が塞がれている。ここに、本実施形態では、孔311により窓孔が構成されている。
つまり、本実施形態では、孔311で窓孔を兼用しているため、孔311の開口寸法は、非常用電源4を通すことができる寸法に設定するのが望ましい。また、光源ユニット5の少なくとも一部を着脱可能とした場合には、孔311の開口寸法は、光源ユニット5における着脱可能な部位及び非常用電源4を通すことができる寸法に設定するのが望ましい。
本構成によれば、光源ユニット5を露出させるために必要不可欠な孔311を利用して、非常用電源4を交換することができる。また、光源ユニット5の少なくとも一部を着脱可能とした場合には、カバー3を取り外すことなく、孔311を利用して取り外すこともできる。
図8は、本実施形態におけるさらに別のカバー3の動作説明図である。図8(a)は、ベース2の孔212を塞ぐ第2位置にカバー3を配置した状態を示し、図8(b)は、ベース2の孔212を露出させる第1位置にカバー3を配置した状態を示している。以下、具体的に説明する。
カバー3は、図8(a)に示すように、ベース2の右端部に設けられた支持部25によって回転自在に支持されている。また、カバー3の左端部近傍には、本体部31の上面から上向きに突出する引掛部(図示せず)が設けられており、ベース2の本体部21に設けられた孔(図示せず)に上記引掛部を引っ掛けることで、カバー3が閉じた状態でベース2に保持される。
図8(a)に示す状態から、作業者がカバー3を下向きに引っ張ると、カバー3の引掛部がベース2の孔から外れ、支持部25を回転中心としてカバー3が回転し、ベース2の下面が露出した状態になる(図8(b)参照)。そして、カバー3を開けた状態では孔212が露出しており、孔212を通して非常用電源4を着脱することができる。本構成によれば、カバー3を回転させるだけで非常用電源4を着脱することができる。
而して、本実施形態によれば、カバー3を第2位置に配置した状態では孔212がカバー3により塞がれており、意匠性を向上させることができる。また、カバー3を第1位置に配置した状態では孔212が露出しており、孔212を通して非常用電源4を交換することができる。
さらに、カバー3をベース2に取り付けた状態のまま、第1位置又は第2位置に移動させることができるので、カバー3が紛失しにくいという利点もある。また、ベース2を塗装する必要がある場合でも、カバー3を設けることでベース2の塗装レスが可能になる。
なお、本実施形態では、図7(a)及び図7(b)に示すように、透光部を構成する孔311により窓孔を兼用したが、孔311とは別に窓孔を設けてもよく、本実施形態に限定されない。
本実施形態の照明器具10は、器具本体9(ケース1及びベース2)と、光源ユニット5と、非常用電源4と、電源装置6と、カバー3とを備える。器具本体9は、下面(一面)を露出させた状態で天井材100(造営材)に埋め込まれる。光源ユニット5は、器具本体9の内部において下面側に配置される。非常用電源4は、器具本体9の内部で且つ下面側において光源ユニット5と並べて配置され、商用電源(外部電源)の停電時に電力を供給する。電源装置6は、商用電源が正常に供給されている状態では商用電源により非常用電源4を充電し、商用電源が停電になると非常用電源4により光源ユニット5を点灯させる。カバー3は、器具本体9の下面を覆うようにして器具本体9に取り付けられる。器具本体9は、光源ユニット5からの光を通すための凹部211(第1孔)と、非常用電源4を通すための孔212(第2孔)とを下面に有する。カバー3は、器具本体9の凹部211と対応する部位に光源ユニット5からの光を透過させる孔311(透光部)を有し、器具本体9に取り付けられた状態のまま孔212を露出させる第1位置と孔212を塞ぐ第2位置との間で移動可能である。
また、本実施形態の照明器具10のように、カバー3は、器具本体9の下面に沿って移動させることで第1位置又は第2位置へ配置されるのが好ましい。
また、本実施形態の照明器具10のように、カバー3は、器具本体9の下面と交差する方向において下面から一定距離離した状態で下面に沿って移動させることで第1位置又は第2位置へ配置されるのが好ましい。
また、本実施形態の照明器具10のように、カバー3は、第1位置に移動させた状態で器具本体9の下面と交差する方向において孔212と重なる孔311(窓孔)を有しているのが好ましい。
また、本実施形態の照明器具10のように、光源ユニット5は、少なくとも一部が着脱可能であって、孔311は、光源ユニット5における着脱可能な部位が通る開口寸法に設定されているのが好ましい。
また、本実施形態の照明器具10のように、カバー3は、器具本体9の下面と平行な方向における一端部を回転中心として第1位置と第2位置との間で回転可能に器具本体9に取り付けられているのが好ましい。
3 カバー
4 非常用電源
5 光源ユニット
9 器具本体
211 凹部(第1孔)
212 孔(第2孔)
311 孔(透光部)

Claims (6)

  1. 一面を露出させた状態で造営材に埋め込まれる器具本体と、
    前記器具本体の内部において前記一面側に配置される光源ユニットと、
    前記器具本体の内部で且つ前記一面側において前記光源ユニットと並べて配置され、外部電源の停電時に電力を供給する非常用電源と、
    前記外部電源が正常に供給されている状態では前記外部電源により前記非常用電源を充電し、前記外部電源が停電になると前記非常用電源により前記光源ユニットを点灯させる電源装置と、
    前記一面を覆うようにして前記器具本体に取り付けられるカバーと、を備え、
    前記器具本体は、前記光源ユニットからの光を通すための第1孔と、前記非常用電源を通すための第2孔とを前記一面に有し、
    前記カバーは、前記器具本体の前記第1孔と対応する部位に前記光源ユニットからの光を透過させる透光部を有し、前記器具本体に取り付けられた状態のまま前記第2孔を露出させる第1位置と前記第2孔を塞ぐ第2位置との間で移動可能であることを特徴とする照明器具。
  2. 前記カバーは、前記器具本体の前記一面に沿って移動させることで前記第1位置又は前記第2位置へ配置されることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記カバーは、前記器具本体の前記一面と交差する方向において前記一面から一定距離離した状態で前記一面に沿って移動させることで前記第1位置又は前記第2位置へ配置されることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記カバーは、前記第1位置に移動させた状態で前記器具本体の前記一面と交差する方向において前記第2孔と重なる窓孔を有していることを特徴とする請求項2又は3記載の照明器具。
  5. 前記光源ユニットは、少なくとも一部が着脱可能であって、
    前記窓孔は、前記光源ユニットにおける着脱可能な部位が通る開口寸法に設定されていることを特徴とする請求項4記載の照明器具。
  6. 前記カバーは、前記器具本体の前記一面と平行な方向における一端部を回転中心として前記第1位置と前記第2位置との間で回転可能に前記器具本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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