JP6323414B2 - プレス成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、長手方向に延びる溝形状部を有し、該溝形状部を形成する一対の縦壁部の少なくとも一方に長手方向に沿って湾曲するフランジ部を有する製品形状の成形品に発生するスプリングバックを低減して、良好な形状凍結性を確保するためのプレス成形方法に関する。
プレス成形とは、その対象物である材料に金型を押し付けることにより、金型の形状をブランクに転写して加工を行う方法のことである。このプレス成形においては、プレス品を金型から取り出した後に、そのプレス成形品内の残留応力が弾性回復することによって起こる形状不良、いわゆるスプリングバックが発生し、所望の形状とは異なってしまう問題がしばしば発生する。
スプリングバックがどの程度生じるかについては、主に材料の強度に大きく影響される。昨今では、特に自動車業界を中心に、自動車車体の軽量化の観点から車体部品に高強度な鋼板を使用する傾向が強くなっており、このような材料の高強度化に伴いスプリングバックの生じる程度が大きくなっている。
このため、スプリングバック後の形状を設計形状に近づけるために、生産現場では熟練者によって金型を幾度も修正して、トライアル&エラーを重ねなければならず、その結果、生産期間が長期化してしまう。したがって、スプリングバックを効果的に低減できる方法を開発することは、自動車の開発期間やコストを削減する上でもますます重要な課題と言える。
スプリングバックはプレス下死点で材料に生じた応力が離型時に解放(除荷)され,ひずみがわずかに戻ることで生じる現象である。そのため、スプリングバックの低減には下死点での応力を制御するような成形方法が必要となり、過去に様々な方法が提案されている。
その例として、例えば特許文献1に記載の技術がある。縮みフランジ変形を受けるフランジ部において、パンチとは独立してストロークできる余肉ビード形成パンチで複数の余肉ビードを形成し、フランジの圧縮応力を低減させるというものである。さらに、伸びフランジ変形を受けるフランジ部においては前記余肉ビード形成パンチで複数の余肉ビードを形成した後、次工程でそのビードを潰すことで引張応力を低減させている。
また、他の提案として特許文献2では、引張応力が発生する成形品の角部に対しフィレット部を設けることで引張応力を低減し、成形品に発生する反りのスプリングバックを低減させる製品形状が提案されている。
特許第5380890号公報 特許第4907590号公報
特許文献1はフランジ面に局所的な凹凸のビードを付与することになるが、フランジは本来スポット溶接などで他の部品と接合されるため、溶接部を避けるようにビードを配置する必要がある。しかしながら、溶接部を避けて、かつ効果的なビードを付与することは実用上困難である。
また、ビードを次工程で潰す成形を行っても、形状は完全には元に戻らないため、接合の際にフランジ面の精度不良による不具合が発生する可能性がある。
また、特許文献2の方法では部品形状の変更が必要となるが、部品形状に制約がある場合は当該方法を適用することはできない。特に、曲げ稜線上に形状を付与することは、衝突性能を著しく低下させる恐れがある。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、製品形状を変えることなく、ねじれや曲がりといった3次元的なスプリングバックを低減できるプレス成形方法を提供することを目的としている。
発明者は上記課題を解決するため、図16、図17に示すような成形品51をフォーム成形した際に成形品51に生じるスプリングバックの形態について検討した。
成形品51は、パンチ底部53aと縦壁部53bからなる溝形状部53、及び長手方向に沿って湾曲するフランジ部(外側フランジ55および内側フランジ57)を有している。
従来のフォーム成形では図18の斜視図、図19の断面図に示すようにダイ103とパンチ105でブランク13を挟み込むことで成形を行う。図20は成形前後のブランク外形線を示した図である。湾曲曲率の大きい側(曲率半径の小さい側)のフランジ(内側フランジ57)に該当する外形線は成形によりブランクが流入することで曲率は小さくなり(曲率半径は大きくなり)線長が長くなる(A0B0→A1B1)。つまり、内側フランジ57は伸びフランジ変形となり下死点では長手方向に引張応力が残存する。
一方、湾曲曲率の小さい側(曲率半径の大きい側)のフランジ(外側フランジ55)ではその逆で、外形線は成形によりブランクが流入することで曲率は大きくなり(曲率半径は小さくなり)線長が短くなる(C0D0→C1D1)。つまり、外側フランジ55は縮みフランジ変形となり下死点では長手方向に圧縮応力が残留する。
これらの残留応力は離型時に弾性回復し、内側フランジ57では縮み変形、外側フランジ55は伸び変形となり、その結果、図21に示すように部品は湾曲曲率が大きく(曲率半径が小さく)なるような曲がり変形となるスプリングバックが生ずる。なお図21において、破線がスプリングバック前の形状を示しており、実線がスプリングバック後の形状を示している。
以上のように、長手方向に湾曲したフランジ部を有する成形部品ではフランジ部における残留応力が離型時に解放されるため、部品全体に曲がり変形を与えるスプリングバックを生じさせている。このことから、このような部品では、フランジ部の残留応力の低減が部品のスプリングバック低減に非常に重要である。
そこで、発明者は、フランジ部の残留応力を低減する方法として、プレス成形過程においてフランジ部の線長を製品形状よりも大きく変化させ、その後にフランジ部の線長を製品形状に戻すような成形をすることを考え、このような成形を実現する具体的な構成を備えた以下に示すプレス成形方法を想到した。
(1)本発明に係るプレス成形方法は、長手方向に延びる溝形状部を有し、該溝形状部を形成する一対の縦壁部の少なくとも一方に長手方向に沿って湾曲するフランジ部を有する製品形状の成形品を成形するプレス成形方法であって、
縦壁部とフランジ部を接続する接続部は製品形状と同じ形状であって、前記接続部のフランジ先端側に連続してパンチ底方向又はその反対方向に向かって屈曲する第1屈曲部と該第1屈曲部のフランジ先端側に連続して外向きフランジを形成する方向に屈曲する第2屈曲部を成形できる第1の金型でプレス成形することによって、前記接続部よりもフランジ先端側のフランジ部をパンチ底方向又はその反対方向にオフセットさせた形状に成形して、縮みフランジ変形を受けるフランジ部に対しては長手方向の線長が前記製品形状のフランジ部の線長よりも短く、伸びフランジ変形を受けるフランジ部に対しては長手方向の線長が前記製品形状のフランジ部の線長よりも長くなるように成形する第1成形工程と、
前記製品形状の第2の金型を用いて成形することで、フランジ部にひずみの戻し量を与える第2成形工程とを備えたことを特徴とするものである。
(2)上記(1)に記載のものにおいて、前記第1成形工程の下死点での第2屈曲部よりもフランジ先端側の部位の延出方向が、前記第2成形工程における下死点でのフランジ部の延出方向と同じであることを特徴とするものである。
本発明においては、縦壁部とフランジ部を接続する接続部は製品形状と同じ形状であって、前記接続部のフランジ先端側に連続してパンチ底方向又はその反対方向に向かって屈曲する第1屈曲部と該第1屈曲部のフランジ先端側に連続して外向きフランジを形成する方向に屈曲する第2屈曲部を成形できる第1の金型でプレス成形することによって、前記接続部よりもフランジ先端側のフランジ部をパンチ底方向又はその反対方向にオフセットさせた形状に成形して、縮みフランジ変形を受けるフランジ部に対しては長手方向の線長が前記製品形状のフランジ部の線長よりも短く、伸びフランジ変形を受けるフランジ部に対しては長手方向の線長が前記製品形状のフランジ部の線長よりも長くなるように成形する第1成形工程と、
前記製品形状の第2の金型を用いて成形することで、フランジ部に戻しひずみを与える第2成形工程とを備えたことにより、
長手方向に延びる溝形状部を有し、該溝形状部を形成する一対の縦壁部の少なくとも一方に長手方向に沿って湾曲するフランジ部を有する製品形状の成形品を成形するに際して、製品形状を変えることなく、ねじれや曲がりといった3次元的なスプリングバックを低減することができる。
本発明の実施の形態に係るプレス成形方法の説明図である。 本発明の実施の形態における第1成形工程で成形される中間製品の形状の説明図である。 本発明の実施の形態における第1成形工程で成形される中間製品の形状、特にオフセットフランジ部の説明図である。 本発明の実施の形態に係るプレス成形方法の効果のメカニズムの説明図である(その1)。 本発明の実施の形態に係るプレス成形方法の効果のメカニズムの説明図である(その2)。 本発明の実施の形態に係る第1成形工程で成形されるオフセットフランジ部の形状とひずみの戻し量との関係を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る第1成形工程のオフセット量hとひずみの戻し量との関係を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係る第1成形工程のオフセット量hの適正値の求め方を説明する説明図である。 本発明を適用可能な製品形状の断面形状の説明図である。 本発明の実施の形態に係るプレス成形方法の他の態様の説明図である(その1)。 本発明の実施の形態に係るプレス成形方法の他の態様の説明図である(その2)。 本発明を適用可能な製品形状の斜視図である。 本発明の実施例に係るプレス成形品の製品形状の説明図である(その1)。 本発明の実施例に係るプレス成形品の製品形状の説明図である(その2)。 本発明の実施例に係るスプリングバック量の評価方法の説明図である。 本発明の課題の説明図であって、本発明が対象としているプレス成形品の斜視図である。 本発明の課題の説明図であって、本発明が対象としているプレス成形品の断面形状の説明図である。 本発明の課題の説明図であって、従来のプレス成形方法で用いる金型の斜視図である。 本発明の課題の説明図であって、従来のプレス成形方法の説明図である。 本発明の課題の説明図であって、従来のプレス成形方法によって成形された成形品におけるスプリングバックの発生メカニズムの説明図である。 本発明の課題の説明図であって、従来のプレス成形方法によって成形された成形品におけるスプリングバックの説明図である。
本発明の一実施の形態に係るプレス成形方法が成形の対象としている成形品51は、図16に示すように、長手方向に延びる溝形状部53を有し、溝形状部53を形成する一対の縦壁部53bの両方に長手方向に沿って湾曲するフランジ部(外側フランジ55及び内側フランジ57)を有している。なお、本実施の形態のフランジ部は、プレス方向と直交する面内に湾曲している。
本発明の一実施の形態に係るプレス成形方法について詳細に説明するのに先立って、当該方法を実施するための第1の金型1と第2の金型3について図1に基づいて説明する。
<第1の金型>
第1の金型1は、第1成形工程に用いる金型であり、図1(a)、図1(b)に示す通り第1上型5と第1下型7からなり、図2に示す中間製品8を成形するものである。
中間製品8は、図2に示すように、パンチ底部8aと、縦壁部8bと、縦壁部8bと第1屈曲部8dを接続する接続部8cと、接続部8cに連続してパンチ底方向に屈曲する第1屈曲部8dと、第1屈曲部8dに連続して外向きフランジを形成する方向に屈曲する第2屈曲部8eと、第2屈曲部8eに連続して形成され、パンチ底方向にオフセットしたオフセットフランジ部8fとを有する形状である。
≪第1上型≫
第1上型5は、長手方向に沿って湾曲し、成形品51(図16参照)の溝形状部53を成形する溝形状成形用凹部5aと、溝形状成形用凹部5aの両側に形成され、第1下型7側に突出して接続部8c、第1屈曲部8d及び第2屈曲部8eを成形する凸状部5bと、凸状部5bに連続して設けられパンチ底方向にオフセットしたオフセットフランジ部8fを成形する第1上型フランジ成形面部5cとを備えている。第1上型フランジ成形面部5cは、パンチ底方向にオフセットした形状になっている。
なお、第1上型5における第1上型フランジ成形面部5cが溝形状成形用凹部5aの傾斜部と成す角度は、後述の第2上型9における第2上型フランジ成形面部9cが凹陥部9aの傾斜面と成す角度と同じである。
第1上型フランジ成形面部5cと第2上型フランジ成形面部9cの関係を上記のように設定することで、中間製品8のオフセットフランジ部8fの延出方向と製品形状の成形品51のフランジ部の延出方向を同じにすることができる。
≪第1下型≫
第1下型7は、長手方向に沿って湾曲する凸条からなり、溝形状成形用凹部5aに挿入されて成形品51(図16参照)の溝形状部53を形成する溝形状成形用凸部7aと、第1上型5の凸状部5bに対向配置されて凸状部5bと協働して接続部8c、第1屈曲部8d及び第2屈曲部8eを成形する凹状部7bと、凹状部7bに連続して設けられ第1上型フランジ成形面部5cと協働してフランジ部を成形する第1下型フランジ成形面部7cとを備えている。
第1下型フランジ成形面部7cは、パンチ底方向にオフセットした形状になっている。
なお、第1下型7における第1下型フランジ成形面部7cが溝形状成形用凸部7aの傾斜部と成す角度は、後述の第2下型11における第2下型フランジ成形面部11cが凸部11aの傾斜面と成す角度と同じである。
第1下型フランジ成形面部7cと第2下型フランジ成形面部11cの関係を上記のように設定することで、第1の金型1の説明で述べたのと同様に、中間製品8のオフセットフランジ部8fの延出方向と製品形状の成形品51のフランジ部の延出方向を同じにすることができる。
<第2の金型>
第2の金型3は、第2成形工程に用いる金型であり、図1(c)、図1(d)に示す通り第2上型9と第2下型11からなり、中間製品8を製品形状の成形品51に成形するものである。
≪第2上型≫
第2上型9は、図1(c)、図1(d)に示すように、第1成形工程で成形された溝形状部53が挿入可能な凹陥部9aと、凹陥部9aの両側に設けられて製品形状の接続部を成形する第2上型接続部成形部9bと、製品形状のフランジ部を成形する第2上型フランジ成形面部9cとを備えている。
≪第2下型≫
第2下型11は、図1(c)、図1(d)に示すように、第2上型9の凹陥部9aと協働して下死点状態で溝形状部53の下端部を挟持する凸部11aと、凸部11aの両側に設けられて第2上型接続部成形部9bと協働して製品形状の接続部を成形する第2下型接続部成形部11bと、第2上型フランジ成形面部9cと協働して製品形状のフランジ部を成形する第2下型フランジ成形面部11cとを備えている。
以上のように構成された第1の金型1と第2の金型3を用いたプレス成形方法について詳細に説明する。
本発明の一実施の形態に係るプレス成形方法は、図1に示すように、第1の金型1を用いて、中間成品8を成形する第1成形工程(図1(a)及び図1(b)参照)と、第2の金型3を用いて、第1成形工程で成形された中間製品8を製品形状の成形品51(図13)に成形する第2成形工程(図1(c)及び図1(d)参照)とを備えている。
なお、成形品51は長手方向に沿って湾曲するフランジを有しているため、湾曲する円弧の外側フランジ55の湾曲曲率が小さく(曲率半径が大きく)なり、内側フランジ57の湾曲曲率が大きく(曲率半径が小さく)なっている。したがって、外側フランジ55が本発明の縮みフランジ変形を受けるフランジ部に対応し、内側フランジ57が本発明の伸びフランジ変形を受けるフランジ部に対応している。
<第1成形工程>
まず、ブランク13を、図1(a)に示すように、第1下型7の溝形状成形用凸部7aの上面に載置する。
次に、図1(b)に示すように、第1上型5を下動させることで、第1上型5と第1下型7でブランク13を挟み、図2に示す中間製品8を成形する。
第1成形工程において中間製品8が成形される際に、接続部8cよりもフランジ先端側がパンチ底方向にオフセットさせたオフセットフランジ部8fが成形され、このときブランク13が内方(縦壁部8bに近づく方向)に流入することによって、ブランク13の内側端13aおよび外側端13bは、図1(b)の太矢印に示す方向に移動する。
これによって、縮みフランジ変形を受ける外側フランジ55に対しては長手方向の線長が製品形状のフランジ部の線長よりも短く、伸びフランジ変形を受ける内側フランジ57に対しては長手方向の線長が製品形状のフランジ部の線長よりも長くなる。このメカニズムについては後述する。
本実施形態の中間製品8におけるオフセットフランジ部8fは、図3の破線で示す形状であるが、製品形状のフランジ部と延出方向が同じである。すなわち、図3に示すように、中間製品8と製品形状の縦壁部53bと接続部8cを重ねた場合、中間製品8における第2屈曲部8eよりもフランジ端部側に延びる部分と、製品形状におけるフランジ部とが平行になっている。
このようにすることで、第2成形工程でオフセットフランジ部8fを製品形状にする際に、図3の矢印で示すように、オフセットフランジ部8fの各部が平行移動するように移動するので、各部のひずみの戻し量がほぼ等しくなり、一部のみにひずみの戻し量が集中して割れが発生するのを防止することができる。
<第2成形工程>
次に、第1成形工程によって成形された中間製品8を第2下型11に載置する。
そして、第2上型9を下動させることで、第2上型9と第2下型11によって中間製品8を挟み、製品形状に成形する(第2下死点、図1(d)参照)。
このとき中間製品8の内側端および外側端は、図1(d)中の太矢印に示すように、外方(縦壁部8bから離れる方向)に移動する。
第2下死点では、図3の実線で示すように、フランジ部は製品形状となる。
以上のように、第1の金型1を用いた第1成形工程では、オフセットフランジ部8fが形成された中間製品8が成形され、中間製品8は第2成形工程で再度プレス成形(リストライク)されることで、製品形状となる。このような第1成形工程、第2成形工程を経ることで、スプリングバックを防止できるメカニズムについて、図4に基づいて以下に説明する。
図4は、内側フランジ57と外側フランジ55におけるプレス成形開始前から第1下死点(第1成形工程における下死点)さらに第2下死点(第2成形工程における下死点)までの変化を説明する説明図である。
図4では、湾曲の内側および外側について、破線の丸で囲んだ部分を拡大して示している。各拡大図において、破線がプレス成形前のブランク13の内側端13aおよび外側端13b、点線が第1下死点における内側端13aおよび外側端13b、そして実線が第2下死点における内側端13aおよび外側端13bをそれぞれ示している。
成形開始から第1下死点までの間(第1成形工程)、湾曲の内側では図4の拡大図に示されるように、ブランク13の流入により内側端13aにおけるA0B0はA1B1となり、内側端13aの線長は引き伸ばされて長くなる(伸びフランジ変形)。
一方、湾曲の外側では、図4の拡大図に示す通り、ブランク13の流入により外側端13bにおけるC0D0はC1D1となり、外側端13bの線長は縮められて短くなる(縮みフランジ変形)。
第2下死点においては、湾曲の内側では図4の拡大図に示されるように、内側端13aは外側に押し出される(流出する)変形をするため、内側端13aの線長は僅かに短くなり(A1B1→A2B2)、成形品51の製品形状における内側フランジ57の線長となる。
この時の平面視での湾曲の径方向の移動量はΔeである。
上記のように、プレス成形開始前のA0点、B0点はそれぞれ、第1下死点ではA1点、B1点になり、第2下死点ではA2点、B2点となり、線長はA0B0→A1B1→A2B2と変化する。
一方、湾曲の外側では、外側端13bの線長が僅かに長くなる(C1D1→C2D2)。つまり、プレス成形開始前のC0点、D0点はそれぞれ、第1下死点ではC1点、D1点になり、第2下死点ではC2点、D2点となり、線長はC0D0→C1D1→C2D2と変化する。
このように、内側フランジ57においては、第1成形工程においてフランジ部をオフセットさせることで、一旦、成形品51の製品形状よりも線長が長くなる成形を行い、第2成形工程において成形品51の製品形状の線長に戻す成形を行っている。これにより、外側フランジ55においては、第1成形工程において、一旦、成形品51の製品形状よりも線長が短くなる成形を行い、第2成形工程において成形品51の製品形状の線長に戻す成形を行うようにしている。このため、内側フランジ57および外側フランジ55において、第1成形工程で生じたひずみが第2成形工程で僅かに戻されることになり、これに伴い残留応力が大幅に低減される。
この点について、図5に基づいて説明する。図5は、フランジ部の成形開始から第2下死点までの長手方向の応力―ひずみ線図である。図5に示すように、第1成形工程により第1下死点のフランジ部には大きな残留応力が蓄積されている。しかし、第1下死点から第2下死点までひずみを僅かに戻すことによって残留応力は大幅に低減する。
このように、本発明は、僅かなひずみの戻りに対して残留応力が敏感に大きく変化する特徴を利用しスプリングバックを抑制したものである。
ひずみの戻し量Δεは、第1成形工程と第2成形工程におけるフランジ端部の径方向の移動量であるΔeに比例する。そして、Δeは第1成形工程におけるフランジ部のオフセット量h(図3参照)の大きさで決まり、オフセット量hが大きいほど、移動量Δeは大きくなる。したがって、オフセット量hが大きいほど、ひずみの戻し量Δεは大きくなり残留応力の低減効果は大きい。
よって、第1成形工程におけるオフセット量hを調節することにより、ひずみの戻し量Δεを調整することができ、これによりスプリングバックをコントロールできる。
また、オフセット量hが同じであれば、第1屈曲部8dから第2屈曲部8eまでの距離Wが小さい方が移動量Δeは大きくなる。例えば、図6に示すように、オフセット量hが同じ場合において、W1<W2とすると、移動量は、Δe1>Δe2となる。したがって、第1屈曲部8dから第2屈曲部8eまでの距離Wは小さい方が好ましい。
もっとも、距離Wを小さくするには、第1屈曲部8d、第2屈曲部8eの曲率を大きく(曲率半径を著しく小さく)する必要があり、曲げ癖が残る可能性があるので、距離Wは曲げ癖が残らない程度に設定するのが好ましい。
次に、フランジ面のオフセット量hの適正な範囲について説明する。
前述したように、第2成形工程でのひずみの戻し量Δεは第1成形工程で成形される中間製品8のオフセットフランジ部8fのオフセット量hによって変化する。ここで、オフセット量hが大きいとひずみの戻し効果が過剰になり、第2成形工程で内側フランジ57にしわが発生する可能性がある。
この点を、図7に基づいて説明する。
図7(a)は従来例のプレス成形方法を行った場合の応力ひずみ線図であり、図7(b)は本発明を適用した場合であって、オフセット量hが大きい場合の応力ひずみ線図である。
図7(b)に示すように、オフセット量hが大きい場合、第2成形工程でのひずみの戻し量Δεも大きくなる。これにより圧縮変形が過剰になり、しわが発生する場合がある。
スプリングバックを防止し、かつしわを抑制できるためのオフセット量hについて、以下に説明する。
図8(a)に示すように、第1の金型1および第2の金型3の縦壁成形部とフランジ成形部の交差部のフランジ平面における曲率半径をρとするとき、フランジ端のひずみの戻し量Δεは下記の式で表せる。
Δε=Δe/ρ
第1屈曲部8d及び第2屈曲部8eの曲率が極めて大きくて(曲率半径が極めて小さくて)共に直角の場合には、Δe=hとなるが、第1屈曲部8d及び第2屈曲部8eは所定の曲率を有する湾曲形状であるため、Δe<hとなる。
そのため、Δε=Δe/ρ<h/ρ ・・・ (1)
となる。
ここで、フランジのしわが許容できるΔεの最大値をΔεmaxとするとき、Δεの範囲は、Δε=Δe/ρ<h/ρ<Δεmax
となり、hはゼロより大きいことを考慮するとhの範囲は下記のようになる。
0<h<ρΔεmax
発明者らはΔεの最大値Δεmaxについて鋭意検討を行ない、スプリングバックを変化させる効果が得られ、且つしわを抑制できるΔεの最大値Δεmaxを見出した。ブランク13のヤング率をE[MPa]、ブランク13の引張強さをσTS[MPa]とするとΔεmaxは、4σTS/Eとなる。よって、Δεの範囲は、
0<Δε≦4σTS/E
となる。
ここで、前述の(1)式を用いることで、hの範囲は、
0<h<4ρσTS/E
となる。
以上のように、本実施の形態においては、第1成形工程において、パンチ底方向にオフセットしたオフセットフランジ部8fを成形し、第2成形工程で、製品形状の金型でプレス成形することによって、第1成形工程で製品形状よりも僅かに大きな長手方向のひずみを与え、第2成形工程でこのひずみを戻すことにより残留応力を低減させることが可能となり、製品形状を変えることなく、割れやしわなどの成形不良を発生させることなく、スプリングバックを低減させることができる。
なお、上記の説明では、第1成形工程において、パンチ底方向にオフセットしたオフセットフランジ部8fを成形する例を示したが、図8(b)に示すように、第1成形工程においてパンチ底と反対方向にオフセットしたフランジを成形するようにしてもよい。
また、上記の説明では、中間製品8におけるオフセットフランジ部8fが製品形状のフランジ部と同方向に延出する例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、中間製品8におけるオフセットフランジ部8fの延出方向は製品形状の延出方向と必ずしも一致していなくてもよい。
本発明で着眼しているフランジ部の応力は、上記の曲がりのスプリングバックのみならず、捩れや反りの要因となることがあるため、本発明はそれらのスプリングバック低減にも有効である。
なお、本発明で効果が得られる製品形状としては長手方向に湾曲したフランジ部を少なくとも1つ含む形状であればよい。製品形状の断面の一例を図9に示す。
図9(a)〜図9(f)は、縦壁部の両側にフランジ部を有するものであり、図9(g)〜図9(i)は縦壁部の片側にフランジ部を有するものである。図9(a)、(d)、(g)は縦壁が垂直になっているものである。図9(c)、(f)、(i)は両縦壁部が傾斜して断面のパンチ底部に平坦部のないものである。図9(c)、(f)、(i)の断面形状を成形するには、パンチ底部を成形する部位がRになっている金型を使用するとよい。
また、上記では第1成形工程を、パンチおよびダイを用いたフォーム成形で説明したが、図10の断面図に示すように、ダイ15、パンチ17およびブランクホルダ19を用いたドロー成形金型21を用いたドロー成形でもよい。ドロー成形金型21の場合、ブランクホルダ19に凹状部7bを設けている。
また、図11の断面図に示すように、第1成形工程を、パンチ底と対となるパッド23が設けられたパッド付金型24を用いたプレス成形方法でも同様の効果が得られる。なお、図10、図11において、図1、図2と同一及び対応する部位には同一の符号を付してある。
上記の実施の形態では内側フランジ57および外側フランジ55の両方においてひずみの戻りを与える例を説明したが、内側フランジ57と外側フランジ55の残留応力のバランスをとることによって成形品51全体としてスプリングバックが緩和されればよく、内側フランジ57または外側フランジ55の一方についてのみ、ひずみの戻りを与えるような成形を行うようにしてもよい。
また、図12に示すように、製品の内側に向かって湾曲したフランジ部を有し、他方は湾曲しないフランジ部を有するもの(図12(a))や、製品の外側に向かって湾曲したフランジ部を有し、他方は湾曲しないフランジ部を有するもの(図12(b))であってもよく、成形品51の製品形状全体が湾曲していなくともよい。
さらに上記では、第2成形工程は、第2上型9を下動させて第2下型11に近づけるものを例に挙げたが、第2下型11と第2上型9が相対的に近づけばどちらを動かしてもよく、第2下型11を第2上型9に近づけるようにしてもよい。
また、上記において、第1の金型1の第1上型5と第1下型7の上下を入れ替える、または第2の金型3の第2上型9と第2下型11の上下を入れ替える、または第1の金型1の第1上型5と第1下型7の上下を入れ替えてかつ第2の金型3の第2上型9と第2下型11の上下を入れ替えるようにしてもよく、いずれにおいても同様の効果が得られる。
上記では上型が上下動可能なものを例に挙げたが、金型の移動方向は上下方向に限られず、例えば、上型および下型を横向きにして、横向きに移動させるようにしてもよい。
本発明のプレス成形方法による作用効果について具体的な実験を行ったので、その結果について図13〜図15に基づいて、他の図を適宜参照して以下に説明をする。
まず、実験方法について概説する。実験は、複数のプレス成形条件で成形を行い、成形された成形品のスプリングバック量を比較するというものである。
成形対象となる成形品51は、図13および図14に示すように、ハット断面を有する長手方向に沿って湾曲した形状であり、長さは1000mm、断面の高さは30mm、パンチ底部53aの幅は20mm、内側フランジ57および外側フランジ55の幅はともに25mm、部品幅中央の長手方向湾曲曲率半径は500mmである。ブランク13は厚さ1.2mmの980MPa級鋼板を使用した。プレス機には1000tonf油圧プレス機を用いた。
プレス成形条件は以下の通りである。
用いた金型は、図1に示したフォーム成形用金型である。また、第1成形工程でのフランジ面のオフセット量hについて、h=2mm、4mm、6mmの3水準とした。
また、比較例としてh=0である製品形状を成形する通常のフォーム成形も行った。また、第1成形工程を図11に示したようにパッド23を用いて行う成形も行った。
成形された製品形状は3次元形状測定器で測定した。その後、CADソフトウェア上で長手方向中央の湾曲部が設計形状と合うように測定データの位置合わせを行った後、部品端における測定形状データと設計形状データのY座標差異(曲がり量Δy、図15参照)を算出し、この曲がり量Δyをスプリングバックによる曲がり変形の指標とした。
曲がり量Δyは、正ならば部品の湾曲曲率が大きくなる(曲率半径が小さくなる)方向に曲がり変形したことを、負ならば湾曲曲率が小さくなる(曲率半径が大きくなる)方向に曲がり変形したことを意味する。そして、絶対値が小さければスプリングバック量が少ないことを意味する。
表1に各成形条件で成形された成形品51のΔyを示す。
Figure 0006323414
表1に示されるように、オフセット量hが大きくなれば曲がり量Δyは小さくなり、曲率半径が大きくなる傾向にあり、パッドなしの成形条件ではh=6mm(本発明例3)で設計形状より曲率半径の大きい曲がりとなった。曲がり量Δyが最も小さい成形条件はパッドなしでh=4mm(本発明例2)でΔy=1.1mmとなり、比較例に比べ大幅にスプリングバックは低減した。また、パッド23を用いた成形においても本発明の効果が確認された。
上記実施例1では第1成形工程をフォーム成形で行ったが、本実施例では図10に示したように、第1成形工程をドロー成形で行った。
成形品形状、材料、プレス機は実施例1と同様である。
第1成形工程でのフランジ面のオフセット量hは、実施例1と同様に、h=2mm、3mm、4mm、6mmの4水準とした。
また、比較例としてh=0である製品形状を成形する通常のドロー成形を行い、さらに、パッド23を用いた成形も行った。
スプリングバックの評価指標は実施例1と同様に曲がり量Δyである。表2に各成形条件で成形された成形品51のΔyを示す。
Figure 0006323414
表2に示されるように、実施例1と同様に、オフセット量hが大きくなれば曲がり量Δyは小さくなり、曲率半径が大きくなる傾向にあり、パッドなしの成形条件ではh=6mm(本発明例7)で設計形状より曲率半径の大きい曲がりとなった。曲がり量Δyが最も小さい成形条件はパッドなしでh=3mm(本発明例6)でΔy=1.9mmとなり、比較例に比べ大幅にスプリングバックは低減した。また、パッド23を用いた成形においても本発明の効果が確認された。
1 第1の金型
3 第2の金型
5 第1上型
5a 溝形状成形用凹部
5b 凸状部
5c 第1上型フランジ成形面部
7 第1下型
7a 溝形状成形用凸部
7b 凹状部
7c 第1下型フランジ成形面部
8 中間製品
8a パンチ底部
8b 縦壁部(中間製品)
8c 接続部
8d 第1屈曲部
8e 第2屈曲部
8f オフセットフランジ部
9 第2上型
9a 凹陥部
9b 第2上型接続部成形部
9c 第2上型フランジ成形面部
11 第2下型
11a 凸部
11b 第2下型接続部成形部
11c 第2下型フランジ成形面部
13 ブランク
13a 内側端
13b 外側端
15 ダイ
17 パンチ
19 ブランクホルダ
21 ドロー成形金型
23 パッド
24 パッド付金型
51 成形品
53 溝形状部
53a パンチ底部
53b 縦壁部(成形品)
55 外側フランジ
57 内側フランジ
101 プレス成形金型
103 ダイ
105 パンチ

Claims (2)

  1. 長手方向に延びる溝形状部を有し、該溝形状部を形成する一対の縦壁部の少なくとも一方に長手方向に沿って湾曲するフランジ部を有する製品形状の成形品を成形するプレス成形方法であって、
    縦壁部とフランジ部を接続する接続部は製品形状と同じ形状であって、前記接続部のフランジ先端側に連続してパンチ底方向又はその反対方向に向かって屈曲する第1屈曲部と該第1屈曲部のフランジ先端側に連続して外向きフランジを形成する方向に屈曲する第2屈曲部を成形できる第1の金型でプレス成形することによって、前記接続部よりもフランジ先端側のフランジ部をパンチ底方向又はその反対方向にオフセットさせた形状に成形して、縮みフランジ変形を受けるフランジ部に対しては長手方向の線長が前記製品形状のフランジ部の線長よりも短く、伸びフランジ変形を受けるフランジ部に対しては長手方向の線長が前記製品形状のフランジ部の線長よりも長くなるように成形する第1成形工程と、
    前記製品形状の第2の金型を用いて成形することで、フランジ部にひずみの戻し量を与える第2成形工程とを備えたことを特徴とするプレス成形方法。
  2. 前記第1成形工程の下死点での前記第2屈曲部よりもフランジ先端側の部位の延出方向が、前記第2成形工程における下死点でのフランジ部の延出方向と同じであることを特徴とする請求項1記載のプレス成形方法。
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