JP6323039B2 - 印刷制御装置、印刷制御方法、および、プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷制御装置、印刷制御方法、および、プログラムに関する。
インクを噴射して印刷を行うインクジェットプリンターでは、記録ヘッドの高密度化が進んでいる。また、これとともに種々の技術が開発されている。
特許文献1には、所定の記録領域を記録ヘッドの複数回の走査によって完成させるマルチパス記録方式において、その走査回数(パス数)と気流の悪影響度との関係を考慮して、インク付与量を制御することが開示されている。すなわち、気流の悪影響を回避すべく、パス数に応じてインクの付与量を制御している。
また、特許文献2には、記録デューティが所定の閾値以上の場合には、分割記録を行うことが開示されている。
特開2004−142452号公報 特開平10−278250号公報
記録ヘッドの高密度化が進み、高密度に並ぶノズルから同時にインクが噴射されると、複数の噴射が相互に影響し合う。そして、複数の噴射が相互に影響し合うとともに、さらに記録ヘッドが主走査方向に移動すると、インクの飛行軌跡がゆらぐ所謂風紋という現象が生ずることがある。このようなインクの飛行軌跡のゆらぎが発生すると、インクの着弾位置のずれから帯状の濃度ムラが生ずる。このような濃度ムラの発生は抑制することが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、濃度ムラの発生を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、複数のノズルが並ぶノズル列からの流体の噴射と、前記ノズルが並ぶ方向と交差する方向への前記ノズル列の移動と、を制御する印刷制御装置であって、前記ノズル列の1回の移動における連続した領域の流体の噴射量が所定のしきい値を超える場合に、前記連続した領域の流体の噴射を前記ノズル列の複数回の移動で行わせることを特徴とする印刷制御装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
プリンター1の斜視図である。 プリンター1の全体構成ブロック図である。 ヘッド41の下面に設けられるノズルの配列を示す図である。 風紋の説明図である。 風紋が発生したときの印刷例の説明図である。 第1実施形態における印刷処理のフローチャートである。 判定条件の説明図である。 パスの分割方法の説明図である。 第2実施形態における判定条件の説明図である。 プラテンギャップの説明図である。 風紋の発生しやすさを説明する第1の図である。 風紋の発生しやすさを説明する第2の図である。 風紋の発生しやすさを説明する第3の図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
複数のノズルが並ぶノズル列からの流体の噴射と、前記ノズルが並ぶ方向と交差する方向への前記ノズル列の移動と、を制御する印刷制御装置であって、
前記ノズル列の1回の移動における連続した領域の流体の噴射量が所定のしきい値を超える場合に、前記連続した領域の流体の噴射を前記ノズル列の複数回の移動で行わせることを特徴とする印刷制御装置である。
ノズル列の1回の移動において流体を噴射したときに所謂風紋という現象が生じ濃度ムラが発生するおそれがあるが、上記のようにすることで1回の移動での流体の噴射を複数回の移動での噴射に分割することができるので、風紋を発生しにくくすることができる。そして、濃度ムラの発生を抑制することができる。
かかる印刷制御装置であって、前記媒体と前記ノズル列の距離に基づいて、前記領域の大きさを異ならせることが望ましい。
媒体とノズル列との間の距離が変化すると風紋現象の発生しやすさも変化するので、媒体とノズル列との間の距離に基づいて領域の大きさを異ならせることで、適切に風紋の発生を抑制することができる。
また、前記媒体と前記ノズル列の距離に基づいて、前記しきい値を異ならせることとしてもよい。
媒体とノズル列との間の距離が変化すると風紋現象の発生しやすさも変化するので、媒体とノズル列との間の距離に基づいてしきい値を異ならせることで、適切に風紋の発生を抑制することができる。
また、前記ノズル列の移動方向に応じて、前記しきい値を異ならせることが望ましい。
ノズル列がヘッドに形成されている場合において、ノズル列がヘッドの移動方向から近い位置に配置されているか遠い位置に配置されているかによって風紋の発生しやすさが変化する。そのため、ノズル列の移動方向に応じてしきい値を異ならせることで、適切に風紋の発生を抑制することができる。
また、前記移動方向において隣接するノズル列同士で、前記しきい値を異ならせることが望ましい。
ノズル列の移動方向に複数のノズル列を有する場合において、隣接するノズル列同士で風紋の発生しやすさが異なる。そのため、隣接するノズル列同士でしきい値を異ならせることで、適切に風紋の発生を抑制することができる。
また、前記ノズル列の移動において少なくとも加速領域と減速領域とを有し、前記加速領域と前記減速領域との間で、前記しきい値を異ならせることが望ましい。
このように少なくとも加速領域と減速領域とを有する場合において、加速領域と減速領域との間で風紋の発生しやすさが異なる。そのため、加速領域と減速領域とでしきい値を異ならせることで、適切に風紋の発生を抑制することができる。
また、本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項も明らかとなる。
複数のノズルが並ぶノズル列からの流体の噴射と、前記ノズルが並ぶ方向と交差する方向への前記ノズル列の移動と、を制御する印刷制御方法であって、
前記ノズル列の1回の移動における連続した領域の流体の噴射量が所定のしきい値を超えるか否かを判定することと、
前記流体の噴射量が前記所定のしきい値を超える場合に、前記連続した領域の流体の噴射を前記ノズル列の複数回の移動で行わせることと、
を特徴とする印刷制御方法である。
ノズル列の1回の移動において流体を噴射したときに所謂風紋という現象が生じ濃度ムラが発生するおそれがあるが、上記のようにすることで1回の移動での流体の噴射を複数回の移動での噴射に分割することができるので、風紋を発生しにくくすることができる。そして、濃度ムラの発生を抑制することができる。
また、本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項も明らかとなる。
複数のノズルが並ぶノズル列からの流体の噴射と、前記ノズルが並ぶ方向と交差する方向への前記ノズル列の移動と、を制御する印刷制御装置のプログラムであって、
前記ノズル列の1回の移動における連続した領域の流体の噴射量が所定のしきい値を超えるか否かを判定することと、
前記流体の噴射量が前記所定のしきい値を超える場合に、前記連続した領域の流体の噴射を前記ノズル列の複数回の移動で行わせることと、
を前記印刷制御装置に行わせるプログラムである。
ノズル列の1回の移動において流体を噴射したときに所謂風紋という現象が生じ濃度ムラが発生するおそれがあるが、上記のようにすることで1回の移動での流体の噴射を複数回の移動での噴射に分割することができるので、風紋を発生しにくくすることができる。そして、濃度ムラの発生を抑制することができる。
===第1実施形態===
図1は、プリンター1の斜視図である。図2は、プリンター1の全体構成ブロック図である。コンピューター60は、プリンター1と通信可能に接続されており、プリンター1に画像を印刷させるための印刷データをプリンター1に送信する。なお、コンピューター60には、アプリケーションプログラムから出力された画像データを印刷データに変換するためのプログラム(プリンタードライバー)がインストールされている。プリンタードライバーは、CD−ROMなどの記録媒体(コンピューターが読み取り可能な記録媒体)に記録されていたり、インターネットを介してコンピューターにダウンロード可能であったりする。
プリンタードライバーがインストールされたコンピューター60は、後述するように、ヘッド41の1パスにおけるインクの噴射で用紙に形成される連続した領域の噴射デューティが所定のしきい値を超える場合に、この1パスで形成したドットを複数パスで形成することにする印刷制御装置に相当する。
コントローラー10は、プリンター1の各部を制御するための制御ユニットである。インターフェース部11はコンピューター60とプリンター1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12はプリンター1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー13はCPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。
搬送ユニット20は、媒体Sを印刷可能な位置に送り込み、印刷時には搬送方向に所定の搬送量で媒体Sを搬送させるものである。キャリッジユニット30は、ヘッド41を搬送方向と交差する移動方向に移動させるためのものであり、キャリッジ31を有する。
ヘッドユニット40は、媒体Sにインクを噴射するためのものであり、ヘッド41を有する。ヘッド41はキャリッジ31によって移動方向に移動する。ヘッド41の下面には、インク噴射部であるノズルが複数設けられ、各ノズルには、インクが入ったインク室(不図示)が設けられている。
図3は、ヘッド41の下面に設けられるノズルの配列を示す図である。なお、図はヘッド41の上面から透過的にノズルを見た図である。ヘッド41の下面には、400個のノズルが搬送方向に所定の間隔で並んだノズル列が5列形成されている。これら400個のノズルは1インチの範囲内に等間隔で並び、高密度のノズル列を構成する。
ヘッド41の下面には、ブラックインクを噴射するブラックインクノズル列K・シアンインクを噴射するシアンインクノズル列C・マゼンタインクを噴射するマゼンタインクノズル列M・イエローインクを噴射するイエローインクノズル列Yが、移動方向に並んでいる。なお、各ノズル列が有する400個のノズルに対して、搬送方向の下流側のノズルから順に小さい番号がノズル番号として付されている(#1〜#400)。
このようなプリンター1では、移動方向に沿って移動するヘッド41からインク滴を断続的に噴射させて媒体上にドットを形成するドット形成処理と、媒体をヘッド41に対して搬送方向に搬送する搬送処理とが繰り返される。そうすることで、先のドット形成処理により形成されたドットの位置とは異なる媒体上の位置に、後のドット形成処理にてドットを形成することができ、媒体上に2次元の画像を印刷することができる。なお、ヘッド41がインク滴を噴射しながら移動方向に1回移動する動作を「パス」と呼ぶ。
図4は、風紋の説明図である。図4には、ヘッド41とヘッド41の各ノズルから噴射されるインクiの軌跡が示されている。
近年のプリンター1では、ノズル間密度が高くなったり、インクの噴射周波数が高く設定される場合が多い。噴射周波数が高く設定されると、インクの噴射間隔が短くなるなど、噴射周波数はインクの噴射間隔と関連する。そして、ノズル間密度が高密度であったり噴射周波数が高いと、インク間の相互作用によりそれぞれのインクiはノズル列方向外側に向かって拡がろうとする(図4の上段の図)。さらにヘッド41が移動しながら高密度のノズルから高周波数でインクを噴射すると、インクの飛行軌跡が刻々と変化して揺らぐ。このような現象を風紋という。この風紋は時間の経過にしたがって成長する。そして、その成長に伴って風紋は、図4の中段および下段の図を行き来するかのように揺らぎを生ずる。高密度ノズルから高周波数で噴射したインクの弾幕をカーテンに例えると、風紋は、ヘッドが移動することでカーテンが風になびくことによりあらわれた現象といえる。
図5は、風紋が発生したときの印刷例の説明図である。図5には、用紙Sと、用紙S上にインクを噴射するヘッド41が示されている。そして、ヘッド41の全てのブラックインクノズルからインクを噴射させつつ移動方向に移動したときに形成される画像の濃淡が示されている。
前述のように、風紋は成長し揺らぐと、その揺らぎに伴って淡い部分と濃い部分を有する濃度ムラが発生する。このような濃度ムラは印刷品質の低下を招くため抑制する必要がある。よって、ここに示す実施形態では、以下のような印刷処理によって濃度ムラの発生を抑制している。
図6は、第1実施形態における印刷処理のフローチャートである。この印刷処理は、コンピューター60が行う。
印刷処理が開始されると、画像データに基づいて印刷データが構成される(S102)。ここで、画像データとは、各画素におけるRGBの256階調データである。一方、印刷データは、プリンター1が印刷を行うに際しプリンター1における各印刷画素にいずれのインク色で、小ドット・中ドット・大ドットのいずれのサイズのドットを形成するか(またはしないか)を表すデータである。この印刷データを得ることにより、どの領域にどの程度のインク量が噴射されるのかが計算できるようになる。
次に、1パスに対応する印刷データに基づいて、しきい値としての基準噴射デューティを超える基準領域があるか否か(以下、この条件を「判定条件」ということがある)を判定する(S104)。1パスは、前述のように、ヘッド41がインク滴を噴射しながら移動方向に1回移動する動作である。基準領域は、例えば、連続する50ノズルが連続して100ショットを噴射したときの領域とすることができる。基準噴射デューティは、例えば、連続する50ノズルが大ドットサイズのインクを連続して100ショット噴射したときの70%に相当する噴射デューティとすることができる。
図7は、基準噴射デューティを超える領域についての説明図である。図7には、ヘッド41とヘッド41の1パスで形成できる画像が示されている。図7には、上記の基準噴射デューティを超える基準領域として領域R1および領域R2が示されている。領域R1および領域R2は、ともに、絵柄の濃度が高い領域である。このため、これを1パスで印刷しようとすると高密度ノズルから高周波で長時間インクが噴射されるため、風紋現象が発生しやすい。よって、風紋現象を抑制するために、後述するように、この領域について複数のパスで印刷を行うようにしているのである。
このように、1パスの印刷データ内に、基準噴射デューティを超える基準領域が存在する場合には、1パスで印刷を行うと風紋が発生する可能性が高いものとし、この1パスの印刷データついては複数パスで印刷を行うことができるように、印刷データを再構成する(S108)。印刷データの再構成とは、後述するようなパスの分割である。そして、再構成した印刷データに基づいて、複数パスで印刷を行う(S110)。
一方、1パスの印刷データ内に、基準噴射デューティを超える基準領域が存在しない場合には、そのまま1パスで印刷を行う(S106)。
図8は、パスの分割方法の説明図である。図8には、ヘッド41と、1パスを第1のパスと第2のパスに分割したときのインクの噴射ノズルが示されている。
図8において、黒丸は第1のパスで印刷されるドットである。一方、白丸は第2のパスで印刷されるドットである。本来であれば、図8に示される全てのドットを1パスで形成可能であるが、上述のように2回のパスで印刷を行う場合には、例えば、16ノズルおきに第1のパスで形成されるドットと、第2のパスで形成されるドットとで分割する。なお、分割する単位を16ノズルおきとしたが、分割単位は機種に応じて変更することとしてもよい。このようにすることで、前述の判定条件を満たす判定領域について、複数のパスで印刷を行って風紋を発生しにくくすることができる。
次に、全ての印刷データについて印刷が完了したか否かの判定がされる(S112)。全ての印刷データについて印刷が完了した場合には、印刷処理を終了する。一方、全ての印刷データについて印刷が完了していない場合には、ステップS102に戻り、上記のステップを再度実行する。
このようにすることで、風紋現象が発生するおそれがある場合に、1回の移動での流体の噴射を複数回の移動での噴射に分割することができるので、風紋を発生しにくくすることができる。そして、濃度ムラの発生を抑制することができる。
なお、基準領域と基準噴射デューティは、それぞれ独立に変化させることができる。例えば、連続するノズル数の条件を変更したり、連続して噴射するショット数の条件を変更して基準領域を変更することもできる。また、ドットサイズの条件を変更したり、連続するノズル数の条件を変更したり、連続して噴射するショット数の条件を変更したり、これらに乗ぜられる百分率の条件を変更して、基準噴射デューティを変更することもできる。
===第2実施形態===
前述の第1実施形態において、判定条件は、基準噴射デューティを超える基準領域があるか否かであった。第2実施形態では、1パス分に対応する印刷データを所定単位のブロックに分割し、所定の噴射デューティを超えるブロックが所定数存在するか否かに基づいて、パスを分割する。
図9は、第2実施形態における判定条件の説明図である。図9には、1パスのラスターデータを、16ノズル×16ショットを1つの単位としたブロックに分割することが示されている。そして、このように分割されたブロックの中に、大ドット換算の噴射デューティが70%を超えるブロックが存在するか否かについて判定する。ここで、1つのブロックにおいて大ドット換算の噴射デューティが100%であるとは、16ノズル×16ショットの全てが大ドットを形成するときの噴射デューティである。
このようにブロック単位の噴射デューティの判定後、さらに、大ドット換算の噴射デューティで70%を超えるブロックが、縦3ブロック×横6ブロック分連続して存在しているか否かについて判定する(S104)。
そして、大ドット換算の噴射デューティが70%を超えるブロックが、縦3ブロック×横6ブロック分連続して存在している場合に、この1パスについて複数パスで印刷を行うように、印刷データの再構成を行い(S108)、複数パスで印刷を行う(S110)。一方、このような連続するブロックが存在しない場合には、1パスで印刷を行うこととする(S106)。
このようにすることによっても、風紋現象が発生するおそれがある場合に、1回の移動での流体の噴射を複数回の移動での噴射に分割することができるので、風紋を発生しにくくすることができる。そして、濃度ムラの発生を抑制することができる。
===第3実施形態===
図10は、プラテンギャップの説明図である。図10には、ヘッド41と用紙Sと、ヘッド41と用紙Sとの間の距離H(以下、プラテンギャップHという)が示されている。
一般的に、プラテンギャップHが小さければ、風紋現象は発生しにくく、プラテンギャップHが大きければ、風紋現象は発生しやすい。これは、プラテンギャップHが小さければ、インクの飛行軌跡が揺らいでも、インクの着弾位置のずれが小さいからである。
よって、第3実施形態では、プラテンギャップHに応じて基準領域の大きさを変更する。例えば、プラテンギャップHが小さいほど基準領域の大きさを大きくすることとし、プラテンギャップHが大きいほど基準領域の大きさを小さくすることができる。つまり、プラテンギャップHが大きいほど、判定条件を厳しくするように設定することができる。
また、プラテンギャップHに応じて、基準噴射デューティを異ならせることもできる。例えば、プラテンギャップHが小さいほど、基準噴射デューティを大きくし、プラテンギャップHが大きいほど、基準噴射デューティを小さくすることができる。すなわち、ここでもプラテンギャップHが大きいほど、判定条件を厳しくするように設定することができる。
===第4実施形態===
図11は、風紋の発生しやすさを説明する第1の図である。図11の上段には、ヘッド41の往路でのインクの噴射であって、ヘッド41の移動方向に近いノズル列からインクを噴射する様子が示されている。一方、図11の下段には、ヘッド41の復路でのインクの噴射であって、ヘッド41の移動方向から遠いノズル列からインクを噴射する様子が示されている。
図11の上段においてインクを噴射するノズル列と図11の下段においてインクを噴射するノズル列は同じノズル列であるが、その移動方向が往路・復路とで異なっている。
図11の上段のようにインクを噴射した場合と、図11の下段のようにインクを噴射した場合とで風紋の発生度合いを比較すると、ヘッドの移動方向に近いノズル列からインクを噴射している場合に比して、ヘッドの移動方向から遠いノズル列からインクを噴射している場合の方が、風紋が発生しやすい。これは、ヘッド41の移動によってヘッド41と用紙Sとの間の気流が乱されることに起因して、移動方向から遠いノズル列から噴射されるインクの軌道の方が乱されやすくなるためであると考えられる。
よって、第4実施形態では、ヘッド41の移動方向に対してノズル列が近いかあるいは遠いかに応じて、基準噴射デューティを異ならせることとする。例えば、ヘッド41の移動方向から遠いノズル列からインクを噴射する場合の方が、ヘッド41の移動方向に近いノズル列からインクを噴射する場合の方よりも、基準噴射デューティを小さくするように設定することができる。
また、ヘッド41の移動方向から遠いノズル列からインクを噴射する場合の方が、ヘッド41の移動方向に近いノズル列からインクを噴射する場合の方よりも、基準領域の大きさを小さくするように設定することができる。
すなわち、ここでは、ヘッドの移動方向から遠いノズル列からインクを噴射する場合の方が、ヘッド41の移動方向に近いノズル列からインクを噴射する場合よりも、判定条件を厳しくするように設定することができる。
===第5実施形態===
図12は、風紋の発生しやすさを説明する第2の図である。図12には、ヘッド41と用紙Sが示されている。第5実施形態におけるヘッド41は、その中央に第1ブラックインクノズル列K1と第2ブラックインクノズル列K2の2列のブラックインクノズル列を有している。そして、ヘッド41は、移動方向に移動しながらこれら2列のブラックインクノズル列からインクiを噴射させる。
このような2列のノズル列が隣接するヘッド41では、第1ブラックインクノズル列K1から噴射されたインクと、第2ブラックインクノズル列K2から噴射されたインクとで、風紋の発生しやすさが異なる。
このようなヘッド41では、第2ブラックインクノズル列K2から噴射されたインクよりも第1ブラックインクノズル列K1から噴射されたインクのほうが先に、ヘッド41が移動することによる空気の抵抗を受けるため風紋が発生しやすい。一方、第1ブラックインクノズル列K1から噴射されたインクによりその空気抵抗を吸収されているため、第2ブラックインクノズル列K2から噴射されたインクでは風紋が発生しにくいことになる。
よって、第5実施形態では、隣接する2列のノズル列同士で、基準噴射デューティを異ならせることとする。例えば、ヘッド41の進行方向に近い側のノズル列からインクを噴射する場合の方が、ヘッド41の進行方向から遠い側のノズル列からインクを噴射する場合よりも、基準噴射デューティを小さくするように設定することができる。
また、ヘッド41の進行方向に近い側のノズル列からインクを噴射する場合の方が、ヘッド41の進行方向から遠い側のノズル列からインクを噴射する場合よりも、基準領域の大きさを小さくするように設定することができる。
すなわち、ヘッド41の進行方向に近いノズル列からインクを噴射する場合の方が、ヘッドの進行方向から遠いノズル列からインクを噴射する場合よりも、判定条件を厳しくするように設定することができる。
===第6実施形態===
図13は、風紋の発生しやすさを説明する第3の図である。図13には、用紙Sに対してヘッド41が印刷を行うときのヘッド位置に対するヘッドの速度が示されている。ヘッド41は、用紙幅方向に移動しながらインクを噴射して印刷を行うが、ヘッド41は移動方向について往復するため、その速度は常に定速ではなく、加速領域と減速領域を有する。
そして、減速領域では、加速領域および定速領域と比較してよりも風紋が発生しやすい。これは、減速領域では、減速することで、ヘッド41と用紙Sとの間に空気の流れが入りこみにくくなることから、風紋がより大きくなるからである。
よって、第6実施形態では、減速領域における基準噴射デューティを加速領域および定速領域の基準噴射デューティと異ならせることとする。例えば、減速領域において採用される基準噴射デューティを、加速領域および定速領域において採用される基準噴射デューティよりも小さくするように設定することができる。
また、減速領域において採用される基準領域の大きさを、加速領域および定速領域において採用される基準領域よりも小さくするように設定することができる。すなわち、減速領域においてインクを噴射する場合の方が、加速領域および定速領域においてインクを噴射する場合よりも、判定条件を厳しくするように設定することができる。
===その他の実施の形態===
また、プリンタードライバーによって動作させられるコンピューター60を印刷制御装置として説明を行ったが、プリンター1のコントローラー10を印刷制御装置とすることもできる。また、コンピューター60とコントローラー10とを印刷装置に相当するものとしてもよい。
また、ノズル配列の態様は図3に示される態様に限定されない。例えば、それぞれのインク色のノズル列が解像度を高めるために千鳥配列になっている構成や、1つのノズル列が搬送方向についてシアン、マゼンタ、イエローのインク色のノズルグループに3分割される構成などを採用することもできる。千鳥配列の構成を採用する場合には、2列全体として噴射量を判断してもよいし、2列それぞれで判断することとしてもよい。
また、前述の実施形態では、パス数を1パスから2パスに増加させる実施形態として説明しているが、2パスに増加させても風紋現象が発生するおそれがある場合には、3パス以上に増やすこととしてもよい。また、もともとパス数が2パスなどのマルチパスで印刷を行っている場合には、これよりも多い3パスや4パスにパス数を増加させることとしてもよい。
上述の実施形態では、印刷制御装置に制御される対象としてプリンター1が説明されていたが、これに限られるものではなくインク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体)を噴射したり吐出したりする液体吐出装置に具現化することもできる。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、気体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の装置に、上述の実施形態と同様の技術を適用してもよい。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
1 プリンター、
10 コントローラー、11 インターフェース部、12 CPU、13 メモリー、
20 搬送ユニット、30 キャリッジユニット、31 キャリッッジ、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド

Claims (7)

  1. 複数のノズルが並ぶノズル列からの流体の噴射と、前記ノズルが並ぶ方向と交差する方向への前記ノズル列の移動と、を制御する印刷制御装置であって、
    前記ノズル列の1回の移動における連続した領域の流体の噴射量が所定のしきい値を超える場合に、前記連続した領域の流体の噴射を前記ノズル列の複数回の移動で行わせ
    前記ノズル列の移動における加速領域と減速領域との間で、前記しきい値を異ならせることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 請求項1に記載の印刷制御装置であって、
    前記媒体と前記ノズル列の距離に基づいて、前記領域の大きさを異ならせることを特徴とする印刷制御装置。
  3. 請求項1に記載の印刷制御装置であって、
    前記媒体と前記ノズル列の距離に基づいて、前記しきい値を異ならせることを特徴とする印刷制御装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の印刷制御装置であって、
    前記ノズル列の移動方向に応じて、前記しきい値を異ならせることを特徴とする印刷制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の印刷制御装置であって、
    前記移動方向において隣接するノズル列同士で、前記しきい値を異ならせることを特徴とする印刷制御装置。
  6. 複数のノズルが並ぶノズル列からの流体の噴射と、前記ノズルが並ぶ方向と交差する方向への前記ノズル列の移動と、を制御する印刷制御方法であって、
    前記ノズル列の1回の移動における連続した領域の流体の噴射量が所定のしきい値を超えるか否かを判定することと、
    前記流体の噴射量が前記所定のしきい値を超える場合に、前記連続した領域の流体の噴射を前記ノズル列の複数回の移動で行わせることと、
    前記ノズル列の移動における加速領域と減速領域との間で、前記しきい値を異ならせることと、
    を特徴とする印刷制御方法。
  7. 複数のノズルが並ぶノズル列からの流体の噴射と、前記ノズルが並ぶ方向と交差する方向への前記ノズル列の移動と、を制御する印刷制御装置のプログラムであって、
    前記ノズル列の1回の移動における連続した領域の流体の噴射量が所定のしきい値を超えるか否かを判定することと、
    前記流体の噴射量が前記所定のしきい値を超える場合に、前記連続した領域の流体の噴射を前記ノズル列の複数回の移動で行わせることと、
    前記ノズル列の移動における加速領域と減速領域との間で、前記しきい値を異ならせることと、
    を前記印刷制御装置に行わせるプログラム。
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