JP2013006285A - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】打滴したドットがX方向に繋がってドット列が形成される場合には、Y方向に連続してドットを間引く。これによりX方向に繋がったドット列が分断され、X方向の光沢が低下する。Y方向については、画素が間引かれた部分については、間引きが連続しているために周期が長く、間引きによる光沢低下が少ない。その結果、X方向の光沢とY方向の光沢との差が小さくなる。
【選択図】図5
Description
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置100の模式図である。インクジェット記録装置100は、インクジェットヘッド110、インクジェットヘッド110をX方向(主走査方向)に走査可能に構成されたヘッド走査機構(不図示)、記録媒体120をY方向(副走査方向)に移動可能に構成された記録媒体搬送機構(不図示)から構成される。
第1の実施形態では、主走査方向に画素の密度が高い場合に副走査方向に間引き列を形成する例について説明したが、本実施形態では、副走査方向に画素の密度が高い場合に主走査方向に間引き列を形成する例について説明する。
次に、インクジェット記録装置の具体的な構成について説明する。
図14は、インクジェット記録装置10における記録媒体搬送路を模式的に示す説明図である。図14に示すように、プラテン26は逆樋状に形成され、その上面が記録媒体12の支持面(「媒体支持面」という。)となる。プラテン26の近傍における記録媒体搬送方向(X方向)の上流側には、記録媒体12を間欠搬送するための記録媒体搬送手段である一対のニップローラ40が配設される。このニップローラ40は記録媒体12をプラテン26上で記録媒体搬送方向(X方向)へ移動させる。
図15は、キャリッジ30上に配置されるインクジェットヘッド24と仮硬化光源32A、32B及び本硬化光源34A、34Bの配置形態の例を示す平面透視図である。
図15に示したように、インクジェットヘッド24の走査方向(Y方向)の左右両脇に、仮硬化光源32A、32Bが配置される。さらに、インクジェットヘッド24の記録媒体搬送方向(X方向)の下流側に本硬化光源34A、34Bが配置されている。
図15に示したように、仮硬化光源32A、32Bは、それぞれ複数個のUV−LED素子33が並べられた構造を有している。2つの仮硬化光源32A、32Bは、共通の構成である。本例では、仮硬化光源32A、32Bとして、X方向に沿って6個のUV−LED素子33が1列に並べたLED素子配列を例示したが、LED素子数及びその配列形態はこの例に限定されない。例えば、複数個のLED素子をX/Y方向にマトリクス状に配置した構成も可能である。
図15に示したように、本硬化光源34A、34Bは、それぞれ複数個のUV−LED素子35が並べられた構造を有している。2つの本硬化光源34A、34Bは、共通の構成である。本例では、本硬化光源34A、34Bとして、Y方向に6個、X方向に2個のUV−LED素子35がマトリクス状に配置されたLED素子配列(6×2)を例示している。
上記のごとく構成されたインクジェット記録装置10は、マルチパス方式の描画制御が適用され、印字パス数の変更によって印字解像度を変更することが可能である。例えば、高生産モード、標準モード、高画質モードの3種類の作画モードが用意され、各モードでそれぞれ印字解像度が異なる。印刷目的や用途に応じて作画モードを選択することができる。
図16は、インクジェット記録装置10のインク供給系の構成を示すブロック図である。同図に示すように、インクカートリッジ36に収容されているインクは、供給ポンプ70によって吸引され、サブタンク72を介してインクジェットヘッド24に送られる。サブタンク72には、内部のインクの圧力を調整するための圧力調整部74が設けられている。
図17はインクジェット記録装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、インクジェット記録装置10は、制御手段としての制御装置202が設けられている。制御装置202としては、例えば、中央演算処理装置(CPU)を備えたコンピュータ等を用いることができる。制御装置202は、所定のプログラムに従ってインクジェット記録装置10の全体を制御する制御装置として機能するとともに、各種演算を行う演算装置として機能する。制御装置202には、記録媒体搬送制御部204、キャリッジ駆動制御部206、光源制御部208、画像処理部210、吐出制御部212が含まれる。これらの各部は、ハードウエア回路又はソフトウエア、若しくはこれらの組合せによって実現される。
上記に詳述した実施形態についての記載から把握されるとおり、本明細書は以下に示す発明を含む多様な技術思想の開示を含んでいる。
Claims (9)
- 入力画像データを取得する取得手段と、
前記取得した入力画像データから、所定の格子形状に配置された各画素であって、第1の方向に第1の間隔で配置され、前記第1の方向と直交する第2の方向に前記第1の間隔より大きい第2の間隔で配置された各画素のドット形成の状態を示すドットデータを生成する画像処理手段と、
前記生成されたドットデータから隣接したドットを連続して間引く異方性マスク処理手段であって、前記第1の方向に連続して間引かれたドットよりも前記第1の方向とは異なる方向に連続して間引かれたドットの方が多くなるようにドットを間引く異方性マスク処理手段と、
活性エネルギーの付与により硬化する硬化性インクをノズルから吐出する記録手段であって、前記ドットが間引かれたドットデータに基づいて各画素にドットを形成して記録媒体上に画像を記録する記録手段と、
を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記異方性マスク処理手段は、形成するドットが所定の密度以上の場合にドットを間引くことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記生成されたドットデータから隣接したドットを間引かないようにドットを間引く色調整用マスク処理手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記所定の格子形状は、長方形の格子、又は平行四辺形の格子であり、前記第1の方向とは異なる方向は、前記格子に沿った方向であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ノズルを有するインクジェットヘッドを前記記録媒体に対して相対的に前記第1の方向及び第2の方向に走査させる走査手段を備え、
前記記録手段は、前記走査手段の1回の走査において前記第1の方向にN画素おきにドットを形成し、
前記第1の間隔をP、前記ドットの直径をRとしたとき、P≦R/Nを満たすことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記ノズルは複数のサイズのドットを形成可能であり、最大のドットサイズの直径がRであることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録媒体上に吐出されたインク滴に対して前記活性エネルギーを付与して前記インク滴を硬化させる活性エネルギー付与手段を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記活性エネルギーが紫外線であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 入力画像データを取得する取得工程と、
前記取得した入力画像データから、所定の格子形状に配置された各画素であって、第1の方向に第1の間隔で配置され、前記第1の方向と直交する第2の方向に前記第1の間隔より大きい第2の間隔で配置された各画素のドット形成の状態を示すドットデータを生成する画像処理工程と、
前記生成されたドットデータから隣接したドットを連続して間引く異方性マスク処理工程であって、前記第1の方向に連続して間引かれたドットよりも前記第1の方向とは異なる方向に連続して間引かれたドットの方が多くなるようにドットを間引く異方性マスク処理工程と、
活性エネルギーの付与により硬化する硬化性インクをノズルから吐出する記録工程であって、前記ドットが間引かれたドットデータに基づいて各画素にドットを形成して記録媒体上に画像を記録する記録工程と、
を備えたことを特徴とするインクジェット記録方法。
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