JP6320514B2 - プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置および方法、ならびに反力なしに取り外す方法 - Google Patents

プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置および方法、ならびに反力なしに取り外す方法 Download PDF

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Description

本発明は、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置および方法に関する。さらに、本発明は、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートから反力なしに取り外す方法に関する。
独国実用新案第202010011709号明細書に基づき、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置が公知である。取付け装置は複数の位置調整体を有しており、これらの位置調整体を用いて、取付け装置は、エンジン側のカウンタプレッシャプレートにねじ締結され得る。位置調整体を種々異なるクラッチタイプおよび孔パターンに合わせて調節できるようにするために、位置調整体は、第1には、周方向で互いに対して回転可能な互いに異なる2つのブリッジに設けられており、第2には、これらのブリッジにおいて、それぞれ長孔内に支承されており、これにより位置調整体は、半径方向において互いに相対的に位置決めされ得る。
前記取付け装置は、2つのブリッジに基づき比較的大きな構造を有することが不都合であるとみなされる。これにより、取扱いが困難にされ得る。
したがって、本発明の課題は、簡単な取扱を可能にするような、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置および方法、ならびにプレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートから反力なしに取り外す方法を提供することである。
この課題は本発明によれば、請求項1に記載の、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置、すなわちプレッシャプレートアッセンブリに関して軸方向に移動可能な少なくとも1つのレリーズエレメントを備え、該レリーズエレメントは、プレッシャプレートアッセンブリの複数の皿ばね舌片に軸方向力を加えて、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリを遮断するように構成されており、さらに少なくとも1つのフックエレメントを備え、該フックエレメントは、プレッシャプレートアッセンブリのクラッチカバーに背後から係合して、レリーズエレメントがプレッシャプレートアッセンブリの皿ばね舌片に軸方向力を加える際に、当該取付け装置をプレッシャプレートアッセンブリに関して少なくとも軸方向で位置固定に保持するように構成されていることを特徴とする、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置により解決される。
プレッシャプレートアッセンブリのクラッチカバーに背後から係合するように構成されているフックエレメントにより、取付け装置は直接にクラッチカバーに支持され得る。取付け装置をカウンタプレッシャプレートに支持することは、もはや必要とならない。これにより、第1には、取付け装置の大きさ、特に周方向、あるいはまた軸方向における大きさを減少させることができ、第2には、取付け装置の使用者のための取扱い性を改善することができる。
本発明の好適な実施態様は、請求項2以下の従属形式の各請求項に記載されている。
好適な1実施態様では、複数のフックエレメントが、当該取付け装置の周方向で、好ましくは均一に、互いに間隔を置いて配置されている。このことは、第1には、クラッチカバーへの均一な力導入を可能にし、第2には、取付け装置がクラッチカバー上で簡単にセンタリングされ得る。フックエレメントは、クラッチカバーに設けられたセンタ開口から到来してクラッチカバーに背後から係合するように構成されている。したがって、クラッチカバーへの背後からの係合は、半径方向内側から到来して行なわれ、これにより取付け装置の外側寸法、特に取付け装置の周方向における外側寸法を減少させることができる。
取付け装置は、好ましくはベースエレメントを有する。このベースエレメントは、プレッシャプレートアッセンブリの外部でクラッチカバーに当接するように構成されており、そしてベースエレメントには、レリーズエレメントが、取付け装置の軸方向に移動可能に配置されている。好ましくは、ベースエレメントは、ほぼ環状に形成されている。レリーズエレメントは、間接的または直接的にベースエレメントに設けられていてよい。特に、レリーズエレメントが、ベースエレメント側のスピンドルホルダに支承されているスピンドルユニットに設けられているか、もしくはスピンドルユニットの一部として設けられていると有利である。スピンドルユニットが回転させられると、スピンドルユニットは回転運動を軸方向の運動に変換し、これによりレリーズエレメントは軸方向に運動させられる。しかし、レリーズエレメントを別の手段によって、たとえばハイドロリックシリンダによって、軸方向に運動させることも可能である。
特に有利な実施態様では、ベースエレメントとフックエレメントとが、取付け装置を軸方向でクラッチカバーに固持するように構成されている。この場合、クラッチカバーは軸方向で、一方の側、特に上側に位置するベースエレメントと、他方の側、特に下側に位置するフックエレメントとの間にクランプされる。これにより、レリーズエレメントがまだプレッシャプレートアッセンブリの皿ばね舌片に接触していないか、もしくはプレッシャプレートアッセンブリの皿ばね舌片と係合していない場合でも、取付け装置のひっかかりや、ずれ滑りが阻止される。
さらに別の好適な実施態様では、ベースエレメントがセンタ開口を有し、このセンタ開口の直径は、好ましくはクラッチカバーのセンタ開口の直径にほぼ相当している。フックエレメントは、クラッチカバーに背後から係合するために、ベースエレメントのセンタ開口の近傍で傾動旋回可能にかつ/または周方向に回転可能にベースエレメントに支承されている。このことは、取付け装置の特にコンパクトでかつ良好に操作し得る構造を可能にする。
フックエレメントが、隣接し合った2つの皿ばね舌片の間でプレッシャプレートアッセンブリ内に進入して、クラッチカバーに背後から係合するように構成されていると特に有利である。このことは、たとえばフックエレメントが金属薄板構成部分として形成されていることにより、フックエレメントが周方向において特に小幅に形成されていることを前提条件とする。
さらに別の好適な実施態様では、フックエレメントが、バヨネットクロージャの第1の部分を形成していて、第2の部分であるクラッチカバーと共にバヨネット結合を形成するように構成されている。上で挙げた両実施態様は、取付け装置をプレッシャプレートアッセンブリに結合する、特に使用し易い手段である。
好ましくは、レリーズエレメントの端領域がプッシュエレメント(押圧エレメント)を有する。このプッシュエレメントは、クラッチカバーから到来して皿ばね舌片に当接し、これにより標準状態で連結されているプッシュ式のプレッシャプレートアッセンブリを遮断するように構成されている。プッシュエレメントは、たとえばディスクとして形成されているか、または既に前で述べたスピンドルユニットの端領域として形成されていてよい。
また、レリーズエレメントの端領域がプルエレメント(引張エレメント)を有していても有利である。このプルエレメントは、プレッシャプレートアッセンブリに設けられたプレッシャプレートから到来して皿ばね舌片に背後から係合し、これにより標準状態で連結されているプル式のプレッシャプレートアッセンブリを遮断するようにフック状に構成されている。たとえば、このプルエレメントはフック状の区分を有していてよく、これらのフック状の区分はクラッチカバーから到来して周方向で、隣接し合った2つの皿ばね舌片の間に進入する。これらのフック状の区分が、皿ばね舌片の背面、つまり皿ばね舌片の、プレッシャプレートに面した側に到達すると、プルエレメントは少しだけ周方向に回転させられるので、フック状の区分は皿ばね舌片の背面に当接して、皿ばね舌片に背後から係合する。
この取付け装置を、標準状態で連結されているプッシュ式のプレッシャプレートアッセンブリのためにも、標準状態で連結されているプル式のプレッシャプレートアッセンブリのためにも、使用できるようにするためには、種々のレリーズエレメントが取り付けられ得ると有利であり、たとえば前で述べたプッシュエレメントが、前で述べたプルエレメントによって代えられ、かつ逆にこのプルエレメントが前記プッシュエレメントによって代えられるようになっていると有利である。また、プッシュエレメントの機能と、プルエレメントの機能とを1つのレリーズエレメントにおいて組み合わせることも可能である。
さらに、取付け装置、好ましくは取付け装置のベースエレメントが、少なくとも1つの回動防止部を有していると有利である。この回動防止部は、周方向における取付け装置の回動を防止するために、クラッチカバーと係合させられるようになっている。この回動防止部は特に、取付け装置が、回転運動をレリーズエレメントの軸方向運動に変換するスピンドルユニットを有している場合に有利である。なぜならば、特に取付け装置がまだ十分に緊定されていない場合、すなわちレリーズエレメントがまだ皿ばね舌片に作用していない場合には、取付け装置が一緒に回動してしまう恐れがあるからである。
さらに別の好適な実施態様では、取付け装置、好ましくは取付け装置のベースエレメントが、少なくとも1つの緊締装置を有し、この緊締装置は、レリーズ過程もしくは遮断過程中での前記1つまたは複数のフックエレメントの跳び抜けを阻止するために、前記1つまたは複数のフックエレメントに作用している。この緊締装置は、たとえば直径が減少可能であり、かつフックエレメントの自由端部に作用する1つの引張リングにより形成されていてよいが、しかし半径方向にねじ込み可能な複数の個々のボルトにより形成されていてもよい。その場合、これらのボルトはそれぞれ1つのフックエレメントの自由端部に作用する。緊締装置の別の構成、たとえば形状接続式の緊締装置、すなわち係合に基づいた嵌合による緊締装置も可能である。このような形状接続式の緊締装置では、緊締装置に設けられたアンダカット部または背後から係合する係合部が、前記1つまたは複数のフックエレメントの跳び抜けを阻止する。
前で挙げた課題はさらに本発明によれば、請求項12に記載の方法、すなわち前記実施態様のうちの少なくともいずれか1つに記載の取付け装置によって、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける方法において、取付け装置を、該取付け装置のベースエレメントによって、プレッシャプレートアッセンブリのクラッチカバーの上側に載着させ、1つまたは複数のフックエレメントを回転させかつ/または傾動させて、クラッチカバーの背面に背後から係合させ、これにより取付け装置を軸方向でクラッチカバーに載着固定し、レリーズエレメントをプレッシャプレートアッセンブリに関して軸方向に移動させ、これにより皿ばね舌片に軸方向力を加えて、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリを遮断し、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに固く結合することを特徴とする、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける方法により解決される。
前で挙げた課題はさらに本発明によれば、請求項13に記載の方法、すなわち前記実施態様のうちの少なくともいずれか1つに記載の取付け装置によって、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートから反力なしに取り外す方法において、取付け装置を、該取付け装置のベースエレメントによって、プレッシャプレートアッセンブリのクラッチカバーの上側に載着させ、1つまたは複数のフックエレメントを回転させかつ/または傾動させて、クラッチカバーの背面に背後から係合させ、これにより取付け装置を軸方向でクラッチカバーに載着固定し、レリーズエレメントをプレッシャプレートアッセンブリに関して軸方向に移動させ、これにより皿ばね舌片に軸方向力を加えて、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリを遮断し、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートから解離させることを特徴とする、プレッシャプレートアッセンブリをカウンタプレッシャプレートから反力なしに取り外す方法により解決される。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面につき詳しく説明する。
取付け装置の第1実施形態を、取付け装置がプレッシャプレートアッセンブリに取り付けられている状態で示す断面図である。 図1に示した取付け装置およびプレッシャプレートアッセンブリの平面図である。 図1に示した取付け装置およびプレッシャプレートアッセンブリの斜視図である。 取付け装置の第2実施形態を、取付け装置がプレッシャプレートアッセンブリに取り付けられている状態で示す半割の断面図である。
図1〜図4は、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置11の好適な実施形態に関する。さらに、図1〜図4は、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける方法にも、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートから反力なしに取り外す方法にも関する。本明細書中で本発明にとって重要ではないとみなされている特徴および方法ステップは、オプショナル(選択的)であると解されるべきである。
したがって、以下の説明は、以下において説明する特徴および方法ステップの部分組合せを有する、取付け装置11もしくは取付け方法または取外し方法の別の実施形態にも関する。同様に、これらの特徴および方法ステップは、明細書冒頭で挙げた特徴および方法ステップもしくは特許請求の範囲において挙げられている特徴および方法ステップとも自由に組合せ可能である。プレッシャプレートアッセンブリ1は、特に摩擦クラッチの一部として構成されていて、自動車のパワートレーンのために設計されている。
プレッシャプレートアッセンブリ1はクラッチカバー2を有する。プレッシャプレートアッセンブリ1の半径方向Rおよび軸方向Aにおいて、クラッチカバー2の内部には、軸方向Aに移動可能なプレッシャプレート(押圧板)6が設けられている。このプレッシャプレート6は、クラッチカバー2に関して相対回動不能に支承されていて、たとえばプレッシャプレート6とクラッチカバー2とにリベット締結された板ばね5によって支承されている。
クラッチカバー2には、皿ばね(ダイヤフラムスプリング)9がピボット支承部8によって支承されている。ピボット支承部8は、直接にクラッチカバー2により形成され得るか、または図1に図示されているように、たとえばワイヤリングと付加ばねと皿ばねセンタリングピンとによって形成され得る。皿ばね9は、プレッシャプレートアッセンブリ1の周方向Uで互いに間隔を置いて配置された、特に互いに対して均一な間隔を置いて配置された、複数の皿ばね舌片(レバー部)10を有する。皿ばね舌片10は、皿ばね9の半径方向の内側領域に形成されていて、皿ばね9の半径方向の外側領域では、皿ばね9の力縁部へ移行している。
皿ばね9は、その力縁部によってプレッシャプレート6に作用し、これによりピボット支承部8を中心とした皿ばね9の傾動時にプレッシャプレート6を軸方向Aに移動させ、すなわちプレッシャプレートアッセンブリ1を連結もしくは遮断する。プレッシャプレート6への皿ばね9の作用は、特にプレッシャプレート6が、1つのプレッシャプレート突起または周方向Uで互いに間隔を置いて配置された複数のプレッシャプレート突起を備えている場合に、直接に行われ得る。この場合、プレッシャプレート突起は軸方向Aに延びていて、プレッシャプレート突起に皿ばね9の作用縁部もしくは力縁部が接触している。プレッシャプレート突起の代わりに、図1に図示されているように、調節リング7が設けられていてもよい。この調節リング7は、力またはストロークを基礎とした摩耗補正装置に対応配置され得る。調節リング7に設けられたランプ(斜面)は、プレッシャプレート6に加工成形された対応ランプにスライド運動可能に載置されている。調節リング7を介して、皿ばね9の力縁部は間接的にプレッシャプレート6に作用している。
摩擦クラッチを完全な形にするためには、カウンタプレッシャプレートとクラッチディスクが欠けている。両者とも、図1には図示されていない。完全な形にされた摩擦クラッチでは、プレッシャプレートアッセンブリ1、もしくは正確に云えばクラッチカバー2が、軸方向Aにおいて位置固定であるカウンタプレッシャプレートに、特にリベット締結により固く結合されている。このためには、クラッチカバー2の外周が、周方向Uにおいて互いに間隔を置いて配置された複数のねじ締結孔4を有する。
軸方向Aでプレッシャプレート6とカウンタプレッシャプレートとの間には、クラッチディスクが配置されている。カウンタプレッシャプレートは、トルクの伝達に関して、摩擦クラッチの入力側を形成するのに対して、軸方向Aで制限された範囲内で移動可能なプレッシャプレート6と、軸方向Aで位置固定のカウンタプレッシャプレートとの間に摩擦接続式にクランプ可能となるクラッチディスクは、摩擦クラッチの出力側を形成する。
摩擦クラッチもしくは図1に示したプレッシャプレートアッセンブリ1は、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ1を有しているか、もしくはこのような標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ1として構成されている。標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ1では、無操作の状態で皿ばね9の有効力が、板ばね5の反力を凌駕しており、それに対して標準状態で遮断されているプレッシャプレートアッセンブリ(図示しない)では、無操作の状態で板ばねの反力が、皿ばねの有効力もしくはレバーばねの有効力を凌駕している。これに相応して、図1に示した、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ1の皿ばね9を操作することにより、皿ばね9の傾動もしくはスナップ式の反転によってプレッシャプレートアッセンブリ1の遮断が生ぜしめられる。すなわち、カウンタプレッシャプレートからプレッシャプレート6が引き離されて、遠ざけられる。これにより、クラッチディスクに対する摩擦接続が解除される。これとは異なり、標準状態で遮断されているプレッシャプレートアッセンブリ(図示しない)の場合には、皿ばねもしくはレバーばねを操作することにより、皿ばねもしくはレバーばねの傾動によってプレッシャプレートアッセンブリの連結が生ぜしめられる。
図1に示したプレッシャプレートアッセンブリ1は、標準状態で連結されているプッシュ式(押圧式)のプレッシャプレートアッセンブリ1として構成されている。プレッシャプレートアッセンブリ1もしくは相応する摩擦クラッチが、自動車のパワートレーンに組み込まれている場合、クラッチカバー2に設けられているセンタ開口3の領域に、レリーズ装置が設けられている。レリーズ装置は、摩擦クラッチを操作するために、つまりプレッシャプレートアッセンブリ1を遮断するために、皿ばね舌片10に押圧力を加える。
逆に、プレッシャプレートアッセンブリ1は、ピボット支承部8を皿ばね9の力縁部の半径方向外側の縁部に置換え、かつプレッシャプレート6に対する皿ばね9の力縁部の間接的または直接的な当付け部を半径方向Rで内側に置き換えることにより、標準状態で連結されているプル式(引張式)のプレッシャプレートアッセンブリ1として構成され得る。この場合、相応する摩擦クラッチの作動時では、皿ばね舌片10に作用する、引張力を加えるレリーズ装置が、プレッシャプレートアッセンブリ1を遮断するために働く。プレッシャプレートアッセンブリ1の両構成は、以下に説明する取付け装置11によって取付け可能もしくは取外し可能となる。
図1〜図3に示した取付け装置11は、クラッチカバー2のセンタ開口3の領域において、クラッチカバー2に装着される。すなわち、取付け装置11は、プレッシャプレートアッセンブリ1もしくは摩擦クラッチが自動車のパワートレーンに取り付けられている場合に、レリーズ装置が設けられている領域において、クラッチカバー2に装着される。パワートレーンにおいて、このような領域は、通常、変速機側であり、図1で見て図1の上側の領域である。取付け装置11は、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付けるために構成されている。
取付け装置11はベースエレメント19を有する。ベースエレメント19は、プレッシャプレートアッセンブリ1の外部において、図1で見て変速機側から到来してクラッチカバー2に当接するように形成されている。ベースエレメント19は、ほぼ環状に形成されていて、センタ開口20を有している。このセンタ開口20は、クラッチカバー2に設けられているセンタ開口3に対して同軸的に位置調整されている。センタ開口20の直径は、クラッチカバー2のセンタ開口3の直径にほぼ相当している。
さらに、取付け装置11は複数のフックエレメント18を有する。これらのフックエレメント18は、プレッシャプレートアッセンブリ1のクラッチカバー2に背後から係合して、取付け装置11をプレッシャプレートアッセンブリ1に関して少なくとも軸方向Aにおいて位置固定に保持するように構成されている。特に、フックエレメント18はベースエレメント19と組み合わされた形で、取付け装置11を軸方向Aでクラッチカバー2にしっかりと保持するように形成されている。
図示の実施形態では、合計3つのフックエレメント18が設けられている。これら3つのフックエレメント18は、取付け装置11の周方向Uにおいて互いに均一な間隔を置いて配置されている。これらのフックエレメント18は、クラッチカバー2のセンタ開口3から到来してクラッチカバー2に背後から係合するように形成されている。このためには、フックエレメント18が、ほぼL字形もしくはJ字形に形成されていて、取付け装置11のベースエレメント19においてベースエレメント19のセンタ開口20の領域で旋回軸21に沿って支承されている。この旋回軸21は、センタ開口20に対してほぼ接線方向に向けられている。したがって、フックエレメント18は、クラッチカバー2のセンタ開口3から到来してクラッチカバー2に背後から係合するために、センタ開口20の近傍で傾動旋回可能にベースエレメント19に支承されている。
好ましくは、フックエレメント18は、プレッシャプレートアッセンブリ1の、周方向Uで隣接し合ったそれぞれ2つの皿ばね舌片10の間に進入して、かつクラッチカバー2に背後から係合するように構成されている。このためには、フックエレメント18が、取付け装置11の周方向Uにおいて、隣接し合った2つの皿ばね舌片10の間の、プレッシャプレートアッセンブリ1の周方向Uで測定された間隔よりも小さく形成された厚さを有している。さらに、種々異なるプレッシャプレートアッセンブリ1において皿ばね舌片10の個数は変化し得るので、フックエレメント18が、センタ開口20に関して接線方向に延びるその旋回軸21に沿って、ある程度の移動性を有していると有利である。これにより、皿ばね舌片10の種々異なる個数において、フックエレメント18を移動させて、それぞれ隣接し合った2つの皿ばね舌片10の間でプレッシャプレートアッセンブリ1に進入させ、かつクラッチカバー2に背後から係合させることができる。
このことは図示されてはいないが、皿ばね9もしくは皿ばね舌片10とクラッチカバー2との間の、プレッシャプレートアッセンブリ1の軸方向Aにおける間隔を、フックエレメント18が、2つの隣接し合った皿ばね舌片10の間を通って進入することなしに、クラッチカバー2のセンタ開口3から到来してクラッチカバー2に背後から係合し得るような大きさに形成することも可能である。このような手段は存在するが、しかし厳格な構成スペース要件や、最近のプレッシャプレートアッセンブリ1の軸方向の構成スペースを減少させようとする努力を考えると、あまり現実的ではないとみなされるべきである。
図示の実施形態に対して択一的な別の実施形態では、1つまたは複数のフックエレメント18を、バヨネットクロージャの第1の部分として形成し、バヨネットクロージャの第2の部分をクラッチカバー2において、特にクラッチカバー2のセンタ開口3の縁部に形成することも可能である。したがって、取付け装置11とプレッシャプレートアッセンブリ1とがバヨネット結合部を形成しており、この場合、バヨネットクロージャの第1の部分を形成する1つまたは複数のフックエレメント18は、好ましくはベースエレメント19のセンタ開口20の近傍において周方向Uに回転可能にベースエレメント19に支承されており、これにより周方向Uにおける回転時にプレッシャプレートアッセンブリ1内に侵入することができ、かつクラッチカバー2に背後から係合することができる。
さらに、図示の取付け装置11の実施形態は、1つの緊締装置24もしくは複数の緊締装置24を有する。この緊締装置24は、ベースエレメント19に設けられていて、フックエレメント18の抜けを阻止するためにフックエレメント18に作用するように構成されている。たとえば、緊締装置24は、取付け装置11の半径方向Rにねじ込み可能なボルトとして形成されている。このボルトは、ほぼL字形もしくはJ字形のフックエレメント18の、プレッシャプレートアッセンブリ1の外部に配置された自由端部に作用し、これにより取付け装置11の使用中にフックエレメント18が意図せずに旋回軸21周りに傾動してしまうことを阻止し、さらにフックエレメント18の、プレッシャプレートアッセンブリ1内に配置された方の端部と、ベースエレメント19に設けられた、クラッチカバー2に載置される載置面との間に十分な力を発生させて、取付け装置11が十分に強固にクラッチカバー2に保持され得るようにする。しかし、緊締装置24の別の形も可能であり、たとえば締付けねじによって直径を減少させることのできる引張リングの形も可能である。この引張リングは、ほぼL字形もしくはJ字形のフックエレメント18の自由端部を取り囲む。また、形状接続式の緊締装置24、つまり係合に基づいた嵌合による緊締装置24も可能である。
さらに、取付け装置11、特に取付け装置11のベースエレメント19は、1つまたは複数の回動防止部23を有する。この回動防止部23はクラッチカバー2と係合させられるようになっていて、これによりプレッシャプレートアッセンブリ1の周方向Uにおける取付け装置11の回動を防止する。この回動防止部23は、たとえば取付け装置11もしくはプレッシャプレートアッセンブリ1の軸方向Aにねじ込み可能な1つまたは複数のボルトとして形成されていてよい。このボルトは、クラッチカバー2に設けられた対応する開口内に係合することができる。しかし、回動防止部23は、たとえばベースエレメント19に設けられた固定の軸方向突出部として形成されていてもよい。回動防止部23を形成するためには、前記ボルトのうちの1つ(または1つの軸方向突出部)が、クラッチカバー側の開口のうちの1つに係合していれば十分である。
取付け装置11のためには、特に、これに関連して、取付け装置11の回転対称が、プレッシャプレートアッセンブリ1の回転対称、特に皿ばね9の回転対称と一致していると有利である。なぜならば、これにより、回動防止部23がクラッチカバー2内に係合するときに、フックエレメント18も、それぞれ隣接し合った2つの皿ばね舌片10の間でプレッシャプレートアッセンブリ1内に進入し得るように位置決めされるからである。
単一の回転対称が与えられていない場合、事情によっては、回動防止部23がクラッチカバー2内に係合しかつフックエレメント18がそれぞれ隣接し合った2つの皿ばね舌片10の間でプレッシャプレートアッセンブリ1内に進入し得る回転位置が唯一つしか存在しなくなる。この場合には、特に、フックエレメント18がその旋回軸21に沿って、ベースエレメント19のセンタ開口20に関して接線方向にある程度の移動可能性を有していると有利である。
図示の実施形態では、ベースエレメント19にスピンドルホルダ22が取り付けられている。しかし、スピンドルホルダ22はベースエレメント19と一体に形成されていてもよい。スピンドルホルダ22内には、スピンドルユニット14が回転可能に支承されており、この場合、取付け装置11の周方向Uにおけるスピンドルユニット14の回転が、軸方向運動に変換される。
スピンドルユニット14を回転させるためには、たとえばハンドホイール13が設けられている。このハンドホイール13は、スピンドルユニット14の、自由に手の届く露出した端部においてスピンドルユニット14に相対回動不能に結合されている。ハンドホイール13の代わりに、たとえばスピンドルユニット14を駆動するためのクランクが設けられていてもよい。また、スピンドルユニット14を、たとえばオープンエンドレンチまたはラチェットレンチによって回転させることできるようにするために、工具係合部を設けることも可能である。また、電動モータ式の駆動装置も可能である。スピンドルユニット14の代わりに、たとえばハイドロリック式のスレーブシリンダが設けられていてもよい。このハイドロリック式のスレーブシリンダにより、ハイドロリック圧を用いて軸方向運動が発生させられる。
スピンドルユニット14には、レリーズエレメント12が取り付けられている。これにより、レリーズエレメント12は軸方向Aにおいてスピンドルユニット14によって移動可能となり、スピンドルユニット14の駆動時では、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ1を遮断するためにプレッシャプレートアッセンブリ1の皿ばね舌片10に軸方向力を加えるように構成されている。したがって、レリーズエレメント12は取付け装置11の軸方向Aにおいて移動可能に配置されている。図示の実施形態では、レリーズエレメント12が、スピンドルユニット14の構成要素とみなされ得る。これに関連して、レリーズエレメント12はスピンドルユニット14と一体に形成されているか、または別個の構成部分として、スピンドルユニット14の、取付け装置11の作動時には露出していない方の端部に形成されていてよい。
図示の実施形態では、レリーズエレメント12が、その端範囲において、つまりスピンドルユニット14の、取付け装置11の作動時には露出していない方の端部において、プッシュエレメント15を有する。プッシュエレメント15は、クラッチカバー2から到来して皿ばね舌片10に当接し、これにより、標準状態で連結されているプッシュ式のプレッシャプレートアッセンブリ1を、スピンドルユニット14の回転時に遮断する。この場合、プッシュエレメント15は、図1で見て下方に向けられた軸方向力、すなわちプレッシャプレートアッセンブリ1の内部に向けられた軸方向力を、皿ばね舌片10に加える。特に、プッシュエレメント15はこのために、ディスク形のエレメントとして形成されている。
しかし、レリーズエレメント12が、プッシュエレメント15の代わりに、その端領域にプルエレメントを有することも可能である。このプルエレメントは、フック状に形成されていて、これにより、プレッシャプレートアッセンブリ1のプレッシャプレートから到来して皿ばね舌片10に背後から係合し、これにより、標準状態で連結されているプル式のプレッシャプレートアッセンブリ(図示しない)を遮断する。取付け装置11がプレッシャプレートアッセンブリ1に装着される際、フック状のプルエレメントは、そのフック区分が、隣接し合った2つの皿ばね舌片10の間でプレッシャプレートアッセンブリ1内に進入し得るように位置調整されなければならない。次いで、フック状のプルエレメントは、ベースエレメント19に関して取付け装置11もしくはプレッシャプレートアッセンブリ1の周方向Uに回転させられ、これにより皿ばね舌片10に背後から係合し、かつプレッシャプレート6から到来して皿ばね舌片10に当接する。たとえスピンドルユニット14が回転させられても、適当な固定装置によってベースエレメント19に関するフック状のプルエレメントの向きが維持されることが望ましい。なぜならば、さもないと、特にプルエレメントが皿ばね舌片10に当接していない場合に、隣接し合った2つの皿ばね舌片10の間でのプルエレメントの抜けが可能となってしまうからである。
取付け装置11においてプッシュエレメント15をプルエレメントにより代えることができ、かつ逆にプルエレメントをプッシュエレメント15により代えることができ、こうして取付け装置11のできるだけ広い使用幅を可能にすると有利である。また、プッシュエレメント15とプルエレメントとが、両使用事例のために唯一つのレリーズエレメント12として形成されていると有利である。これにより、プッシュ式のプレッシャプレートアッセンブリ1とプル式のプレッシャプレートアッセンブリ1との間での用途に応じた交換が不要となる。
前記実施形態とは異なり、図4に示した実施形態では、レリーズエレメント12が、取付け装置11もしくはプレッシャプレートアッセンブリ1の軸方向Aにおいて、ストッパ17を備えている。このストッパ17は、1つまたは複数のスペーサディスク16を加えるか、または取り去ることによって変えられるようになっている。レリーズエレメント12が軸方向Aに運動させられると、ストッパ17は好ましくはベースエレメント19の対応する範囲に当接し、これによりレリーズエレメント12の軸方向運動を制限する。
ストッパ17は、特に、取付け装置11の使用時における皿ばね舌片10のオーバプッシュ(過剰押圧)を、また場合によってはオーバプル(過剰引張)をも阻止するために有利である。このことは特に、プレッシャプレートアッセンブリ1が摩耗補正装置、特にストロークを基礎とした摩耗補正装置を有する場合に有利である。なぜならば、皿ばね舌片10のオーバプッシュもしくはオーバプルが行われると、これにより、ストロークを基礎とした摩耗補正装置の駆動つめが損傷される恐れがあるからである。
前記実施形態の説明に際しては、取付け装置11を「取付け装置」と呼びかつ記載してきたが、この呼称選択は「取外し」をも包含する。したがって、取付け装置11は、同じく、プレッシャプレートアッセンブリ1を摩擦クラッチのカウンタプレッシャプレートから反力なしに取り外すために適した装置でもある。
前記実施形態は、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置11であって、プレッシャプレートアッセンブリ1に関して軸方向Aに移動可能な少なくとも1つのレリーズエレメント12を備え、該レリーズエレメント12は、プレッシャプレートアッセンブリ1の皿ばね舌片10に軸方向力を加えて、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ1を遮断するように構成されており、さらに少なくとも1つのフックエレメント18を備え、該フックエレメント18は、プレッシャプレートアッセンブリ1のクラッチカバー2に背後から係合して、レリーズエレメント12がプレッシャプレートアッセンブリ1の皿ばね舌片10に軸方向力を加える際に、当該取付け装置11をプレッシャプレートアッセンブリ1に関して少なくとも軸方向Aで位置固定に保持するように構成されていることを特徴とする、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置11に関する。
さらに、前記実施形態は、前記実施形態のうちの少なくともいずれか1つに記載の取付け装置11によって、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける方法において、取付け装置11を、該取付け装置11のベースエレメント19によって、プレッシャプレートアッセンブリ1のクラッチカバー2の上側、特に変速機側の上側に載着させ、1つまたは複数のフックエレメント18を回転させかつ/または傾動させて、クラッチカバー2の背面、特にプレッシャプレート側の背面に背後から係合させ、これにより取付け装置11を軸方向Aでクラッチカバー2に載着固定し、レリーズエレメント12をプレッシャプレートアッセンブリ1に関して軸方向Aに移動させ、これにより皿ばね舌片10に軸方向力を加えて、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ1を遮断し、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートに固く結合し、特にねじ締結孔4の領域でねじ締結することを特徴とする、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける方法に関する。
さらに、前記実施形態は、前記実施形態のうちの少なくともいずれか1つに記載の取付け装置11によって、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートから反力なしに取り外す方法において、取付け装置11を、該取付け装置11のベースエレメント19によって、プレッシャプレートアッセンブリ1のクラッチカバー2の上側、特に変速機側の上側に載着させ、1つまたは複数のフックエレメント18を回転させかつ/または傾動させて、クラッチカバー2の背面、特にプレッシャプレート側の背面に背後から係合させ、これにより取付け装置11を軸方向Aでクラッチカバー2に載着固定し、レリーズエレメント12をプレッシャプレートアッセンブリ1に関して軸方向Aに移動させ、これにより皿ばね舌片10に軸方向力を加えて、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ1を遮断し、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートから解離させ、特にねじ締結孔4の領域でねじ締結を締結解除することにより解離させることを特徴とする、プレッシャプレートアッセンブリ1をカウンタプレッシャプレートから反力なしに取り外す方法に関する。
1 プレッシャプレートアッセンブリ
2 クラッチカバー
3 センタ開口
4 ねじ締結孔
5 板ばね
6 プレッシャプレート
7 調節リング
8 ピボット支承部
9 皿ばね
10 皿ばね舌片
11 取付け装置
12 レリーズエレメント
13 ハンドホイール
14 スピンドルユニット
15 プッシュエレメント
16 スペーサディスク
17 ストッパ
18 フックエレメント
19 ベースエレメント
20 センタ開口
21 旋回軸
22 スピンドルホルダ
23 回動防止部
24 緊締装置
A 軸方向
R 半径方向
U 周方向

Claims (8)

  1. プレッシャプレートアッセンブリ(1)をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置(11)であって、プレッシャプレートアッセンブリ(1)に関して軸方向(A)に移動可能な少なくとも1つのレリーズエレメント(12)を備え、該レリーズエレメント(12)は、プレッシャプレートアッセンブリ(1)の皿ばね舌片(10)に軸方向力を加えて、標準状態で連結されているプレッシャプレートアッセンブリ(1)を遮断するように構成されており、さらにベースエレメント(19)を備え、該ベースエレメント(19)は、プレッシャプレートアッセンブリ(1)の外部でクラッチカバー(2)に当接するように構成されており、該ベースエレメント(19)に、レリーズエレメント(12)が、当該取付け装置(11)の軸方向(A)に移動可能に配置されており、さらに少なくとも1つのフックエレメント(18)を備え、該フックエレメント(18)は、プレッシャプレートアッセンブリ(1)のクラッチカバー(2)に背後から係合して、レリーズエレメント(12)がプレッシャプレートアッセンブリ(1)の皿ばね舌片(10)に軸方向力を加える際に、当該取付け装置(11)をプレッシャプレートアッセンブリ(1)に関して少なくとも軸方向(A)で位置固定に保持するように構成されている、取付け装置(11)において、
    フックエレメント(18)は、バヨネットクロージャの第1の部分を形成していて、第2の部分であるクラッチカバー(2)と共にバヨネット結合を形成するように構成されていることを特徴とする、プレッシャプレートアッセンブリ(1)をカウンタプレッシャプレートに反力なしに取り付ける取付け装置(11)。
  2. 複数のフックエレメント(18)が、当該取付け装置(11)の周方向(U)で、互いに間隔を置いて配置されており、前記フックエレメント(18)は、クラッチカバー(2)に設けられたセンタ開口(3)から到来してクラッチカバー(2)に背後から係合するように構成されている、請求項1記載の取付け装置(11)。
  3. ベースエレメント(19)とフックエレメント(18)は、当該取付け装置(11)を軸方向(A)でクラッチカバー(2)に固持するように構成されている、請求項1または2記載の取付け装置(11)。
  4. ベースエレメント(19)はセンタ開口(20)を有し、該センタ開口(20)の直径は、クラッチカバー(2)のセンタ開口(3)の直径にほぼ相当しており、フックエレメント(18)は、クラッチカバー(2)に背後から係合するために、ベースエレメント(19)のセンタ開口(20)の近傍で傾動可能にかつ/または周方向(U)に回転可能にベースエレメント(19)に支承されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の取付け装置(11)。
  5. レリーズエレメント(12)の端領域がプッシュエレメント(15)を有し、該プッシュエレメント(15)は、クラッチカバー(2)から到来して皿ばね舌片(10)に当接し、これにより標準状態で連結されているプッシュ式のプレッシャプレートアッセンブリ(1)を遮断するように構成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の取付け装置(11)。
  6. レリーズエレメント(12)の端領域がプルエレメントを有し、該プルエレメントは、プレッシャプレートアッセンブリ(1)に設けられたプレッシャプレート(6)から到来して皿ばね舌片(10)に背後から係合し、これにより標準状態で連結されているプル式のプレッシャプレートアッセンブリ(1)を遮断するようにフック状に構成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の取付け装置(11)。
  7. 該取付け装置(11)のベースエレメント(19)が、少なくとも1つの回動防止部(23)を有し、該回動防止部(23)は、周方向(U)における当該取付け装置(11)の回動を防止するために、クラッチカバー(2)と係合させられるようになっている、請求項1からまでのいずれか1項記載の取付け装置(11)。
  8. 該取付け装置(11)のベースエレメント(19)が、少なくとも1つの緊締装置(24)を有し、該緊締装置(24)は、遮断過程中での1つまたは複数のフックエレメント(18)の抜けを阻止するために、1つまたは複数のフックエレメント(18)に作用している、請求項1からまでのいずれか1項記載の取付け装置(11)。
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