JP6319236B2 - 表示入力装置及び画像形成装置 - Google Patents

表示入力装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6319236B2
JP6319236B2 JP2015172896A JP2015172896A JP6319236B2 JP 6319236 B2 JP6319236 B2 JP 6319236B2 JP 2015172896 A JP2015172896 A JP 2015172896A JP 2015172896 A JP2015172896 A JP 2015172896A JP 6319236 B2 JP6319236 B2 JP 6319236B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
key
input
display
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015172896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017049825A (ja
Inventor
清志 堀
清志 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2015172896A priority Critical patent/JP6319236B2/ja
Priority to US15/239,429 priority patent/US20170060414A1/en
Publication of JP2017049825A publication Critical patent/JP2017049825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6319236B2 publication Critical patent/JP6319236B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • G06F3/04886Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures by partitioning the display area of the touch-screen or the surface of the digitising tablet into independently controllable areas, e.g. virtual keyboards or menus
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0489Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using dedicated keyboard keys or combinations thereof
    • G06F3/04895Guidance during keyboard input operation, e.g. prompting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00411Display of information to the user, e.g. menus the display also being used for user input, e.g. touch screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

本発明は、文字、数字、マークのような記号の入力を受け付ける表示入力装置に関する。また、この表示入力装置を備えた画像形成装置に関する。
タッチパネル付きの表示パネルを備える装置では、ソフトウェアキーボードを用いて各種情報の入力(データ入力)を行えるようにすることがある。このようなソフトウェアキーボードを表示する情報端末の一例が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、複数の操作項目を表示し、タッチパネルへ押下が行なわれたとき押下位置を検出し、少なくとも1つの操作項目を入力項目と判定し、タッチパネルへ押下が行なわれたときの押下位置に対応する操作項目を含む所定の範囲を拡大表示し、タッチパネルへの押下を終了したとき、最後に押下していた押下位置に対応する位置の操作項目を入力項目と判定する入力装置が記載されている。この構成により、操作性を高めようとする(特許文献1:請求項1、段落[0005]、[0006]等参照)。
特開2002−091677号公報
複合機、複写機、ファクシミリ装置のような画像形成装置には、設定操作用の操作パネルが設けられる。そして、操作パネルに設けられたタッチパネル付きの表示パネルにソフトウェアキーボードを表示させることがある。使用者は、ソフトウェアキーボードを操作して、文字、数字、マークのような記号入力を行う。これにより、アドレス、使用者名のような情報を登録できる。スマートフォン、タブレット端末のようなタッチパネルを有する他種の機器でも、記号入力のため、ソフトウェアキーボードを表示することがある。
ソフトウェアキーボードでは、タッチ操作により記号が順番に入力される。ソフトウェアキーボード画面内には、入力結果(入力した記号列)を表示する領域が設けられる。使用者は、領域内の記号列を見て、入力した情報に誤りがあるか否かを確認する。
しかし、ソフトウェアキーボードの入力では、キーボード部分を注視し(入力結果を表示する領域が視界から外れ)、間違った記号キーを操作したこと(誤入力)に気づかないまま、ソフトウェアキーボードへの操作を続けてしまう場合がある。そして、複数の記号を入力してから、あるいは、最後の記号を入力した後に操作ミスに気づく場合がある。
この場合、使用者は、カーソル(記号の入力位置)を移動させてから、あるいは、誤入力した記号までバックスペースで戻ってから、適切な記号の入力や間違った記号の削除を行う。例えば、カーソル移動用のキーやバックスペースキーを長押しして誤入力した記号の位置まで記号の入力位置を戻す。そして、記号の修正を行う。現在の記号の入力位置と誤入力した記号の位置が離れているほど、記号の入力位置を戻すのに手間がかかる。
このように、従来、ソフトウェアキーボードでは、誤入力した記号を容易に選択できない。そのため、ソフトウェアキーボードでは、入力した記号のうちの一部の記号の修正に手間がかかるという問題がある。また、修正中に正しい記号を誤って消してしまう場合もある。そのため、ソフトウェアキーボードの入力では、記号の修正が煩わしいという問題もある。
ここで、特許文献1記載の入力装置では、拡大表示はなされるものの、間違った記号キーを操作した可能性を使用者に気づかせる工夫はない。また、記号列のうち、誤った記号を容易に修正させる工夫もない。従って、特許文献1記載の入力装置では、上記の問題を解決できない。
本発明は上記の問題点に鑑み、入力された記号のうち、誤入力した記号を容易に選択状態とし、誤入力した記号の修正を容易に行えるようにする。
上記課題解決のため請求項1に係る表示入力装置は、表示パネル、タッチパネル部、制御部を含む。前記表示パネルは、各種記号の入力のため複数並べられる記号キーと、通常入力モードと簡易選択モードのモードを切り替えるための切替キーと、操作された前記記号キーに対応する記号を表示する入力表示欄を含むソフトウェアキーボード画面を表示する。前記タッチパネル部は、前記表示パネルに対して設けられ、使用者のタッチ位置を検知する。前記制御部は、前記通常入力モードでは前記記号キーが操作されるごとに操作された前記記号キーに対応する記号を前記入力表示欄内に追加させ、前記記号キーの領域のうちの予め定められた内部領域よりも外側の領域である外周領域が操作された前記記号キーに対応する記号を修正候補記号と認識し、前記通常入力モードで前記切替キーが操作されたとき、表示入力装置のモードを簡易選択モードとし、前記簡易選択モードに移行したとき、前記入力表示欄に表示された記号のうちいずれか1つの前記修正候補記号を選択状態とし、選択状態の記号の修正がなされたとき、前記入力表示欄内の選択状態の記号を修正後の記号に置き換える制御部と、を含む。
本発明によれば、従来よりも入力された複数の記号のなかから、誤入力した記号を容易に選択することができる。そのため、誤入力した記号の修正を容易に行うことができる。
実施形態に係る複合機の一例を示す図である。 実施形態に係る操作パネルの一例を示す図である。 実施形態に係るソフトウェアキーボード画面の一例を示す図である。 実施形態に係るユーザー登録画面の一例を示す図である。 実施形態に係るアドレス帳登録画面の一例を示す図である。 実施形態に係るソフトウェアキーボード画面の警告表示の一例を示す図である。 実施形態に係る領域設定画面の一例を示す図である。 実施形態に係る簡易選択モードへの移行の一例を示す図である。 実施形態に係る簡易選択モードでの選択状態とする記号の切替の一例を示す図である。 実施形態に係る簡易選択モードでの記号の指定の一例を示す図である。 実施形態に係る操作パネルでの記号の修正の一例を示す図である。 実施形態に係る操作パネルでの記号の修正の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図1〜図12を用いて説明する。以下では、操作パネル1(表示入力装置に相当)を含む複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げ説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず、単なる説明例にすぎない。
(複合機100、操作パネル1の概略)
図1、図2に基づき、実施形態に係る複合機100、操作パネル1を説明する。図1は実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。図2は、実施形態に係る操作パネル1の一例を示す図である。
複合機100は、主制御部2と記憶部3を含む(図1参照)。主制御部2は、CPU21、画像処理部22のような回路を含み、複合機100の動作を制御する。記憶部3は、ROM、HDDのような不揮発性の記憶装置と、RAMのような揮発性の記憶装置を組み合わせである。記憶部3は、制御用の各種のプログラムやデータ、設定データ、画像データのような各種データを記憶する。CPU21は、記憶部3に記憶されるプログラム、データに基づき複合機100の各部の制御や、各種の演算処理を行う。画像処理部22は、印刷や送信に用いる画像データへの画像処理のような処理や演算を行う。
複合機100は、操作パネル1を含む(図2参照)。操作パネル1は、複合機100の正面上方に設けられる。操作パネル1は、複合機100に関する情報(状態、各種メッセージ、各種設定画面)を表示する表示パネル11を含む。また、表示パネル11の上面にタッチパネル部12が設けられる。タッチパネル部12は、使用者のタッチ位置を検知するためのものであり、検知位置に応じた電圧(信号)を出力する。また、操作パネル1には、実行するジョブの種類を選択するための複数の機能キー14(図2参照)、ジョブの実行開始を指示するためのスタートキー15、数字を入力するためのテンキー16のような複数のハードキー13も設けられる。
操作パネル1は、表示パネル11の表示制御を行うパネル制御部10(制御部に相当)を含む。なお、パネル制御部10を設けず、パネル制御部10の処理を主制御部2が行うようにしてもよい。この場合、主制御部2が操作パネル1の制御部として機能する。
パネル制御部10は、タッチパネル部12の出力に基づき、表示パネル11(タッチパネル部12)のうち、押された位置、座標を認識し、操作された画像(ソフトキー、ボタン、タブ、チェックボックスのような画像)を認識する。また、パネル制御部10は、各ハードキー13と接続され、操作されたハードキー13を認識する。これらの認識に基づき、パネル制御部10は、操作パネル1になされた設定操作の内容を認識する。また、パネル制御部10は、使用者のタッチパネル部12やハードキー13への操作に応じて表示を表示パネル11に切り替えさせる。パネル制御部10は、表示パネル11に表示する画面のデータを記憶部3または操作パネル1内のメモリー(不図示)から読み出す。また、パネル制御部10は、設定操作の内容を主制御部2に通知する。主制御部2は、使用者の設定操作の内容にあうように、各部を制御する。
また、複合機100は、原稿搬送部4aと画像読取部4bを含む。原稿搬送部4aは、読み取り位置にセットされた原稿を搬送する。画像読取部4bは、原稿搬送部4aにより搬送される原稿や載置読取用コンタクトガラス(不図示)にセットされた原稿を読み取り、画像データを生成する。主制御部2は、スキャン、印刷、送信のようなジョブのとき、原稿搬送部4aと画像読取部4bの動作を制御する。
また、複合機100は、印刷部5を含む。印刷部5は、給紙部5a、搬送部5b、画像形成部5c、定着部5dを含む。印刷を伴うジョブのとき、給紙部5aは用紙を1枚ずつ搬送部5bに送り込む。搬送部5bは、給紙部5aから供給された用紙を搬送する。画像形成部5cは、画像データに基づきトナー像を形成し、搬送される用紙に転写する。定着部5dは、用紙に転写されたトナー像を定着させる。トナー定着後の用紙は、機外に排出される。
また、複合機100は、通信部23を含む。通信部23は、各種コネクタ、ソケット、通信用チップを備える。通信部23は、ネットワークやケーブルを介し、PCやサーバーのようなコンピューター200やファクシミリ装置300と通信可能に接続される。通信部23は、コンピューター200やファクシミリ装置300からのデータを受信できる(受信機能)。主制御部2は、通信部23が受信したデータに基づき印刷部5に印刷を行わせる(プリントジョブ)。また、また、通信部23は、コンピューター200やファクシミリ装置300に向けて画像データを送信できる(送信機能)。
(操作パネル1での記号の入力)
次に、図3〜図5に基づき、実施形態に係る操作パネル1(表示入力装置)での記号入力の一例を説明する。図3は、実施形態に係るソフトウェアキーボード画面6の一例を示す図である。図4は、ユーザー登録画面7aの一例を示す図である。図5は、アドレス帳登録画面7bの一例を示す図である。
操作パネル1では、文字、数字、マークのような記号を入力することができる。つまり、アルファベットや漢字やかなを記号として入力することができる。数字や、アットマーク、ピリオド、カンマのようなマークも記号として入力することができる。ユーザーに関する情報や、アドレスに関する情報では、複数の記号(記号列)が入力される。
パネル制御部10は、記号の入力を行うとき、ソフトウェアキーボード画面6を表示パネル11に表示させる(図3参照)。また、ソフトウェアキーボード画面6内には、複数の記号キーK1が配される。また、入力結果を表示する入力表示欄61も設けられる。図3は複数の記号キーK1が並列(配列)された状態を示す。アルファベット1文字に対して1つの記号キーK1が対応する。アルファベット入力やかな変換により、アルファベット、漢字、かなを入力することができる。また、所定の操作がなされると、各種マーク、数字に対応する記号キーK1を表示させることもできる。
使用者は、所望の記号列(文字列)となる順番で、ソフトウェアキーボード画面6内の記号キーK1の操作(表示位置へのタッチ)を繰り返す。パネル制御部10は、タッチパネル部12の出力に基づき、操作された記号キーK1を認識する。そして、パネル制御部10は、使用者の入力結果(操作結果)を入力表示欄61内に表示させる。具体的に、パネル制御部10は、操作された記号キーK1に対応する記号を、操作された記号キーK1の順に表示パネル11に表示させる。図3の例は、使用者が「A」に続けて「B」の記号キーK1を操作した(表示位置をタッチした)状態の一例を示す。
また、入力表示欄61内には、記号キーK1を操作したときに記号が挿入される位置を示し、点滅する縦線(カーソル62)が表示される。入力された記号の数が増えるに従って、パネル制御部10は、カーソル62の位置を右側に移動させる。
また、ソフトウェアキーボード画面6には、左方向キーK2と右方向キーK3が設けられる。左方向キーK2が1回操作されたとき、パネル制御部10は、カーソル62の位置を1つ左に移動させる。右方向キーK3が1回操作されたとき、パネル制御部10は、カーソル62の位置を1つ右に移動させる。
複合機100の使用権限の付与や、読み取りで得られた画像データを社内ネットワークのコンピューター200に送信するには、ユーザーに関する情報が必要である。複合機100(操作パネル1)では、記号を入力して、ユーザーに関する情報を登録することができる。図4は、ユーザーに関する情報を登録するためのユーザー登録画面7aである。ユーザー登録画面7aでは、ユーザー名やEメールアドレスのようなユーザー情報31に関する複数の項目について登録が可能である(図4参照)。
外部に画像データのようなデータを送信するとき、その都度、EメールアドレスやネットワークアドレスやFAX番号のようなアドレスを入力するのは面倒である。そこで、複合機100(操作パネル1)では、アドレス帳に送信先に関する情報を登録することができる。図5は、送信先に関する情報を登録するためのアドレス帳登録画面7bである。アドレス帳登録画面7bでは、宛先名や各種アドレスのような複数の項目について登録が可能である(図5参照)。宛先に関する情報を登録しておくことにより、アドレス帳のなかから、送信したいアドレスや相手方を選択するだけで、送信先の設定を完了させることができる。なお、ユーザー登録やアドレス帳以外についても、記号(情報)を入力する画面を設けてもよい。
所定の操作が行われると、パネル制御部10は、ユーザー登録画面7aやアドレス帳登録画面7bを表示パネル11に表示させる。そして、ユーザー登録画面7aやアドレス帳登録画面7bには、ユーザー名、パスワード、アドレス、パス、FAX番号のような記号を入力する項目の名称が表示される。パネル制御部10は、既に登録済みの情報(記号列)を各項目名の下方に表示させる(図4、図5参照)。
入力項目1つに対し1つの変更キーK4が設けられる(図4、図5参照)。使用者は、新規登録、又は、変更したい項目に対応する変更キーK4を操作する(表示位置をタッチする)。例えば、Eメールアドレスを設定したいとき、Eメールアドレスに対応する変更キーK4を操作する。
変更キーK4が操作されたとき、パネル制御部10は、ソフトウェアキーボード画面6(図3参照)を表示パネル11に表示させる。これにより、選択した項目の情報を入力することができる。パネル制御部10は、ソフトウェアキーボード画面6で終了キーK5が操作されたときの入力表示欄61の内容を主制御部2に通知する。主制御部2は、受信内容を記号入力項目に対応するデータ(ユーザー情報31、アドレス帳情報32)として記憶部3に記憶させる。
(警告表示の概要)
次に、図6、図7に基づき、実施形態に係る表示入力装置1での警告表示について説明する。図6は、実施形態に係るソフトウェアキーボード画面6での警告表示の一例を示す図である。図7は、実施形態に係る領域設定画面7cの一例を示す図である。
パス、Eメールアドレス、FAX番号のような情報の入力では、入力したい情報(正しいデータ)と同じ記号列が入力表示欄61に表示されるように、複数回、いずれかの記号キーK1の操作がなされる。しかし、本人は正しい記号キーK1をタッチしたつもりでも、操作する記号キーK1を誤ってしまう場合がある。そして、間違いに気づかないまま、記号キーK1の操作(表示位置のタッチ)を続ける場合がある。
このような場合、パックスペースキーによって間違えた位置まで記号を全て消して修正し、その後再入力を行わなければならない場合がある。また、方向キーでカーソル62の位置を誤入力した記号の位置に移動させ、誤入力した記号を削除し、続いて、正しい記号を適切な位置に挿入する。このような修正では、バックスペースキーや方向キーを用いて入力完了と思った時点のカーソル62の位置を誤入力した記号の位置まで戻さなくてはならず、使用者に煩わしさを感じさせる。一方で、誤入力発生の時点で、誤入力に気づくことができれば、直ちに間違いを修正でき、修正も容易である。
そこで、パネル制御部10は、誤入力が生じた可能性があるか否かを判断する。そして、パネル制御部10は、誤入力の可能性がある記号を修正候補記号8と認識と認識する。パネル制御部10は、入力表示欄61の記号のうち、修正候補記号8を通常表示と異なる警告状態で表示させる。
パネル制御部10は、記号キーK1へのタッチ位置によって、誤入力が生じた可能性があるか否かを判断する。具体的に、パネル制御部10は、タッチ位置が記号キーK1の内部領域F1に属するか、外周領域F2に属するかによって、誤入力が生じた可能性があるか否かを判断する。
ここで、内部領域F1は、記号キーK1の表示領域のうち、表示領域の中心を含む領域であって、予め定められた大きさの領域である。外周領域F2は、記号キーK1の表示領域のうち、内部領域F1を囲む外側の領域(周囲の領域)である。パネル制御部10は、タッチパネル部12の出力に基づき、操作された記号キーK1を認識するとともに、検知されたタッチ位置の座標に基づき、タッチ位置が内部領域F1と外周領域F2の何れに属するかを判断する。
内部領域F1がタッチされたとき、パネル制御部10は、操作された記号キーK1に対応する記号を入力表示欄61に通常表示させる。通常表示では、パネル制御部10は、黒のような通常表示に用いると定められた色で、特に表示上の強調や修飾をすること無く記号を表示させる。
一方、外周領域F2がタッチされたとき、パネル制御部10は、操作された記号キーK1に対応する記号を修正候補記号8と認識する。そして、パネル制御部10は、修正候補記号8を入力表示欄61内に警告表示させる。図6は、警告表示の一例を示している。図6のソフトウェアキーボード画面6での入力表示欄61の背景は、白色である。そして、図6では、修正候補記号8は「B」である。パネル制御部10は、赤のような予め定められた強調用の文字色で修正候補記号8「B」を表示パネル11に表示させる。また、パネル制御部10は、修正候補記号8「B」をハイライト(背景色追加表示)で表示パネル11に表示させる。
このように、パネル制御部10は、通常表示(白地に黒色、図6では「A」の記号)と異なる態様で修正候補記号8を表示パネル11に表示させる。なお、修正候補記号8を点滅させてもよい。このように、パネル制御部10は、外周領域F2が操作された記号キーK1に対応する記号の表示色を変え、ハイライトさせることによって、警告表示する。
なお、記号キーK1の領域に関する設定画面が設けられる。図7は、領域設定画面7cの一例を示す図である。所定の操作が操作パネル1になされたとき、パネル制御部10は領域設定画面7cを表示パネル11に表示させる。
領域設定画面7cは、記号キーK1のうちの内部領域F1と外周領域F2の大きさを定めるための画面である。領域設定画面7cには、内部領域F1の大きさを定めるための2つの数値入力欄B1、B2と、外周領域F2の大きさを定めるための4つの数値入力欄B3、B4、B5、B6が配される。数字入力欄の表示領域をタッチし、テンキー16部を操作することにより、a〜fの各値を定めることができる。また、数値入力欄B1〜B6の表示領域をタッチしたとき数字入力用のソフトウェアキーボード画面6を表示し、この画面への入力によって、内部領域F1と外周領域F2の大きさを定めるようにしてもよい。
記号キーK1の横方向に関し、記号キーK1の横幅に対する内部領域F1の横幅の割合(図7中の「a」の値)と、記号キーK1の横幅に対する外周領域F2の左側の幅の割合(図7中の「c」の値)と、記号キーK1の横幅に対する外周領域F2の右側の幅の割合(図7中の「d」の値)を定めることができる。なお、「a」、「c」、「d」の値の合計は100%となる。
一方、記号キーK1の縦方向に関し、記号キーK1の縦幅に対する内部領域F1の縦幅の割合(図7中のbの値)と、記号キーK1の縦幅に対する外周領域F2の上側の幅の割合(図7中の「e」の値)と、記号キーK1の横幅に対する外周領域F2の右側の下の割合(図7中の「d」の値)を定めることができる。なお、「b」、「e」、「f」の値の合計は100%となる。
なお、内部領域F1に関する「a」、「b」の値を0とし、「c」+「d」=100%、「e」+「f」=100%とすることにより、記号キーK1が操作されると、必ず警告表示がなされるようにすることもできる。
このように、制御部5は、内部領域F1と外周領域F2の大きさを設定するための領域設定画面7cを表示パネル11に表示させる。そして、制御部5は、領域設定画面7cで設定された各領域の大きさに基づき、タッチ位置が内部領域F1であるか外周領域F2であるかを認識する。
(簡易選択モード)
次に、図8〜図10に基づき、実施形態に係る表示入力装置1での簡易選択モードを説明する。図8は、実施形態に係る簡易選択モードへの移行の一例を示す図である。図9は、実施形態に係る簡易選択モードでの選択状態とする記号の切替の一例を示す図である。図10は、実施形態に係る簡易選択モードでの記号の指定の一例を示す図である。
なお、以下では、アドレス帳の「宛先名」の項目を登録するためにソフトウェアキーボード画面6を開いた例を説明する。しかし、以下の説明は、他の項目の情報登録のために表示させるソフトウェアキーボード画面6でも同様に適用される。
まず、簡易選択モードは、入力表示欄61の記号のうち、修正する記号を容易に選択するためのモードである。通常入力モードから簡易選択モードに移行するため、ソフトウェアキーボード画面6には、切替キーK6が設けられる。なお、通常入力モードは、記号を入力するための通常のモードである。通常入力モードでは、パネル制御部10は、記号キーK1が操作されるごとに操作された記号キーK1に対応する記号を入力表示欄61内に追加させる。言い換えると、通常入力モードは、使用者が記号キーK1を操作すると、入力表示欄61に順次記号が入力されていくモードである。
図8に示すように、通常入力モードで切替キーK6が操作されたとき、パネル制御部10は、操作パネル1(表示入力装置)のモードを簡易選択モードとする。簡易選択モードであることを示すため、簡易選択モードでは、切替キーK6が白黒反転表示される(切替キーK6の下地が黒色、切替キーK6の内側の文字が白色)。なお、通常入力モードでは、切替キーK6は通常表示される(切替キーK6の下地が白色、切替キーK6の内側の文字が黒色)。なお、他の表現形態によって、簡易選択モードであるか、通常入力モードであるかを示すようにしてもよい。
そして、図8は、表示入力装置が通常入力モードであって、使用者により「Kyocera Document Solutioms」の記号列が入力された状態を示す。また、入力された記号列のうち、パネル制御部10が「Kyocera」の「c」と、「Document」の「n」と、「Solutioms」の「m」を修正候補記号8と認定し、警告状態で表示させている。
ここで、記号列「Kyocera Document Solutioms」のうち、実際に誤入力されている記号は、「Solutioms」中の「m」である。正しくは、「n(Solutions)」である(以下、同様)。
入力表示欄61の文字列に修正候補記号8が含まれており、かつ、簡易選択モードに移行したとき、パネル制御部10は、入力表示欄61に表示された記号のうちいずれか1つの修正候補記号8を選択状態とする。図9の最上段の図は、簡易選択モードの移行に伴い、パネル制御部10が入力表示欄61内の修正候補記号8と認定している記号のうち、「c」を選択状態としている例を示す。
つまり、パネル制御部10は、入力表示欄61に複数の修正候補記号8が含まれているとき、簡易選択モードへの移行に伴って最も先頭に位置する修正候補記号8を選択状態とする。なお、パネル制御部10は、簡易選択モードへの移行に伴って、先頭以外の修正候補記号8を選択状態としてもよい。また、入力表示欄61の記号に修正候補記号8がなく簡易選択モードに移行したとき、パネル制御部10は、どの記号も選択状態としない。
また、パネル制御部10は、選択状態の記号を白黒反転させた状態で表示パネル11に表示させる(警告表示と同じ態様でもよい)。パネル制御部10は、選択状態の記号と選択されていない記号の表示に差を持たせる。しかし、選択状態であることの示し方は、白黒反転に限られない。記号を白抜とする、記号の色を変える、記号のサイズを変える、斜体にする、太字にする、というような手法で選択状態の記号を表示しても良い。
なお、入力表示欄61内の何れかの記号が選択状態となったとき、記号の入力位置は選択状態となった記号の位置と明らかであるので、パネル制御部10は、カーソル62を消す。
ここで、図8、図9に示す例では、入力表示欄61の記号列には、複数のパネル制御部10が誤入力の可能性があると認識した記号(修正候補記号8)が含まれる。そして、実際に訂正すべき記号(誤入力された記号)は、「Solutioms」中の「m」である。修正を行うには、「m」を選択状態とする必要がある。一方、図8、図9に示す例では、「m」は、修正候補記号8であるが、先頭には位置しない。このように、入力表示欄61の記号のうち、誤入力された記号が複数の修正候補記号8のうち最も先頭の位置ではない場合がある。
このような場合でも誤入力された記号を容易に選択できるように、パネル制御部10は、方向キーの操作ごとに、選択状態とする修正候補記号8を切り替える。本実施形態のソフトウェアキーボード画面6では、入力表示欄61の右下位置に上方向キーK7、下方向キーK8、左方向キーK2、右方向キーK3の4種類の方向キーが設けられる。
パネル制御部10は、右方向キーK3や左方向キーK2が操作されるごとに、選択状態とする修正候補記号8を切り替える。図9の中段の図は、簡易選択モードに移行してから、1回、右方向キーK3が操作されたことにより、パネル制御部10が「c」から一つ右隣の修正候補記号8「n」に選択状態を切り替えた例を示す。また、図9の最下段の図は、2回(さらにもう1回)、右方向キーK3が操作されたことにより、パネル制御部10が「n」からさらに一つ右隣の修正候補記号8「m」に、選択状態を切り替えた例を示す。つまり、各方向キーのうち、使用者は、選択状態とすべき記号がある方向に対応する方向キーを1又は複数回操作する。
つまり、パネル制御部10は、右側に位置する修正候補記号8を選択状態とするために右方向キーK3が操作されたとき、右方向キーK3の操作前に選択状態とされていた修正候補記号8の1つ右隣の修正候補記号8を選択状態とする。また、パネル制御部10は、左側に位置する修正候補記号8を選択状態とするために左方向キーK2が操作されたとき、左方向キーK2の操作前に選択状態とされていた修正候補記号8の1つ左隣の修正候補記号8を選択状態とする。
このように、カーソル62の位置を戻ずに、誤入力のおそれがあるとパネル制御部10が認識した記号を容易に選択状態とすることができる。従って、誤入力した記号を容易に選択できる。誤入力した文字を修正しやすくすることができる(修正の詳細は後述)。
また、簡易選択モードでは、記号キーK1を操作して入力表示欄61の記号のうち修正する文字を指定することができる。言い換えると、記号キーK1を操作して、特定の記号を選択状態とすることができる。図10を用いて、この記号の指定を説明する。
まず、簡易選択モードでは、パネル制御部10は、操作された記号キーK1に対応する記号を指定記号9と認識する。図10は、記号「m」に対応する記号キーK1が操作されたため、パネル制御部10が記号「m」を指定記号9と認識する例を示している。
パネル制御部10は、簡易選択モードで何れかの記号キーK1が操作されたとき、入力表示欄61内の記号であって、認識した指定記号9と同じ記号のうち、何れか1つを選択状態にする。図10の上方の図は、記号「m」に対応する記号キーK1が操作されたため、パネル制御部10が、入力表示欄61の「Document」のうち、最も先頭側に位置する指定記号9「m」を選択状態とする例を示す。
このように、パネル制御部10は、簡易選択モードで指定記号9を認識し、かつ、入力表示欄61に指定記号9と同じ記号が複数含まれているとき、指定記号9と同じ記号のうち、最も先頭に位置する記号を選択状態とする。
しかし、実際に修正すべき記号(誤入力された記号)は、「Solutioms」中の「m」である。そこで、パネル制御部10は、同じ記号キーK1が操作されたとき、選択状態とする指定記号9を切り替える。図10の下方の図は、一度、記号「m」に対応する記号キーK1が操作された後、再度、記号「m」に対応する記号キーK1が操作されたときの状態を示す。つまり、図10の下方の図は、指定記号9に対応する記号キーK1が繰り返し操作されたため、パネル制御部10が、入力表示欄61の記号のうち、「Solutioms」中の「m」に選択状態とする記号を切り替えた例を示す。
このように、簡易選択モードでは、入力表示欄61内に指定記号9が複数含まれているとき、パネル制御部10は、指定記号9に対応する記号キーK1への操作がなされるごとに選択状態とする指定記号9を切り替える。これにより、使用者は修正すべき記号に対応する記号キーK1を1又は複数回操作するだけで、修正すべき記号を選択状態とすることができる。
(記号の修正)
次に、図11、図12を用いて、実施形態に係る操作パネル1での記号の修正を説明する。図11、12は実施形態に係る操作パネル1での記号の修正の一例を示す図である。
上述のように、実施形態に係る操作パネル1(表示入力装置)では、誤入力した記号を容易に選択状態とすることができる。そして、操作パネル1は、選択状態とされた記号の修正入力を受け付ける。以下、記号の修正の流れの例を説明する。
まず、パネル制御部10は、ソフトウェアキーボード画面6内に、記号の修正に用いる削除キーK9を表示パネル11に表示させる。
そして、パネル制御部10は、入力表示欄61のいずかの記号が選択されている状態での削除キーK9の操作を、選択状態の記号を削除する入力として受け付ける。そして、パネル制御部10は、削除キーK9の次に操作された記号キーK1に対応する記号を、修正後の記号として受け付ける。この場合、パネル制御部10は、記号キーK1への操作を、記号を指定するための操作とは認識しない。
その結果、パネル制御部10は、削除した記号の位置に修正後の記号を挿入する。つまり、簡易選択モードにおいて、パネル制御部10は、入力表示欄61内の選択状態の記号を、削除キーK9の操作の次に操作された記号キーK1に対応する記号に置き換える。
図11は、簡易選択モードでの記号の修正の流れを示す。図11の上方の図は、「Solutioms」中の「m」が選択状態であった状態で、使用者が削除キーK9を操作した状態を示す。そして、図11の下方の図は、削除キーK9の次に使用者が「n」の記号キーK1を操作したことにより、削除された記号の位置に修正後の正しい記号「n」が挿入された状態を示す。
なお、記号キーK1の操作による差し替えの修正後、次に記号キーK1が操作された場合、入力表示欄61内に操作された記号キーK1に対応する記号が選択状態となる(無ければ、変化無し)。
次に、図12を用いて、簡易選択モードから通常入力モードに戻し、通常入力モードとなってからの記号の修正を説明する。
まず、パネル制御部10は、簡易選択モードで切替キーK6が操作されたとき、表示パネル11のモードを通常入力モードに戻す。入力表示欄61の記号のうち、誤入力した記号が1つの場合、さらに別の記号を選択状態とする必要はない。そのため、この場合、通常入力モードに戻ってから誤入力した記号を修正すればよい。
図12の上方の図は、通常入力モードに戻るため、切替キーK6が操作されたことを示す。簡易選択モードが解除され、その結果、パネル制御部10は、操作パネル1を通常入力モードに戻す。そして、通常入力モードであることを示すため、パネル制御部10は、白黒が反転していない状態で切替キーK6を表示パネル11に表示させる。
なお、いったん簡易選択モードに移行した後、通常入力モードに戻った場合、パネル制御部10は、修正候補記号8を警告状態で表示させてもよいし、させなくてもよい。図12では、簡易選択モードから通常入力モードに戻ると、パネル制御部10が修正候補記号8の警告表示を解除する例を示している。
通常入力モードに戻っても入力表示欄61内の記号の選択状態は維持される。そして、図12の下方の図は、切替キーK6の次に使用者が「n」の記号キーK1を操作したことにより、選択状態であった「Solutioms」中の「m」が、正しい記号(修正後の記号)「n」に置き換えられた後の状態を示す。そして、パネル制御部10は、カーソル62の表示を再開する。
このようにして、実施形態に係る表示入力装置(操作パネル1)は、各種記号の入力のため複数並べられる記号キーK1と、通常入力モードと簡易選択モードのモードを切り替えるための切替キーK6と、操作された記号キーK1に対応する記号を表示する入力表示欄61を含むソフトウェアキーボード画面6を表示する表示パネル11と、表示パネル11に対して設けられ、使用者のタッチ位置を検知するためのタッチパネル部12と、通常入力モードでは記号キーK1が操作されるごとに操作された記号キーK1に対応する記号を入力表示欄61内に追加させ、記号キーK1の領域のうちの予め定められた内部領域F1よりも外側の領域である外周領域F2が操作された記号キーK1に対応する記号を修正候補記号8と認識し、通常入力モードで切替キーK6が操作されたとき、表示入力装置のモードを簡易選択モードとし、簡易選択モードに移行したとき、入力表示欄61に表示された記号のうちいずれか1つの修正候補記号8を選択状態とし、選択状態の記号の修正がなされたとき、入力表示欄61内の選択状態の記号を修正後の記号に置き換える制御部(パネル制御部10)と、を含む。
記号キーK1の外周領域F2が操作されたとき、本来操作したい記号キーK1の隣の記号キーK1を誤って操作した可能性がある。つまり誤入力した可能性がある。指が太めの人は、本来タッチしたい記号キーK1のとなりの記号キーK1をタッチしやすい。そこで、制御部(パネル制御部10)は、簡易選択モードに移行したとき、入力表示欄61に表示された記号のうちいずれか1つの修正候補記号8を選択状態とする。これにより、外周領域F2が操作された記号キーK1に対応する記号であって、誤入力の可能性が高い記号が自動的に選択状態となる。つまり、簡易選択モードに移行するだけで、入力表示欄61内の記号の入力位置が、誤入力の可能性が高い記号の位置に自動的にジャンプする。そして、自動的に選択状態とされた記号が誤入力された記号である場合、直ちに修正することができる。従来のように記号の入力位置を移動させるキーを繰り返し操作したり、長押しすることなく、誤入力された記号を容易に選択状態とし、修正することができる。従って、誤入力した記号の修正を容易に行うことができる。そして、ソフトウェアキーボードの使いやすさ(記号の修正のしやすさ)を向上させることができる。
また、表示パネル11は、ソフトウェアキーボード画面6に方向キーを表示する。簡易選択モードにおいて、入力表示欄61に複数の修正候補記号8が含まれているとき、制御部(パネル制御部10)は、簡易選択モードへの移行に伴って最も先頭に位置する修正候補記号8を選択状態とし、方向キーの操作ごとに、選択状態とする修正候補記号8を切り替える。
これにより、外周領域F2が操作された記号キーK1が複数ある場合、方向キーを操作するだけで選択状態とする修正候補記号8を順番に切り替えることができる。つまり、記号の入力位置を移動させるキーを繰り返し操作したり、長押したりすることなく、誤入力の可能性が高い記号の位置に入力位置をジャンプさせることができる。そのため、誤入力した記号の修正をさらに容易に行うことができる。
また、表示パネル11は、ソフトウェアキーボード画面6に右方向キーK3と左方向キーK2を表示する。制御部(パネル制御部10)は、右方向キーK3が操作されたとき、右方向キーK3の操作前に選択状態とされていた修正候補記号8の1つ右隣の修正候補記号8を選択状態とし、左方向キーK2が操作されたとき、左方向キーK2の操作前に選択状態とされていた修正候補記号8の1つ左隣の修正候補記号8を選択状態する。これにより、記号の入力位置を意図する方向に(自由に)ジャンプさせることができる。
また、簡易選択モードにおいて、制御部(パネル制御部10)は、操作された記号キーK1に対応する記号を指定記号9と認識し、何れかの記号キーK1が操作されたとき、入力表示欄61内の記号のうち、何れか1つの指定記号9を選択状態にする。
これにより、誤入力した記号に対応する記号キーK1(先の入力で誤入力した記号キーK1と同じ記号キーK1)を操作するだけで、入力表示欄61内の記号のうち誤入力した記号を選択することができる。そして、選択状態となった記号を直ちに修正することができる。従来のように記号の入力位置を移動させるキーを繰り返し操作したり、長押ししたりすることなく、誤入力した記号を修正することができる。従って、誤入力した記号の修正を容易に行うことができる。また、ソフトウェアキーボードの使いやすさ(記号の修正がしやすさ)を大きく高めることができる。
また、簡易選択モードにおいて、入力表示欄61内に指定記号9が複数含まれているとき、制御部(パネル制御部10)は、指定記号9に対応する記号キーK1への操作がなされるごとに選択状態とする指定記号9を切り替える。これにより、入力表示欄61内に指定記号9が複数含まれている場合、指定記号9に対応する記号キーK1への操作を繰り返すだけで、選択状態とする記号を切り替えることができる。これにより、入力表示欄61内の複数の指定記号9のうち、意図する指定記号9を選択状態とすることができる。
また、表示パネル11は、削除キーK9を含むソフトウェアキーボード画面6を表示する。簡易選択モードにおいて、制御部(パネル制御部10)は、入力表示欄61内の選択状態の記号を、削除キーK9の操作の次に操作された記号キーK1に対応する記号に置き換えさせる。これにより、誤入力した記号を容易に修正することができる。
また、制御部(パネル制御部10)は、簡易選択モードで切替キーK6が操作されたとき、表示入力装置(操作パネル1)のモードを通常入力モードに戻し、入力表示欄61内の選択状態の記号を、通常入力モードへの復帰後に最初に操作された記号キーK1に対応する記号に置き換えさせる。これにより、簡易選択モードを解除しつつ、誤入力した記号を容易に修正することができる。
制御部(パネル制御部10)は、修正候補記号8を通常表示と異なる警告状態で表示パネル11に表示させる。これにより、誤入力の可能性のある記号への注意を引かせることができる。また、誤入力の可能性を使用者に警告することができる。
また、実施形態に係る画像形成装置(複合機100)は、上述の表示入力装置(操作パネル1)を含む。誤入力した記号を容易に修正することができるので、アドレス、名称のような情報を入力しやすい画像形成装置を提供することができる。また、使いやすい画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、表示パネルとタッチパネル部を有する表示入力装置や、画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 1 操作パネル(表示入力装置)
10 パネル制御部(制御部) 11 表示パネル
12 タッチパネル部 6 ソフトウェアキーボード画面
61 入力表示欄 8 修正候補記号
9 指定記号 F1 内部領域
F2 外周領域 K1 記号キー
K2 左方向キー K3 右方向キー
K6 切替キー K9 削除キー

Claims (9)

  1. 各種記号の入力のため複数並べられる記号キーと、通常入力モードと簡易選択モードのモードを切り替えるための切替キーと、操作された前記記号キーに対応する記号を表示する入力表示欄を含むソフトウェアキーボード画面を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルに対して設けられ、使用者のタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、
    前記通常入力モードでは前記記号キーが操作されるごとに操作された前記記号キーに対応する記号を前記入力表示欄内に追加させ、前記記号キーの領域のうちの予め定められた内部領域よりも外側の領域である外周領域が操作された前記記号キーに対応する記号を修正候補記号と認識し、前記通常入力モードで前記切替キーが操作されたとき、表示入力装置のモードを簡易選択モードとし、前記簡易選択モードに移行したとき、前記入力表示欄に表示された記号のうちいずれか1つの前記修正候補記号を選択状態とし、選択状態の記号の修正がなされたとき、前記入力表示欄内の選択状態の記号を修正後の記号に置き換える制御部と、を含むことを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記表示パネルは、前記ソフトウェアキーボード画面に方向キーを表示し、
    前記簡易選択モードにおいて、
    前記入力表示欄に複数の前記修正候補記号が含まれているとき、前記制御部は、前記簡易選択モードへの移行に伴って最も先頭に位置する前記修正候補記号を選択状態とし、前記方向キーの操作ごとに、選択状態とする前記修正候補記号を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 前記表示パネルは、前記ソフトウェアキーボード画面に右方向キーと左方向キーを表示し、
    前記制御部は、前記右方向キーが操作されたとき、前記右方向キーの操作前に選択状態とされていた前記修正候補記号の1つ右隣の前記修正候補記号を選択状態とし、前記左方向キーが操作されたとき、前記左方向キーの操作前に選択状態とされていた前記修正候補記号の1つ左隣の前記修正候補記号を選択状態することを特徴とする請求項2に記載の表示入力装置。
  4. 前記簡易選択モードにおいて、
    前記制御部は、操作された前記記号キーに対応する記号を指定記号と認識し、何れかの前記記号キーが操作されたとき、前記入力表示欄内の記号のうち、何れか1つの前記指定記号を選択状態にすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示入力装置。
  5. 前記簡易選択モードにおいて、
    前記入力表示欄内に前記指定記号が複数含まれているとき、
    前記制御部は、前記指定記号に対応する前記記号キーへの操作がなされるごとに選択状態とする前記指定記号を切り替えることを特徴とする請求項4に記載の表示入力装置。
  6. 前記表示パネルは、削除キーを含むソフトウェアキーボード画面を表示し、
    前記簡易選択モードにおいて、
    前記制御部は、前記入力表示欄内の選択状態の記号を、前記削除キーの操作の次に操作された前記記号キーに対応する記号に置き換えさせることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示入力装置。
  7. 前記制御部は、前記簡易選択モードで前記切替キーが操作されたとき、前記表示パネルのモードを前記通常入力モードに戻し、前記入力表示欄内の選択状態の記号を、前記通常入力モードへの復帰後に最初に操作された前記記号キーに対応する記号に置き換えさせることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示入力装置。
  8. 前記制御部は、前記修正候補記号を通常表示と異なる警告状態で前記表示パネルに表示させることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示入力装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の表示入力装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
JP2015172896A 2015-09-02 2015-09-02 表示入力装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP6319236B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015172896A JP6319236B2 (ja) 2015-09-02 2015-09-02 表示入力装置及び画像形成装置
US15/239,429 US20170060414A1 (en) 2015-09-02 2016-08-17 Display input device, image forming apparatus and method of controlling display input device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015172896A JP6319236B2 (ja) 2015-09-02 2015-09-02 表示入力装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017049825A JP2017049825A (ja) 2017-03-09
JP6319236B2 true JP6319236B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=58104025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015172896A Expired - Fee Related JP6319236B2 (ja) 2015-09-02 2015-09-02 表示入力装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20170060414A1 (ja)
JP (1) JP6319236B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6594359B2 (ja) * 2017-01-31 2019-10-23 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN110286845A (zh) * 2019-06-14 2019-09-27 北京小米支付技术有限公司 一种控制密码设置界面的方法、装置及介质

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748512A (en) * 1995-02-28 1998-05-05 Microsoft Corporation Adjusting keyboard
US5953541A (en) * 1997-01-24 1999-09-14 Tegic Communications, Inc. Disambiguating system for disambiguating ambiguous input sequences by displaying objects associated with the generated input sequences in the order of decreasing frequency of use
US6195637B1 (en) * 1998-03-25 2001-02-27 International Business Machines Corp. Marking and deferring correction of misrecognition errors
JP2007140900A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Nissan Motor Co Ltd 入力装置
JP5236346B2 (ja) * 2007-07-30 2013-07-17 京セラ株式会社 入力装置
JP2009048348A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Sony Corp 情報処理装置、文字情報の候補の検索方法および文字情報の候補の検索プログラム
CN101785001B (zh) * 2007-08-23 2013-09-18 京瓷株式会社 输入装置
KR101061512B1 (ko) * 2008-07-25 2011-09-02 삼성전자주식회사 터치 스크린을 구비한 휴대 단말기 및 그 휴대 단말기에서키패드 설정 방법
US9043718B2 (en) * 2009-06-05 2015-05-26 Blackberry Limited System and method for applying a text prediction algorithm to a virtual keyboard
US20110035209A1 (en) * 2009-07-06 2011-02-10 Macfarlane Scott Entry of text and selections into computing devices
JP5623053B2 (ja) * 2009-10-08 2014-11-12 京セラ株式会社 入力装置
JP5838148B2 (ja) * 2012-11-16 2015-12-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6040034B2 (ja) * 2013-01-17 2016-12-07 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 取引処理装置及び取引処理方法
JP2015041845A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 カシオ計算機株式会社 文字入力装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017049825A (ja) 2017-03-09
US20170060414A1 (en) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106537296B (zh) 显示输入装置及其控制方法和存储介质
CN109254512B (zh) 处理装置、显示装置和处理方法
JP5923477B2 (ja) 表示入力装置、画像形成装置
US10656831B2 (en) Display input device and method for controlling display input device
US20130321836A1 (en) Electronic apparatus and image forming apparatus
KR20080006666A (ko) 소프트 키보드를 이용한 데이터 처리 장치 및 그의 데이터처리 방법
JP2017151747A (ja) 表示装置、画像形成装置、キー画面の表示方法及びキー画面の表示プログラム
JP6319236B2 (ja) 表示入力装置及び画像形成装置
JP6035318B2 (ja) 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5919239B2 (ja) 表示入力装置、画像形成装置
JP2015037313A (ja) 処理装置
JP5268849B2 (ja) 表示装置及びこれを搭載した画像形成装置、電子機器
JP2018018349A (ja) 表示装置、および表示制御プログラム
US20220321716A1 (en) Information communication apparatus and program for controlling information communication apparatus
JP2014195202A (ja) シンボル入力装置及びプログラム
JP2011237982A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6676985B2 (ja) 電子機器
JP6365290B2 (ja) ドキュメント出力装置、出力先確認支援方法、およびコンピュータプログラム
JP6801347B2 (ja) 表示入力装置及び記憶媒体
WO2018185936A1 (ja) 画像形成装置
JP2015028734A (ja) 操作装置および画像処理装置
JP7159707B2 (ja) 表示装置及びプログラム
JP5186458B2 (ja) 文字入力装置及び画像形成装置
JP6101647B2 (ja) 入力装置及び画像形成装置
JP2013065070A (ja) 入力装置および入力制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170621

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6319236

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees