JP5919239B2 - 表示入力装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は設定用のキーなどの画像を表示する表示を有する表示入力装置に関する。又、表示入力装置を備えた画像形成装置に関する。
複合機、プリンターのような画像形成装置には、操作、設定用のキーや画像、情報を表示する表示部や、操作、設定のための入力を受け付けるためのタッチパネルなどを含む表示入力装置が設けられる。表示入力装置では、画像形成装置のような取り付けられた装置で設定可能な機能(設定項目)を設定することができる。ここで、従来、使用者の利便性や、購入者の満足度を高めるため、画像形成装置の多機能化(設定できる設定項目の増加)が進められている。しかし、多機能化が進めば進むほど設定手順が複雑でわかりづらいものになりやすく、各種設定(画像形成装置でいえば、印刷に関する設定項目を選択や、設定値の設定)での手間と時間が増加する。
そこで、設定のわかりにくさを解消する工夫がなされることがある、このような技術の一例が特許文献1に記載されている。具体的に、特許文献1には、ドライバー選択画面41で選択された第1および第2プリンターの印刷条件設定データ(動作条件)が読み出し、夫々の設定項目を比較し、比較の結果、相違する設定値の表示色は赤色に、同一であってもデフォルト値と異なる設定値の表示色は青色に、デフォルト値と同じ設定値の表示色は黒色に設定される情報処理装置が記載されている。これにより、プリンターやスキャナなどの周辺装置に対して設定される複数の動作条件から選択された2以上の動作条件の相違部分を明示して、効率の良い動作条件の選定を行えるようにしようとする(特許文献1:要約参照)。
特開2007−200304号公報
画像形成装置では、各機能(コピーや原稿読み取りなどの機能)を利用するうえで、選択、設定できる設定項目が多数用意される(例えば、数十から数百)。使用者は、表示入力装置に入力を行って、設定項目のうち、設定したい設定項目を選択する。そして、選択した設定項目について設定値が設定される。
ジョブの設定の際、全ての設定項目に対して設定値をしなくてはならないと手間がかかりすぎるので、画像形成装置では、各設定項目にデフォルトの設定値が設定される。使用するか否かを選択できる性質の設定項目(例えば、両面印刷など、使用しなくてもジョブが実行できる設定項目)については、デフォルトの設定値は「利用しない(実行しない)」とされる(例外あり)。一方、ズームの倍率や濃度など一定の値が必要な設定項目(単純に使用するか否かを選択するタイプではない設定項目)については、デフォルトの設定値は、最も使用頻度が高いと認められる値とされる(例えば、ズームであれば等倍)。言い換えると、デフォルトの設定値は、最もノーマルな内容でジョブが行われる設定値ともいえる。そして、使用者が設定していない設定項目については、デフォルト設定値に基づいて、ジョブが実行される。
ここで、表示入力装置では、設定した設定値に基づきジョブを実行したときの結果を確認するためのプレビュー画像(仕上がり画像)を表示できるようにすることがある。プレビュー画像をの確認により、使用者は、設定漏れや設定ミスの有無を確認できる。これによって、ジョブの実行結果が使用者の意図しないものとなることを避けることができる。
しかし、従来では、使用者が設定した設定値は何か、といった情報が1画面内で的確に表示されず、デフォルトの設定値と何が異なっているかわかりづらいという問題がある。また、比較対象は表示されないので、選択した設定項目の設定値を設定する場合と、設定しない場合との差異がわかりづらい(確認しづらい)という問題がある。
尚、特許文献1記載の技術によれば、複数のプリンタードライバーでの設定条件を比較するので、各プリンターでの印刷条件の差がわかりやすくなる。しかし、プレビュー画像についての記載はないので、上述のようなプレビュー画像を表示してもなお存在する設定の分かりづらさに対応することはできない。
本発明は上記の問題点に鑑み、設定値の設定がジョブの実行結果にどのように反映されるか(デフォルト値と異なる設定値を設定することにより、ジョブの結果がどのように異なるか)を容易に確認にできるようにして、表示入力装置を使いやすくし、設定操作をわかりやすくする。
上記課題解決のため、請求項1に係る表示入力装置は、設定項目を選択し、選択した前記設定項目の設定値を設定するための画面を表示する表示部と、前記設定値の設定を受け付ける操作入力部と、設定された前記設定値と、前記設定値が設定されない場合に適用される各前記設定項目のデフォルト設定値を記憶する記憶部と、を含み、前記表示部は、設定された前記設定値を反映してジョブを実行したときの結果を確認するための仕上がり画像と、前記デフォルト設定値に基づきジョブを実行したときの結果を確認するための画像であって、前記デフォルト設定値を反映したデフォルト設定画像を表示し、また、前記表示部は、前記仕上がり画像として、設定された全ての前記設定値を反映した全設定値画像を表示し、設定された複数の前記設定値を反映した前記仕上がり画像を表示している状態で、前記操作入力部が予め定められた分離操作を受け付けたとき、前記仕上がり画像として、1つの前記設定値のみを反映し、反映した前記設定値以外の前記設定項目については前記デフォルト設定値を適用した個別設定値画像を設定された前記設定値ごとに複数表示し、前記操作入力部が予め定められた戻し操作を受け付けたとき、前記個別設定値画像に替えて前記全設定値画像を表示することとした。
本発明によれば、設定値の設定がジョブの実行結果にどのように反映されるか、デフォルト値と異なる設定値を設定することによりジョブの結果がどのように異なるか、などの点を容易に確認することができる。従って表示入力装置の使いやすさとわかりやすさを高めることができる。
実施形態に係る複合機の一例を示す図である。 実施形態に係る操作パネルを示す図である。 複合機や操作パネルのハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る表示入力装置で使用者が特に設定値を設定していない状態での選択画面の一例を示す。 実施形態に係る表示入力装置で使用者が設定値を設定した状態での選択画面の一例を示す。 実施形態に係る操作パネルでの仕上がり画像とデフォルト設定画像の表示切替の一例を示す図である。 実施形態に係る操作パネルでの設定項目(設定値)ごとの仕上がり画像の表示の一例を示す図である。 実施形態に係る操作パネルでの個別設定値画像の選択の一例を説明するための図である。 実施形態に係る個別設定値画像とデフォルト設定画像の表示の切り替えの一例を説明するための図である。 実施形態に係る操作パネルでの設定項目(設定値)を組み合わせた仕上がり画像の表示の一例を示す図である。 実施形態に係る組合せ設定値画像とデフォルト設定画像の表示の切り替えの一例を説明するための図である。 本実施形態の操作パネルでの設定値を破棄するための仕上がり画像への操作について説明するための図である。
以下、図1〜図12を用い、実施形態を説明する。以下では、操作パネル1(表示入力装置に相当)を含む複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げ説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず、単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置の概略)
まず、図1を用い、実施形態に係る複合機100の概略を説明する。図1は、実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。
図1に破線で示すように、複合機100の正面前方には、複合機100に関して各種設定を行うための操作パネル1が設けられる(詳細は後述)。又、図1に示すように、本実施形態の複合機100は、上部に原稿搬送部2aと画像読取部2bを含む読取装置2とが設けられる。また、複合機100は、内部に、給紙部3a、搬送部3b、画像形成部3c、定着部3d、排出搬送部3e、両面搬送部3fなどを含む。
画像読取部2bは、原稿を読み取り、画像データを生成する。原稿搬送部2aは、自動的に連続して読取位置に原稿を搬送できる。画像読取部2bは、原稿搬送部2aが搬送する原稿を読み取ることもできる。また、原稿搬送部2aは、上方にむけて開閉可能である。画像読取部2bは原稿搬送部2aの下方にセットされた原稿を読み取ることもできる。
印刷に関し、給紙部3aは、用紙を1枚ずつ搬送部3bに送り込む。搬送部3bは、排出トレイ31まで用紙を搬送する。画像形成部3cは、画像データに基づきトナー像を形成する。定着部3dは、用紙に転写されたトナー像を定着させる。排出搬送部3eは、トナー定着後の用紙(印刷済用紙)を排出トレイ31に排出する。排出搬送部3eは、両面の印刷ときでは、両面搬送部3fの方向に用紙を搬送する。両面搬送部3fは、画像形成部3cの上流側に向けて片面印刷済みの用紙を搬送する。
(操作パネル1)
次に、図2を用いて、実施形態に係る表示入力装置としての操作パネル1を説明する。図2は、実施形態に係る操作パネル1を示す図である。
図1に示すように、操作パネル1は、複合機100の正面上方に設けられる。図2に示すように、操作パネル1は、表示部11、タッチパネル部12(操作入力部に相当)、各種ハードキー13(操作入力部に相当)を含む。操作パネル1は、ハードキー13として、コピー等の処理開始指示用のスタートキー131や、数字入力用のテンキー部132などを含む。
表示部11は、液晶表示パネルである。尚、表示部11は、有機ELパネルなど他種の表示パネルでもよい。表示部11は、複合機100の設定を行うためのメニューやキーが配された画面、画像を表示する。使用者は、表示部11に表示されたキーを指定して、複合機100の各種設定を入力できる。又、表示部11は、複合機100等の状態などのメッセージ等の各種画像、画面を表示する。
又、表示部11に対し(上面に)タッチパネル部12が設けられる。タッチパネル部12は、使用者がタッチした位置、座標を検知するためのものである。キーの表示位置とタッチされた位置を比較することで、使用者が指定するキーが特定され、使用者の入力が受け付けられる。尚、本実施形態のタッチパネル部12は、複数点のタッチを検知できる。例えば、静電容量式のタッチパネルが採用される。
又、操作パネル1には複数の機能選択キー133が設けられる。使用者は、機能選択キー133のなかのいずれかのキーを押して、複合機100の有する機能のうち用いる機能を選択する。機能選択キー133の中には、コピー機能を用いるときに押されるコピーキー133aや、画像読取部2bで読み取った画像データをコンピューター200やFAX装置300に送信するときに押される送信キー133bなどが含まれる。そして、いずれかの機能選択キー133が押されると、表示部11は、選択した機能(押した機能選択キー133)に関する設定項目を選択し、選択した設定項目の設定値を定めるための設定用画面を表示する。
(複合機100等のハードウェア構成)
次に、図3を用いて、実施形態に係る複合機100や操作パネル1のハードウェア構成の一例を説明する。図3は複合機100や操作パネル1のハードウェア構成の一例を示す図である。
まず、複合機100本体内には主制御部4が設けられる。主制御部4は、操作パネル1、原稿搬送部2a、画像読取部2b、給紙部3a、搬送部3b、画像形成部3c、定着部3d、排出搬送部3e等と接続され、これらの部分の動作制御を行う。
主制御部4は、CPU41等の制御を行う素子、回路を含む。CPU41は、記憶装置42に記憶される制御プログラム、制御用データに基づき演算等を行い、複合機100の各部を制御する。記憶装置42は、主制御部4と接続される。記憶装置42は、ROM、RAM、HDD等の不揮発性と揮発性の装置を組み合わせたものである。記憶装置42は、複合機100の制御用プログラム、制御用データ、設定データ、画像データ等の各種データを記憶できる。
そして、主制御部4は、通信部43と接続される。通信部43はネットワークや公衆回線等を介してコンピューター200やFAX装置300(図6では、いずれも便宜上1つのみ図示)と接続される。主制御部4は、通信部43を介して外部のコンピューター200や相手方FAX装置300に画像データなどの各種データを送信できる(スキャナ機能、FAX送信機能)。又、外部のコンピューター200や相手方FAX装置300から送信され、複合機100に入力される画像データに基づき印刷を行うこともできる(プリンター機能、FAX受信機能)。
又、主制御部4には。原稿の画像データや通信部43を介して複合機100に入力された画像データに対し、画像処理を施す画像処理部44が設けられる。画像処理部44が処理した画像データは、印刷や送信に用いられたり、記憶装置42に記憶されたりする。
また、表示部11は、印刷や送信のジョブを実行する前に、設定が適切であるか否かを確認するための画像であり、操作パネル1で設定された設定値を反映している仕上がり画像7を表示することができる。画像処理部44は、この仕上がり画像7を表示部11に表示させるのに必要な画像データを生成する。
又、主制御部4は、操作パネル1になされた入力を認識し、使用者の設定にあわせてコピーや原稿読み取りや送信などのジョブが行われるように複合機100を制御する。本実施形態の操作パネル1は、パネル制御部10、表示部11、タッチパネル部12、ハードキー13(例えば、テンキー部132やスタートキー131)、メモリー14(記憶部に相当)、ドライバー回路15などを含む。
パネル制御部10は、CPUやIC等を含む。パネル制御部10は、表示部11の表示を制御する。主制御部4は、表示に要するデータをパネル制御部10に送信する。パネル制御部10は、主制御部4からの指示に基づき、表示用の画像データD1のようなデータや、表示や動作制御用のプログラムなどを記憶するメモリー14の記憶内容を参照し、表示部11のパネルの表示を実際に制御するドライバー回路15に表示すべき内容の指示を与える。
又、パネル制御部10は、タッチパネル部12の出力を受け、タッチされた位置(座標)を検知、認識する。この位置検知のため、タッチパネル部12には、位置検知部121が設けられる。例えば、位置検知部121は、タッチ位置(タッチされた点の座標)を検知するためのICである。パネル制御部10は、タッチパネル部12(位置検知部121)の出力に基づき、タッチ位置を認識する。そして、パネル制御部10は、タッチ位置とタッチされたときの表示部11が表示していた画面の画像データを比較し、タッチされた位置に表示されていたキーやボタンを認識する。タッチパネル部12の出力と位置(座標)の対応を示すテーブル等のデータは、メモリー14に記憶される。メモリー14は、ROMやRAMを含む。このように、パネル制御部10は、使用者が操作したキーを認識できる。
(設定項目の選択と設定値の設定)
次に、図4、図5を用いて、実施形態に係る操作パネル1での設定項目の選択と選択した設定項目での設定値の設定を説明する。図4は、実施形態に係る表示入力装置で使用者が特に設定値を設定していない状態での選択画面5の一例を示す。図5は、実施形態に係る表示入力装置で使用者が設定値を設定した状態での選択画面5の一例を示す。
本実施形態の複合機100では、上述のように、機能選択キー133により、コピー機能、送信機能など、用いる機能を選択することができる。尚、複合機100はコンピューター200から送信された画像データや設定データに基づき印刷を行うプリンター機能、読み取りで得られた画像データを蓄積し再利用できるボックス機能など、他の機能も有している。
以下では、コピー機能を用いるときの設定項目の選択と、選択した設定項目での設定値の設定を例に挙げて説明する。コピー機能は、原稿を読み取り、読み取りで得られた画像データに基づき、印刷を行って原稿を複写する機能である。そして、コピー機能に関し、複数の設定項目が用意される。尚、送信機能など、他の機能についても、複数の設定項目が用意される。
機能選択キー133のうち、コピーキー133aが押されると、表示部11はコピー機能に関する設定項目を選択するための選択画面5を表示する。パネル制御部10は、各種選択画面5内に、タブとしては、簡単設定タブ61、原稿/用紙/仕上げタブ62、画質タブ63、レイアウト編集タブ64、応用/その他タブ65、設定値比較タブ66を表示部11に表示させる。
予め用意され、選択可能な設定項目は多数に及ぶので、1画面内に設定項目を選択するためのキー(設定項目選択キー)を表示しきれない。また、1つのキーが小さくなりすぎないようにキーを表示すべきである。そのため、各設定項目は、複数のカテゴリー(タブ)のうち、何れか1つ、又は、複数に予め分類される。
設定値比較タブ66以外のタブ(タブ61〜65)がタッチされると、パネル制御部10はタッチされたタブに関連付けられた設定項目(タッチされたタブのカテゴリーに属すると予め分類された設定項目)を選択するための選択画面5を表示部11に表示させる。選択画面5内には、設定項目を選択するための選択キーが一覧的に表示される。
図4、図5は、レイアウト編集タブ64の表示位置がタッチされたときに表示される選択画面5の一例を示す。レイアウト編集タブ64に対応する選択画面5には、コピーでの各ページの配置や、印刷物の内容の編集に関する設定項目を選択するためのキー(設定項目選択キー)が配される。具体的に、レイアウト編集タブ64に対応する選択画面5には、ズームキーK1、集約キーK2、余白中央寄せキーK3、製本キーK4、両面分割キーK5、表紙キーK6、ページ番号挿入キーK7、メモ追加印刷キーK8、枠消しキーK9といった複数の設定項目選択キーが配される。
尚、簡単設定タブ61がタッチされると、使用者によって予め選択された、あるいは、経験的に設定頻度が多いとして、選び出された(初期設定された)設定項目に対応するキーが並べられた選択画面5が表示される。原稿/用紙/仕上げタブ62がタッチされると、原稿サイズや用紙サイズや、原稿や用紙の向きや、給紙元など、原稿や用紙に関する設定項目を選択するための選択画面5が表示される。画質タブ63がタッチされると、印刷物の濃度など、画質に関する設定項目を選択するための選択画面5が表示される。応用/その他タブ65がタッチされると、タブ61〜65のいずれにも分類されない設定項目を選択するための選択画面5が表示される。尚、簡単設定タブ61、原稿/用紙/仕上げタブ62、画質タブ63、及び、応用/その他タブ65に対応する選択画面5の図示、説明は省略する。
設定項目選択キーの表示位置がタッチされると、パネル制御部10は、選択された設定項目で設定値を設定するための設定値設定画面(不図示)を表示部11に表示させる。尚、選択画面5や設定値設定画面の表示に要する画像データD1(図3参照)は、メモリー14に記憶される(図3参照)。パネル制御部10は、メモリー14内の画像データD1を用いてタブへの操作に応じて選択画面5を表示部11に表示させ、設定項目選択キーへの操作に応じて設定値設定画面を表示部11に表示させる。
選択画面5に表示された設定項目選択キーの表示位置をタッチすることで、設定項目に対応する設定項目を選択することができる。ズームキーK1の表示位置をタッチして表示される設定画面では、コピーでの倍率(原稿に対する複写物の比)を設定値として設定することができる。集約キーK2の表示位置をタッチして表示される設定画面では、印刷物1ページ内に複数ページを集約するか否か、集約するとき何ページ分を集約するかを設定値として設定することができる。余白中央寄せキーK3の表示位置をタッチして表示される設定画面では、印刷物1ページでの余白や原稿から余白を取り除いた部分を中央に寄せるか否かなどを設定値として設定することができる。製本キーK4の表示位置をタッチして表示される設定画面では、製本印刷を行うか否かなどを設定値として設定することができる。両面分割キーK5の表示位置をタッチして表示される設定画面では、両面印刷を行うか否かなどを設定値として設定することができる。表紙キーK6の表示位置をタッチして表示される設定画面では、1部の先頭に白紙のような表紙を挿入するか否かなどを設定値として設定することができる。ページ番号挿入キーK7の表示位置をタッチして表示される設定画面では、印刷物にページ番号を含めるか否か、ページ番号を付すとき、印刷物中、どの位置にページ番号を付すかなどを設定値として設定することができる。メモ追加印刷キーK8の表示位置をタッチして表示される設定画面では、原稿を縮小し、メモ用の余白を設けるか否かなどを設定値として設定することができる。枠消しキーK9の表示位置をタッチして表示される設定画面では、印刷物の端から設定幅を白紙とするか、設定幅などを設定値として設定することができる。
このように、パネル制御部10は表示部11に複数のタブを表示させ、タッチパネル部12がタブの表示位置へのタッチを検知すると、パネル制御部10は、タブを基準として分類された設定項目を選択するための設定項目選択キーを表示部11に表示させる。そして、パネル制御部10は、タッチパネル部12の出力や、ハードキー13の出力に基づき、設定項目選択キーにより設定項目を選択することで表示される設定画面で設定値を設定する操作を認識し、受け付ける。
ここで、図4、図5に示すように、パネル制御部10は、使用者によって設定値が設定されていない設定項目に対応する設定項目選択キーに付して、設定項目の内容を示す図柄、アイコンを表示部11に表示させる。一方、パネル制御部10は、使用者によって設定値が設定された設定項目については、図柄、アイコンにかえて、設定された設定値を表示部11に表示させ、設定値の表示欄の表示態様を変化させる。例えば、白黒反転や設定項目選択キーの表示色の変更などで、表示態様が変化させられる。
図4、図5に示す例では、使用者によって、4つの設定項目について、設定がなされている例を示している。言い換えると、4つの設定項目の設定値がデフォルトの設定値から変更された状態を示している。具体的に、図5の例では、倍率の設定項目での設定値を「自動」とする設定がなされ(デフォルトでは「100%=等倍」)、集約の設定項目での設定値を「2in1」とする設定がなされ(デフォルトでは、「集約しない」)、余白中央寄せの設定項目での設定値を「中央寄せ」とする設定がなされ(デフォルトでは、「寄せなし」)、ページ番号挿入の設定項目では設定値を「中央下方に、−♯−の態様でページ番号を付す」とする設定がなされた(デフォルトでは、「ページ番号を付さない」)状態を示している。
(デフォルトの設定値)
ここで、図3を用いて、デフォルトの設定値について説明しておく。
本実施形態の複合機100では、各機能を利用するうえで、選択、設定できる設定項目が多数用意される(例えば、設定項目を合計すると百を越える)。
ここで、使用者の意図を完全に反映してジョブを実行するには、利用する機能(例えば、コピー機能)の設定項目の全てに対し設定値が定めることが、理想的である。しかし、それでは、設定に手間がかかりすぎる。そのため、各設定項目についてデフォルトの設定値が設定される場合がある。
例えば、ページ番号挿入や、集約印刷や、中央寄せのような、設定項目(機能)を利用するか否かと定められる性質の設定項目については、デフォルトの設定値は、その設定項目(機能)を「用いない(実行しない)」旨の値とされる。一方、倍率や濃度のように、単純に、Yes、Noで定めることができず(設定項目(機能)を利用するか否かと定めることができず)、何らかの具体的な値を設定する必要がある設定項目については、デフォルトの設定値は、最も使用頻度が高いと認められる値にされる(例えば、ズームの設定項目については「等倍」)。
例えば、各設定項目のデフォルトの設定値を示すデータ(デフォルト設定値データD2)は、メモリー14に記憶される(図3参照)。あるいは、記憶装置42に記憶させてもよい。そして、使用者によって設定値が設定されなかった設定項目については、主制御部4は、デフォルトの設定値を適用してジョブを実行させる。本実施形態の複合機100では、デフォルトで、倍率は等倍、濃度は標準で設定されているので、原稿をセットし、何ら設定値を変更せずにスタートキー131を押せば、本実施形態の複合機100は標準濃度で等倍のコピーを行う。
(仕上がり画像7とデフォルト設定画像8)
次に、図6を用いて、実施形態に係る操作パネル1での仕上がり画像7とデフォルト設定画像8の表示について説明する。図6は、実施形態に係る操作パネル1での仕上がり画像7とデフォルト設定画像8の表示切替の一例を示す図である。
尚、以下の図を用いた説明では、図5の場合と同様に、倍率の設定項目での設定値を「自動」とする設定がなされ、集約の設定項目での設定値を「2in1」とする設定がなされ、余白中央寄せの設定項目での設定値を「中央寄せ」とする設定がなされ、ページ番号挿入の設定項目では設定値を「中央下方に、−♯−の態様でページ番号を付す」とする設定が使用者によりなされた場合について説明する。
本実施形態の操作パネル1(表示部11)では、タッチパネル部12やハードキー13によって使用者による設定値の設定入力が受け付けられる。そして、本実施形態の操作パネル1(表示部11)は、設定された設定値を反映した仕上がり画像7(ジョブの実行結果の一例を示す画像)を表示する。この仕上がり画像7を見ることで、使用者は、設定漏れがないか、設定した設定値や選択した設定項目は、使用者が意図した内容と合致しているかなどを確認できる。これにより、設定漏れや設定ミスを防ぎ、使用者が意図しない内容で無駄なジョブが実行されることを防ぐことができる。
ここで、仕上がり画像7をみても、設定値を設定する場合と、しない場合(デフォルトの設定値である場合)との差が分かりづらい場合がある。そこで、本実施形態の操作パネル1(表示部11)は、デフォルト設定値に基づきジョブを実行したときの結果を確認するための画像であって、デフォルト設定値を反映したデフォルト設定画像8も表示する。これにより、使用者は、仕上がり画像7とデフォルト設定画像8を見比べ、設定値を設定することによりどのようにデフォルトと異なる結果が得られるかを確認できる。
設定値比較タブ66の表示位置がタッチされると、パネル制御部10は、仕上がり画像7を表示部11に表示させる。尚、パネル制御部10は、スタートキー131が押された場合など、ジョブの実行が指示されたときでもよい。
パネル制御部10は、設定値比較タブ66の表示位置がタッチされたとき、仕上がり画像7の第1段階として、使用者により設定された全ての設定値を反映した全設定値画像71を表示部11に表示させる。使用者がデフォルトから変更した設定値(使用者が設定した設定値)は、設定内容データD3として記憶されている。
ここで、使用者が読み取らせようとする1又は複数ページ分の原稿を読み取ることで得られた画像データが、仕上がり画像7として表示するうえでの基準となる画像データとして用いられてもよい。この場合、仕上がり画像7を表示するとき、ジョブ実行前に、原稿搬送部2aに原稿が載置されていれば原稿搬送部2aに1又は複数枚の原稿を搬送させ、画像読取部2bに1又は複数枚の原稿を読み取らせる。原稿搬送部2aに原稿が載置されていなければ、画像読取部2bに、載置読取用コンタクトガラス21(図1参照)に載置された原稿を読み取らせる。
尚、仕上がり画像7の表示のために原稿を読み取るとき、ジョブ開始前に、仕上がり画像7の表示用に読み取った原稿を元のセット位置に戻すようにしてもよいし、仕上がり画像7の表示用の読み取りで得られた画像データを用いてジョブを実行し、原稿を戻さないですむようにしてもよい。
実際に読み取った原稿の画像データに基づき仕上がり画像7を表示するとき、記憶装置42やメモリー14は、読み取りで得られた1又は複数枚分の原稿の画像データを記憶する。そして、パネル制御部10(画像処理部44でもよい)は、読み取りで得られた画像データに対し、設定された全ての設定値(設定されなかった設定項目については、デフォルトの設定値)に応じた画像処理を行うとともに、仕上がり画像7の表示領域のドット数とあわせるための画像処理を行い、全設定値画像71を表示するための仕上がり画像7用データD4を生成する。
又、仕上がり画像7として表示するうえでの基準となる画像データには、予め用意された画像データ(仕上がり画像7表示の際に固定して用いられる画像データ、ひな形の画像データ)が用いられてもよい。この場合、仕上がり画像7として表示するうえでの基準となる画像データは、メモリー14や記憶装置42に予め記憶される。
予め用意された画像データを用いるとき、パネル制御部10(画像処理部44でもよい)は、予め用意された画像データを読み出し、設定された全ての設定値(設定されなかった設定項目については、デフォルトの設定値)に応じた画像処理を予め用意された画像データに対して施し、全設定値画像71を表示するための仕上がり画像7用データD4を生成する。また、必要があれば、仕上がり画像7の表示領域のドット数とあわせるための画像処理も行われる。
そして、パネル制御部10は、生成された全設定値画像71を表示するための仕上がり画像7用データD4に基づき、表示部11に全設定値画像71を表示させる。
図6の上方の図の例として示す全設定値画像71では、「2in1」、「ページ番号挿入」、「中央寄せ」、「自動倍率」が反映された状態を示している。また、使用者がどのような設定値、設定項目を設定したかわかりやすくするため、設定した設定値や設定項目を示す文字列が全設定値画像71に対して表示される。
また、図6の上方の図では、集約印刷の設定値に対応した「2in1」、ページ番号挿入に対応した「Page」、中央寄せに対応した「Centering」、倍率の設定値に対応した「Auto」の文字列が表示される例を示している。尚、表示する文字列や、文字列の表示位置は、設定値を設定することで影響が大きい部分に表示されるように、予め定められる。
ここで、全設定値画像71を表示中に、予め定められた第1切替条件が満たされたとき、又は、タッチパネル部12が予め定められた第1切替操作を受け付けたとき、パネル制御部10は、全設定値画像71に替えて、デフォルト設定画像8を表示部11に表示させる。
デフォルト設定画像8は、実際に読み取った原稿の画像データに基づくものでもよい。この場合、仕上がり画像7(全設定値画像71)の表示するときの読み取りで得られた1又は複数枚分の原稿の画像データに基づき、パネル制御部10(画像処理部44でもよい)は、全設定項目についてデフォルトの設定値を適用した画像処理を行うとともに、仕上がり画像7の表示領域のドット数とあわせるための画像処理を行い、デフォルト設定画像8を表示するためのデフォルト設定画像8を表示するための画像データ(仕上がり画像7用データD4)を生成する。一方、予め用意されたデフォルト設定画像8表示用の画像データを用いてデフォルト設定画像8が表示されてもよい(この場合、デフォルト設定画像8として表示される画像は毎回同じとなる)。
予め定められた第1切替条件は、適宜定めることができる。本実施形態の操作パネル1では、操作パネル1に対する入力(タッチパネル部12やハードキー13や機能選択キー133へのタッチ)がなくなってから予め定められた時間(例えば、5〜10秒程度)経過したことが、第1切替条件とされる(例えば、パネル制御部10が計時)。
また、予め定められた第1操作は、適宜定めることができる。本実施形態の操作パネル1では、タッチパネル部12に対し、長押し(1〜数秒程度の予め定められた時間、継続した同じ位置へのタッチ)が、第1操作とされる。尚、第1操作は、フリック操作のように、他のジェスチャー操作でもよい。
更に、デフォルト設定画像8の表示中に、予め定められた第1切替条件が満たされたとき、又は、タッチパネル部12が予め定められた第1切替操作を受け付けたとき、パネル制御部10は、デフォルト設定画像8に替えて、全設定値画像71を表示部11に表示させる。これにより、デフォルト設定画像8と全設定値画像71を切り替えて、比較することができる。
(設定項目ごとの仕上がり画像7の表示)
次に、図7〜図9を用いて、実施形態に係る操作パネル1での設定項目(設定値)ごとの仕上がり画像7の表示について説明する。図7は、実施形態に係る操作パネル1での設定項目(設定値)ごとの仕上がり画像7の表示の一例を示す図である。図8は、実施形態に係る操作パネル1での個別設定値画像72の選択の一例を説明するための図である。図9は、実施形態に係る個別設定値画像72とデフォルト設定画像8の表示の切り替えの一例を説明するための図である。
本実施形態の操作パネル1では、全設定値画像71を表示して、仕上がり(ジョブの実行結果)を示す画像が表示される。
しかし、複数設定された設定値のうち、どの設定値によって、どのような処理がなされるか(反映されているか)わかりづらい場合がある。そこで、本実施形態の操作パネル1では、パネル制御部10は、設定された複数の設定値を反映した仕上がり画像7(例えば、全設定値画像71や後述の組合せ設定値画像73)を表示している状態で、タッチパネル部12が予め定められた分離操作を受け付けたとき、仕上がり画像7として、対応する1つの設定値のみを反映し、反映した設定値以外の設定項目についてはデフォルト設定値を適用した個別設定値画像72を、設定された設定値ごとに複数表示させる。
予め定められた分離操作は、適宜定めることができる。本実施形態の操作パネル1では、タッチパネル部12(パネル制御部10)は、仕上がり画像7の領域外でのピンチアウト(2点タッチした後、2点の距離を広げる操作)のジェスチャー操作を分離操作として受け付ける。
全設定値画像71のような複数の設定値が反映された仕上がり画像7を表示している状態で、分離操作がなされたとき、図7の下方の図に示すように、パネル制御部10は、全設定値画像71に替えて、設定された設定値ごとに、1つの設定値のみが反映された複数の仕上がり画像7(個別設定値画像72)を表示部11に表示させる。
実際に読み取った原稿の画像データに基づき全設定値画像71や個別設定値画像72を表示するとき、記憶装置42やメモリー14は、読み取りで得られた1又は複数枚分の原稿の画像データを記憶している。そして、パネル制御部10(画像処理部44でもよい)は、読み取りで得られた画像データに対し、設定された設定値ごとに、1つの設定値のみを反映させた(設定されない設定項目については、デフォルトの設定値を適用した)画像処理を行うとともに、仕上がり画像7の表示領域のドット数とあわせるための画像処理を行い、使用者が設定した設定値の個数に応じた枚数の個別設定値画像72を表示するための仕上がり画像7用データD4を生成する。
又、仕上がり画像7として表示するうえでの基準となる画像データには、予め用意され固定された画像データが用いられてもよい。この場合、仕上がり画像7として表示するうえでの基準となる画像データは、メモリー14や記憶装置42に予め記憶される。予め用意された画像データが用いるとき、パネル制御部10(画像処理部44でもよい)は、予め用意された画像データを読み出し、読み出した画像データに対し、設定された設定値ごとに、1つの設定値のみを反映させるための(設定されない設定項目については、デフォルトの設定値を適用した)画像処理を行って、使用者が設定した設定値の個数に応じた枚数の個別設定値画像72を表示するための仕上がり画像7用データD4を生成する。また、必要があれば、仕上がり画像7の表示領域のドット数とあわせるための画像処理も行われる。
そして、パネル制御部10は、生成された複数の個別設定値画像72を表示するための仕上がり画像7用データD4に基づき、表示部11に個別設定値画像72を表示させる。
本説明では、上述のように、「2in1」、「中央下方に、−♯−の態様でページ番号を付す」、「Centering」、「Auto(自動倍率)」といった設定値が設定されている。この場合、分離操作がなされると、パネル制御部10は、図7に示すように、4つの個別設定値画像72を表示部11に表示させる。図7に示す各個別設定値画像72のうち、最も左側の個別設定値画像72は「Auto(自動倍率)」の設定値のみが設定されたときの仕上がり画像7を示し、左から2つ目の個別設定値画像72は、「Centering(中央寄せ)」の設定値のみが設定されたときの仕上がり画像7を示し、左から3つ目の個別設定値画像72は、「2in1」の設定値のみが設定されたときの仕上がり画像7を示し、最も右側の個別設定値画像72は、「中央下方に、−♯−の態様でページ番号を付す」の設定値のみが設定されたときの仕上がり画像7を示す。尚、2in1では、原稿の方向が90度回転するので、2in1の設定値以外の個別設定値画像72は、原稿の向きが全設定値画像71と異なる状態となる。
また、個別設定値画像72を表示している状態で、タッチパネル部12が予め定められた戻し操作を受け付けたとき、パネル制御部10は、仕上がり画像7として、個別設定値画像72に替えて全設定値画像71を表示部11に表示させる。
予め定められた戻し操作は、適宜定めることができる。本実施形態のタッチパネル部12(パネル制御部10)は、全ての個別設定値画像72の外の領域で、タッチパネル部12に対するピンチイン(2点タッチした後、2点の距離を狭める操作)のジェスチャー操作を戻し操作として受け付ける。
個別設定値画像72を仕上がり画像7として表示している状態で、戻し操作がなされたとき、図7の下方の図の状態から図7の上方に示す状態(全設定値画像71の表示状態)となる。これにより、パネル制御部10は、個別設定値画像72の表示を表示部11に停止させ、代わりに全設定値画像71を表示させる。全設定値画像71を表示するための画像データは、先に生成されたものを用いればよい。
ここで、パネル制御部10は、使用者が設定した設定値が複数有る場合、表示部11のサイズは有限であるので、個別設定値画像72同士の一部が重なるように表示部11に表示させる。そのため、下層の個別設定値画像72の内容を視認しづらい場合がある。
そこで、パネル制御部10は、重ねられた個別設定値画像72のうち、1つを選択する操作がタッチパネル部12で受け付けられると、選択された個別設定値画像72を最前面の位置に表示する。
重ねられた個別設定値画像72のうち、1つを選択する操作は適宜定めることができる。個別設定値画像72に付され、反映している設定値の設定項目名を含むタブの表示位置をタッチし長押しと判定される前に離す操作が、選択する操作と扱われてもよい。また、重ねられた個別設定値画像72のうち、1つの個別設定値画像72内のいずれかの位置をタッチし、長押しと判定される前に離す操作が1つを選択する操作と扱われてもよい。
図8では、複数の個別設定値画像72のうち、ページ番号挿入の設定項目(「中央下方に、−♯−の態様でページ番号を付す」の設定値)に対応する個別設定値画像72を選択するれいを示している。個別設定値画像72のタッチによって、パネル制御部10は、最上位(最も手前側、最も上のレイヤー)に、ページ番号挿入の設定項目に対応する個別設定値画像72を表示部11に表示させる。これにより、最上位に表示される個別設定値画像72を自由に切り替えることができる。
また、パネル制御部10は、個別設定値画像72を表示中に、予め定められた第2切替条件が満たされたとき、又は、タッチパネル部12が予め定められた第2切替操作を受け付けたとき、個別設定値画像72の表示領域内にデフォルト設定画像8を表示させる。デフォルト設定画像8は、先に説明したものと同様である。
予め定められた第2切替条件は、適宜定めることができる。本実施形態の操作パネル1では、操作パネル1に対する入力(タッチパネル部12やハードキー13や機能選択キー133へのタッチ)がなくなってから予め定められた時間(例えば、5〜10秒程度)経過したことが、第2切替条件とされる。第2切替条件は第1切替条件と同じでもよい。
また、予め定められた第2操作は、適宜定めることができる。本実施形態の操作パネル1では、パネル制御部10(タッチパネル部12)は、長押し(1〜数秒程度の予め定められた時間、継続した同じ位置へのタッチ)を第2操作として受け付ける。尚、第2操作は、フリック操作のように、他のジェスチャー操作でもよい。
更に、個別設定値画像72の領域内でのデフォルト設定画像8の表示中に、予め定められた第2切替条件が満たされたとき、又は、タッチパネル部12が予め定められた第2切替操作を受け付けたとき、パネル制御部10は、デフォルト設定画像8に替えて、もともと表示していた個別設定値画像72を表示部11に表示させる。これにより、デフォルト設定画像8と個別設定値画像72を切り替えて、比較することができる。
ここで、図9に示すように、パネル制御部10は、個別設定値画像72とデフォルト設定画像8の表示切替を、複数表示された個別設定値画像72のうち、一部あるいは1つのみに対して行うようにしてもよい。この場合、パネル制御部10は、最上位の個別設定値画像72の表示領域で個別設定値画像72とデフォルト設定画像8の表示切替を行ってもよい。また、パネル制御部10は、図9に示すように、第2切替操作(長押し)がなされた個別設定値画像72の表示領域で表示切替を行うようにしてもよい。また、反対に、パネル制御部10は、全ての個別設定値画像72の表示領域で、個別設定値画像72とデフォルト設定画像8の表示切替を行ってもよい。
(設定値を組み合わせた仕上がり画像7の表示)
次に、図10、図11を用いて、実施形態に係る操作パネル1での設定値を組み合わせた仕上がり画像7の表示について説明する。図10は、実施形態に係る操作パネル1での設定項目(設定値)を組み合わせた仕上がり画像7の表示の一例を示す図である。図11は、実施形態に係る組合せ設定値画像73とデフォルト設定画像8の表示の切り替えの一例を説明するための図である。
本実施形態の操作パネル1では、使用者が設定した設定値単位で個別設定値画像72が表示される。ここで、設定値1つ単位ではなく、複数設定された設定値のうち、特定の設定値の組み合わせに基づいた仕上がり画像7を表示できれば、設定した設定値が必要か否かを判断しやすい。言い換えると、特定の設定値を反映したり、反映しない仕上がり画像7を表示できれば、使用者にとって設定が必要か否かを容易に判断できる。
そこで、本実施形態の操作パネル1では、表示されている複数の仕上がり画像7のうち複数を選択する操作と、続いて予め定められた結合操作が受け付けられたとき、パネル制御部10は、選択された各仕上がり画像7に替えて、仕上がり画像7として組合せ設定値画像73を表示部11に表示させる。組合せ設定値画像73は、選択された仕上がり画像7に対応する複数の設定値の組合せを反映した画像である。反映した複数の設定値以外の設定項目についてはデフォルト設定値が適用されている。
予め定められた結合操作は、適宜定めることができる。本実施形態のパネル制御部10(タッチパネル部12)は、表示部11の画面内のうち、複数の仕上がり画像7の表示領域をタッチし、タッチ位置を近づける操作(複数の仕上がり画像7の表示領域に対する複数点タッチの後、複数点のうち、何れか2点の距離を狭める操作)のジェスチャー操作が結合操作として受け付ける。
図10に示すように、結合操作により表示される組合せ設定値画像73でも、それぞれ反映している複数の設定値の設定項目名(設定値名でもよい)を含むタブが付される。言い換えると、全設定値画像71以外の仕上がり画像7には、反映している設定値の設定項目名や設定値名を含むタブが付される。
そのため、個別設定値画像72や組合せ設定値画像73に付されたタブの表示位置を複数タッチしたまま、タッチの2点間の距離を狭める操作が結合操作として受け付けられてもよい。尚、タブに範囲を限らず、複数の個別設定値画像72や組合せ設定値画像73やタブを含め、複数の仕上がり画像7の表示領域のうち、何れかの位置を複数タッチしたまま、タッチ位置の距離を縮める操作が結合操作として受け付けられてもよい。
実際に読み取った原稿の画像データに基づき個別設定値画像72を表示するとき、記憶装置42やメモリー14は、読み取りで得られた1又は複数枚分の原稿の画像データを記憶している。そして、パネル制御部10(画像処理部44でもよい)は、読み取りで得られた画像データに対し、組み合わされた設定値を反映するための(設定されない設定項目については、デフォルトの設定値を適用した)画像処理を行うとともに、仕上がり画像7の表示領域のドット数とあわせるための画像処理を行い、組合せ設定値画像73を表示するための仕上がり画像7用データD4を生成する。
又、全設定値画像71や個別設定値画像72の場合と同様に、仕上がり画像7として表示するうえでの基準となる画像データには、予め用意され固定された画像データが用いられてもよい。この場合、仕上がり画像7として表示するうえでの基準となる画像データは、メモリー14や記憶装置42に予め記憶される。予め用意された画像データを用いるとき、パネル制御部10(画像処理部44でもよい)は、予め用意された画像データを読み出し、読み出した画像データに対し、組み合わされた設定値を反映させるための(設定されない設定項目については、デフォルトの設定値を適用した)画像処理を行う。そして、パネル制御部10(画像処理部44)は、使用者が組合せを指示した設定値の結果が示す組合せ設定値画像73を表示するための仕上がり画像7用データD4を生成する。また、必要があれば、組合せ設定値画像73の表示領域のドット数とあわせるための画像処理も行われる。
そして、パネル制御部10は、生成された仕上がり画像7用データD4に基づき、表示部11に組合せ設定値画像73を表示させる。
図10の上方の図は、「2in1」と「中央下方に、−♯−の態様でページ番号を付す」の設定値を組み合わせる結合操作を示している。このような結合操作がなされたとき、図10の下方の図に示すように、パネル制御部10は、「2in1」と「中央下方に、−♯−の態様でページ番号を付す」の設定値でジョブを実行した結果を示す組合せ設定値画像73を表示部11に表示させる。パネル制御部10は、組合せ設定値画像73を初めて表示させるとき、最上位の層(最前面)に組合せ設定値画像73を表示部11に表示させるようにしてもよい、
図10に示す仕上がり画像7のうち、最も左側の仕上がり画像7は「2in1」と「中央下方に、−♯−の態様でページ番号を付す」の設定値を組み合わせたときの組合せ設定値画像73を示す。左から2つ目の仕上がり画像7は、「自動倍率(auto)」の設定値のみが設定されたときの個別設定値画像72を示す。左から3つ目の個別設定値画像72は、「中央寄せ(Centering)」の設定値のみが設定されたときの個別設定値画像72を示す。
尚、組合せ設定値画像73を表示している状態で、タッチパネル部12が仕上がり画像7の領域外での分離操作(ピンチイン)を受け付けたとき、パネル制御部10は、組合せ設定値画像73に替えて、組合せ設定値画像73で反映している設定値ごとの個別設定値画像72を表示部11に表示させる。
又、図10では、パネル制御部10は、2つの設定項目(設定値)を反映した組合せ設定値画像73を示しているが、3つ以上の設定項目(設定値)を反映した組合せ設定値画像73を表示させ得る。例えば、1つの組合せ設定値画像73の表示領域をタッチしたまま、1つの組合せ設定値画像73の表示領域をタッチし、2点のタッチ位置を近づける(狭める)結合操作がおこなわれたとき、パネル制御部10は、3つ以上の設定値を反映させた組合せ設定値画像73を表示部11に表示させる。
また、仕上がり画像7として、組合せ設定値画像73が複数、あるいは、組合せ設定値画像73と個別設定値画像72が表示されている状態で、戻し操作がなされたとき、パネル制御部10は、表示部11に複数の仕上がり画像7(組合せ設定値画像73や個別設定値画像72)の表示をやめさせ、代わりに全設定値画像71を表示させる。全設定値画像71を表示するための画像データは、先に生成されたものを用いればよい。
ここで、パネル制御部10は、組合せ設定値画像73が複数、あるいは、組合せ設定値画像73と個別設定値画像72が仕上がり画像7として表示されている状態で、重ねられた仕上がり画像7のうち、1つを選択する操作がタッチパネル部12で受け付けられると、選択された仕上がり画像7(組合せ設定値画像73又は個別設定値画像72)を最前面の位置に表示する。
また、パネル制御部10は、組合せ設定値画像73を表示中に、予め定められた第3切替条件が満たされたとき、又は、タッチパネル部12が予め定められた第3切替操作を受け付けたとき、組合せ設定値画像73の表示領域内にデフォルト設定画像8を表示させる。デフォルト設定画像8は、先に説明したものと同様である。
予め定められた第3切替条件は、適宜定めることができる。本実施形態の操作パネル1では、操作パネル1に対する入力(タッチパネル部12やハードキー13や機能選択キー133へのタッチ)がなくなってから予め定められた時間(例えば、5〜10秒程度)経過したことが、第3切替条件とされる。第3切替条件は、第1切替条件や第2切替条件と同じでもよい。
また、予め定められた第3操作は、適宜定めることができる。本実施形態の操作パネル1では、第1操作や第2操作と同様に、タッチパネル部12に対し、長押し(1〜数秒程度の予め定められた時間、継続した同じ位置へのタッチ)が、第2操作とされる。
更に、個別設定値画像72の領域内にデフォルト設定画像8の表示中に、第3切替条件が満たされたとき、又は、タッチパネル部12が第3切替操作を受け付けたとき、パネル制御部10は、デフォルト設定画像8に替えて、もともと表示していた組合せ設定値画像73を表示部11に表示させる。これにより、デフォルト設定画像8と組合せ設定値画像73を切り替えて、比較することができる。
ここで、図11に示すように、パネル制御部10は、組合せ設定値画像73とデフォルト設定画像8の表示切替は、複数表示された仕上がり画像7(組合せ設定値画像73や個別設定値画像72)のうち、一部あるいは1つのみに対して行うようにしてもよい。この場合、パネル制御部10は、組合せ設定値画像73の表示領域のみで組合せ設定値画像73とデフォルト設定画像8の表示切替を行ってもよい。また、パネル制御部10は、図9に示すように、第3切替操作(長押し)がなされた組合せ設定値画像73を対象として、表示切替を行うようにしてもよい。また、反対に、パネル制御部10は、全ての組合せ設定値画像73の表示領域で、個別設定値画像72とデフォルト設定画像8の表示切替を行ってもよい。
(設定値の破棄)
次に、図12に基づき、本実施形態の操作パネル1での設定値を破棄するための仕上がり画像7への操作について説明する。図12は、本実施形態の操作パネル1での設定値を破棄するための仕上がり画像7への操作について説明するための図である。
本実施形態の操作パネル1では、設定値比較タブ66が押されるなどして、仕上がり画像7が表示されるとき、パネル制御部10は、表示部11の画面内に設定値を破棄する操作を行うための破棄用画像74を表示させる。図6〜図12に示すように、破棄用画像74は、例えば、ゴミ箱の画像である。しかし、破棄用画像74は、適宜定めることができる(例えば、×印など)。
そして、タッチパネル部12は、使用者が設定した設定値を破棄し、デフォルトの設定値に戻す操作を受け付ける。この操作は適宜定めることができる。本実施形態の操作パネル1では、タッチパネル部12(パネル制御部10)は、何れかの仕上がり画像7(全設定値画像71、個別設定値画像72、組合せ設定値画像73)を選択するとともに破棄用画像74に対する操作を、選択された仕上がり画像7に対応する設定値を破棄してデフォルト設定値に戻す操作として受け付ける。
具体的に、何れかの仕上がり画像7(全設定値画像71、個別設定値画像72、組合せ設定値画像73)や、仕上がり画像7に付されたタブの表示位置をタッチする操作が仕上がり画像7を選択する操作として受け付けられる。そして、タッチしたまま破棄用画像74まで指をはなすことなくタッチ位置を破棄用画像74にまで移動させる操作(ドラッグ操作)が、設定値を破棄する操作として受け付けられる。
図12は、「中央寄せ」の設定値が反映された仕上がり画像7(個別設定値画像72)を選択し、ドラッグ操作によって「中央寄せ」の設定値を破棄する(「中央寄せなし」のデフォルトに戻す)例を示している。これにより、設定を破棄したい設定値設定項目を再度表示させることなく、設定値をデフォルトに戻すことができる。
タッチパネル部12が設定値を破棄する操作を受け付けると、パネル制御部10は、設定内容データD3をメモリー14に更新させる。具体的に、パネル制御部10は、メモリー14の設定内容データD3を破棄された設定値が設定されていない旨のデータに更新する。これにより、破棄された設定値については反映されずに、ジョブが実行される。例えば、図12の例では、コピージョブを実行しても、中央寄せはなされない。
このようにして、実施形態に係る表示入力装置(操作パネル1)は、設定項目を選択し、選択した設定項目の設定値を設定するための画面を表示する表示部11と、設定値の設定を受け付ける操作入力部(タッチパネル部12、ハードキー13等)と、設定された設定値と、設定値が設定されない場合に適用される各設定項目のデフォルト設定値を記憶する記憶部(メモリー14)と、を含み、表示部11は、設定された設定値を反映してジョブを実行したときの結果を確認するための仕上がり画像7と、デフォルト設定値に基づきジョブを実行したときの結果を確認するための画像であって、デフォルト設定値を反映したデフォルト設定画像8を表示することとした。
これにより、使用者は、仕上がり画像7とデフォルト設定画像8を見比べられる。従って、使用者は、選択した設定項目の設定値を設定する場合としない場合に、どのような差があるかを容易に確認できる。
また、表示部11は、仕上がり画像7として、設定された全ての設定値を反映した全設定値画像71を表示し、予め定められた第1切替条件が満たされたとき、又は、操作入力部(タッチパネル部12、ハードキー13等)が予め定められた第1切替操作を受け付けたとき、全設定値画像71を表示している場合には、全設定値画像71からデフォルト設定画像8に表示を切り替え、デフォルト設定画像8を表示している場合には、デフォルト設定画像8から全設定値画像71に表示を切り替えることとした。
これにより、仕上がり画像7とデフォルト設定画像8は、相互に切り替え表示される(アニメーション的に相違部分が強調されるように表示される)。そのため、使用者は、仕上がり画像7とデフォルト設定画像8を見比べ、自己の設定によって得られる結果がデフォルトの設定のときと、どのように異なるかを確認できる。しかも、使用者は、何度も仕上がり画像7とデフォルト設定画像8を見比べられる。また、切り替え表示させるので、仕上がり画像7とデフォルト設定画像8を大きく表示することができ、見づらくない。また、デフォルトの場合と、設定値を設定した場合での結果の差を1画面内で見比べることができる。従って、使用者は、選択した設定項目と設定値によってどのような処理がなされるか(設定項目、設定値の内容)を容易に理解できる。
また、表示部11は、設定された複数の設定値を反映した仕上がり画像7を表示している状態で、操作入力部(タッチパネル部12、ハードキー13等)が予め定められた分離操作を受け付けたとき、仕上がり画像7として、1つの設定値のみを反映し、反映した設定値以外の設定項目についてはデフォルト設定値を適用した個別設定値画像72を設定された設定値ごとに複数表示し、操作入力部が予め定められた戻し操作を受け付けたとき、個別設定値画像72に替えて全設定値画像71を表示することとした。
これにより、使用者は、設定値(設定項目)単位で、デフォルト設定画像8との差を確認できる。従って、使用者は、1つの設定項目を設定することにより、得られる結果がどのように異なるかを容易に確認でき、選択した設定項目や設定した設定値に基づいて実行される処理の内容を容易に理解できる。
また、表示部11は、予め定められた第2切替条件が満たされたとき、又は、操作入力部(タッチパネル部12、ハードキー13等)が予め定められた第2切替操作を受け付けたとき、表示している個別設定値画像72のうち1つ又は複数をデフォルト設定画像8に表示を切り替え、個別設定値画像72に替えてデフォルト設定画像8を表示している場合には、デフォルト設定画像8をもとの個別設定値画像72に表示を切り替えることとした。
これにより、1つの設定値を反映した仕上がり画像7(個別設定値画像72)とデフォルト設定画像8は、相互に切り替え表示される。言い換えると、個別設定値画像72とデフォルト設定画像8の相違部分が現れたり消えたりするので、相違部分が強調表示される。そして、使用者は、何度も仕上がり画像7とデフォルト設定画像8を対比して、差を確認できる。従って、使用者は、設定した1つの設定値によって、デフォルトの設定値でジョブを実行した場合とどのように異なるかを正確に把握できる。
また、表示部11は、一部が重なるように個別設定値画像72を表示し、重ねられた個別設定値画像72のうち、1つを選択する操作が操作入力部(タッチパネル部12、ハードキー13等)で受け付けられると、選択された個別設定値画像72を最前面の位置に表示し、最前面の個別設定値画像72についてのみ、デフォルト設定画像8と個別設定値画像72間の表示の切り替えを行うこととした。
これにより、特定の1つの設定値を反映した(対応した)仕上がり画像7(個別設定値画像72)を選択することができる。従って、よく分からない設定値に対応する個別設定値画像72を選択することで、使用者は特定の設定値について、デフォルト設定値の場合と設定値を設定した場合の差(デフォルトから設定値を変更した場合の差)を見比べることができる。従って、使用者は、設定した1つの設定値によって、デフォルトの設定値でジョブを実行した場合との差を正確に把握できる。また、表示が切り替えられる画像は1つであり、表示の処理は軽くて済み、見た目にも煩わしさを感じさせない。
また、表示部11は、表示されている複数の仕上がり画像7のうち複数を選択し、続いて予め定められた結合操作を受け付けたとき、選択された各仕上がり画像7に替えて、仕上がり画像7として、選択された仕上がり画像7に対応する複数の設定値の組合せを反映し、反映した前記複数の設定値以外の設定項目についてはデフォルト設定値を適用した組合せ設定値画像73を表示することとした。
これにより、使用者は、選択した設定値の組合せを反映した仕上がり画像7(組合せ設定値画像73)を表示させられる。従って、組合せ設定値画像73を確認することで、使用者は、設定した設定値のうち、一部の設定値が必要か否かを判断できる。
また、表示部11は、予め定められた第3切替条件が満たされたとき、又は、操作入力部(タッチパネル部12、ハードキー13等)が予め定められた第3切替操作を受け付けたとき、組合せ設定値画像73からデフォルト設定画像8に表示を切り替え、組合せ設定値画像73に替えてデフォルト設定画像8を表示している場合には、デフォルト設定画像8をもとの組合せ設定値画像73に表示を切り替えることとした。
これにより、設定した複数の設定値うち、選択した設定値を反映した仕上がり画像7(組合せ設定値画像73)とデフォルト設定画像8は、相互に切り替え表示される。言い換えると、個別設定値画像72とデフォルト設定画像8の相違部分が現れたり消えたりするので、相違部分が強調表示される。そのため、使用者は、何度も仕上がり画像7とデフォルト設定画像8を対比して差を確認できる。従って、使用者は、複数の設定値の組合せにより、自己が所望する結果が得られるか否かを正確に判断できる。
また、表示部11は、設定を破棄する操作を行うための破棄用画像74を表示し、操作入力部(タッチパネル部12、ハードキー13等)は、仕上がり画像7を選択するとともに破棄用画像74に対する操作を、選択された仕上がり画像7に対応する設定値を破棄してデフォルト設定値に戻す操作として受け付けることとした。
これにより、不要な設定値に対応する設定画面を再度表示させて設定をやり直すことなく、仕上がり画像7の表示中の操作によって一部の設定を破棄(取り消す)ことができる。従って、使用者は、簡易に設定のやり直し(デフォルト値への復元)を行える。
また、操作入力部(タッチパネル部12、ハードキー13等)は、表示部11に対して設けられたタッチパネル部12を含み、タッチパネル部12は、ジェスチャー操作を受け付けることとした。
これにより、簡易な操作で表示入力装置(操作パネル1)の表示部11の表示を操作することができ、仕上がり画像7とデフォルト設定画像8の切替や、仕上がり画像7の分離や組合せを容易に行うことができる。
また、実施形態に係る画像形成装置(複合機100)は、上述の表示入力装置(操作パネル1)を含む。
これにより、使用者は、仕上がり画像7とデフォルト設定画像8を見比べて、使用者が選択した設定項目の設定値を設定する場合としない場合にどのような差があるかを容易に確認できる画像形成装置(複合機100)を提供することができる。従って、設定がわかりやすい画像形成装置(複合機100)を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、表示部とタッチパネル部を有し、プレビュー画像(仕上がり画像)を表示するする表示入力装置や、画像形成装置に利用可能である。
1 操作パネル(表示入力装置) 11 表示部
12 タッチパネル部(操作入力部) 13 ハードキー(操作入力部)
14 メモリー(記憶部) 5 選択画面
7 仕上がり画像 71 全設定値画像(仕上がり画像)
72 個別設定値画像(仕上がり画像) 73 組合せ設定値画像(仕上がり画像)
74 破棄用画像 8 デフォルト設定画像
100 複合機(画像形成装置) D2 デフォルト設定値データ
D3 設定内容データ

Claims (9)

  1. 設定項目を選択し、選択した前記設定項目の設定値を設定するための画面を表示する表示部と、
    前記設定値の設定を受け付ける操作入力部と、
    設定された前記設定値と、前記設定値が設定されない場合に適用される各前記設定項目のデフォルト設定値を記憶する記憶部と、を含み、
    前記表示部は、設定された前記設定値を反映してジョブを実行したときの結果を確認するための仕上がり画像と、前記デフォルト設定値に基づきジョブを実行したときの結果を確認するための画像であって、前記デフォルト設定値を反映したデフォルト設定画像を表示し、
    また、前記表示部は、前記仕上がり画像として、設定された全ての前記設定値を反映した全設定値画像を表示し、設定された複数の前記設定値を反映した前記仕上がり画像を表示している状態で、前記操作入力部が予め定められた分離操作を受け付けたとき、前記仕上がり画像として、1つの前記設定値のみを反映し、反映した前記設定値以外の前記設定項目については前記デフォルト設定値を適用した個別設定値画像を設定された前記設定値ごとに複数表示し、前記操作入力部が予め定められた戻し操作を受け付けたとき、前記個別設定値画像に替えて前記全設定値画像を表示することを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記表示部は予め定められた第1切替条件が満たされたとき、又は、前記操作入力部が予め定められた第1切替操作を受け付けたとき、前記全設定値画像を表示している場合には、前記全設定値画像から前記デフォルト設定画像に表示を切り替え、前記デフォルト設定画像を表示している場合には、前記デフォルト設定画像から前記全設定値画像に表示を切り替えることを特徴とする請求項1記載の表示入力装置。
  3. 前記表示部は、予め定められた第2切替条件が満たされたとき、又は、前記操作入力部が予め定められた第2切替操作を受け付けたとき、表示している前記個別設定値画像のうち1つ又は複数を前記デフォルト設定画像に表示を切り替え、前記個別設定値画像に替えて前記デフォルト設定画像を表示している場合には、前記デフォルト設定画像をもとの前記個別設定値画像に表示を切り替えることを特徴とする請求項1又は2記載の表示入力装置。
  4. 前記表示部は、一部が重なるように前記個別設定値画像を表示し、重ねられた前記個別設定値画像のうち、1つを選択する操作が前記操作入力部で受け付けられると、選択された前記個別設定値画像を最前面の位置に表示し、最前面の前記個別設定値画像についてのみ、前記デフォルト設定画像と前記個別設定値画像間の表示の切り替えを行うことを特徴とする請求項に記載の表示入力装置。
  5. 前記表示部は、表示されている複数の前記仕上がり画像のうち複数を選択し、続いて予め定められた結合操作を受け付けたとき、選択された各前記仕上がり画像に替えて、前記仕上がり画像として、選択された前記仕上がり画像に対応する複数の前記設定値の組合せを反映し、反映した複数の前記設定値以外の前記設定項目については前記デフォルト設定値を適用した組合せ設定値画像を表示することを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の表示入力装置
  6. 前記表示部は、予め定められた第3切替条件が満たされたとき、又は、前記操作入力部が予め定められた第3切替操作を受け付けたとき、前記組合せ設定値画像から前記デフォルト設定画像に表示を切り替え、前記組合せ設定値画像に替えて前記デフォルト設定画像を表示している場合には、前記デフォルト設定画像をもとの前記組合せ設定値画像に表示を切り替えることを特徴とする請求項記載の表示入力装置。
  7. 前記表示部は、設定を破棄する操作を行うための破棄用画像を表示し、
    前記操作入力部は、前記仕上がり画像を選択するとともに前記破棄用画像に対する操作を、選択された前記仕上がり画像に対応する前記設定値を破棄して前記デフォルト設定値に戻す操作として受け付けることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の表示入力装置。
  8. 前記操作入力部は、前記表示部に対して設けられたタッチパネル部を含み、
    前記タッチパネル部は、ジェスチャー操作を受け付けることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の表示入力装置。
  9. 請求項1乃至の何れか1項に記載の表示入力装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
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