JP6318905B2 - 発光素子、発光基板、露光装置、画像形成装置、発光基板の製造方法及び露光装置の製造方法 - Google Patents

発光素子、発光基板、露光装置、画像形成装置、発光基板の製造方法及び露光装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子、発光基板、露光装置、画像形成装置、発光基板の製造方法及び露光装置の製造方法に関する。
特許文献1には、ウエハの表面にエッチングにより溝を形成し、ウエハの裏面からエッチングによる溝に向かってダンシングソーでウエハを切断する半導体装置の製造方法が開示されている。
特開昭61−267343号公報
半導体装置としては、長尺状に形成されると共に、長手方向に見た断面がT字状に形成された発光素子がある。断面T字状の発光素子において、断面形状が左右対称に構成されていると重心が中央にあるため、当該発光素子を基板に配設する際に当該発光素子が傾いた(倒れた)場合、発光素子が左右のどちらの方向に傾きやすい(倒れやすい)かが分からない。このため、発光素子を起こす方向を傾きにくい(倒れにくい)一定の方向に予め設定することができない。
本発明は、発光素子が傾いた(倒れた)場合に該発光素子を起こす方向を一定の方向に設定できるようにすることを目的とする。
請求項1の発明は、一方向に長く、該一方向に沿って複数の発光点が表面に並べられた本体部と、該一方向に長く、該本体部の裏面に設けられた脚部であって、短手方向の長さが該本体部の短手方向の長さよりも短く、短手方向の中心が該本体部の短手方向の中心からずれている該脚部と、を有する。
請求項2の発明は、前記複数の発光点が、前記本体部の表面における短手方向の一端部に前記一方向に沿って並べられ、前記脚部の短手方向の中心が、前記本体部の短手方向の中心よりも該本体部の該短手方向の他端部側に位置する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発光素子と、該一方向から見て該本体部の短手方向の一端部同士が対向するように、該一方向に沿って千鳥状に複数の該発光素子が配設された基板と、を備えている。
請求項4の発明は、前記本体部の短手方向の一端部側と前記脚部との境界の隅部を補強する湾曲形状の補強部を備えている。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載の発光基板を備えた露光装置である。
請求項6の発明は、請求項5に記載の露光装置を備えた画像形成装置である。
請求項7の発明は、一方向に長い本体部であって、表面における短手方向の一端部に、該一方向に沿って複数の発光点が並べられた該本体部と、該一方向に長く、該本体部の裏面に設けられた脚部であって、短手方向の長さが該本体部の短手方向の長さよりも短く、短手方向の中心が該本体部の短手方向の中心よりも該本体部の該短手方向の他端部側に位置する該脚部と、を有する発光素子を位置決め部に置く第1工程と、該本体部の該他端部側が進行方向となるように、該発光素子を該位置決め部で移動させて位置決めする第2工程と、該一方向から見て該本体部の短手方向の一端部同士が対向するように該一方向に沿って千鳥状に、該位置決め部に位置決めされた該発光素子を基板に複数配設する第3工程と、を有する。
請求項8の発明では、前記第2工程において、前記脚部における前記短手方向の一端部側の側面を位置決め部材が吸引しながら該発光素子を移動させて位置決めし、前記第3工程において、前記位置決め部材に吸引された発光素子を前記短手方向の他端部側へ移動させて前記位置決め部から引きはがして該発光素子を保持し、該発光素子を前記基板に配設する。
請求項9の発明は、請求項7又は8に記載の製造方法で製造した発光基板を用いた露光装置の製造方法である。
本発明の請求項1の構成によれば、発光素子が傾いた(倒れた)場合に該発光素子を起こす方向を一定の方向に設定できる。
本発明の請求項2の構成によれば、脚部の短手方向の中心が本体部の短手方向の中心よりも本体部の短手方向の一端部側に位置する場合に比べ、発光素子が傾いた(倒れた)場合に、本体部の表面側から発光素子を保持する保持具等の部材に、発光点が衝突することが抑制される。
本発明の請求項3の構成によれば、発光素子を基板に配設する工程で発光素子が基板上で傾いた(倒れた)場合に該発光素子を起こす方向を、互いが対向する本体部の短手方向の一端部同士が離間する方向に設定できる。
本発明の請求項4の構成によれば、本体部の短手方向の一端部側と脚部との境界が補強されていない構成に比べ、本体部の短手方向の一端部側と脚部との境界の強度を向上させることができる。
本発明の請求項5の構成によれば、請求項3又は4に記載の発光基板を備えない場合に比べ、製造される露光装置の製造効率が向上する。
本発明の請求項6の構成によれば、請求項5に記載の露光装置を備えない場合に比べ、製造される画像形成装置の低コスト化が図れる。
本発明の請求項7の製造方法によれば、本体部の短手方向の中心と脚部の短手方向の中心とが一致する発光素子を移動させて位置決めする場合に比べ、位置決め部での発光素子の傾き(倒れ)を抑制して発光基板を製造できる。
本発明の請求項8の製造方法によれば、本体部の短手方向の中心と脚部の短手方向の中心とが一致する発光素子を移動させて位置決め部から引きはがす場合に比べ、位置決め部での発光素子の傾き(倒れ)を抑制して発光基板を製造できる。
本発明の請求項9の製造方法によれば、請求項7又は8に記載の製造方法で製造した発光基板を用いない場合に比べ、製造される露光装置の製造効率が向上する。
本実施形態に係る発光基板の構成を示す平面図である。 図1に示す発光基板をその長手方向に見た図である。 発光素子をウエハから切り出す手順を示す図である。 発光素子をウエハから切り出す手順を示す図である。 発光素子をウエハから切り出す比較例の手順を示す図である。 図1に示す発光基板が適用される画像形成装置の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る製造装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る位置決め台のプレート及び位置決め部材の構成を示す平面図である。 本実施形態に係る位置決め部材の構成を一部拡大して示す斜視図である。 本実施形態に係るコレットの構成を示す斜視図である。 位置決め台に発光素子を置く工程を示す動作図である。 位置決め台上で発光素子を位置決めする工程を示す動作図である。 位置決め台上で発光素子を保持する工程を示す動作図である。 発光素子をプリント基板に配設する工程を示す動作図である。 発光素子の変形例を示す図である。 図15に示す発光素子をウエハから切り出す方法を示す図である。 図15に示す発光素子の変形例を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(発光基板100)
まず、発光基板100の構成を説明する。図1及び図2には、発光基板100の構成が示されている。なお、下記のX(−X)方向、Y(−Y)方向、Z(−Z)方向は、互いに直交する座標系を示しており、X方向、−X方向、Y方向、−Y方向、Z方向(上方)及び−Z方向(下方)は、図中に示す矢印方向である。また、特記する場合を除き、「X方向」は「X方向または−X方向」、「Y方向」は「Y方向または−Y方向」、「Z方向」は「Z方向または−Z方向」の意である。また、図中の「○」の中に「×」が記載されたものは、紙面の手前から奥へ向かう矢印を意味し、図中の「○」の中に「・」が記載されたものは、紙面の奥から手前へ向かう矢印を意味する。また、各図に示す各部材のX方向、Y方向、Z方向の寸法比や、部材間のX方向、Y方向、Z方向の寸法比は、図示する寸法比に限られるものではない。
発光基板100は、図1に示されるように、基板の一例としてのプリント基板102と、プリント基板102に配設(搭載)された発光素子200と、を有している。プリント基板102は、例えば、X方向に長くされた板状に形成されている。
(発光素子200)
発光素子200としては、図1に示されるように、例えば、長尺に形成された半導体素子(例えば、LEDチップ)が用いられる。発光素子200は、図2に示されるように、長手方向(X方向)に見た形状(断面形状)がT字状をしている。この発光素子200は、T字の横棒部分を構成する本体部210と、T字の縦棒部分を構成する脚部250と、を有している。
本体部210及び脚部250はX方向に長くされており、本体部210の長手方向及び脚部250の長手方向がX方向であり、本体部210の短手方向及び脚部250の短手方向がY方向である。
本体部210は、脚部250から−Y、Y方向に張り出す張出部213、214を有している。従って、張出部213が、本体部210の短手方向一端部を構成し、張出部214が、本体部210の短手方向他端部を構成している。張出部213、214と脚部250との境界の隅部293、294は、直角形状をしている。
本体部210の表面(上面)には、発光点218や回路パターン等の機能部が設けられている。発光点218は、具体的には、張出部213の表面(上面)にX方向(長手方向)に沿って複数配置されている。なお、図1では、複数の発光点218を線状に図示している。さらに、図1に示されるように、発光素子200の表面(上面)における長手方向両端部には、後述の撮像カメラ82にて認識される認識マーク270が形成されている。
脚部250は、図2に示されるように、本体部210の裏面(下面)から突出するように該裏面に設けられている。脚部250の短手方向(Y方向)の長さが、本体部210の短手方向(Y方向)の長さよりも短くなっている。これにより、プリント基板102に接合される脚部250の底面259の面積は、本体部210の表面(上面)の面積よりも小さくされている。
また、脚部250の短手方向の中心が本体部210の短手方向の中心よりも張出部214側に位置している。すなわち、脚部250は、本体部210に対して偏心している。これにより、本体部210の張出部213、214の張出量は、片側の張出部213で多くなっている。
具体的には、発光素子200は、例えば、長さ(X方向長さ)6mm、高さ(Z方向長さ)300μm、本体部210の幅(Y方向長さ)115μm、脚部250の幅(Y方向長さ)90μm、張出部213の張出量が25μm、張出部214の張出量が5μmとされている。なお、発光素子200の寸法は、上記の寸法に限られるものではない。
この発光素子200は、プリント基板102の長手方向(X方向)に見て、発光素子200の張出部213同士が対向するように、プリント基板102の長手方向(X方向)に沿って、千鳥状に複数配置されている。
具体的には、図1に示されるように、複数の発光素子200によって、X方向に沿って間隔をおいて配置された2つの列を形成している。プリント基板102の長手方向端部(−X方向端部)からX方向に数えて、奇数番目の発光素子200と、偶数番目の発光素子200とで、各列を構成している。そして、一方の列における各発光素子200の間の隙間と、他方の列の各発光素子200とがY方向に重なるように配置されている。本実施形態では、さらに、プリント基板102の長手方向端部(−X方向端部)からX方向に数えて、n番目(最終番目を除く)の発光素子200の長手方向端部(X方向端部)と、n+1番目の発光素子200の長手方向端部(−X方向端部)とが、Y方向に重なって配置されている。
断面T字状の発光素子200は、図3及び図4に示されるように、ウエハ14から切り出されて製造される。具体的には、例えば、ウエハ14の表面(上面)に、スリット状のレジストパターンを形成し、レジストパターンをマスクにしてウエハ14の表面(上面)を、エッチング液やエッチングガス等によりエッチングする。これにより、図3に示されるように、ウエハ14の表面(上面)に、例えば、5μmの溝14Aが複数形成される。
図4に示されるように、ウエハ14の裏面(下面)から溝14Aに向かって、ダイシングソーなどの切断手段11により、ウエハ14を切断する。これにより、溝14Aよりも幅が大きい溝14Bが複数形成される。溝14Bの幅は、例えば、30μmとされる。溝14Bの幅方向(Y方向)の中心は、溝14Aの幅方向(Y方向)の中心に対して、Y方向にずれている。これにより、ウエハ14から切り出された発光素子200において、片側の張出部213の張出量が、張出部214の張出量よりも多くなる。
なお、張出部214の張出量を、例えば5μmに設定することで、5μmの範囲でY方向にずれても、溝14Aと溝14Bとがつながってウエハ14を切断可能であるので、切断手段11が誤差によりY方向にずれることが5μmの範囲で許容される。
ここで、切断手段11による切断のみでウエハ14から発光素子200を切り出す比較例(図5参照)では、切断手段11の幅によって決まる間隔(例えば、30μm)で、発光素子200が切り出される。これに対して、本実施形態のように、エッチング及び切断手段11を組み合わせた切断によれば、発光素子200の表面の必要な幅を確保しつつ、切断手段11の幅によって決まる間隔(例えば、30μm)よりも狭い間隔(例えば、5μm)で、ウエハ14から発光素子200が切り出される。このため、本実施形態によれば、比較例(図5参照)に比べ、ウエハ14から切り出される発光素子200の数が多くなる。
なお、発光素子200としては、断面T字状でなくてもよく、断面L字状であってもよい。従って、発光素子200としては、張出部214が設けられていない構成、すなわち、張出部214の張出量が0である構成であってもよい。
(画像形成装置400)
次に、発光基板100が適用される画像形成装置400の構成を説明する。図6は、画像形成装置400の構成を示す概略図である。
画像形成装置400は、図6に示されるように、用紙等の記録媒体Pが収容される収容部412と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部414と、記録媒体Pに形成された画像を記録媒体Pに定着する定着装置460と、を備えている。さらに、画像形成装置400は、複数のローラを有し収容部412から画像形成部414へ記録媒体Pを搬送する搬送部416と、定着装置460によって画像が定着された記録媒体Pが排出される排出部418と、を備えている。
画像形成部414は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する画像形成ユニット422Y、422M、422C、422K(以下、422Y〜422Kと示す)と、画像形成ユニット422Y〜422Kで形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト424と、を備えている。なお、画像形成部414は、上記の構成に限られず、他の構成であっても良く、記録媒体Pに画像を形成するものであればよい。
画像形成ユニット422Y〜422Kは、一方向(例えば、図6における反時計回り方向)へ回転する感光体432をそれぞれ有している。各感光体432の周囲には、感光体432の回転方向上流側から順に、感光体432を帯電させる帯電装置としての帯電ロール423と、帯電ロール423によって帯電した感光体432を露光して感光体432に静電潜像を形成する露光装置436と、露光装置436によって感光体432に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置438と、が設けられている。
露光装置436は、前述の発光基板100を有しており、この発光基板100から感光体432へ光が照射される。
(製造装置10)
次に、発光基板100を製造する製造装置10の構成を説明する。図7は、製造装置10の構成を示す斜視図である。
製造装置10は、図7に示されるように、発光素子200を供給する供給部13と、発光素子200を位置決めする素子位置決め装置20と、プリント基板102を位置決めする基板位置決め装置40と、を備えている。
また、製造装置10は、供給部13から素子位置決め装置20へ発光素子200を移送する移送装置50と、素子位置決め装置20で位置決めされた発光素子200を基板位置決め装置40で位置決めされたプリント基板102へ移送する移送装置60と、を備えている。
(供給部13)
図7に示されるように、供給部13は、ウエハ14を保持する保持部15と、保持部15をX方向及びY方向へ移動させる移動機構17と、を備えている。供給部13では、前述のように、ウエハ14が切断されることにより、ウエハ14から複数の発光素子200が切り出されるようになっている。また、供給部13では、移動機構17が保持部15をX方向及びY方向へ移動させることで、配設対象の発光素子200を移送装置50による予め定められたピックアップ位置に位置させるようになっている。
(移送装置50)
図7に示されるように、移送装置50は、吸引ノズル54で発光素子200を吸引する吸引器52と、吸引器52を移動させる移動機構53と、を備えている。移送装置50では、吸引器52が、供給部13におけるピックアップ位置に位置する発光素子200を吸引ノズル54で吸引することで発光素子200を吸引ノズル54に保持する。そして、移送装置50では、発光素子200を吸引ノズル54に保持した状態で、移動機構53によって吸引器52が矢印E方向に移動することで、後述の位置決め台30のプレート34上に発光素子200を移送するようになっている。なお、移送装置50の移動機構53としては、例えば、X方向、Y方向及びZ方向に移動可能な三軸ロボットが用いられる。
(素子位置決め装置20)
図7に示されるように、素子位置決め装置20は、発光素子200が置かれる(載せられる)位置決め部の一例としての位置決め台30と、位置決め台30に置かれた発光素子200を予め定められた位置決め位置に位置決めする位置決め部材22と、位置決め部材22をX方向及びY方向へ移動させる移動機構29と、を備えている。
位置決め台30は、上部に開口部33を有する円筒部32と、円筒部32の開口部33に設けられたプレート34と、円筒部32の内部空間の空気を吸引して該内部空間を負圧にする吸引装置36と、を備えている。プレート34には、複数の吸引孔38が形成されている。この複数の吸引孔38は、プレート34を貫通しており、円筒部32の内部空間と通じている。
プレート34には、図8に示されるように、複数の吸引孔38が高密度に配置された高密度領域34Aと、複数の吸引孔38が高密度領域34Aよりも低密度に配置された低密度領域34Bと、が設けられている。高密度領域34Aは、発光素子200が置かれる領域であり、低密度領域34Bは、位置決め部材22が移動する領域となっている。なお、位置決め部材22は、プレート34に吸着されて移動抵抗を受けないように、プレート34に対して非接触な状態を保って移動するようになっている。
位置決め部材22は、図7に示されるように、板状をしており、本体22Aと、本体22AからX方向に延び出た一対の爪部22Bと、を備えて構成されている。一対の爪部22Bは、その間に発光素子200を配置可能にY方向に離れて設けられている。
また、各爪部22Bにおける他方の爪部22Bに対向する対向側には、図8に示されるように、他方の爪部22Bに向けて凸状とされ、発光素子200の脚部250の側面252(図2参照)に突き当てる突当部22Cが形成されている。突当部22Cは、各爪部22BにおいてX方向に離れて配置された一対で構成されている。
各爪部22Bには、図9に示されるように、平面視(−Z方向視)にてコの字状(Uの字状)に形成された吸引路23が形成されている。各吸引路23は、下方側(−Z方向側)が開放されると共に、一対の突当部22Cの先端部のそれぞれで開口する吸引口23Aを有しており、この吸引口23Aと吸引孔38とを通じさせるようになっている。
これにより、位置決め部材22では、低密度領域34Bにおける吸引孔38を通じた吸引力が吸引路23を介して、一対の突当部22Cの先端部に突き当てられた側面252を吸引し、発光素子200が一対の突当部22Cの先端部へ突き当て状態が維持されるようになっている。
このように、素子位置決め装置20では、吸引装置36が、高密度領域34A上に置かれた発光素子200の脚部250の底面259(図2参照)を複数の吸引孔38を通じて吸引すると共に、側面252を吸引孔38及び吸引路23を通じて、底面259に対する吸引力よりも弱い吸引力によって、吸引するようになっている。
そして、素子位置決め装置20では、一対の突当部22Cが側面252に突き当たった状態で、発光素子200を高密度領域34A上の予め定められた位置決め位置に移動させて位置決め(位置出し)するようになっている。
なお、本実施形態では、プリント基板102の長手方向端部(−X方向端部)からX方向に数えて、奇数番目の発光素子200を位置決めする際に、一対の爪部22Bの一方を用いて発光素子200の位置決めを行う。プリント基板102の長手方向端部(−X方向端部)からX方向に数えて、偶数番目の発光素子200を位置決めする際に、一対の爪部22Bの他方を用いて発光素子200の位置決めを行う。
(基板位置決め装置40)
図7に示されるように、基板位置決め装置40は、プリント基板102をX方向に搬送する一対の搬送部材(例えば、コンベア)42を備えている。一対の搬送部材42は、その間にプリント基板102が導入可能にY方向に離れて配置されている。
基板位置決め装置40では、一対の搬送部材42の間に導入されたプリント基板102が、一対の搬送部材42に対してX方向、Y方向、Z方向に位置決めされるようになっている。そして、一対の搬送部材42がプリント基板102をX方向に搬送することで、プリント基板102は、後述のコレット70に対して、Y方向に位置決めされた状態でX方向へ相対移動するようになっている。
なお、基板位置決め装置40は、プリント基板102上において発光素子200を配設する配設位置に、銀(Ag)を含むエポキシ系等の接着剤104(図14参照)を塗布するためのディスペンサー等の塗布装置(図示省略)を有している。
(移送装置60)
図7に示されるように、移送装置60は、発光素子200を保持する保持具としてのコレット70と、コレット70が装着されコレット70が発光素子200を保持するための吸引力を発生させる吸引器62と、を備えている。
さらに、移送装置60は、発光素子200の認識マーク270を撮像する撮像手段としての撮像カメラ82と、吸引器62及び撮像カメラ82を支持する支持体84と、コレット70及び撮像カメラ82をプリント基板102に対して相対移動させる移動機構63と、を備えている。
吸引器62は、具体的には、コレット70が装着される吸引ノズル64を有している。コレット70は、図10に示されるように、吸引ノズル64と接続される接続部74と、発光素子200の本体部210の張出部213側の稜線271(図2参照)に突き当たる突当部86と、発光素子200の本体部210の張出部214側の稜線272(図2参照)に突き当たる突当部76と、発光素子200のX方向側の端面286及び稜線285の少なくとも一方に突き当たる突当爪80と、を有している。突当部86及び突当部76は、図14に示されるように、それぞれが傾斜面で構成されており、逆V字状を形成している。
接続部74は、円筒状に形成されており、円筒状の吸引ノズル64に挿し込まれることで接続されるようになっている。接続部74には、吸引ノズル64と通じる接続口74Aが形成されている。突当部86と突当部76との間には、接続口74Aと通じる吸引口75(図14参照)が形成されている。
コレット70では、発光素子200の稜線271が、突当部86に突き当たり、且つ、発光素子200の稜線272が、突当部76に突き当たることにより、発光素子200がY方向及びZ方向で位置決めされるようになっている。
また、コレット70では、発光素子200のX方向側の端面286及び稜線285の少なくとも一方が突当爪80に突き当たることにより、発光素子200の長手方向他端部の認識マーク270が露出するように、発光素子200がX方向で位置決めされるようになっている。
さらに、コレット70では、吸引器62により、吸引口75を通じて発光素子200が吸引されて、Y方向、Z方向及びX方向で位置決めされた状態の発光素子200が保持されるようになっている。また、コレット70では、吸引器62による吸引を停止することにより、コレット70による発光素子200の保持状態が解除されるようになっている。
移動機構63は、吸引器62及び撮像カメラ82をY方向に移動させることにより、コレット70及び撮像カメラ82をプリント基板102に対してY方向へ相対移動させるようになっている。すなわち、本実施形態では、移動機構63によってコレット70及び撮像カメラ82がY方向に移動し、基板位置決め装置40の搬送部材42によってプリント基板102がX方向に移動することで、コレット70及び撮像カメラ82をプリント基板102に対してX方向、Y方向に相対移動させるようになっている。
また、移動機構63は、吸引器62を上下方向(Z方向)に移動させることにより、コレット70をプリント基板102に対して上下方向(Z方向)へ相対移動させるようになっている。本実施形態では、コレット70をプリント基板102に対して、X方向、Y方向に相対移動させた後、コレット70を下方(−Z方向)に降下させることで、発光素子200をプリント基板102に配設するようになっている。
なお、移動機構63としては、例えば、Y方向及びZ方向に移動可能な二軸ロボットが用いられる。
(発光基板100の製造方法)
本実施形態に係る発光基板100の製造方法では、図7に示されるように、まず、供給部13において、移動機構17が保持部15をX方向及びY方向へ移動させることで、配設対象の発光素子200を予め定められたピックアップ位置に位置させる。
次に、供給部13のピックアップ位置に位置する発光素子200を、移送装置50が位置決め台30のプレート34上に移送して、プレート34における高密度領域34A上に発光素子200を置く(第1工程)。
第1工程は、具体的には、以下のように行われる。すなわち、まず、供給部13のピックアップ位置に位置する発光素子200を、吸引器52の吸引により、吸引ノズル54に保持し、吸引ノズル54がプレート34上へ移動する。吸引ノズル54の移動は、図11(A)に示されるように、発光素子200の脚部250の底面259と、プレート34における高密度領域34Aの上面との間に、予め定められた隙間が形成される位置で停止する。
そして、吸引装置36が複数の吸引孔38を通じた吸引を開始すると共に、吸引器52による吸引を停止する。これにより、発光素子200に対して、吸引孔38による下方への吸引力が作用して、図11(B)に示されるように、発光素子200が吸引ノズル54から離脱すると共に、発光素子200が高密度領域34A上に置かれる。
次に、高密度領域34A上に置かれた発光素子200に対して、低密度領域34Bの外側(Y方向側)から、図12(A)に示されるように、位置決め部材22が−Y方向へ移動して、突当部22Cを発光素子200の脚部250の側面252に突き当てる。
突当部22Cの当該突き当て状態において、吸引装置36が、高密度領域34A上に置かれた発光素子200の底面259を複数の吸引孔38を通じて吸引すると共に、発光素子200の側面252を低密度の吸引孔38及び吸引路23を通じて、発光素子200の底面259に対する吸引力よりも弱い吸引力によって、吸引する。
そして、図12(B)に示されるように、突当部22Cの当該突き当て状態で発光素子200を高密度領域34A上の予め定められた位置決め位置に−Y方向へ移動させて位置決め(位置出し)する(第2工程)。すなわち、張出部214側が進行方向となるように発光素子200を移動させて位置決めする。
次に、基板位置決め装置40において、一対の搬送部材42がプリント基板102を位置決めする。なお、このプリント基板102の位置決めは、発光素子200の位置決めの後に行う必要は無く、発光素子200の位置決めの前又は同時に行っても良い。
次に、移送装置60のコレット70によって、発光素子200を保持する。具体的には、以下のように、発光素子200を保持する。すなわち、まず、図13(A)に示されるように、位置決め位置に位置する発光素子200に対して、コレット70が降下して、コレット70における突当部86が、最初に発光素子200の稜線271に当たる(接触する)。さらに、コレット70が降下することで、図13(B)に示されるように、突当部86が発光素子200の稜線271を−Y方向へ押し、発光素子200を位置決め部材22の突当部22Cから引きはがす。すなわち、突当部86が発光素子200を、張出部214側へ移動させて突当部22Cから引きはがす。
そして、突当部86に加えて、突当部76及び突当爪80を発光素子200に突き当て、コレット70に対して発光素子200をY方向、Z方向及びX方向で位置決めする。
そして、移送装置60の吸引器62による吸引を開始すると共に、複数の吸引孔38を通じた位置決め台30での吸引を停止する。これにより、突当部86、突当部76及び突当爪80によりY方向、Z方向及びX方向で位置決めされた状態の発光素子200が、コレット70に保持される。
次に、図14に示されるように、コレット70で保持された発光素子200を、基板位置決め装置40で位置決めされたプリント基板102に配設する(第3工程)。具体的には、以下のように、発光素子200をプリント基板102に配設する。
まず、塗布装置(図示省略)によって、プリント基板102の発光素子200の配設位置に接着剤104を塗布する。そして、プリント基板102の長手方向(X方向)に見て、発光素子200の張出部213同士が対向するように、プリント基板102の長手方向(X方向)に沿って、千鳥状に配置される(図1及び図2参照)。
このとき、撮像カメラ82(図7参照)で発光素子200の認識マーク270(図1参照)を撮像して、認識マーク270を基準に発光素子200を、プリント基板102上の配設位置に移送する。発光素子200をプリント基板102の接着剤104上に置いた際に、発光素子200がコレット70内で傾いた(倒れた)場合には、撮像カメラ82に発光素子200からの反射光が入らなくなり、認識マーク270が認識できなくなる。このように、本実施形態では、認識マーク270が認識できるか否かによって、発光素子200の傾き(倒れ)が検知される。
図14に示されるように、発光素子200をプリント基板102の接着剤104上に置いた際に、コレット70内での発光素子200の傾き(倒れ)が検知された場合には、図14のY方向側(図2のA方向)に傾いた(倒れた)ものとして、コレット70を−Y方向(図2のB方向)へ移動させ、発光素子200を起こす。なお、プリント基板102をY方向に移動可能に基板位置決め装置40の搬送部材42を構成し、コレット70を−Y方向へ移動させるのに替えて、プリント基板102をY方向に移動させて、発光素子200を起こすようにしてもよい。
以上のように、プリント基板102に発光素子200が配設されることで、発光基板100が製造される。さらに、製造された発光基板100を用いて露光装置436が製造される。具体的には、例えば、製造された発光基板100を、露光装置436の筐体内に組み込んで露光装置436が製造される。
(本実施形態の作用)
本実施形態では、図2に示されるように、発光素子200において、脚部250の短手方向の長さが、本体部210の短手方向の長さよりも短く、脚部250の短手方向の中心が本体部210の短手方向の中心よりも張出部214側に位置している。これにより、本体部210の張出部213、214の張出量は、片側の張出部213で多くなっている。従って、発光素子200の重心が片側(張出部213側)に位置し、発光素子200が片側(図2のA方向)に傾き(倒れ)やすい。
発光素子200が傾き(倒れ)やすい側(図2のA方向)は、発光素子200の本体部210の表面において発光点218が配置された側であるので、前述の第3工程において発光素子200がプリント基板102上で傾いた(倒れた)場合には、発光点218は、コレット70から離れる側(−Z方向側)に傾く。このため、本体部210の表面側から発光素子200を保持するコレット70等の部材に、発光点218が衝突することが抑制される。
また、本実施形態では、図2に示されるように、Y方向に隣接する発光素子200は、張出量が多い張出部213同士が対向するように、配置されている。このため、張出部214同士又は、張出部213、214が対向する場合に比べ、Y方向に隣接する発光素子200の脚部250が、離間する。これにより、発光素子200を接着する接着剤104(図14参照)が、発光素子200の間を毛細管現象によって吸い上って発光点218に付着することが抑制される。
本実施形態では、前述のように、発光素子200がA方向に傾き(倒れ)やすいので、発光素子200の傾き(倒れ)を検知した場合には、A方向側に傾いた(倒れた)ものとして、B方向側に発光素子200を起こす動作を実行するように設定されている。
すなわち、発光素子200が、A方向又はB方向のどちらに傾いた(倒れた)かを検知することなく、発光素子200を起こす方向を一定の方向(B方向)に予め設定することで、発光素子200の姿勢が補正される。
発光素子200を起こす方向であるB方向は、互いが対向する本体部210の張出部213同士が離間する方向である。例えば、張出部213同士が接近する方向(A方向)に、一方の発光素子200を起こす場合では、その発光素子200を保持するコレット70が、隣接する他方の発光素子200に衝突するおそれがある。これに対して、本実施形態では、張出部213同士が離間する方向(B方向)に発光素子200を起こすので、一方の発光素子200を起こす動作の際に、他方の発光素子200にコレット70が衝突することが抑制される。
他方の発光素子200へのコレット70の衝突が抑制されるので、製造させる発光基板100及びその発光基板100を備える露光装置436の不良が低減され、歩留まりが向上する。
なお、前記したように発光素子200をB方向側に起こし、撮像カメラ82に発光素子200の認識マークからの反射光が入るようになった場合、および、発光素子200が傾くことなく最初から撮像カメラ82に発光素子200の認識マークからの反射光が入った場合は、当該発光素子200を位置決めするためのコレット70の動作がなされる。当該動作は当該発光素子200の通常の位置決め動作であるため、当該発光素子200は、隣接する他方の発光素子200に衝突しない範囲で、当該他方の発光素子200に接近及び離間するように位置決めされる。
また、本実施形態では、発光素子200がA方向又はB方向のどちらに傾いた(倒れた)かを検知する必要がないので、製造工程の低減や製造時間の短縮が図れ、製造させる発光基板100及びその発光基板100を備える露光装置436の製造効率が向上する。これにより、露光装置436を備える画像形成装置400の低コスト化が図れる。
さらに、本実施形態では、前述の製造方法の第2工程において、張出部214側が進行方向となるように発光素子200を移動させて、位置決め台30のプレート34上で位置決めする。このように、発光素子200が傾きにくい側に移動させて、位置決めを行うので、位置決め台30のプレート34上での発光素子の傾きを抑制して発光基板を製造できる。
また、本実施形態では、前述の製造方法の第2工程において、発光素子200を張出部214側へ移動させて、位置決め部材22の突当部22Cから発光素子200を引きはがす。このように、発光素子200が傾きにくい側に移動させて、発光素子200を位置決め部材22から引きはがすので、位置決め台30のプレート34上での発光素子の傾きを抑制して発光基板を製造できる。
(変形例)
本実施形態では、図2に示されるように、張出部213と脚部250との境界の隅部293が、直角形状をしていたが、これに限られない。例えば、図15に示されるように、発光素子200としては、張出部213と脚部250との境界の隅部293を補強する湾曲形状(R状)の補強部298を備えた構成であってもよい。
補強部298は、例えば、以下のように形成される。図16に示されるように、ダイシングソーなどの切断手段11の歯先側の角部11Aを予め湾曲形状(R状)に構成し、この切断手段11をウエハ14の裏面(下面)から溝14Aに向かってウエハ14を切断する。これにより、隅部293が肉厚になり、湾曲形状(R状)の補強部298が形成される。
この変形例の構成によれば、張出部213と脚部250との境界の隅部293が補強されていない構成に比べ、張出部213と脚部250との境界の強度が向上する。
本実施形態では、特に、張出部214よりも張出量が多いために脚部250との境界で負荷が大きい張出部213に対して補強部298を設けることで、発光素子200の破損が抑制される。
なお、図17に示されるように、張出部213と脚部250との境界の隅部294に対しても、湾曲形状(R状)の補強部299を設けてもよい。補強部299は、例えば、歯先側の角部11B(図16参照)を予め湾曲形状(R状)に構成した切断手段11を用いることで形成される。この構成では、例えば、張出量が多い張出部213側の補強部298の半径を補強部299の半径よりも大きくしてもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。
100 発光基板
102 プリント基板(基板の一例)
200 発光素子
210 本体部
218 発光点
250 脚部
293 隅部
298 補強部
400 画像形成装置
436 露光装置

Claims (9)

  1. 一方向に長く、該一方向に沿って複数の発光点が表面に並べられた本体部と、
    該一方向に長く、該本体部の裏面に設けられた脚部であって、短手方向の長さが該本体部の短手方向の長さよりも短く、短手方向の中心が該本体部の短手方向の中心からずれている該脚部と、
    を有する発光素子。
  2. 前記複数の発光点が、前記本体部の表面における短手方向の一端部に前記一方向に沿って並べられ、
    前記脚部の短手方向の中心が、前記本体部の短手方向の中心よりも該本体部の該短手方向の他端部側に位置する
    請求項1に記載の発光素子。
  3. 請求項2に記載の発光素子と、
    該一方向から見て該本体部の短手方向の一端部同士が対向するように、該一方向に沿って千鳥状に複数の該発光素子が配設された基板と、
    を備えた発光基板。
  4. 前記本体部の短手方向の一端部側と前記脚部との境界の隅部を補強する湾曲形状の補強部を備えた
    請求項3に記載の発光基板。
  5. 請求項3又は4に記載の発光基板を備えた露光装置。
  6. 請求項5に記載の露光装置を備えた画像形成装置。
  7. 一方向に長い本体部であって、表面における短手方向の一端部に、該一方向に沿って複数の発光点が並べられた該本体部と、
    該一方向に長く、該本体部の裏面に設けられた脚部であって、短手方向の長さが該本体部の短手方向の長さよりも短く、短手方向の中心が該本体部の短手方向の中心よりも該本体部の該短手方向の他端部側に位置する該脚部と、
    を有する発光素子を位置決め部に置く第1工程と、
    該本体部の該他端部側が進行方向となるように、該発光素子を該位置決め部で移動させて位置決めする第2工程と、
    該一方向から見て該本体部の短手方向の一端部同士が対向するように該一方向に沿って千鳥状に、該位置決め部に位置決めされた該発光素子を基板に複数配設する第3工程と、
    を有する発光基板の製造方法。
  8. 前記第2工程において、前記脚部における前記短手方向の一端部側の側面を位置決め部材が吸引しながら該発光素子を移動させて位置決めし、
    前記第3工程において、前記位置決め部材に吸引された発光素子を前記短手方向の他端部側へ移動させて前記位置決め部から引きはがして該発光素子を保持し、該発光素子を前記基板に配設する
    請求項7に記載の発光基板の製造方法。
  9. 請求項7又は8に記載の製造方法で製造した発光基板を用いた露光装置の製造方法。
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