JP6318358B2 - 照明装置および検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置および検査装置に関する。
大規模集積回路(Large Scale Integration;LSI)の高集積化および大容量化に伴い、半導体素子に要求される回路寸法は狭小化の一途を辿っている。半導体素子は、回路パターンが形成された原画パターン(マスクまたはレチクルを指す。以下では、マスクと総称する。)を用い、いわゆるステッパまたはスキャナと呼ばれる縮小投影露光装置でウェハ上にパターンを露光転写して回路形成することにより製造される。
多大な製造コストのかかるLSIの製造にとって、歩留まりの向上は欠かせない。ここで、歩留まりを低下させる大きな要因として、マスクパターンの形状欠陥が挙げられる。
最近の代表的なロジックデバイスでは、数十nmの線幅のパターン形成が要求されるようになってきている。例えば、1ギガビット級のDRAM(ランダムアクセスメモリ)に代表されるように、LSIを構成するパターンは、サブミクロンからナノメータのオーダーになろうとしている。また、マルチメディア化の進展に伴い、LCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)は大型化が進んでいる。具体的には、500mm×600mmあるいはこれ以上のサイズになっている。一方、液晶基板上に設けられるTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)の微細化も進んでいる。
かかる状況に伴い、マスクパターンの形状欠陥も微細化している。また、マスクの寸法精度を高めることで、プロセス諸条件の変動を吸収しようとしてきたこともあり、マスク検査においては、極めて小さなパターンの欠陥を検出することが必要になっている。さらに、大面積のLCDを短時間で効率的に検査することも必要になっている。
一方、微細パターンを形成する技術として、ナノインプリントリソグラフィ(Nanoimprint Lithography;NIL)が注目されている。この技術は、ウェハ上のレジストに、ナノスケールの微細構造を有するモールド(型)を圧力印加することで、レジストに微細なパターンを形成するものである。
ナノインプリント技術では、生産性を上げるために、原版となるマスターテンプレートを用いて、複製のテンプレート(レプリカテンプレート)を複数作成し、各レプリカテンプレートを異なるナノインプリント装置に装着して使用する。レプリカテンプレートは、マスターテンプレートに正確に対応するように製造される必要がある。このため、レプリカテンプレートを検査する際にも高い検査精度が要求される。
こうしたことから検査装置では、分解能を高くするために、照明光の波長を短くすることが行われている。例えば、レーザ光源装置による波長266nm以下の深紫外光が用いられる。しかし、レーザ光源から発振される光はコヒーレント光となって、可干渉性から一定の干渉縞(スペックル)が発生してしまうという問題があった。
図16は、従来法による照明方法を説明する図である。
図16において、レンズアレイ1001は、光源(図示せず)からの光線を分割して点光源群を生成する。点光源群となった光は、コンデンサレンズ1002によって平行光とされた後に、対象物1003に照明される。レンズアレイ1001の位置は、対象物1003のフーリエ面に相当し、この大きさが照明側の開口数NAを決定する。ここで、光学系の解像特性は、照明側の開口数NAの影響を受けるが、解像度を向上させるには、照明側の開口数NAを受光側の開口数NAと同等程度まで大きくするのが一般的である。このため、レンズアレイ1001によって生成される点光源群には、ある程度の大きさが必要になる。
図16に示す光学系において、レンズアレイ1001を構成する要素レンズ1001a,1001b,1001cの各々を透過した光は、異なる角度を有して対象物1003の上で重なる。このため、レンズアレイ1001の各々の要素レンズ1001a,1001b,1001cに入射する光が互いに干渉性を持つと、対象物1003の上で干渉縞を生じる。ここで、レンズアレイ1001によって生じる点光源の個数は、一般的に数百〜数万という大きな数であること、そして、各々の要素レンズ1001a,1001b,1001cを透過した光が対象物1003上で重なるとき、各光の波面は必ずしも等位相面ではないことから、干渉縞はランダムな形状となる。さらに、空気の揺らぎや、機械的な振動を原因として、その形状はランダムに揺れ動く。こうしたランダムに揺れ動く干渉縞(スペックルノイズ)は、対象物1003を均一に照明することが必要とされる照明装置の機能を損なう結果となる。
そこで、光源からの光を蝿の目レンズに透過させ、さらに回転位相板に透過させることによって、コヒーレント光の干渉性を除いてスペックルノイズを低減させる試みがなされている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−72905号公報
図17は、回転位相板を用いた従来の照明方法を説明する図である。この図は、レンズアレイ1004を透過した光源(図示せず)からの光が、位相板1005を透過し、さらにコンデンサレンズ1006を透過して平行光となった後に、対象物1007に照明される様子を示している。また、図18は、図17の領域Rを拡大した断面図である。
位相板1005は、図18に拡大して示すように、光が入射する側の断面が凹凸形状を有しており、点光源の各々にランダムな配置で0またはπの位相差を与える。図17のように、回転機構1008によって、位相板1005が回転する構造とすることで、干渉縞を高速に変化させることが可能となる。そして、対象物1007の像を撮像する画像センサ(図示せず)の露光時間内に生じる干渉縞の形状変化が大きくなるほど、撮像された光学画像に残存するスペックルノイズは小さくなる。
しかし、従来の照明方法では、位相板の回転数と、撮像素子の露光時間とによって定まる限界以上にスペックルノイズを低減することはできない。また、スペックルノイズを低減するには、回転数を増大させるか、あるいは、撮像素子の露光時間を長くする必要があるが、回転数の増大には限界があり、また、露光時間の増大はスループットの低下に繋がることから、いずれの方法も困難である。
こうしたことから、従来の照明装置では、半導体素子の微細化に伴って要求される分解能の実現に不十分であり、かかる問題を解決することのできる照明装置およびこれを用いた検査装置の開発が急務となっている。そこで、本発明の目的は、スペックルノイズを従来より低減することのできる照明装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、半導体素子の微細化に伴って要求される微細な欠陥を短時間で効率的に検出することを可能とする検査装置を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明の第1の態様は、レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光が入射するレンズアレイとを有し、
前記レンズアレイは、前記レーザ光の径と同一の径または前記レーザ光の径より大きい径の要素レンズが複数配置されており、前記レーザ光の光軸の周囲に回転可能であることを特徴とする照明装置に関する。
本発明の第1の態様において、前記レンズアレイは、前記レーザ光の光軸方向に並んで2つ配置され、
各レンズアレイにおいて、前記要素レンズは、隣接する要素レンズ間の境界線が、前記レンズアレイの回転中心から放射状となるように、また、一方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向と、他方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向とが直交するように配置されることが好ましい。
上記場合において、前記要素レンズはシリンドリカルレンズであって、
一方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有する方向は、他方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有しない方向と直交しており、
前記一方のレンズアレイは、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転し、
前記他方のレンズアレイも、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転することが好ましい。
前記2つのレンズアレイの回転速度は異なることが好ましい。また、この場合、前記2つのレンズアレイのうちの一方の回転速度は、他方のレンズアレイの回転速度の整数倍でないことが好ましい。
本発明の第2の態様は、照明装置によって検査対象となる試料を照明し、前記試料を透過または反射した光を画像センサに入射させて前記試料の光学画像を撮像する光学画像取得部と、
前記光学画像を基準となる画像と比較して、これらの差分値が所定の閾値を超える場合に欠陥と判定する比較部とを有し、
前記照明装置は、レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光が入射するレンズアレイとを具備し、
前記レンズアレイは、前記レーザ光の径と同一の径または前記レーザ光の径より大きい径の要素レンズが複数配置されており、前記レーザ光の光軸の周囲に回転可能であることを特徴とする検査装置に関する。
本発明の第2の態様において、前記レンズアレイは、前記レーザ光の光軸方向に並んで2つ配置され、
各レンズアレイにおいて、前記要素レンズは、隣接する要素レンズ間の境界線が、前記レンズアレイの回転中心から放射状となるように、また、一方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向と、他方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向とが直交するように配置されることが好ましい。
上記場合において、前記要素レンズはシリンドリカルレンズであって、
一方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有する方向は、他方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有しない方向と直交しており、
前記一方のレンズアレイは、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転し、
前記他方のレンズアレイも、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転することが好ましい。
前記2つのレンズアレイの回転速度が異なり、
回転速度が遅い方のレンズアレイが1周する時間は、前記画像センサの撮像時間に一致することが好ましい。また、この場合、前記2つのレンズアレイのうちの一方の回転速度は、他方のレンズアレイの回転速度の整数倍でないことが好ましい。
本発明の第1の態様によれば、スペックルノイズを従来より低減することのできる照明装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、半導体素子の微細化に伴って要求される微細な欠陥を短時間で効率的に検出することを可能とする検査装置が提供される。
本実施の形態における検査装置の構成図である。 図1の検査装置におけるデータの流れを示す概念図である。 試料に形成されたパターン欠陥を検出するための光学画像の取得手順を説明する図である。 本実施の形態の照明装置の説明図である。 本実施の形態において、入射光と同じ大きさの要素レンズを有するレンズアレイを走査したときの光の振る舞いを示す図である。 本実施の形態において、入射光と同じ大きさの要素レンズを有するレンズアレイを走査したときの光の振る舞いを示す図である。 本実施の形態において、入射光と同じ大きさの要素レンズを有するレンズアレイを走査したときの光の振る舞いを示す図である。 本実施の形態において、入射光と同じ大きさの要素レンズを有するレンズアレイを走査したときの光の振る舞いを示す図である。 本実施の形態の比較例であり、入射光より小さい要素レンズを有するレンズアレイを走査したときの光の振る舞いを示す図である。 回転可能なレンズアレイの平面図である。 図1の照明装置のレンズアレイ付近を拡大したものである。 図11の第1のレンズアレイと第2のレンズアレイを、コンデンサレンズの側から見た平面図である。 Y方向に走査される第1のレンズアレイの速度を、X方向に走査される第2のレンズアレイの速度の3倍としたときの点光源の動きを示す図である。 点光源の走査位置が少しずつずれていく様子を示す図である。 図11の第1のレンズアレイのシリンドリカルレンズと、第2のレンズアレイのシリンドリカルレンズとの配置関係を示す図である。 従来法による照明方法を説明する図である。 回転位相板を用いた従来の照明方法を説明する図である。 位相板の一部拡大断面図である。
図1は、本実施の形態における検査装置100の構成図である。この図に示すように、検査装置100は、光学画像取得部Aと制御部Bを有する。尚、検査装置100は、図1に示す構成要素以外に必要な他の公知要素が含まれていてもよい。
以下では、検査装置100を用いて、ダイ−トゥ−データベース方式によって検査する方法を述べる。この場合、検査対象の光学画像と比較される基準画像は、設計パターンデータをベースに作成された参照画像である。但し、検査装置100は、ダイ−トゥ−ダイ方式による検査方法にも適用可能であり、その場合の基準画像は、検査対象とは異なる光学画像になる。
光学画像取得部Aは、照明装置2と、水平方向(X方向、Y方向)に移動可能なXYテーブル3と、対物レンズ104と、フォトダイオードアレイ105と、センサ回路106と、レーザ測長システム122と、オートローダ130とを有する。検査対象となる試料1は、XYテーブル3の上に載置される。尚、XYテーブル3は、回転方向(θ方向)にも移動可能な構造とすることができる。
制御部Bでは、検査装置100全体の制御を司る制御計算機110が、データ伝送路となるバス120を介して、位置回路107、比較回路108、参照回路112、展開回路111、オートローダ制御回路113、テーブル制御回路114、記憶装置の一例となる磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、フレキシブルディスク装置116、CRT(Cathode Ray Tube)117、パターンモニタ118およびプリンタ119に接続されている。XYテーブル3は、テーブル制御回路114によって制御されたX軸モータおよびY軸モータによって駆動される。これらのモータには、例えば、ステップモータを用いることができる。
データベース方式の基準データとなる設計パターンデータは、磁気ディスク装置109に格納されており、検査の進行に合わせて読み出されて展開回路111に送られる。展開回路111では、設計パターンデータがイメージデータ(設計画素データ)に変換される。その後、このイメージデータは、参照回路112に送られて参照画像の生成に用いられる。
本実施の形態の照明装置2は、図1に示すように、レーザ光を出射する光源4と、光源4から発せられた光を透過させる第1のレンズアレイ60および第2のレンズアレイ70と、これらのレンズアレイを透過した光を平行光にするコンデンサレンズ6とを有する。レーザ光としては、例えば、波長266nm以下の深紫外光が挙げられる。
照明装置2は、図4に示すように、点光源群ではなく、単一の点光源を生成し、生成した点光源をある範囲内で高速走査する。この構成によれば、点光源が単一であるため、試料1上でスペックルは原理的に発生しない。また、走査範囲を、照明側における必要な開口数NAを実現できる範囲とし、撮像素子の露光時間内に、この走査範囲を走査し終えるように設計することにより、点光源群を生成する場合と光学的に等価な条件を得ることができる。
本実施の形態の照明装置を説明するために、まず、点光源を1次元で走査する例について述べる。この場合、入射する光の大きさ(すなわち、入射光の径。以下同様)と同一、または、それより大きい径の要素レンズを持つレンズアレイを使用する。これは、複数の点光源から発せられた光が、対象物上で重なって干渉縞を生じるのを防ぐためである。
図5〜図8は、入射光と同じ大きさの要素レンズを有するレンズアレイを走査したときの光の振る舞いを示したものである。
図5〜図8において、レンズアレイ5を構成する要素レンズ5a,5b,5cの大きさは、入射する光の大きさと同じである。これらの図に示すように、単一の点光源は、コンデンサレンズ6によって平行光となった後、試料1を照明する。点光源をレンズアレイ5上で走査すると、図6や図7に示すように、2つの要素レンズ5b,5cに入射光が跨ることがあるが、そうした場合であっても、要素レンズ5b,5cを透過した光は、試料1上で分離する。すなわち、要素レンズ5bを透過した光と、要素レンズ5cを透過した光とが、試料1上で重なることがないため、干渉縞は生じない。
図9は、本実施の形態の比較例である。この例では、レンズアレイ901を構成する要素レンズ901a,901b,901cの大きさが入射光の大きさより小さい。この場合、各要素レンズを透過した光は、コンデンサレンズ902で平行光となった後、対象物903の上で重なる。そのため、対象物903上で干渉縞を生成する。したがって、干渉縞が発生しないようにするには、要素レンズの大きさを入射光と同じ、または、入射光より大きくすることが必要である。
図5〜図8のように、点光源をレンズアレイ5上で走査すると、ある要素レンズに注目したとき、その要素レンズによって照明される試料1の領域と、レンズアレイ5に入射する光束の相対位置とは、連続的にずれる。これにより、レンズアレイ5に入射する光束にムラがあっても、光束が試料1上でシフトすることで平滑化されて、試料1を均一に照明することが可能となる。
また、本実施の形態の照明装置によれば、照明側の開口数NAの大きさは、レンズアレイ5に入射する光束の大きさによって決まる。したがって、照明側の開口数NAを大きくしたい場合には、入射光の径を大きくするとともに、要素レンズ5a,5b,5cの径も大きくする必要がある。
点光源の高速走査は、例えば、レンズアレイを回転させることで実現できる。尚、レンズアレイを往復運動させることによっても、点光源の走査は可能である。しかし、往路から復路への折り返し時に走査が停止する瞬間があることにより、照明側の開口数NAや試料上での照明光量にムラが生じることや、また、往復運動による機械振動が生じることなどの点で、往復運動よりも回転運動の方が好ましい。
図10は、回転可能なレンズアレイの平面図である。レンズアレイ50は、要素レンズとして、複数のシリンドリカルレンズ50aを有する。これらのシリンドリカルレンズ50aは、それらの稜線が、レンズアレイ50の回転中心を中心とした放射状になるように配列されている。尚、レンズアレイ50には、図示されない回転機構が設けられており、この回転機構によって矢印の方向に所定の速度で回転する。
図10のレンズアレイ50では、回転中心から入射光の照射位置までの距離を、シリンドリカルレンズ50aの幅より十分に大きくすることにより、シリンドリカルレンズ50aの開口を略矩形とみなすことができる。
上述した1次元の走査による照明装置は、X方向またはY方向における光学画像の解像度を問題としない場合に検査装置に適用可能である。次に、点光源を2次元で走査する例について述べる。
2次元での走査は、図10で示したレンズアレイ50を、図11に示すように、光軸方向に2つ並べることで実現可能である。尚、図11は、図1の照明装置2のレンズアレイ付近を拡大したものである。
図11において、第1のレンズアレイ60は、点光源をY方向に走査するレンズアレイであり、回転機構60bによって回転可能な構造となっている。一方、第2のレンズアレイ70は、点光源をX方向に走査するレンズアレイであり、回転機構70bによって、第1のレンズアレイ60と同一の方向に回転可能である。第1のレンズアレイ60と第2のレンズアレイ70を透過した光は、コンデンサレンズ6によって平行光となった後、試料1を照明する。
図12は、図11の第1のレンズアレイ60と第2のレンズアレイ70を、コンデンサレンズ6の側から見た平面図である。この図に示すように、(第1のレンズアレイ60における)複数のシリンドリカルレンズ60aが描く稜線と、(第2のレンズアレイ70における)複数のシリンドリカルレンズ70aが描く稜線とが、入射光照明位置で互いに直交するように、第1のレンズアレイ60と第2のレンズアレイ70とを配置する。このようにすることで、試料1上に矩形の照明エリアを形成することができる。
また、図12のように、第1のレンズアレイ60と第2のレンズアレイ70を配置することにより、入射光照射位置において、第1のレンズアレイ60はY方向に走査されるのに対し、第2のレンズアレイ70はX方向に走査される。すなわち、2つのレンズアレイによって形成される点光源は、各々のレンズアレイの走査速度に応じて2次元的に走査される。
さらに、既に述べたように、第1のレンズアレイ60と第2のレンズアレイ70とに用いられる要素レンズは、いずれもシリンドリカルレンズであることが好ましい。これは、2つのレンズアレイが球面であると、両者のレンズ中心がずれることで光線が曲がり、試料1上における照明領域が大きく変動してしまうためである。これに対して、2つのレンズアレイにシリンドリカルレンズを用い、各々のレンズアレイに配置された複数のシリンドリカルレンズによって形成される稜線が互いに直交するようにこれらを配置することにより、互いの位置が相対的にずれたとしても、ずれによる影響を排除することができる。
本実施の形態において、2つのレンズアレイのうちの一方のレンズアレイの回転速度は、他方のレンズアレイの回転速度より速いことが好ましい。
図13は、Y方向に走査される第1のレンズアレイの速度を、X方向に走査される第2のレンズアレイの速度の3倍としたときの点光源の動きを矢印で示したものである。尚、実際には、2つのレンズアレイを透過した光のそれぞれが同時に対象物に照明されるときがあるため、点光源は2つ存在するが、図13では、そのうちの1つの点光源に着目している。
図13の例において、第2のレンズアレイが要素レンズの1つ分を横切る間に、第1のレンズアレイは要素レンズの3つ分を横切るので、点光源は矢印で示すように3本走査される。また、第2のレンズアレイが隣接する要素レンズを通過するときも、点光源は同じ軌跡を辿るため、点光源は継続して3本走査される。
ところで、光を試料上へ結像して解像性のよい光学像を得るうえでは、点光源をレンズアレイ上で隙間なく走査するのがよい。そのためには、点光源の走査本数を増やす必要がある。ここで、走査本数は、2つのレンズアレイの回転速度の差を大きくすることで増大させることができる。しかしながら、この方法によるのは実際上困難である。
図13を例にとると、第2のレンズアレイの速度を遅くすれば、走査本数を増やすことができる。しかし、その場合、レンズアレイは撮像時間内に1周できなくなるため、レンズアレイを構成する要素レンズの個体差、すなわち、製造ばらつきなどの影響を受けて、光量変動や光量ムラなどを生じる。要素レンズによるこうした影響を最小限にするには、遅い方のレンズアレイが1周する時間と、撮像時間とを一致させる必要がある。したがって、第2のレンズアレイの回転速度を遅くすることによって、第1のレンズアレイとの間に速度差を設けるのには限界がある。一方、第1のレンズアレイの回転速度を速くするにも、構造上の点から限界がある。
そこで、第1のレンズアレイと第2のレンズアレイとの速度差が整数倍以外の値をとるようにする。つまり、第1のレンズアレイと第2のレンズアレイとの間の速度差を調整して、図14に示すように、点光源の走査位置が少しずつずれていくようにする。これにより、走査本数を大幅に増大させることが可能となる。
このように、本実施の形態の照明装置によれば、入射光の径と同一またはこれより大きい要素レンズが複数配置されたレンズアレイを使用して点光源を生成させるので、試料上に干渉縞が発生しないようにすることができる。したがって、従来法の照明装置のように、干渉縞を低減するために撮像素子の露光時間を長くしてスループットを低下させることがない。また、点光源をレンズアレイ上で走査することにより、入射光に光量ムラなどがあった場合であっても、試料上で平均化される。つまり、試料への均一な照明が可能となる。
また、本実施の形態では、2つのレンズアレイを光軸方向に並べて配置し、これらを回転させる。このとき、各レンズアレイの要素レンズを、隣接する要素レンズ間の境界線が、レンズアレイの回転中心から放射状に配置されるようにするとともに、一方のレンズアレイの要素レンズが光軸を横切る方向と、他方のレンズアレイの要素レンズが光軸を横切る方向とが直交するようにする。これにより、点光源をレンズアレイ上でX軸方向とY軸方向に走査することが可能となる。また、この構成によれば、従来の照明装置における位相板を不要とすることができるので、安価な照明装置とすることも可能である。
レンズアレイを構成する要素レンズは、球面レンズよりもシリンドリカルレンズとすることが好ましい。球面レンズはそのレンズ中心が1点であるため、一方のレンズアレイの球面レンズの中心が、他方のレンズアレイの球面レンズの中心とずれると、透過光の光路が変わって試料上で所望の領域を照明できなくなるが、シリンドリカルレンズであれば、2つのレンズ中心がずれた場合であっても、その影響を最小限にすることができる。
また、シリンドリカルレンズを要素レンズとする場合、レンズが曲率を有する方向をX方向とし、これと直交する方向、すなわち、曲率を有しない方向をY方向とすると、一方のレンズアレイのシリンドリカルレンズのX方向が、他方のレンズアレイのシリンドリカルレンズのY方向と直交するように配置すれば、これらのシリンドリカルレンズによって光学的に球面レンズと同様の作用、すなわち、上述した2次元での走査が可能となる。
図15は、図11の第1のレンズアレイ60のシリンドリカルレンズ60aと、第2のレンズアレイ70のシリンドリカルレンズ70aとの配置関係を示す図である。この図に示すように、シリンドリカルレンズ60aにおける光の入射面60cは、X方向に曲率を有する。一方、シリンドリカルレンズ70aにおける光の入射面70cは、Y方向に曲率を有する。そして、シリンドリカルレンズ60aのY方向と、シリンドリカルレンズ70aのX方向とは、互いに直交するように配置される。また、このとき、第1のレンズアレイ60はX方向に回転し、第2のレンズアレイ70はY方向に回転する。
さらに、本実施の形態の照明装置では、2つのレンズアレイの回転速度を変えることにより、レンズアレイ上における点光源の走査本数を増やして、試料上での結像特性を向上させることができる。この場合、2つのレンズアレイの速度差を整数倍以外の値とすることにより、整数倍としたときに比較して、走査線の本数を大幅に増やすことが可能である。但し、回転速度が遅い方のレンズアレイが1周する時間は、試料の光学画像を取得するための画像センサの撮像時間に一致するようにする。
次に、図1の検査装置100を用いて試料1の欠陥検査を行う方法について述べる。
検査工程は、試料1の光学画像を取得する工程(光学画像取得工程)と、試料1に形成されたパターンの設計パターンデータを記憶する工程(記憶工程)と、参照画像を生成する工程の一例となる展開工程およびフィルタ処理工程と、光学画像と参照画像を比較する工程(比較工程)とを有する。
<光学画像取得工程>
光学画像取得工程では、図1の光学画像取得部Aが、試料1の光学画像(測定データ)を取得する。ここで、光学画像は、設計パターンデータに含まれる図形データに基づく図形が描画された試料1の画像である。試料1としては、例えば、フォトリソグラフィ技術で使用されるマスクや、ナノインプリント技術で使用されるテンプレートなどが挙げられる。光学画像の具体的な取得方法の一例を、図1を用いて説明する。
試料1は、XYテーブル3の上に載置される。XYテーブル3は、制御計算機110の制御の下、テーブル制御回路114によって駆動され、X方向とY方向に駆動する駆動系を構成する、X軸モータとY軸モータによって移動可能となっている。これらのモータには、例えばステップモータを用いることができる。XYテーブル3の移動位置は、レーザ測長システム122により測定されて位置回路107に送られる。また、XYテーブル3上の試料1は、オートローダ制御回路113により駆動されるオートローダ130から自動的に搬送され、検査終了後には自動的に排出される。
照明装置2は、上記で説明した本実施の形態の照明装置であり、試料1に対して、欠陥検査用の光を照射する。試料1を透過した光は、対物レンズ104を介して、フォトダイオードアレイ105に光学像として結像する。
図3は、試料1に形成されたパターンの欠陥を検出するための光学画像の取得手順を説明する図である。
図3で試料1は、図1のXYステージ3の上に載置されているものとする。また、試料1上の検査領域は、図3に示すように、短冊状の複数のストライプ20,20,20,20,・・・に仮想的に分割されている。各ストライプは、例えば、幅が数百μmであって、長さが試料1のX方向またはY方向の全長に対応する100mm程度の領域とすることができる。
光学画像は、ストライプ毎に取得される。すなわち、図3で光学画像を取得する際には、各ストライプ20,20,20,20,・・・が連続的に走査されるように、XYテーブル3の動作が制御される。具体的には、XYテーブル3が図3の−X方向に移動しながら、試料1の光学画像が取得される。そして、図1のフォトダイオードアレイ105に、図3に示されるような走査幅Wの画像が連続的に入力される。すなわち、第1のストライプ20における画像を取得した後、第2のストライプ20における画像を取得する。この場合、XYテーブル3が−Y方向にステップ移動した後、第1のストライプ20における画像の取得時の方向(−X方向)とは逆方向(X方向)に移動しながら光学画像を取得して、走査幅Wの画像がフォトダイオードアレイ105に連続的に入力される。第3のストライプ20における画像を取得する場合には、XYテーブル3が−Y方向にステップ移動した後、第2のストライプ20における画像を取得する方向(X方向)とは逆方向、すなわち、第1のストライプ20における画像を取得した方向(−X方向)に、XYテーブル3が移動する。尚、図3の矢印は、光学画像が取得される方向と順序を示しており、斜線部分は、光学画像の取得が済んだ領域を表している。
図1のフォトダイオードアレイ105上に結像したパターンの像は、フォトダイオードアレイ105によって光電変換され、さらにセンサ回路106によってA/D(アナログデジタル)変換される。フォトダイオードアレイ105には、画像センサが配置されている。本実施の形態の画像センサとしては、例えば、撮像素子としてのCCDカメラを一列に並べたラインセンサが用いられる。ラインセンサの例としては、TDI(Time Delay Integration)センサが挙げられる。XYテーブル3がX軸方向に連続的に移動しながら、TDIセンサによって試料1のパターンが撮像される。
以上のようにして得られた光学画像は、図1の比較回路108へ送られる。
図2は、図1の検査装置100におけるデータの流れを示す概念図である。
図2に示すように、設計者(ユーザ)が作成したCADデータ201は、階層化されたフォーマットの設計中間データ202に変換される。設計中間データ202には、レイヤ(層)毎に作成されて試料1に形成されるパターンデータが格納される。ここで、一般に、検査装置は、設計中間データ202を直接読み込めるようには構成されていない。すなわち、検査装置の製造メーカー毎に、異なるフォーマットデータが用いられている。このため、設計中間データ202は、レイヤ毎に各検査装置に固有のフォーマットデータ203に変換された後に検査装置100に入力される。この場合、フォーマットデータ203は、検査装置100に固有のデータとすることができる。
<記憶工程>
試料1のパターン形成時に用いた設計パターンデータは、記憶装置(記憶部)の一例である、図1の磁気ディスク装置109に記憶される。
設計パターンに含まれる図形は、長方形や三角形を基本図形としたものである。磁気ディスク装置109には、例えば、図形の基準位置における座標、辺の長さ、長方形や三角形等の図形種を区別する識別子となる図形コードといった情報であって、各パターン図形の形、大きさ、位置等を定義した図形データが格納される。
さらに、数十μm程度の範囲に存在する図形の集合を一般にクラスタまたはセルと称するが、これを用いてデータを階層化することが行われている。クラスタまたはセルには、各種図形を単独で配置したり、ある間隔で繰り返し配置したりする場合の配置座標や繰り返し記述も定義される。クラスタまたはセルデータは、さらにフレームに配置される。フレームは、例えば、幅が数百μmであって、長さが試料1のX方向またはY方向の全長に対応する100mm程度の短冊状領域である。
<展開工程>
展開工程では、図1の展開回路111が、磁気ディスク装置109から制御計算機110を通して設計パターンデータを読み出し、読み出された試料1の設計パターンデータを2値ないしは多値のイメージデータ(設計画像データ)に変換する。そして、このイメージデータは参照回路112に送られる。
図形データとなる設計パターンデータが展開回路111に入力されると、展開回路111は、設計パターンデータを図形毎のデータにまで展開し、その図形データの図形形状を示す図形コード、図形寸法などを解釈する。そして、所定の量子化寸法のグリッドを単位とするマス目内に配置されるパターンとして2値ないしは多値の設計画像データを展開する。展開された設計画像データは、画像センサの画素に相当する領域(マス目)毎に設計パターンにおける図形が占める占有率を演算する。そして、各画素内の図形占有率が画素値となる。
<フィルタ処理工程>
フィルタ処理工程では、図1の参照回路112によって、送られてきた図形のイメージデータである設計画像データに適切なフィルタ処理が施される。その理由は、次の通りである。図1のセンサ回路106から得られた光学画像としての測定データは、対物レンズ104の解像特性やフォトダイオードアレイ105のアパーチャ効果などによってフィルタが作用した状態、言い換えれば連続的に変化するアナログ状態にある。したがって、画像強度(濃淡値)がデジタル値の設計側のイメージデータである設計パターンデータにもフィルタ処理を施すことにより、測定データに合わせることができる。このようにして光学画像と比較する参照画像を作成する。
<比較工程>
上述した通り、センサ回路106からの光学画像データは、比較回路108へ送られる。また、設計パターンデータも、展開回路111および参照回路112により参照画像データに変換された後、比較回路108へ送られる。
比較回路108では,センサ回路106から送られた光学画像と、参照回路112で生成した参照画像とが、適切な比較判定アルゴリズムを用いて比較される。
欠陥判定は、2種類の方法により行うことができる。1つは、参照画像における輪郭線の位置と、光学画像における輪郭線の位置との間に、所定の閾値寸法を超える差が認められる場合に欠陥と判定する方法である。他の1つは、参照画像におけるパターンの線幅と、光学画像におけるパターンの線幅との比率が所定の閾値を超える場合に欠陥と判定する方法である。この方法では、参照画像におけるパターン間の距離と、光学画像におけるパターン間の距離との比率を対象としてもよい。
比較判定の結果、光学画像と参照画像との差が所定の値を超えたとき、その箇所は欠陥と判定される。次いで、欠陥の座標と、欠陥判定の根拠となった光学画像および参照画像とが、磁気ディスク装置109に保存される。尚、保存されるデータは、図2の検査結果205に対応する。
検査結果205は、図2に示すように、レビュー装置500に送られる。レビューは、オペレータによって、検出された欠陥が実用上問題となるものであるかどうかを判断する動作である。具体的には、検査結果205がレビュー装置500に送られ、オペレータによるレビューによって修正の要否が判断される。このとき、オペレータは、欠陥判定の根拠となった参照画像と、欠陥が含まれる光学画像とを見比べてレビューする。
レビュー装置500では、欠陥1つ1つの座標が観察できるように、試料1が載置されたテーブルを移動させながら、試料1の欠陥箇所の画像を表示する。また同時に欠陥判定の判断条件や、判定の根拠となった光学画像と参照画像を確認できるよう、レビュー装置500に備えられた計算機の画面上にこれらを並べて表示する。
尚、検査装置100にレビュー装置500が備えられている場合には、検査装置100の観察光学系を使って、試料1の欠陥箇所の画像を表示する。また同時に欠陥判定の判断条件や、判定根拠になった光学画像と参照画像などは、図1に示す制御計算機110の画面を利用して表示される。
レビュー工程を経て判別された欠陥情報は、図1の磁気ディスク装置109に保存される。図2のレビュー装置500で1つでも修正すべき欠陥が確認されると、試料1は、欠陥情報リスト207とともに、検査装置100の外部装置である修正装置600に送られる。修正方法は、欠陥のタイプが凸系の欠陥か凹系の欠陥かによって異なるので、欠陥情報リスト207には、凹凸の区別を含む欠陥の種別と欠陥の座標が添付される。
本実施の形態の検査装置は、レーザ光を光源としながら、スペックルノイズを従来より低減することのできる照明装置を有する。したがって、この検査装置によれば、半導体素子の微細化に伴って要求される微細な欠陥を短時間で効率的に検出することが可能となる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。例えば、図1の検査装置100では、照明装置2を試料1の下方に配置し、試料1で反射した光を対物レンズ104でフォトダイオードアレイ105に結像させてもよい。
また、上記実施の形態では、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要としない部分についての記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができることは言うまでもない。その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更し得る全ての検査方法または検査装置は、本発明の範囲に包含される。さらに、本発明は、ダイ−トゥ−データベース方式による検査や、ダイ−トゥ−ダイ方式による検査に限定されず、ナノインプリントリソグラフィ(Nanoimprint Lithography;NIL)におけるテンプレートの検査のように、1つの画像内で注目する画素とその周辺の画素とを比較する場合にも適用可能である。
以下に、本願出願当初の特許請求の範囲に記載の発明を付記する。
[C1]
レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光が入射するレンズアレイとを有し
前記レンズアレイは、前記レーザ光の径と同一の径または前記レーザ光の径より大きい径の要素レンズが複数配置されており、前記レーザ光の光軸の周囲に回転可能であることを特徴とする照明装置。
[C2]
前記レンズアレイは、前記レーザ光の光軸方向に並んで2つ配置され、
各レンズアレイにおいて、前記要素レンズは、隣接する要素レンズ間の境界線が、前記レンズアレイの回転中心から放射状となるように、また、一方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向と、他方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向とが直交するように配置されることを特徴とする[C1]に記載の照明装置。
[C3]
前記要素レンズはシリンドリカルレンズであって、
一方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有する方向は、他方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有しない方向と直交しており、
前記一方のレンズアレイは、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転し、
前記他方のレンズアレイも、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転することを特徴とする[C2]に記載の照明装置。
[C4]
前記2つのレンズアレイの回転速度が異なることを特徴とする[C2]または[C3]に記載の照明装置。
[C5]
前記2つのレンズアレイのうちの一方の回転速度は、他方のレンズアレイの回転速度の整数倍でないことを特徴とする[C4]に記載の照明装置。
[C6]
照明装置によって検査対象となる試料を照明し、前記試料を透過または反射した光を画像センサに入射させて前記試料の光学画像を撮像する光学画像取得部と、
前記光学画像を基準となる画像と比較して、これらの差分値が所定の閾値を超える場合に欠陥と判定する比較部とを有し、
前記照明装置は、レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光が入射するレンズアレイとを具備し、
前記レンズアレイは、前記レーザ光の径と同一の径または前記レーザ光の径より大きい径の要素レンズが複数配置されており、前記レーザ光の光軸の周囲に回転可能であることを特徴とする検査装置。
[C7]
前記レンズアレイは、前記レーザ光の光軸方向に並んで2つ配置され、
各レンズアレイにおいて、前記要素レンズは、隣接する要素レンズ間の境界線が、前記レンズアレイの回転中心から放射状となるように、また、一方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向と、他方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向とが直交するように配置されることを特徴とする[C6]に記載の検査装置。
[C8]
前記要素レンズはシリンドリカルレンズであって、
一方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有する方向は、他方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有しない方向と直交しており、
前記一方のレンズアレイは、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転し、
前記他方のレンズアレイも、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転することを特徴とする[C7]に記載の検査装置。
[C9]
前記2つのレンズアレイの回転速度が異なり、
回転速度が遅い方のレンズアレイが1周する時間は、前記画像センサの撮像時間に一致することを特徴とする[C7]または[C8]に記載の検査装置。
[C10]
前記2つのレンズアレイのうちの一方の回転速度は、他方のレンズアレイの回転速度の整数倍でないことを特徴とする[C9]に記載の検査装置。
1 試料
2 照明装置
3 XYテーブル
4 光源
5,50,901,1001,1004 レンズアレイ
5a,5b,5c,901a,901b,901c,1001a,1001b,1001c 要素レンズ
6,902,1002,1006 コンデンサレンズ
60 第1のレンズアレイ
60b,1008 回転機構
60c,70c 光の入射面
70 第2のレンズアレイ
100 検査装置
104 対物レンズ
105 フォトダイオードアレイ
106 センサ回路
107 位置回路
108 比較回路
109 磁気ディスク装置
110 制御計算機
111 展開回路
112 参照回路
113 オートローダ制御回路
114 テーブル制御回路
115 磁気テープ装置
116 フレキシブルディスク装置
117 CRT
118 パターンモニタ
119 プリンタ
120 バス
122 レーザ測長システム
130 オートローダ
201 CADデータ
202 設計中間データ
203 フォーマットデータ
205 検査結果
207 欠陥情報リスト
500 レビュー装置
600 修正装置
903,1003,1007 対象物
1005 位相板

Claims (8)

  1. レーザ光を出射する光源と、
    記レーザ光の光軸方向に並んで2つ配置され、前記レーザ光が入射するレンズアレイと、を有し、
    前記レンズアレイの各々は、前記レーザ光の径と同一の径または前記レーザ光の径より大きい径の要素レンズが複数配置されており、前記レーザ光の光軸を横切って回転可能であり、
    各レンズアレイにおいて、複数の前記要素レンズは、隣接する要素レンズ間の境界線が、前記レンズアレイの回転中心から放射状となるように、また、一方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向と、他方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向とが直交するように配置される、
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記要素レンズはシリンドリカルレンズであって、
    一方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有する方向は、他方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有しない方向と直交しており、
    前記一方のレンズアレイは、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転し、
    前記他方のレンズアレイも、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転することを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  3. 前記2つのレンズアレイの回転速度が異なることを特徴とする請求項またはに記載の照明装置。
  4. 前記2つのレンズアレイのうちの一方の回転速度は、他方のレンズアレイの回転速度の整数倍でないことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  5. 照明装置によって検査対象となる試料を照明し、前記試料を透過または反射した光を画像センサに入射させて前記試料の光学画像を撮像する光学画像取得部と、
    前記光学画像を基準となる画像と比較して、これらの差分値が所定の閾値を超える場合に欠陥と判定する比較部と、を有し、
    前記照明装置は、
    レーザ光を出射する光源と、
    記レーザ光の光軸方向に並んで2つ配置され、前記レーザ光が入射するレンズアレイと、
    を具備し、
    前記レンズアレイの各々は、前記レーザ光の径と同一の径または前記レーザ光の径より大きい径の要素レンズが複数配置されており、前記レーザ光の光軸を横切って回転可能であり、
    各レンズアレイにおいて、前記要素レンズは、隣接する要素レンズ間の境界線が、前記レンズアレイの回転中心から放射状となるように、また、一方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向と、他方のレンズアレイの要素レンズが前記レーザ光の光軸を横切る方向とが直交するように配置される
    ことを特徴とする検査装置。
  6. 前記要素レンズはシリンドリカルレンズであって、
    一方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有する方向は、他方のレンズアレイのシリンドリカルレンズにおける前記レーザ光の入射面が曲率を有しない方向と直交しており、
    前記一方のレンズアレイは、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転し、
    前記他方のレンズアレイも、そのシリンドリカルレンズの前記入射面が曲率を有する方向に回転することを特徴とする請求項に記載の検査装置。
  7. 前記2つのレンズアレイの回転速度が異なり、
    回転速度が遅い方のレンズアレイが1周する時間は、前記画像センサの撮像時間に一致することを特徴とする請求項またはに記載の検査装置。
  8. 前記2つのレンズアレイのうちの一方の回転速度は、他方のレンズアレイの回転速度の整数倍でないことを特徴とする請求項に記載の検査装置。
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