JP6316434B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、放熱板上に半導体素子が装着され、ハウジング形状型・樹脂封止型等外装部を有する半導体装置に関するものである。
従来の半導体素子(半導体チップ)を装着する放熱板は、その構成材料として安価で軽量なアルミ材を使用するのが一般的であった。すなわち、放熱板を用いることにより、半導体素子から発生する熱(損失エネルギー)を冷却する一方向の熱拡散効果を図っている。
しかし、アルミ材を用いて放熱板を構成する場合、アルミ材は、放熱板と接合すべく冷却板上に実装されるはんだや半導体チップ搭載用の絶縁基板との線膨張係数の差が大きく剛性も低いため、製造時や実使用環境下における熱によって変形することが知られている。
放熱板の変形は、熱抵抗の増大、搭載する素子の破損、信頼性の低下等につながり設計の妨げの一つとなっている。
特に、車載用パワーモジュールは熱帯地域や寒冷地域などの様々な温度環境の下で使用され、また自身の駆動時の発熱など非常に厳しい温度変化にさらされる。このような実使用環境下における温度変化によって放熱板の変形が問題となっている。特に安価で軽量なアルミ材を放熱板として用いた場合、剛性が低く銅などの他部材を放熱板として用いた場合以上の変形が懸念される。
そこで、アルミ材による放熱板の変形防止策として、放熱板のアルミ厚の増加(第1の対策)、放熱板内への骨材の挿入等の対策(第2の対策)が施されている。
さらに、アルミ材による放熱板の変形防止策として、特許文献1及び特許文献2で開示された技術が挙げられる。特許文献1には、半導体素子を囲むようにベース板に部分突条部を有する半導体モジュールが提案され、特許文献2には、半導体素子と接合されるヒートスプレッダに壁状部材が配設された半導体装置が開示されている。
特開2012−195363号公報 特開2007−258430号公報
しかし、上述した第1の対策は、アルミ材厚の増加を招き、第2の対策は熱伝導率の低い壁状部材(主にセラミック)の挿入を行うことによる熱抵抗の悪化させてしまう。さらに、第1及び第2の対策は、放熱板用の材料の使用量を増加させることになり、重量増・コスト上昇という別の問題点を誘発してしまう。
また、特許文献1及び特許文献2で開示された半導体装置においても、通電時の半導体素子の発熱による放熱板の変形を抑える効果が十分ではなく、特に、複数の半導体素子を搭載した半導体モジュールに適用する場合、使用時の発熱と周囲環境との温度差がより大きくなるため、放熱板の変形に対し実質的な解消策になっていなかった。
本発明では、上記のような問題点を解決し、アルミ材からなる放熱板の変形を抑制することができる半導体装置を提供することを目的とする。
この発明に係る半導体装置は、アルミを構成材料とする放熱板と、前記放熱板の実装面上に設けられる複数の半導体素子とを備える半導体装置であって、前記放熱板は、実装面を有する本体部と、前記本体部の実装面上に選択的に設けられる凸部とを含み、前記半導体装置は、前記凸部に合致した形状の凹部を有し、前記放熱板への装着時に前記凹部が前記凸部を密着して覆う外装部をさらに備え、前記凸部は、前記本体部の実装面上に互いに離散して形成される複数の島状凸部を含み、前記複数の島状凸部はそれぞれ平面視略正方形状であり、前記外装部における前記凹部は前記凸部の一部を覆って形成される

この発明における半導体装置の放熱板の凸部が形成される領域において、本体部の厚みに凸部の厚みが加わる分、厚くすることができるため、放熱板の剛性を向上させることができる。そして、外装部の放熱板への装着時に、外装部の凹部が放熱板の凸部を密着して覆うため、製造時や実使用時における線膨張に伴う放熱板の変形を外装部によって効果的に抑制することができる。
加えて、外装部がトランスファー成型処理で得られる場合、樹脂成形時の温度上昇時から樹脂成形後の冷却時に至る期間においても、放熱板と樹脂との線膨張差による放熱板の反りを抑制することができる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
この発明の実施の形態1である半導体モジュールの全体構成を示す斜視図である。 実施の形態1の半導体モジュールの構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2である半導体モジュールの全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3である半導体モジュールの全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4である半導体モジュールの全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5である半導体モジュールの断面構造を示す断面図である。 この発明の実施の形態6である半導体モジュールの断面構造を示す断面図である。 この発明の実施の形態7である半導体モジュールの構造を示す説明図である。 この発明の実施の形態8である半導体モジュールの断面構造を示す断面図である。 この発明の実施の形態9である半導体モジュールの構造を示す説明図である。 この発明の実施の形態10である半導体モジュールの全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態11である半導体モジュールの構成を示す説明図である。 従来の半導体モジュールの第1の問題点を示す説明図である。 従来の半導体モジュールの第2の問題点を示す説明図である。 従来の半導体モジュールの第3の問題点を示す説明図である。 図13〜図15で示した第1〜第3の問題点の解消を図るための従来の半導体モジュールを示す説明図である。
<前提技術>
以下に、アルミ材からなる放熱板上にSi(シリコン)を構成材料とした半導体素子11(半導体チップ)を装着した半導体モジュール(半導体装置)の設計の妨げの要因となっている問題点を例を挙げて説明する。
図13はアルミ材からなる放熱板を用いた従来の半導体モジュールの第1の問題点を示す説明図である。同図に示すように、従来の半導体モジュール81は冷却フィン51上にグリス52を介して、アルミ材を構成材料とした放熱板53が接合され、放熱板53上にケース54が設けられる。なお、放熱板53上のケース54内に図示しない半導体素子が装着されている。
このような構造の半導体モジュール81は、ケース54内の半導体素子で発生した熱をグリス52を介して冷却フィン51に伝えている。半導体モジュール81は、通電時の熱による変形で、放熱板53,冷却フィン51が収縮・膨張を繰り返す結果、冷却フィン51,放熱板53間のグリス52のポンピングアウトを誘発する。
すなわち、通電時の半導体素子に発生する熱により放熱板53や冷却フィン51等が膨張と収縮とを繰り返すため、図13(a)に示すように、放熱板53と冷却フィン51との間のグリス52が外側に押し出されたり、図13(b)に示すように、グリス52内にボイド56が入ったりすることにより熱抵抗が増大するという第1の問題点が発生する。
図14はアルミ材からなる放熱板を用いた従来の半導体モジュールの第2の問題点を示す説明図である。同図に示すように、従来の半導体モジュール82は、ベース板となりアルミ材を構成材料とした放熱板61上にグリス62を介して絶縁基板63が形成され、絶縁基板63上にはんだ64を介して半導体チップ65(半導体素子)が接合された構造を呈している。
このような構造の半導体モジュール82は、半導体チップ65の通電時の熱による変形で、半導体チップ65からはんだ64、絶縁基板63及びはんだ62にかけてクラック66が発生して半導体チップ65内の素子破壊を起こしたり、はんだ62,64にクラック66が発生することにより熱抵抗が増大したりするという第2の問題点が生じる。
図15はアルミ材からなる放熱板を用いた従来の半導体モジュールの第3の問題点を示す説明図である。同図(a)に示すように、従来の半導体モジュール83は、直接水冷構造の冷却器30上にシール材33を介してアルミ材を構成材料とした放熱板53が設けられ、放熱板53上にケース54が設けられる。なお、放熱板53上のケース54内に図示しない半導体素子が装着されている。
一方、冷却器30はその内部に冷水液35を収容するための冷却水路36を有し、冷却水路36の上部がシール材33により封止される。冷却水路36内におけるシール材33の下部に複数のピンフィン34が選択的に設けられる。
このような構造の半導体モジュール83は、ケース54内の半導体素子の通電時の熱による変形で、図15(b)に示すように、放熱板53と冷却器30のシール材33との間に隙間ができる結果、冷却水路36内の冷水液35が冷却水路36から漏れてしまう第3の問題点があった。
図16は上述した第1〜第3の問題点の解消を図るための対策が講じられた従来の半導体モジュールを示す説明図である。
同図(a)に示すように、従来の半導体モジュール84は放熱板53Aの表面(装着面)上に絶縁基板12を介して複数の半導体素子11(半導体チップ)を装着している。この際、放熱板53Aのアルミ膜厚D53を一般的な放熱板よりも厚くしている。
同図(b)に示すように、従来の半導体モジュール85は放熱板53Bの表面上に絶縁基板12を介して複数の半導体素子11(半導体チップ)を装着している。この際、放熱板53B内に放熱板53Bとは異なる主としてセラミックを構成材料とした骨材58を挿入している。
図16に示すように、複数の半導体素子11を搭載した半導体モジュール84,85においては、複数の半導体素子11の使用時の発熱と周囲環境との温度差が大きくなる。この点を考慮して、半導体モジュール83では放熱板53Aのアルミ膜厚D53を厚くして放熱板53Aの剛性を上げ、半導体モジュール84では骨材58を内部に備えることにより放熱板53Bの剛性を上げていた。
しかしながら、半導体モジュール84のようにアルミ膜厚D53を厚くすることは、アルミ材の使用量を増加させる結果、重量増・コスト上昇を招くという第4の問題点が生じてしまう。また、半導体モジュール85では主にセラミックを構成材料とした骨材58を用いる分、熱抵抗の悪化させてしまう上、重量増・コスト上昇を招くという第5の問題点が発生する。
このように、図13〜図16で示した半導体モジュール81〜83で発生した第1〜第3の問題点を、半導体モジュール84,85のように別の問題点(第4,第5の問題点)を発生させることなく解決したのが以下で述べる本願発明の実施の形態となる。
<実施の形態1>
図1はこの発明の実施の形態1である半導体モジュール1の全体構成を示す斜視図である。図2は実施の形態1の半導体モジュール1の構成を示す説明図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A断面図である。なお、図1にはXYZ直交座標系が示され、図2(a)にはXY直交座標系が示され、図2(b)にはXZ直交座標系が示されている。
これらの図に示すように、放熱板14Aの本体部141の表面(装着面)上に、各々が絶縁基板12を介して複数の半導体素子11(半導体チップ)が形成されている。なお、図1,図2では複数の半導体素子11として2つの半導体素子11が示されている。
放熱板14Aは表面を実装面とする本体部141と、本体部141の表面上に選択的に設けられる1つの凸部142(棒状凸部)とにより構成される。本体部141の表面はX方向(他方方向)及びY方向(一方方向)により規定される平面視矩形状を呈し、凸部142は本体部141の表面上のX方向における中央領域を縦断すべくY方向に延びて棒状に形成される棒状凸部構造を有している。
2つの半導体素子11は凸部142を基準として+X方向側及び−X方向側の本体部141の表面上にそれぞれ絶縁基板12を介して形成されている。すなわち、凸部142は、熱干渉によりストレスが大きくなり変形が顕著になる2つの半導体素子11,11間に配置される。なお、凸部142の幅(X方向の長さ)、高さ(Z方向の長さ)、長さ(Y方向の長さ)は問わないものとする。
半導体素子11,絶縁基板12を含む放熱板14Aの全体を覆うべく外装部となるハウジング15Aが放熱板14A上に設けられる。ハウジング15Aは本体部141の表面に合致した矩形状の上面を有し、上面の各辺に対応する4つの側面を有している。さらに、本体部151において、放熱板14Aの凸部142に合致した形状の凹部152を有し、ハウジング15Aの放熱板14Aへの装着時に、凹部152は凸部142を密着して覆うことができる。すなわち、凹部152は、棒状凸部構造の凸部142に対応し、本体部151の下方(−Z方向)においてY方向に延びて溝状に形成される溝状凹部構造を有している。
このような構造のハウジング15Aとして、例えば、上述した溝状凹部構造の凹部152を有するインサートケースが考えられる。また、ハウジング15Aとして、半導体素子11,絶縁基板12及び凸部142を含む本体部141の表面上にトランスファーモールド処理によって封止樹脂を設けることも考えられる。
上述した特徴を有するハウジング15Aを放熱板14A上に装着すると、図2(b)に示すように、凹部152が凸部142に密着して覆いつつ、半導体素子11,絶縁基板12をハウジング15A内に収容することができる。
なお、半導体素子11は、例えば、IGBT、MOSFETやFwDi(Free Wheeling Diode)などがチップ化された半導体素子を意味する。また、絶縁基板12は、AlN,SiNなどのセラミック基板である。また、ハウジング15Aとして、上述したように、インサートケースや封止樹脂が考えられる。
以下、図1及び図2を参照して、実施の形態1の半導体モジュール1の組立方法を説明する。
まず、放熱板14Aの表面(実装面)上に絶縁基板12を介して半導体素子11を実装する。
その後、内部電極(図示せず)が埋め込まれたインサートケースであるハウジング15Aを放熱板14Aの本体部141上に装着する。ハウジング15A内の内部電極によって半導体素子11,11間の結線の一部が行われる。この時点ではまだ、半導体素子11,11間の完全な結線は完了していない。以下、放熱板14Aにハウジング15Aが一体化した後の構造を「モジュール本体」と称する。
そして、モジュール本体の一部から半導体結線用に露出した電極間をワイヤ等を用いて電気的に接続することにより、ハウジング15A内の半導体素子11,11間の結線が完了する。
実施の形態1の半導体モジュール1の放熱板14Aは凸部142を有するため、本体部141の凸部142の形成領域において凸部142の厚みが加わる分、本体部141の膜厚を部分的に厚くすることができるため、放熱板14Aの剛性を増すことができる。
この際、ハウジング15Aの放熱板14Aへの装着時に凹部152が凸部142を密着して覆うため、製造時や実使用時における線膨張に伴う放熱板14Aの変形をハウジング15Aによって効果的に抑制することができる。すなわち、放熱板14Aの厚みを増した部分である凸部142を凹部152を有するハウジング15Aを利用して抑え込むことが可能となるため、放熱板14Aとハウジング15Aとの接触面積が増加し、放熱板14Aの膨張・収縮時の応力を分散させることにより、放熱板14Aの変形を抑制する効果が得られる。
加えて、ハウジング15Aをトランスファーモールド処理を用いて封止樹脂で得る場合、樹脂成型中の温度上昇時から樹脂成形後の冷却時に至る期間が生じるが、この期間においても、放熱板14Aとハウジング15A用の樹脂との線膨張差による放熱板14Aの反りを抑制することができる。
さらに、半導体モジュール1は凸部142を棒状に形成することにより放熱板14Aの剛性向上を図り、ハウジング15Aの凹部152との接触面積を増加させることに伴い放熱板14Aの変形をより抑制することができる。
このように、半導体モジュール1は放熱板14Aの変形抑止効果を有することにより、放熱板14Aの変形に伴う、熱抵抗の増大、半導体素子11の動作不良等の信頼性低下を回避することができるため、半導体モジュール1の歩留まりの向上と共に長期使用が可能となる。
加えて、半導体素子11の実装領域以外の本体部141の表面上に凸部142を設け、放熱板14Aの厚みを部分的に増しているため、半導体モジュール1の熱抵抗悪化に寄与することなく、放熱板14Aの剛性の向上を図ることができる。
また、放熱板14Aは凸部142を余分に設けるという必要最小限のアルミ材の使用に抑えるともに、セラミック等の比較的高価な骨材を使用することもないため、コスト高を招く恐れのある原材料の減量化を図り、半導体モジュール1として大幅なコストダウンを実現することができる。
<実施の形態2>
図3はこの発明の実施の形態2である半導体モジュール2の全体構成を示す斜視図である。なお、図3にはXYZ直交座標系が示されている。また、図3では説明の都合上、ハウジング15B内を透過させて内部の半導体素子11等を示している。
同図に示すように、放熱板14Bの本体部141の表面(装着面)上に、各々が絶縁基板12を介して複数の半導体素子11(半導体チップ)が形成されている。なお、図3では複数の半導体素子11として4つの半導体素子11が示されている。
放熱板14Bは表面を実装面とする本体部141と、本体部141の実装面上に選択的に設けられる3つの凸部143(143a〜143c)とにより構成される。本体部141の表面はX方向及びY方向により規定される平面視矩形状を呈し、3つの凸部143a〜143c(複数の棒状凸部)は本体部141の表面上のX方向における両端部領域及び中央領域それぞれを縦断すべくY方向に延びて棒状に形成される棒状凸部構造を有している。
4つの半導体素子11は凸部143a,143b間に2つ、凸部143b,143c間に2つの割合で本体部141の表面上にそれぞれ絶縁基板12を介して設けられている。すなわち、凸部143a〜143cは、熱干渉によりストレスが大きくなり変形が顕著になる4つの半導体素子11を挟むように配置される。なお、凸部143a〜143cそれぞれの幅、高さ、長さは問わないものとする。
半導体素子11,絶縁基板12を含む放熱板14B全体を覆うべく外装部となるハウジング15Bが放熱板14B上に設けられる。ハウジング15Bは本体部141の表面に合致した矩形状の上面を有し、上面の各辺に対応する4つの側面を有している。さらに、本体部151において、実施の形態1のハウジング15Aと同様に、放熱板14Bの3つの凸部143a〜143cに合致した形状の3つの凹部を有し、ハウジング15Bの放熱板14Bへの装着時に3つの凹部によって凸部143a〜143cを密着して覆うことができる。すなわち、3つの凹部は本体部151の下方においてY方向に延びて溝状に形成される3本の溝状凹部構造を有している。
このような構造のハウジング15Bとして、例えば、3つの凹部を有するインサートケース等が考えられる。また、ハウジング15Bとして、半導体素子11,絶縁基板12及び凸部143a〜143cを含む本体部141の表面上にトランスファーモールド処理によって封止樹脂を設けることも考えられる。
したがって、ハウジング15Bを放熱板14B上に装着(樹脂封止)すると、実施の形態1の半導体モジュール1と同様、3つの凹部が凸部143a〜143cを密着して覆いつつ、半導体素子11,絶縁基板12をハウジング15B内に収容することができる。
また、実施の形態2の半導体モジュール2の組立方法は実施の形態1の半導体モジュール1と同様に行われる。
実施の形態2の半導体モジュール2の放熱板14Bは3本の凸部143a〜143cを有するため、本体部141に凸部143a〜143cの厚みが加わる分、本体部141の膜厚を部分的に3箇所厚くすることができるため、放熱板14Bの剛性をさらに増すことができる。
すなわち、実施の形態2の半導体モジュール2は、本体部141の中央部の凸部143bに加え、両端部にも凸部143a及び143cを有する放熱板14Bを用いることにより、凸部の本数を増やすことにより、放熱板14Bの剛性をさらに向上させている。
この際、放熱板14Bの厚みを増した部分である凸部143a〜143cを3つの凹部を有するハウジング15Bを利用して抑え込むことが可能となるため、放熱板14Bとハウジング15Bとの接触面積が実施の形態1以上に増加し、ハウジング15Bによる放熱板14Bの拘束面積と拘束ポイントが増えるため、放熱板14Bの膨張・収縮時の応力を分散度合いが増し、放熱板14Bの変形をより抑制する効果が得られる。
さらに、半導体モジュール2は3つの凸部143a〜143cをそれぞれ棒状に形成することにより放熱板14Bの剛性向上を図り、ハウジング15Bの3つの凹部との接触面積を増加させることに伴い放熱板14Bの変形をより抑制することができる。
加えて、半導体素子11の実装領域以外の本体部141の表面上に凸部143a〜143cを設け、放熱板14Bの厚みを部分的に増しているため、半導体モジュール2の熱抵抗悪化に寄与することなく、放熱板14Bの剛性の向上を図ることができる。
<実施の形態3>
図4はこの発明の実施の形態3である半導体モジュール3の全体構成を示す斜視図である。なお、図4にはXYZ直交座標系が示されている。また、図4では説明の都合上、ハウジング15C内を透過させ内部の凸部144a〜144eを示している。
同図に示すように、放熱板14Cは表面を実装面とする本体部141と、本体部141の実装面上に選択的に設けられる5つの凸部144(144a〜144e)とにより構成される。
本体部141の表面は平面視矩形状を呈し、凸部144a〜144c(第1種棒状凸部)はそれぞれ本体部141の表面上のY方向(一方方向)に延びて棒状に選択的に形成される棒状凸部構造を有している。一方、凸部144d及び144e(第2種棒状凸部)は本体部141の表面上のX方向(他方方向)に延びて棒状に選択的に形成される棒状凸部構造を有している。
半導体素子11(図示せず)は凸部144a〜144c及び凸部144d及び144eのうち少なくとも2つの凸部144に囲まれた本体部141上に絶縁基板12(図示せず)を介して装着される。なお、凸部144a〜144eそれぞれの幅、高さ、長さは問わないものとする。
図示しない半導体素子11及び絶縁基板12を含む放熱板14C全体を覆うべく外装部となるハウジング15Cが放熱板14C上に設けられる。ハウジング15Cは本体部141の表面に合致した矩形状の上面を有し、上面の各辺に対応する4つの側面を有している。さらに、本体部151において、実施の形態2のハウジング15Bと同様に、放熱板14Cの凸部144a〜144eに合致した形状の5つの凹部を有し、ハウジング15Cの放熱板14Cへの装着時に、5つの凹部によって本体部141の凸部144a〜144eを密着して覆うことができる。すなわち、5つの凹部は本体部151の下方においてY方向に3本、X方向に2本延びてそれぞれ溝状に形成される総計5本の溝状凹部構造を有している。
このような構造のハウジング15Cとして、例えば、5つの凹部を有するインサートケースが考えられる。また、ハウジング15Cとして、半導体素子11,絶縁基板12及び凸部144a〜144eを含む本体部141の表面上にトランスファーモールド処理によって封止樹脂を設けることも考えられる。
したがって、ハウジング15Cを放熱板14C上に装着(封止)すると、実施の形態1及び実施の形態2の半導体モジュール1及び2と同様、5つの凹部が凸部144a〜144eを密着して覆いつつ、半導体素子11,絶縁基板12をハウジング15C内に収容することができる。
また、実施の形態3の半導体モジュール3の組立方法は実施の形態1の半導体モジュール1と同様に行われる。
実施の形態3の半導体モジュール3の放熱板14Cは5本の凸部144a〜144eを有するため、本体部141に凸部144a〜144eの厚みが加わる分、本体部141の膜厚を部分的に5箇所厚くすることができるため、放熱板14Cの剛性をさらに増すことができる。
この際、放熱板14Cの厚みを増した部分である凸部144a〜144eを5つの凹部を有するハウジング15Cを利用して抑え込むことが可能となるため、放熱板14Cとハウジング15Cとの接触面積が実施の形態1及び実施の形態2以上に増加し、ハウジング15Cによる放熱板14Cの拘束面積と拘束ポイントが増えるため、放熱板14Cの膨張・収縮時の応力を分散度合いが増し、放熱板14Cの変形をより一層抑制する効果が得られる。
さらに、半導体モジュール3は5つの凸部144a〜144eをそれぞれ棒状に形成することにより放熱板14Cの剛性向上を図り、ハウジング15Cの5つの凹部との接触面積を増加させることに伴い放熱板14Cの変形をより抑制することができる。
加えて、Y方向に延びて形成される凸部144a〜144cに加え、Y方向に直交するX方向に延びて形成される凸部144d及び144eが加わるため、より多彩な応力方向に対して抵抗力をもつ半導体モジュール3を提供できる。
<実施の形態4>
図5はこの発明の実施の形態4である半導体モジュール4の全体構成を示す斜視図である。なお、図5にはXYZ直交座標系が示されている。また、図5では説明の都合上、ハウジング15D内を透過させて複数の凸部145を示している。
同図に示すように、放熱板14Dは表面を実装面とする本体部141と、本体部141の表面上に互いに離散して形成される複数の凸部145とにより構成される。本体部141の表面は平面視矩形状を呈し、複数の凸部145は各々が平面視略正方形状の複数の島状凸部として本体部141の表面上に選択的に設けられる。
半導体素子11(図示せず)は複数の凸部145が形成されていない本体部141の表面上に絶縁基板12(図示せず)を介して装着される。なお、複数の凸部145それぞれの幅、高さ、長さは問わないものとする。
図示しない半導体素子11及び絶縁基板12を含む放熱板14D全体を覆うべく外装部となるハウジング15Dが放熱板14D上に設けられる。ハウジング15Dは本体部141の表面に合致した矩形状の上面を有し、上面の各辺に対応する4つの側面を有している。さらに、本体部151の底部において、放熱板14Dの複数の凸部145に合致した形状の複数の凹部を有し、ハウジング15Dの放熱板14への装着時に、複数の凹部によって複数の凸部145を密着して覆うことができる。
上記した構造を満足するハウジング15Dとして、例えば、半導体素子11,絶縁基板12及び複数の凸部145を含む本体部141の表面上にトランスファーモールド処理によって封止樹脂を設けることが考えられる。
したがって、樹脂モールド処理によりハウジング15Dを放熱板14D上に設けると、実施の形態1〜実施の形態3の半導体モジュール1〜3と同様、複数の凹部が複数の凸部145に密着して覆いつつ、半導体素子11,絶縁基板12をハウジング15D内に封止して収容することができる。
なお、実施の形態4の半導体モジュール4の組立方法は以下のように行われる。
まず、放熱板14Dの表面(実装面)上に絶縁基板12を介して半導体素子11を実装する。
その後、リード等の通電用電極(図示せず)を半導体素子11に電気的に接続した状態で、半導体素子11、絶縁基板12及び通電用電極を含む放熱板14Dを樹脂封止用の金型内に収容し、トランスファーモールド処理を実行して樹脂で封止することにより、ハウジング15Dを得る。以下、放熱板14Dにハウジング15Dが一体化した構造を「モジュール本体」と称する。
そして、モジュール本体の一部から半導体結線用に露出した通電用電極間をワイヤ等により結線することにより、内部の半導体素子11,11間の結線が完了する。
実施の形態4の半導体モジュール4の放熱板14Dは互いに離散して形成される複数の凸部145(島状凸部)を有するため、放熱板14Dの多方向における剛性向上と、ハウジング15Dの複数の凹部との接触面積の増加に伴う放熱板14Dの変形抑制効果の向上とを図ることができる。
この際、放熱板14Dの厚みを増した部分である複数の凸部145を複数の凹部を有するハウジング15Dを利用して抑え込むことが可能となるため、放熱板14Dとハウジング15Dとの接触面積が実施の形態1〜実施の形態3以上に増加し、ハウジング15Dによる放熱板14Dの拘束面積と拘束ポイントが増えるため、放熱板14Dの膨張・収縮時の応力を分散度合いが増し、放熱板14Dの変形を抑制する効果が得られる。
また、実施の形態4の半導体モジュール4では、複数の凸部145の形成箇所の自由度が高いため、多数の半導体素子11(半導チップ)の配置を行う必要があるパワーモジュール等においてより効果的な強化構造が得られるように、複数の凸部145の配置が可能となる。
<実施の形態5>
図6はこの発明の実施の形態5である半導体モジュール5の断面構造を示す断面図である。なお、図6にはXZ直交座標系が示されている。
同図に示すように、放熱板14Eは表面を実装面とする本体部141と、本体部141の表面上に設けられる凸部146(146a〜146c)とにより構成される。凸部146a〜146cは本体部141の表面上に選択的に設けられる。
これら凸部146a〜146cはそれぞれその表面部分に凹凸加工形状を有することを特徴としている。なお、凸部146a〜146cはそれぞれ実施の形態1〜実施の形態3で示した凸部142〜144のように棒状凸部構造でも、実施の形態4で示した凸部145のように島状凸部構造のいずれであってもよい。
半導体素子11(図示せず)は凸部146a〜146cが形成されていない本体部141の表面上に絶縁基板12(図示せず)を介して装着される。なお、凸部146a〜146cそれぞれの幅、高さ、長さは問わないものとする。
図示しない半導体素子11及び絶縁基板12を含む放熱板14E全体を覆うべく外装部となるハウジング15Eが放熱板14E上に設けられる。ハウジング15Eは本体部141の表面に合致した矩形状の上面を有し、上面の各辺に対応する4つの側面を有している。さらに、本体部151において、放熱板14Eの凸部146a〜146cに合致した形状の3つの凹部を有し、ハウジング15Eの放熱板14Eへの装着時に、3つの凹部が凸部146a〜146cを密着して覆うことができる。すなわち、これら3つの凹部は凸部146a〜146cのうち対応する凸部146の表面加工形状を有している。
上記した構造を満足するハウジング15Eは、ハウジング15A〜15Cにて例示したようにインサートケースを用いてもよく、ハウジング15A〜15Dにて例示したように樹脂モールド処理により得られる封止樹脂であってもよい。
したがって、ハウジング15Eを放熱板14E上に設けると、実施の形態1〜実施の形態4の半導体モジュール1〜4と同様、3つの凹部が凸部146a〜146cに密着して覆いつつ、半導体素子11,絶縁基板12をハウジング15E内に封止して収容することができる。
なお、実施の形態5の半導体モジュール5の組立方法として、実施の形態1あるいは実施の形態4で採用した組立方法が考えられる。
実施の形態5の放熱板14Eにおける凸部146a〜146cはそれぞれの表面部分に凹凸加工形状を有することにより、ハウジング15Eの3つの凹部との接触面積の増加を図るとともに、ハウジング15Eへの応力方向をさらに変化・分散させることにより、放熱板14Eの変形抑制効果のさらなる向上を図ることができる。
このように、実施の形態5の半導体モジュール5における放熱板14Eは凸部146a〜146cの表面部分の構造を変形させることにより、半導体モジュール5全体の構造を大きく変更することなくハウジング15Eとの接触面積を増やすことができ、変形抑制効果の向上が期待できる。また、ハウジング15Eへの応力を多彩な方向に変化・分散させることができ、実施の形態1〜実施の形態4で述べた放熱板14Eの変形抑制効果をさらに向上させることが可能となる。
<実施の形態6>
図7はこの発明の実施の形態6である半導体モジュール6の断面構造を示す断面図である。なお、図7にはXZ直交座標系が示されている。
同図に示すように、放熱板14Fは表面を実装面とする本体部141と、本体部141の表面上に設けられる凸部147(147a及び147b)とにより構成される。凸部147a及び147bは本体部141の表面上に選択的に設けられる。
これら凸部147a及び147bは上方(+Z方向)に立設して形成され、それぞれの上部がケース状のハウジング15Fの上面の開口部160を貫通して、ハウジング15Fの外に突出して形成されていることを特徴としている。なお、凸部147a及び147bはそれぞれ実施の形態1〜実施の形態3で示した凸部142〜144のように棒状凸部構造でも、実施の形態4で示した凸部145のように島状凸部構造のいずれであってもよい。
半導体素子11(図示せず)は凸部147a及び147bが形成されていない本体部141の表面上に絶縁基板12(図示せず)を介して装着される。なお、凸部147a及び147bは上記特徴を満足する範囲でそれぞれの幅、高さ、長さは問わないものとする。
図示しない半導体素子11及び絶縁基板12を含む放熱板14F全体を覆うべく外装部となるハウジング15Fが放熱板14F上に設けられる。ハウジング15Fは本体部141の表面に合致した矩形状の上面を有し、上面の各辺に対応する4つの側面を有している。さらに、本体部151の上面において、放熱板14Fの凸部147a及び147bが貫通するための2つの開口部160を有している。すなわち、実施の形態6のハウジング15Fは、実施の形態1〜実施の形態5で述べた凹部に代えて2つの開口部160を有している。
上記した構造を満足するハウジング15Fは、ハウジング15A〜15Cにて例示したようにインサートケースを用いてもよく、ハウジング15A〜15Dにて例示したように樹脂モールド処理により得られた封止樹脂を用いてもよい。
したがって、ハウジング15Fを放熱板14F上に設けると、2つの開口部160を凸部147a及び147bの上部が貫通することにより、2つの開口部160によって凸部147a及び147bが支持されつつ、半導体素子11,絶縁基板12をハウジング15F内に収容することができる。
なお、実施の形態6の半導体モジュール6の組立方法として、実施の形態1あるいは実施の形態4で採用した組立方法が考えられる。
実施の形態6の放熱板14Fにおける凸部147a及び147bの上部がそれぞれ開口部160を介してハウジング15Fの外に突出することにより、凸部147a及び147bの厚みをより厚くすることができるため、放熱板14Fの剛性を増すことができる。また、半導体モジュール6は、実施の形態1〜実施の形態5と同様、ハウジング15Fへの応力方向を変化・分散させることができるため、放熱板14Fの変形を効果的に抑制することができる。
<実施の形態7>
図8はこの発明の実施の形態7である半導体モジュール7の構造を示す説明図であり、同図(a)が上面図を示し、同図(b)は同図(a)のB−B断面を示している。なお、図8の(a)にはXY直交座標系が示され、(b)にはXZ直交座標系が示されている。
図8(b)に示すように、放熱板14Fは、実施の形態6の半導体モジュール6と同様、表面を実装面とする本体部141と、本体部141の表面上に選択的に設けられる凸部147(147a及び147b)とにより構成される。以下、実施の形態6の半導体モジュール6と異なる点を中心に説明する。
これら凸部147a及び147bは上方に立設して形成され、それぞれの上部がハウジング15Fの上面の開口部160を貫通して(図7参照)、ハウジング15Fの外に突出して形成されている。さらに、図8(a)に示すように、凸部147a及び147bはそれぞれ実施の形態1〜実施の形態3で示した凸部142〜144のようにY方向に延びた棒状凸部構造を呈している。
実施の形態7の半導体モジュール7は、ハウジング15Fの上面上に各々がX方向に延びて形成される棒状の2本の補強部材20をさらに設けていることを特徴としている。2本の補強部材20はそれぞれ凸部147a及び147bのハウジング15Fからの突出部分に対応する形状の2つの凹部を有しており、当該2つの凹部と凸部147a及び147bの突出部分とが嵌合することにより、ハウジング15F上にて凸部147a及び147bを安定性良く固定することができる。
すなわち、凸部147a及び147bと2本の補強部材20とが平面視交差する領域において、ハウジング15Fの上面上で嵌合されることにより、ハウジング15F上における凸部147a及び147bを2本の補強部材20によって固定することができる。
したがって、図8に示すように、ハウジング15F及び2本の補強部材20を放熱板14Fに対して設けると、2つの開口部160を凸部147a及び147bの上部が貫通することにより、2つの開口部160によって凸部147a及び147bが支持され、かつ、2本の補強部材20によって凸部147a及び147bが固定されつつ、半導体素子11,絶縁基板12をハウジング15F内に収容することができる。
なお、実施の形態7の半導体モジュール7の組立方法として、実施の形態1あるいは実施の形態4で採用した組立方法が考えられる。
このように、実施の形態7の半導体モジュール7は、実施の形態6の半導体モジュール6と同様の効果を有するとともに、さらに、2本の補強部材20を備えることにより、放熱板14Fの変形を実施の形態6の半導体モジュール6以上に抑制することができる。
<実施の形態8>
図9はこの発明の実施の形態8である半導体モジュール8の断面構造を示す断面図である。なお、図9にはXZ直交座標系が示されている。
同図に示すように、放熱板14Gは表面を実装面とする本体部141と、本体部141の表面上に設けられる凸部148(148a及び148b)とにより構成される。凸部148a及び148bは本体部141の表面上に選択的に設けられる。
さらに、本体部141の裏面側から、本体部141並びに凸部148a及び148b貫通して、ハウジング15Gの一部にかけて、鉄等を構成材料とした締結ネジ21a及び21bが埋め込まれ、締結ネジ21a及び21bによって凸部148a及び148bとハウジング15Gとが固定される。この際、締結ネジ21a及び21bは空間に露出することなく、ハウジング15G内に収容される。このように、凸部148a及び148b並びに本体部141は締結ネジ21a及び21bを通過させるための貫通穴71及び72(ネジ用穴部)を有し、ハウジング15Gは締結ネジ21a及び21bの先端部を収容するための収容穴73(ネジ用穴部)を有している(図9では締結ネジ21aに関する貫通穴71〜73のみを図示している。)。
なお、凸部148a及び148bはそれぞれ実施の形態1〜実施の形態3で示した凸部142〜144のように棒状凸部構造でも、実施の形態4で示した凸部145のように島状凸部構造のいずれであってもよい。
半導体素子11(図示せず)は凸部148a及び148bが形成されていない本体部141の表面上に絶縁基板12(図示せず)を介して装着される。
図示しない半導体素子11及び絶縁基板12を含む放熱板14G全体を覆うべく外装部となるハウジング15Gが放熱板14G上に設けられる。ハウジング15Gは本体部141の表面に合致した矩形状の上面を有し、上面の各辺に対応する4つの側面を有している。さらに、ハウジング15Gの本体部において、放熱板14Gの凸部148a及び148bに合致した形状の凹部を有し、ハウジング15Gの放熱板14Gへの装着時に、2つの凹部が凸部148a及び148bを密着して覆うことができる。この際、ハウジング15Gにおける凹部の厚みは締結ネジ21a及び21bの先端部を収容できる厚みに設定されている。
上記した構造を満足するハウジング15Gは、ハウジング15A〜15Cとして例示したようにインサートケースを用いてもよく、ハウジング15A〜15Dとして例示したように樹脂モールド処理により得られる封止樹脂を用いてもよい。
したがって、ハウジング15Gを放熱板14G上に設け、さらに、締結ネジ21a及び21bによりネジ留めすると、締結ネジ21a及び21bによって凸部148a及び148bとハウジング15Gの対応する凹部とが固定されつつ、半導体素子11,絶縁基板12をハウジング15G内に収容することができる。
なお、実施の形態8の半導体モジュール8の組立方法として、実施の形態1あるいは実施の形態4で採用した組立方法が考えられる。
実施の形態8の半導体モジュール8は、ハウジング15G内において、締結ネジ21a及び21bの凸部148a及び148bから突出した先端部分によって、凸部148a及び148bの厚み方向に延長することができる。このため、放熱板14Gにおいて伸張・収縮時の応力集中箇所を剛性の高い凸部148a及び148b並びに締結ネジ21a及び21bにすることが可能となり、放熱板14Gの変形抑制効果が期待できる。
さらに、半導体モジュール8は、本体部141並びに凸部148a及び148b内に剛性の高い異種材料(鉄等)からなる締結ネジ21a及び21bを組み込むことにより、半導体モジュール8全体の大幅な剛性向上が期待できる。
なお、放熱板14G,ハウジング15G間の締結力向上と変形の際の応力分散効果を高めるために、本体部141並びに凸部148a及び148b内に締結ネジ21a及び21bのネジ山を多く確保することが望ましい。
<実施の形態9>
図10はこの発明の実施の形態9である半導体モジュール9の構造を示す説明図であり、同図(a)が上面図を示し、同図(b)は同図(a)のC−C断面を示している。なお、図10の(a)にはXY直交座標系が示され、(b)にはXZ直交座標系が示されている。
図10(b)に示すように、放熱板14Fは、実施の形態2の半導体モジュール2等と同様、表面を実装面とする本体部141と、本体部141の実装面上に選択的に設けられる凸部149(149a〜149c)とにより構成される。
凸部149a〜149cは、実施の形態2の凸部143a〜143cと同様、本体部141の表面上のX方向における両端部及び中央領域それぞれを縦断すべくY方向に延びて棒状に形成される棒状凸部構造を有している。
一方、ハウジング15Hは2つの端部密着部161と2つの端部密着部162と2つの部分密着部159とから構成されている。2つの端部密着部162は本体部141上のX方向の両端部にY方向に延びて棒状に形成され、X方向に厚みを持たすことにより、凸部149a及び149cを密着して覆う凹部を有している。
一方、2本の部分密着部159は、図10(a)に示すように、2つの半導体素子11を挟むように、本体部141上に選択的にX方向に延びて形成されつつ、図10(b)に示すように、凸部149bを密着して覆う凹部を有している。
さらに、2本の端部密着部162は、図10(a)に示すように、本体部141上のY方向の両端にX方向に延びて形成されつつ、2つの部分密着部159と同様に、凸部149bを密着して覆う凹部を有している。
なお、これら部分密着部159、端部密着部161及び端部密着部162を有するハウジング15Hは、例えば、樹脂モールド処理により封止樹脂として得ることができる。
なお、実施の形態9の半導体モジュール9の組立方法として、実施の形態1あるいは実施の形態4で採用した組立方法が考えられる。
このように、実施の形態9の半導体モジュール9において、ハウジング15Hの部分密着部159及び端部密着部162は、凸部149bの一部を密着して覆う凹部を有するため、凸部149bの全部を覆う場合に比べ、ハウジング15H全体の構成材料の使用量の低減化を図りながら、放熱板14Hの剛性向上と、ハウジング15Hの応力方向を変化・分散させることによる放熱板14Fの変形抑制効果とを図ることができる。
なお、実施の形態9の半導体モジュール9として、ハウジング15Hに加え、半導体素子11,絶縁基板12の露出部分を含む全体を覆う蓋部をさらに設けてもよい。
<実施の形態10>
図11はこの発明の実施の形態10である半導体モジュール1Xの全体構成を示す斜視図である。なお、図11にはXYZ直交座標系が示されている。また、図11では説明の都合上、ハウジング15内を透過させて、SiC(炭化珪素)を構成材料としたSiC半導体素子13を示している。
これらの図に示すように、放熱板14の本体部141の表面(装着面)上に、各々が絶縁基板等(図示せず)を介して複数のSiC半導体素子13(半導体チップ)が形成されている。なお、図11では複数のSiC半導体素子13として4つのSiC半導体素子13が示されている。
放熱板14は表面を実装面とする本体部141と、本体部141の表面上に選択的に設けられる1つの凸部14xとにより構成される。本体部141の表面は平面視矩形状を呈し、凸部14xは、実施の形態1の凸部142と同様、本体部141の表面上のX方向における中央領域を縦断すべくY方向に延びて棒状に形成される棒状凸部構造を有している。
SiC半導体素子13を含む放熱板14全体を覆うべく外装部となるハウジング15が放熱板14上に設けられる。ハウジング15は本体部141の表面に合致した矩形状の上面を有し、上面の各辺に対応する4つの側面を有している。さらに、実施の形態1のハウジング15Aと同様、放熱板14の凸部14xに合致した形状の凹部を有し、ハウジング15の放熱板14への装着時に、凹部は凸部14xを密着して覆うことができる。
したがって、ハウジング15を放熱板14上に装着すると、凹部が凸部14xに密着して覆いつつ、SiC半導体素子13をハウジング15内に収容することができる。
実施の形態10の半導体モジュール1Xの放熱板14は凸部14xを有するため、本体部141に凸部14xの厚みが加わる分、実施の形態1と同様、放熱板14の剛性を増すことができる。
この際、ハウジング15の凹部が凸部14xを密着して覆うため、実施の形態1と同様、放熱板14の膨張・収縮時の応力を分散させることにより、放熱板14の変形を抑制する効果が得られる。
なお、SiC半導体素子は駆動時にこれまでのSiによる半導体素子以上の発熱が起こり、熱による放熱板14の変形がより一層懸念されている。
実施の形態10の半導体モジュール1Xは、駆動時の発熱量が問題となるSiC半導体素子13を用いても、放熱板14の変形を効果的に抑制することができる。
なお、放熱板14として実施の形態1の放熱板14Aに類似の構造を示したがこれに限定されず、放熱板14B〜14Hのいずれを採用してもよい。同様に、ハウジング15として実施の形態1のハウジング15Aに類似の構造を示したがこれに限定されず、ハウジング15B〜15Hのいずれを採用してもよい。
<実施の形態11>
図12はこの発明の実施の形態11である半導体モジュール1Yの構成を示す説明図であり、同図(a)が上面図を示し、同図(b)は同図(a)のD−D断面を示している。なお、図12(a)にはXY直交座標系が示され、図12(b)にはXZ直交座標系が示されている。
同図に示すように、放熱板14の本体部141の表面(装着面)上に、各々が絶縁基板12を介して複数の半導体素子11(半導体チップ)が形成されている。なお、図12(a)では複数の半導体素子11として4つの半導体素子11が破線で示されている。
放熱板14は、実施の形態2の放熱板14Bと同様、表面を実装面とする本体部141と、本体部141の表面上に選択的に設けられる3つの凸部14yとにより構成される。本体部141の表面は平面視矩形状を呈し、3つの凸部14yは、実施の形態2の凸部143a〜143cと同様、本体部141の表面上のX方向における両端部及び中央領域それぞれを縦断すべくY方向に延びて棒状に形成される棒状凸部構造を有している。
半導体素子11及び絶縁基板12を含む放熱板14全体を覆うべく外装部となるハウジング15が放熱板14上に設けられる。ハウジング15は実施の形態2のハウジング15Bと同様、放熱板14の3つの凸部14yに合致した形状の凹部を有し、ハウジング15の放熱板14への装着時に、3つの凹部が3つの凸部14yを密着して覆うことができる。
したがって、ハウジング15を放熱板14上に装着すると、3つの凹部が3つの凸部14yに密着して覆いつつ、半導体素子11及び絶縁基板12をハウジング15内に収容することができる。
さらに、放熱板14の裏面にシール材33を介して冷却器30が設けられている。冷却器30はその内部に冷水液35を収容するための冷却水路36を有し、冷却水路36の上部の開口領域はシール材33により封止される。冷却水路36内におけるシール材33の下部に複数のピンフィン34が選択的に設けられる。
このような構造の半導体モジュール1Yは、ハウジング15内の半導体素子11の通電時の熱による変形で、図15(b)に示すように、放熱板14と冷却器30のシール材33との間に隙間ができる結果、冷却水路36内の冷水液35が冷却水路36から漏れてしまう懸念材料を有している。
しかしながら、実施の形態11の半導体モジュール1Yの放熱板14は3つの凸部14yを有するため、本体部141に3つの凸部14yの厚みが加わる分、実施の形態2と同様、放熱板14の剛性を増している。
さらに、ハウジング15の放熱板14への装着時において、ハウジング15の3つの凹部が3つの凸部14yを密着して覆うため、実施の形態2と同様、放熱板14の膨張・収縮時の応力を分散させることにより、放熱板14の変形を抑制する効果も向上させている。
したがって、実施の形態11の半導体モジュール1Yでは、上述した3つの凸部14yを有する放熱板14及び3つの凹部を有するハウジング15を備えることにより、放熱板14の変形を効果的に抑制して冷却器30からの水漏れを防止することがでる結果、冷却器30の熱変形によるシール材33の不良から発生する水漏れ等の課題が解消され、より高い信頼性を発揮することができる。
なお、放熱板14として実施の形態2の放熱板14Bに類似の構造を示したがこれに限定されず、放熱板14A,14C〜14Hのいずれを採用してもよい。同様に、ハウジング15として実施の形態2のハウジング15Bに類似の構造を示したがこれに限定されず、ハウジング15A,15C〜15Hのいずれを採用してもよい。また、複数の半導体素子11に替えて、複数のSiC半導体素子13を設けてもよい。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
すなわち、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1〜9,1X,1Y 半導体モジュール、11 半導体素子、12 絶縁基板、13 SiC半導体素子、14,14A〜14H 放熱板、15,15A〜15H ハウジング、141 本体部、142〜149 凸部。

Claims (7)

  1. アルミを構成材料とする放熱板と、前記放熱板の実装面上に設けられる複数の半導体素子とを備える半導体装置であって、
    前記放熱板は、
    実装面を有する本体部と、
    前記本体部の実装面上に選択的に設けられる凸部とを含み、
    前記半導体装置は、
    前記凸部に合致した形状の凹部を有し、前記放熱板への装着時に前記凹部が前記凸部を密着して覆う外装部をさらに備え、
    前記凸部は、前記本体部の実装面上に互いに離散して形成される複数の島状凸部を含み、前記複数の島状凸部はそれぞれ平面視略正方形状であり、
    前記外装部における前記凹部は前記凸部の一部を覆って形成される、
    半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置であって、
    前記凸部はその表面部分に凹凸加工形状を有する、
    半導体装置。
  3. アルミを構成材料とする放熱板と、前記放熱板の実装面上に設けられる複数の半導体素子とを備える半導体装置であって、
    前記放熱板は、
    実装面を有する本体部と、
    前記本体部の実装面上に選択的に設けられる凸部とを含み、
    前記半導体装置は、
    上面に開口部を有するケース状のハウジングである外装部をさらに備え、
    前記凸部の上部が前記開口部を介して前記外装部の外に突出する、
    半導体装置。
  4. 請求項3記載の半導体装置であって、
    前記凸部における前記ハウジングからの突出部分を覆って形成され、前記凸部を前記外装部の外部で固定する補強部材をさらに備える、
    半導体装置。
  5. アルミを構成材料とする放熱板と、前記放熱板の実装面上に設けられる複数の半導体素子とを備える半導体装置であって、
    前記放熱板は、
    実装面を有する本体部と、
    前記本体部の実装面上に選択的に設けられる凸部とを含み、
    前記半導体装置は、
    前記凸部に合致した形状の凹部を有し、前記放熱板への装着時に前記凹部が前記凸部を密着して覆う外装部をさらに備え、
    前記凸部、前記本体部及び前記外装部はそれぞれ締結ネジを通過あるいは収容するネジ用穴部を有することを特徴とする、
    半導体装置。
  6. 請求項1から請求項のうち、いずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記半導体素子は構成材料をSiCとしたことを特徴する、
    半導体装置。
  7. 請求項1から請求項のうち、いずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記放熱板の装着面と反対の面に設けられた冷却器をさらに備え、
    前記冷却器は直接水冷構造を有することを特徴とする、
    半導体装置。
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