JP6314823B2 - 開閉用スイッチング素子の駆動回路及び開閉用スイッチング素子の駆動装置 - Google Patents

開閉用スイッチング素子の駆動回路及び開閉用スイッチング素子の駆動装置 Download PDF

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本発明は、電源から負荷駆動回路に至る電源供給経路に配置される開閉用スイッチング素子の導通制御端子に駆動制御信号を出力する駆動回路,及び前記駆動回路と制御回路とを備えてなる駆動装置に関する。
例えばインバータ回路に電源を供給する経路を断続するためのスイッチング素子;例えばMOSFETを駆動する回路には、駆動回路の信号出力端子とMOSFETのゲートとの接続が断線していないか否かをチェックする機能を備えているものがある。例えば図13に示すように、インバータ回路1(負荷駆動回路)は、6個のNチャネルMOSFET2を3相ブリッジ接続して構成されており、インバータ回路1の各相出力端子は、モータ3の図示しない各相固定子巻線に接続されている。また、インバータ回路1の正側電源線4とグランド(負側電源線)との間には、アルミ電解コンデンサである平滑コンデンサ5が接続されている。
インバータ回路1の正側電源線4(PVS)には、12Vのバッテリ6からの直流電源がインダクタ7並びにNチャネルMOSFET8及び9を介して供給される。バッテリ6には並列に、同様にアルミ電解コンデンサである平滑コンデンサ10が接続されている。バッテリ6の正側端子から、インバータ回路1の正側電源線4までの間は電源供給経路11となっている。NチャネルMOSFET8及び9は、互いのソースが共通に接続されており、駆動回路12によって同時にオンオフ制御される。NチャネルMOSFET9は、誤ってバッテリ6の極性を逆にして接続した際に、NチャネルMOSFET8の図示しない寄生ダイオードを介して流れる電流を阻止するために配置されている。
駆動回路12は、それぞれNチャネルMOSFET8,9のゲートを駆動する第1,第2駆動部13,14を備えている。第1駆動部13は、PチャネルMOSFET15及びNチャネルMOSFET16の直列回路で構成され、第2駆動部14は、PチャネルMOSFET17及びNチャネルMOSFET18の直列回路で構成されている。PチャネルMOSFET15及び17のソースは電源端子VRGに接続されている。電源端子VRGには、例えば27Vの駆動用電源が供給される。
PチャネルMOSFET15のドレインは、信号出力端子RO1を介してNチャネルMOSFET8のゲートに接続され、PチャネルMOSFET17のドレインは、信号出力端子RO2を介してNチャネルMOSFET9のゲートに接続されている。
駆動回路12は、端子RSを備えており、その端子RSはFET8及び9の共通接続点(ソース)に接続されている。端子RO1と端子RSとの間には、互いのアノードが共通に接続された2つのツェナーダイオードからなる電圧クランプ回路19が接続され、端子RSと端子RO2との間には、同様に互いのアノードが共通に接続された2つのツェナーダイオードからなる電圧クランプ回路20が接続されている。端子RSとグランドとの間には、抵抗素子R4が接続されている。
そして、駆動回路12の外部において、電源PVSとグランドとの間に抵抗素子21及び22の直列回路が接続されており、それらの共通接続点は端子RSに接続されている。これら外付けの抵抗素子21及び22は、端子RO1に接続されているNチャネルMOSFET8のゲートが断線した際に、端子RSの電位をローレベルに確定させるために配置されている。断線の検出は、駆動回路12の他の機能ブロック(制御回路など)が端子RSの電位を参照することで行う。
抵抗素子21及び22が無い場合を想定すると、電流は端子RSから抵抗素子R4を介して流れる。例えば、VRG=27V,電圧クランプ回路19の端子電圧Vz=20Vとすると、FET15に対して抵抗素子R4の抵抗値が十分高く設定されているため、端子RSの電位は、期待値が0V付近のローレベルであるのに対して7V程度の電圧になる。したがって、判定電圧次第では、断線検出時に誤検出する可能性がある。尚、図13に示す構成とは直接的な関連性はないが、断線検出に関する従来技術として例えば特許文献1がある。
特開2013−173385号公報
しかしながら、図13に示す構成のように、駆動回路21について外付けの抵抗素子20及び21が必要になると、作業工程が増加すると共に部品実装面積の増加による基板サイズ増大などのコストアップを招来することになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外付けの抵抗素子を必要とすることなく、導通制御端子の断線を確実に検出できる機能を備えた開閉用スイッチング素子の駆動回路,及び前記駆動回路と制御回路とを備えてなる開閉用スイッチング素子の駆動装置を提供することにある。
請求項1記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路によれば、信号出力端子と開閉用スイッチング素子の導通制御端子との接続状態をチェックする期間に、電源と信号出力端子との間のインピーダンスを上昇させるように切替え可能に構成される電源側インピーダンス切替手段と、クランプ回路及びプルダウン抵抗の共通接続点とグランドとの間のインピーダンスを低下させるように切替え可能に構成されるグランド側インピーダンス切替手段とを備える。
このように構成すれば、接続状態をチェックする期間に電源側及びグランド側インピーダンス切替手段を機能させて、電源側のインピーダンスを上昇させると共にグランド側のインピーダンスを低下させることができる。したがって、信号出力端子とグランドとの間にクランプ回路及びプルダウン抵抗の直列回路が接続されていても、それらの共通接続点の電位をローレベルに設定できるようになり、開閉用スイッチング素子の導通制御端子の断線を確実に検出できる。
請求項2記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路によれば、電源側インピーダンス切替手段は、高電位側スイッチング素子を含む主通電経路に並列に接続され、サブスイッチング素子を含んでなるサブ通電経路を有している。そして、サブスイッチング素子がオンした際のサブ通電経路の抵抗値は、高電位側スイッチング素子がオンした際の主通電経路の抵抗値よりも大きくなるように設定されている。したがって、接続状態をチェックする期間にサブスイッチング素子のみをオンさせれば、電源側のインピーダンスを上昇させることができる。
請求項4記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路によれば、グランド側インピーダンス切替手段は、プルダウン抵抗と並列に接続され、抵抗値がプルダウン抵抗よりも低く設定される抵抗素子と、前記接続状態をチェックする期間にオンされるチェック用スイッチング素子との直列回路を有している。したがって、接続状態をチェックする期間にチェック用スイッチング素子をオンさせれば、グランド側のインピーダンスを低下させることができる。
請求項6記載の開閉用スイッチング素子の駆動装置によれば、請求項2又は請求項2を引用する請求項4若しくは5記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路と、各スイッチング素子のオンオフを制御する制御回路とを備える。そして、制御回路は、起動後に電源側インピーダンス切替手段によりインピーダンスを上昇させると共に、前記グランド側インピーダンス切替手段によりインピーダンスを低下させるチェックシーケンスを実行する。
電源側インピーダンスを上昇させる際には、高電位側スイッチング素子とサブスイッチング素子とを何れもオンさせ、その後、高電位側スイッチング素子を先にオフさせてからサブスイッチング素子をオフさせる。
このように制御すれば、開閉用スイッチング素子の導通制御端子が信号出力端子に接続されている場合に、クランプ回路及びプルダウン抵抗の共通接続点の電位をより速く立ち上げることができる。したがって、正常判定をより迅速に行うことが可能になる。
第1実施形態であり、駆動回路の電気的構成を示す図 プリドライバ部分を制御する信号のロジックを示す図 第1駆動部側の動作を真理値表で示す図 第2駆動部側の動作を真理値表で示す図 正常時の動作タイミングチャート 断線時の動作タイミングチャート 第2実施形態を示す正常時の動作タイミングチャート 断線時の動作タイミングチャート 平滑コンデンサをプリチャージするための構成を示す図 第3実施形態であり、駆動回路の電気的構成を示す図 第4実施形態であり、駆動回路の電気的構成を示す図 第5実施形態であり、駆動回路の電気的構成を示す図 従来の駆動回路の電気的構成を示す図
(第1実施形態)
以下、図13と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図1に示すように、本実施形態の駆動回路31では、PチャネルMOSFET15(高電位側スイッチング素子)に対して並列に、PチャネルMOSFET32(サブスイッチング素子)及び抵抗素子R2の直列回路(電源側インピーダンス切替手段)が接続されており、第1駆動部33を構成している。また、PチャネルMOSFET17(高電位側スイッチング素子)に対しても並列に、PチャネルMOSFET34(サブスイッチング素子)及び抵抗素子R8の直列回路が接続されており、第2駆動部35を構成している。尚、PチャネルMOSFET15,17が配置されているのが「主通電経路」であり、PチャネルMOSFET32及び抵抗素子R2,並びにPチャネルMOSFET34及び抵抗素子R8が配置されているのが「サブ通電経路」である。
抵抗素子R4(プルダウン抵抗)には、抵抗素子R3及びNチャネルMOSFET36(チェック用スイッチング素子)の直列回路(グランド側インピーダンス切替手段)が並列に接続されている。また、信号出力端子RO1とグランドとの間には、抵抗素子R5及びNチャネルMOSFET37の直列回路が接続されており、信号出力端子RO2とグランドとの間には、抵抗素子R6及びNチャネルMOSFET38の直列回路が接続されている。
ここで、抵抗素子R2及びR8の抵抗値は、抵抗素子R4〜R6の抵抗値よりも小さく設定されている。また、抵抗素子R3の抵抗値は、抵抗素子R2の抵抗値よりも小さく設定されている。
図2に示すように、各FET15,32,16,17,34,18(図2では、M1〜M3,M8〜M10)は、制御信号f_r11〜r13,f_r21〜r23によって図3及び図4に示すように制御される。制御信号f_r11は、NOTゲート39を介してFET16のゲートに入力されており、また、ANDゲート40及び41の入力端子の一方に入力されている。ANDゲート40,41の入力端子の他方には、制御信号f_r12,r13がそれぞれNOTゲート42,43を介して入力されている。ANDゲート40,41の出力端子は、それぞれFET15,32のゲートに接続されている。
同様に、制御信号f_r21は、NOTゲート44を介してFET18のゲートに入力されており、また、ANDゲート45及び46の入力端子の一方に入力されている。ANDゲート45,46の入力端子の他方には、制御信号f_r22,r23がそれぞれNOTゲート47,48を介して入力されている。ANDゲート45,46の出力端子は、それぞれFET17,34のゲートに接続されている。
図3に示すように、制御信号f_r12のみがローレベルになればFET32のみがオンになる(断線チェック時)。制御信号f_r13のみがローレベルになるとFET15のみがオンになり、制御信号f_r11がローレベルになるとFET16のみがオンになる(通常制御時)。同様に図4に示すように、制御信号f_r22のみがローレベルになればFET34のみがオンになる。制御信号f_r23のみがローレベルになるとFET17のみがオンになり、制御信号f_r21がローレベルになるとFET18のみがオンになる。
次に、本実施形態の作用について説明する。駆動回路31は、電源が投入されて起動すると、FET32及び36をオンにすることでFET8(開閉用スイッチング素子)の断線チェックを行い(チェックシーケンス)、FET34及び36をオンにすることでFET9(逆接電流阻止用スイッチング素子)の断線チェックを行う。この時、FET37(及び38)はオフにして、抵抗素子R5の抵抗値による影響を排除する。
例えば図5に示すように、FET8のゲート(導通制御端子)が断線していない正常時には、FET32及び36をオンにすると、FET8のゲート容量は抵抗素子R2を介して充電されてFET8がターンオンする。すると、端子RSの電位は、上記のゲート容量及び抵抗素子R2の抵抗値で決まる時定数に応じて上昇し、バッテリ6の電圧+B(ハイレベル)になる。したがって、端子RSのレベル判定は、FET32及び36がオンして当該端子の電圧が安定してから行うのが望ましい。
一方、図6に示すように、FET8のゲートが断線している異常時には、FET32及び36をオンにすると、電流は抵抗素子R2,電圧クランプ回路19,抵抗素子R3及びFET36を介してグランドに流れる。すると、端子RSの電位は、主に抵抗素子R2及びR3の抵抗値と、電圧クランプ回路19のクランプ電圧とで決まる。
一例として、VRG=50V,クランプ電圧を20V,R2=160kΩ,R3=10kΩ,R4=R5=R6=500kΩに設定すると、端子RSの電位は1.76V(ローレベル)になる。また、FET9側の断線チェックを行う際には、FET32に替えてFET34をオンして行う。このように断線チェックを行った後、通常動作に移行する。この時、FET37及び38はオンにしておき、FET15及び16によりFET8のゲートを駆動し、FET17及び18によりFET9のゲートを駆動する。
以上のように本実施形態によれば、信号出力端子RO1とFET8のゲートとの接続状態をチェックする期間に、駆動用電源VRGと信号出力端子RO1との間のインピーダンスを上昇させるように切替え可能に構成し、電圧クランプ回路19及び抵抗素子R4の共通接続点とグランドとの間のインピーダンスを低下させるように切替え可能に構成した。
このように構成すれば、接続状態をチェックする期間に、電源側のインピーダンスを上昇させると共にグランド側のインピーダンスを低下させることができる。したがって、信号出力端子RO1とグランドとの間に電圧クランプ回路19及び抵抗素子R4の直列回路が接続されていても、それらの共通接続点の電位をローレベルに設定できるようになり、FET8のゲートの断線を確実に検出できる。
具体的には、FET15を含む主通電経路に対して、FET32及び抵抗素子R2を含んでなるサブ通電経路を並列に接続して、FET32のみがオンした際のサブ通電経路の抵抗値が、FET15がオンした際の主通電経路の抵抗値よりも大きくなるように設定した。したがって、接続状態をチェックする期間にFET32をオンさせれば、電源側のインピーダンスを上昇させることができる。
また、抵抗素子R4と並列に、抵抗値が抵抗素子R4よりも低く設定される抵抗素子R3と、接続状態をチェックする期間にオンされるFET36との直列回路を接続した。したがって、FET36をオンにすることでグランド側のインピーダンスを低下させることができる。
更に、電源供給経路11において、FET8と直列に、互いの寄生ダイオードが逆方向となるように接続されるFET9を接続した。そして、FET9に対応してFET17,18及び34並びに抵抗素子R8を備え、FET9のソースとゲートとの間に印加される電圧をクランプする電圧クランプ回路20を備えた。したがって、バッテリ6を逆極性で接続した際に流れる電流を阻止するためにFET9を設けた場合に、FET9のゲートの断線についてもFET8と同様にチェックすることができる。
尚、FET32,34に流れる電流は、抵抗素子R2,R8の抵抗値を大きく設定するので小さい値となるから、FET32,34のサイズはFET15,17に比較して小さいもので良い。したがって、駆動回路31をICとして構成する場合にチップ面積の増加を抑制できる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。第2実施形態の構成は第1実施形態と同じであり、FET8の断線チェックを行う際の制御形態が第1実施形態とは相違している。すなわち、図7に示すように、制御回路によりFET32をオンする際にはFET15も同時にオンさせる(図中の区間(1))。これにより、FET8が断線していなければ、FET8のゲート容量を、FET15を介して供給される電流も併せて充電できるので、端子RSの電位がより速く上昇する。その後、FET32のオンを維持している間に、FET15を先にターンオフする(図中の区間(2))。
一方、図8に示すように、FET8が断線している場合、FET15及び32を双方ともオンした際の端子RSの電位は、FET15を含む主通電経路の抵抗値で決まる。例えば、FET15のドレインと抵抗素子R2との間に、抵抗値がより小さい(例えば13kΩ)抵抗素子R1を挿入すると、電流は専ら抵抗素子R1を介して流れる。その他については第1実施形態と同じ具体数値例を用いると、端子RSの電位は約13Vになる。その後、FET15を先にターンオフすれば、端子RSの電位は第1実施形態の図6のケースと同じくローレベルになる。尚、FET9側についても同様に制御する。
以上のように第2実施形態によれば、制御回路が、起動後に電源側のインピーダンスを上昇させると共にグランド側のインピーダンスを低下させるチェックシーケンスを実行する際に、最初はFET15及び32を何れもオンさせ、FET15を先にオフさせてからFET32をオフさせるようにした。したがって、端子RSの電位をより速く上昇させて
チェックシーケンスを迅速に完了させることができる。
尚、FET9側についてチェックシーケンスを実行する場合、平滑コンデンサ5が充電されている状態であればFET8をオフしままでもチェックシーケンスを実行できる。一方、平滑コンデンサ5が全く充電されていない状態であれば、一度FET8をオンして平滑コンデンサ5を充電するか、又は図9に示す構成によって平滑コンデンサ5をプリチャージしてから行えば良い。すなわち、インバータ回路1の電源PVSと正側電源線4との間に電流源49及びダイオード50の直列回路を接続し、電流源49により平滑コンデンサ5をプリチャージする。
(第3実施形態)
図10に示すように、第3実施形態の駆動回路51は、制御回路が通常動作時において各端子RO1,RO2及びRSの電位を分圧して読み込み監視するため、各分圧比の比精度を向上させた構成である。すなわち、抵抗素子R4,R5,R6を、夫々2つの抵抗素子R4a及びR4b,R5a及びR5b,R6a及びR6bの直列回路に置き換えて、制御回路は、これらの直列回路の各共通接続点の電位を読み込むようにする。
また、抵抗素子R4bとグランドとの間にNチャネルMOSFET52(M5)を接続し、FET52のゲートを自身のドレインに接続する。FET52のサイズは、他のFET36〜38と同じサイズにする。これにより、各直列回路の共通接続点における分圧電位の精度が向上する。
(第4実施形態)
図11に示すように、第4実施形態の駆動回路61は、第1実施形態の駆動回路31より抵抗素子R5及びFET37の直列回路と、抵抗素子R6及びFET38の直列回路とを削除したものである。通常動作時に信号出力端子RO1,RO2をプルダウンしておく必要が無ければ、このように構成しても良い。
(第5実施形態)
図12に示すように、第5実施形態の駆動回路71は、第4実施形態の駆動回路51において、FET32をFET15と直列に接続し、抵抗素子R2をFET32と並列に接続している(電源側インピーダンス切替手段)。これらが、第1駆動部72を構成している。また、FET34をFET17と直列に接続し、抵抗素子R8をFET34と並列に接続している(グランド側インピーダンス切替手段)。これらが、第2駆動部73を構成している。
このように構成した場合、通常動作時には、FET15及び32を同時にオンして、抵抗素子R2をバイパスする。そして、チェックシーケンスを実行する場合にはFET15をオフし、FET32だけをオンにして、抵抗素子R2により通電経路の抵抗値を上昇させる。但し、この場合、FET32,34のサイズは、FET15,17と同じにする必要がある。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
逆接電流阻止用のFET9は、必要に応じて設ければ良い。
FET32のオン抵抗値がFET15のオン抵抗値よりも十分大きければ、抵抗素子R2を削除しても良い。FET34及び抵抗素子R8についても同様である。
負荷駆動回路は、インバータ回路1に限ることなく、ハーフブリッジ回路やHブリッジ回路などでも良い。
図面中、1はインバータ回路(負荷駆動回路)、3はモータ(負荷)、6はバッテリ(電源)、15はPチャネルMOSFET(高電位側スイッチング素子)、17はPチャネルMOSFET17(高電位側スイッチング素子)、31は駆動回路、32はPチャネルMOSFET(サブスイッチング素子,電源側インピーダンス切替手段)、34はPチャネルMOSFET(サブスイッチング素子,グランド側インピーダンス切替手段)、36はNチャネルMOSFET(チェック用スイッチング素子)、R2は抵抗素子(電源側インピーダンス切替手段)、R4は抵抗素子(プルダウン抵抗)、R8は抵抗素子(グランド側インピーダンス切替手段,サブ通電経路)、VRGは駆動用電源を示す。

Claims (6)

  1. 電源(6)から、負荷(3)に駆動電力を供給する負荷駆動回路(1)に至る電源供給経路(11)に配置される開閉用スイッチング素子(8)の導通制御端子に、駆動制御信号を出力するための信号出力端子(RO1)と、
    前記駆動制御信号をハイレベルにする際にオンされる高電位側スイッチング素子(15)と、
    前記開閉用スイッチング素子の低電位側導通端子と前記導通制御端子との間に印加される電圧をクランプするクランプ回路(19)と、
    このクランプ回路とグランドとの間に接続されるプルダウン抵抗(R4)と、
    前記信号出力端子と前記開閉用スイッチング素子の導通制御端子との接続状態をチェックする期間に、駆動用電源(VRG)と前記信号出力端子との間のインピーダンスを上昇させるように切替え可能に構成される電源側インピーダンス切替手段(32,R2)と、
    前記接続状態をチェックする期間に、前記クランプ回路及び前記プルダウン抵抗の共通接続点(RS)とグランドとの間のインピーダンスを低下させるように切替え可能に構成されるグランド側インピーダンス切替手段(36,R3)とを備えることを特徴とする開閉用スイッチング素子の駆動回路。
  2. 前記電源側インピーダンス切替手段は、前記高電位側スイッチング素子を含む主通電経路に並列に接続され、サブスイッチング素子(32)を含んでなるサブ通電経路を有し、
    前記サブスイッチング素子のみがオンした際の前記サブ通電経路の抵抗値は、前記高電位側スイッチング素子がオンした際の前記主通電経路の抵抗値よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路。
  3. 前記電源側インピーダンス切替手段は、前記高電位側スイッチング素子に直列に接続されるサブスイッチング素子(32)と、
    このサブスイッチング素子に並列に接続される抵抗素子(R2)とを備えることを特徴とする請求項1記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路。
  4. 前記グランド側インピーダンス切替手段は、前記プルダウン抵抗と並列に接続され、抵抗値が前記プルダウン抵抗よりも低く設定される抵抗素子(R3)と、前記接続状態をチェックする期間にオンされるチェック用スイッチング素子(36)との直列回路を有してなることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路。
  5. 前記電源供給経路において、前記開閉用スイッチング素子と直列に接続される逆接電流阻止用スイッチング素子(9)を備え、
    前記開閉用スイッチング素子及び前記逆接電流阻止用スイッチング素子は何れもMOSFETで構成され、互いの寄生ダイオードが逆方向となるように接続されており、
    前記逆接電流阻止用スイッチング素子に対応して、前記高電位側スイッチング素子及び前記電源側インピーダンス切替手段と対称な構成(17,18,34,R8)を備え、
    前記逆接電流阻止用スイッチング素子の高電位側導通端子と導通制御端子との間に印加される電圧をクランプするクランプ回路(20)を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路。
  6. 請求項2又は請求項2を引用する請求項4若しくは5記載の開閉用スイッチング素子の駆動回路(31,51,61)と、
    前記各スイッチング素子のオンオフを制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、起動後に前記電源側インピーダンス切替手段によりインピーダンスを上昇させると共に、前記グランド側インピーダンス切替手段によりインピーダンスを低下させるチェックシーケンスを実行し、
    前記電源側インピーダンス切替手段によりインピーダンスを上昇させる際に、前記高電位側スイッチング素子と前記サブスイッチング素子とを何れもオンさせ、
    前記高電位側スイッチング素子を先にオフさせてから、前記サブスイッチング素子をオフさせることを特徴とする開閉用スイッチング素子の駆動装置。
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