JP6314515B2 - プレス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一対のプレスロールの間にプレス体を通すことでプレス体を加圧するプレス装置に関する。
一対のプレスロールの間にプレス体(加圧対象物)を通すことでプレス体の加圧を行うプレス装置には、プレスロールの加圧面に付着した異物を除去するためのドクターブレードを備えるものがある。ドクターブレードはプレスロールの加圧面に常に接しており、プレスロールの回転に伴い移動してきた異物がドクターブレードによって掻き取られることで加圧面から異物が除去される。しかし、ドクターブレードが常に加圧面に接しているため、摩擦熱によりプレスロールが熱膨張し、プレス体の加圧に悪影響を及ぼすおそれがある。そこで、ドクターブレードとプレスロールとの間で生じる摩擦熱を抑えるようにしたプレス装置が、例えば特許文献1に挙げられている。
特許文献1に記載のプレス装置が有するドクターブレードは、プレスロールの軸方向に沿う寸法が、プレスロールの軸方向に沿う寸法より短い。このドクターブレードは、摺動制御回路によってプレスロールの軸方向に沿って移動可能であり、加圧・開放回路によってプレスロールの加圧面に対し接離可能である。プレス装置は、プレスロールの加圧面に異物が付着したことを検出する検出部を有している。そして、プレス装置では、検出部が異物を検出すると、ドクターブレードが加圧面から離れた状態のまま摺動制御回路によってプレスロールの軸方向に沿って移動するとともに、加圧・開放回路によってプレスロールの加圧面に接触する。このように、検出部が異物を検出したときにドクターブレードをプレスロールに接触させることで、ドクターブレードが常にプレスロールに接触せず、摩擦熱の発生が抑制されている。
特開平11−81184号公報
ところで、特許文献1のプレス装置では、プレスロールの加圧面に異物が付着していることが検出されたときに、ドクターブレードをプレスロールの軸方向に沿う方向に移動させる必要がある。ドクターブレードを移動させている間にも、プレスロールは回転しており、プレスロールが比較的小径の場合、あるいは回転速度が速い場合には、ドクターブレードが接触する前に、プレスロールは異物が付着した状態で1回〜複数回、回転する。特に異物が硬質の場合、異物が付着した状態で加圧されるとプレス体に凹部が生じ、不良箇所となる。不良箇所の発生数を抑制するためには、異物の除去までの時間の短縮が望まれる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、プレスロールから速やかに異物を除去することができるプレス装置を提供することにある。
上記課題を解決するプレス装置は、一対のプレスロールの間にプレス体を通すことで前記プレス体を加圧するプレス装置であって、前記プレスロールの前記プレス体を加圧する加圧面に付着した異物を検出する検出部と、前記プレスロールの軸方向に沿って並設された複数の洗浄装置と、前記複数の洗浄装置を独立して前記加圧面に接離させる駆動装置と、前記検出部が前記異物を検出したタイミングで、複数の洗浄装置のうち少なくとも前記異物に対応した洗浄装置を前記加圧面に向けて接近させるように前記駆動装置を制御する制御装置と、を備え、前記洗浄装置は、矩形板状をなし、前記プレスロールの軸方向に沿って平面視で隙間なく並設されており、前記駆動装置は、前記洗浄装置を前記加圧面から離間した位置と前記加圧面に接近した位置との間で直線移動させ、前記制御装置は、前記検出部が前記異物を検出すると、前記駆動装置を制御して前記異物に対応した洗浄装置のみを前記加圧面に接近した位置に直線移動させ、前記異物に対応しない洗浄装置は前記加圧面から離間した位置のままにすることを要旨とする。
これによれば、検出部が異物を検出したときには、複数の洗浄装置のうち、少なくとも異物に対応した洗浄装置が加圧面に接近することで異物を除去することができる。異物を検出した後、異物と対応する位置に1つの洗浄装置をプレスロールの軸方向に沿って移動させる必要がなく、洗浄装置をプレスロールの軸方向に沿って移動させて異物を除去する場合に比べて、異物の検出から除去までの時間を短縮でき、異物を速やかに除去することができる。したがって、プレスロールに異物が付着したままプレス体が加圧されることが抑制され、プレス体に悪影響を及ぼすことが抑制される。
上記プレス装置について、前記検出部は、前記加圧面が前記プレス体と接する接触部よりも前記プレスロールの回転方向の下流側で、かつ、前記洗浄装置よりも上流側に設けられていることが好ましい。
プレスロールに付着する異物は、主としてプレス体の一部が剥離や脱落したものであり、プレスロールがプレス体と接触する接触部で付着することが多い。プレスロールの回転方向において、検出部を洗浄装置よりも上流側に設けると、接触部で異物が付着してから洗浄装置によって異物が除去される位置に至るまでに異物が付着したことを検出することができる。
上記プレス装置について、複数の洗浄装置は、プレスロールの軸方向に沿って間隔を空けて設けられた複数の第1の洗浄装置と、前記プレスロールの回転方向において、第1の洗浄装置よりも下流側に間隔を空けて設けられるとともに前記プレスロールの軸方向に沿って隣り合う第1の洗浄装置同士の間を覆う第2の洗浄装置とを含み、前記第2の洗浄装置は、前記プレスロールの軸方向に沿って隣り合う第1の洗浄装置の両方と前記プレスロールの回転方向に対向することが好ましい。
これによれば、プレスロールの軸方向全体を、洗浄装置で覆うことができる。
上記プレス装置について、前記加圧面に洗浄液を噴射する噴射部を備えることが好ましい。
これによれば、加圧面に洗浄液が付着した状態で異物の除去を行えるため、異物を容易に除去することができる。
本発明によれば、プレスロールから速やかに異物を除去することができる。
生産設備及びプレス装置を模式的に示す図。 プレス装置を示す斜視図。 プレスロールに異物が付着していないときのドクターブレードを示す斜視図。 プレスロールに異物が付着しているときのドクターブレードを示す斜視図。 変形例のプレス装置を模式的に示す図。
以下、プレス装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のプレス装置20は、負極電極を生産する生産設備10の一部として備えられている。なお、負極電極は、蓄電装置(二次電池や、電気二重層コンデンサ)の電極組立体の一部を構成し、セパレータを介して交互に正極電極と積層されるものである。また、負極電極は、矩形状の負極用金属箔の両面に矩形状の負極用活物質層を設けて構成されている。
生産設備10は、長尺帯状の負極用金属箔31(本実施形態では銅箔)を供給する供給装置40と、負極用金属箔31に活物質合剤を塗布して、活物質合剤の層である塗布部Gを形成する塗工装置41と、塗布部Gを乾燥させる乾燥装置42と、を備える。さらに、生産設備10は、乾燥後の塗布部Gを加圧するプレス装置20と、塗布部Gが形成された負極用金属箔31を巻き取る巻取装置43と、を備える。なお、活物質合剤は、負極活物質、導電助剤、及びバインダ(結着剤)を混合し、溶媒を添加して混練したものであり、スラリー状である。
供給装置40は、長尺帯状の負極用金属箔31が巻装された供給ロール40aを備える。なお、負極用金属箔31は長手方向が供給ロール40aの周方向に延びる状態で供給ロール40aに巻装されている。供給ロール40aは、支持装置によって回転可能に支持されている。
塗工装置41は第1スリットダイ41aを備え、この第1スリットダイ41aの吐出口(図示せず)は、負極用金属箔31の下方において、負極用金属箔31の第1面31aに対向配置されている。また、塗工装置41は第2スリットダイ41bを備え、この第2スリットダイ41bの吐出口(図示せず)は、負極用金属箔31の上方において、負極用金属箔31の第2面31bに対向配置されている。
そして、第1スリットダイ41aの吐出口からは、供給ロール40aから送り出された負極用金属箔31の第1面31aに活物質合剤が連続的に塗布され、第1面31aに塗布部Gの層が形成される。また、第2スリットダイ41bの吐出口からは、供給ロール40aから送り出された負極用金属箔31の第2面31bに活物質合剤が連続的に塗布され、第2面31bに塗布部Gの層が形成される。
乾燥装置42は乾燥機42aを備え、乾燥機42aは熱源からの熱により空気を加熱し、内部を通過する負極用金属箔31の周囲より熱風を供給する。巻取装置43は、巻取ロール43aを備える。巻取ロール43aは、一定の回転速度で回転し、塗布部Gが形成された負極用金属箔31を巻取る。そして、乾燥装置42によって負極用金属箔31に塗布された塗布部Gが乾燥される。乾燥装置42を通過した塗布部Gは、プレス装置20でロールプレスされる。したがって、本実施形態において、プレス装置20に加圧されるプレス体とは、負極用金属箔31の両面に設けられた塗布部Gとなる。
プレス装置20は、負極用金属箔31の第1面31a及び第2面31b側に配置され、塗布部Gを、第1面31a及び第2面31bに直交する方向(交差する方向)から加圧する円柱状の一対のプレスロール21,22を対向して備えている。一対のプレスロール21,22の対向面同士の間隔は一定である。一対のプレスロール21,22は、中心軸を中心として、互いに異なる方向に回転して、加圧面21a,22aとなる外周面によって塗布部Gを加圧する。
図2に示すように、プレス装置20は、各プレスロール21,22の径方向に離間して設けられるブレード群23を有している。ブレード群23は、洗浄装置としての第1のドクターブレード24と、第2のドクターブレード25を複数有している。第1のドクターブレード24及び第2のドクターブレード25は、矩形板状をなしている。第1のドクターブレード24及び第2のドクターブレード25においてプレスロール21,22の加圧面21a,22aに対向配置される端部を先端とすると、各ドクターブレード24,25の基端は、各ドクターブレード24,25をプレスロール21,22の加圧面21a,22aに接離させる駆動装置26に連結されている。駆動装置26は、各ドクターブレード24,25に1つずつ設けられ、各ドクターブレード24,25を独立して接離させる。駆動装置26としては、例えば、空気圧式や、油圧式のシリンダや、電気式のアクチュエータなどが用いられる。各ドクターブレード24,25は、駆動装置26により先端と基端を繋ぐ方向に沿って直線運動する。
第1のドクターブレード24は、プレスロール21,22の回転方向において、第2のドクターブレード25より下流側に配置され、第1のドクターブレード24と第2のドクターブレード25は、プレスロール21,22の回転方向に間隔を空けて設けられている。第1のドクターブレード24及び第2のドクターブレード25は、プレスロール21,22の軸方向に沿って間隔を空けて並設されている。第2のドクターブレード25は、プレスロール21,22の軸方向に沿って隣り合う第1のドクターブレード24の両方とプレスロール21,22の回転方向に対向している。そして、第2のドクターブレード25は、第1のドクターブレード24同士の間を覆うように設けられている。ブレード群23において、プレスロール21,22の軸方向に沿う方向の寸法は、プレスロール21,22の軸方向の寸法と同一となっている。
図1に示すように、プレス装置20は、プレスロール21,22の加圧面21a,22aに異物が付着したことを検出する検出部27を備えている。検出部27は、プレスロール21,22の回転方向において、塗布部Gとプレスロール21,22が接する接触部P1よりも下流側で、かつ、ブレード群23よりも上流側に設けられている。検出部27は、プレスロール21,22の径方向に離間して設けられている。検出部27としては、例えば、プレスロール21,22の外周面に照射した光の反射率によって異物を検出する光学センサや、プレスロール21,22の外周面を監視するカメラなどが用いられる。
第1のドクターブレード24及び第2のドクターブレード25をプレスロール21,22の加圧面21a,22aに接離させる駆動装置26及び検出部27は、制御装置28に信号接続されている。検出部27は、常に加圧面21a,22aの検出を行い、検出した情報を常に制御装置28に出力している。制御装置28は、検出部27から出力された情報に基づいて、プレスロール21,22に異物が付着しているか否かを判断し、プレスロール21,22に異物が付着している場合には、駆動装置26を駆動して、ドクターブレード24,25をプレスロール21,22の加圧面21a,22aに接触するまで接近させる。また、制御装置28は、第1のドクターブレード24と第2のドクターブレード25を加圧面21a,22aに接触させる位置に接近させた後、速やかに加圧面21a,22aから離れる方向へ移動させる。
次に、本実施形態のプレス装置20の作用について説明する。
図3に示すように、制御装置28は、プレスロール21,22の加圧面21a,22aに異物が付着していない場合、駆動装置26を駆動させず、ドクターブレード24,25をプレスロール21,22の加圧面21a,22aから離間させたままとする。異物は、主として塗布部Gの一部が剥離や脱落した活物質であり、接触部P1でバインダの粘着力によってプレスロール21,22の加圧面21a,22aに付着する。
図4に示すように、プレスロール21,22の加圧面21a,22aに異物Fが付着したことを検出部27が検出すると、制御装置28は、検出部27が異物Fを検出したタイミングで駆動装置26を駆動させ、ドクターブレード24,25の先端をプレスロール21,22の加圧面21a,22aに接触させる(接近させる)。このとき、制御装置28は、複数のドクターブレード24,25のうち、異物Fに対応するドクターブレード24,25をプレスロール21,22の加圧面21a,22aに接触させる。異物Fに対応するドクターブレード24,25とは、プレスロール21,22の加圧面21a,22aに接触させた状態で、プレスロール21,22の回転に伴い異物Fが移動したときに、異物Fを掻き取ることができるドクターブレード24,25を示す。本実施形態では、プレスロール21,22における異物Fが付着している部分とプレスロール21,22の径方向に対向するドクターブレード24,25が、異物Fに対応するドクターブレード24,25となる。
制御装置28は、検出部27が異物Fを検出してから、一定時間経過後に駆動装置26を駆動させてドクターブレード24,25をプレスロール21,22から離間させる。この一定時間は、例えば、異物Fがドクターブレード24,25に当接してプレスロール21,22の加圧面21a,22aから除去されたと推測される時間に設定される。プレスロール21,22は、一定の速度で回転しているため、検出部27が異物Fを検出する位置から、異物Fがドクターブレード24,25に当接する位置に至るまでの時間を推測することができるため、この時間よりも若干長い時間を一定時間として設定すればよい。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)複数のドクターブレード24,25をプレスロール21,22の軸方向に沿って複数設け、異物Fに対応する位置にある1枚のドクターブレード24,25をプレスロール21,22の径方向に移動させるようにした。このため、プレスロール21,22の加圧面21a,22aに付着した異物Fを除去するために、1枚のドクターブレードをプレスロール21,22の軸方向に移動させる場合に比べて、速やかに異物Fを除去することができる。このため、プレスロール21,22の加圧面21a,22aに異物Fが付着した状態で、塗布部Gが加圧されることが抑制され、異物Fを原因として塗布部Gの一部が凹状に形成される不良箇所の発生数を抑制することができる。
(2)検出部27は、プレスロール21,22の回転方向において、接触部P1よりも下流側で、かつ、ブレード群23よりも上流側に設けられている。例えば、検出部27が接触部P1よりも上流側に設けられている場合、検出部27は、ドクターブレード24,25によって異物Fを除去できる位置(プレスロール21,22においてドクターブレード24,25が接触する位置)を異物Fが通過してから異物Fを検出することになり、異物Fが加圧面21a,22aに付着した状態で塗布部Gが加圧されてしまう。検出部27を接触部P1よりも下流側で、かつ、ブレード群23よりも上流側に設けることで、接触部P1で加圧面21a,22aに異物Fが付着してからドクターブレード24,25によって異物Fが除去される位置に至るまでに異物Fが付着したことを検出することができる。そして、検出部27によって異物Fの付着が検出されると、異物Fが一周して接触部P1に至るまでに異物Fを除去することができる。したがって、異物Fが付着した状態で塗布部Gが加圧されることが抑制される。
(3)ブレード群23は、第1のドクターブレード24と、第2のドクターブレード25とを有し、第2のドクターブレード25は、プレスロール21,22の軸方向に沿って隣り合う二つの第1のドクターブレード24の両方とプレスロール21,22の回転方向に対向している。すなわち、ブレード群23を平面視すれば、第1のドクターブレード24同士の間は、第2のドクターブレード25によって覆われ、第1のドクターブレード24と、第2のドクターブレード25は、平面視で隙間無く並設されている。このため、ドクターブレード24,25により、プレスロール21,22の加圧面21a,22aのどの位置に異物Fが付着したとしても、除去することができる。
なお、実施形態は、以下のように変更してもよい。
○図5に示すように、プレス装置20は、プレスロール21,22の加圧面21a,22aに洗浄液を噴射する噴射部29を有していてもよい。この場合、洗浄装置としては、プレスロール21,22の加圧面21a,22aに付着した異物及び洗浄液を除去するワイパーWが用いられる。プレスロール21,22の回転方向において、噴射部29は、接触部P1を基準として、検出部27よりも下流側で、かつ、ワイパーWよりも上流側に設けられることが好ましい。これによれば、洗浄液によって異物の除去を容易に行うことができる。
○検出部27は、プレスロール21,22の回転方向において、ブレード群23よりも下流側に設けられていてもよい。
○負極用金属箔31の一方の面のみに塗布部Gが設けられていてもよい。この場合、一対のプレスロール21,22のうち、塗布部Gと接するプレスロール21,22に接離可能にドクターブレードが設けられる。
○正極電極の生産設備にプレス装置20を設けてもよい。
○プレス装置20は、特に電池・電極の生産設備に用いられるものに、限定されるものではない。例えば、抄紙機に設けられてもよい。この場合、プレス装置20は、一対のプレスロール21,22によってプレス体としての湿紙を加圧する。プレスロール21,22に付着する異物は、主として紙片となる。
○実施形態では、第1のドクターブレード24と第2のドクターブレード25は、プレスロール21,22の回転方向に間隔を空けて設けられていたが、プレスロール21,22の回転方向に間隔を空けて設けられず、プレスロール21,22の軸方向に沿って直線状に並設されていてもよい。
○プレス体は、負極用金属箔31に塗布された塗布部Gに限定されるものではない。例えば、織物状や網状の集電体に充填された活物質合剤であってもよい。
○異物Fを除去するためにドクターブレード24,25をプレスロール21,22の加圧面21a,22aに接近させるときに、ドクターブレード24,25の先端がプレスロール21,22の加圧面21a,22aから僅かに離間している状態で異物Fを除去してもよい。
○検出部27が異物Fを検出したときに、異物Fに対応するドクターブレード24,25に加えて、ドクターブレード24,25に対応しないドクターブレード24,25をプレスロール21,22の加圧面21a,22aに接近させてもよい。
20…プレス装置、21,22…プレスロール、24,25…ドクターブレード、26…駆動装置、27…検出部、28…制御装置、29…噴射部。

Claims (4)

  1. 一対のプレスロールの間にプレス体を通すことで前記プレス体を加圧するプレス装置であって、
    前記プレスロールの前記プレス体を加圧する加圧面に付着した異物を検出する検出部と、
    前記プレスロールの軸方向に沿って並設された複数の洗浄装置と、
    前記複数の洗浄装置を独立して前記加圧面に接離させる駆動装置と、
    前記検出部が前記異物を検出したタイミングで、複数の洗浄装置のうち少なくとも前記異物に対応した洗浄装置を前記加圧面に向けて接近させるように前記駆動装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記洗浄装置は、矩形板状をなし、前記プレスロールの軸方向に沿って平面視で隙間なく並設されており、
    前記駆動装置は、前記洗浄装置を前記加圧面から離間した位置と前記加圧面に接近した位置との間で直線移動させ
    前記制御装置は、前記検出部が前記異物を検出すると、前記駆動装置を制御して前記異物に対応した洗浄装置のみを前記加圧面に接近した位置に直線移動させ、前記異物に対応しない洗浄装置は前記加圧面から離間した位置のままにすることを特徴とするプレス装置。
  2. 前記検出部は、前記加圧面が前記プレス体と接する接触部よりも前記プレスロールの回転方向の下流側で、かつ、前記洗浄装置よりも上流側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプレス装置。
  3. 複数の洗浄装置は、プレスロールの軸方向に沿って間隔を空けて設けられた複数の第1の洗浄装置と、前記プレスロールの回転方向において、第1の洗浄装置よりも下流側に間隔を空けて設けられるとともに前記プレスロールの軸方向に沿って隣り合う第1の洗浄装置同士の間を覆う第2の洗浄装置とを含み、
    前記第2の洗浄装置は、前記プレスロールの軸方向に沿って隣り合う第1の洗浄装置の両方と前記プレスロールの回転方向に対向することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプレス装置。
  4. 前記加圧面に洗浄液を噴射する噴射部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のプレス装置。
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