JP6127998B2 - プレス装置 - Google Patents
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Description
また、これによれば、除去用ロールからプレス面に作用する軸方向へのスラスト力を打ち消すことができる。
これによれば、溝に隣接する突条において、溝を挟む側面によって溝形成面が形成される。そして、溝に異物が入り込むと、異物を突条の間に挟み込ませることができる。また、突条により、異物に対し、プレス面から引き剥がす方向への力を加えることができる。
これによれば、プレスロールの回転方向に移動していく異物に対し、溝形成面を回転方向に平行ではなく、傾斜した状態で接触させることができ、異物を引き剥がしやすくなる。
図1に示すように、蓄電装置としてのリチウムイオン二次電池に用いる電極を製造するための生産設備10は、基材シートとしての金属箔11の両面である塗布面11aに、ペースト状物として活物質ペースト12を塗工して、金属箔11に活物質ペースト12の層12aを形成する設備である。さらに、生産設備10は、活物質ペースト12の層12aを乾燥させて活物質の層12bを形成した後、その活物質の層12bを加圧して活物質層を形成するための設備である。なお、活物質ペースト12には、活物質、導電剤、バインダ、及び溶媒を混練したものが用いられる。また、活物質ペースト12には、活物質がバインダによって凝集した凝集塊や、粒径の大きい粗粒といった異物Gが含まれることがある。
プレス装置40は、金属箔11の両方の塗布面11a側に配置され、活物質の層12bを、両方の塗布面11aに直交する方向(交差する方向)から加圧する一対のプレスロール41を対向して備える。
さて、塗工装置20によって、金属箔11の両方の塗布面11aに活物質ペースト12が塗布され、金属箔11の両面に活物質ペースト12の層12aが形成される。乾燥装置30によって、活物質ペースト12の層12aが乾燥された後、活物質の層12bが形成される。その後、活物質の層12bがプレス装置40によって加圧される。このとき、活物質の層12bより、一部の活物質が剥離し、プレスロール41に異物Gとして付着することがある。
(1)プレス装置40は、プレスロール41のプレス面43aに対向配置された除去用ロール44を備える。除去用ロール44は、除去用ロール44の軸方向に延びる複数の突条48及び溝49を備える。そして、プレス面43aに付着した異物Gを溝49に挟み込み、回転方向へ移動する突条48の内側面(溝形成面)によって、異物Gに対し、プレス面43aより引き剥がす方向の力と、プレス面43aに対し傾き方向の力を加えることができ、異物Gをプレス面43aから引き剥がすことができる。よって、異物Gが、バインダの粘着力を介して、高い圧力によってプレス面43aに強固に付着していても、異物Gをプレス面43aから除去することができる。したがって、粘着力だけで異物Gを除去する粘着ロールでは除去できない異物Gであっても除去することができる。
○ 図8に示すように、除去用ロール54を、ロール本体55と、ロール本体55の軸方向両端に装着された2つの筋ロール部56を備える構成としてもよい。この場合、各筋ロール部56の突条58及び溝59は、その長手方向が除去用ロール54の軸方向に沿って延びていても良いし、傾斜していてもよい。
○ 除去用ロール44,54において、突条48,58は必須ではない。実施形態の筋ロール部46,56では、弾性体製の表面層に突条48,58と溝49,59が形成されているが、例えば、弾性体製の表面層に切り込み状の溝を形成し、プレスロール41上にて突部をなす異物Gに接触したとき、切り込み(溝)が開口し、異物Gを挟持する構造としてもよい。
○ 筋ロール部46,56は、ゴム製でなく、弾性を有する樹脂製であってもよい。
○ 実施形態の除去用ロール44において、ロール本体45の軸方向に並設した複数の筋ロール部46において、突条48及び溝49の傾斜方向を全て同じとしてもよい。
○ 実施形態では、金属箔11の両方の面(塗布面11a)に活物質ペースト12を塗布したが、金属箔11の片方の面に活物質ペースト12を塗布した場合に、プレス装置40を適用してもよい。
(イ)前記除去用ロールから前記異物を除去する粘着ロールを備えるプレス装置。
(ロ)前記プレスロールの回転方向における前記除去用ロールの下流側に補助用除去ローラを備えるプレス装置。
Claims (3)
- 長尺状の基材シートの少なくとも一方の面に形成された層を前記基材シートの面に交差する方向からプレスロールで加圧するプレス装置であって、
前記プレスロールのプレス面に付着した異物を除去する除去用ロールを有し、
前記除去用ロールは前記プレスロールのプレス面に対向配置され、
前記除去用ロールは、該除去用ロールの外周面を覆う弾性体製の表面層と、該表面層に形成され、前記除去用ロールの軸方向に延びるとともに、前記除去用ロールの周方向へ複数並べて配置された溝を有した筋ロール部を備え、複数の筋ロール部が前記除去用ロールの軸方向に並設され、前記除去用ロールの軸方向において、前記溝の傾斜の方向が交互に逆であるプレス装置。 - 前記溝は一定幅に形成され、前記溝に隣接して突条が配置されている請求項1に記載のプレス装置。
- 前記溝の長手方向は、前記除去用ロールの軸方向に対し傾斜している請求項2に記載のプレス装置。
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JP2014017787A JP6127998B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | プレス装置 |
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