JP6311314B2 - 光偏向装置、光走査装置、画像表示装置及び画像形成装置 - Google Patents

光偏向装置、光走査装置、画像表示装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は光偏向装置、光走査装置、画像表示装置及び画像形成装置に関し、特に、光ビームを偏向、走査する光偏向装置、光走査装置、画像表示装置及び画像形成装置に関する。
近年、光ビームを偏向、走査する手段として、半導体製造技術を応用したシリコンやガラスを微細加工するマイクロマシニング技術により、基板上に反射面を設けた可動部や弾性梁部を一体形成した小型の光偏向器が開発されている。
このような光偏向器の構成として、薄膜化した圧電材料からなる薄膜圧電体をアクチュエータとして使用したタイプのものがある。この圧電アクチュエータを使用した光偏向器では、薄膜圧電体をカンチレバーの表面に重ねあわせて形成する。この構成においては、圧電体の圧電特性から生じる面内方向の伸縮が、カンチレバーとなる支持体に伝わり、カンチレバーを上下に振動させることができる。
このような光偏向器において、水平走査および垂直走査の2次元の光走査が可能な光偏向器を用いることで、1次元走査の光偏向器2つを組み合わせる場合と比べて、小型化、低コスト化が可能になる。2次元走査を行う場合の構成は、水平方向の光走査に関しては、機械的な共振周波数を使用する共振駆動が使われる。それに対し、垂直方向への光走査に関しては、多くの場合非共振駆動が使われる。
2次元光走査に際して、機械的共振を使った水平方向の駆動に関しては、カンチレバーの片方の端が枠部に固定されて支持され、カンチレバーの他端を圧電駆動により振動させる。このカンチレバーの振動によって発生するトルクをカンチレバー他端に連結された弾性梁、即ちトーションバーに伝え、トーションバー先に設置されたミラーを回転振動させる。これにより、小型、低電圧駆動で、大きな走査角が得られることになる。
一方、表示画像の高精細化、面内均一化を達成するためにはラスタ走査が必要となるため、垂直方向の光走査には非共振駆動を用いる。非共振駆動の垂直方向の理想的な光走査角度の時間変化としては、図7に示すように直線的な光走査となるのが望ましいが、種々の要因により、直線的にならない場合がある。
通常2軸での光走査を行う場合、副走査である垂直方向の非共振駆動の高調波と副走査方向の構造による共振周波数が干渉して、副走査に波打ち現象が生じ、走査速度が不均一になる場合がある。
特許文献1に記載されている2次元スキャナ駆動装置では、光走査の速度を検出する速度検出手段を設け、速度検出信号を生成する。その速度検出信号に基づいて走査駆動手段へのフィードバックを行い、光走査の走査速度の不均一性を低減させている。
通常、ラスタ走査させるためには、駆動信号としてのこぎり波を使った光走査を行う。ところが、このような垂直方向にラスタ走査させるための駆動において、圧電材料に電圧を印加して生じる変位量が電圧値によって異なる特性を持つため、駆動信号としてのこぎり波を使った光走査を行うと、走査速度の不均一を生じる。例えば、図11に示すように、光走査角度の時間的変位が曲線を描くようになる。
前述の特許文献1に記載されている2次元スキャナ駆動装置では、振動による走査の歪みについては対策が取られているが、前述ののこぎり波を使用した場合の電圧を印加した際に生じる走査速度の不均一については考慮されていない。
本発明の目的は、均一な速度で光走査を行うことが可能な光偏向装置を提供することにある。
本発明の光偏向装置は、複数の折り返し部を有し梁部が蛇行して形成された一対の蛇行状梁部と、前記蛇行状梁部を支持する枠体と、前記蛇行状梁部に支持された、光を反射し偏向させる反射面と、前記梁部の間にそれぞれ設けられた複数の圧電部材と、前記圧電部材に2種類の電圧波形の電圧を互い違いに印加し、前記蛇行状梁部の前記梁部を屈曲変形させる電圧印加手段と、を有し、前記反射面は、前記屈曲変形により回転振動させられ、前記電圧印加手段は、電圧に対する前記圧電定数の変化率をもとに、前記回転振動が一定の速度となるように前記2種類の電圧波形の電圧を調整することを特徴とする。
本発明によれば、均一な速度で光走査を行うことが可能な光偏向装置を提供することができる。
本発明の光偏向装置の実施形態1の構成例を示す上面図である。 本発明の光偏向装置を有する画像表示装置の実施形態1の構成例を示す図である。 本発明の光偏向装置の実施形態1の構成例を示す斜視図である。 本発明の光偏向装置の実施形態1の印加する電圧に対する圧電定数を示す図である。 本発明の光偏向装置の実施形態1の印加する電圧の例を示す図である。 本発明の光偏向装置の実施形態1の印加する電圧の例を示す図である。 本発明の光偏向装置の実施形態1の可動部の変位を示す図である。 本発明の光偏向装置を有する光書き込みユニットを有する画像形成装置の実施形態2の構成を示す図である。 本発明の光偏向装置を有する光書き込みユニットの実施形態2の構成を示す図である。 本発明の光偏向装置を有する光スキャナの実施形態2の構成を示す図である。 従来の光偏向装置の可動部の変位を示す図である。
<実施形態1の構成>
図2を参照しながら、実施形態1の光偏向装置を有する画像表示装置の構成例について説明する。画像表示装置1は、LD駆動部15に接続された、赤色の光を射出する光源11R、緑色の光を射出する光源11G、青色の光を射出する光源11B、及び光源から射出された光をコリメートするコリメータ12R、12G、12Bを有する。
光源の先に設けられ、ダイクロックミラー等により光の合成を行う光路合成プリズム13は、反射面14R、14G、14Bを有する。反射面14Rは、青色の波長のレーザ光を反射する。反射面14Bは、赤色の波長のレーザ光を反射し、緑色、青色の波長のレーザ光を透過するダイクロイック膜が形成されている。反射面14Gは、緑色の波長のレーザ光を反射し、青色の波長のレーザ光を透過するダイクロイック膜が形成されている。
その先には光偏向装置2、及び投影面としてスクリーン19が設けられている。光偏向装置2には光偏向器駆動部18が接続されており、さらに、LD駆動部15及び光偏向器駆動部18に接続された制御部16、制御部16に接続された記憶部17を有する。
次に、光偏向装置2の構成について、図1を参照しながら説明する。図1に示すように、光偏向装置2は、枠体21、枠体21に備え付けられた蛇行状梁部22a及び22bを有している。また、蛇行状梁部22a及び22bには圧電部材23及び反射ミラー26が備え付けられている。
圧電部材23は、PZT(lead zirconate titanate:チタン酸ジルコン酸鉛)膜を用いて、スパッタリング法やゾルゲル液のスピンナーによる塗布形成法等で形成されている。
図1を参照しながら、反射ミラー26周辺の詳細な構成について説明する。反射ミラー26は、一対のトーションバー25によって蛇行状梁部22a及び22bに回転可能に支持されている。トーションバー25の端部は、それぞれ圧電カンチレバー24の一端に支持され、圧電カンチレバー24の他端はそれぞれ枠体21に支持されている。
<実施形態1の動作>
実施形態1の光偏向装置を有する画像表示装置の動作について説明する。光源11R、11G、11Bから射出された光は、コリメートレンズ12R、12G、12Bによってそれぞれ平行光にコリメートされる。具体的な例としては、赤色レーザとして波長640nm、緑色レーザとして波長52nm、青色レーザとして波長450nmの光源を用いる。
コリメートされたレーザ光は、光路合成プリズム13に入射する。光路合成プリズム13は、3本の光路を1つの光路に合成する。合成されたレーザ光は、光偏向装置2によって、入射されたレーザ光を2次元に走査させ、スクリーン19に画像を形成する。
コンバイナ等のスクリーン19への画像の形成は、光偏向装置2によるレーザ光の2次元光走査と、各レーザ光源の強度変調によって行われる。このとき、各光源の強度変調信号はLD駆動部15から送られ、光偏向装置2によるスクリーン19への光走査方向は、光偏向器駆動部18より送られる。画像を形成するためのLD駆動部15及び光偏向器駆動部18の制御は、制御部16で行われる。
以下、図1を参照しながら、主走査方向である水平方向の走査について説明する。圧電カンチレバー24を駆動することで、反射ミラー26を支持するトーションバー25にねじれが発生し、反射ミラー26がY軸周りに回転振動する。ここでは、圧電カンチレバー24には正弦波による駆動を行い、反射ミラー26の回転は機械的共振を利用することになる。具体的には、約2kHzの正弦波の電圧印加により、反射ミラー26がトーションバー25のねじれにより2kHzで回動することになる。反射ミラー26の回動角度に関しては、−15°〜+15°程度の回転が得られるように動作させる。
以下、図1を参照しながら、副走査方向である垂直方向の走査について説明する。まず、蛇行状梁部22a及び22bの蛇行した各梁部A及びBに独立に設けられた圧電部材23に、異なる電波波形を持つ2種類ののこぎり波による電圧を互い違いに1つおきに印加する。
これにより隣り合う梁部が異なる方向にたわみ、それが累積されて蛇行状梁部22a及び22bが駆動され、屈曲変形する。この屈曲変形が累積することで枠体21がX軸周りに回転し、これに応じて反射ミラー26もX軸周りに回転する。図5の実線aは梁部Aに印加される電圧を、破線bは梁部Bに印加される電圧を示している。図1の梁部A及び梁部Bに印加される電圧ののこぎり波のパターンは、1周期の立ち上がり時間と立ち下がり時間が互いに入れ替わったものである。
電圧印加パターンとしては、図5に示すように、図1に示す梁部Aと梁部Bへののこぎり波の位相をずらし、AB間での電圧の最大値の調整を行うことができる。このように、電圧毎に位相及び最大を個別に調整することが可能である。
このような非共振駆動によるラスタ走査は、例えば約60Hzののこぎり波により光走査させる。ただし、共振周波数との関係により、駆動周波数を数Hz程度シフトさせることも可能である。
このとき、まず印加電圧値に対しての歪量即ち圧電定数を測定しておき、さらに、梁部Aと梁部Bに対して印加する電圧ののこぎり波形を、圧電定数の電圧依存性に応じて修正し最適化した波形を印加して駆動させる。
以下に、圧電定数の測定及び印加電圧の最適化の手順について説明する。圧電部材に使用する圧電材料には、一般的に、前述したスパッタ法やゾルゲル法で成膜されたPZTが用いられるが、そのPZTは印加する電圧値に対して変位する量即ち圧電定数が異なる特性を持っている。
図4に示すのは、横軸に示す電圧を印加した場合の圧電定数を実験的に測定したデータの一例である。カンチレバー構造を作成し、印加した電圧値からレーザードップラー法で変位量を計測し、下記の数式に表1及び表2に示すパラメータ値を代入して、圧電定数d31を測定した。
Figure 0006311314
Figure 0006311314
Figure 0006311314
その特性をふまえ、図6のように、印加電圧の時間波形を電圧に対する圧電定数の変化率をもとに補正し、図7に示すような均一な速度で反射ミラー26が変位するようにする。なお、測定した印加電圧に対する圧電定数は、記憶部17に記憶されており、制御部16によって参照される。
<実施形態1の効果>
圧電部材23への電圧の印加により、蛇行状梁部22a及び22bが駆動する構成とすることで、X軸を中心とした垂直方向への光走査が、低電圧で可能となる。
PZTは電気−機械エネルギーの変換効率が他の圧電材料に比べると良好で、かつ前述の一般的な製法で安価で作成することができる。しかし、圧電定数が印加した電圧値によって一定ではないため、一定速度で変位を生じさせようとしても直線的な光走査を妨げてしまうことがあった。
そこで、前述のように、予め印加電圧に対する圧電定数を求めておくことで、ミラーの変位が直線的になるように電圧を印加することが可能となる。これにより、実施形態1のように、光偏向装置2を画像表示装置に用いた際に、明るさムラや画像パターン歪みをなくし、均一な画像表示が可能になる。また、駆動信号の最適化によって、均一な速度でミラーを変位させることが可能であることは、実験的に確かめられている。
また、実施形態1の方法を採用すれば、新たな検出デバイスを使うことや、複雑な信号処理等を行うことなく、駆動信号の調整のみによって均一な画像を得ることができる。
さらに、光偏向素子の製作プロセスにおいて発生する加工誤差、圧電材料のばらつきがわずかに生じる場合にも、電圧波形の調整機構によりその誤差を補償することができる。そのため、副走査方向の均一性向上ができると同時に、加工により発生する誤差の補償が可能になり、製造プロセスによる歩留まりを上げることもできる。
<実施形態2の構成>
図8から図10を参照しながら、実施形態2の構成例について説明する。図8に示すように、画像形成装置3は、光書き込みユニット4、記録紙31、現像手段32、帯電手段33、感光体ドラム34、クリーニング部35、定着手段36及び転写手段37を有する。
図8に示すように、光書き込みユニット4には、結像光学系5、集積回路41、光スキャナ42及び走査光学系6が含まれている。光スキャナ42は回路基板43に実装された状態で光書き込みユニット4に組み込まれている。光スキャナ42の構成は、実施形態1の光偏向装置2と同様である。また、図9に示すように、結像光学系5は光源駆動手段51、光源52、コリメートレンズ53より形成されている。また、走査光学系6は第1レンズ61及び第2レンズ62を含む。この構成により、光書き込みユニット4は光走査装置として機能している。
図10に示すように、光スキャナ42はパッケージ部材421に覆われている。パッケージ部材421の材料には、樹脂やセラミック等が用いられる。光スキャナ42の上下電極は駆動回路422と電気的に連結されている。
<実施形態2の動作>
以下、実施形態2の動作について説明する。図9に示すように、光源52から射出された光源駆動手段51の記録信号によって変調された1本又は複数本のレーザ光をコリメートレンズ53で平行光にした後、光スキャナ42によりレーザ光が偏向される。その後、第1レンズ61と第2レンズ62で、感光体ドラム34等のビーム走査面に、感光体ドラム34の軸方向に沿ってレーザ光を供給する。
この時、光スキャナ42には、図10に示す駆動回路422により、上下電極間に電圧が印加される。この時、光スキャナ42は実施例1の光偏向装置2と同様に動作する。
以降の動作について、図8を参照しながら説明する。レーザ光が供給された感光体ドラム34は、矢印方向に回転駆動され、帯電手段33により帯電された表面に供給されたレーザ光により静電潜像を形成される。
この静電潜像は現像手段32でトナー像に顕像化され、このトナー像は転写手段37で記録紙31に転写される。転写されたトナー像は定着手段36によって記録紙31に定着される。感光体ドラム34の転写手段37対向部を通過した感光体ドラム34の表面部分はクリーニング部35で残留トナーを除去される。
なお、感光体ドラム34に代えてベルト状の感光体を用いる構成も可能である。また、トナー像を記録紙以外の転写媒体に一旦転写し、この転写媒体からトナー像を記録紙に転写して定着させる構成とすることも可能である。
<実施形態2の効果>
実施形態2の光スキャナ42に備えられた図示しない反射ミラーは、回転多面鏡に比べ駆動のための消費電力が小さいため、画像形成装置の省電力化に有利である。反射ミラーのミラー基板の振動時の風切り音は回転多面鏡に比べ小さいため、画像形成装置の静粛性の改善に有利である。光走査装置は回転多面鏡に比べ設置スペースが圧倒的に少なくて済み、また、反射ミラーの発熱量もわずかであるため、小型化が容易であり、したがって画像形成装置の小型化に有利である。
なお、記録紙31の搬送機構、感光体ドラム34の駆動機構、現像手段32、転写手段37等の制御手段、光源部の駆動系等は、従来の画像形成装置と同様であるため図示していない。
なお、上記の実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例として、下記のような形態での実施が挙げられる。
実施形態1として、光偏向装置2によって2次元走査されたレーザ光がスクリーン19に投影される実施形態を示したが、スクリーンの代わりに拡散板を使用し、半透明板等使って虚像を形成するヘッドアップディスプレイへ適用しても良い。
また、実施形態1及び2では、主に光源としてRGBの3色を使用し2次元走査することによるカラー画像を投影することを想定しているが、レーザ光源を一つとすることでモノクロの画像を投影する場合にも適用可能である。
さらに、光偏向素子として、2軸走査可能な構成の説明を行ったが、図3に示すように、非共振によるラスタ走査のみの1次元光走査用の光偏向器にも適用可能である。
1 画像表示装置
11R、11G、11B 光源
12R、12G、12B コリメートレンズ
13 光路合成プリズム
14R、14G、14B 反射面
15 LD駆動部
16 制御部
17 記憶部
18 光偏向器駆動部
19 スクリーン
2 光偏向装置
21 枠体
22a、22b 蛇行状梁部
23 圧電部材
24 圧電カンチレバー
25 トーションバー
26 反射ミラー
3 画像形成装置
31 記録紙
32 現像手段
33 帯電手段
34 感光体ドラム
35 クリーニング部
36 定着手段
37 転写手段
4 光書き込みユニット
41 集積回路
42 光スキャナ
43 回路基板
5 結像光学系
51 光源駆動手段
52 光源
53 コリメートレンズ
6 走査光学系
61 第1レンズ
62 第2レンズ
特開2011−107505号公報

Claims (8)

  1. 複数の折り返し部を有し梁部が蛇行して形成された一対の蛇行状梁部と、
    前記蛇行状梁部を支持する枠体と、
    前記蛇行状梁部に支持された、光を反射し偏向させる反射面と、
    前記梁部の間にそれぞれ設けられた複数の圧電部材と、
    前記圧電部材に2種類の電圧波形の電圧を互い違いに印加し、前記蛇行状梁部の前記梁部を屈曲変形させる電圧印加手段と、
    を有し、
    前記反射面は、前記屈曲変形により回転振動させられ、
    前記電圧印加手段は、電圧に対する前記圧電定数の変化率をもとに、前記回転振動が一定の速度となるように前記2種類の電圧波形の電圧を調整することを特徴とする光偏向装置。
  2. 前記電圧印加手段は、
    前記2種類の電圧波形の電圧の最大値と位相を電圧毎に個別に調整することを特徴とする請求項1記載の光偏向装置。
  3. 前記圧電部材は、PZTで形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の光偏向装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の光偏向装置を有し、
    前記光偏向装置によって偏向された光を結像する結像光学系を有することを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項4に記載の光走査装置を有する画像表示装置であって、
    複数の異なる波長のレーザ光を射出する光源と、
    前記レーザ光の光路を一つに合成する光路合成手段と、
    前記光走査装置が前記光路合成手段によって合成されたレーザ光を走査し、画像を投影する投影面と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項4記載の光走査装置を有し、
    前記光走査装置によって光を走査され、潜像を形成する感光体を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から3のいずれか1項に記載の光偏向装置を有する画像表示装置であって、
    画像光を偏向する期間において前記回転振動が一定の速度となるように印加する電圧を調整することを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項1から3のいずれか1項に記載の光偏向装置を有する画像形成装置であって、
    画像光を偏向する期間において前記回転振動が一定の速度となるように印加する電圧を調整することを特徴とする画像形成装置。
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