JP6310370B2 - 函体接続補助装置 - Google Patents

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本発明は、複数の函体同士の接続を補助する函体接続補助装置に関する。
特許文献1は、鉄道、道路などの上部施設の下方の地盤中を横断するトンネル状の地下構造物を構築する方法の一例として、端部が開口した筒状の函体を複数用いて、これら函体を坑道内にて直列に並べて連結することで、トンネル状の地下構造物を構築することを開示している。
特許文献1では、トンネル状の地下構造物を構成する複数の函体のうち、坑道内に設置固定される第1の函体の後端部と、この第1の函体に向かって坑道内を進行する第2の函体の前端部との接続部分に函体ガイド装置が設けられている。函体ガイド装置はガイドレールと埋込部材とを備えている。ガイドレールは、第1の函体の両側面の接続部分側にそれぞれ取り付けられており、第2の函体の進行方向とは逆方向(すなわち後方)に突出している。埋込部材は、第2の函体の両側面の接続部分側に、この第2の函体の両側面に埋め込まれるようにしてそれぞれ設けられており、ガイドレールの内側面に当接可能である。
特開2009−215720号公報
しかしながら、特許文献1において、坑道内にて、第2の函体の軸方向(延在方向)がトンネル状の地下構造物の軸方向(延在方向)に対してずれた状態で、第2の函体を第1の函体に向かって前進させると、第1の函体の後端部に第2の函体の前端部が接触するに先立って、第1の函体の後端部のガイドレール間に第2の函体の前端部が嵌り込んで、第2の函体の更なる前進が難しく場合があった。それゆえ、この嵌り込みが発生した場合には、この嵌り込みを解消するために、第2の函体を一度後退させて第2の函体の姿勢を修正した上で第2の函体を再度前進させていた。従って、坑道内における函体同士の接続に手間を要していた。
本発明は、このような実状に鑑み、筒状の函体同士を接続する作業を効率良く行うことを目的とする。
そのため本発明は、少なくとも一端部が開口した筒状の函体に設けられて、複数の函体同士の接続を補助する函体接続補助装置であって、函体の他端側から一端側に向かう方向を第1の方向とし、かつ、函体の内周側から外周側に向かう方向を第2の方向とした場合において、基端部が函体の一端部の外周縁に取り付けられて、先端部が函体の一端部より第1の方向に突出する函体外側ガイド部材と、基端部が函体の一端部の内周縁に取り付けられて、先端部が函体の一端部より第1の方向に突出する函体内側ガイド部材と、を含んで構成される。函体外側ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、第1の方向に向かうほど第2の方向に傾斜する。函体内側ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、第1の方向に向かうほど第2の方向と反対の方向に傾斜する。函体は、函体の外周面を構成し、かつ、一端部に函体外側ガイド部材が設けられる第1板状部材と、函体の内周面を構成し、かつ、一端部に函体内側ガイド部材が設けられる第2板状部材と、第1板状部材と第2板状部材との間に配置されて両者に連結され、かつ、函体の周方向に延在する板状の主桁と、基端部が第1板状部材の一端部に固定されて先端部が第2板状部材側に突出し、かつ、函体の周方向に延在する第1端板と、基端部が第2板状部材の一端部に固定されて先端部が第1板状部材側に突出し、かつ、函体の周方向に延在する第2端板と、第1板状部材と第2板状部材との間に配置されて両者に連結され、かつ、主桁に対して交差する方向に延在する板状のダイアフラムと、を含んで構成される。
本発明によれば、函体外側ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、第1の方向に向かうほど第2の方向に傾斜する。また、函体内側ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、第1の方向に向かうほど第2の方向と反対の方向に傾斜する。これにより、函体同士の接続において、一方の函体の一端部に他方の函体の他端部を接近させるときに、一方の函体の一端部に設けられた函体外側ガイド部材の先端部と函体内側ガイド部材の先端部との間に他方の函体の他端部が入り込んで、これら先端部の傾斜面によって他方の函体の進行がガイドされるので、一方の函体の一端部に他方の函体の他端部をスムーズに接近させることができ、ひいては、函体同士を接続する作業を効率良く行うことができる。
複数のピースを筒状に組み立てた函体により構成されるトンネル状の地下構造物を示す斜視図である。 筒状の函体同士を接続する方法を示す部分図である。 本発明の一実施形態におけるトンネル状の地下構造物の断面図であり、函体外側ガイド部材及び函体内側ガイド部材の配置を示す図である。 同上実施形態における函体外側ガイド部材及び函体内側ガイド部材の概略構成を示す図である。 同上実施形態における筒状の函体の部分拡大図であり、第1〜第6ガイド部材の配置を示す図である。 同上実施形態における第1〜第6ガイド部材の概略構成を示す図である。 同上実施形態における函体の接続方法を示す図である。 同上実施形態における函体外側ガイド部材及び函体内側ガイド部材の配置の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、複数のピースを筒状に組み立てた函体により構成されるトンネル状の地下構造物を示す斜視図である。尚、説明の便宜上、図1に示すように、上下・前後・左右を規定して、以下説明する。
トンネル状の地下構造物(以下、「トンネル構造物1」と称する)は、矩形状の断面をなす1層2連構造である。トンネル構造物1は、鉄道、道路などの上部施設の下方の地盤中を横断するように構築される道路用のトンネル構造物である。
トンネル構造物1は、複数(図1では6個)の筒状の函体2(2a〜2f)により構成されている。
函体2は鋼製であり、前後方向の長さが2.5m程度であり、左右方向の長さが25m程度であり、上下方向の長さが10m程度である。函体2は、頂版21、底版22、左側の側壁23、右側の側壁24、及び中壁25を含んで構成される。函体2については、その頂版21、底版22、左側の側壁23、及び右側の側壁24によって矩形筒状の本体部27が形成される。本体部27は、その前面及び後面が開口している。本体部27の内部空間は中壁25によって仕切られて左右に分割されている。尚、函体2は、複数(図1では13個)のピース3を組み立てて形成されている。
複数の函体2は、トンネル構造物1の軸方向(延在方向)に沿って直列に並べられた状態で互いに接続されることで一体化される。尚、トンネル構造物1の構成や用途、函体2の構成や各寸法は前述に限らない。
トンネル構造物1は、例えば、上部施設の下方の地盤中を横断するように予め掘削形成された坑道(図示せず)の内部に構築され得る。ここで、坑道は、例えば、予め地盤に、坑道の両側に複数の矢板を打設し、これら矢板で挟まれた部分を掘削することによって形成される。また、矢板は、この矢板の表面から地盤に向かってグラウンドアンカーを打設することによって地盤に固定され得る。尚、坑道の底部には、函体2の移動用のレールが敷設され得る。
トンネル構造物1を構築するときには、まず、最前方の函体2aを坑道内に設置し、次に、坑道内にて、函体2aの後方に離隔配置された函体2bを函体2aの後端部に向かって前進させ、函体2aの後端部と函体2bの前端部とを接触させて接続する。同様にして函体2b〜2fを接続し、その後に、接続された函体2a〜2fの、後述するスキンプレート31、32間の空間内にコンクリートが打設されて、トンネル構造物1が構築される。このようにして、前後方向に延在するトンネル構造物1が構築される。ここで、図1と、後述する図3とは、このコンクリートの打設が終わった後のトンネル構造物1(函体2)を示している。
尚、トンネル構造物1の構築時に、坑道内にて函体2b〜2fを前進させる際には、いわゆる引込み工法が採用され得る。この引込み工法の一例では、複数の函体2b〜2fの後部に牽引ジャッキ(図示せず)を取り付け、坑道内の前側に予め設置固定した反力函体(例えば函体2a)をアンカーとして、PC鋼線等の牽引部材(図示せず)によって、複数の函体2b〜2fを後方から前方に牽引する。又は、坑道内にて函体2b〜2fを前進させる際には、いわゆる押込み工法が採用され得る。この押込み工法の一例では、坑道内に設置された推進ジャッキ(図示せず)により函体2b〜2fの各々を押圧することで、坑道内にて函体2b〜2fの各々を前進させることができる。
図2は、筒状の函体2同士を接続する方法を示す部分図である。詳しくは、図2(A)は、函体2aの頂版21と函体2bの頂版21とを接続する方法を示す図である。図2(B)は、函体2aの頂版21と函体2bの頂版21との接続部分における端板同士の接合状態を示す図である。
函体2の本体部27は、スキンプレート31、32と、主桁33と、端板34〜37と、ダイアフラム39とを含んで構成されている。
スキンプレート31は函体2の本体部27の外周面を構成する。スキンプレート32は函体2の本体部27の内周面を構成する。スキンプレート31、32は鋼板により形成される。
主桁33は鋼製の板状であり、スキンプレート31、32間に配置されて両者に連結されて、函体2の本体部27の周方向に延在する。
端板34〜37は鋼板により形成される。端板34は、その基端部がスキンプレート31の前端部に固定されて先端部がスキンプレート32側に突出しており、函体2の本体部27の周方向に延在している。端板35は、その基端部35b(図6(A)参照)がスキンプレート31の後端部に固定されて先端部35c(図6(A)参照)がスキンプレート32側に突出しており、函体2の本体部27の周方向に延在している。端板36は、その基端部がスキンプレート32の前端部に固定されて先端部がスキンプレート31側に突出しており、函体2の本体部27の周方向に延在している。端板37は、その基端部37b(図6(B)参照)がスキンプレート32の後端部に固定されて先端部37c(図6(B)参照)がスキンプレート31側に突出しており、函体2の本体部27の周方向に延在している。尚、端板34〜37には、複数のボルト挿入用の貫通孔34a〜37aが予め形成されている。
ここで、スキンプレート31が本発明の「第1板状部材」に対応する。また、スキンプレート32が本発明の「第2板状部材」に対応する。また、端板35が本発明の「第1端板」に対応する。また、端板37が本発明の「第2端板」に対応する。
ダイアフラム39は鋼製の板状であり、スキンプレート31、32の間に配置されて両者に連結されている。また、ダイアフラム39は、主桁33に対して交差する方向(図2(A)では直交する方向)に延在している。ここで、ダイアフラム39は、ピース3の撓みを抑制してピース3の工場製作時の構造形を保持するためにピース3に設けられるものであり、通常、主桁33の延在方向に沿って4〜5m程度のピッチでピース3に設けられる。
坑道内にて函体2bを函体2aに向かって前進させて、函体2bの前端部を函体2aの後端部に接続するときには、まず、函体2aの後端部の端板35、37の貫通孔35a、37aと函体2bの前端部の端板34、36の貫通孔34a、36aとが前後方向で互いに相対するようにして、函体2aの後端部の端板35、37と函体2bの前端部の端板34、36とを接触させる。次に、貫通孔34a〜37aに挿入されるボルト40及びナット41により、函体2aの後端部の端板35、37と函体2bの前端部の端板34、36とをボルト締結する(図2(B)参照)。このようにして、函体2bの前端部を函体2aの後端部に接続する。尚、函体2b〜2fの接続についても同様であるので、その説明を省略する。
ところで、本発明は、このような筒状の函体2同士の接続を精度良く、かつ、効率良く行うためになされたものである。以下、本発明の一実施形態における函体接続補助装置50の概略構成について、図3〜図6に基づいて説明する。
図3は、本発明の一実施形態におけるトンネル構造物1の断面図であり、函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70の配置を示す図である。図4は、函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70の概略構成を示す図である。詳しくは、図4(A)は、底版22の後端部に設けられた函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70の概略構成を示す図であり、図3のI−I断面に対応している。図4(B)は函体内側ガイド部材70の一例を示す図である。図5は、図2(A)の部分αの部分拡大背面図であり、第1ガイド部材110、第2ガイド部材120、第3ガイド部材130、第4ガイド部材140、第5ガイド部材150、及び第6ガイド部材160の配置を示す図である。図6(A)は第1ガイド部材110及び第2ガイド部材120の概略構成を示す図であり、図5のII−II断面に対応している。図6(B)は第3ガイド部材130及び第4ガイド部材140の概略構成を示す図であり、図5のIII−III断面に対応している。図6(C)は第5ガイド部材150及び第6ガイド部材160の概略構成を示す図であり、図5のIV−IV断面に対応している。図6(D)は、第1ガイド部材110の一例を示す図である。
ここで、本実施形態における「函体2の後端(部)」が本発明の「函体の一端(部)」に対応する。また、本実施形態における「函体2の前端(部)」が本発明の「函体の他端(部)」に対応する。また、本実施形態における「函体2の前端側から後端側に向かう方向」が本発明の「第1の方向」に対応する。また、本実施形態における「函体2の本体部27の内周側から外周側に向かう方向」が本発明の「第2の方向」に対応する。尚、「第1の方向」は、坑道内における函体2の前進方向と反対の方向(すなわち坑道内における函体2の後退方向)に略一致する。
函体接続補助装置50は函体2の後端部に設けられる。函体接続補助装置50は、複数(図3では11個)の函体外側ガイド部材60と、複数(図3では8個)の函体内側ガイド部材70と、複数の第1ガイド部材110と、複数の第2ガイド部材120と、複数の第3ガイド部材130と、複数の第4ガイド部材140と、複数の第5ガイド部材150と、複数の第6ガイド部材160とを含んで構成される。尚、函体接続補助装置50を構成する各ガイド部材の個数は図示のものに限らない。
図3及び図4(A)に示すように、函体外側ガイド部材60は、その基端部60aが函体2の本体部27の後端部の外周縁(外周面の後縁部)に着脱可能にボルト等により取り付けられて、先端部60bが函体2の本体部27の後端部より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。換言すれば、函体外側ガイド部材60は、その基端部60aがスキンプレート31の函体外側の表面の後端部にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部60bがスキンプレート31の後端部及び端板35より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。
函体外側ガイド部材60の先端部60bは、その函体接触側(接続される函体2の本体部27が接触可能な側)の少なくとも一部に傾斜面61を有する。この傾斜面61は、後方に向かうほど函体2の本体部27の外周面から離れるように傾斜している(すなわち前述の第1の方向に向かうほど前述の第2の方向に傾斜している)。例えば、図4(A)に示すように、函体2の底版22に設けられた函体外側ガイド部材60の先端部60bの傾斜面61は、後方に向かうほど函体2の本体部27の外周面から離れるように下方に傾斜している。また、函体外側ガイド部材60の先端部60bは、後方に向かって先細りとなる断面形状となっている。
本実施形態では、複数(図3では11個)の函体外側ガイド部材60が、函体2の本体部27の外周に沿って互いに間隔を空けて並ぶように配置されている。
函体内側ガイド部材70は、その基端部70aが函体2の本体部27の後端部の内周縁(内周面の後縁部)にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部70bが函体2の本体部27の後端部より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。換言すれば、函体内側ガイド部材70は、その基端部70aがスキンプレート32の函体内側の表面の後端部にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部70bがスキンプレート32の後端部及び端板37より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。
函体内側ガイド部材70の先端部70bは、その函体接触側(接続される函体2の本体部27が接触可能な側)の少なくとも一部に傾斜面71を有する。この傾斜面71は、後方に向かうほど函体2の本体部27の内周面から離れるように傾斜している(すなわち前述の第1の方向に向かうほど前述の第2の方向と反対の方向に傾斜している)。例えば、図4(A)に示すように、函体2の底版22に設けられた函体内側ガイド部材70の先端部70bの傾斜面71は、後方に向かうほど函体2の本体部27の内周面から離れるように上方に傾斜している。また、函体内側ガイド部材70の先端部70bは、後方に向かって先細りとなる断面形状となっている。
本実施形態では、複数(図では6個)の函体内側ガイド部材70が、函体2の本体部27の内周に沿って互いに間隔を空けて並ぶように配置されている。
本実施形態では、函体2の中壁25にも一対の函体内側ガイド部材70が設けられている。これら一対の函体内側ガイド部材70は中壁25を挟んで互いに相対している。これら一対の函体内側ガイド部材70は、各々の基端部70aが中壁25の左右両側面の後端部にそれぞれボルト等により着脱可能に取り付けられて、各々の先端部70bが中壁25の後端部より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。これら一対の函体内側ガイド部材70にも、各々の先端部70bの函体接触側(接続される函体2の中壁25が接触可能な側)の少なくとも一部に、互いに相対する傾斜面71が形成されている。この相対する傾斜面71間の距離は、後方に向かうほど大きくなる(すなわち拡幅する)。尚、これら一対の函体内側ガイド部材70は、互いに相対することなく、ずれた位置となるように、中壁25の左右両側面の後端部にそれぞれボルト等により着脱可能に取り付けられてもよい。
図4(B)に示すように、函体内側ガイド部材70については、例えば、H形鋼72の一部を傾斜面71に対応するように斜めに切断し、この切断面に鋼板73を溶接取り付けすることで形成され得る。これにより、鋼板73の外面が函体内側ガイド部材70の傾斜面71として機能する。函体外側ガイド部材60についても、函体内側ガイド部材70と同様に、H形鋼と鋼板とにより形成され得る。
尚、函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70については、複数の鋼板を溶接により組み立てることで形成してもよい。また、後述する第1〜第6ガイド部材110〜160と同様に、CT形鋼と鋼板とにより形成されてもよい。
本実施形態では、図4(A)に示すように、函体外側ガイド部材60の先端から函体2の後端部までの距離(換言すれば、函体外側ガイド部材60の先端からスキンプレート31の後端部及び端板35までの距離)L1は、函体内側ガイド部材70の先端から函体2の後端部までの距離(換言すれば、函体内側ガイド部材70の先端からスキンプレート32の後端部及び端板37までの距離)L2と異なっている。特に本実施形態では、函体外側ガイド部材60の先端から函体2の後端部までの距離L1は、函体内側ガイド部材70の先端から函体2の後端部までの距離L2よりも長い。本実施形態では、距離L1と距離L2との差(距離L3)は、例えば40mm程度である。ここで、函体外側ガイド部材60の傾斜面61については、前述の距離L3を含む領域をカバーする寸法であることが好ましい。
尚、本実施形態では、函体外側ガイド部材60の先端から函体2の後端部までの距離L1が、函体内側ガイド部材70の先端から函体2の後端部までの距離L2よりも長いが、これに代えて、函体外側ガイド部材60の先端から函体2の後端部までの距離L1が、函体内側ガイド部材70の先端から函体2の後端部までの距離L2よりも短くてもよい。
図5及び図6(A)に示すように、第1ガイド部材110は、その基端部110aがスキンプレート31の後端部にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部110bがスキンプレート31の後端部より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。詳しくは、第1ガイド部材110は、その基端部110aがスキンプレート31の函体外側の表面の後端部にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部110bがスキンプレート31の後端部及び端板35より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。
第1ガイド部材110の先端部110bは、その函体接触側(接続される函体2のスキンプレート31及び/又は端板34が接触可能な側)の少なくとも一部に傾斜面111を有する。この傾斜面111は、後方に向かうほどスキンプレート31の函体外側の表面から離れるように傾斜している(すなわち前述の第1の方向に向かうほど前述の第2の方向に傾斜している)。例えば、図6(A)に示すように、函体2の頂版21に設けられた第1ガイド部材110の先端部110bの傾斜面111は、後方に向かうほどスキンプレート31の函体外側の表面から離れるように上方に傾斜している。また、第1ガイド部材110の先端部110bは、後方に向かって先細りとなる断面形状となっている。
本実施形態では、複数の第1ガイド部材110が、函体2の本体部27の外周に沿って互いに間隔を空けて並ぶように配置されている。
第2ガイド部材120は、その基端部120aが端板35の先端部35cにボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部120bが端板35の先端部35cより後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。
第2ガイド部材120の先端部120bは、その函体接触側(接続される函体2の端板34が接触可能な側)の少なくとも一部に傾斜面121を有する。この傾斜面121は、後方に向かうほど端板35の先端部35cから函体内側に離れるように傾斜している(すなわち前述の第1の方向に向かうほど前述の第2の方向と反対の方向に傾斜している)。例えば、図6(A)に示すように、函体2の頂版21に設けられた第2ガイド部材120の先端部120bの傾斜面121は、後方に向かうほど端板35の先端部35cから函体内側に離れるように下方に傾斜している。また、第2ガイド部材120の先端部120bは、後方に向かって先細りとなる断面形状となっている。
本実施形態では、第1ガイド部材110と第2ガイド部材120とがスキンプレート31及び端板35を挟んで互いに相対している。相対する傾斜面111、121間の距離は、後方に向かうほど大きくなる(すなわち拡幅する)。尚、第1ガイド部材110と第2ガイド部材120とは、互いに相対することなく、ずれた位置となるように、スキンプレート31の函体外側の表面及び端板35の先端部35cにそれぞれボルト等により着脱可能に取り付けられてもよい。
本実施形態では、第1ガイド部材110の先端から端板35までの距離L4と、第2ガイド部材120の先端から端板35までの距離L5との両方が、函体外側ガイド部材60の先端からスキンプレート31の後端部までの距離L1よりも短く、かつ、函体内側ガイド部材70の先端からスキンプレート32の後端部までの距離L2よりも短い(図4(A)参照)。尚、前述の距離L4と距離L5との少なくとも一方が前述の距離L1、L2よりも短くなるように第1ガイド部材110及び第2ガイド部材120の寸法を設定してもよい。また、距離L4、L5と距離L2との差は、例えば40mm程度であることが好ましい。
図5及び図6(B)に示すように、第3ガイド部材130は、その基端部130aがスキンプレート32の後端部にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部130bがスキンプレート32の後端部より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。詳しくは、第3ガイド部材130は、その基端部130aがスキンプレート32の函体内側の表面の後端部にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部130bがスキンプレート32の後端部及び端板37より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。
第3ガイド部材130の先端部130bは、その函体接触側(接続される函体2のスキンプレート32及び/又は端板36が接触可能な側)の少なくとも一部に傾斜面131を有する。この傾斜面131は、後方に向かうほどスキンプレート32の函体内側の表面から離れるように傾斜している(すなわち前述の第1の方向に向かうほど前述の第2の方向と反対の方向に傾斜している)。例えば、図6(B)に示すように、函体2の頂版21に設けられた第3ガイド部材130の先端部130bの傾斜面131は、後方に向かうほどスキンプレート32の函体内側の表面から離れるように下方に傾斜している。また、第3ガイド部材130の先端部130bは、後方に向かって先細りとなる断面形状となっている。
本実施形態では、複数の第3ガイド部材130が、函体2の本体部27の内周に沿って互いに間隔を空けて並ぶように配置されている。
第4ガイド部材140は、その基端部140aが端板37の先端部37cにボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部140bが端板37の先端部37cより後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。
第4ガイド部材140の先端部140bは、その函体接触側(接続される函体2の端板36が接触可能な側)の少なくとも一部に傾斜面141を有する。この傾斜面141は、後方に向かうほど端板37の先端部37cから函体外側に離れるように傾斜している(すなわち前述の第1の方向に向かうほど前述の第2の方向に傾斜している)。例えば、図6(B)に示すように、函体2の頂版21に設けられた第4ガイド部材140の先端部140bの傾斜面141は、後方に向かうほど端板37の先端部37cから函体外側に離れるように上方に傾斜している。また、第4ガイド部材140の先端部140bは、後方に向かって先細りとなる断面形状となっている。
本実施形態では、第3ガイド部材130と第4ガイド部材140とがスキンプレート32及び端板37を挟んで互いに相対している。相対する傾斜面131、141間の距離は、後方に向かうほど大きくなる(すなわち拡幅する)。尚、第3ガイド部材130と第4ガイド部材140とは、互いに相対することなく、ずれた位置となるように、スキンプレート32の函体内側の表面及び端板37の先端部37cにそれぞれボルト等により着脱可能に取り付けられてもよい。
本実施形態では、第3ガイド部材130の先端から端板37までの距離L6と、第4ガイド部材140の先端から端板37までの距離L7との両方が、函体外側ガイド部材60の先端からスキンプレート31の後端部までの距離L1よりも短く、かつ、函体内側ガイド部材70の先端からスキンプレート32の後端部までの距離L2よりも短い(図4(A)参照)。尚、前述の距離L6と距離L7との少なくとも一方が前述の距離L1、L2よりも短くなるように第3ガイド部材130及び第4ガイド部材140の寸法を設定してもよい。また、距離L6、L7と距離L2との差は、例えば40mm程度であることが好ましい。
図5及び図6(C)に示すように、第5ガイド部材150は、その基端部150aがダイアフラム39の後端部の第1面39a側にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部150bがダイアフラム39の後端部より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。
第6ガイド部材160は、その基端部160aがダイアフラム39の後端部の第2面39b側にボルト等により着脱可能に取り付けられて、先端部160bがダイアフラム39の後端部より後方に(すなわち前述の第1の方向に)突出している。
ここで、ダイアフラム39の第2面39b側から第1面39a側に向かう方向を「第3の方向」とする。
第5ガイド部材150の先端部150bは、その函体接触側(接続される函体2のダイアフラム39が接触可能な側)の少なくとも一部に傾斜面151を有する。例えば、図6(C)に示すように、函体2の頂版21のダイアフラム39の第1面39a(すなわち左側面)に設けられた第5ガイド部材150の傾斜面151は、後方に向かうほど左方向に傾斜している(すなわち前述の第1の方向に向かうほど前述の第3の方向に傾斜している)。また、第5ガイド部材150の先端部150bは、後方に向かって先細りとなる断面形状となっている。
第6ガイド部材160の先端部160bは、その函体接触側(接続される函体2のダイアフラム39が接触可能な側)の少なくとも一部に傾斜面161を有する。例えば、図6(C)に示すように、函体2の頂版21のダイアフラム39の第2面39b(すなわち右側面)に設けられた第6ガイド部材160の傾斜面161は、後方に向かうほど右方向に傾斜している(すなわち前述の第1の方向に向かうほど前述の第3の方向と反対の方向に傾斜している)。また、第6ガイド部材160の先端部160bは、後方に向かって先細りとなる断面形状となっている。
本実施形態では、第5ガイド部材150と第6ガイド部材160とがダイアフラム39を挟んで互いに相対している。相対する傾斜面151、161間の距離は、後方に向かうほど大きくなる(すなわち拡幅する)。尚、第5ガイド部材150と第6ガイド部材160とは、互いに相対することなく、ずれた位置となるように、ダイアフラム39の第1面39a及び第2面39bにそれぞれボルト等により着脱可能に取り付けられてもよい。
本実施形態では、第5ガイド部材150の先端からダイアフラム39の後端部までの距離L8と、第6ガイド部材160の先端からダイアフラム39の後端部までの距離L9との両方が、函体外側ガイド部材60の先端からスキンプレート31の後端部までの距離L1よりも短く、かつ、函体内側ガイド部材70の先端からスキンプレート32の後端部までの距離L2よりも短い(図4(A)参照)。尚、前述の距離L8と距離L9との少なくとも一方が前述の距離L1、L2よりも短くなるように第5ガイド部材150及び第6ガイド部材160の寸法を設定してもよい。また、距離L8、L9と距離L2との差は、例えば40mm程度であることが好ましい。
図6(D)に示すように、第1ガイド部材110については、例えば、CT形鋼112の一部を傾斜面111に対応するように斜めに切断し、この切断面に鋼板113を溶接取り付けすることで形成され得る。これにより、鋼板113の外面が第1ガイド部材110の傾斜面111として機能する。第2ガイド部材120、第3ガイド部材130、第4ガイド部材140、第5ガイド部材150、及び第6ガイド部材160についても、第1ガイド部材110と同様に、CT形鋼と鋼板とにより形成され得る。また、第1〜第6ガイド部材110〜160については、複数の鋼板を溶接により組み立てることで形成してもよい。また、前述の函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70と同様に、H形鋼と鋼板とにより形成されてもよい。
尚、函体2の中壁25が、本体部27の側壁23、24と同様に、左右一対のスキンプレートと、上下方向に延びる主桁と、複数の板状のダイアフラムと、複数の端板とを含んで構成される場合には、中壁25に前述の第1〜第6ガイド部材110〜160を設けることが可能であることは言うまでもない。
次に、本実施形態における函体の接続方法について、図7を用いて説明する。
図7は、坑道内にて函体2aに向かって函体2bを前進させて両者を接続する方法を示す図である。尚、図示簡略化のため、図7には、函体接続補助装置50として、側壁23、24に設けられた函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70のみを図示している。
坑道内には函体2aが予め設置されている。函体2aの後端部には、函体接続補助装置50が設けられている。すなわち、函体2aの後端部には、函体外側ガイド部材60、函体内側ガイド部材70、第1〜第6ガイド部材110〜160が設けられている。
坑道内における函体2aの後方に離隔配置された函体2bを、前述の引込み工法又は押込み工法を用いて函体2aに向かって前進させる。
この前進により、図7(A)に示すように、まず、函体2bの前端部が、函体外側ガイド部材60に接触する。函体2bの前端部を函体外側ガイド部材60に接触させながら所定位置まで函体2bを前進させる。この所定位置までの前進では、函体2bの前進が函体外側ガイド部材60によってガイドされる。ここで、所定位置とは、函体2bの前端部が函体内側ガイド部材70に接触する手前に予め設定された位置である。
次に、図7(B)に示すように、函体内側ガイド部材70に沿って函体2bを更に前進させる。この前進では、函体2bの前進が函体外側ガイド部材60と函体内側ガイド部材70とによってガイドされる。
この函体2bの前進が進み、函体2bの前端部が函体2aの後端部に近づくと(図7(C)参照)、函体2bの前進が第1〜第6ガイド部材110〜160によってガイドされる。このとき、函体2bを前進させながら、第1〜第6ガイド部材110〜160によって、函体2aのスキンプレート31、32、端板35、37及びダイアフラム39の後端部と、函体2bのスキンプレート31、32、端板34、36及びダイアフラム39の前端部との相対的な位置合わせを行うことができるので、函体2aに対する函体2bの位置合わせを精度良く、かつ、効率良く行うことができる。
このようにして、函体2aの端板35、37の貫通孔35a、37aと函体2bの端板34、36の貫通孔34a、36aとを前後方向で互いに相対させつつ、函体2aの端板35、37と函体2bの端板34、36とを接触させた後に、前述のように、ボルト40及びナット41を用いて、函体2aの端板35、37と函体2bの端板34、36とをボルト締結する。尚、函体2b〜2fの接続についても同様であるので、その説明を省略する。
本実施形態によれば、函体接続補助装置50は、少なくとも後端部(一端部)が開口した筒状の函体2に設けられて、複数の函体2同士の接続を補助する。函体接続補助装置50は、函体2の前端側(他端側)から後端側(一端側)に向かう方向を第1の方向とし、かつ、函体2の本体部27の内周側から外周側に向かう方向を第2の方向とした場合において、基端部60aが函体2の本体部27の後端部の外周縁に取り付けられて、先端部60bが函体2の後端部より前記第1の方向に突出する函体外側ガイド部材60と、基端部70aが函体2の本体部27の後端部の内周縁に取り付けられて、先端部70bが函体2の後端部より前記第1の方向に突出する函体内側ガイド部材70と、を含んで構成される。函体外側ガイド部材60の先端部60bは、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向に傾斜し(傾斜面61)、函体内側ガイド部材70の先端部70bは、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向と反対の方向に傾斜する(傾斜面71)。これにより、例えば函体2aと函体2bとの接続において、函体2aの後端部に函体2bの前端部を接近させるときに、函体2aの後端部に設けられた函体外側ガイド部材60の先端部60bと函体内側ガイド部材70の先端部70bとの間に函体2bの前端部が入り込んで、これら先端部60b、70bの傾斜面61、71によって函体2bの進行がガイドされるので、函体2aの後端部に函体2bの前端部をスムーズに接近させることができ、ひいては、函体2aと函体2bとを接続する作業を効率良く行うことができる。
また本実施形態によれば、函体外側ガイド部材60の先端から函体2の後端部までの距離L1が、函体内側ガイド部材70の先端から函体2の後端部までの距離L2と異なる。これにより、函体外側ガイド部材60と函体内側ガイド部材70とのいずれか一方でまず函体2の前進をガイドし、次に函体外側ガイド部材60と函体内側ガイド部材70との両方を用いて函体2の前進をガイドすることができるので、接続される函体2間のずれを段階的に効率良く修正することができる。
また本実施形態によれば、函体外側ガイド部材60の先端から函体2の後端部までの距離L1が、函体内側ガイド部材70の先端から函体2の後端部までの距離L2よりも長い。これにより、まず函体外側ガイド部材60を用いて函体2の前進をガイドし、次に函体外側ガイド部材60と函体内側ガイド部材70との両方を用いて函体2の前進をガイドすることができるので、接続される函体2間のずれを段階的に効率良く修正することができる。
また本実施形態によれば、複数の函体外側ガイド部材60が、函体2の本体部27の外周に沿って互いに間隔を空けて並ぶように配置される。これにより、接続される函体2間のずれを函体2の周方向で複数箇所にて修正することができる。
また本実施形態によれば、複数の函体内側ガイド部材70が、函体2の本体部27の内周に沿って互いに間隔を空けて並ぶように配置される。これにより、接続される函体2間のずれを函体2の周方向で複数箇所にて修正することができる。
また本実施形態によれば、函体2は、函体2の本体部27の外周面を構成し、かつ、後端部(一端部)に函体外側ガイド部材60が設けられるスキンプレート31(第1板状部材)と、函体2の本体部27の内周面を構成し、かつ、後端部に函体内側ガイド部材70が設けられるスキンプレート32(第2板状部材)と、スキンプレート31、32間に配置されて両者に連結され、かつ、函体2の本体部27の周方向に延在する板状の主桁33と、基端部35bがスキンプレート31の後端部に固定されて先端部35cがスキンプレート32側に突出し、かつ、函体2の本体部27の周方向に延在する端板35(第1端板)と、基端部37bがスキンプレート32の後端部に固定されて先端部37cがスキンプレート31側に突出し、かつ、函体2の本体部27の周方向に延在する端板37(第2端板)と、スキンプレート31、32間に配置されて両者に連結され、かつ、主桁33に対して交差する方向に延在する板状のダイアフラム39と、を含んで構成される。この構成の函体2について、スキンプレート31、32間の空間内にコンクリートを打設することにより、強固なトンネル構造物1を構築することができる。
また本実施形態によれば、函体接続補助装置50は、基端部110aがスキンプレート31(第1板状部材)の後端部(一端部)に取り付けられて、先端部110bがスキンプレート31の後端部より前記第1の方向に突出する第1ガイド部材110と、基端部120aが端板35(第1端板)の先端部35cに取り付けられて、先端部120bが端板35の先端部35cより前記第1の方向に突出する第2ガイド部材120と、を更に含んで構成される。第1ガイド部材110の先端部110bは、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向に傾斜し(傾斜面111)、第2ガイド部材120の先端部120bは、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向と反対の方向に傾斜する(傾斜面121)。これにより、例えば函体2aと函体2bとの接続において、函体2aの後端部に函体2bの前端部を接近させるときに、函体2aの後端部に設けられた第1ガイド部材110の先端部110bと第2ガイド部材120の先端部120bとの間に函体2bのスキンプレート31及び端板34が入り込んで、これら先端部110b、120bの傾斜面111、121によって函体2bのスキンプレート31及び端板34の進行がガイドされるので、函体2aのスキンプレート31及び端板35に函体2bのスキンプレート31及び端板34をスムーズに接近させることができ、ひいては、函体2aと函体2bとを接続する作業を効率良く行うことができる。
また本実施形態によれば、第1ガイド部材110の先端から端板35までの距離L4と、第2ガイド部材120の先端から端板35までの距離L5との少なくとも一方が、函体外側ガイド部材60の先端からスキンプレート31までの距離L1よりも短く、かつ、函体内側ガイド部材70の先端からスキンプレート32の後端部までの距離L2よりも短い。これにより、函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70を用いて函体2の前進のガイドを行った後に、接続される函体2の相互間の最終的な位置合わせを第1ガイド部材110及び第2ガイド部材120によってスムーズに行うことができる。
また本実施形態によれば、函体接続補助装置50は、基端部130aがスキンプレート32(第2板状部材)の後端部(一端部)に取り付けられて、先端部130bがスキンプレート32の後端部より前記第1の方向に突出する第3ガイド部材130と、基端部140aが端板37(第2端板)の先端部37cに取り付けられて、先端部140bが端板37の先端部37cより前記第1の方向に突出する第4ガイド部材140と、を更に含んで構成される。第3ガイド部材130の先端部130bは、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向と反対の方向に傾斜し(傾斜面131)、第4ガイド部材140の先端部140bは、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向に傾斜する(傾斜面141)。これにより、例えば函体2aと函体2bとの接続において、函体2aの後端部に函体2bの前端部を接近させるときに、函体2aの後端部に設けられた第3ガイド部材130の先端部130bと第4ガイド部材140の先端部140bとの間に函体2bのスキンプレート32及び端板36が入り込んで、これら先端部130b、140bの傾斜面131、141によって函体2bのスキンプレート32及び端板36の進行がガイドされるので、函体2aのスキンプレート32及び端板37に函体2bのスキンプレート32及び端板36をスムーズに接近させることができ、ひいては、函体2aと函体2bとを接続する作業を効率良く行うことができる。
また本実施形態によれば、第3ガイド部材130の先端から端板37までの距離L6と、第4ガイド部材140の先端から端板37までの距離L7との少なくとも一方が、函体外側ガイド部材60の先端からスキンプレート31までの距離L1よりも短く、かつ、函体内側ガイド部材70の先端からスキンプレート32までの距離L2よりも短い。これにより、函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70を用いて函体2の前進のガイドを行った後に、接続される函体2の相互間の最終的な位置合わせを第3ガイド部材130及び第4ガイド部材140によってスムーズに行うことができる。
また本実施形態によれば、函体接続補助装置50は、基端部150aがダイアフラム39の後端部(一端部)の第1面39a側に取り付けられて、先端部150bがダイアフラム39の後端部より前記第1の方向に突出する第5ガイド部材150と、基端部160aがダイアフラム39の後端部の第2面39b側に取り付けられて、先端部160bがダイアフラム39の後端部より前記第1の方向に突出する第6ガイド部材160と、を更に含んで構成される。ダイアフラム39の第2面39b側から第1面39a側に向かう方向を第3の方向とした場合において、第5ガイド部材150の先端部150bは、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第3の方向に傾斜し(傾斜面151)、第6ガイド部材160の先端部160bは、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第3の方向と反対の方向に傾斜する(傾斜面161)。これにより、例えば函体2aと函体2bとの接続において、函体2aの後端部に函体2bの前端部を接近させるときに、函体2aの後端部に設けられた第5ガイド部材150の先端部150bと第6ガイド部材160の先端部160bとの間に函体2bのダイアフラム39の前端部が入り込んで、これら先端部150b、160bの傾斜面151、161によって函体2bのダイアフラム39の進行がガイドされるので、函体2aのダイアフラム39の後端部に函体2bのダイアフラム39の前端部をスムーズに接近させることができる。
また本実施形態によれば、第5ガイド部材150の先端からダイアフラム39の後端部までの距離L8と、第6ガイド部材160の先端からダイアフラム39の後端部までの距離L9との少なくとも一方が、函体外側ガイド部材60の先端からスキンプレート31までの距離L1よりも短く、かつ、函体内側ガイド部材70の先端からスキンプレート32の後端部までの距離L2よりも短い。これにより、函体外側ガイド部材60及び函体内側ガイド部材70を用いて函体2の前進のガイドを行った後に、接続される函体2の相互間の最終的な位置合わせを第5ガイド部材150及び第6ガイド部材160によってスムーズに行うことができる。
また本実施形態によれば、函体外側ガイド部材60、函体内側ガイド部材70、及び、第1〜第6ガイド部材110〜160のうち少なくとも1つは、被取付部材(スキンプレート31、32、端板35、37、ダイアフラム39)に着脱可能に取り付けられる。これにより、函体2同士の接続が完了した後にこれらガイド部材を取り外して他の函体2の接続用として再利用することができる。
尚、本実施形態では、図3に示すように、函体外側ガイド部材60と函体内側ガイド部材70とが函体2の本体部27を挟んで互いに相対していない例を挙げて説明したが、この他、図8に示す変形例のように、函体外側ガイド部材60と函体内側ガイド部材70とが函体2の本体部27を挟んで互いに相対してもよい。この場合には、相対する函体外側ガイド部材60の傾斜面61と函体内側ガイド部材70の傾斜面71との間の距離は、後方に向かうほど大きくなる(すなわち拡幅する)。
また、本実施形態では、トンネル構造物1の構築時に、函体2a〜2fを1個ずつ順に接続しているが、函体2a〜2fの接続形態はこれに限らない。例えば、函体2aと函体2bとを第1ユニットとし、函体2cと函体2dとを第2ユニットとし、函体2eと函体2fとを第3ユニットとして、これら第1〜第3ユニットの各々を坑道内で組み立てて一体化した後に、第1〜第3ユニットを順に接続して、トンネル構造物1を構築してもよい。
また、本実施形態における第1〜第4ガイド部材110〜140と同様の構成のガイド部材を、函体2の周方向で隣接するピース3同士の接続部分に設けてもよい。また、本実施形態における第5及び第6ガイド部材150、160と同様の構成のガイド部材を、函体2の周方向で隣接するピース3の主桁同士の接続部分に設けてもよい。
また、本実施形態では函体2が鋼製であるが、函体2の構成はこれに限らず、例えば、函体2がコンクリート製であってもよい。
また、本実施形態では、函体接続補助装置50が設けられる函体2がトンネル構造物1を構成しているが、函体2が構成する構造物はこれに限らない。例えば、函体2が浮体構造、橋桁などの大型構造物を構成してもよい。
また、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 トンネル構造物
2、2a〜2f 筒状函体
3 ピース
21 頂版
22 底版
23、24 側壁
25 中壁
27 本体部
31、32 スキンプレート
33 主桁
34〜37 端板
34a〜37a 貫通孔
35b、37b 基端部
35c、37c 先端部
39 ダイアフラム
39a 第1面
39b 第2面
40 ボルト
41 ナット
50 函体接続補助装置
60 函体外側ガイド部材
60a、70a 基端部
60b、70b 先端部
61、71 傾斜面
70 函体内側ガイド部材
72 H形鋼
73 鋼板
110 第1ガイド部材
110a、120a、130a、140a、150a、160a 基端部
110b、120b、130b、140b、150b、160b 先端部
111、121、131、141、151、161 傾斜面
112 CT形鋼
113 鋼板
120 第2ガイド部材
130 第3ガイド部材
140 第4ガイド部材
150 第5ガイド部材
160 第6ガイド部材

Claims (12)

  1. 少なくとも一端部が開口した筒状の函体に設けられて、複数の前記函体同士の接続を補助する函体接続補助装置であって、前記函体の他端側から一端側に向かう方向を第1の方向とし、かつ、前記函体の内周側から外周側に向かう方向を第2の方向とした場合において、
    基端部が前記函体の一端部の外周縁に取り付けられて、先端部が前記函体の一端部より前記第1の方向に突出する函体外側ガイド部材と、
    基端部が前記函体の一端部の内周縁に取り付けられて、先端部が前記函体の一端部より前記第1の方向に突出する函体内側ガイド部材と、
    を含んで構成され、
    前記函体外側ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向に傾斜し、
    前記函体内側ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向と反対の方向に傾斜し、
    前記函体は、
    前記函体の外周面を構成し、かつ、一端部に前記函体外側ガイド部材が設けられる第1板状部材と、
    前記函体の内周面を構成し、かつ、一端部に前記函体内側ガイド部材が設けられる第2板状部材と、
    前記第1板状部材と前記第2板状部材との間に配置されて両者に連結され、かつ、前記函体の周方向に延在する板状の主桁と、
    基端部が前記第1板状部材の一端部に固定されて先端部が前記第2板状部材側に突出し、かつ、前記函体の周方向に延在する第1端板と、
    基端部が前記第2板状部材の一端部に固定されて先端部が前記第1板状部材側に突出し、かつ、前記函体の周方向に延在する第2端板と、
    前記第1板状部材と前記第2板状部材との間に配置されて両者に連結され、かつ、前記主桁に対して交差する方向に延在する板状のダイアフラムと、
    を含んで構成される、函体接続補助装置。
  2. 前記函体外側ガイド部材の先端から前記函体の一端部までの距離が、前記函体内側ガイド部材の先端から前記函体の一端部までの距離と異なる、請求項1に記載の函体接続補助装置。
  3. 前記函体外側ガイド部材の先端から前記函体の一端部までの距離が、前記函体内側ガイド部材の先端から前記函体の一端部までの距離よりも長い、請求項1又は請求項2に記載の函体接続補助装置。
  4. 複数の前記函体外側ガイド部材が、前記函体の外周に沿って互いに間隔を空けて並ぶように配置される、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の函体接続補助装置。
  5. 複数の前記函体内側ガイド部材が、前記函体の内周に沿って互いに間隔を空けて並ぶように配置される、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の函体接続補助装置。
  6. 基端部が前記第1板状部材の一端部に取り付けられて、先端部が前記第1板状部材の一端部より前記第1の方向に突出する第1ガイド部材と、
    基端部が前記第1端板の先端部に取り付けられて、先端部が前記第1端板の先端部より前記第1の方向に突出する第2ガイド部材と、
    を更に含んで構成され、
    前記第1ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向に傾斜し、
    前記第2ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向と反対の方向に傾斜する、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の函体接続補助装置。
  7. 前記第1ガイド部材の先端から前記第1端板までの距離と、前記第2ガイド部材の先端から前記第1端板までの距離との少なくとも一方が、前記函体外側ガイド部材の先端から前記第1板状部材の一端部までの距離よりも短く、かつ、前記函体内側ガイド部材の先端から前記第2板状部材の一端部までの距離よりも短い、請求項6に記載の函体接続補助装置。
  8. 基端部が前記第2板状部材の一端部に取り付けられて、先端部が前記第2板状部材の一端部より前記第1の方向に突出する第3ガイド部材と、
    基端部が前記第2端板の先端部に取り付けられて、先端部が前記第2端板の先端部より前記第1の方向に突出する第4ガイド部材と、
    を更に含んで構成され、
    前記第3ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向と反対の方向に傾斜し、
    前記第4ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第2の方向に傾斜する、請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の函体接続補助装置。
  9. 前記第3ガイド部材の先端から前記第2端板までの距離と、前記第4ガイド部材の先端から前記第2端板までの距離との少なくとも一方が、前記函体外側ガイド部材の先端から前記第1板状部材の一端部までの距離よりも短く、かつ、前記函体内側ガイド部材の先端から前記第2板状部材の一端部までの距離よりも短い、請求項8に記載の函体接続補助装置。
  10. 基端部が前記ダイアフラムの一端部の第1面側に取り付けられて、先端部が前記ダイアフラムの一端部より前記第1の方向に突出する第5ガイド部材と、
    基端部が前記ダイアフラムの一端部の第2面側に取り付けられて、先端部が前記ダイアフラムの一端部より前記第1の方向に突出する第6ガイド部材と、
    を更に含んで構成され、
    前記ダイアフラムの第2面側から第1面側に向かう方向を第3の方向とした場合において、
    前記第5ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第3の方向に傾斜し、
    前記第6ガイド部材の先端部は、その函体接触側の少なくとも一部が、前記第1の方向に向かうほど前記第3の方向と反対の方向に傾斜する、請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載の函体接続補助装置。
  11. 前記第5ガイド部材の先端から前記ダイアフラムの一端部までの距離と、前記第6ガイド部材の先端から前記ダイアフラムの一端部までの距離との少なくとも一方が、前記函体外側ガイド部材の先端から前記第1板状部材の一端部までの距離よりも短く、かつ、前記函体内側ガイド部材の先端から前記第2板状部材の一端部までの距離よりも短い、請求項10に記載の函体接続補助装置。
  12. 前記函体外側ガイド部材及び前記函体内側ガイド部材の少なくとも一方は、前記函体に着脱可能に取り付けられる、請求項1〜請求項11のいずれか1つに記載の函体接続補助装置。
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