JP6309327B2 - 木造建築物の水平架構の補強部材および木造建築物の水平架構の補強工法 - Google Patents

木造建築物の水平架構の補強部材および木造建築物の水平架構の補強工法 Download PDF

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Description

本発明は、木造建築物の水平架構の補強部材および木造建築物の水平架構の補強工法に関するものである。
木造建築物において、耐震安全性の確保のために、水平剛性(平面的硬さ)を確保しなければならない。一般的な工法としては、構造用合板を水平構面全面に張り付ける方法や、筋交い材(木材)を水平に設置する方法などがある。
一般財団法人 日本建築防災協会 国土交通大臣指定耐震改修支援センター「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法 指針と解説編」2012年6月9日、p137−138
既存の木造建築物に従来の一般的な補強を追加する場合には、天井を一時撤去し、構造用合板の大きさや筋交い材の長さに合わせた下地材を追加設置し、補強工事後に復旧工事が必要であった。したがって、住みながら、使用しながらの工事は困難であり、比較的大きな工事となる場合が多い。
本発明が解決しようとする課題は、省スペースでの搬入や施工が可能であり、簡便に補強工事できる木造建築物の水平架構の補強部材および木造建築物の水平架構の補強工法を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明に係る木造建築物の水平架構の補強部材は、木造建築物における水平架構の対角位置にある2つの入隅間に架設される木造建築物の水平架構の補強部材であって、前記水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に架設される火打金物と、前記水平架構の対角位置にある2つの入隅間に架け渡される線状緊張部材と、雌ネジ部材と、を備え、前記線状緊張部材の端部には前記雌ネジ部材に螺合可能な雄ネジ部がその軸線方向に沿って一体に設けられているとともに、前記火打金物の架渡部には前記線状緊張部材の雄ネジ部が挿通可能な大きさの貫通孔が設けられており、前記線状緊張部材の雄ネジ部が前記火打金物の架渡部の貫通孔に挿通された状態で前記火打金物の架渡部を挟んでその両側で前記雄ネジ部に前記雌ネジ部材が締結されることにより前記線状緊張部材の端部が前記火打金物の架渡部に固定されるものであることを要旨とする。
この場合、少なくとも一方の座面が傾斜面で厚みが漸次小さくなるテーパ座金をさらに備え、このテーパ座金により、前記水平架構の面内において前記線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を前記火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で前記線状緊張部材の端部が前記火打金物の架渡部に固定されるものであってもよい。
また、座面の片側が凸と凹の球面になった一対を組み合わせてなる球面座金をさらに備え、この球面座金により、前記水平架構の面内において前記線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を前記火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で前記線状緊張部材の端部が前記火打金物の架渡部に固定されるものであってもよい。
そして、前記火打金物の架渡部には、前記線状緊張部材の雄ネジ部を挿通する貫通孔が高さ方向の異なる位置に複数設けられていてもよい。
また、前記横架材に固定する火打金物の両固定部には、それぞれ固定用ビスを挿通するビス孔が高さ方向の異なる位置に複数設けられていてもよい。
そして、本発明に係る木造建築物の水平架構の補強工法は、木造建築物の水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に火打金物を架設し、この火打金物を架設した水平架構の入隅とその対角位置にある入隅との間に線状緊張部材を架け渡し、この線状緊張部材の端部にその軸線方向に沿って一体に設けられた雄ネジ部を前記火打金物の架渡部に設けられた貫通孔に挿通し、前記線状緊張部材を前記水平架構の2つの入隅間に緊張させた状態で前記火打金物の架渡部を挟んでその両側で前記雄ネジ部に雌ネジ部材を締結することにより前記線状緊張部材の端部を前記火打金物の架渡部に固定することを要旨とするものである。
この場合、少なくとも一方の座面が傾斜面で厚みが漸次小さくなるテーパ座金を用い、前記水平架構の面内において前記線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を前記火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で前記線状緊張部材の端部を前記火打金物の架渡部に固定してもよい。
また、座面の片側が凸と凹の球面になった一対を組み合わせてなる球面座金を用い、前記水平架構の面内において前記線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を前記火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で前記線状緊張部材の端部を前記火打金物の架渡部に固定してもよい。
本発明に係る木造建築物の水平架構の補強部材は、水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に架設される火打金物と、水平架構の対角位置にある2つの入隅間に架け渡される線状緊張部材と、雌ネジ部材と、を備えている。これらはいずれも点検口などの天井の一部から施工場所に搬入することができるものであり、省スペースで搬入が可能なものである。すると、施工に際し、天井の一時撤去は不要であり、補強後の復旧工事も不要である。したがって、住みながら、使用しながらの施工も可能で、大規模な工事とはならない。
そして、実際の施工では、水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に火打金物を架設し、この火打金物の架渡部に設けられた貫通孔に、線状緊張部材の端部にその軸線方向に沿って一体に設けられた雄ネジ部を挿通した状態で火打金物の架渡部を挟んでその両側で雄ネジ部に雌ネジ部材を締結することにより、線状緊張部材の端部を火打金物の架渡部分に固定する。これにより、木造建築物に水平架構の補強部材を施工できるため、簡便に補強工事ができる。
線状緊張部材の緊張は、火打金物の架渡部の貫通孔に挿通する雄ネジ部の長さを調整することにより行うことができる。つまり、雄ネジ部によって線状緊張部材の端部の固定と線状緊張部材の緊張を同時に行うことができる。したがって、ターンバックルのような長さを調整する別部材が不要であり、コストの削減が図れる。
また、同時に、火打金物は、水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に架設されてこの入隅の接合部を補強するので、火打金物による補強効果も見込むことができる。
この場合、上記テーパ座金をさらに備え、このテーパ座金により、水平架構の面内において線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で線状緊張部材の端部が火打金物の架渡部に固定されるものであると、面が矩形の(正方形ではない)水平架構にも適切に施工することができる。上記球面座金をさらに備える場合も、同様である。
そして、火打金物の架渡部に線状緊張部材の雄ネジ部を挿通する貫通孔が高さ方向の異なる位置に複数設けられていると、火打金物の架渡部に固定する線状緊張部材の雄ネジ部の位置を高さ方向にずらすことができる。そうすると、線状緊張部材を架け渡す2つの入隅間に障害物があっても、障害物の位置から高さ方向にずらして線状緊張部材を2つの入隅間に架け渡すことができる。
また、横架材に固定する火打金物の両固定部にそれぞれ固定用ビスを挿通するビス孔が高さ方向の異なる位置に複数設けられていると、火打金物の両固定部を2つの横架材に異なる高さで固定することができる。そうすると、2つの横架材どうしが高さ方向にずれて段差がある場合にも、この段差に対応して2つの横架材に火打金物の両固定部を固定することができる。
そして、本発明に係る木造建築物の水平架構の補強工法によれば、点検口などの天井の一部から施工場所に部材を搬入することができ、省スペースで搬入が可能である。施工に際し、天井の一時撤去は不要であり、補強後の復旧工事も不要である。したがって、住みながら、使用しながらの施工も可能で、大規模な工事とはならない。
施工では、水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に火打金物を架設し、この火打金物の架渡部に設けられた貫通孔に、線状緊張部材の端部にその軸線方向に沿って一体に設けられた雄ネジ部を挿通した状態で火打金物の架渡部を挟んでその両側で雄ネジ部に雌ネジ部材を締結することにより、線状緊張部材の端部を火打金物の架渡部分に固定する。これにより、木造建築物に水平架構の補強部材を施工できるため、簡便に補強工事ができる。
線状緊張部材の緊張は、火打金物の架渡部の貫通孔に挿通する雄ネジ部の長さを調整することにより行うことができる。つまり、雄ネジ部によって線状緊張部材の端部の固定と線状緊張部材の緊張を同時に行うことができる。したがって、ターンバックルのような長さを調整する別部材が不要であり、コストの削減が図れる。
また、同時に、火打金物は、水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に架設されてこの入隅の接合部を補強するので、火打金物による補強効果も見込むことができる。
木造建築物における水平架構の一例とこの水平架構に対して行われる補強工事の施工例を示した平面図である。 図1の入隅Aにおける拡大図である。 火打金物の一例を示した模式図である。 線状緊張部材の一例を示した模式図である。 面が正方形の水平架構である図1において、線状緊張部材の雄ネジ部が火打金物の架渡部に固定されたところを示した拡大図である。 入隅Aに既存の火打材が存在しているときの火打金物の架設例を示した斜視図である。 2つの横架材どうしが高さ方向にずれて接合されているところの火打金物の架設例を示した斜視図である。 面が矩形状の水平架構において、線状緊張部材の雄ネジ部が火打金物の架渡部に固定されたところを示した拡大図である。 球面座金の一例を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して詳細に説明する。図1は、木造建築物における水平架構の一例とこの水平架構に対して行われる補強工事の施工例を示した平面図である。
図1に示すように、木造建築物における水平架構10は、4本の横架材1〜4により構成されている。横架材1および横架材2は入隅Aにおいて柱5を介して接合され、横架材3および横架材4は入隅Bにおいて柱6を介して接合され、横架材1および横架材4は入隅Cにおいて柱7を介して接合され、横架材2および横架材3は入隅Dにおいて柱8を介して接合されている。水平架構10の面は、横架材1〜4の長さを同じとする正方形に構成されている。入隅Aおよび入隅Bが互いに対角位置にある2つの入隅となり、入隅Cおよび入隅Dが互いに対角位置にある2つの入隅となる。
入隅Aにおいて接合される2つの横架材1,2間に火打金物11が架設され、入隅Bにおいて接合される2つの横架材3,4間に火打金物12が架設され、入隅Cにおいて接合される2つの横架材1,4間に火打金物13が架設され、入隅Dにおいて接合される2つの横架材2,3間に火打金物14が架設されている。また、水平架構10の対角位置にある2つの入隅A,B間に線状緊張部材15が架け渡され、水平架構10の対角位置にある2つの入隅C,D間に線状緊張部材16が架け渡されている。なお、火打金物11〜14は、同じ構成のものからなる。また、線状緊張部材15〜16は、同じ構成のものからなる。
図2は、図1の入隅Aにおける拡大図である。図3は、火打金物の一例を示した模式図である。図4は、線状緊張部材の一例を示した模式図である。図5は、図1において、線状緊張部材の端部が火打金物の架渡部に固定されたところを示した拡大図である。
図2、3に示すように、火打金物11は、接合される2つの横架材1,2間に架け渡される架渡部111と、架渡部111の架渡方向の一方の端部に一体に延設形成された、横架材1に固定する固定部112と、架渡部111の架渡方向の他方の端部に一体に延設形成された、横架材2に固定する固定部113と、を備えている。架渡部111は、水平架構10の面と直交する鉛直方向に延びる平面状に形成され、固定部112,113は、同じく水平架構10の面と直交する鉛直方向に延びる平面状に形成されており、固定部112,113は、それぞれ架渡部111の面よりも同じ方向に45°起き上がった角度に折り曲げられる形で形成されている。
架渡部111の内面上の上側端辺には、板状片(リブ)114が溶接等によって接合されており、板状片(リブ)114の架渡方向の一方端は固定部112の内面上の上側端辺まで延びてその上側端辺に溶接等によって接合されており、板状片(リブ)114の架渡方向の他方端は固定部113の内面上の上側端辺まで延びてその上側端辺に溶接等によって接合されている。また、架渡部111の内面上の下側端辺にも、板状片(リブ)115が溶接等によって接合されており、板状片(リブ)115の架渡方向の一方端は固定部112の内面上の上側端辺まで延びてその上側端辺に溶接等によって接合されており、板状片(リブ)115の架渡方向の他方端は固定部113の内面上の上側端辺まで延びてその上側端辺に溶接等によって接合されている。そして、板状片(リブ)114および板状片(リブ)115により、架渡部111の面の曲げ強度が高められている。
架渡部111には、その面に直交する方向に貫通する貫通孔116が設けられている。貫通孔116の孔径は、線状緊張部材15の雄ネジ部152が挿通可能な大きさであり、線状緊張部材15の雄ネジ部152の呼び径よりも大きくされている。貫通孔116は、架渡部111の面内において、鉛直方向(高さ方向)の異なる位置に複数(図3中では3つ)設けられている。
固定部112には、その面に直交する方向に貫通する孔として固定用ビス18を挿通するビス孔117が設けられている。固定部112の面内において、ビス孔117は、鉛直方向(高さ方向)の異なる位置に複数(図3中では4つから5つ)設けられている。また、ビス孔117は、固定部112の面内において、水平方向の異なる位置に複数(図3中では3列)設けられている。なお、固定部112の面に接する木材の固定用ビスによる割れを防止する観点から、水平方向に隣り合うビス孔117どうしは鉛直方向(高さ方向)にずらして配置されている。固定部113にも、固定部112と同様にビス孔118が設けられている。
図4に示すように、線状緊張部材15は、線状で水平架構10の対角位置にある2つの入隅A,B間に架け渡して緊張できるものであればよく、主たる部分(線状材)151を構成するものとしては、ワイヤー、ワイヤーロープ、鋼線などの可撓性を有する線状材や、ロッド、鋼棒などの剛性の線状材が挙げられる。可撓性を有する線状材は、巻回して施工場所に搬入することができるため、特に省スペースで搬入しやすいものとなる。線状緊張部材15の端部には、雄ネジ部152がその軸線方向に沿って一体に設けられている。具体的には、一端に雄ネジ部152を備え他端に円筒部153を備えたスリーブ材154の円筒部153に線状材151の端部が挿入圧着されることにより線状緊張部材15の端部に雄ネジ部152がその軸線方向に沿って一体に設けられている。この線状緊張部材15の雄ネジ部152には、雌ネジ部材であるナット17が螺合される。
図2に示すように、水平架構10の入隅Aにおいて接合される2つの横架材1,2間に火打金物11を架設する。具体的には、入隅Aの奥側に火打金物11の架渡部111を配置し、入隅Aの入隅面1aに火打金物11の固定部112の外側面を面接触させるとともに、入隅Aの入隅面2aに火打金物11の固定部113の外側面を面接触させ、固定部112,113のビス孔117,118にそれぞれ固定用ビス18を挿通して締結することにより、2つの横架材1,2間に火打金物11を架設する。
次に、図2,5に示すように、線状緊張部材15の端部にその軸線方向に沿って一体に設けられた雄ネジ部152を火打金物11の架渡部111に設けられた貫通孔116に挿通し、火打金物11の架渡部111を挟んでその両側で雄ネジ部152にナット17を締結することにより線状緊張部材15の端部を火打金物11の架渡部111に固定する。このとき、線状緊張部材15の緊張は、火打金物11の架渡部111の貫通孔116に挿通する雄ネジ部152の長さを調整することにより行うことができる。つまり、入隅Aの奥側に配置されるナット17(17a)の雄ネジ部152における軸線方向の位置により線状緊張部材15の緊張を調整することができる。入隅Aの手前側に配置されるナット17(17b)は、入隅Aの奥側に配置されるナット17(17a)との間で火打金物11の架渡部111を挟み込み、雄ネジ部152を火打金物11の架渡部111に固定するものとなる。入隅Aの奥側に配置されるナット17(17a)および手前側に配置されるナット17(17b)は、それぞれ緩み防止のためにダブルナットとするとよい。
以上により、入隅Aに火打金物11が架設され、この火打金物11の架渡部111に線状緊張部材15の端部が固定される。そして、入隅B、C,Dにおいても同様の施工を行うことで、図1に示すように入隅A,B間に線状緊張部材15が架け渡され、入隅C,D間に線状緊張部材16が架け渡される。
このとき、用いる部材は、火打金物11、線状緊張部材15、ナット17などであり、いずれも点検口などの天井の一部から施工場所に搬入することができ、省スペースで搬入が可能なものである。よって、施工に際し、天井の一時撤去は不要であり、補強後の復旧工事も不要である。したがって、住みながら、使用しながらの施工も可能で、大規模な工事とはならない。
そして、実際の施工では、水平架構10の入隅Aにおいて接合される2つの横架材1,2間に火打金物11を架設し、この火打金物11の架渡部111に設けられた貫通孔116に、線状緊張部材15の端部にその軸線方向に沿って一体に設けられた雄ネジ部152を挿通した状態で火打金物11の架渡部111を挟んでその両側で雄ネジ部152にナット17を締結することにより、線状緊張部材15の端部を火打金物11の架渡部111に固定する。そして、入隅B、C,Dにおいても同様の施工を行う。これにより、木造建築物に水平架構の補強部材を施工できるため、簡便に補強工事ができる。
線状緊張部材15の緊張は、火打金物11の架渡部111の貫通孔116に挿通する雄ネジ部152の長さを調整することにより行うことができる。つまり、雄ネジ部152によって線状緊張部材15の端部の固定と線状緊張部材15の緊張を同時に行うことができる。したがって、ターンバックルのような長さを調整する別部材が不要であり、コストの削減が図れる。
また、同時に、火打金物11は、水平架構10の入隅Aにおいて接合される2つの横架材1,2間に架設されてこの入隅Aの接合部を補強するので、火打金物11としての補強効果も見込むことができる。
このとき、火打金物11の架渡部111には、図3に示すように、高さ方向の異なる位置に貫通孔116が複数設けられているので、火打金物11の架渡部111に固定する雄ネジ部152の位置を高さ方向にずらすことができる。例えば図6に示すように、火打金物11を架設する入隅Aに既存の火打材(木材など)9などの障害物が存在していたり、図示しないが、対角位置にある2つの入隅A,B間に既存の梁などの障害物が存在していたりしても、障害物の位置から高さ方向にずらして線状緊張部材15の雄ネジ部152を火打金物11の架渡部111に固定することにより、対角位置にある2つの入隅A,B間に線状緊張部材15を架け渡すことができる。そして、図6に示すように、火打金物11の架渡部111および固定部112,113の高さ方向の幅が横架材1,2の高さ方向の幅よりも大きいと、より一層、障害物の位置から高さ方向にずらして線状緊張部材15の雄ネジ部152を火打金物11の架渡部111に固定しやすくなる。
また、火打金物11の固定部112,113には、図3に示すように、それぞれ固定用ビス18を挿通するビス孔117,118が高さ方向の異なる位置に複数設けられているので、入隅Aにおける2つの横架材に異なる高さで火打金物11の固定部112,113を固定することができる。例えば図7に示すように、水平架構の入隅Eにおいて接合される2つの横架材21,22どうしが高さ方向にずれて段差がある場合にも、この段差に対応して2つの横架材21,22に火打金物11の固定部112,113をそれぞれ固定することができる。そして、図7に示すように、火打金物11の架渡部111および固定部112,113の高さ方向の幅が横架材21,22の高さ方向の幅よりも大きいと、より一層、この段差に対応して2つの横架材21,22に火打金物11の固定部112,113を固定しやすくなる。
上記実施形態において、水平架構10は面が正方形に構成されている水平架構であり、横架材1〜4の長さがすべて同じ場合において好適に施工される水平架構の補強部材の例である。この場合には、図5に示すように、線状緊張部材15の雄ネジ部152の軸線方向L1と火打金物11の架渡部111の貫通孔116の軸線方向L2とが一致する。
しかし、水平架構は、横架材1,3と2,4の長さが異なる場合において、矩形状の(正方形ではない)面となる場合もある。この場合には、水平架構の面内において、線状緊張部材15の雄ネジ部152の軸線方向は、火打金物11の架渡部111の貫通孔116の軸線方向と異なる。
図8(a)〜(c)には、面が矩形状の水平架構において、線状緊張部材15の雄ネジ部152が火打金物11の架渡部111に固定されたところを示した拡大図である。図8(a)〜(c)に示すように、水平架構の補強部材は、さらにテーパ座金20を備える。テーパ座金20は、少なくとも一方の座面が傾斜面で厚みが漸次小さくなるものである。
図5において示される座金19は、その両面が平行な平面になっており、その両面が火打金物11の架渡部111の面と平行な平面になっている。これに対し、図8において示されるテーパ座金20は、その一方面が火打金物11の架渡部111の面と平行な平面になっているが、その他方面が火打金物11の架渡部111の面と平行でない傾斜面(傾斜平面)になっている。このため、テーパ座金20を用いると、火打金物11の架渡部111の面から座面の角度がずれる。
図8(a)では、火打金物11の架渡部111を挟んでその両側に同じ構成のテーパ座金20がそれぞれ1つずつ配置されている。このため、図8(a)では、テーパ座金20の傾斜角の角度で、水平架構の面内において線状緊張部材15の雄ネジ部152の軸線方向L1が火打金物11の架渡部11の貫通孔116の軸線方向L2と異なる方向に向けられる。
図8(b)では、火打金物11の架渡部111を挟んでその両側に同じ構成のテーパ座金20がそれぞれ2つずつ配置されている。このため、図8(b)では、テーパ座金20の傾斜角の2倍の角度で、水平架構の面内において線状緊張部材15の雄ネジ部152の軸線方向L1が火打金物11の架渡部111の貫通孔116の軸線方向L2と異なる方向に向けられる。
そして、図8(c)では、火打金物11の架渡部111を挟んでその両側に同じ構成のテーパ座金20がそれぞれ3つずつ配置されている。このため、図8(c)では、テーパ座金20の傾斜角の3倍の角度で、水平架構の面内において線状緊張部材15の雄ネジ部152の軸線方向L1が火打金物11の架渡部111の貫通孔116の軸線方向L2と異なる方向に向けられる。
このように、テーパ座金20を用いることで、水平架構の面内において線状緊張部材15の雄ネジ部152の軸線方向L1を火打金物11の架渡部111の貫通孔116の軸線方向L2と異なる方向に向けることができる。これにより、面が矩形状の(正方形ではない)水平架構にも水平架構の補強部材を適切に施工することができる。そうすると、水平架構の形状に合わせて火打金物を個別に作製する必要がなく、水平架構の形状が異なっている場合でも火打金物を共通にすることができるため、コストの削減が図れる。
角度の調整は、テーパ座金20の傾斜角、組み合わせる数などで行うことができる。このとき、傾斜角の異なるテーパ座金を組み合わせることで、傾斜角の調整をより細かく行うことができる。ただし、火打金物11の架渡部111を挟んだその両側にはテーパ座金を対称配置する必要がある。
面が矩形状の水平架構においては、テーパ座金に代えて球面座金を用いることができる。図9は、球面座金の一例を示した断面図である。球面座金30は、座面の一方面(下側面)31aが凸の球面で他方面(上側面)31bが平面となる上側部材31と、座面の一方面(上側面)32aが凹の球面で他方面(下側面)32bが平面となる下側部材32の一対を組み合わせてなるものである。上側部材31の凸の球面と下側部材32の凹の球面とが合わさるようにこれらは配置される。この球面座金30によれば、下側部材32に対し、上側部材31を矢印の方向に回転させることにより、下側部材32の孔32cの軸線方向L3を火打金物11の架渡部111の貫通孔116の軸線方向L2に合わせるとともに、上側部材31の孔31cの軸線方向L4を線状緊張部材15の雄ネジ部152の軸線方向L1に合わせることができる。そして、その角度調整は連続的に行うことができる。したがって、角度調整の自由度が高い。
以上、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能なものである。
例えば図1では、入隅A,B間および入隅C,D間の両方に本発明に係る線状緊張部材が架け渡されているが、入隅A,B間および入隅C,D間のいずれか一方のみに本発明に係る線状緊張部材が架け渡されていてもよい。また、本発明に係る線状緊張部材が架け渡される入隅A,B間の両方の入隅A,Bにそれぞれ本発明に係る火打金物が架設されているが、入隅A,Bのいずれか一方のみに本発明に係る火打金物が架設されていてもよい。
また、線状緊張部材の端部には、雄ネジ部がその軸線方向に沿って一体に設けられていればよく、その一体化方法については特に限定されるものではない。例えば、線状材と雄ネジ部とが溶接等の接合方法により接合されるものであってもよいし、切削加工等の方法により線状材の端部に雄ネジ部が形成されるものであってもよい。
また、図1において、水平架構10は柱を介して横架材どうしが接合されるものであるが、水平架構は一般に構成される水平架構のいずれであってもよく、例えば図7に示されるように柱の上に2つの横架材の両方が乗り、2つの横架材どうしが直接接合された接合部を含むものであってもよいし、柱のないところで2つの横架材どうしが直接接合された接合部を含むものであってもよい。
また、図2,3では、固定部と架渡部の角度が45°に設定されているが、これは水平架構10の面が正方形に構成されており、テーパ座金などで雄ネジ部の角度調整を行う必要がないからであり、例えば水平架構の面が矩形のものに設置する場合などでは、固定部と架渡部の角度を45°以外の角度に設定してもよい。固定部と架渡部の角度を所定の角度にすることで、水平架構の面が矩形の場合でも、雄ネジ部の角度調整を行わなくて済む場合がある。また、固定部と架渡部は、折り曲げられる形で一体に形成されているが、溶接等で接合されることにより一体化されたものであってもよい。
また、図2においては、固定用ビス18が用いられているが、ボルト締めにより固定部が横架材に固定されていてもよいし、他の固定方法で固定されていてもよい。また、横架材を介して隣り合う2つの入隅の両方にそれぞれ別の火打金物を架設する場合には、一の横架材を貫通するボルトを用い、一の火打金物の固定部と他の火打金物の固定部を一のボルトでまとめて一の横架材に固定してもよい。
1,2 横架材
10 水平架構
11 火打金物
111 火打金物の架渡部
116 火打金物の貫通孔
15 線状緊張部材
152 線状緊張部材の雄ネジ部
17 雌ネジ部材
A,B,C,D 入隅

Claims (10)

  1. 木造建築物における水平架構の対角位置にある2つの入隅間に架設される木造建築物の水平架構の補強部材であって、
    前記水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に架設される火打金物と、前記水平架構の対角位置にある2つの入隅間に架け渡される線状緊張部材と、雌ネジ部材と、を備え、
    前記火打金物は、前記水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に架け渡される架渡部と、前記架渡部の架渡方向の一方の端部に一体に延設形成された、前記2つの横架材のうちの一方の横架材に固定する一方の固定部と、前記架渡部の架渡方向の他方の端部に一体に延設形成された、前記2つの横架材のうちの他方の横架材に固定する他方の固定部と、を備え、
    前記架渡部、前記一方の固定部、および前記他方の固定部は、前記水平架構の面と直交する鉛直方向に延びる平面状に形成され、前記一方の固定部および前記他方の固定部は、それぞれ前記架渡部の面よりも同じ方向に起き上がる形で形成されており、
    前記架渡部の内面上の上側端辺には前記架渡部のリブとなる一の板状片が接合され、前記一の板状片の架渡方向の一方端は前記一方の固定部の内面上の上側端辺まで延びてその上側端辺に接合され、前記一の板状片の架渡方向の他方端は前記他方の固定部の内面上の上側端辺まで延びてその上側端辺に接合されており、
    同じく、前記架渡部の内面上の下側端辺にも前記架渡部のリブとなる他の板状片が接合され、前記他の板状片の架渡方向の一方端は前記一方の固定部の内面上の下側端辺まで延びてその下側端辺に接合され、前記他の板状片の架渡方向の他方端は前記他方の固定部の内面上の下側端辺まで延びてその下側端辺に接合されており、
    前記火打金物は、前記架渡部が前記水平架構の入隅の奥側に配置され、前記入隅の一方の入隅面に前記一方の固定部の外側面が面接触するとともに、前記入隅の他方の入隅面に前記他方の固定部の外側面が面接触するものであり、
    前記線状緊張部材の端部には前記雌ネジ部材に螺合可能な雄ネジ部がその軸線方向に沿って一体に設けられているとともに、前記火打金物の架渡部には前記線状緊張部材の雄ネジ部が挿通可能な大きさの貫通孔が設けられており、
    前記線状緊張部材の雄ネジ部が前記火打金物の架渡部の貫通孔に挿通された状態で前記火打金物の架渡部を挟んでその両側で前記雄ネジ部に前記雌ネジ部材が締結されることにより前記線状緊張部材の端部が前記火打金物の架渡部に固定されるものであることを特徴とする木造建築物の水平架構の補強部材。
  2. 前記線状緊張部材は、巻回可能な可撓性を有する線状材であることを特徴とする請求項1に記載の木造建築物の水平架構の補強部材。
  3. 少なくとも一方の座面が傾斜面で厚みが漸次小さくなるテーパ座金をさらに備え、このテーパ座金により、前記水平架構の面内において前記線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を前記火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で前記線状緊張部材の端部が前記火打金物の架渡部に固定されるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の木造建築物の水平架構の補強部材。
  4. 座面の片側が凸と凹の球面になった一対を組み合わせてなる球面座金をさらに備え、この球面座金により、前記水平架構の面内において前記線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を前記火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で前記線状緊張部材の端部が前記火打金物の架渡部に固定されるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の木造建築物の水平架構の補強部材。
  5. 前記火打金物の架渡部には、前記線状緊張部材の雄ネジ部を挿通する貫通孔が高さ方向の異なる位置に複数設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の木造建築物の水平架構の補強部材。
  6. 前記横架材に固定する火打金物の両固定部には、それぞれ固定用ビスを挿通するビス孔が高さ方向の異なる位置に複数設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の木造建築物の水平架構の補強部材。
  7. 請求項1に記載の木造建築物の水平架構の補強部材を用いた木造建築物の水平架構の補強工法であって、
    木造建築物の水平架構の入隅において接合される2つの横架材間に前記火打金物を前記架渡部が前記水平架構の入隅の奥側に配置され、前記入隅の一方の入隅面に前記一方の固定部の外側面が面接触するとともに、前記入隅の他方の入隅面に前記他方の固定部の外側面が面接触するように架設し、この火打金物を架設した水平架構の入隅とその対角位置にある入隅との間に前記線状緊張部材を架け渡し、この線状緊張部材の端部にその軸線方向に沿って一体に設けられた前記雄ネジ部を前記火打金物の架渡部に設けられた前記貫通孔に挿通し、前記線状緊張部材を前記水平架構の2つの入隅間に緊張させた状態で前記火打金物の架渡部を挟んでその両側で前記雄ネジ部に前記雌ネジ部材を締結することにより前記線状緊張部材の端部を前記火打金物の架渡部に固定することを特徴とする木造建築物の水平架構の補強工法。
  8. 前記線状緊張部材は、巻回可能な可撓性を有する線状材であることを特徴とする請求項7に記載の木造建築物の水平架構の補強工法。
  9. 少なくとも一方の座面が傾斜面で厚みが漸次小さくなるテーパ座金を用い、前記水平架構の面内において前記線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を前記火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で前記線状緊張部材の端部を前記火打金物の架渡部に固定することを特徴とする請求項7または8に記載の木造建築物の水平架構の補強工法。
  10. 座面の片側が凸と凹の球面になった一対を組み合わせてなる球面座金を用い、前記水平架構の面内において前記線状緊張部材の雄ネジ部の軸線方向を前記火打金物の架渡部の貫通孔の軸線方向と異なる方向に向けた状態で前記線状緊張部材の端部を前記火打金物の架渡部に固定することを特徴とする請求項7または8に記載の木造建築物の水平架構の補強工法。
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