JP6309294B2 - 室温制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、窓の開閉、エアコンのON・OFFを行って、室温を快適な温度に制御する室温制御システムに関する。
従来から室内の温度調節を行う手段としてエアコンが使われてきたが、エアコンで温度調節を行う場合、その都度ON・OFFの操作が必要で面倒であった。また、エアコンは長時間使用すると、エネルギーの浪費につながるとともに、人体に負荷がかかり健康を害するおそれもあった。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、快適で省エネが図れる室温制御システムの提供を目的とする。
請求項1記載の発明による室温制御システムは、1つの壁上にない2つ以上の窓と外気温センサーと室温センサーとエアコンと制御手段とを備え、制御手段は、夏期において室温と外気温に応じて、次の(a)及び(b)のいずれかの窓の開閉及びエアコンのON・OFFを行うエアコン使用モードと、室温と外気温に応じて次の(c)の窓の開閉のみを行うエアコン不使用モードを有することを特徴とする。
(a)室温が快適温度範囲内のときは、外気温にかかわらずエアコンはOFFとし、外気温が室温より高いと前記2つ以上の窓を閉めて、外気温が室温より低いと前記2つ以上の窓を開ける。
(b)室温が快適温度範囲を上回ったときは、外気温が快適上限温度より高いとエアコンをONして前記2つ以上の窓を閉め、外気温が快適上限温度より低いとエアコンをOFFして前記2つ以上の窓を開ける。
(c)室温が快適温度範囲内のときは、外気温が室温より高いと前記2つ以上の窓を閉めて、外気温が室温より低いと前記2つ以上の窓を開ける。
快適温度範囲は、ユーザーが操作パネル等から自由に設定できる快適上限温度と快適下限温度の間の範囲で、ユーザーが快適だと感じる温度範囲を意味する。
請求項1記載の発明の室温制御システムによれば、エアコン使用モードとエアコン不使用モードを上手く使い分けることで自然の有効利用と最小限のエアコン運転によって、快適な温度環境を提供できると共に、省エネを図ることができる。1つの壁上にない2つ以上の窓を同時に開けることで、風の入り口と出口ができて室内を風が流れ、涼しい外気を室内に多く取り入れることができるので、自然の風を最大限利用して室温を快適に制御できる。
本発明の実施の形態に係る室温制御システムの全体構成を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る室温制御システムの機能構成を示すブロック図である。 エアコン使用モードにおける外気温と室温に応じた窓及びエアコンの制御状態を示すグラフである。 エアコン不使用モードにおける外気温と室温に応じた窓の制御状態を示すグラフである。 エアコン使用モードにおける外気温と室温に応じた窓及びエアコンの制御状態の他の例を示すグラフである。 エアコン不使用モードにおける外気温と室温に応じた窓の制御状態の他の例を示すグラフである。 制御手段の制御の流れを示すフローチャートである。 図7のフローチャート中の「グループ毎の処理」の流れを示すフローチャートであって、図3,4の制御に対応するものである。 図7のフローチャート中の「グループ毎の処理」の流れを示すフローチャートであって、図5,6の制御に対応するものである。 操作パネル(集中操作パネル)の画面表示の一例を示す図であって、モニター画面を示す。 同操作パネルの画面表示の一例を示す図であって、居室1を選択したときの状態を示す。 同操作パネルの画面表示の一例を示す図であって、設定画面を示す。 操作パネル(個別操作パネル)の画面表示の一例を示す図であって、モニター画面を示す。 同操作パネルの画面表示の一例を示す図であって、設定画面を示す。
本発明の室温制御システムは、2つ以上の窓と外気温センサーと室温センサーと制御手段とを備え、制御手段は、外気温と室温に基づいて窓の開閉及びエアコンのON・OFFを行い、室温を快適な温度に調整する制御を所定時間毎に行うものであって、エアコン使用モードとエアコン不使用モードとを有し、エアコン不使用モードでは、室温と外気温に応じて窓の開閉のみを行い、エアコン使用モードでは、室温と外気温に応じて窓の開閉とエアコンのON・OFFを行うものとすることができる。
このように構成することで、自然の有効利用と最小限のエアコン運転によって、快適な温度環境を提供することができる。
本発明の室温制御システムにおいては、エアコン使用モードでエアコンONのとき且つ室温が快適上限温度よりも高いときに、外気温が快適上限温度よりも所定の窓開・エアコンOFF遅らせ温度(dT4)以上下がると窓を開け且つエアコンをOFFにし(図5中の矢印20参照)、外気温が快適上限温度よりも高くなると窓を閉め且つエアコンをONにする(図5中の矢印21参照)ように構成することができる。
このように構成することで、室内の熱放射や湿度の高い外気の導入により、エアコンがOFFする前より体感温度が高く感じられることを防ぐことができる。
また本発明の室温制御システムは、室温と外気温に応じて、次の窓の開閉及びエアコンのON・OFFを行うものとすることができる。
(a)エアコンがONのとき、室温が快適上限温度よりも所定の窓閉・エアコンOFF遅らせ温度(dT6)以上下がると窓を閉めたままでエアコンをOFFにし(図5中の矢印22参照)、外気温が室温よりも所定の窓開・エアコンOFF遅らせ温度(dT1)以上下がると窓を開け且つエアコンをOFFにする(図5中の矢印23参照)。
(b)エアコンがOFFで室温が快適温度範囲内のとき、外気温が室温よりも所定の窓開・エアコンOFF遅らせ温度(dT1)以上下がると窓を開け(図5中の矢印24参照)、外気温が室温よりも高くなると窓を閉める(図5中の矢印25参照)。
上記(a)の構成により、エアコン設定温度と室温との誤差が原因で発生するエアコンの短い時間間隔でのON・OFF繰り返しを防止できる。
上記(b)の構成により、日射や強風等による室温や外気温の変動が原因で発生する、窓の短い時間間隔での開閉繰り返し動作(ハンチング)を防止できる。
本発明の室温制御システムは、エアコン不使用モードにおいて外気温が室温よりも所定の窓開遅らせ温度(dT7)以上下がったときに窓を開け(図6中の矢印26参照)、外気温が室温よりも高くなったときに窓を閉める(図6中の矢印27参照)ように構成することができる。
このように構成することで、日射や強風等による室温や外気温の変動が原因で発生する、窓の短い時間間隔での開閉繰り返し動作(ハンチング)を防止できる。
さらに本発明の室温制御システムは、エアコン使用モード、エアコン不使用モードのいずれにおいても、外気温に応じて窓の開口量を調節する(図5のG領域、図6のL領域参照)ように構成することができる。
このように構成することで、外気導入による急激な室温低下を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る室温制御システムの全体構成を概念的に示す図であり、図2は同システムの機能構成を示すブロック図である。本システムは、住宅4に適用したものであり、住宅4は居室1(例えば寝室)、居室2(例えば子供部屋)、居室3(例えばリビング)と、非居室5(例えば、廊下、階段)を備えている。
居室1には、2つの窓6a,6bと、エアコン7aと、室温センサー8aと、操作パネル9aと、中継装置10aを備えている。居室2には、1つの窓6cと、エアコン7bと、室温センサー8bと、操作パネル9bと、中継装置10bを備えている。居室3には、2つの窓6d,6eと、エアコン7cと、室温センサー8cと、操作パネル9cと、集中制御機11を備えている。非居室5には、1つの窓6fを備えている。居室2と非居室5との間には、出入口となる開口部が設けてある。屋外には、外気温センサー12と雨センサー13が設けてある。
居室1,2の窓6a,6b,6c、エアコン7a,7b、室温センサー8a,8b及び操作パネル9a,9b、非居室5の窓6f、外気温センサー12、雨センサー13は、中継装置10a,10bを介して集中制御機11と有線又は無線で接続されている。居室3の窓6d,6e、エアコン7c、室温センサー8c、操作パネル9cは、集中制御機11と有線又は無線で接続されている。
居室3に設けられる操作パネル9cは、各居室1,2,3の状態をモニターする機能、各居室1,2,3の運転モード等を設定する機能を有する。図10はモニター画面を示しており、この画面では降雨の有無14、外気温15、日時と、各居室の運転モード16、室温17、窓の状態18、エアコンの状態19を表示する。図10の画面で居室1を選択すると、図11の画面に切り替わり、居室1の室温17、外気温15、運転モード16が表示される。図12は居室1の設定画面を示し、ユーザーは運転モード、室温の快適上限温度TH及び快適下限温度TLを設定することができる(図12は、快適下限温度を設定するときの状態を示す)。快適上限温度THと快適下限温度TLは、ユーザーが好きな温度に設定できるが、エコを考慮して快適上限温度THは通常のエアコンの設定温度より若干高めに設定し、快適下限温度TLはユーザーが許容できる温度(寒いと感じない温度)とする。具体的には、例えば昼間は快適上限温度THを27℃、快適下限温度TLを22℃に設定し、夜間は快適上限温度THを29℃、快適下限温度TLを24℃と設定する。快適上限温度THと快適下限温度TLを個々に設定するのではなく、ある一つの設定温度を設定すると、その設定温度±3℃が快適上限温度TH・快適下限温度TLとして自動的に設定されるようにすることもできる。なお、一般的にエアコンにも設定温度を設定する機能があるが、エアコンの設定温度は本システムの快適上限温度THと同じ温度に設定するようにする。操作パネル9cは、専用の操作パネルであってもよいが、タブレット端末等を利用することもできる。
図13は居室1,2に設けられる操作パネル9a,9bのモニター画面を示し、図14は同操作パネル9a,9bの設定画面を示している。この操作パネル9a,9bでは、居室1,2ごとの状態をモニターする機能、居室1,2ごとに運転モード16等を設定する機能を有している。
運転モードには、「自動A」、「自動N」、「待機A」、「待機N」、「手動」の各モードがある。「自動A」は、エアコン使用モードで自動運転中であることを意味し、このモードでは室温センサー8a,8b,8cにより検出した室温と外気温センサー12により検出した外気温に基づいて、窓6a,6b,6c,6d,6e,6fの開閉とエアコン7a,7b,7cのON・OFFが自動でなされ、室温が快適な温度に制御される。「自動N」は、エアコン不使用モードで自動運転中であることを意味し、このモードでは室温と外気温に基づいて窓6a,6b,6c,6d,6e,6fの開閉のみを行って、室温が快適な温度に制御される。「自動A」、「自動N」の各モードでは、自動運転する時間を例えば何時から何時まで、選択後何時間といった形で設定することができる。「待機A」は、「自動A」モードにおいて自動運転時間外であることを意味し、「待機N」は、「自動N」モードにおいて自動運転時間外であることを意味する。「手動」モードでは、窓の開閉とエアコンのON・OFFをユーザーが操作パネルから手動で行える。
居室1に人が居る時には、「自動A」モードが優先する。居室1に人が居ない時や非居室では、「自動N」モードを選択することで、熱溜り排気や壁に蓄冷し、冷房使用を減らすことができる。「自動A」モードと「自動N」モードの相互の切り替えは、ユーザーが操作パネル9a,9b,9cにより手動で行ってもよいが、人感センサーを用いて自動的に切り替えることもできる。
上記の各運転モードに加え、ユーザーが帰宅時に部屋が暑い場合に、強制的にエアコンで暫く冷やし、快適温度になったら通常運転に戻す設定もできる。
窓6a,6b,6c,6d,6e,6fは、屋外へと繋がる電動窓であり、集中制御機11からの指令に基づき、図示しないモーターによって自動で開閉される。窓6a,6b,6c,6d,6e,6fは、全開、全閉の他、半開きの状態として通風量を制限することもできる。居室1及び居室3では、窓6a,6b,6d,6eは居室1,3を囲む四方の壁のうち、1つの壁上ではなく、互いに直交または対向する2つの壁にそれぞれ設けられており、2つの窓を同時に開けることで、風の入り口と出口ができて室内を風が流れ、涼しい外気を室内に多く取り入れることができるので、自然の風を最大限利用して室温を快適に制御できる。2つの窓を、1つの壁上の上部と下部に設けることもでき、この場合は2つの窓を同時に開けることで、重力換気による換気が行える。居室2には、窓6cが一つしか設けてないが、非居室5との間の出入口を開けることで、居室2の窓6cと非居室5の窓6fにより通風が行える。2つの窓を1階と2階に設け、2つの窓を同時に開けることで、1階と2階に跨って重力換気が行え、さらに2つの窓を異なった方角の壁に設けることで、重力換気と合わせて風力換気を行うこともできる。各窓6a,6b,6c,6d,6e,6fは、すべり出し窓やオーニング窓、引違い窓など、その種類は問わない。
集中制御機11は、例えばパソコンや専用コントローラー等で構成され、各種データ及びプログラムを記憶する記憶部や、計時動作を行う計時部等を備えており、記憶部に予め格納されたプログラムに従い、室温と外気温の比較等を行い、窓6a,6b,6c,6d,6e,6fの開閉とエアコン7a,7b,7cのON・OFFを制御する。
以下、集中制御機11により実行される制御の内容について説明する。居室1,2,3で行う制御は同じなので、代表的に居室1について説明する。
図3は、「自動A(エアコン使用モード)」における外気温と室温に対応した窓6a,6b及びエアコン7aの状態をまとめたグラフである。同図に示すように、室温が快適温度範囲内で外気温が室温より高いときは(図中のA領域)、エアコン7aはOFFで窓6a,6bは閉となる。室温が快適温度範囲内で外気温が室温より低いときは(図中のB領域)、エアコン7aはOFFで窓6a,6bは開となる。また、室温が快適温度範囲を上回り、外気温が快適上限温度THより高いときは(図中のC領域)、エアコン7aはONで窓6a,6bは閉となる。室温が快適温度範囲を上回り、外気温が快適上限温度THより低いときは(図中のD領域)、エアコン7aはOFFで窓6a,6bは開となる。このようにエアコン7aと窓6a,6bを制御することで、自然の有効利用と最小限のエアコン運転によって、快適な温度環境を提供できると共に、省エネを図ることができる。
また「自動A」モードにおいて、室温が快適下限温度TLより低いときは(図中のE領域)、エアコン7aはOFFで窓6a,6bは閉となる。また、外気温について窓を開ける下限値(窓閉温度TC)が予め設定してあり、外気温がその下限値TCよりも低いときは(図中のF領域)、エアコン7aはOFFで窓6a,6bは閉となる。これにより、冷たい外気が室内に入って室内が寒くなるのを防ぐことができる。
また、室温が快適下限温度TLより高く、外気温が快適下限温度TLと窓閉温度TCの間にあるときは(図中のG領域)、エアコン7aはOFFとし窓6a,6bを制限的に開けて通風を調節する。窓6a,6bの開ける量は、外気温が快適下限温度TLに近いときは大きく開け、外気温が窓閉温度TCに近くになるにつれ開ける量を小さくする。これにより、適度な換気を行いつつ室内を快適に維持できる。
図4は、「自動N(エアコン不使用モード)」における外気温と室温に対応した窓6a,6b及びエアコン7aの状態をまとめたグラフである。同図に示すように、室温が快適下限温度TL以上で外気温が室温より低いときは(図中のH領域)、窓6a,6bは開となる。室温が快適下限温度TL以上で外気温が室温より高いときは(図中のI領域)、窓6a,6bは閉となる。このように窓6a,6bを制御することで、エアコン7aを使わずに室温を快適な温度に制御できる。
さらに「自動N」モードにおいて、室温が快適下限温度TLより低いときは(図中のJ領域)、窓6a,6bは閉となる。また、外気温について窓6a,6bを開ける下限値(窓閉温度TC)が予め設定してあり、外気温がその下限値TCよりも低いときは(図中のK領域)、窓6a,6bは閉となる。これにより、冷たい外気が室内に入って室内が寒くなるのを防ぐことができる。
また、室温が快適下限温度TLより高く、外気温が快適下限温度TLと窓閉温度TCの間にあるときは(図中のL領域)、窓6a,6bを制限的に開けて通風を調節する。これにより、適度な換気を行いつつ室内を快適に維持できる。
図7,8は、上述の「自動A」モード、「自動N」モードを実施するためのフローチャートの一例を示している。図7に示すように、制御判定が開始されると、ループ処理が開始され(ステップS1)、続いて雨センサー13により得られる情報から降雨か否かを判定する(ステップS2)。降雨と判定されると、センサースイッチON/OFFを確認する(ステップS3)。センサースイッチは、ユーザーがセンサーを有効化・無効化するためのスイッチで、図11〜14に示す操作パネル上で「雨センサ」ボタン20を押すことでON/OFFを切り替える。通常はセンサースイッチはONとなっており、この場合はすべての窓6a,6bを閉じ(ステップS4)、ループ処理を終了する(ステップS5)。センサースイッチをOFFとするのは、雨が降っていても窓を開けて室内の煙や臭いなどを排出したいときなどに用いられる。ステップS2で降雨でないと判定されたとき、降雨であってもセンサースイッチOFFのときは、図8に示すグループ毎の処理を行う(ステップS6)。
グループ毎の処理では、まず自動制御時間内であるか否かを判定する(ステップS7)。自動制御時間内と判定されると、待機時間tが経過したか否かを判定する(ステップS8)。待機時間tは制御間隔のことで、後述するエアコンと窓の状態設定時に所定の時間t1,t2,t3が設定されるものである。したがって、以後の処理は所定の時間t1,t2,t3毎に行われることになる。
待機時間経過と判定されると、室温が快適下限温度TL以下か否かを判定する(ステップS9)。室温が快適下限温度TL以下の場合は、窓6a,6bを閉としエアコン7aをOFFし(ステップS10)、制御間隔t1を設定する(ステップS11)。室温が快適下限温度TL以上の場合は、次に外気温が窓閉温度TC以下か否かを判定する(ステップS12)。外気温が窓閉温度TC以下の場合は、窓6a,6bを閉としエアコン7aをOFFし(ステップS10)、制御間隔t1を設定する(ステップS11)。外気温が窓閉温度TC以上の場合は、次に外気温が快適下限温度TL以下か否かを判定する(ステップS13)。外気温が快適下限温度TL以下の場合は、窓6a,6bを制限開としエアコン7aをOFFとし(ステップS14)、制御間隔t2を設定する(ステップS15)。
外気温が快適下限温度TL以上の場合は、エアコン有モードが選択されているか否か(エアコン使用モードかエアコン不使用モードか)を判定する(ステップS16)。エアコン不使用モードが選択されている場合は、次に室温より外気温が低いか否かを判定し(ステップS17)、室温より外気温が低いときは、窓6a,6bを開としエアコン7aをOFFし(ステップS18)、制御間隔t3を設定する(S19)。室温より外気温が高いときは、窓6a,6bは閉としエアコン7aをOFFし(ステップS20)、制御間隔t3を設定する(ステップS21)。
ステップS16でエアコン使用モードが選択されていると、室温が快適温度範囲内か否かを判定する(ステップS22)。室温が快適温度範囲外と判定されると、次に外気温が快適上限温度TH以上か否かを判定する(ステップS23)。外気温が快適上限温度TH以上の場合は、窓6a,6bは閉としエアコン7aをOFFし(ステップS24)、制御間隔t3を設定する(ステップS25)。外気温が快適上限温度TH以下の場合は、窓6a,6bは開としエアコン7aをOFFし(ステップS26)、制御間隔t3を設定する(ステップS27)。
ステップS22で室温が快適温度範囲内のときは、次に外気温が快適上限温度TH以上か否かを判定する(ステップS28)。外気温が快適上限温度TH以上の場合は、窓6a,6bは閉としエアコン7aをOFFし(ステップS29)、制御間隔t3を設定する(ステップS30)。外気温が快適上限温度TH以下の場合は、次に室温が外気温より低いか否かを判定する(ステップS31)。室温より外気温が低い場合は、窓6a,6bは開としエアコン7aをOFFし(ステップS32)、制御間隔t3を設定する(ステップS33)。室温より外気温が高い場合は、窓6a,6bは閉としエアコン7aをOFFし(ステップS34)、制御間隔t3を設定する(ステップS35)。以上のように窓6a,6bとエアコン7aの状態を設定するとグループ毎の処理を終了し、図7のフローチャートのループ処理終了(ステップS5)に移行し、その次にループ処理開始(ステップS1)に戻り、上述の処理が繰り返し行われる。
なお、図8のフローチャートの下部に記載の英文字は、図3,4のグラフのA〜Lの各領域に対応している。図8のフローチャートは、エアコン使用モードのときの制御とエアコン不使用モードのときの制御を合体させたものとなっているが、エアコン使用モードとエアコン不使用モードとでグループ毎の処理のフローチャートを分けることもできる。
上述の例では、ステップS16でエアコン使用モードと判定され、ステップS22で室温が快適温度範囲内にあると判定され、ステップS28で外気温が快適上限温度TH以下の場合に、室温より外気温が低いかを判定し(ステップS31)、室温より外気温が低いときは窓6a,6bは開、室温より外気温が高いときは窓6a,6bは閉となるようにしているが(エアコン7aは何れもOFF)、室温と外気温とを比較するステップS31を行わず、室温と外気温が少なくとも設定温度(例えば快適上限温度TH)より低ければ、エアコン7aをOFFにして窓6a,6bを開けるように制御することもできる。
この場合でも室温を快適に維持できるし、集中制御機11が室温と外気温を所定時間(t1、t2,t3)毎に確認することで、制御が簡単になり、また室温と外気温を確認する時間を細かくすることで、室温や外気温の変化に応じたタイムリーな温度制御が行える。
図5は、「自動A(エアコン使用モード)」における外気温と室温に対応した窓6a,6b及びエアコン7aの制御状態の他の例を示している。図3と異なる部分について説明すると、室温が快適温度範囲内で外気温が室温より所定の窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1以上下がったときに(図中の矢印24参照)、窓6a,6bを開けてエアコン7aをOFFにする。一方、外気温が室温より高くなると(図中の矢印25参照)、すぐに窓6a,6bを閉じてエアコン7aをOFFする。
外気温が室温より高くなり、窓6a,6bを閉めてエアコン7aをOFFにした場合でも、日射や風などの影響により外気温が室温より一時的に低くなることがあり、窓6a,6bが開け閉め(いづれもエアコン7aはOFF)を繰り返す場合があるが、外気温が室温より所定の窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1以上低くなってから窓6a,6bを開けてエアコン7aをOFFすることで、そのような不都合(ハンチング)を解消することができる。
この窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1は、図5より明らかなように、窓を開けるときの外気温と窓を閉めるときの外気温との温度差であり、例えば1〜3℃に設定される。1℃よりも小さいとハンチングが起きるおそれがあり、3℃よりも大きいと窓6a,6bを開く時間が短くなるためである。窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1は、地域や個人差によって設定を変更できる。
室温と外気温が何れも快適上限温度THよりも高いときに(図中のC領域)、窓6a,6bを閉じてエアコン7aをONするのは、図3の場合と同様である。
室温が快適上限温度THより高い状態で、外気温のみが快適上限温度THより窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT4以上下がった場合(図中の矢印20参照)、窓6a,6bを開けエアコン7aをOFFにする。外気温が快適上限温度THより僅かに低い状態で窓6a,6bを開けてエアコン7aをOFFにすると、室内の壁等からの熱放射によってエアコンOFFする前よりも室温が上がる場合があり、またエアコンONの状態では室内の湿度が低くなっており、エアコンをOFFして窓6a,6bを開けると屋外の湿った空気が室内に入ることで体感温度が上がる場合があるが、外気温が室温より所定の窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT4以上低くなってから窓6a,6bを開けてエアコン7aをOFFすることで、そのような不都合を解消し、室温を快適に維持できる。
また、エアコン7aをONすることにより、室温はエアコン7aの設定温度まで低下するが、このとき室温が快適上限温度THより窓閉・エアコンOFF遅らせ温度dT6以上下がってからエアコンをOFFする(図中の矢印22参照)ことにより、エアコン7aがONとOFFを繰り返す不都合を解消することができる。なお、室温が快適上限温度THより窓閉・エアコンOFF遅らせ温度dT6以上下がらなかった場合は、外気温が室温より窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1以上下がったとき(図中の矢印23参照)、窓6a,6bを開けてエアコン7aをOFFにする。
また、外気温が快適下限温度TLより一定温度dT3以上低く且つ窓閉温度TCより一定温度dT5以上高く、尚且つ室温が快適下限温度TLより一定温度dT2以上高いときに(図中のG領域)、窓6a,6bを制限開としエアコン7aをOFFにしている。
図6は、「自動N(エアコン不使用モード)」における外気温と室温に対応した窓6a,6bの制御状態の他の例を示している。図4の場合と異なる部分について説明すると、室温が快適下限温度TL以上で外気温が室温より所定の窓開遅らせ温度dT7以上下がったときに(図中の矢印26参照)、窓6a,6bを開ける。一方、外気温が室温より高くなると(図中の矢印27参照)、すぐに窓6a,6bを閉じる。
外気温が室温より高くなり、窓6a,6bを閉めた場合でも、日射や風などの影響により外気温が室温より一時的に低くなることがあり、窓6a,6bが開け閉めを繰り返す場合があるが、外気温が室温より所定の窓開遅らせ温度dT7以上低くなってから窓6a,6bを開けることで、そのような不都合(ハンチング)を解消することができる。この窓開遅らせ温度dT7は、図6より明らかなように、窓を開けるときの外気温と窓を閉めるときの外気温との温度差であり、例えば1〜2℃に設定される。1℃よりも小さいとハンチングが起きるおそれがあり、2℃よりも大きいと窓6a,6bを開く時間が短くなるためである。
また、外気温が快適下限温度TLより一定温度dT3以上低く且つ窓閉温度TCより一定温度dT5以上高く、尚且つ室温が快適下限温度TLより一定温度dT2以上高いときに(図中のL領域)、窓6a,6bを制限開としている。
図9は、上述の図5,6の制御に対応したフローチャートを示している。図8と異なる部分について説明すると、ステップS13で外気温が最適下限温度TL以下と判定されると、外気温が快適下限温度TLより一定温度dT3以上低く且つ窓閉温度TCより一定温度dT5以上高く、尚且つ室温が快適下限温度TLより一定温度dT2以上高いか否かを判定する(ステップS36)。この条件に合うときは、窓6a,6bを制限開としエアコン7aをOFFとし(ステップS14)、制御間隔t2を設定する(ステップS15)。
ステップS17で室温より外気温が低いと判定されると、外気温が室温より窓開遅らせ温度dT7以上低いか否かを判定する(ステップS37)。外気温が室温より窓開遅らせ温度dT7以上低い場合は、窓6a,6bを開としエアコン7aをOFFし(ステップS18)、制御間隔t3を設定する(S19)。
ステップS23で外気温が快適上限温度TH以下と判定されると、外気温が快適上限温度THより窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT4以上低いか否かを判定する(ステップS38)。この条件に合致すると、窓6a,6bは開としエアコン7aをOFFし(ステップS26)、制御間隔t3を設定する(ステップS27)。
ステップS31で室温より外気温が低いと判定されると、外気温が室温より窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1以上低いか否かを判定する(ステップS39)。外気温が室温より窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1以上低い場合は、窓6a,6bを開としエアコン7aをOFFし(ステップS32)、制御間隔t3を設定する(S33)。
エアコン有りモードが選択され、室温が快適温度範囲内であると、エアコンがON状態か否かを判定する(ステップS40)。エアコンがONのときは、室温が快適上限温度THより窓閉・エアコンOFF遅らせ温度dT6以上低いか否かを判定する(ステップS41)。室温が快適上限温度THより窓閉・エアコンOFF遅らせ温度dT6以上低い場合は、窓6a,6bを閉としたままエアコン7aをOFFし(ステップS42)、制御間隔t3を設定する(S43)。ステップS41でnoの場合、即ち室温が快適上限温度THより低く且つ(TH−dT6)より高い場合は、外気温が室温より窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1以上低いか否かを判定する(ステップS44)。外気温が室温より窓開・エアコンOFF遅らせ温度dT1以上低い場合は、窓6a,6bを開としエアコン7aをOFFし(ステップS45)、制御間隔t3を設定する(S46)。
なお、図9のフローチャートの下部に記載の英文字は、図5,6のグラフのA〜Lの各領域に対応している。
一般的に、真夏の就寝時にはエアコン7aのタイマーをかけて就寝することが多いが、タイマーが切れると窓6a,6bが閉まっているために寝苦しくて目が覚めてしまうことがある。本システムのエアコン使用モードによれば、外気温が下がってくると窓6a,6bを開けてエアコン7aをOFFするので、真夜中の寝苦しさを解消することができる。その後、外気温が快適下限温度TL以下まで下がると窓6a,6bが閉鎖されるため、明け方に起こりやすい寝冷えを防止できる。また、日中に外出するときなどには、エアコン不使用モードを選択することで、熱溜りの排気を促して冷房使用の削減に繋がる。また、夜間にエアコン不使用モードを選択することで、壁等への蓄冷を促して冷房使用の削減に繋がる。
このように本システムは、エアコン不使用モードとエアコン使用モードを使い分けることで、最大限の自然風の利用と最小限のエアコンの利用により、住宅の環境や生活シーンに応じた快適な温度環境を提供できると共に、省エネを図ることができる。その結果、熱中症の発症を予防することができ、冷房が苦手な人に対しても夏の健康的な暮らしを提供することができる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。実施形態のものは、エアコン不使用モードとエアコン使用モードの両方を備えるものであるが、エアコン不使用モードとエアコン使用モードの何れか一方のみを備えるものであってもよい。また実施形態のものは、室温の快適上限温度THと快適下限温度TLを設定しているが、一つの設定温度のみを設定するものであってもよい。また、実施形態には、居室毎に制御するもの、居室と非居室を合わせて制御するものを示したが、複数の居室をまとめて制御するもの、非居室のみを制御するものであってもよい。フローチャートや操作パネルの画面は、適宜変更することができる。本発明のシステムは、住宅に限らず、あらゆる建物に適用することができる。
1 居室
2 居室
3 居室
4 住宅
5 非居室
6a,6b,6c,6d,6e,6f 窓
7a,7b,7c エアコン
8a,8b,8c 室温センサー
9a,9b,9c 操作パネル
11 集中制御機(制御手段)
12 外気温センサー

Claims (1)

  1. 1つの壁上にない2つ以上の窓と外気温センサーと室温センサーとエアコンと制御手段とを備え、制御手段は、夏期において室温と外気温に応じて、次の(a)及び(b)のいずれかの窓の開閉及びエアコンのON・OFFを行うエアコン使用モードと、室温と外気温に応じて次の(c)の窓の開閉のみを行うエアコン不使用モードを有することを特徴とする室温制御システム。
    (a)室温が快適温度範囲内のときは、外気温にかかわらずエアコンはOFFとし、外気温が室温より高いと前記2つ以上の窓を閉めて、外気温が室温より低いと前記2つ以上の窓を開ける。
    (b)室温が快適温度範囲を上回ったときは、外気温が快適上限温度より高いとエアコンをONして前記2つ以上の窓を閉め、外気温が快適上限温度より低いとエアコンをOFFして前記2つ以上の窓を開ける。
    (c)室温が快適温度範囲内のときは、外気温が室温より高いと前記2つ以上の窓を閉めて、外気温が室温より低いと前記2つ以上の窓を開ける。
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