JP4910032B2 - リモートコントローラ、ならびに、通信システム - Google Patents

リモートコントローラ、ならびに、通信システム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザから受け付けた簡単な操作に基づいて、設備機器を適切に制御することが可能なリモートコントローラ、ならびに、通信システムに関する。
近年、空調機やテレビジョンなどの設備機器は、多数の機能を備えるようになってきている。このような設備機器の多機能化に伴い、ユーザが実行すべき操作も繁雑化している。例えば、ユーザは、設備機器が備える所望の機能を利用するために、設備機器を遠隔操作するリモートコントローラが備える多くのボタンから所定のボタンを選択したり、何回もボタンを押したりしなければならないことがある。このため、ボタン操作に要する時間が長くなり、リモートコントローラに内蔵された電池の寿命が短くなっていた。
そこで、ユーザの操作を単純かつ簡単にしながら、速やかに設備機器が備える多数の機能を利用することが可能な技術が提案されている。例えば、特許文献1には、ユーザが、角速度センサを備えたリモートコントローラを振るだけで、電気機器を制御可能とする技術が開示されている。
特開平4−334197号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、ユーザは、電気機器が備える所望の機能を利用するために、当該機能に対応付けられた回数分、リモートコントローラを縦方向や横方向に振る必要がある。従って、ユーザは、リモートコントローラを縦方向や横方向に振る回数を覚える必要があるが、これらの回数を覚えることは、非常に面倒である。このため、リモートコントローラに対する単純かつ簡単な操作のみにより、電気機器などの設備機器を適切に制御することが可能な技術が望まれている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ユーザから受け付けた簡単な操作に基づいて、設備機器を適切に制御することが可能なリモートコントローラ、ならびに、通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るリモートコントローラは、
設備機器を遠隔操作するリモートコントローラであって、
複数種類の物理量のそれぞれについて、前記設備機器の採りうる複数の制御のそれぞれに対して物理量の値ごとに割り当てられた数値を記憶する記憶手段と、
前記設備機器を操作する際の状況を表す、前記複数種類の物理量のそれぞれの値を取得する取得手段と、
前記採りうる複数の制御の中から、前記取得手段により取得された前記複数種類の物理量のそれぞれの値に割り当てられて前記記憶手段に記憶されている数値の合計に基づく最適な制御を、前記設備機器に対する制御の候補として抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された制御を、ユーザに提示する提示手段と、
前記ユーザから、前記設備機器に対する制御として前記提示手段により提示された制御を採用するか否かを表す情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により、前記提示された制御を採用することを表す情報が受け付けられた場合、当該提示された制御で前記設備機器を制御する信号を、当該設備機器に送信する送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザから受け付けた簡単な操作に基づいて、設備機器を適切に制御することができる。
本発明の第1の実施形態に係る空調制御システムの構成の概要を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るリモートコントローラの物理的な構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るリモートコントローラの機能を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る空調機の機能を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る窓制御装置の機能を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る空調制御システムが実行する空調機制御処理を示すフローチャートである。 (A)は、操作時刻と動作モードとの関連表を示す図である。(B)は、周囲温度と動作モードとの関連表を示す図である。 (A)は、周囲湿度と動作モードとの関連表を示す図である。(B)は、空気清浄度と動作モードとの関連表を示す図である。 動作モード算出表を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るリモートコントローラの機能を説明するためのブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る空調制御システムが実行する空調機制御処理を示すフローチャートである。 (A)は、設定温度に関する操作履歴を示す図である。(B)は、設定湿度に関する操作履歴を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態では、空調機を制御するためのリモートコントローラに本発明を適用した場合について説明する。しかし、本発明は、あらゆる設備機器を制御するリモートコントローラに適用可能である。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る空調制御システム1000は、リモートコントローラ100と、空調機200と、窓制御装置300と、窓400と、を備える。
リモートコントローラ100は、ユーザが空調機200を遠隔操作するための装置である。リモートコントローラ100は、空調機200と無線通信が可能であり、ユーザから受け付けた操作入力に基づいて、空調機200を制御するための信号を、空調機200に送信する。
空調機200は、リモートコントローラ100と無線通信が可能であり、リモートコントローラ100から供給された制御信号に従って、空調機200が設置されている部屋(以下「被空調室」という。)の空調を実行する。具体的には、空調機200は、被空調室の暖房、冷房、除湿、加湿、及び、空気清浄、を行う。また、空調機200は、被空調室に設置されている窓400の開閉状態を制御する。具体的には、空調機200は、窓制御装置300に接続された窓400の開閉状態を制御するための信号を、窓制御装置300に送信する。
窓制御装置300は、窓開閉制御部310と、窓開閉アクチュエータ320と、を備え、空調機200から供給された制御信号に従って、窓400の開閉状態を制御する。すなわち、窓制御装置300は、被空調室の窓を開閉することにより、空調機200による空調を補助する。
窓400は、被空調室に設置されている窓であり、窓制御装置300により開閉状態が制御される。
次に、図2を参照して、リモートコントローラ100の物理的な構成を説明する。図2に示すように、リモートコントローラ100は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、フラッシュメモリ14と、通信装置15と、表示装置16と、加速度センサ17と、を備える。リモートコントローラ100が備える各構成要素はバスを介して接続される。
CPU11は、ROM12に記憶されたプログラムに従ってリモートコントローラ100全体の動作を制御する。CPU11は、リモートコントローラ100が備える各構成要素とバスを介して接続され、制御信号やデータのやりとりをする。
ROM12は、CPU11により実行されるプログラムを記憶する。なお、CPU11は、ROM12に記憶されたプログラムをRAM13に読み出して実行する。
RAM13は、データやプログラムを一時的に記憶する。RAM13は、ROM12から読み出されたプログラムや、空調機制御処理に必要なデータ等を一時記憶する。
フラッシュメモリ14は、操作時刻と動作モードとの関連表、周囲温度と動作モードとの関連表、周囲湿度と動作モードとの関連表、空気清浄度と動作モードとの関連表、設定温度に関する操作履歴、設定湿度に関する操作履歴、などを記憶する。
通信装置15は、CPU11による制御のもと、空調機200と無線通信を行う。通信装置15は、通信用のIC(Integrated Circuit)などから構成される。
表示装置16は、CPU11による制御のもと、制御内容を示す画面などを表示する。表示装置16は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などから構成される。
加速度センサ17は、リモートコントローラ100に働く加速度を検知する。加速度は、例えば、鉛直方向(以下「Z軸方向」という。)の加速度、Z軸方向に直交するX軸方向の加速度、X軸方向ならびにZ軸方向に直交するY軸方向の加速度、により表される。
次に、図3を参照して、リモートコントローラ100の機能を説明する。
リモートコントローラ100は、取得部110と、抽出部120と、提示部130と、受付部140と、送信部150と、記憶部160と、検知部170と、を備える。
取得部110は、空調機200から周辺情報を取得する。周辺情報は、ユーザがリモートコントローラ100を操作して、空調機200に被空調室の空調を実行しようとする際の、被空調室内の状況を表す各種の情報である。例えば、周辺情報は、ユーザがリモートコントローラ100を操作する時刻(以下「操作時刻」という。)、操作時刻における被空調室の温度(以下「周囲温度」という。)、操作時刻における被空調室の湿度(以下「周囲湿度」という。)、ならびに、操作時刻における被空調室の空気の清浄度(以下「空気清浄度」という。)、などである。取得部110は、例えば、通信装置15により構成される。
抽出部120は、記憶部160に記憶されている各種の動作モード関連表、ならびに、取得部110により取得された周辺情報に基づいて、空調機200に対する制御の候補を抽出する。制御は、暖房、冷房、除湿、加湿、空気清浄、窓を開く、および、窓を閉じる、などの動作モードと、設定温度、設定湿度、および、制御時間、などのパラメータと、により定義される。つまり、抽出部120は、これらの動作モードの中から最適な動作モードの候補を1つ抽出(選択、推定)するとともに、これらのパラメータから最適なパラメータの候補を1つ抽出(選択、推定)する。なお、パラメータは、動作モードによっては不要な場合もある。抽出部120は、例えば、CPU11により構成される。
提示部130は、抽出部120により抽出された制御の内容を、ユーザに提示する。具体的には、提示部130は、当該抽出された制御の内容を表す文字列を含む画面を表示する。提示部130は、例えば、表示装置16により構成される。
受付部140は、提示部130により提示された制御を、空調機200に対する制御として採用するか否かを表す情報(以下「採否情報」という。)を、ユーザから受け付ける。本実施形態においては、所定期間内にユーザによりリモートコントローラ100がZ軸方向に振られた場合に、提示された制御を採用する旨の採否情報が受け付けられ、当該所定期間内にユーザによりリモートコントローラ100がZ軸方向に振られなかった場合に、提示された制御を採用しない旨の採否情報が受け付けられるものとして説明する。受付部140は、例えば、加速度センサ17により構成される。
送信部150は、受付部140がユーザから提示された制御を採用する旨を表す採否情報を受け付けた場合、当該採用された制御で空調機200を制御する信号を、空調機200に送信する。送信部150は、例えば、通信装置15により構成される。
記憶部160は、操作時刻と動作モードとの関連表、周囲温度と動作モードとの関連表、周囲湿度と動作モードとの関連表、ならびに、空気清浄度と動作モードとの関連表、を記憶する。これらの関連表は、周辺情報により表される状況と、当該状況において各制御を行う推奨度合と、が対応付けられた表である。記憶部160は、例えば、フラッシュメモリ14により構成される。
検知部170は、リモートコントローラ100が動いたことを検知する。検知部170は、例えば、加速度センサ17により構成される。
次に、図4を参照して、空調機200の機能について説明する。
空調機200は、取得部210と、通信部220と、制御部230と、空調部240と、を備える。
取得部210は、周辺情報(現在時刻、被空調室の温度、被空調室の湿度、ならびに、被空調室の空気清浄度)を取得する。取得部210は、RTC(Real Time Clock)、温度計、湿度計、エアパーティクルセンサなどにより構成される。
通信部220は、取得部210により取得された周辺情報を、リモートコントローラ100に送信する。また、通信部220は、リモートコントローラ100から送信された制御信号を受信し、受信した制御信号を制御部230に供給する。通信部220は、通信装置15と同等の通信装置により構成される。
制御部230は、通信部220から供給された制御信号に従って、空調部240ならびに窓制御装置300を制御する。つまり、制御部230は、通信部220から供給された制御信号に従って、空調部240を制御するための制御信号と窓制御装置300を制御するための制御信号とを生成し、生成した制御信号を、空調部240ならびに窓制御装置300に送信する。制御部230は、例えば、CPU11と同等のCPUにより構成される。
空調部240は、制御部230から供給された制御信号に従って、被空調室の空調を実行する。空調部240は、例えば、加熱器、冷却器、除湿器、加湿器、空気清浄器により構成される。
次に、図5を参照して、窓制御装置300の機能について説明する。
窓制御装置300は、窓開閉制御部310と、窓開閉アクチュエータ320と、を備える。
窓開閉制御部310は、空調機200から供給された制御信号に従って、窓開閉アクチュエータ320を駆動するための駆動信号を生成し、生成した駆動信号を窓開閉アクチュエータ320に供給する。窓開閉制御部310は、例えば、CPU11と同等のCPUにより構成される。
窓開閉アクチュエータ320は、窓400の窓枠などに配設され、窓開閉制御部310から供給された駆動信号に従って、窓400を開閉する。窓開閉アクチュエータ320は、例えば、電磁弁とシリンダにより構成される。なお、シリンダとして、空気圧式シリンダ、電気式シリンダ、油圧式シリンダなど、あらゆるシリンダを採用することができる。
次に、図6を参照して、リモートコントローラ100が実行する空調機制御処理について説明する。なお、リモートコントローラ100は、電源が投入されている間、図6に示す空調機制御処理を実行する。
まず、CPU11は、リモートコントローラ100が動いたか否かを判別する(ステップS101)。具体的には、例えば、CPU11は、加速度センサ17によって検知された、X軸方向の加速度、Y軸方向の加速度、ならびに、Z軸方向の加速度、のいずれかの加速度が、所定の閾値以上であると判別した場合に、リモートコントローラ100が動いたと判別する。一方、CPU11は、これらの3つの加速度のいずれもが、当該所定の閾値未満であると判別した場合に、リモートコントローラ100が動いていないと判別する。
CPU11は、リモートコントローラ100が動いていないと判別すると(ステップS101:NO)、ステップS101の処理を再度実行する。一方、CPU11は、リモートコントローラ100が動いたと判別すると(ステップS101:YES)、周辺情報を取得する(ステップS102)。具体的には、例えば、CPU11は、空調機200に対する周辺情報の送信要求を通信装置15を介して送信し、当該送信要求に応答して空調機200から通信装置15に送信された周辺情報を取得する。
CPU11は、ステップS102の処理を完了すると、動作モードの候補を抽出する(ステップS103)。具体的には、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶されている各種の関連表に基づいて、複数の動作モードから1つの動作モードの候補を抽出する。
ここで、図7〜9を参照して、動作モードの候補を抽出する手法について説明する。まず、図7および8を参照して、フラッシュメモリ14に記憶されている各種の関連表について説明する。
図7(A)は、操作時刻の時間帯毎に、各動作モードをどの程度重視して実行すべきかを数値(ポイント)で表している。なお、数値が高いほど、抽出されやすくなる。図7(A)には、操作時刻が、朝(6:00〜10:00)、昼(10:00〜16:00)、夕方(16:00〜19:00)、夜(19:00〜22:00)、深夜(22:00〜6:00)、のいずれかの時間帯に属する例を示している。また、図7(A)には、朝、夜、ならびに、深夜、など、比較的寒いと考えられる時間帯には、動作モードとして暖房が抽出されやすく、昼、ならびに、夕方、など、比較的暖かいと考えられる時間帯には、動作モードとして冷房が抽出されやすくなる例を示している。
図7(B)は、周囲温度の帯域毎に、各動作モードをどの程度重視して実行すべきかを数値(ポイント)で表している。なお、数値が高いほど、抽出されやすくなる。図7(B)には、周囲温度が、とても高い(30〜50℃)、高い(25〜30℃)、普通(15〜25℃)、低い(5〜15℃)、とても低い(−30〜5℃)、のいずれかの帯域に属する例を示している。また、図7(B)には、周囲温度が比較的高い場合には、動作モードとして冷房が抽出されやすく、周囲温度が比較的低い場合には、動作モードとして暖房が抽出されやすくなる例を示している。
図8(A)は、周囲湿度の帯域毎に、各動作モードをどの程度重視して実行すべきかを数値(ポイント)で表している。なお、数値が高いほど、抽出されやすくなる。図8(A)には、周囲湿度が、とても高い(80〜100%)、高い(60〜80%)、普通(40〜60%)、低い(20〜40%)、とても低い(0〜20%)、のいずれかの帯域に属する例を示している。また、図8(A)には、周囲湿度が高い場合には、動作モードとして除湿が抽出されやすく、周囲湿度が低い場合には、動作モードとして加湿が抽出されやすくなる例を示している。
図8(B)は、空気清浄度の範囲毎に、各動作モードをどの程度重視して実行すべきかを数値(ポイント)で表している。なお、数値が高いほど、抽出されやすくなる。図8(B)には、空気清浄度が、とても低い(とても汚い)(クラス7〜9)、低い(汚い)(クラス3〜6)、高い(きれい)(クラス1〜2)、のいずれかの範囲に属する例を示している。また、図8(B)には、空気清浄度が低いほど、動作モードとして空気清浄が抽出されやすくなる例を示している。
図9は、周辺情報と、各種の関連表と、に基づいて、適切な動作モードを抽出する方法を説明するための図である。
図9に、操作時刻が昼(10:00〜16:00)に属し、周囲温度がとても高い(30〜50℃)に属し、周囲湿度が高い(60〜80%)に属し、空気清浄度が高い(きれい)(クラス1〜2)に属す例を示す。この場合、動作モード毎に、各周辺情報に対応付けられている数値を合計すると、暖房が0、冷房が4、除湿が2、加湿が0、空気清浄が0、窓を開くが1、窓を閉じるが1、となる。従って、CPU11は、当該状況における最も適切な動作モードとして、数値の合計が最も大きい冷房を抽出する。
CPU11は、ステップS103の処理を完了すると、パラメータの候補を抽出する(ステップS104)。本実施形態においては、パラメータとして、フラッシュメモリ14にあらかじめ記憶されている固定値を採用する。例えば、冷房においては、パラメータは25℃であるものとする。
CPU11は、ステップS104の処理を完了すると、抽出された制御の候補をユーザに提示する(ステップS105)。具体的には、例えば、CPU11は、抽出された動作モードを表す文字列と、抽出されたパラメータを表す文字列と、を表示装置16が備えるモニタに表示する。
CPU11は、ステップS105の処理を完了すると、提示された制御の候補が、ユーザによって承認されたか否かを判別する(ステップS106)。具体的には、例えば、CPU11は、加速度センサ17の出力を所定期間監視し、当該所定期間におけるZ軸方向の加速度の最大値が所定の閾値を超えたと判別した場合に、ユーザによって承認されたと判別し、当該所定期間におけるZ軸方向の加速度の最大値が所定の閾値を超えていないと判別した場合に、ユーザによって否認されたと判別する。つまり、CPU11は、リモートコントローラ100が、鉛直方向に振られたか否かを判別する。
CPU11は、提示された制御の候補が、ユーザによって承認されていないと判別すると(ステップS106:NO)、ステップS103に処理を戻す。この場合、CPU11は、ステップS105において既にユーザに提示した制御の候補とは異なる制御の候補を、ステップS105においてユーザに提示する。このため、CPU11は、ステップS103において、未抽出の動作モードを抽出し、あるいは、ステップS104において、未抽出のパラメータを抽出する。例えば、CPU11は、動作モードの候補を変更する場合、冷房の次に数値が高い除湿を抽出する。また、例えば、CPU11は、パラメータの候補を変更する場合、25℃の温度を1℃下げた24℃を抽出する。
一方、CPU11は、提示された制御の候補が、ユーザによって承認されたと判別すると(ステップS106:YES)、制御信号を送信する(ステップS107)。具体的には、CPU11は、ユーザに承認された制御を、空調機200もしくは窓制御装置300に実行させるための制御信号を生成し、通信装置15を介して、生成した制御信号を空調機200に送信する。
CPU11は、ステップS107の処理を完了すると、空調機制御処理を完了する。なお、ステップS107において、制御信号が空調機200に送信されると、空調機200は、空調部240もしくは窓開閉制御部310を制御して、承認された空調を実行する。
本実施形態に係る空調制御システム1000によれば、リモートコントローラ100の操作時において、最適であると考えられる制御の候補がユーザに提示される。このため、ユーザは、リモートコントローラ100に対して、当該提示された制御を承認するかしないかを表す簡単な操作入力を行うだけでよい。
また、空調機制御処理は、リモートコントローラ100に加速度が働いたことをトリガとして実行される。このため、ユーザに、空調機制御処理を開始するための特別な操作を強いることなく直ちに承認、否認のための操作を行うことができる。また、リモートコントローラ100に加速度が働くまでは、リモートコントローラ100は待機状態となるため、消費電力を低減することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる部分は、主にリモートコントローラの構成である。従って、以下の説明では、第2の実施形態に係るリモートコントローラ101を中心に説明する。なお、リモートコントローラ101の物理的な構成は、リモートコントローラ100と同様であるため説明を省略する。
以下、図10を参照して、リモートコントローラ101の機能を説明する。
リモートコントローラ101は、取得部110と、抽出部120と、提示部130と、受付部140と、送信部150と、記憶部160と、検知部170と、更新部180と、を備える。
取得部110は、空調機200から周辺情報を取得する。取得部110は、例えば、通信装置15により構成される。
抽出部120は、記憶部160に記憶されている操作履歴、ならびに、取得部110により取得された周辺情報に基づいて、空調機200に対する制御の候補を抽出する。抽出部120は、例えば、CPU11により構成される。
提示部130は、抽出部120により抽出された制御の内容を、ユーザに提示する。提示部130は、例えば、表示装置16により構成される。
受付部140は、採否情報を、ユーザから受け付ける。受付部140は、例えば、加速度センサ17により構成される。
送信部150は、受付部140がユーザから提示された制御を採用する旨を表す採否情報を受け付けた場合、当該採用された制御で空調機200を制御する信号を、空調機200に送信する。送信部150は、例えば、通信装置15により構成される。
記憶部160は、動作モードに関する操作履歴と、パラメータに関する操作履歴と、を記憶する。動作モードに関する操作履歴は、第1の実施形態において説明した各種の関連表と同等のものである。ただし、本実施形態においては、これらの関連表は、リモートコントローラ101がユーザにより操作される度に、更新される(対応する数値が1増加する)。つまり、ある状況においてある動作モードが採用されると、当該状況と同様の状況において当該動作モードが抽出されやすくなることを示す。なお、パラメータに関する操作履歴については、後述する。記憶部160は、例えば、フラッシュメモリ14により構成される。
検知部170は、リモートコントローラ101が動いたことを検知する。検知部170は、例えば、加速度センサ17により構成される。
更新部180は、取得部110により取得された周辺情報と、抽出部120により抽出された制御の候補と、受付部140により受け付けられた採否情報と、に基づいて、記憶部160に記憶されている操作履歴を更新する。更新部180は、例えば、CPU11により構成される。
次に、図11を参照して、リモートコントローラ101が実行する空調機制御処理について説明する。なお、リモートコントローラ101は、電源が投入されている間、図11に示す空調機制御処理を実行する。
まず、CPU11は、リモートコントローラ101が動いたか否かを判別する(ステップS201)。
CPU11は、リモートコントローラ101が動いていないと判別すると(ステップS201:NO)、ステップS201の処理を再度実行する。一方、CPU11は、リモートコントローラ101が動いたと判別すると(ステップS201:YES)、周辺情報を取得する(ステップS202)。
CPU11は、ステップS202の処理を完了すると、動作モードの候補を抽出する(ステップS203)。具体的には、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶されている動作モードに関する操作履歴に基づいて、複数の動作モードから1つの動作モードの候補を抽出する。なお、動作モードに関する操作履歴は、第1の実施形態において説明した関連表と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
CPU11は、ステップS203の処理を完了すると、パラメータの候補を抽出する(ステップS204)。具体的には、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶されているパラメータに関する操作履歴に基づいて、パラメータを抽出(選択)する。
ここで、図12を参照して、パラメータに関する操作履歴について説明する。図12(A)は、設定温度に関する操作履歴を示し、図12(B)は、設定湿度に関する操作履歴を示す。設定温度に関する操作履歴は、設定温度(℃)と、過去に当該設定温度(℃)に設定された回数と、が対応付けられた情報である。また、設定湿度に関する操作履歴は、設定湿度(%)と、過去に当該設定湿度(%)に設定された回数と、が対応付けられた情報である。
ここで、CPU11は、動作モードの候補として暖房もしくは冷房が抽出された場合、設定された回数が最も多い設定温度を、パラメータとして抽出する。図12(A)に示す例では、28℃がパラメータとして抽出される。一方、CPU11は、動作モードの候補として除湿もしくは加湿が抽出された場合、設定された回数が最も多い設定湿度を、パラメータとして抽出する。図12(B)に示す例では、40%がパラメータとして抽出される。
CPU11は、ステップS204の処理を完了すると、抽出された制御の候補をユーザに提示する(ステップS205)。具体的には、例えば、CPU11は、抽出された動作モードを表す文字列と、抽出されたパラメータを表す文字列と、を表示装置16が備えるモニタに表示する。
CPU11は、ステップS205の処理を完了すると、提示された制御の候補が、ユーザによって承認されたか否かを判別する(ステップS206)。
CPU11は、提示された制御の候補が、ユーザによって承認されていないと判別すると(ステップS206:NO)、ステップS203に処理を戻す。この場合、CPU11は、ステップS205において既にユーザに提示した制御の候補とは異なる制御の候補を、ステップS205においてユーザに提示する。このため、CPU11は、ステップS203において、未抽出の動作モードを抽出し、あるいは、ステップS204において、未抽出のパラメータを抽出する。例えば、CPU11は、動作モードの候補を変更する場合、冷房の次に数値が高い除湿を抽出する。また、例えば、CPU11は、パラメータの候補を変更する場合、28℃の次に設定回数が多い27℃をパラメータとして抽出する。
一方、CPU11は、提示された制御の候補が、ユーザによって承認されたと判別すると(ステップS206:YES)、操作履歴を更新する(ステップS207)。具体的には、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶されている、動作モードに関する操作履歴と、パラメータに関する操作履歴と、を更新する。なお、CPU11は、動作モードに関する操作履歴については、操作時刻と動作モードとの関連を示す履歴と、周囲温度と動作モードとの関連を示す履歴と、周囲湿度と動作モードとの関連を示す履歴と、空気清浄度と動作モードとの関連を示す履歴と、の全てを更新する。一方、CPU11は、パラメータに関する操作履歴については、設定された動作モードと関連のある操作履歴(例えば、設定された動作モードが冷房である場合、設定温度に関する操作履歴)のみを更新する。
CPU11は、ステップS207の処理を完了すると、制御信号を送信する(ステップS208)。具体的には、CPU11は、ユーザに承認された制御を、空調機200もしくは窓制御装置300に実行させるための制御信号を生成し、通信装置15を介して、生成した制御信号を空調機200に送信する。
CPU11は、ステップS208の処理を完了すると、空調機制御処理を完了する。なお、ステップS208において、制御信号が空調機200に送信されると、空調機200は、空調部240もしくは窓開閉制御部310を制御して、承認された空調を実行する。
本実施形態に係る空調制御システム1000によれば、リモートコントローラ101の操作時において、最適であると考えられる制御の候補がユーザに提示される。このため、ユーザは、リモートコントローラ101に対して、当該提示された制御を承認するかしないかを表す簡単な操作入力を行うだけでよい。なお、ユーザによって承認された操作の履歴に基づいて抽出された制御の候補が、ユーザに提示される。このため、ユーザが所望する制御が、制御の候補としてユーザに提示される確率が高くなると考えられる。
また、空調機制御処理は、リモートコントローラ101に加速度が働いたことをトリガとして実行される。このため、ユーザに、空調機制御処理を開始するための特別な操作を強いることなく直ちに承認、否認のための操作を行うことができる。また、リモートコントローラ101に加速度が働くまでは、リモートコントローラ101は待機状態となるため、消費電力を低減することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能であり、上記実施形態に限られるものではない。
第1、2の実施形態においては、制御の候補が視覚を通じてユーザに提示される例を示した。しかし、制御の候補が聴覚を通じてユーザに提示されてもよい。この場合、提示部130は、例えば、制御の候補を示す音声を出力可能なスピーカにより構成される。
第1、2の実施形態においては、制御の候補がユーザにより承諾されたか否かが、リモートコントローラ100(リモートコントローラ101)に働く加速度の大きさにより判別される例を示した。しかし、制御の候補がユーザにより承諾されたか否かを、ユーザの音声により判別してもよい。この場合、受付部140は、例えば、ユーザから発せられた音声を電気信号に変換するマイクロフォンにより構成される。そして、CPU11は、当該マイクロフォンから出力された電気信号を解析して、ユーザにより発せられた音声が、承認を表す音声(例えば「はい」)であるか、もしくは、否認を表す音声(例えば「いいえ」)であるかを判別する。
また、制御の候補がユーザにより承諾されたか否かを、ユーザのボタン操作により判別してもよい。この場合、受付部140は、例えば、ユーザが承認する際に押圧されるべきボタンと、ユーザが否認する際に押圧されるべきボタンと、により構成される。
第1、2の実施形態においては、リモートコントローラ100(リモートコントローラ101)は、空調機200から無線通信により必要に応じて周辺情報を受信する例を示した。この場合、通信量が少ないため、消費電力を抑えることが期待できる。しかし、リモートコントローラ100(リモートコントローラ101)は、空調機200から無線通信により定期的に周辺情報を受信してもよい。これにより、リモートコントローラ100(リモートコントローラ101)は、送信要求を送る必要がなくなるため、処理速度の向上が期待できる。また、リモートコントローラ100(リモートコントローラ101)が直接周辺情報を取得する構成であってもよい。この場合、取得部110は、RTC(Real Time Clock)、温度計、湿度計、エアパーティクルセンサなどにより構成される。この場合、通信を行なわないため、消費電力を抑えることが期待できるとともに、ユーザに近い位置の周辺情報を取得できるため、より適切な制御の候補を抽出することが期待できる。
第1、2の実施形態においては、操作時刻、周囲温度、周囲湿度、ならびに、空気清浄度、の4つの周辺情報について対応付けられている数値の和が最も多い動作モードが、動作モードの候補としてユーザに提示される例を示した。しかし、特定の周辺情報に対応付けられた数値に着目し、当該数値が最も多い動作モードが、動作モードの候補としてユーザに提示されるようにしてもよい。例えば、周囲温度を重視して動作モードの候補を決定する場合、制御時の周囲温度を含む帯域に対応付けられた数値が最も多い動作モードを、動作モードの候補としてユーザに提示する。
また、第2の実施形態においては、動作モードとして採用された回数、もしくは、パラメータとして採用された回数、が操作履歴として記憶される例を示した。しかし、動作モードとして不採用となった回数、もしくは、パラメータとして不採用となった回数、がさらに操作履歴として記憶されてもよい。この場合、例えば、採用された回数から不採用となった回数を減じた値、もしくは、採用割合に基づいて、動作モードやパラメータが候補として決定されるようにする。これにより、ユーザの意思を反映した制御の候補を抽出することができる。
第1、2の実施形態においては、採用される制御が1つである例を示した。しかし、採用される制御は、複数個であってよい。ただし、各制御が相互に依存関係がある場合、排他的な制御は行わないことが一般的である。以下に、各動作モードの依存関係を示す。暖房と冷房とは、排他的な関係にある。除湿と加湿とは、排他的な関係にある。窓を開けると窓を閉めるとは、排他的な関係にある。暖房、冷房、除湿、加湿、ならびに、空気清浄と、窓開けと、は排他的な関係にある。暖房、冷房、除湿、加湿、ならびに、空気清浄と、窓閉めと、は同時に行われる関係にある。それら以外の関係は、独立した関係である。このように、各動作モードの依存関係を加味して、複数個の動作モードを採用することもできる。
また、第1、2の実施形態においては、各周辺情報が独立しているものとして、制御の候補が決定される例を示した。しかし、各周辺情報が相互に依存しているものとして、制御の候補が決定されてもよい。従って、制御の候補を決定する際は、依存関係にある周辺情報の採用回数を考慮して、制御の候補が決定されるようにする。例えば、暖房と冷房、除湿と加湿、窓を開けることと窓を閉めること、などは互いに排他的な関係にある。従って、例えば、暖房に対応付けられた数値から冷房に対応付けられた数値を減じた値を、暖房に対応付けられた数値として採用する。
第1、2の実施形態においては、窓制御装置300が、窓400を開閉させる例を示した。しかし、窓制御装置300が、ドア、シャッター、ブラインド、もしくは、雨戸などを開閉してもよい。この場合でも、空調機200と連動して、これらのドアなどを制御することができる。
第1、2の実施形態においては、周辺情報として、操作時刻、周囲温度、周囲湿度、ならびに、空気清浄度、を採用する例を示した。しかし、季節、時期、月、曜日、室外気温、室外気温と室内気温(周囲温度)との差、などを周辺情報として採用することもできる。これらの条件と、採用された制御との間に依存関係が考えられる場合に有効である。
第1、2の実施形態においては、制御が実行される時間が示されていないが、制御が実行される時間が指定されるようにしてもよい。この場合、例えば、リモートコントローラ100は、制御時間を指定する制御信号を空調機200に供給し、空調機200がタイマーを備え、空調機200は指定された制御時間の間、制御を実行する。
第1、2の実施形態においては、リモートコントローラ100(リモートコントローラ101)が記憶部160を備える例を示した。しかし、空調機200が、記憶部160を備えていても良い。この場合、リモートコントローラ100(リモートコントローラ101)は、記憶部160に記憶されている情報を、無線通信により空調機200から取得することができる。
第1の実施形態においては、あらかじめ記憶されている値をパラメータの候補とする例を示した。しかし、例えば、候補とされた動作モードに対応付けられた数値の大きさに基づいて、パラメータの候補が決定されるようにしてもよい。例えば、冷房に対応付けられた数値が大きいほど、設定温度を低くすることができる。
第2の実施形態においては、パラメータに関する操作履歴が、周辺情報と対応付けられていない例を示した。しかし、パラメータに関する操作履歴を、周辺情報毎に用意してもよい。この場合、周辺情報により示される状況における適切な制御が候補として抽出される。
第1、2の実施形態においては、本発明を空調機に適用する例を示した。しかし、本発明は、テレビジョン、電子レンジなど、あらゆる設備機器に適用することができる。
本発明は、設備機器と当該設備機器を操作するための信号を送信するリモートコントローラとを備える通信システムに適用可能である。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 フラッシュメモリ
15 通信装置
16 表示装置
17 加速度センサ
100、101 リモートコントローラ
110 取得部
120 抽出部
130 提示部
140 受付部
150 送信部
160 記憶部
170 検知部
180 更新部
200 空調機
210 取得部
220 通信部
230 制御部
240 空調部
300 窓制御装置
310 窓開閉制御部
320 窓開閉アクチュエータ
400 窓
1000 空調制御システム

Claims (7)

  1. 設備機器を遠隔操作するリモートコントローラであって、
    複数種類の物理量のそれぞれについて、前記設備機器の採りうる複数の制御のそれぞれに対して物理量の値ごとに割り当てられた数値を記憶する記憶手段と、
    前記設備機器を操作する際の状況を表す、前記複数種類の物理量のそれぞれの値を取得する取得手段と、
    前記採りうる複数の制御の中から、前記取得手段により取得された前記複数種類の物理量のそれぞれの値に割り当てられて前記記憶手段に記憶されている数値の合計に基づく最適な制御を、前記設備機器に対する制御の候補として抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された制御を、ユーザに提示する提示手段と、
    前記ユーザから、前記設備機器に対する制御として前記提示手段により提示された制御を採用するか否かを表す情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により、前記提示された制御を採用することを表す情報が受け付けられた場合、当該提示された制御で前記設備機器を制御する信号を、当該設備機器に送信する送信手段と、を備える、
    ことを特徴とするリモートコントローラ。
  2. 前記抽出手段は、
    前記受付手段により、前記提示された制御を採用しないことを表す情報が受け付けられた場合、前記数値の合計が、前記提示された制御の次に最適な制御を、前記設備機器に対する制御の候補として抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. 前記記憶手段に記憶されている数値は、制御の実績を示す数値であり、
    前記取得手段により取得された前記複数種類の物理量のそれぞれの値と、前記抽出手段により抽出された制御の候補と、前記受付手段によりユーザから受け付けられた情報と、に基づいて、前記記憶手段に記憶されている数値を更新する更新手段、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のリモートコントローラ。
  4. 前記更新手段は、
    前記受付手段により、前記提示された制御を採用することを表す情報が受け付けられた場合、前記提示された制御および前記取得手段により取得された前記複数種類の物理量のそれぞれの値に割り当てられて前記記憶手段に記憶されている数値を増加させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のリモートコントローラ。
  5. 前記更新手段は、
    前記受付手段により、前記提示された制御を採用しないことを表す情報が受け付けられた場合、前記提示された制御および前記取得手段により取得された前記複数種類の物理量のそれぞれの値に割り当てられて前記記憶手段に記憶されている数値を減少させる、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のリモートコントローラ。
  6. 前記受付手段は、
    前記ユーザからのボタン制御を受け付けるボタン、前記リモートコントローラに働く加速度を検知する加速度センサ、もしくは、前記ユーザが発する音声を受け付けるマイクロフォン、のうちのいずれかを備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  7. 設備機器と、当該設備機器を遠隔操作するリモートコントローラと、を備える通信システムであって、
    前記リモートコントローラは、
    複数種類の物理量のそれぞれについて、前記設備機器の採りうる複数の制御のそれぞれに対して物理量の値ごとに割り当てられた数値を記憶する記憶手段と、
    前記設備機器を操作する際の状況を表す、前記複数種類の物理量のそれぞれの値を取得する取得手段と、
    前記採りうる複数の制御の中から、前記取得手段により取得された前記複数種類の物理量のそれぞれの値に割り当てられて前記記憶手段に記憶されている数値の合計に基づく最適な制御を、前記設備機器に対する制御の候補として抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された制御を、ユーザに提示する提示手段と、
    前記ユーザから、前記設備機器に対する制御として前記提示手段により提示された制御を採用するか否かを表す情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により、前記提示された制御を採用することを表す情報が受け付けられた場合、当該提示された制御で前記設備機器を制御する信号を、当該設備機器に送信する送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする通信システム。
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