JP2008283669A - 遠隔制御信号生成装置及び遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御信号生成装置及び遠隔制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】電池駆動式の一般的なリモートコントローラの電池ホルダに装着可能に構成されると共に、このように装着された状態で、当該リモートコントローラに対する通常の仕様における被制御機器とは異なる機器に対して有効な遠隔制御信号を生成することのできる遠隔制御信号生成装置を提供する。
【解決手段】遠隔制御信号生成装置200が、リモートコントローラ100の電池ホルダ150に1個の実電池160と共に装着されると、コンバータ部220が、2個の実電池の直列接続の配列で装着された場合の出力電圧を発生して各負荷に給電する。発光素子120のリモコン信号を受光素子231で検出し、該検出されたリモートコントローラ100のコード体系による一次遠隔制御信号を信号コード変換処理部240で他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力し発光素子252から対象機器に投射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定のリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力する遠隔制御信号生成装置及び遠隔制御システムに関する。
一つのリモートコントローラ(トランスミッタ)からの光信号であるモコン信号を受光し、メーカごとのリモコン信号に変換して順次再発光し、メーカが異なる複数の機器を操作できるようにする技術が既に提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1の提案では、赤外線リモコン信号を受光部で受けて電気信号に変換し、検波後に波形整形してCPUへ入力し、CPUで該リモコン信号の命令を判読し、メーカごとのリモコン信号をデータとして記憶しているメモリ部より該当するデータを抽出し、このデータに基づいて発光部より赤外線リモコン信号を発光するようにしている。
また一方、上述のような赤外線リモコン信号の変換に際して、メーカを指定する操作を自動化した技術も提案されている(特許文献2参照)。
特許文献2の提案では、受光部で受けた電気信号が予め用意した複数のメーカのリモコン信号コードの何れに合致するかを検出し、この合致が検出されたリモコン信号コードに対応する被制御装置に係るリモコン信号をコード記憶部から読み出して送信し遠隔操作に適用するようにしている。
特開平5−56484号公報(段落0001〜段落0004、図1) 特開2005−269372号公報(段落0003〜段落0008、図1)
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示の技術では、単一のリモートコントローラで複数の家電機器等に対応できるという利便性があるものの、当初からこのような複数の被制御機器に対応可能に構成された、所謂マルチリモコン機能を搭載した高機能な仕様のリモートコントローラでなければならない。
従って、通常のリモートコントローラでも十分満足して用いることができ、特段にマルチリモコン機能を欲しない一般的ユーザにとっては甚だオーバースペックであると言わざるを得ない。
このため、例えばデジタル放送受信機のような一つの家電機器等にこのような高機能な仕様のリモートコントローラを一律に同梱して販売するといったことは実際のユーザニーズに合致しないことが多いと考えられる。
他方、特に上述のような高機能な仕様のリモートコントローラを欲するユーザにとっては、被制御機器である家電機器毎に標準の付属機器として同梱されてくる通常のリモートコントローラを既に保有している状態で、更に、所謂マルチリモコン機能を搭載した高機能な仕様のリモートコントローラを入手しなくてはならないこととなり、入手後には通常のリモートコントローラは無用と化してしまい無駄が多い。
本発明は上述のような状況に鑑みてなされたものであり、電池駆動式の一般的なリモートコントローラの電池ホルダに装着可能に構成されると共に、このように装着された状態で、当該リモートコントローラに対する通常の仕様における被制御機器とは異なる機器に対して有効な遠隔制御信号を生成することのできる遠隔制御信号生成装置及びその遠隔制御信号生成装置を用いた遠隔制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するべく、本願では次に列記するような技術を提案する。
(1)所定のリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力する遠隔制御信号生成装置であって、
前記リモートコントローラの電源として適用される所定仕様の電池を定格数である複数個保持して該定格数の電池の直列接続によって定格起電力を得るように構成された電池ホルダに当該複数個のうちの一の電池に替えて自己が保持されるに適合する形状・寸法の外装体と、
前記一の電池に替えて他の電池と共に前記外装体がこの電池ホルダに保持されたときには当該他の電池の起電力の合算値に相応する電圧の供給を受けて該供給された電圧を前記定格起電力に相応する出力電圧に変換するコンバータ部と、
前記一次遠隔制御信号を検出する一次遠隔制御信号検出部と、
前記一次遠隔制御信号検出部で検出した一次遠隔制御信号に対応する前記他のコード体系による二次遠隔制御信号を生成する信号コード変換処理部と、
前記信号コード変換処理部により生成される二次遠隔制御信号を送信する二次遠隔制御信号送信部とを備え、
前記コンバータ部および信号コード変換処理部は前記外装体内に設けられていることを特徴とする遠隔制御信号生成装置。
上記(1)の遠隔制御信号生成装置では、電池駆動型のリモートコントローラにおける電池ホルダに自己が保持されるに適合する形状・寸法の外装体を有するため、その電池ホルダに装着される定格数(例えば2個)の電池(以下、適宜「実電池」という)のうちの一つのものに替えてこの外装体を備えた遠隔制御信号生成装置が装着され得る。
このようにしてリモートコントローラの電池ホルダに装着されると、電池ホルダに同時に装着されている実電池による起電力(実電池が複数ある場合においてはそれらの直列接続による起電力)がコンバータ部によって昇圧されて電池ホルダからは定格数の実電池が装着されている状態における定格電圧が得られる。
即ち、リモートコントローラはその電池ホルダに実電池と共に本発明の遠隔制御信号生成装置が1個の実電池と置き換えて装着された状態で、電池ホルダからは全て実電池が装着されたときと同様に各負荷に電源が供給され稼動し得る。
リモートコントローラから通常の如く発せられる一次遠隔制御信号が一次遠隔制御信号検出部で検出され信号コード変換処理部で二次遠隔制御信号に変換され二次遠隔制御信号送信部から被制御機器に送信される。
以上により、電池駆動型のリモートコントローラの電池ホルダに本発明の遠隔制御信号生成装置を装着すれば、そのリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号が他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力され送信されるため、コード体系を異にする制御信号が適用される被制御機器をリモートコントローラ自体は同一のものを用いて遠隔制御することが可能になる。
(2)前記一次遠隔制御信号検出部は、前記リモートコントローラの前記一次遠隔制御信号である光信号を受信する受光素子を備えていることを特徴とする(1)の遠隔制御信号生成装置。
上記(2)の遠隔制御信号生成装置では、(1)の遠隔制御信号生成装置において特に、リモートコントローラがその遠隔制御信号として発する一次遠隔制御信号が光信号である場合に一次遠隔制御信号検出部の受光素子によってこの遠隔制御信号が検出されこの検出結果としての出力信号が次段の信号コード変換処理部での処理に付され得る。
(3)前記一次遠隔制御信号検出部は、前記リモートコントローラの前記一次遠隔制御信号に対応する負荷電流を検出する負荷電流検出部と、該検出された電流の波形に基づいて前記一次遠隔制御信号の内容を識別する一次遠隔制御信号識別部とを備えていることを特徴とする(1)の遠隔制御信号生成装置。
上記(3)の遠隔制御信号生成装置では、(1)の遠隔制御信号生成装置において特に、一次遠隔制御信号検出部は、リモートコントローラが作動して一次遠隔制御信号が発せられる際の該一次遠隔制御信号を出力するための動作に関して流れる負荷電流波形を負荷電流検出部で検出しこの検出結果である電流の波形に基づいて当該一次遠隔制御信号の内容を識別する一次遠隔制御信号識別部を備えているため、この識別結果としての出力信号が次段の信号コード変換処理部での処理に付され得る。
(4)前記信号コード変換処理部は、前記一のコード体系および他のコード体系の対応関係を参照可能なデータテーブルを保持したデータ保持部を有することを特徴とする(1)の遠隔制御信号生成装置。
上記(4)の遠隔制御信号生成装置では、(1)の遠隔制御信号生成装置において特に、信号コード変換処理部はデータ保持部に一のコード体系および他のコード体系の対応関係を参照可能なデータテーブルを保持し、このデータテーブルを参照してリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換する。
(5)前記データ保持部に保持する前記データテーブルを外部との通信によって取得する無線通信部を備えていることを特徴とする(4)の遠隔制御信号生成装置。
上記(5)の遠隔制御信号生成装置では、(1)の遠隔制御信号生成装置において特に、無線通信部での通信によってデータ保持部に保持するデータテーブルを外部から取得することができる。所要に応じて的確なデータテーブルを用意することが可能である。
(6)前記信号コード変換処理部は、前記一次遠隔制御信号検出部によって検出された一次遠隔制御信号の内容を解析する制御信号解析部を備えていることを特徴とする(1)の遠隔制御信号生成装置。
上記(6)の遠隔制御信号生成装置では、(1)の遠隔制御信号生成装置において特に、信号コード変換処理部は、一次遠隔制御信号検出部によって検出された一次遠隔制御信号の内容を解析する制御信号解析部を備えているため、この解析結果としての出力信号が信号コード変換処理に付される。
(7)前記二次遠隔制御信号送信部は、前記信号コード変換処理部で生成された二次遠隔制御信号を光信号によって送信する発光素子を備えていることを特徴とする(1)の遠隔制御信号生成装置。
上記(7)の遠隔制御信号生成装置では、(1)の遠隔制御信号生成装置において特に、二次遠隔制御信号送信部は、信号コード変換処理部で生成された二次遠隔制御信号を光信号によって送信する発光素子を備えているため、この発光素子からの光信号に適合する被制御機器を遠隔制御することができる。
(8)所定の動態センサの出力に基づいて前記二次遠隔制御信号を生成する動態センサ信号変換部を更に備えていることを特徴とする(1)の遠隔制御信号生成装置。
上記(8)の遠隔制御信号生成装置では、(1)の遠隔制御信号生成装置において特に、動態センサの出力に基づいて二次遠隔制御信号を生成する動態センサ信号変換部を更に備えているため、動態センサ信号変換部からの出力信号を有効に用いる動作モードにおいては、この遠隔制御信号生成装置の動き(従って、この遠隔制御信号生成装置を電池ホルダに装着したリモートコントローラの動き)の態様に応じた遠隔操作信号が発せられ、ユーザがリモートコントローラに特定の移動軌跡を描くように振るなどの運動を与えて被制御機器を制御することが可能になる。
(9)位置検出センサおよび時刻情報取得部を更に備え、前記位置検出センサおよび時刻情報取得部の出力に基づいて前記外装体の移動履歴データを生成する移動履歴データ生成処理部を更に備えていることを特徴とする(1)の遠隔制御信号生成装置。
上記(9)の遠隔制御信号生成装置では、(1)の遠隔制御信号生成装置において特に、位置検出センサおよび時刻情報取得部を備え、この位置検出センサおよび時刻情報取得部の出力に基づいて、移動履歴データ生成処理部で、外装体の(従って、この遠隔制御信号生成装置を電池ホルダに装着したリモートコントローラの)移動履歴データを生成する。例えば被制御機器としてのデジタル放送受信機に対してこのリモートコントローラを用いる場合等において、移動履歴データを学習するなどして複数のユーザを識別し、状況に応じて認識されたユーザに適合した選局操作を優先的に行い得るようにするなどリモートコントローラを所謂インテリジェント化する方途が開かれる。
(10)前記一次遠隔制御信号検出部および信号コード変換処理部のうちの少なくとも一方の稼動状況と、前記位置検出センサおよび時刻情報取得部のうちの少なくとも一方の出力とに基づいて操作履歴データを生成する操作履歴データ生成処理部を更に備えていることを特徴とする(9)の遠隔制御信号生成装置。
上記(10)の遠隔制御信号生成装置では、(9)の遠隔制御信号生成装置において特に、一次遠隔制御信号検出部および信号コード変換処理部のうちの少なくとも一方の稼動状況と、位置検出センサおよび時刻情報取得部のうちの少なくとも一方の出力とに基づいて、操作履歴データ生成処理部が、遠隔制御信号生成装置に関する(従って、この遠隔制御信号生成装置を電池ホルダに装着したリモートコントローラに関する)操作履歴データを生成する。
このため、この操作履歴データを学習するなどして遠隔制御に係る傾向を割り出し、状況に応じて特定の制御を優先的に行い得るようにするなどリモートコントローラのユーザに一層の利便性を提供する方途が開かれる。
また、この操作履歴データが例えば無線通信(無線LAN)等を通して外部に送信されるようにすれば、リモートコントローラに関する使用状況から、そのユーザの安否を推定して比較的遠隔の地点から見守るなどの応用的用途に供し得る。
(11)固有の識別番号を記憶するID記憶部を更に備えていることを特徴とする(1)から(10)のいずれか一の遠隔制御信号生成装置。
上記(11)の遠隔制御信号生成装置では、(1)から(10)のいずれか一の遠隔制御信号生成装置において特に、固有の識別番号を記憶するID記憶部を更に備える。
このため、遠隔制御信号生成装置(従って、この遠隔制御信号生成装置を電池ホルダに装着したリモートコントローラ)を識別番号によって特定することができ、遠隔制御信号生成装置内あるいは外部において、被制御機器に対する操作と識別番号とを対応付けること等が可能となる。
(12)前記ID記憶部は、前記識別番号を記憶した記憶媒体と、該記憶媒体に記憶された前記識別情報を読み取る読み取り装置とを備え、前記記憶媒体は、前記読み取り装置に着脱可能であることを特徴とする(11)の遠隔制御信号生成装置。
上記(12)の遠隔制御信号生成装置では、(11)の遠隔制御信号生成装置において特に、識別番号を記憶した記憶媒体と、記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る読み取り装置とを備え、記憶媒体が、前記読み取り装置に着脱可能とされている。
このため、記憶媒体を交換することにより、遠隔制御信号生成装置(従って、この遠隔制御信号生成装置を電池ホルダに装着したリモートコントローラ)の識別番号を交換することができ、異なるユーザの識別番号を記憶した記憶媒体に交換することにより、1つの遠隔制御信号生成装置において、複数のユーザの操作と識別番号とを対応付けること等が可能となる。
(13)所定のリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力する遠隔制御信号生成装置と、該遠隔制御信号生成装置によって制御される被制御機器とを含む遠隔制御システムであって、
前記遠隔制御信号生成装置は、
前記リモートコントローラの電源として適用される所定仕様の電池を定格数である複数個保持して該定格数の電池の直列接続によって定格起電力を得るように構成された電池ホルダに当該複数個のうちの一の電池に替えて自己が保持されるに適合する形状・寸法の外装体と、
前記一の電池に替えて他の電池と共に前記外装体がこの電池ホルダに保持されたときには当該他の電池の起電力の合算値に相応する電圧の供給を受けて該供給された電圧を前記定格起電力に相応する出力電圧に変換するコンバータ部と、
前記一次遠隔制御信号を検出する一次遠隔制御信号検出部と、
前記一次遠隔制御信号検出部で検出した一次遠隔制御信号に対応する前記他のコード体系による二次遠隔制御信号を生成する信号コード変換処理部と、
前記信号コード変換処理部により生成される二次遠隔制御信号を送信する二次遠隔制御信号送信部と、
固有の識別番号を記憶するID記憶部とを備え、
前記コンバータ部および信号コード変換処理部は前記外装体内に設けられ、
前記被制御機器は、
固有の識別番号を記憶するID記憶部を備え、
前記遠隔制御信号生成装置と被制御機器とは、それぞれが記憶している識別番号を送受信することを特徴とする遠隔制御システム。
上記(13)の遠隔制御システムでは、遠隔制御信号生成装置において、電池駆動型のリモートコントローラにおける電池ホルダに自己が保持されるに適合する形状・寸法の外装体を有するため、その電池ホルダに装着される定格数(例えば2個)の実電池のうちの一つのものに替えてこの外装体を備えた遠隔制御信号生成装置が装着され得る。
このようにしてリモートコントローラの電池ホルダに装着されると、電池ホルダに同時に装着されている実電池による起電力(実電池が複数ある場合においてはそれらの直列接続による起電力)がコンバータ部によって昇圧されて電池ホルダからは定格数の実電池が装着されている状態における定格電圧が得られる。
即ち、リモートコントローラはその電池ホルダに実電池と共に本発明の遠隔制御信号生成装置が1個の実電池と置き換えて装着された状態で、電池ホルダからは全て実電池が装着されたときと同様に各負荷に電源が供給され稼動し得る。
リモートコントローラから通常の如く発せられる一次遠隔制御信号が一次遠隔制御信号検出部で検出され信号コード変換処理部で二次遠隔制御信号に変換され二次遠隔制御信号送信部から被制御機器に送信される。
更に、遠隔制御信号生成装置および被制御機器は、固有の識別番号を記憶するID記憶部を更に備える。
そして、遠隔制御信号生成装置と被制御機器とは、それぞれが記憶している識別番号を送受信する。
以上により、電池駆動型のリモートコントローラの電池ホルダに本発明の遠隔制御信号生成装置を装着すれば、そのリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号が他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力され送信されるため、コード体系を異にする制御信号が適用される被制御機器をリモートコントローラ自体は同一のものを用いて遠隔制御することが可能になる。
また、リモートコントローラから被制御機器に識別番号を送信して、被制御機器が、その識別番号に対応する制御を行うといったことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。尚、以下に参照する図においては、便宜上、説明の主題となる要部は適宜誇張し、要部以外については適宜簡略化し乃至省略されている。
図1は、本発明の遠隔制御信号生成装置を電池ホルダに装着したリモートコントローラの一例としてのデジタル放送受信機用リモートコントローラ(以下、適宜「リモートコントローラ」という)を表す図である。
図1(a)はリモートコントローラの平面図、図1(b)はリモートコントローラの底面図(電池蓋を閉めた状態)、図1(c)はリモートコントローラの底面図(電池蓋を開けた状態)である。
リモートコントローラ100の操作面110には、例えば、電源ボタン101、入力および機能切り替えボタン群102、ダイレクト選局ボタン群103、上下左右移動ボタン群104、決定ボタン105、チャンネルアップダウンボタン106、音量調節ボタン107、視聴モード選択ボタン群108、および、カラーボタン群109等々が配置されるが、本発明の遠隔制御信号生成装置を用いるについての適合性はリモートコントローラの操作ボタンの数や配置或いは機能によって別段の制約を受けるものではない。
リモートコントローラ100の前端部位には、赤外光の遠隔制御信号を送信する発光素子120が設けられている。
リモートコントローラ100の内部前端側には、図1(a)の種々のボタンに対する操作に応じて本リモートコントローラ100から発する遠隔制御信号(リモートコントローラ100に係る一のコード体系による遠隔制御信号であり、本発明思想を説明するために適宜「一次遠隔制御信号」という)を生成する制御回路130が図1(b)および図1(c)の底面図に破線図に示される如く設けられている。
この制御回路130は、上述のような一次遠隔制御信号を生成する一次遠隔制御信号生成機能部と共に、発光素子120を駆動する発光素子駆動回路等を含んで構成される。
尚、リモートコントローラ100から発する一次遠隔制御信号は、機種名やメーカー名、及び制御内容を示すコードを含むフォーマットで構成されている。後述する二次遠隔制御信号も同様のフォーマットである。
リモートコントローラ100の底面140の略中央に設けられた電池ホルダ150は、リモートコントローラ100の通常の使用状態においてその開口部が電池蓋151によって閉じられている。
しかしながら、リモートコントローラ100の電池ホルダ150に本発明の遠隔制御信号生成装置が装着されて用いられるに際しては、図1(b)に示されるように、電池蓋151によって電池ホルダ150の開口部が閉止された状態で、電池ホルダ150に装着された遠隔制御信号生成装置200の筐体210側と後述する受光素子211および発光素子251でなる受発信ユニット260を結ぶ極細の被覆導線201が開口部の縁と電池蓋151とに挟まれた状態で導出され、リモートコントローラ100の底面140に沿って前端部まで延出してリモートコントローラ100前端部位に貼付けられた受発信ユニット260に達している。
リモートコントローラ100の電池ホルダ150は、電池を2個並置するように保持してこれら2個の電池の直列接続による起電力を負荷としてのリモートコントローラ100内各部の回路に供給する仕様のものである。
図1(c)に示されたように、本発明の遠隔制御信号生成装置200は、定格数である2個の電池のうちの1個のものに替えて電池ホルダ150に装着され、見かけ上は自己と直列接続されるべく電池ホルダに並置される1個の電池(実電池)160の起電力をコンバータ部220で昇圧し、定格数である2個の実電池が装着された場合における定格起電力を電池ホルダ150から上述の負荷に供給する。
遠隔制御信号生成装置200内には、コンバータ部220と共に後述する信号コード変換処理部240が設けられている。
図2は、図1のリモートコントローラ100における2本の電池を並置して装着する仕様の電池ホルダ150に本発明の遠隔制御信号生成装置200を装着した場合の電気的な接続関係を表す図である。
尚、図2では、遠隔制御信号生成装置200内部のコンバータ部220の作用を説明することを主眼とするため、図1における受発信ユニット260とそれへの配線である被覆導線201については図示が省略されている。
図2では、電池ホルダについては公知のものと同様でありその構造体部分は図示を省略して接触子のみ示してある。この電池ホルダは通常の如く電池を直列接続して用いる形式のものであり、正極側の出力端子となる第1の接触子11、2本の電池の負極と正極とを結ぶために両者が接続された負極側の第2の接触子12、および、正極側の第3の接触子13、ならびに、負極側の出力端子となる第4の接触子14が設けられている。
この例では、第3の接触子13および第4の接触子14間に通常のニッケル水素充電電池(「NiMH」と表記)160が、第1の接触子11および第2の接触子12間に、本発明の実施の形態としての遠隔制御信号生成装置200が装着されている。
この遠隔制御信号生成装置200の外装体210内には電池の起電力(複数の電池を適用する電池ホルダが用いられる場合にはそれら電池の起電力の合算値)に相応する電圧の供給を受けて該供給された電圧を定格起電力に相応する出力電圧に変換するコンバータ部220が設けられている。
また、図示のように外装体210内の実装スペース211における一の部分を占めるように実装されたコンバータ部220と共に実装スペース211における他の部分に実装されるようにして信号コード変換処理部240が設けられている。
尚、この図2および以下に参照する図3において、「A」「B」「G」の表記は、入出力の等価回路との対照を容易にするために便宜上附したものである。
図3は、図2の遠隔制御信号生成装置200のコンバータ部220の一次側および二次側の電圧を表す等価回路の図である。図2、および、図3を参照して理解されるように、遠隔制御信号生成装置200(その内部のコンバータ部220)の出力端(正極側)をA、負極側をBとすると、この負極側Bがニッケル水素充電電池160の正極側と同電位である。
遠隔制御信号生成装置200内のコンバータ部220の動作用電源については、このコンバータ部220の正極側入力(即ち、遠隔制御信号生成装置200の負極側B)にニッケル水素充電電池160の正極側が接触してこのニッケル水素充電電池160からその起電力が印加され、このコンバータ部220の負極側入力は電源供給用導線221を通してニッケル水素充電電池160の負極側(即ち、図2では電池ホルダの第4の接触子14)に接続されている。
この例では、電源供給用導線221のニッケル水素充電電池160の負極側への接続は、この電源供給用導線221が遠隔制御信号生成装置200の外装体210から外部に導出されたその端部に電池ホルダの所定の接触子との電気的接触を得るために設けられた接触導体部222によって確実になされる。
上述のように動作用電源が接続されて、コンバータ部220は、下限値の入力電圧としてニッケル水素充電電池160の略終止電圧である1.0Vが供給されているときにも、同型式のニッケル水素充電電池2個を直列に用いたときの定格の起電力である略3.0Vの出力電圧を生起するように構成されている。
以上、図2および図3を参照して説明した作用を要するに、極めて端的には、正規の実電池と同様に電池ホルダに装着可能な遠隔制御信号生成装置200を、その電池ホルダに、正規の一の電池に替えて装着すると、他の正規の電池(上述の例ではニッケル水素充電電池160)から得た起電力をこの遠隔制御信号生成装置200内のコンバータ220で昇圧し、結果的に電池ホルダの両端からは全て正規の電池が装着されたときに相当する定格電圧が維持されて出力される。
以上に説明した本発明の遠隔制御信号生成装置を実電池としてのニッケル水素充電電池と組み合わせて電池ホルダに装着して用いる場合、次に述べるような種々の利点がある。即ち、現行のアルカリマンガン電池で動作する仕様の電子機器にニッケル水素電池を適合させることが可能となる。この場合、漏液の虞がなくなり、充電によって繰り返し使用可能であるため自然保護の観点からも推奨されるものとなる。
また、高容量(低電圧化)ニッケル水素電池の能力を十分に活用することができる。即ち、ニッケル水素電池を現行のアルカリマンガン電池を用いる場合のように、終止電圧を1.2Vに設定したのでは、折角の新型高容量ニッケル水素電池容量の3分の2しか使えないところ、上述したような本発明の遠隔制御信号生成装置内のコンバータによって、実効的に終止電圧が新型高容量ニッケル水素電池容量の終止電圧である1.0Vの仕様の場合と同等に用いることが可能となり、その容量を十分に使い切れるようになる。
特に、最近では、ニッケル水素電池の高性能化は非常に急であり、電池容量は略5年のうちに1600mAHから2700mAHへと進歩してきているので(アルカリマンガン電池では、略800mAH)、アルカリマンガン電池を2本を直列にいる仕様の電子機器(リモートコントローラ)でもニッケル水素電池1本と本発明の電池アダプタを組み合わせて使用した方が電池充電(交換)せずに長い時間使用できることになる。
図4は、図1を参照して説明した遠隔制御信号生成装置200の外装体210の内部の要素、および、被覆導線201で結ばれた外装体210の外部の要素を表すブロック図である。
本発明の遠隔制御信号生成装置200が上述のようにしてリモートコントローラ100の電池ホルダ150に装着されると、電池ホルダ150に同時に装着されている実電池による起電力(実電池が複数ある場合においてはそれらの直列接続による起電力)E1がコンバータ部220によって昇圧されて電池ホルダ150からは定格数の実電池が装着されている状態における定格電圧E2が得られる。
即ち、リモートコントローラ100はその電池ホルダ150に実電池と共に本発明の遠隔制御信号生成装置200が1個の実電池と同様にして装着された状態で、電池ホルダからは全て実電池が装着されたときと同様に各負荷に電源(電圧E2)が供給され稼動し得る。
リモートコントローラ100の既述の発光素子120から通常の如く発せられる一次遠隔制御信号が受光素子231を有する一次遠隔制御信号検出部230で検出され信号コード変換処理部240で二次遠隔制御信号に変換され発光素子251を有する二次遠隔制御信号送信部250から被制御機器に送信される。
即ち、図4において、信号コード変換処理部240は、上述の一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換するための変換処理に用いるデータテーブルを有している。
信号コード変換処理部240は、受光素子231を有する一次遠隔制御信号検出部230において、発光素子120から通常の如く発せられる一次遠隔制御信号が検出されると、データテーブルを参照して、検出された一次遠隔制御信号に対応する二次遠隔制御信号を生成する。信号コード変換処理部240で生成された二次遠隔制御信号は、二次遠隔制御信号送信部250から被制御機器に送信される。
図5は、一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換するための変換処理に用いるデータテーブルの具体例を示す図である。
図5において、データテーブルには、一次遠隔制御信号の信号コードと、それに対応する二次遠隔制御信号の信号コードとが一対一に対応付けられた状態で格納されている。
また、図5に示すデータテーブルにおける各一次遠隔制御信号は、リモートコントローラ100が有する被制御機器の操作機能(例えば、音量の増大あるいは減少、各チャネルボタンの押下、ビデオモードへの切り替え等)に対応付けられている。
尚、リモートコントローラ100が有している被制御機器の操作機能以外の機能(例えば、デジタル放送における番組表の表示等)については、リモートコントローラ100に備えられた複数のボタンを連続して押下したり、あるいは同時に押下したりすることにより、その一次制御信号を二次制御信号に変換して操作機能を実現することとしてもよい。
ここで、一次制御信号を二次制御信号に変換する際に用いられるデータテーブルは、ユーザの選択入力によって、設置された被制御機器に応じた内容にカスタマイズすることとしてもよい。
即ち、二次制御信号によって制御する内容を、設置された被制御機器に合わせてユーザが設定することが可能であり、このとき、複数のソース(アナログ放送、デジタル放送、有料コンテンツ、あるいは無料コンテンツ等)のうち目的とするものに設定すること等も可能である。
また、データテーブルを、場所(即ち、設置された被制御機器の相違)や時間によって変更する構成としてもよい。
尚、本発明において二次遠隔制御信号送信部250から被制御機器に送信される二次制御信号は、赤外光や、近距離無線等の無線信号によって送信すること等が可能であり、被制御機器をコントロールできるものであれば各種通信媒体を採用可能である。
以上により、電池駆動型のリモートコントローラ100の電池ホルダ150に本発明の遠隔制御信号生成装置200を装着すれば、そのリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号が他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換されて出力され送信されるため、コード体系を異にする制御信号が適用される被制御機器をリモートコントローラ自体は同一のものを用いて遠隔制御することが可能になる。
図6は、図4の遠隔制御信号生成装置200における一次遠隔制御信号検出部230の構成例を表す図である。リモートコントローラ100の遠隔制御信号光を投射する発光素子が発する光を受けるに適合する受光素子231と、この受光素子231で受けた光を検出して次段の信号コード変換処理部240に供給するに適合する信号に変換ないし増幅する光信号変換処理部232を含んで一次遠隔制御信号検出部230が構成される。
図1のリモートコントローラ100がボタン操作によって通常の如く用いられることによって発光素子120から例えば赤外光による遠隔制御信号が投射されるが、この投射光が、図1の例では、発光素子120の間近に配された受光素子231で受信され、光信号変換処理部232で適切な信号に変換され一次遠隔制御信号検出部230に供給される。このため、一次遠隔制御信号検出部230において、ボタン操作によって発せられたリモートコントローラ100の一次遠隔制御信号が信号コード変換処理部240の作用によってコード体系を異にする二次遠隔制御信号に変換されて出力される。
図7は、図4の遠隔制御信号生成装置における一次遠隔制御信号検出部の他の例を表す図である。図7では一次遠隔制御信号検出部について改めて参照符号230aを付してある。
リモートコントローラ100でボタン操作によって一次遠隔制御信号が発せられるに際しては、その一次遠隔制御信号が発光素子120から例えば赤外光による遠隔制御信号として投射されるが、このときその一次遠隔制御信号は遠隔操作の指令毎に異なる変調がかけられた形態のものとなるため、このような異なる指令(信号)の投射毎に、制御回路130による負荷電流は異なる変化(電流波形)を呈することになる。
負荷電流の変化はその源流である電池ホルダ150内の電池に流れる電流(従って、電池に替えて装着されている遠隔制御信号生成装置のコンバータの負荷電流)の変化となって現れる。従って、負荷電流のパターンに基づいてリモートコントローラ100(その発光素子120)から発せられる一次遠隔制御信号を識別することができる。
図7の一次遠隔制御信号検出部は上述のような原理に基づいて一次遠隔制御信号を検出するものであり、コンバータ220の負荷電流を検出する負荷電流検出部235と、負荷電流検出部235で検出された電流の変化のパターン(電流波形)に基づいて一次遠隔制御信号を識別する一次遠隔制御信号識別部236とを含んで構成される。
このような一次遠隔制御信号識別部236の出力が信号コード変換処理部240に供給され、信号コード変換処理部240の作用によってコード体系を異にする二次遠隔制御信号に変換されて出力される。
図8は、図1を参照して説明した遠隔制御信号生成装置200の他の例における外装体210の内部の要素、および、被覆導線201で結ばれた外装体210の外部の要素の関係を表すブロック図である。
図8において既述の図4との対応部には同一の参照符号を付して示し、それら各個の説明は省略する。
図8の実施例では、信号コード変換処理部240aとして、一次遠隔制御信号検出部230から供給される信号の指令内容を解析する制御信号解析部241が設けられ、且つ、この制御信号解析部241における解析処理に供し、且つ、リモートコントローラ100に係る一のコード体系による一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換するための変換処理に供するためのデータテーブルを保持するデータ保持部242を備えている。
更にまた、例えばブルートゥースに準拠した短距離高速通信を行う無線通信部270が設けられている。この無線通信部270での通信によってデータ保持部242に保持するデータテーブルを外部から取得することができる。
従って、一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換するために用いるデータテーブル等のデータを必ずしも当初から用意せずとも、所要に応じて的確なデータテーブルを無線通信部270を通して用意することが可能である。
図9は、図4の遠隔制御信号生成装置200における二次遠隔制御信号送信部250の構成例を表す図である。信号コード変換処理部240の出力である二次遠隔制御信号を光信号として投射するための発光素子251が二次遠隔制御信号送信部250の出力に応答する発光素子駆動部252によって駆動されて発光し、リモートコントローラ100の一次遠隔制御信号とは異なるコード体系による二次遠隔制御信号が光信号となって制御対象となる被制御機器に送信される。
図1を参照して概要を述べたように、上述の受光素子231および発光素子251は適宜の組み付け部材によって一体に組み合わされて受発信ユニット260を構成し、リモートコントローラ100の前端部位であって受光素子231がリモートコントローラ100の発光素子120近傍に位置する部位に、例えば両面テープのような部材によって貼付けられる。
図10は、図1の遠隔制御信号生成装置の更に他の例における要素の関係を表すブロック図である。
図10において既述の図8との対応部には同一の参照符号を付して示し、それら各個の説明は省略する。
図10の実施例では、信号コード変換部240aの出力として二次遠隔制御信号送信部250から出力するための遠隔制御信号の生成の系統とは独立に、他の操作方法によって遠隔制御信号を生成する機能をも備えている点が既述の例とは異なる。
即ち、遠隔制御信号生成装置200の本体と一体的に、乃至は、少なくともリモートコントローラ100とは相対位置が固定された関係で設けられた動態センサ281と、この動態センサ281の出力に基づいて動態センサ検出値のパターンに応じて二次遠隔制御信号送信部250から遠隔制御信号を送信させるための信号変換処理を行う動態センサ信号変換部282とが設けられている。
リモートコントローラ100をユーザが手に取る動作や、特定のボタン操作に相当する上下左右への移動、或いは、時計方向または反時計方向への旋回操作等の所定の移動軌跡を描いての動きに応答して、動態センサ281→動態センサ信号変換部282→二次遠隔制御信号送信部250の系統で、リモートコントローラ100へのボタン操作とは別途の操作方法によって被制御機器を遠隔操作するための遠隔制御信号が生成され、送信される。
具体的には、動態センサ信号変換部282は、動態センサ281によって検出されたリモートコントローラ100の動態(ユーザの動作)を二次遠隔制御信号に変換するための変換処理に用いるコマンド変換テーブルを有している。
動態センサ信号変換部282は、動態センサ281において、リモートコントローラ100を手に持ったユーザの動作を検出すると、コマンド変換テーブルを参照して、その動作に対応する二次遠隔制御信号を生成する。動態センサ信号変換部282で生成された二次遠隔制御信号は、二次遠隔制御信号送信部250から被制御機器に送信される。
図11は、動態センサ281によって検出されたリモートコントローラ100の動態を二次遠隔制御信号に変換するための変換処理に用いるコマンド変換テーブルの具体例を示す図である。
図11において、コマンド変換テーブルには、動態センサ281によって検出された動作と、それに対応する二次遠隔制御信号の信号コードとが一対一に対応付けられた状態で格納されている。
例えば、ユーザがリモートコントローラ100を手に持って上方向へ振った場合、動態センサ281によってリモートコントローラ100の上方向への動きが検出される。すると、動態センサ信号変換部281は、コマンド変換テーブルにおける動作パターン“上方向へ振る”を検出し、それに対応する二次遠隔制御信号を生成する。
尚、リモートコントローラ100における各種動作(“上方向に振る”、“右回りに円を描く”、あるいは、“左から右に直線を描く”等)は、被制御機器に対する操作(“スイッチオン”、“音量増大”、あるいは、“チャネル番号をひとつ大きくする”等)とそれぞれ対応付けられている。
ここで、リモートコントローラ100における動態を二次制御信号に変換する際に用いられるコマンド変換テーブルは、ユーザの選択入力によって、設置された被制御機器に応じた内容にカスタマイズすることとしてもよい。
即ち、二次制御信号によって制御する対象を、複数のソース(アナログ放送、デジタル放送、有料コンテンツ、あるいは無料コンテンツ等)に設定することが可能である。
また、データテーブルを、場所(即ち、設置された被制御機器の相違)や時間によって変更する構成としてもよい。
尚、本発明において二次遠隔制御信号送信部250から被制御機器に送信される二次制御信号は、赤外光や、近距離無線等の無線信号によって送信すること等が可能であり、被制御機器をコントロールできるものであれば各種通信媒体を採用可能である。
また、図10の実施例では、更に、例えばジャイロやGPSを利用した位置検出センサ283および電波時計等の時刻情報取得部284が設けられ、位置検出センサ283による位置情報と時刻情報取得部284による時刻情報とに基づいて、移動履歴データ生成処理部285において本発明の遠隔制御信号生成装置200(従って、これが適用されたリモートコントローラ100)に関する移動履歴を得ることができるように構成されている。
例えば被制御機器としてのデジタル放送受信機に対してこのようなリモートコントローラを用いる場合等において、移動履歴データ生成処理部285による移動履歴データを学習するなどして複数のユーザを識別し、状況に応じて認識されたユーザに適合した選局操作を優先的に行い得るようにするなどリモートコントローラを所謂インテリジェント化する方途が開かれる。
図12は、図1の遠隔制御信号生成装置の更に他の例における要素の関係を表すブロック図である。
図12において既述の図10との対応部には同一の参照符号を付して示し、それら各個の説明は省略する。
図12の実施例では、一次遠隔制御信号検出部230および信号コード変換処理部240aのうちの少なくとも一方の稼動状況と、位置検出センサ283および時刻情報取得部284のうちの少なくとも一方の出力とに基づいて操作履歴データを生成する操作履歴データ生成処理部286を更に備えている。
本例における操作履歴データ生成処理部286は、一次遠隔制御信号検出部230の稼動状況(即ち、リモートコントローラ100がどの様な制御命令を含む遠隔制御信号を発したかの検出状況)に係るデータa、信号コード変換処理部240aの稼動状況(即ち、リモートコントローラ100のどの様な一次遠隔制御信号が二次遠隔制御信号に変換されたかの変換状況)に係るデータb、位置検出センサ283による位置の検出状況に係るデータc、および、時刻情報取得部284による時刻データdを受けて、上述のようにこれらに選択的に依拠して、この遠隔制御信号生成装置200が適用されているリモートコントローラ100についての操作履歴データを生成する。
更にまた、操作履歴データ生成処理部285は、生成した操作履歴データeを、無線通信部270を通して外部に送信することができる。
このため、この操作履歴データを学習するなどして遠隔制御に係る傾向を割り出し、状況に応じて特定の制御を優先的に行い得るようにするなどリモートコントローラのユーザに一層の利便性を提供する方途が開かれる。
また、この操作履歴データが無線通信部270(無線LANに接続され得る)を通して外部に送信されるため、リモートコントローラ100に関する使用状況から、ユーザの安否を推定して比較的遠隔の地点からそのユーザを見守るなどの応用的用途に供し得る。
図13は、図1の遠隔制御信号生成装置の更に他の例における要素の関係を表すブロック図である。
図13において既述の図12との対応部には同一の参照符号を付して示し、それら各個の説明は省略する。
図13の実施例では、遠隔制御信号生成装置200が、IDを記憶するID記憶部287を備え、リモートコントローラ100の移動履歴や操作履歴等の各種履歴をIDと対応付けて記憶する。
ID記憶部287は、遠隔制御信号生成装置200に着脱可能な記憶媒体(例えばメモリカード)と、その記憶媒体に記憶された情報を読み出す読み取り装置(例えばメモリカードリーダ)とを備えており、記憶媒体には、それぞれ固有の識別番号(ID)が記憶されている。
ID記憶部287のIDを記憶した記憶媒体は、リモートコントローラ100を使用する複数のユーザそれぞれが自己を識別する情報として所持しておくことができる。
そして、移動履歴データ生成処理部285あるいは操作履歴データ生成処理部286において、リモートコントローラ100の移動履歴や操作履歴を、ID記憶部287に記憶されたIDと対応付けて記憶することにより、各ユーザにおける移動履歴あるいは操作履歴を識別して把握することができる。
このような実施例とすることにより、各ユーザに合わせて個別の制御を行うことができ、リモートコントローラ100の機能を更に向上させることができる。
例えば、リモートコントローラ100を被制御機器としてのエアコンのリモートコントローラであるとした場合に、ユーザに合わせて室温設定を自動的に行うことができる。即ち、室温が23℃であるとき、操作履歴とIDとを参照することにより、室温23℃における過去の操作内容を判定し、ユーザAに対しては自動的に室温をやや上げる制御、ユーザBに対しては自動的に室温をやや下げる制御を行うといったことが可能となる。
尚、本実施例において操作履歴を記憶するものとしたが、操作履歴と番組表とを基に実際に視聴した番組を特定する等、操作によって選択されたコンテンツを履歴として記憶しておくこともできる。
この場合、被制御機器の設置地域が変更され、チャネル番号と放送局との関係が異なる状態となっても、ユーザが過去に視聴したコンテンツを適確に把握することができる。
また、本例におけるリモートコントローラ100を用いて、次のような実施例とすることも可能である。
図14は、図13の遠隔制御信号生成装置200と連携して動作する被制御機器を含む遠隔制御システムの構成を示す図である。
図14において既述の図13との対応部には同一の参照符号を付して示し、それら各個の説明は省略する。
図14の実施例では、遠隔制御信号生成装置200のみならず、被制御機器としてのエアコン300にもIDを記憶する機能が備えられている。
即ち、図14において、被制御機器であるエアコン300のID記憶部310には、被制御機器に固有に付された識別番号(ID)が記憶されている。また、エアコン300の無線通信部320は、例えばブルートゥースに準拠した短距離高速通信を行うことにより、遠隔制御信号生成装置200の無線通信部270との間でIDを送受信することが可能である。
このような構成の下、本実施例においては、被制御機器としてのエアコン300とリモートコントローラ100とが、互いにIDを通知して操作信号(二次遠隔制御信号)の送受信を行う。
このような構成とすることにより、被制御機器とリモートコントローラ100による機能増強を図ることができ、ユーザは、好みの外装であり、且つ使い慣れた機器であるリモートコントローラ100で、各種被制御機器を制御することができる。
例えば、同一のユーザが異なる機器を1つのリモートコントローラ100で操作するときに、被制御機器のIDを基に、自動的に二次遠隔制御信号(即ち、信号コード変換処理部240aにおけるデータテーブル)を切り替えることができる。
また、同一のユーザが同一機種である異なる被制御機器を操作するときに、それぞれの被制御機器のIDを基にして、各被制御機器の操作履歴から、それぞれの機器に応じた異なる制御を行うといったことも可能となる。例えば、同一機種のエアコンが寝室と居間に設置されている場合に、各エアコンから送信されるIDを基に、居間における操作履歴と、寝室における操作履歴とを識別して参照し、各部屋においてユーザが行う日常的な設定を自動的に再現すること等が可能となる。
尚、本例において、被制御機器にも、遠隔制御信号生成装置200における操作履歴データ生成処理部285と同様の機能(操作履歴データの記憶機能)を備え、上記遠隔制御信号生成装置200が適用されたリモートコントローラ100と連携動作する遠隔制御システムを構成することにより、被制御機器側で、リモートコントローラ100のIDと対応付けて操作履歴を管理することができる。この場合、例えば、スイッチをオンする際にリモートコントローラ100から被制御機器にIDを送信して、被制御機器が、そのIDに対応する操作履歴を基に、自動的に最適な設定を行うといったことが可能となる。
以上を総じて、本発明の実施例では、電池ホルダ150に同時に装着されている実電池による起電力(実電池が複数ある場合においてはそれらの直列接続による起電力)E1がコンバータ部220によって昇圧されて、電池ホルダ150からは、定格数の実電池が装着されている状態における定格電圧E2が得られ、このE2が回路電源電圧として該当する各部に給電される。
即ち、信号コード変換部240,240a、無線通信部270、動態センサ281、動態センサ信号変換部282、位置検出センサ283、時刻情報取得部284、移動履歴データ生成処理部285、操作履歴データ生成処理部286、および、ID記憶部287に、上述の回路電源E2が給電され、それぞれ本来的に機能することができる。
従って、本発明の遠隔制御信号生成装置を一般的なリモートコントローラ(その電池ホルダ)に装着することによって、そのリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力させて、この二次遠隔制御信号に適合する被制御機器を遠隔制御することが可能になる。
この場合、遠隔制御信号生成装置が正規に機能するについては、リモートコントローラ本体には何等の改変も要しない。
従って、ユーザの任意により一般的なリモートコントローラの電池ホルダに本発明の遠隔制御信号生成装置を装着するだけで、そのリモートコントローラにおける通常の仕様では遠隔制御することができないような被制御機器を遠隔制御することができるようになる。
尚、以上に説明した本発明の遠隔制御信号生成装置において、二次遠隔制御信号は、ブルートゥース等の無線機能を用いてもよい。
本発明の遠隔制御信号生成装置を電池ホルダに装着したリモートコントローラの一例を表す図である。 図1のリモートコントローラにおける電池ホルダに本発明の遠隔制御信号生成装置を装着した場合の電気的な接続関係を表す図である。 図2の遠隔制御信号生成装置のコンバータ部の一次側および二次側の電圧を表す等価回路の図である。 図1の遠隔制御信号生成装置の各要素の関係を表すブロック図である。 一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換するための変換処理に用いるデータテーブルの具体例を示す図である。 図4の遠隔制御信号生成装置における一次遠隔制御信号検出部の構成例を表す図である。 図4の遠隔制御信号生成装置における一次遠隔制御信号検出部の他の例を表す図である。 図1の遠隔制御信号生成装置の他の例における要素の関係を表すブロック図である。 図4の遠隔制御信号生成装置における二次遠隔制御信号送信部の構成例を表す図である。 図1の遠隔制御信号生成装置の更に他の例における要素の関係を表すブロック図である。 動態センサ281によって検出されたリモートコントローラ100の動態を二次遠隔制御信号に変換するための変換処理に用いるコマンド変換テーブルの具体例を示す図である。 図1の遠隔制御信号生成装置の更に他の例における要素の関係を表すブロック図である。 図1の遠隔制御信号生成装置の更に他の例における要素の関係を表すブロック図である。 図13の遠隔制御信号生成装置200と連携して動作する被制御機器を含む遠隔制御システムの構成を示す図である。
符号の説明
11…第1の接触子 12…第2の接触子 13…第3の接触子 14…第4の接触子 100…リモートコントローラ 101…電源ボタン 102…入力および機能切り替えボタン群 103…ダイレクト選局ボタン群 104…上下左右移動ボタン群 105…決定ボタン 106…チャンネルアップダウンボタン 107…音量調節ボタン 108…視聴モード選択ボタン群 109…カラーボタン群 110…操作面 120…発光素子 140…底面 150…電池ホルダ 151…電池蓋 160…電池(ニッケル水素充電電池) 200…遠隔制御信号生成装置 201…被覆導線 210…外装体 211…実装スペース 220…コンバータ部 221…電源供給用導線 222…接触導体部 230,230a…一次遠隔制御信号検出部 231…受光素子 232…光信号変換処理部 235…負荷電流検出部 236…一次遠隔制御信号識別部 240,240a…信号コード変換処理部 241…制御信号解析部 242…データ保持部 250…二次遠隔制御信号送信部 251…発光素子 252…発光素子駆動部 260…受発信ユニット 270,320…無線通信部 281…動態センサ 282…動態センサ信号変換部 283…位置検出センサ 284…時刻情報取得部 285…移動履歴データ生成処理部 286…操作履歴データ生成処理部 287,310…ID記憶部 300…エアコン

Claims (13)

  1. 所定のリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力する遠隔制御信号生成装置であって、
    前記リモートコントローラの電源として適用される所定仕様の電池を定格数である複数個保持して該定格数の電池の直列接続によって定格起電力を得るように構成された電池ホルダに当該複数個のうちの一の電池に替えて自己が保持されるに適合する形状・寸法の外装体と、
    前記一の電池に替えて他の電池と共に前記外装体がこの電池ホルダに保持されたときには当該他の電池の起電力の合算値に相応する電圧の供給を受けて該供給された電圧を前記定格起電力に相応する出力電圧に変換するコンバータ部と、
    前記一次遠隔制御信号を検出する一次遠隔制御信号検出部と、
    前記一次遠隔制御信号検出部で検出した一次遠隔制御信号に対応する前記他のコード体系による二次遠隔制御信号を生成する信号コード変換処理部と、
    前記信号コード変換処理部により生成される二次遠隔制御信号を送信する二次遠隔制御信号送信部とを備え、
    前記コンバータ部および信号コード変換処理部は前記外装体内に設けられていることを特徴とする遠隔制御信号生成装置。
  2. 前記一次遠隔制御信号検出部は、前記リモートコントローラの前記一次遠隔制御信号である光信号を受信する受光素子を備えていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御信号生成装置。
  3. 前記一次遠隔制御信号検出部は、前記リモートコントローラの前記一次遠隔制御信号に対応する負荷電流を検出する負荷電流検出部と、該検出された電流の波形に基づいて前記一次遠隔制御信号の内容を識別する一次遠隔制御信号識別部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御信号生成装置。
  4. 前記信号コード変換処理部は、前記一のコード体系および他のコード体系の対応関係を参照可能なデータテーブルを保持したデータ保持部を有することを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御信号生成装置。
  5. 前記データ保持部に保持する前記データテーブルを外部との通信によって取得する無線通信部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の遠隔制御信号生成装置。
  6. 前記信号コード変換処理部は、前記一次遠隔制御信号検出部によって検出された一次遠隔制御信号の内容を解析する制御信号解析部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御信号生成装置。
  7. 前記二次遠隔制御信号送信部は、前記信号コード変換処理部で生成された二次遠隔制御信号を光信号によって送信する発光素子を備えていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御信号生成装置。
  8. 所定の動態センサの出力に基づいて前記二次遠隔制御信号を生成する動態センサ信号変換部を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御信号生成装置。
  9. 位置検出センサおよび時刻情報取得部を更に備え、前記位置検出センサおよび時刻情報取得部の出力に基づいて前記外装体の移動履歴データを生成する移動履歴データ生成処理部を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御信号生成装置。
  10. 前記一次遠隔制御信号検出部および信号コード変換処理部のうちの少なくとも一方の稼動状況と、前記位置検出センサおよび時刻情報取得部のうちの少なくとも一方の出力とに基づいて操作履歴データを生成する操作履歴データ生成処理部を更に備えていることを特徴とする請求項9に記載の遠隔制御信号生成装置。
  11. 固有の識別番号を記憶するID記憶部を更に備えていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の遠隔制御信号生成装置。
  12. 前記ID記憶部は、前記識別番号を記憶した記憶媒体と、該記憶媒体に記憶された前記識別情報を読み取る読み取り装置とを備え、前記記憶媒体は、前記読み取り装置に着脱可能であることを特徴とする請求項11記載の遠隔制御信号生成装置。
  13. 所定のリモートコントローラに係る一のコード体系による一次遠隔制御信号を他のコード体系による二次遠隔制御信号に変換して出力する遠隔制御信号生成装置と、該遠隔制御信号生成装置によって制御される被制御機器とを含む遠隔制御システムであって、
    前記遠隔制御信号生成装置は、
    前記リモートコントローラの電源として適用される所定仕様の電池を定格数である複数個保持して該定格数の電池の直列接続によって定格起電力を得るように構成された電池ホルダに当該複数個のうちの一の電池に替えて自己が保持されるに適合する形状・寸法の外装体と、
    前記一の電池に替えて他の電池と共に前記外装体がこの電池ホルダに保持されたときには当該他の電池の起電力の合算値に相応する電圧の供給を受けて該供給された電圧を前記定格起電力に相応する出力電圧に変換するコンバータ部と、
    前記一次遠隔制御信号を検出する一次遠隔制御信号検出部と、
    前記一次遠隔制御信号検出部で検出した一次遠隔制御信号に対応する前記他のコード体系による二次遠隔制御信号を生成する信号コード変換処理部と、
    前記信号コード変換処理部により生成される二次遠隔制御信号を送信する二次遠隔制御信号送信部と、
    固有の識別番号を記憶するID記憶部とを備え、
    前記コンバータ部および信号コード変換処理部は前記外装体内に設けられ、
    前記被制御機器は、
    固有の識別番号を記憶するID記憶部を備え、
    前記遠隔制御信号生成装置と被制御機器とは、それぞれが記憶している識別番号を送受信することを特徴とする遠隔制御システム。
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