JP6673718B2 - 室温制御システム - Google Patents

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本発明は、窓の開閉を自動で行って室内を快適に保つ室温制御システムに関する。
従来から室内の温度調節を行う手段としてエアコンが使われてきたが、エアコンで温度調節を行う場合、その都度ON・OFFの操作が必要で面倒であった。また、エアコンは長時間使用すると、エネルギーの浪費につながるとともに、人体に負荷がかかり健康を害するおそれもあった。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、快適で省エネが図れる室温制御システムの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項記載の発明による室温制御システムは、2つ以上の窓と外気温度センサと室内温度センサと雨センサと制御手段とを備え、制御手段は、室温が快適下限温度以上で且つ外気温が窓閉温度以上で室温より低いときに窓を開けるものであり、雨センサが雨を検知したときは、窓を閉めるとともに、雨が止んでから所定の期間、室内よりも湿度の高い外気が流入しないようにするために外気温について設定される窓開け温度を下げることを特徴とする。
請求項記載の発明による室温制御システムは、2つ以上の窓と外気温度センサと室内温度センサと雨センサと制御手段とを備え、制御手段は、室温が快適下限温度以上で且つ外気温が窓閉温度以上で室温より低いときに窓を開けることで、自然の風を最大限利用して室温を快適に制御でき、さらに制御手段は、雨センサが雨を検知したときは、窓を閉めるとともに、雨が止んでから所定の期間、室内よりも湿度の高い外気が流入しないようにするために外気温について設定される窓開け温度を下げることで、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できるので、快適で省エネが図れる。
エアコンなしの場合の制御手段の制御の流れの一例を示すフローチャートである。 図1のフローチャート中の湿度判定に用いられる判定図1,2,3を示す。 図1のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図aを示す。 エアコンなしの場合の制御手段の制御の流れの他の例を示すフローチャートであって、真夏以外のときのものを示す。 図4のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図bを示す。 エアコンなしの場合の制御手段の制御の流れの他の例を示すフローチャートであって、真夏のときのものを示す。 図6のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図cを示す。 エアコン有りの場合の制御手段の制御の流れの一例を示すフローチャートである。 図8のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図Aを示す。 図8のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図Bを示す。 図8のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図Cを示す。 エアコン有りの場合の制御手段の制御の流れの他の例を示すフローチャートであって、真夏以外のときのものを示す。 図12のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図Dを示す。 図12のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図D2を示す。 エアコン有りの場合の制御手段の制御の流れの他の例を示すフローチャートであって、真夏のときのものを示す。 図15のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図Eを示す。 図15のフローチャート中の温度状態判定に用いられる判定図E2を示す。 本発明の一実施形態に係る室温制御システムを設置した建物を模式的に示す平面図である。 同室温制御システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の室温制御システムの冷房負荷削減効果を示すグラフである。 本発明の室温制御システムについて行ったシミュレーションの結果を示すグラフであって、窓が開いたときの室内の温度と湿度の状態を空気線図上にプロットしたものである。 本発明の室温制御システムについて行ったシミュレーションの結果を示すグラフであって、窓が開いたときの室内の温度と湿度の状態を空気線図上にプロットしたものである。 本発明の室温制御システムについて行った実験の結果を示すグラフであって、窓が開いたときの室外の温度と湿度の状態を空気線図上にプロットしたものである。 本発明の室温制御システムについて行ったシミュレーションの結果を示すグラフであって、快適時間の割合を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図18は本発明の一実施形態に係る室温制御システムを設置した建物を模式的に示す平面図であり、図19は同システムの機能構成を示すブロック図である。本実施形態の室温制御システムは、平屋の住宅に適用したものである。
本システムは、屋外に面した複数の窓1,1,…と、室内に設置したエアコン7、集中制御機6、操作パネル8、室内温度センサ3及び室内湿度センサ5と、屋外に設置した雨センサ9、外気温度センサ2及び外気湿度センサ4を備えている。各窓1,1,…とエアコン7と操作パネル8と各センサ2,3,4,5,9は、集中制御機6と有線又は無線で接続されている。
なお、本実施形態はエアコン7を備えたシステムになっているが、エアコン7のないシステムの場合もある。
各窓1は、屋外へと繋がる電動窓であり、集中制御機6からの指令に基づき、図示しないモーターによって自動で開閉される。各窓1は、全開、全閉の他、半開きの状態として通風量を制限することができる。複数の窓1,1,…は、建物の向かい合う又は交差する壁に設けてあり、これらの窓1,1,…を同時に開けることで、風の入口と出口ができて室内を風が流れ、涼しい外気を室内に多く取り入れることができるので、自然の風を最大限利用して室温を快適に制御できる。2つの窓1,1を、1つの壁上の上部と下部に設けることもでき、この場合は2つの窓を同時に開けることで、重力換気による換気が行える。各窓1は、すべり出し窓やオーニング窓、引違い窓など、その種類は問わない。
操作パネル8は、室内及び室外の温度と湿度の状態をモニターする機能、室温の快適上限温度THと快適下限温度TLと窓閉温度TCを設定する機能、運転モードを設定する機能を備えている。
快適上限温度THと快適下限温度TLは、ユーザーが好きな温度に設定できるが、エコを考慮して快適上限温度THは通常のエアコンの設定温度より若干高めに設定し、快適下限温度TLはユーザーが許容できる温度(寒いと感じない温度)とするのが好ましい。具体的には、例えば昼間は快適上限温度THを27℃、快適下限温度TLを22℃に設定し、夜間は快適上限温度THを29℃、快適下限温度TLを24℃と設定する。快適上限温度THと快適下限温度TLを個々に設定するのではなく、ある一つの設定温度を設定すると、その設定温度±3℃が快適上限温度TH・快適下限温度TLとして自動的に設定されるようにすることもできる。なお、一般的にエアコンにも設定温度を設定する機能があるが、エアコンの設定温度は本システムの快適上限温度THと同じ温度に設定するようにする。窓閉温度TCは、室温が下がり過ぎるのを防ぐために、外気温がその温度よりも下がると窓が開かないようにするために設定するものであり、例えば20℃に設定される。
運転モードとしては、エアコン使用モードと、エアコン不使用モードを選択することができる。エアコン使用モードは、室内に人が居るときに選択されるものであり、エアコン7のON/OFFと窓1,1,…の開閉を自動で行って、室内を快適に制御するものである。エアコン不使用モードは、室内に人が居ないときに選択されるものであって、エアコン7はOFFのままで窓1,1,…の開閉のみを自動で行って、室内を快適に制御するものである。エアコン使用モードとエアコン不使用モードの切り替えは、手動で行ってもよいが、室内に設置した人感センサにより自動で切り替わるようにすることもできる。
集中制御機6は、例えばパソコンや専用コントローラー等で構成され、各種データ及びプログラムを記憶する記憶部や、計時動作を行う計時部等を備えており、記憶部に予め格納されたプログラムに従い、室温と外気温の比較等を行い、窓1,1,…の開閉とエアコン7のON・OFFを制御する。また集中制御機6は、外気温度センサ2が検出した外気温と外気湿度センサ4が検出した外気湿度に基づいて外気エンタルピを算出する機能、室内温度センサ3が検出した室温と室内湿度センサ5が検出した室内湿度に基づいて室内エンタルピを算出する機能を有する。
次に、集中制御機6が行う制御の流れをフローチャートに基づいて説明する。図1は、エアコンなしの場合の集中制御機6の制御の流れの一例を示すフローチャートである。図1に示すように、制御判定が開始されると、ループ処理が開始され(ステップS1)、続いて雨センサ9により得られる情報から降雨の有無を判定する(ステップS2)。降雨有りと判定されると、窓1,1,…を閉めて(ステップS3)ループ処理を終了する。
ステップS2で降雨無しと判定されると、図2に示す判定図1,2,3の何れか一つを用いて湿度判定を行う(ステップS4)。判定図1,2,3の何れを用いるかは、予めプログラムで決められている。
図2(a)に示す判定図1は、外気湿度または外気エンタルピが一定の値Hh以上のときは状態1と判定し、外気湿度または外気エンタルピが一定の値Hhより低いときは状態2と判定する(外気湿度定値制御、外気エンタルピ定値制御)。判定図1を用いる場合は、室内湿度及び室内エンタルピを検知する必要がないため、室内湿度センサは不要となる。
図2(b)に示す判定図2は、外気湿度または外気エンタルピが室内湿度または室内エンタルピよりも高いときは状態1と判定し、外気湿度または外気エンタルピが室内湿度または室内エンタルピよりも低いときは状態2と判定する(湿度比例制御、エンタルピ比例制御)。
図2(c)に示す判定図3は、室内湿度または室内エンタルピが一定の値Hhよりも高いときは状態1と判定し、室内湿度または室内エンタルピが一定の値Hhよりも低いときは状態2と判定する(室内湿度定値制御、室内エンタルピ定値制御)。判定図3を用いる場合は、室外湿度または室外エンタルピを検知する必要がないため、外気湿度センサは不要となる。
上記の判定図1〜3の何れかによる判定の結果、状態1と判定されたときには、降雨有りのときと同様に、窓1,1,…を閉めて(ステップS3)ループ処理を終了する。状態2と判定されたときは、後述する判定図aによる温度状態判定を行い、外気温と室温の状態によっては窓1,1,…は開となり得る。このような制御を行うことで、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できる。エンタルピは湿度に比例するから、エンタルピにより判定を行っても、湿度により判定を行ったときと同様の効果が得られる。
ステップS4で状態2と判定されると、図3に示す判定図aに外気温と室温を当てはめ(ステップS5)、窓1,1,…の状態を決定する(ステップS6)。判定図aでは、外気温が窓閉温度TC以下のとき、室温が快適下限温度TL以下のとき、及び室温が快適下限温度TL以上で外気温が室温よりも高いときは(図中のA領域)、窓1,1,…は閉となる。室温が快適下限温度TL以上で外気温が室温よりも低いときは(図中のB領域)、窓1,1,…は開となる。
また、外気温が快適下限温度TLよりも低く且つ窓閉温度TCより高く、尚且つ室温が快適下限温度TLより高いときは(図中のC領域)、窓1,1,…は制限開(半開き)となる。
図4は、エアコンなしの場合の集中制御機6の制御の流れの他の例を示すフローチャートであって、真夏以外のときのものを示している。制御判定が開始されると、ループ処理が開始され(ステップS11)、続いて雨センサ9により得られる情報から降雨の有無を判定する(ステップS12)。降雨有りと判定されると、窓1,1,…を閉めて(ステップS13)ループ処理を終了する。ここまでは、先に説明した図1のフローチャートの制御と同じである。
ステップS12で降雨無しと判定されると、降雨後所定の期間経過したか否かを判定する(S14)。ここでいう所定の期間は、例えば何時間といった時間の長さで設定してもよいし、期間の終点の時刻で設定してもよい。好ましくは、雨が上がってから翌朝までの期間とするのがよい。
ステップS14で降雨後所定の期間経過したと判定されると、図3に示す判定図aに外気温と室温を当てはめ(ステップS15)、窓1,1,…の状態を決定する(ステップS16)。このステップS15とステップS16は、図1のフローチャートにおけるステップS5とステップS6と同じである。
ステップS14で降雨後所定の期間経過していないと判定されると、図5に示す判定図bに外気温と室温を当てはめ(ステップS17)、窓1,1,…の状態を決定する(ステップS16)。判定図bは、図3に示す判定図aと比較すると、室温が快適下限温度TL以上で外気温が室温より低い領域のうち、外気温が快適上限温度THよりもdt4+T以上低くない範囲では、窓1,1,…が閉となる点が異なっている。すなわち、降雨後所定の期間が経過するまでの間は、窓開け温度を下げている。
降雨後は外気の湿度が高くなるから、降雨後所定の期間が経過するまでの間、このように窓開け温度を下げて窓1,1,…が開くときの条件を厳しくすることで、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できる。この制御によれば、外気湿度センサ4と室内湿度センサ5が不要となり、コストを削減できる。
図6は、エアコンなしの場合の集中制御機6の制御の流れの他の例を示すフローチャートであって、真夏のときのものを示している。制御の流れとしては、図4に示した真夏以外のときと同じである。異なるのは、降雨後所定の期間が経過した場合の温度状態判定(ステップS15)における判定図を図5に示す判定図bとし、真夏以外のときの判定図aと比較して窓開け温度を下げている点と、降雨後所定の期間が経過していない場合の温度状態判定(ステップS17)における判定図を図7に示す判定図cとし、判定図bと比較して窓開け温度をT2さらに下げている点である。
真夏は、真夏以外のときよりも湿度が全般的に高いため、このように窓開け温度を下げることにより、真夏の間も湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止し、真夏の快適性をより向上させられる。
図8は、エアコン有りの場合の集中制御機6の制御の流れの一例を示すフローチャートである。図8に示すように、制御判定が開始されると、ループ処理が開始され(ステップS21)、続いて雨センサ9により得られる情報から降雨の有無を判定する(ステップS22)。
降雨有りと判定されると、室内に人が居るかどうかの判定(在・不在判定)を行う(ステップS23)。エアコン不使用モードが選択されているときや人感センサが人を検知しないときは「不在」と判定し、エアコン使用モードが選択されているときや人感センサが人を検知したときは「在」と判定する。「不在」と判定されたときは、窓1,1,…を閉めてエアコン7をOFFする(ステップS24)。「在」と判定されたときは、図11に示す判定図Cに外気温と室温を当てはめ(ステップS25)、窓1,1,…とエアコン7の状態を決定する(ステップS26)。具体的には、室温が快適上限温度THより高い場合は、窓1,1,…は閉でエアコン7はONとなる。室温が、快適上限温度THよりも低い場合は、窓1,1,…は閉でエアコン7はOFFとなる。すなわち判定図Cでは、いずれの場合も窓1,1,…は閉となり、室温に応じてエアコン7をONにするかOFFにするかだけを判定する。
ステップS22で降雨無しと判定されると、先に説明したエアコンなしの場合と同様に、図2に示す判定図1,2,3の何れか一つを用いて湿度判定を行う(ステップS27)。判定図1,2,3の何れを用いるかは、予めプログラムで決められている。
上記の判定図1〜3の何れかによる判定の結果、状態1と判定されたときには、先に説明した降雨有りのときと同様に、在・不在判定を行い(ステップS23)、「不在」のときは窓1,1,…を閉めてエアコン7をOFFし(ステップS24)、「在」のときはステップS25の判定図Cによる温度状態判定を行い、室温が快適上限温度TH以上のときは窓1,1,…を閉めてエアコン7をONし、室温が快適上限温度TH以下のときは窓1,1,…を閉めてエアコン7をOFFする。すなわち、状態1と判定されたときは、外気温と室温の状態にかかわらず、窓1,1,…は閉となる。状態2と判定されたときは、後述する判定図A又は判定図Bによる温度状態判定を行い、外気温と室温の状態によっては窓1,1,…は開となり得る。このような制御を行うことで、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できる。エンタルピは湿度に比例するから、エンタルピにより判定を行っても、湿度により判定を行ったときと同様の効果が得られる。
上述の湿度判定の結果、状態2と判定されたときは、室内に人が居るかどうかの判定(在・不在判定)を行う(ステップS28)。
「不在」と判定されると、図9に示す判定図Aに外気温と室温を当てはめ(ステップS29)、窓1,1,…とエアコン7の状態を決定する(ステップS26)。判定図Aでは、外気温が窓閉温度TC以下のとき、室温が快適下限温度TL以下のとき、及び室温が快適下限温度TL以上で外気温が室温よりも高いときは(図中のA領域)、窓1,1,…は閉でエアコン7はOFFとなる。室温が快適下限温度TL以上で外気温が室温よりも低く且つ快適下限温度TLより高いときは(図中のB領域)、窓1,1,…は開でエアコン7はOFFとなる。
また、外気温が快適下限温度TLよりも低く且つ窓閉温度TCより高く、尚且つ室温が快適下限温度TLよりも高いときは(図中のC領域)、窓1,1,…を制限開(半開き)としエアコン7はOFFにする。このように判定図Aでは、エアコン7は常にOFFとなり、外気温と室温に応じて窓1,1,…の開閉のみを行う。
ステップS28で「在」と判定されると、図10に示す判定図Bに外気温と室温を当てはめ(ステップS30)、窓1,1,…とエアコン7の状態を決定する(ステップS26)。判定図Bでは、外気温が窓閉温度TC以下のとき及び室温が快適下限温度TL以下のとき、及び室温が快適下限温度TL以上快適上限温度TH以下で外気温が室温より高いときは(図中のD領域)、窓1,1,…は閉でエアコン7はOFFとなる。外気温が快適上限温度TH以上で且つ室温も快適上限温度TH以上のときは(図中のE領域)、窓1,1,…は閉でエアコン7はONとなる。室温が快適上限温度TH以上で外気温が快適下限温度TL以上快適上限温度TH以下のとき、及び室温が快適下限温度TL以上快適上限温度TH以下で外気温が室温より低く且つ快適下限温度TLより高いときは(図中のF領域)、窓1,1,…は開でエアコン7はOFFとなる。
また、外気温が窓閉温度TC以上快適下限温度TL以下で室温が快適下限温度TL以上のときは(図中のG領域)、窓1,1,…を制限開(半開き)としエアコン7はOFFにする。このように判定図Bでは、外気温と室温に応じて窓1,1,…の開閉とエアコン7のON/OFFを連動して行い、室内をより快適に維持する。
以上のようにして窓1,1,…とエアコン7の状態を決定したら、ループ処理を終了し、制御判定開始に戻る。
図12は、エアコン有りの場合の集中制御機6の制御の流れの他の例を示すフローチャートであって、真夏以外のときのものを示している。制御判定が開始されると、ループ処理が開始され(ステップS31)、続いて雨センサ9により得られる情報から降雨の有無を判定する(ステップS32)。
降雨有りと判定されると、室内に人が居るかどうかの判定を行い(ステップS33)、「不在」のときは窓1,1,…を閉めてエアコン7をOFFし(ステップS34)、「在」のとき図11に示す判定図Cによる温度状態判定を行い(ステップS35)、窓とエアコンの状態を決定する(ステップS36)。ここまでは、先に説明した図8のフローチャートの制御と同じである。
ステップS32で降雨無しと判定されると、降雨後所定の期間経過したか否かを判定する(S37)。
ステップS37で降雨後所定の期間経過したと判定されると、室内に人が居るかどうかの判定を行い(ステップS38)、「不在」と判定した場合は、図9に示す判定図Aに外気温と室温を当てはめ(ステップS39)、窓1,1,…とエアコン7の状態を決定する(ステップS36)。「在」と判定した場合は、図10に示す判定図Bに外気温と室温を当てはめ(ステップS40)、窓1,1,…とエアコン7の状態を決定する(ステップS36)。このステップS38からステップS39又はステップS40を経由してステップS36に至る制御の流れは、図8のフローチャートにおけるステップS28からステップS29又はステップS30を経由してステップS26に至る制御の流れと同じである。
ステップS37で降雨後所定の期間経過していないと判定されると、室内に人が居るかどうかの判定を行い(ステップS41)、在のときは図13に示す判定図Dに外気温と室温を当てはめ(ステップS42)、窓1,1,…とエアコン7の状態を決定する(ステップS36)。判定図Dは、図10に示す判定図Bと比較して、窓1,1,…が開でエアコン7がOFFとなる領域Fの外気温の上限を、快適上限温度THからdt4+Tだけ低い温度とし、窓開け温度を下げている点が異なっている。
降雨後は外気の湿度が高くなるから、降雨後所定の期間が経過するまでの間、このように窓開け温度を下げることで、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できる。この制御によれば、外気湿度センサ4と室内湿度センサ5が不要となり、コストを削減できる。
ステップS41で不在と判定されたときは、図14に示す判定図D2に外気温と室温を当てはめ(ステップS43)、窓1,1,…とエアコン7の状態を決定する(ステップS36)。判定図Dとの違いは、窓1,1,…閉でエアコン7がONとなる領域Eがなくなり、その部分が窓1,1,…閉でエアコン7がOFFとなる領域Dとなっている点である。
図15は、エアコン有りの場合の集中制御機6の制御の流れの他の例を示すフローチャートであって、真夏のときのものを示している。制御の流れとしては、図12に示した真夏以外のときと同じである。異なるのは、降雨後所定の期間が経過した場合で「在」と判定されたときの温度状態判定(S40)における判定図を図13に示す判定図Dとし、「不在」と判定されたときの温度状態判定(S39)における判定図を図14に示す判定図D2とし、それぞれ真夏以外のとき(判定図A,B)よりも窓開け温度を下げており、降雨後所定の期間が経過していない場合で「在」と判定されたときの温度状態判定(S42)における判定図を図16に示す判定図Eとし、「不在」と判定されたときの温度状態判定(S43)における判定図を図17に示す判定図E2とし、それぞれ真夏以外のときの判定図D,D2と比較して窓開け温度をT2だけさらに下げている。
真夏は、真夏以外のときよりも湿度が全般的に高いため、このように窓開け温度閾値を大きくすることにより、真夏の間も湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止し、真夏の快適性をより向上させられる。
次に、本室温制御システム(エアコン有り)について行ったシミュレーションの結果を示す。シミュレーションは、図18に示すような平屋の住宅の6窓に自動制御窓を配置し、大阪のアメダスの気象データ標準年(6/1〜10/30)を用いて行った。シミュレーションは、本発明の実施例として温度制御(窓開の外気温の下限20℃、上限26°)+外気エンタルピ定値制御(外気エンタルピが60kJ/kg’を下回った時窓開け)、温度制御(窓開の外気温の下限20℃、上限26°)+エンタルピ比例制御、温度制御(窓開の外気温の下限20℃、上限26°)+室内エンタルピ定値制御(室内エンタルピが60kJ/kg’を下回った時窓開け)、温度制御(窓開の外気温の下限20℃、上限26°)+外気湿度定値制御(絶対湿度が14g/kg’を下回った時窓開け)、温度制御(窓開の外気温の下限20℃、上限26°)+湿度比例制御の5通り、比較例としてエアコン運転のみ(窓開けなし)、温度制御のみ(湿度またはエンタルピに基づく制御なし)の2通り行った。
図20は、上記のシミュレーションにより冷房負荷をそれぞれ求めてグラフ化したものである。同図に示すように、本発明の実施例はいずれもエアコン運転のみの場合と比較して冷房負荷を概ね20%以上削減できることが分かる。このように冷房負荷を削減できるのは、外気温が下がったときにエアコン7をOFFして窓1,1,…を開けるためである。なお、本発明の実施例が温度制御のみの場合と比較して冷房負荷が大きいのは、外気温が下がっても湿度またはエンタルピが高いときは窓1,1,…を開けない制御を行うため、温度制御のみの場合より窓1,1,…が開いている時間が短くなるためである。
図21−1,21−2は、1時間毎のアメダス気象データによるシミュレーションの結果、窓開となるときの室内の温度・湿度の状態を空気線図上にプロットしたものである。図21−2(f)に示す温度制御のみの場合には、相対湿度70%以上の点が多数あるが、図21−1の(a),(b),(c)と図21−2の(d),(e)に示す本発明の実施例では、相対湿度70%以上の点がほとんどなく、快適範囲内にほぼ納まっていることが分かる。なお、快適範囲はPMV−0.5〜+0.5及び相対湿度70%以下とした。PMV(Predicted Mean Vote:予測温冷感申告)は、ISO規格(ISO7730)により規定されており、気温、湿度、気流、熱放射、代謝量、着衣量を考慮して算出される。PMV値が−0.5から+0.5の間であれば、90%の人にとって快適であるとされている。
図23は、窓が開いている時間のうち、室内温湿度が快適範囲内にある時間の割合を示している。同図に示すように、温度制御のみの場合は快適範囲内にある時間の割合が38.5%であるのに対して、本発明の実施例では快適範囲内にある時間の割合がいずれも60%以上となり、快適時間の割合が大幅に増加することが分かる。
図22は、実際の建物に本発明の室温制御システムを設置して行った実験の結果を示している。実験は、恵那市にある平屋の住宅の6窓に自動制御窓を設置し、6月3日から7月22日にかけて行った。実験条件は、窓開の外気温の下限を18℃、上限を26℃とし、降雨後は翌朝まで窓開け温度を2℃低くする制御を行った。図22(a)は、実験の結果、窓が開いたときの室外の温度と湿度の状態を空気線図上にプロットしたものであり、図22(b)は比較例であって温度制御のみの場合を示している。
同図より明らかなように、降雨後に窓開け温度を一定の期間下げる制御を行った場合には、温度制御のみの場合と比較して、エンタルピの高い外気を室内に入れないことが分かる。
以上に述べたように本室温制御システムは、2つ以上の窓1,1,…と外気温度センサ2と室内温度センサ3と外気湿度センサ4と室内湿度センサ5と制御手段(集中制御機)6とを備え、制御手段6は、エアコンなしの場合の図3、エアコン有りの場合の図9,10に示すように、室温が快適下限温度TL以上で且つ外気温が窓閉温度TC以上で室温より低いときに窓1,1,…を開けることで、自然の風を最大限利用して室温を快適に制御でき、さらに制御手段6は、エアコンなしの場合の図1と図2(b)、エアコン有りの場合の図8と図2(b)に示すように、外気湿度または外気エンタルピが室内湿度または室内エンタルピよりも高いときは、室温が快適下限温度TL以上で且つ外気温が窓閉温度TC以上で室温より低いときであっても窓1,1,…を閉めるため、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できるので、快適で省エネが図れる。
また本室温制御システムは、2つ以上の窓1,1,…と外気温度センサ2と室内温度センサ3と外気湿度センサ4と制御手段6とを備え、制御手段6は、エアコンなしの場合の図3、エアコン有りの場合の図9,10に示すように、室温が快適下限温度TL以上で且つ外気温が窓閉温度TC以上で室温より低いときに窓1,1,…を開けることで、自然の風を最大限利用して室温を快適に制御でき、さらに制御手段は、エアコンなしの場合の図1と図2(a)、エアコン有りの場合の図8と図2(a)に示すように、外気湿度または外気エンタルピが所定の値よりも高いときは、室温が快適下限温度TL以上で且つ外気温が窓閉温度TC以上で室温より低いときであっても窓1,1,…を閉めるため、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できるので、快適で省エネが図れる。室内湿度センサ5が不要になるので、システムを簡略化できる。
また本室温制御システムは、2つ以上の窓1,1,…と外気温度センサ2と室内温度センサ3と室内湿度センサ5と制御手段6とを備え、制御手段6は、エアコンなしの場合の図3、エアコン有りの場合の図9,10に示すように、室温が快適下限温度TL以上で且つ外気温が窓閉温度TC以上で室温より低いときに窓1,1,…を開けることで、自然の風を最大限利用して室温を快適に制御でき、さらに制御手段6は、エアコンなしの場合の図1と図2(c)、エアコン有りの場合の図8と図2(c)に示すように、室内湿度または室内エンタルピが所定の値よりも高いときは、室温が快適下限温度TL以上で且つ外気温が窓閉温度TC以上で室温より低いときであっても窓1,1,…を閉めるため、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できるので、快適で省エネが図れる。外気湿度センサ4が不要になるので、システムを簡略化できる。
また本室温制御システムは、2つ以上の窓1,1,…と外気温度センサ2と室内温度センサ3と雨センサ9と制御手段6とを備え、制御手段6は、エアコンなしの場合の図3、エアコン有りの場合の図9,10に示すように、室温が快適下限温度以上で且つ外気温が窓閉温度以上で室温より低いときに窓を開けることで、自然の風を最大限利用して室温を快適に制御でき、さらに制御手段は、エアコンなしの場合の図4と図5、エアコン有りの場合の図12と図13に示すように、雨センサが雨を検知したときは、窓を閉めるとともに、雨が止んでから所定の期間、窓開け温度を下げることで、湿度の高い外気が室内に流入して室内の快適性が損なわれるのを防止できるので、快適で省エネが図れる。室内湿度センサ5と外気湿度センサ4が両方とも不要になるので、システムをより簡略化できる。真夏のときは、真夏以外のときと比べて、降雨後所定の期間経過したときの窓開け温度を下げ、降雨後所定の期間経過していないときの窓開け温度をさらに下げることで、真夏の快適性を一層向上できる。
本室温制御システムは、エアコン7をさらに備え、制御手段6は、窓1,1,…を開けたときにエアコン7をOFFにし、室温が快適上限温度TH以上で窓1,1,…が閉のときにエアコンをONにするので、エアコン7の運転により室内の快適性がより一層向上すると共に、自然の風を取り入れることでエアコン7の運転時間を極力減らし、省エネが図れる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。実施形態はエアコンを備えるものであったが、エアコンを備えず、窓の開閉のみを行うものであってもよい。雨センサと、雨センサの信号に基づく制御は、省略することができる(請求項4に係る発明を除く)。また実施形態のものは、室温の快適上限温度THと快適下限温度TLを設定しているが、一つの設定温度のみを設定するものであってもよい。また実施形態は、平屋の建物内の温度・湿度を一括して制御しているが、一つの建物内の複数の部屋の温度・湿度を部屋ごとに制御するもの、複数階の建物内を各フロアごとに制御するものであってもよい。フローチャートは適宜変更することができ、例えば温度状態判定を行った後に湿度またはエンタルピの判定を行うこともできる。実施形態のものは、降雨後所定の期間経過していないときの窓開け温度を、真夏以外のときと真夏のときとで違わせているが、季節によらず同じ値とすることもできる。制御手段は、室温が快適下限温度以上で且つ外気温が窓閉温度以上で室温より所定の窓開き遅らせ温度dtだけ下がったときに窓を開けるようにしてもよく、そのように窓開き遅らせ温度dtを設定することで、窓が短い時間に開け閉めされるハンチングを防止することができる。湿度またはエンタルピについても同様に、状態1となる条件と状態2となる条件との間に所定の閾値を設けることで、ハンチングを防止することができる。本発明のシステムは、住宅に限らず、あらゆる建物に適用することができる。
1 窓
2 外気温度センサ
3 室内温度センサ
4 外気湿度センサ
5 室内湿度センサ
6 集中制御機(制御手段)
7 エアコン
8 操作パネル
9 雨センサ

Claims (1)

  1. 2つ以上の窓と外気温度センサと室内温度センサと雨センサと制御手段とを備え、制御手段は、室温が快適下限温度以上で且つ外気温が窓閉温度以上で室温より低いときに窓を開けるものであり、雨センサが雨を検知したときは、窓を閉めるとともに、雨が止んでから所定の期間、室内よりも湿度の高い外気が流入しないようにするために外気温について設定される窓開け温度を下げることを特徴とする室温制御システム。
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