JP4581604B2 - 換気システム - Google Patents

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Description

本発明は、住宅の換気システムに関する。
近年、住宅の気密性の向上により建築材から発生する化学物質による人体への影響が注目されており、住宅の換気を省エネルギーでおこなえる換気システムの要望が高まってきている。
従来この種の換気システムは、家屋の各部屋に設けた熱交換気装置が自ら外気と連通して換気を行なうとともに、各階の共通空間に外気に連通させた送風機によって、共通空間に流出した空気を外気へ排気するものであった(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気装置について図7を参照しながら説明する。
家屋101において、各居室102には、排気量に比較して給気量の多い熱交換換気扇103を配設している。また、1階共有空間104には、排気ファン105を配設している。そして、これらの熱交換換気扇103並びに排気ファン105はいずれも外気に連通させている。各居室102に配設された熱交換換気扇103は、屋外の新鮮な空気を所定温度に調節しつつ各居室102に給気する。また、前記熱交換換気扇103は、各居室102内の空気を自ら室外へ排気するが、熱交換換気扇103は排気量に対して給気量を多くしているため、室内の空気の一部が、例えば各居室102のドア等の壁面に形成することのできる通気孔106を通じて共有空間107に自然に流出した後に、所定の1階共有空間104において、排気ファン105によって屋外へ排気される。
このように、従来の換気システムは、居室102に給気し、共有空間104から排気するという空気の流れを形成して換気を行うものであった。
特開2000−240997号公報
このような従来の構成では、各部屋に配置した熱交換換気扇で個別の部屋ごとに住宅内の熱を回収して換気を行なっているために、使用していない部屋で発生、または、蓄積している熱を利用して熱利用率の高い換気することができないという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、二つの部屋を連通させて送風機により強制的に部屋間に空気を流して換気を行い、住宅内で発生または蓄積している熱を効果的に利用する換気システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の換気システムは、建物内における第一の部屋と第二の部屋を連通させる第一の連通手段と、前記第一の部屋および第二の部屋を室外と連通させる第二の連通手段および第三の連通手段と、前記第一の連通手段を介して強制的に前記部屋間の送風を発生させる送風手段と、前記第一の部屋と第二の部屋のうち制御する部屋を選択する部屋選択手段と、前記部屋選択手段により選択された部屋とは別の部屋の温度を計測する温度計測手段と、部屋の目標温度と前記温度計測手段が計測した温度を比較して前記部屋選択手段により選択された部屋の温度を前記目標温度に近づけるように、前記送風手段による前記部屋間の送風方向を切り替える換気制御手段とを備え、前記換気制御手段は、前記送風手段により、第二の部屋から第一の部屋へ空気を流して、第二の部屋は第三の連通手段から室外部の空気を給気して、第一の部屋は第二の連通手段から室外部へ排気する換気と、第一の部屋から第二の部屋へ空気を流して、第一の部屋は第二の連通手段から室外部の空気を給気して、第二の部屋は第三の連通手段から室外部へ排気する換気とを行う換気システムの構成としたものである。
また、第一の部屋に配置した人感センサーと、空調機動作検知手段と、照度センサーと、生活パターンに応じて設定するタイマー手段の信号のうち少なくとも一つにより前記第一の部屋を制御する部屋として選択する部屋選択手段を備えたものである。
また、第二の部屋に配置した人感センサーと、空調機動作検知手段と、照度センサーと、生活パターンに応じて設定するタイマー手段の信号のうち少なくとも一つにより前記第二一の部屋を制御する部屋として選択する部屋選択手段を備えたものである。
また、リビングルームと寝室を前記第一の連通手段により連通させて、リビングルーム側の空気状態を利用して、前記部屋選択手段によって選択された寝室側を目標温度に近づけるようリビング側から寝室側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたものである。
また、リビングルームと寝室を前記第一の連通手段により連通させて、寝室側の空気状態を利用して、前記部屋選択手段によって選択されたリビング側を目標温度に近づけるよう寝室側からリビング側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたものである。
また前記温度計測手段を前記第一の部屋、および、前記第二の部屋の両方に設け、二つの部屋のうち前記部屋選択手段で選択された一方の部屋の温度をあらかじめ設定した目標温度に近づけるように空気の流れを制御する換気制御手段を備えたものである。
温度の近づけ方を目標温度より高い温度へ近づけるか、または、低い温度へ近づけるかを設定する温度設定手段を有し、高い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より高いときに、他方の部屋へ排気し、低い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より低いときに他方の部屋へ排気して、他方の部屋の温度を目標温度に近づける換気制御手段を備えたものである。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、一日のうち居住する時間帯のことなる部屋であって、所定の時間帯で居住する側の温度を目標温度に近づけるように居住しない側から前記部屋選択手段によって選択された居住する側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたものである。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、一日の日照条件の異なる部屋であって、前記部屋選択手段によって選択された一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう他方の部屋から強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたものである。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、東側に面している部屋と西側に面している部屋であって、一日のうちの日照状態に連動させて、前記部屋選択手段によって一方の部屋を選択し、前記一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう東側の部屋から西側の部屋、または、西側の部屋から東側の部屋へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたものである。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋にそれぞれ人感センサーを備え、前記部屋選択手段で選択した人のいる側の部屋の温度を目標温度に近づけるよう制御する換気制御手段を設けたものである。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋それぞれ空気調和機の動作を検知する空調機動作検知手段を前記部屋選択手段に設け、前記空気調和機の動作している部屋の温度を目標温度に近づけるよう制御する換気制御手段を設けたものである。
以上のように本発明の換気装置によれば、建物内における第一の部屋と第二の部屋を連通させる第一の連通手段と、前記第一の部屋および第二の部屋を室外と連通させる第二の連通手段および第三の連通手段と、前記第一の連通手段を介して強制的に前記部屋間の送風を発生させる送風手段と、前記第一の部屋と第二の部屋のうち制御する部屋を選択する部屋選択手段と、前記部屋選択手段により選択された部屋とは別の部屋の温度を計測する温度計測手段と、部屋の目標温度と前記温度計測手段が計測した温度を比較して前記部屋選択手段により選択された部屋の温度を前記目標温度に近づけるように、前記送風手段による前記部屋間の送風方向を切り替える換気制御手段とを備え、前記換気制御手段は、前記送風手段により、第二の部屋から第一の部屋へ空気を流して、第二の部屋は第三の連通手段から室外部の空気を給気して、第一の部屋は第二の連通手段から室外部へ排気する換気と、第一の部屋から第二の部屋へ空気を流して、第一の部屋は第二の連通手段から室外部の空気を給気して、第二の部屋は第三の連通手段から室外部へ排気する換気とを行うことにより、前記部屋間の空気の流れをつくり、部屋選択手段により選択された部屋の温度を目標の温度に近づけるように、一方の部屋で発生または蓄えられている熱を空気の流れとともに他方の部屋へ移動させて有効に使用しながら室内の換気を行うことができる。
また、第一の部屋に配置した人感センサーと、空調機動作検知手段と、照度センサーと、生活パターンに応じて設定するタイマー手段の信号のうち少なくとも一つにより前記第一の部屋を制御する部屋として選択する部屋選択手段を備えたことにより、部屋選択手段で人の移動や人の移動による運転される空気調和機の変更や日照状態や生活パターンに連動させて第二の部屋を制御する部屋として選択して、第一の部屋の温度を目標温度に近づけるように一方の部屋で発生または蓄えられている熱を空気の流れとともに他方の部屋へ移動させて有効に使用しながら室内の換気を行うことができる。
また、第二の部屋に配置した人感センサーと、空調機動作検知手段と、照度センサーと、生活パターンに応じて設定するタイマー手段の信号のうち少なくとも一つにより前記第二の部屋を制御する部屋として選択する部屋選択手段を備えたことにより、部屋選択手段で人の移動や人の移動による運転される空気調和機の変更や日照状態や生活パターンに連動させて第二の部屋を制御する部屋として選択して、第二の部屋の温度を目標温度に近づけるように一方の部屋で発生または蓄えられている熱を空気の流れとともに他方の部屋へ移動させて有効に使用しながら室内の換気を行うことができる。
また、リビングルームと寝室を前記第一の連通手段により連通させて、リビングルーム側の空気状態を利用して、前記部屋選択手段によって選択された寝室側を目標温度に近づけるようリビング側から寝室側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことで、リビングルーム側で発生した熱や蓄えられている熱を有効に利用して換気を行うことができる。
また、リビングルームと寝室を前記第一の連通手段により連通させて、寝室側の空気状態を利用して、前記部屋選択手段によって選択されたリビング側を目標温度に近づけるよう寝室側からリビング側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことで、寝室側で発生した熱や蓄えられている熱を有効に利用して換気を行うことができる。
また、前記温度計測手段を前記第一の部屋、および、前記第二の部屋の両方に設け、二つの部屋のうち前記部屋選択手段で選択された一方の部屋の温度をあらかじめ設定した目標温度に近づけるように空気の流れを制御する換気制御手段を備えたことで、一方の部屋で発生または蓄えられている熱を空気の流れとともに他方の部屋へ移動させて有効に使用しながら、室内の換気を行うことができる。
また、温度の近づけ方を目標温度より高い温度へ近づけるか、または、低い温度へ近づけるかを設定する温度設定手段を有し、高い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より高いときに、他方の部屋へ排気し、低い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より低いときに他方の部屋へ排気して、他方の部屋の温度を目標温度に近づける換気制御手段を備えたことで、一方の部屋で発生または、蓄積している熱を有効に利用しながら換気を行なうことができる。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、一日のうち居住する時間帯のことなる部屋であって、所定の時間帯で居住する側の温度を目標温度に近づけるように居住しない側から前記部屋選択手段によって選択された居住する側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことで、居住しない側で発生している熱や蓄積している熱を居住する側で有効に利用しながら換気を行うことができる。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、一日の日照条件の異なる部屋であって、前記部屋選択手段によって選択された一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう他方の部屋から強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことで、他方の部屋で発生している熱や蓄積している熱を一方の部屋で有効に利用しながら換気を行うことができる。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、東側に面している部屋と西側に面している部屋であって、一日のうちの日照状態に連動させて、前記部屋選択手段によって一方の部屋を選択し、前記一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう東側の部屋から西側の部屋、または、西側の部屋から東側の部屋へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことで、空気を流し込んだ側の部屋で、他方の部屋で発生している熱や蓄積している熱を有効に利用しながら換気を行うことができる。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋にそれぞれ人感センサーを備え、前記部屋選択手段で選択した人のいる側の部屋の温度を目標温度に近づけるよう制御する換気制御手段を設けたことで、人のいない側で発生している熱や蓄積している熱を部屋選択手段で選択した人のいる側の部屋で有効に利用しながら換気を行うことができる。
また、前記第一の部屋と前記第二の部屋それぞれ空気調和機の動作を検知する空調機動作検知手段を前記部屋選択手段に設け、前記空気調和機の動作している部屋の温度を目標温度に近づけるよう制御する換気制御手段を設けたことで、他方の部屋で発生している熱や蓄積している熱を空気調和機の動作している部屋で有効に利用しながら換気を行なうことができる。
本発明の実施形態の換気システムの構造を示す図 本発明の換気システムの取り付け状態を示す図 同本発明の実施形態の部屋選択手段のフローチャート 同本発明の実施形態の部屋選択手段のフローチャート 同本発明の実施形態の部屋換気制御手段のフローチャート 同本発明の実施形態の部屋換気制御手段のフローチャート 従来の換気システムの実施形態の構造図
請求項1記載の発明は、建物内における第一の部屋と第二の部屋を連通させる第一の連通手段と、前記第一の部屋および第二の部屋を室外と連通させる第二の連通手段および第三の連通手段と、前記第一の連通手段を介して強制的に前記部屋間の送風を発生させる送風手段と、前記第一の部屋と第二の部屋のうち制御する部屋を選択する部屋選択手段と、前記部屋選択手段により選択された部屋とは別の部屋の温度を計測する温度計測手段と、部屋の目標温度と前記温度計測手段が計測した温度を比較して前記部屋選択手段により選択された部屋の温度を前記目標温度に近づけるように、前記送風手段による前記部屋間の送風方向を切り替える換気制御手段とを備え、部屋選択手段により選択された部屋の温度を前記目標温度に近づけるように、前記換気制御手段は、前記送風手段により、第二の部屋から第一の部屋へ空気を流して、第二の部屋は第三の連通手段から室外部の空気を給気して、第一の部屋は第二の連通手段から室外部へ排気する換気と、第一の部屋から第二の部屋へ空気を流して、第一の部屋は第二の連通手段から室外部の空気を給気して、第二の部屋は第三の連通手段から室外部へ排気する換気とを行う作用を有する。
請求項2記載の発明は、第一の部屋に配置した人感センサーと、空調機動作検知手段と、照度センサーと、生活パターンに応じて設定するタイマー手段の信号のうち少なくとも一つにより前記第一の部屋を制御する部屋として選択する部屋選択手段を備えたことにより、部屋選択手段で人の移動や人の移動による運転される空気調和機の変更や日照状態や生活パターンに連動させて第一部屋を制御する部屋として選択する作用を有する。
請求項3記載の発明は、第二の部屋に配置した人感センサーと、空調機動作検知手段と、照度センサーと、生活パターンに応じて設定するタイマー手段の信号のうち少なくとも一つにより前記第二の部屋を制御する部屋として選択する部屋選択手段を備えたことにより、部屋選択手段で人の移動や人の移動による運転される空気調和機の変更や日照状態や生活パターンに連動させて第二の部屋を制御する部屋として選択する作用を有する。
請求項4記載の発明は、リビングルームと寝室を前記第一の連通手段により連通させて、リビングルーム側の空気状態を利用して、前記部屋選択手段によって選択された寝室側を目標温度に近づけるようリビング側から寝室側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことにより、リビングルーム側の空気状態を利用して、寝室側を目標温度に近づけるようリビング側から寝室側へ強制的に空気を流す作用を有する。
請求項5記載の発明は、リビングルームと寝室を前記第一の連通手段により連通させて、寝室側の空気状態を利用して、前記部屋選択手段によって選択されたリビング側を目標温度に近づけるよう寝室側からリビング側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことにより、寝室側の空気状態を利用して、リビング側を目標温度に近づけるよう寝室側からリビング側へ強制的に空気を流す作用を有する。
請求項6記載の発明は、前記温度計測手段を前記第一の部屋、および、前記第二の部屋の両方に設け、二つの部屋のうち前記部屋選択手段で選択された一方の部屋の温度をあらかじめ設定した目標温度に近づけるように空気の流れを制御する換気制御手段を備えたことにより、部屋選択手段で選択された一方の部屋の温度をあらかじめ設定した目標温度に近づけるように空気を流す作用を有する。
請求項7記載の発明では、温度の近づけ方を目標温度より高い温度へ近づけるか、または、低い温度へ近づけるかを設定する温度設定手段を有し、高い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より高いときに、他方の部屋へ排気し、低い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より低いときに他方の部屋へ排気して、他方の部屋の温度を目標温度に近づける換気制御手段を備えたことにより、高い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より高いときに、他方の部屋へ排気し、低い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より低いときに他方の部屋へ排気する作用を有する。
請求項8記載の発明は、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、一日のうち居住する時間帯のことなる部屋であって、所定の時間帯で居住する側の温度を目標温度に近づけるように居住しない側から前記部屋選択手段によって選択された居住する側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことにより、所定の時間帯に居住する側の温度を目標温度に近づけるように居住しない側から居住する側へ強制的に空気を流す作用を有する。
請求項9記載の発明は、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、一日の日照条件の異なる部屋であって、前記部屋選択手段によって選択された一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう他方の部屋から強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことにより、少なくとも一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう他方の部屋から強制的に空気を流す作用を有する。
請求項10記載の発明は、前記第一の部屋と前記第二の部屋は、東側に面している部屋と西側に面している部屋であって、一日のうちの日照状態に連動させて、前記部屋選択手段によって一方の部屋を選択し、前記一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう東側の部屋から西側の部屋、または、西側の部屋から東側の部屋へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えたことにより、前記部屋選択手段によって一方の部屋を目標温度に近づけるように一日のうちの日照状態に連動させて、東側の部屋から西側の部屋、または、西側の部屋から東側の部屋へ強制的に空気を流す作用を有する。
請求項11記載の発明は、前記第一の部屋と前記第二の部屋にそれぞれ人感センサーを備え、前記部屋選択手段で選択した人のいる側の部屋の温度を目標温度に近づけるよう制御する換気制御手段を設けたことにより、人のいる側の部屋の温度を目標温度に近づけるよう送風手段を制御する作用を有する。
請求項12記載の発明は、前記第一の部屋と前記第二の部屋それぞれ空気調和機の動作を検知する空調機動作検知手段を前記部屋選択手段に設け、前記空気調和機の動作している部屋の温度を目標温度に近づけるよう制御する換気制御手段を設けたことにより、前記部屋選択手段で前記空気調和機の動作している部屋を選択し、この部屋の温度を目標温度に近づけるよう送風手段を制御する作用を有する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施形態について図1〜図6を参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、住宅1内の第一の部屋2と第二の部屋3を連通するダクトまたはガラリ等の第一の連通手段4と第一の部屋2と室外部5を可逆的に連通する第二の連通手段6と第二の部屋3と室外部7を可逆的に連通させる第三の連通手段8とで、換気経路形成し、第一の連通手段4には、後述する制御手段9により強制的に、かつ、決められた方向に空気を流す送風機10を設けている。
また、第一の部屋2と第二の部屋3には、それぞれ、部屋内の温度を計測する第一の温度センサー11と第二の温度センサー12、部屋内の人を検知する第一の人感センサー13と第二の人感センサー14、室内の空気調和機の動作を検知する第一の空調機動作検知手段15と第二の空調機動作検知手段16、部屋内の日照状態を検知する第一の照度センサー17と第二の照度センサー18、および、あらかじめ生活パターンに応じて設定するタイマー手段19を設け前述の制御手段9に信号を入力するよう構成されている。
また、制御手段9は、第一の人感センサー13、第二の人感センサ−14、第一の空調機動作検知手段15、第二の空調機動作検知手段16、第一の照度センサー17、第二の照度センサー18、タイマー手段19の信号と強制制御手段20の信号を受けて制御する部屋を選択する部屋選択手段21と、この部屋選択手段21のアルゴリズムに続いて、前記第一の温度センサー11および第二の温度センサー12の信号を受けて、送風機10の運転を制御する換気制御手段22から構成したものである。
さらに、この換気制御手段22は、一方の部屋の温度を近づける目標温度を設定して、前記送風機10を制御するための目標温度設定手段23を備えている。
上記構成において、図3や図4のフローチャートに示すように、制御手段9は、部屋選択手段21にて制御する部屋を決定する。まず、第一の部屋2に人がいるか否かを第一の人感センサー13の信号から判定する。人がいる場合、第一の部屋2を予め設定しておいた目標温度に制御することとして、換気制御手段22へアルゴリズムをすすめる。また、人がいないと判定した場合または、次に、第一の空調機動作検知手段14の信号から第一の部屋の空調機が運転しているか判定をして、運転している場合、第一の部屋2を制御することとして、換気制御手段22へアルゴリズムを進める。また、第一の部屋の空調機が運転していなければ、次に、第一の部屋の日照状態を第一の照度センサー17にて検知して、所定の照度より高い場合、第一の部屋2を目標温度に制御することとして、換気制御手段22へアルゴリズムをすすめる。また、所定の照度より低い場合、次に、タイマー手段19により、第一の部屋2を制御する時間帯か否か判定して、第一の部屋2を制御する時間帯であれば、第一の部屋2を制御することとして、換気制御手段22へアルゴリズムをすすめる。また、第一の部屋2を制御する時間帯でなければ、部屋選択手段21の状態を検知して、第一の部屋2を制御する場合は、第一の部屋2を制御することとして、換気制御手段22へアルゴリズムをすすめる。また、第二の部屋3を制御することとなった場合は、第二の部屋3を制御することとして、換気制御手段22へアルゴリズムをすすめる。
換気制御手段22は、前記部屋選択手段21の結果により、第一の部屋2または、第二の部屋3の温度を温度設定手段23によって、予め設定した温度へ近づけるようになる。
図5および図6において、第一の部屋2を制御する場合は、図に示すように、目標温度t0に対して、高い温度側へ近づけるか、低い温度側へ近づけるかを読み込み、アルゴリズムにより、目標温度t0より高い側へ近づける場合は、第二の部屋3の温度t2を計測して、目標温度t0より大きい場合は、送風機10を運転して、第二の部屋3から第一の部屋2へ空気を流すこととなる。そして、第二の部屋3は、第3の連通手段8から室外部5の空気を給気して、第一の部屋2は、第二の連通手段6から室外部7へ排気することとなり、第一の部屋2へ第二の部屋から、第一の部屋2より温度の高い空気流して、第二の部屋の温熱を利用して、目標温度t0へ近づけながら換気を行うこととなる。
また、第二の部屋3の温度を計測して、目標温度t0より低い場合は、送風機9を運転して第一の部屋2から第二の部屋3へ空気を送ることとなる。第一の部屋2は、第二の連通手段6から室外部5の空気を給気して、第二の部屋3は、第三の連通手段8から室外部7へ排気することとなり、第一の部屋の温度を制御しながら、第一の部屋2および第二の部屋3を換気することとなる。さらに第一の部屋2が空気調和機により十分に目標温度に制御されている場合には、第一の部屋2の温熱を第二の部屋3へ、送り込むこととなり、換気をしながら、第二の部屋の温度を目標温度に近づけることとなる。
また、目標温度t0より低い側へ近づける場合は、 第二の部屋3の温度t2を計測して、目標温度t0より低い場合は、送風機10を運転して第二の部屋3から第一の部屋2へ空気を流すこととなる。そして、第二の部屋3は、第3の連通手段8から室外部5の空気を給気して、第一の部屋2は、第二の連通手段6から室外部7へ排気することとなり、第一の部屋2へ第二の部屋3から、第一の部屋2より温度の高い空気流して、第二の部屋の温熱を利用して、目標温度t0へ近づけながら換気を行うこととなる。
また、目標温度t0より低い側へ近づける場合は、 第二の部屋3の温度t2を計測して、目標温度t0より高い場合は、送風機10を運転して第一の部屋2から第二の部屋3へ空気を送ることとなる。第一の部屋2は、第二の連通手段6から室外部5の空気を給気して、第二の部屋3は、第三の連通手段8から室外部7へ排気することとなり、第一の部屋2の温度を制御しながら、第一の部屋2および第二の部屋3を換気することとなる。さらに第一の部屋2が空気調和機により十分に目標温度に制御されている場合には、第一の部屋2の温熱を第二の部屋3へ送り込むこととなり、換気をしながら、第二の部屋3の温度を目標温度に近づけることとなる。
そして、各室内で発生、または、蓄積した熱を積極的に他の部屋へ導入して、他の部屋の温熱環境制御に利用することができる。
第一の部屋2を住宅の二階の部屋とし第二の部屋3を一階の部屋とした場合、例えば冬場は、二階の方が暖かく、一階の方が寒いため、一階の部屋を制御する場合、一般に部屋の温度を暖かくしたいので、換気制御手段22のアルゴリズムのなかで、温度設定手段23は、目標温度t0を設定するなかで高いほうに近づけるように設定される。第二の部屋3の温度すなわち第二の温度センサー18の温度t2は、日中は、日照条件が一階より良いため高めになることから送風機10の運転は、第二の部屋3から第一の部屋2へ強制的の空気を流すこととなる。すなわち二階の部屋から一階へ暖かい空気を流して、一階の部屋の温度を上げながら、換気を行なうことができる。また、夜になって、二階の温度が低くなり、第二の温度センサー18の温度t2が目標温度t0より、低くなると送風機10は、第一の部屋2から第二の部屋3へ空気を流すようになり、一階の部屋に二階の冷たい空気を流し込むことはなくなる。
第一の部屋2をリビングルームとし、第二の部屋3を寝室とした場合、部屋を使用する時間帯が異なり、一般には、昼間は、リビングルームを制御して、夜は寝室を制御することとなる。この場合、昼間の第一の部屋2は、人が居住していて、第二の部屋3は、寝室であることから室内空間は閉ざされていて、温度の変化も少なく蓄熱状態になっている。例えば夏場は、第一の部屋2は、空気調和機が運転していて、第二の部屋3は人がいないため空気調和機運転していないため比較的高い温度になっている。換気制御手段22は、以下のアルゴリズムで、送風機10を運転させることとなる。温度設定手段23では、人が第一の部屋2にいることから、アルゴリズム上で第一の部屋2を制御することとして、目標温度は、目標温度t0より低い温度へ近づける側へ設定される。そして、第二の温度センサー12にて計測した温度t2と、前記目標温度t0を比較して、第二の温度センサー12の温度t2のほうがt0より高くなるため、第一の部屋2から第二の部屋3へ空気を強制的に流して、第一の部屋2と第二の部屋3の換気を行うこととなる。第二の部屋3は、第一の部屋2からの排気を利用して、温度を下げ第二の部屋3を目標温度t0の近づけることができる。つぎに、夜間になって、第二の部屋3(寝室)へ人が移動すると、アルゴリズム上で第二の部屋3を制御することとなり、第一の温度センサー11で計測した温度t1と目標温度t0を比較すると、第一の温度センサー11の温度t1の方が、第一の部屋2で空気調和機運転していたことから低くなっているので、送風機10は、第一の部屋2から第二の部屋3へ引き続き空気を流して、換気を行うこととなる。そして、第二の部屋3は、第一の部屋2の余熱で、室内温度を目標温度に近づけることができる。
実施形態では、第一の部屋2と第二の部屋3にそれぞれ第一の温度センサー11と第二の温度センサー12を設けたことにより、第一の部屋2または第二の部屋3のどちらかを選択的に目標温度に近づけるようにして換気を行なうことができる。
次に、第一の部屋2をリビングルームとし、第二の部屋3を寝室とした場合の別の動作を説明する。一般にリビングルームは、寝室より日当たりの良い場所へ設けることから、例えば、第一の部屋2が日当たりが良く、暑い場合、第一の部屋2を制御する場合、換気制御手段22は、以下のアルゴリズムで、制御を行なうこととなる。
目標温度は、部屋の温度を下げたいため、温度設定手段23によって、目標温度t0に対して低い側へ設定される。第二の温度センサー12の計測温度t2と目標温度t0を比較して朝、または、午前中は、第二の部屋3の温度t2は、低く目標温度t0より低くなる。
したがって、送風機10は、空気を第二の部屋3から第一の部屋2へ強制的に流して、第二の部屋3の室内温度を利用して、第一の部屋2の温度を目標温度に近づけながら換気をおこなうことができる。また、第二の温度センサーの温度t2が目標温度t0より高い場合は、第二の部屋3の温熱を利用することはなしに、送風機9は、第一の部屋2から第二の部屋3へ強制的に空気を流して、換気を行うこととなる。
第一の部屋2を例えば住宅の概ね西側の部屋とし、第二の部屋3を概ね東側の部屋とした場合、日照条件が、異なり、午前中は、第二の部屋3に日が良く当たり、第二の照度センサー18によって、部屋選択手段21で、第二の部屋3を制御するように選択されることとなる。また、午後になると、第一の部屋2に日が当るようになり、第一の照度センサー17によって、部屋選択手段21で、第一の部屋2を制御するように選択されることとなる。
第一の部屋2および第二の部屋3のそれぞれに空気調和機が取り付けられていて居住中に運転をしていてその後部屋を第二の部屋3から第一の部屋へ移動した場合に、空気調和機の運転も第二の部屋3から第一の部屋2の空気調和機へ変更される。この場合、手動の部屋選択または,第一の人感センサー13により、第一の部屋2を制御することとなる。
たとえば、夏場は、居住者が移動する前に第二の部屋3は、空気調機が運転されていたため第二の温度センサー14の温度t2は、目標温度t0を空調機の設定温度冷房時は高く設定することにより目標温度t0より低い状態になっている。また、換気制御手段22で、温度設定手段23は、目標温度t0を設定するなかで、低い温度側に設定される。そして、第二の温度センサー12の温度t2と目標温度t0は、比較されて、第二の温度センサー12の温度t2の方が、目標温度t0より、低いことから、送風機10は、第二の部屋3から第一の部屋2へ強制的に空気を流して、換気を行うこととなり、第二の部屋3に空気調和機の運転で蓄えられた温熱を、第一の部屋2へ導くこととなり、目標温度t0に近づけながら換気を行うことができる。
なお、実施形態では、第一の部屋2を制御するために第二の部屋3の温度を計測して、強制的に空気の流れ方向を送風機10によって、変えていたが、第一の部屋2の温度と第二の部屋3の温度を比較して、より目標温度に近くなる方向に送風機10で空気を流しても良いことはいうまでもない。
また、実施形態では、第一の部屋2を概ね西側の部屋とし、第二の部屋3を概ね東側の部屋としているが、概ね北側の部屋と概ね南側の部屋としても、日照条件によって、目標温度に少なくとも一方の部屋の温度を近づけながら換気を行うことができることはいうまでもない。
さらに、本実施例で、あきらかなように、目標温度は、夏,冬を考慮して、空気調和機で設定する温度設定値に対して、空気調和機運転時の途中経過温度(冷房時は高め、暖房時は低め)に設定することにより、本発明の換気による室温の制御が可能となることはいうまでもない。
本発明にかかる換気システムは、連通手段でつながれた部屋間で一方の部屋の温度と予め設定した目標温度から強制的に空気の流れる方向を制御して、部屋間の熱の移動を考慮しながら換気を行うもので、特に居住していない部屋の温熱を有効に使用するものであることから、住宅の構造上、上下に存在する部屋や西と東にとなりあって存在する部屋等日照に差がある部屋間や、リビングと寝室のように一日の生活パターンのなかで居住する時間帯が異なる部屋間の空気の流れを制御することで、個々の部屋に蓄積した温熱を活用しながら換気を行うことに有用である。
2 第一の部屋
3 第二の部屋
4 第一の連通手段
5 室外部
6 第二の連通手段
7 室外部
8 第三の連通手段
9 制御手段
10 送風機
11 第一の温度センサー
12 第二の温度センサー

Claims (12)

  1. 建物内における第一の部屋と第二の部屋を連通させる第一の連通手段と、前記第一の部屋および第二の部屋を室外と連通させる第二の連通手段および第三の連通手段と、前記第一の連通手段を介して強制的に前記部屋間の送風を発生させる送風手段と、前記第一の部屋と第二の部屋のうち制御する部屋を選択する部屋選択手段と、前記部屋選択手段により選択された部屋とは別の部屋の温度を計測する温度計測手段と、部屋の目標温度と前記温度計測手段が計測した温度を比較して前記部屋選択手段により選択された部屋の温度を前記目標温度に近づけるように、前記送風手段による前記部屋間の送風方向を切り替える換気制御手段とを備え、前記換気制御手段は、前記送風手段により、第二の部屋から第一の部屋へ空気を流して、第二の部屋は第三の連通手段から室外部の空気を給気して、第一の部屋は第二の連通手段から室外部へ排気する換気と、第一の部屋から第二の部屋へ空気を流して、第一の部屋は第二の連通手段から室外部の空気を給気して、第二の部屋は第三の連通手段から室外部へ排気する換気とを行う換気システム。
  2. 第一の部屋に配置した人感センサーと、空調機動作検知手段と、照度センサーと、生活パターンに応じて設定するタイマー手段の信号のうち少なくとも一つにより前記第一の部屋を制御する部屋として選択する部屋選択手段を備えた請求項1記載の換気システム。
  3. 第二の部屋に配置した人感センサーと、空調機動作検知手段と、照度センサーと、生活パターンに応じて設定するタイマー手段の信号のうち少なくとも一つにより前記第二の部屋を制御する部屋として選択する部屋選択手段を備えた請求項1記載の換気システム。
  4. リビングルームと寝室を前記第一の連通手段により連通させて、リビングルーム側の空気状態を利用して、前記部屋選択手段によって選択された寝室側を目標温度に近づけるようリビング側から寝室側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えた請求項1記載の換気システム。
  5. リビングルームと寝室を前記第一の連通手段により連通させて、寝室側の空気状態を利用して、前記部屋選択手段によって選択されたリビング側を目標温度に近づけるよう寝室側からリビング側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えた請求項1記載の換気システム。
  6. 前記温度計測手段を前記第一の部屋、および、前記第二の部屋の両方に設け、二つの部屋のうち前記部屋選択手段で選択された一方の部屋の温度をあらかじめ設定した目標温度に近づけるように空気の流れを制御する換気制御手段を備えた請求項1記載の換気システム。
  7. 温度の近づけ方を目標温度より高い温度へ近づけるか、または、低い温度へ近づけるかを設定する温度設定手段を有し、高い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より高いときに、他方の部屋へ排気し、低い温度へ近づける場合は、温度計測手段の計測温度が目標温度より低いときに他方の部屋へ排気して、他方の部屋の温度を目標温度に近づける換気制御手段を備えた請求項1記載の換気システム。
  8. 前記第一の部屋と前記第二の部屋は、一日のうち居住する時間帯のことなる部屋であって、所定の時間帯で居住する側の温度を目標温度に近づけるように居住しない側から前記部屋選択手段によって選択された居住する側へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えた請求項1、または、記載の換気システム。
  9. 前記第一の部屋と前記第二の部屋は、一日の日照条件の異なる部屋であって、前記部屋選択手段によって選択された一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう他方の部屋から強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えた請求項1記載の換気システム。
  10. 前記第一の部屋と前記第二の部屋は、東側に面している部屋と西側面している部屋であって、一日のうちの日照状態に連動させて、前記部屋選択手段によって一方の部屋を選択し、前記一方の部屋の温度を目標温度に近づけるよう東側の部屋から西側の部屋、または、西側の部屋から東側の部屋へ強制的に空気を流す制御を行う換気制御手段を備えた請求項1記載の換気システム。
  11. 前記第一の部屋と前記第二の部屋にそれぞれ人感センサーを備え、前記部屋選択手段で選択した人のいる側の部屋の温度を目標温度に近づけるよう制御する換気制御手段を設けた請求項1記載の換気システム。
  12. 前記第一の部屋と前記第二の部屋それぞれ空気調和機の動作を検知する空調機動作検知手段を前記部屋選択手段に設け、前記空気調和機の動作している部屋の温度を目標温度に近づけるよう制御する換気制御手段を設けた請求項1記載の換気システム。
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