JP6306799B2 - 列車のボギー台車領域の積雪防止装置 - Google Patents

列車のボギー台車領域の積雪防止装置 Download PDF

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Description

本発明は、列車の補助機能性の支援装置に関し、特に、高速列車のボギー台車領域が冬において大雪の天気に運行中に発生する積雪を防止することができる積雪防止装置に関する。
高速列車が、寒冷地で大雪の天気に運行する場合、ボギー台車領域のスポイラーの影響のため、線路上の積雪が巻き込まれるとともに、ボギー台車の上に積み重ね、積雪がボギー台車上で、モーター、ギヤボックス、ディスクブレーキ等の作用により、水に溶解された後、氷になり、往復作用の後、最後にボギー台車上に大きい氷になり、氷がボギー台車の動力的特性を改めて、ボギー台車の運動を制限することで、重大な脱線等の重大事故を起きる可能性もある。
現在、大部分の高速列車には、積雪防止アイシング装置が取り付けられなく、冬に雪の降る天気に運行する場合、ボギー台車に雪と氷の積み重ねが深刻である。一部の高速列車の車体のボギー台車領域のエンドプレートには、ボギー台車領域のフローフィールド構造を改善するためのゴムカプセルが取り付けていて、前記構造は、ある程度で入口の条件を改善し、ボギー台車領域に入る雪の量を減少させて、実際の運行において一定の積雪防止機能があるが、長距離、長経路を走る高速列車に対しては、大雪の天気で長時間運行する場合、対称構造である尾の部分は雪を包み込ませて,最終的にボギー台車領域の深刻な積雪の状況が発生してしまう。
本発明で解決しようとする問題は、以上の背景技術で提出した不足と欠陥を克服して、列車のボギー台車が運行中に積雪の発生を避けて、ボギー台車の動力学性能が保証され、列車が雪の天気に運行する安全性及び運輸効率的を高めた列車のボギー台車領域の積雪防止装置を提供することである。
前記の技術問題を解決するために、本発明から提出した技術方案は、前記列車の底部に取り付けたボギー台車領域の前記積雪防止装置は、列車の運行方向によって動作手順を決定する第1アクチュエータ及び第2アクチュエータを含み、前記第1アクチュエータ及び第2アクチュエータは、それぞれ列車のロアフレームの先端プレートと後端プレートに取り付けられ、ボギー台車は、第1アクチュエータと第2アクチュエータとの間に位置し、前記第1アクチュエータは、伸縮可能な第1ガイドプレートを含み、前記第2アクチュエータは、伸縮可能な第2ガイドプレートを含み、列車の前進方向(即ち、先端)に近づいている前記第1ガイドプレートと、列車の前進方向から離れている前記第2ガイドプレートは、前記第1ガイドプレートが広がって開けている状態である場合、前記第2ガイドプレートは、列車のロアフレームを向かって収縮されて閉じている状態であることのような組み合わせ関係に設置されている列車のボギー台車領域の積雪防止装置を提供することである。
本発明で提出した前記列車のボギー台車領域の積雪防止装置は、簡単で、有効で、また制御しやすり構造を介して、有効的に車両の底部の空気の流動を案内して、ボギー台車領域の雪の量を減少させ、またボギー台車領域の尾の部分の雪の包み込みを防いで、列車のボギー台車領域の積雪の発生確率を更に低減させる。
前記列車のボギー台車領域の積雪防止装置において、好ましくは、前記第1ガイドプレートが広がって開けている状態であることは、具体的に、第1ガイドプレートは、ボギー台車に向かって広がった後に、第1ガイドプレートとボギー台車の先端(即ち、列車の前進方向に近づく端)の間の間隔を縮ませることを意味し、前記第2ガイドプレートが収縮されて閉じている状態であることは、具体的に、第2ガイドプレートは、前記列車のロアフレームを向かって、前記後端プレートに寄せ集めて密接していることを意味する。前記好ましい方案において、列車の底部に取り付けた積雪防止装置は、列車の底部的空気に対して、より目標的な案内を行うことができ、一方はボギー台車の先端領域にできるだけボギー台車領域の積雪量を減少させ、一方はボギー台車領域の尾端にできるだけ空気を案内して流れ出すようにして、積雪の発生を減少させる。
前記列車のボギー台車領域の積雪防止装置において、好ましくは、前記広がって開けている状態の第1ガイドプレートは、底面空気をレール面からずらすように案内する傾斜面が設けられ、また前記傾斜面は、水平面に対して、90°以下の角度αになり、αは、30°〜90°に抑えることが好ましく、30°〜60°(特に、45°であることが好ましい)に抑えることがより好ましく、前記収縮されて閉じている状態の第2ガイドプレートは、ボギー台車領域の空気を前記後端プレートの後方から流れ出すように案内する傾斜面が設けられ、また前記傾斜面は、水平面に対して、90°の角度βになり、角度βは、60°の範囲内に抑えることが好ましく、40°〜60°(特に、45°であることが好ましい)に抑えることがより好ましい。第1ガイドプレートと第2ガイドプレートとの間の距離をLとすることができ、これらの寸法設計パラメータ間の相互関係は、「実験およびシミュレーション計算」によって決定することができる。
前記本発明の好ましい技術方案において、第1ガイドプレートに対して最適化設計を行うことで、最大限にボギー台車領域に空気中の雪の巻き込みを回避することができて、ボギー台車領域の雪の入る量を減少させるとともに、第2ガイドプレートに対して最適化設計を行うことで、列車の後端に近づくガイドプレートが閉じる状態であり、これはボギー台車領域の後方の気流が最大限にボギー台車領域に還流させて、最大限に雪の出る量を増加させる。
前記列車のボギー台車領域の積雪防止装置において、好ましくは、前記第1ガイドプレートと第2ガイドプレートといずれも、シリンダ駆動機構によって広がって開けるかまたは収縮されて閉じるように駆動し、前記シリンダ駆動機構は、複動シリンダ及び複動シリンダに連通されるガスタンクを含み、また複動シリンダとガスタンクとの間のガス通路には、複動式ソレノイドバルブが設けられている。もちろん、複動シリンダは、複動式油圧シリンダに替えることができる。好ましくは、前記シリンダ駆動機構を用いることで、低い費用と簡単な構造である前提の下で、より良く第1ガイドプレートと第2ガイドプレートの協同作用を実現することができ、ボギー台車の積雪を防止することができ、また、複動式ソレノイドバルブを設置することで、より良く列車的正、反方向の運動に適応することができ、例えば、列車が正方向に運行する時、第1ガイドプレートが広がって開けるが、第2ガイドプレートは、収縮されて閉じ、列車が反方向に運行する時、ただ複動式ソレノイドバルブの簡単な動作によって、すでに開けている第1ガイドプレートを閉じるようにして、反対方向に運行する状態である第2ガイドプレートになり、その同時に既に閉じている第2ガイドプレートが広がって開けて、反対方向に運行する状態である第1ガイドプレートになる。
前記列車のボギー台車領域の積雪防止装置において、好ましくは、前記第1ガイドプレートと第2ガイドプレートといずれも、固定端の周りを回転して広げるキャビティ構造であり、前記キャビティ構造の一側の取り付けフレームと、列車の底部構造とは組み合わせ取り付けられ、前記該キャビティ構造の他側の端面は、広がって開けるかまたは収縮されて閉じるように駆動する駆動機構に連結される。好ましくは、駆動機構を前記シリンダ駆動機構を選択した時、前記端面は、対応的に複動シリンダに連結される。更なる改善として、前記キャビティ構造の端面にスティフナーフレームを増加し、また駆動機構(例えば、シリンダ駆動機構の複動シリンダ)は、前記スティフナーフレームに連結され、こうすると、更に前記複動シリンダの作用で、端面の変形が発生しないように確保できるが、他面は、速やかに変形が起こすことで、広がって開けるかまたは収縮されて閉じることを実現することができる。更なる改善として、前記キャビティ構造の取り付けフレームと、端面との間に、蛇腹状の伸縮部によって連結され、前記伸縮部は、主に耐寒性、耐衝撃性、軽量のゴム材料または繊維材料から構成され、例えば、天然ゴムとブタジエンゴムとの共用ゴムは、高弾性、耐衝撃性、耐寒性等の特性があり、零下40℃の環境で正常に使用可能である。
前記列車のボギー台車領域の積雪防止装置において、好ましくは、前記キャビティ構造は、取り付けフレームの一側でのみ開口され、また列車の底部構造と密閉型キャビティを形成する。こうして第1ガイドプレートが広がって開ける時、雪の花がキャビティ構造に飛び込んでくることを防止して、アクチュエータの正常的な運行を確保することができる。
従来技術と比べて、本発明の利点は、以下のようである。本発明は、専門的に列車(とくに、高速列車である)のボギー台車領域の積雪を防止するための積雪防止装置を提供し、前記装置は、列車の底部の空気の流動を案内することができて、列車のボギー台車が運行中での積雪の発生を防止し、ボギー台車の動力学性能が積雪のため悪化されないことを確保し、高速列車が、雪の天気での安全性及び運輸効率を高める。好ましい設計方案において、本発明の積雪防止装置は、ボギー台車の先端から入るボギー台車領域の雪量を減少させるばかりでなく、ボギー台車領域の尾の部分の還流も減少させ、より大幅にボギー台車の積雪と結氷を減少させる。一方、より好ましい設計方案において、本発明の積雪防止装置は、列車の運動方向の変化によって、自動的に変化を起こすことができて、列車の運行方向に行って、自動的に伸縮され、作業が確実にできるし、構造が簡単であり、またメンテナンスも必要がない。
本発明の実施例において、第2ガイドプレートが収縮されて閉じている時の構造模式図である。 本発明の実施例において、第1ガイドプレートが広がって開けている時の構造模式図である。 本発明の実施例において、第1ガイドプレートと第2ガイドプレートがボギー台車領域における取り付け構造模式図である。 本発明の実施例における積雪防止装置が、車両が右に運行する時の作業原理の模式図である。 本発明の実施例における積雪防止装置が、車両上の取り付け模式図(ボギー台車を省略した透視図である)である。
より明確に本発明の実施例または従来技術の技術方案を説明するために、以下は、実施例または従来技術の記述で必要になる図面に関して簡単に紹介し、以下の記述中の図面は、本発明の複数の実施例であり、本技術領域においての普通の技術者のとっては自明であり、創造性労働を奉献していない前提の下では、これらの図面によって、他の図面を獲得することができる。
本発明を理解しやすくするために、以下は、説明の図面と好ましい実施例に合わせて、本発明についてより完全で、詳しく記述するが、本発明の保護範囲は、以下の具体的な実施例により限定されていない。
特に説明することは、ある素子が他の素子に「に固定されて、に締結されて、に連結されて、またはに連通されて」いる時は、直接に他の素子に固定、締結、連結または連通したり、または他の中間連結子を介して、間接的に他の素子に固定、締結、連結または連通される。
他に特に定義されていない限り、以下に使用されるすべての専門用語は、本技術領域の技術者が通常に理解されている意味と同じである。本文において使用されている専門用語は、ただ具体的な実施例を記述することに目的とし、本発明の保護範囲を限定することに旨とすることではない。
他に特別な説明がない限り、本発明において使用される各種の素材、試薬、機械及び設備などは、いずれも市販から購入でき、または従来の方法で調製して獲得することができる。
実施例
図1〜図5に示される本発明の高速列車のボギー台車領域が運行中に積雪の発生を防止することができる列車のボギー台車領域の積雪防止装置において、前記積雪防止装置は、列車の底部のボギー台車領域の前、後端プレート上に取り付けられ、前記積雪防止装置は、駆動機構、及び列車の運行方向によって動作手順を決定する第1アクチュエータ及び第2アクチュエータを含み、第1アクチュエータ及び第2アクチュエータは、それぞれ列車のロアフレームの先端プレート16と、後端プレート11上に取り付けられ、ボギー台車17は、第1アクチュエータと第2アクチュエータとの間に位置する(図5を参照)。
本実施例において、前記第1アクチュエータは、伸縮可能な第1ガイドプレート18(図2を参照)を含み、第2アクチュエータは、伸縮可能な第2ガイドプレート1(図1を参照)を含み、列車の前進方向に近づいているのを前記第1ガイドプレート18とし、列車の前進方向から離れているのを前記第2ガイドプレート1(たとえ列車が転向すると、第1ガイドプレートと第2ガイドプレートを交換すればいい)とし、第1ガイドプレート18と第2ガイドプレート1は、列車が前進する時、第1ガイドプレート18が、ボギー台車17に向かって広がって開けている状態であるとともに、第2ガイドプレート1は、列車のロアフレームに向かって収縮されて閉じている状態であることのような組み合わせ関係に設置されている。
図4に示されるように、本実施例において、第1ガイドプレート18は、ボギー台車17に向かって広がって開けている状態であることは、第1ガイドプレート18が、ボギー台車17に向かって広がった後に、第1ガイドプレート18とボギー台車17の先端(即ち、列車の前進方向に近い端)との間の間隔を縮ませることを意味し、即ち、第1ガイドプレート18は、前方の輪セット10に近づいて、広がって開けている状態である第1ガイドプレート18は、底面空気をレール面からずらすように案内する傾斜面が設けられ、また前記傾斜面は、水平面に対する角度αを45°に抑えている。第2ガイドプレート1は、列車のロアフレームに向かって収縮されて閉じている状態であることは、第2ガイドプレート1は、列車のロアフレームに向かって後端プレート11寄せ集めて密接していて、即ち、第2ガイドプレート1が徐々に後方の輪セット10から離れていき、収縮されて閉じている状態である第2ガイドプレート1は、ボギー台車領域の空気を前記後端プレートの後方から流れ出すように案内する傾斜面が設けられ、また前記傾斜面は、水平面に対するの角度βを45°に抑えている。本実施例の積雪防止装置は、列車の底部の空気に対してより目標的な案内を行うことができ、一方はボギー台車の先端領域にできるだけボギー台車領域の積雪量を減少させ、一方はボギー台車領域の尾端にできるだけ空気を案内して流れ出すようにして、積雪の発生を減少させる。
図1、2、3に示されるように、本実施例中の第1ガイドプレート18と第2ガイドプレート1といずれも、固定端の周りを回転して広げるキャビティ構造(扇形に類似する)であり、前記キャビティ構造は、取り付けフレーム9と端面8を含み、取り付けフレーム9と端面8との間は、蛇腹状の伸縮部7によって連結され、本実施例中の伸縮部7は、主に耐寒性、耐衝撃性、軽量のゴム材料または繊維材料から構成される。キャビティ構造の一側に位置する取り付けフレーム9は、矩形のフレームと列車の底部構造と組み合わせて取り付けられ、前記キャビティ構造の他側の端面8には、スティフナーフレーム15を加えて取り付け、前記スティフナーフレーム15は、広がって開けるかまたは収縮されて閉じるようにキャビティ構造を駆動する駆動機構に連結され(図2を参照)、こうすると、駆動機構の作用の下で、端面の変形が発生しないように確保できるが、他面は、速やかに変形が起こすことで、広がって開けるかまたは収縮されて閉じることを実現することができる。本実施例において、第1ガイドプレート18と第2ガイドプレート1のキャビティ構造は、密閉型キャビティ19であり、取り付けフレームの一側でのみ開口され(図2を参照)、取り付けフレーム9と列車の底部構造によって、密閉が形成される。こうすると、アクチュエータ(即ち、前記第1アクチュエータ及び第2アクチュエータ)動作する時、雪がアクチュエータの中に吸い込まれることを防ぎ、アクチュエータの安定的な運行を確保することができる。
図4に示されるように、本実施例における駆動機構は、シリンダ駆動機構が使用され、即ち、第1ガイドプレート18と第2ガイドプレート1は、いずれもシリンダ駆動機構によって広がって開けるかまたは収縮されて閉じるように駆動し、前記シリンダ駆動機構は、複動シリンダ4と、複動シリンダ4に連通されるガスタンク13を含み、ガスタンク13と各組の複動シリンダ4との間のガス通路上には、全て複動式ソレノイドバルブが設けられていて、ここで、ガスタンク13と第1ガイドプレート18を駆動する複動シリンダ4との間のガス通路上には、第1複動式ソレノイドバルブ12がもうけられていて、ガスタンク13と第2ガイドプレート1を駆動する複動シリンダ4との間のガス通路上には、第2複動式ソレノイドバルブ14が設けられている。第1ガイドプレート18を駆動する複動シリンダ4の一端は、取り付け台2とロールピン3を介して、ボギー台車領域の列車のロアフレームビーム(図示せず)に固定され、他端は、ガイドプレートロールピン5とガイドプレート台6を介して、第1ガイドプレート18の端面8に締結され、第2ガイドプレート1を駆動する複動シリンダ4の一端は、取り付け台2とロールピン3を介して、ボギー台車領域の後端プレート11に固定され、他端は、ガイドプレートロールピン5とガイドプレート台6を介して、第2ガイドプレート1の端面8に締結される。前記シリンダ駆動機構を用いることで、より良く第1ガイドプレートと第2ガイドプレートの協同作用を実現することができ、ボギー台車の積雪を防止することができ、また、複動式ソレノイドバルブを設置することで、より良く列車的正、反方向の運動に適応することができる。
本実施例の列車のボギー台車領域の積雪防止装置において、第1ガイドプレート18、第2ガイドプレート1の高さ、第1ガイドプレート18の傾斜面と水平面との角度α、第2ガイドプレート1の傾斜面と水平面との角度β、ボギー台車領域の長さ等のようなこれらのパラメータは、全てが「実験およびシミュレーション計算」により決定する。
以上のように、具体的な取り付け応用の中で、各ボギー台車領域にそれぞれ一セットの本発明の積雪防止装置を取り付けることがさいてきであり、各セットの積雪防止装置は、いずれも二つのアクチュエータ(即ち、前記第1アクチュエータ及び第2アクチュエータである)を含み、各アクチュエータは、全て一組の複動シリンダと一つの複動式ソレノイドバルブを含み、その動力は、車両搭載の高圧空気を共用している。
本実施例の列車のボギー台車領域の積雪防止装置の作業原理は、図4に示されるように、列車が右に運行する時、ガスタンク13での高圧空気が、第2複動式ソレノイドバルブ14の1位端を経由して、ボギー台車領域の後端の複動シリンダ4の1位端に通気し、それは、後端の複動シリンダ4を収縮するように駆動され、さらに第2ガイドプレート1を連れて収縮し寄せ集めることで、後端プレート11に密接されるとともに、ガスタンク13中の高圧空気流が、第1複動式ソレノイドバルブ12の2位端を経由して、ボギー台車領域の先端の複動シリンダ4の2位端に通気し、ボギー台車領域の先端の複動シリンダ4は広げ、さらに第1ガイドプレート18を推進して、ボギー台車17に向かって広がって開けるようにすることで、第1ガイドプレート18とボギー台車17の先端との間の距離が縮められ、第1ガイドプレート18の広がって開けて形成される傾斜面が、前方底部の気流を強迫して、気流をレール面からずれるようにして、気流がボギー台車領域に進入することを防ぎ、気流中に雪の花が混ぜているため、ボギー台車領域に進入した雪の量を減少させるが、第2ガイドプレート1は、収縮して寄せ集めの状態であり、それが形成した傾斜面は、底部気流を後方の第2ガイドプレート1に押し付いた時、気流はまだ後方に向かって移動して、気流のボギー台車領域に向かっての還流を避け、気流中に雪の花を混ぜ込んでいるため、尾の部分からボギー台車領域に進入する雪の花を減少させ、第1ガイドプレート18と第2ガイドプレート1の共同作用は、ボギー台車領域の積雪を大幅に減少する。列車が反対方向に運行する時、第2複動式ソレノイドバルブ14は、2位端に切り替え、第1複動式ソレノイドバルブ12は、1位端に切り替えることで、ボギー台車17の両側の複動シリンダ4が反対の動作が発生するが、作業原理と列車の正方向に運行する時と完全に同じであるので、同様に積雪の発生を減少させる。列車が車庫に入るかまたは長時間停車する時、ボギー台車17の両側の第1ガイドプレート18と第2ガイドプレート1は、複動シリンダ4の作用により納められて、非作業状態に復帰することができる。これからわかるように、本発明の列車のボギー台車領域の積雪防止装置を取り付けて応用することは、減速運行をしない前提の下で、最大限に列車の運行安全性を確保することができる。
1 第2ガイドプレート
2 取り付け台
3 ロールピン
4 複動シリンダ
5 ガイドプレートロールピン
6 ガイドプレート座
7 伸縮部
8 端面
9 取り付けフレーム
10 輪セット
11 後端プレート
12 第1複動式ソレノイドバルブ
13 ガスタンク
14 第2複動式ソレノイドバルブ
15 スティフナーフレーム
16 先端プレート
17 ボギー台車
18 第1ガイドプレート
19 密閉型キャビティ

Claims (9)

  1. 列車の底部ボギー台車領域に取り付けられる列車のボギー台車領域の積雪防止装置において、
    列車の運行方向によって動作手順を決定する第1アクチュエータ及び第2アクチュエータを含み、
    前記第1アクチュエータ及び第2アクチュエータは、それぞれ列車のロアフレームの先端プレートと後端プレートに取り付けられ、ボギー台車は、第1アクチュエータと第2アクチュエータとの間に位置し、前記第1アクチュエータは、伸縮可能な第1ガイドプレートを含み、前記第2アクチュエータは、伸縮可能な第2ガイドプレートを含み、列車の前進方向に近づいている前記第1ガイドプレートと、列車の前進方向から離れている前記第2ガイドプレートは、前記第1ガイドプレートが広がって開けている状態である場合、前記第2ガイドプレートは、列車のロアフレームを向かって収縮されて閉じている状態であることのような組み合わせ関係に設置されていることを特徴とする列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
  2. 前記第1ガイドプレートが広がって開けている状態であることは、具体的に、第1ガイドプレートは、ボギー台車に向かって広がった後に、第1ガイドプレートとボギー台車の先端との間の間隔を縮ませることを意味し、前記第2ガイドプレートが収縮されて閉じている状態であることは、具体的に、第2ガイドプレートは、前記列車のロアフレームを向かって、前記後端プレートに寄せ集めて密接していることを意味することを特徴とする請求項1に記載の列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
  3. 前記広がって開けている状態の第1ガイドプレートは、底面空気をレール面からずらすように案内する傾斜面が設けられ、また前記傾斜面は、水平面に対して、90°以下の角度αになり、前記収縮されて閉じている状態の第2ガイドプレートは、ボギー台車領域の空気を前記後端プレートの後方から流れ出すように案内する傾斜面が設けられ、また前記傾斜面は、水平面に対して、90°の角度βになることを特徴とする請求項1に記載の列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
  4. 前記αの角度範囲は、30°〜60°に抑えられ、前記βの角度範囲は、40°〜60°に抑えられることを特徴とする請求項3に記載の列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
  5. 前記第1ガイドプレートと第2ガイドプレートといずれも、シリンダ駆動機構によって広がって開けるかまたは収縮されて閉じるように駆動し、前記シリンダ駆動機構は、複動シリンダ及び複動シリンダに連通されるガスタンクを含み、また複動シリンダとガスタンクとの間のガス通路には、複動式ソレノイドバルブが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
  6. 前記第1ガイドプレートと第2ガイドプレートといずれも、ゴムカプセルより作られたキャビティ構造であり、前記キャビティ構造の一側の取り付けフレームと、列車の底部構造とは組み合わせて取り付けされ、前記キャビティ構造の他側の端面は、広がって開けるかまたは収縮されて閉じるように駆動する駆動機構に連結されることを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
  7. 前記駆動機構は、シリンダ駆動機構であり、前記シリンダ駆動機構は、前記第1ガイドプレートまたは第2ガイドプレートが広がって開けるかまたは収縮されて閉じるように駆動し、前記シリンダ駆動機構は、複動シリンダと複動シリンダに連通されるガスタンクを含み、また複動シリンダとガスタンクとの間のガス通路には複動式ソレノイドバルブが設けられ、前記キャビティ構造の端面には、スティフナーフレームが取り付けされ、また複動シリンダが前記スティフナーフレームに連結されることを特徴とする請求項6に記載の列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
  8. 前記キャビティ構造の取り付けフレームと端面との間は、蛇腹状の伸縮部によって連結され、前記伸縮部は、主に耐寒性、耐衝撃性、軽量のゴム材料または繊維材料から構成されることを特徴とする請求項6に記載の列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
  9. 前記キャビティ構造は、取り付けフレームの一側でのみ開口され、また列車の底部構造と密閉型キャビティを形成することを特徴とする請求項6に記載の列車のボギー台車領域の積雪防止装置。
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